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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《新約 84》
- 2026/06/24 (Wed) |
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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【「偽りの王」=彼は何を偽っていたのか?】
【真っ黒な彼は、それでも「聖者」だった】
【「彼に非などない」と、言ってあげたかった】
【それでも彼は「君に罪などない」と言う】
《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【「偽りの王」=彼は何を偽っていたのか?】
【真っ黒な彼は、それでも「聖者」だった】
【「彼に非などない」と、言ってあげたかった】
【それでも彼は「君に罪などない」と言う】
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今回は、前回《新約 83》の最後の続き。
前回の内容を踏まえた上で、説明不足だと思う部分を書き足しつつ。
アーデンが所謂「献身者」だけではなく「聖者」と表された理由までを、繋いでいきたいと思います。
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【「偽りの王」=彼は何を偽っていたのか?】
彼は神の言う「運命」とやらに従って、ではなく。
自分の意志で自分を偽り「偽りの王(=ラスボス)」を、演じていた。
この部分を読んで「アーデン自身が自分を偽っていたら、アーデン自身も「真実」を歪めてる事にならない?」と思われていたら、自分の説明不足だと思うので。まずはココを補足。
これに関しては、本当に自分設定で申し訳ないのですが。ずっと書き続けてきたように、
剣神バハムートの選択肢「それでも運命に抗うか?」に、
*運命に「従った」結果(プログラムで動くゲームのキャラ) ⇒【FF15】に分岐。
*運命に「抗った」結果(プログラムに従わないバグの産物) ⇒《新約》に分岐。
と、考えていて。
つまり、どう分岐しているのか分からない「結局どっちを選択した結果が【FF15】に繋がるの?」って感じの選択肢の分岐先を、上記のように決める事で「【FF15】と《新約》は、最初から既に分岐済みのIFルート(パラレルワールド二次創作)」としています。
だから「【FF15】と《新約》は、同じ部分(=FF15)を共有している(ように見える)けど。実際は最初から別々の、異なるイオスの世界」という認識で。
【FF15】に手を加えたのが《新約》ではなく。
【FF15】は【FF15】で、ちゃんと別に存在する世界だし。
《新約》は《新約》で、自分の頭の中に存在する別の世界・・・となり。
そのように分岐先を定めた上で、思考のチューニングを【FF15】から《新約》に合わせて頂き、もう少し深く突っ込んで行くと。
*運命に「従った」結果・・・というのは、アーデンは神を信じ「バグの力(自己チェック&修復プログラム)を手放し、極々普通のゲームのキャラになってしまった」⇒「創り手によって組まれたプログラム通りに動く、自己を持たない極々普通のゲームのキャラ(神の傀儡)となってしまったアーデン」と言う事で。
それはつまり、イオスの世界は「真実の探求者」であり「導き手」でもあるアーデンを失ってしまった・・・という事でもあり。
その結果の世界が、神々の創り手の思惑に沿って生まれた【FF15】の世界で。
*運命に「抗った」結果・・・というのは、アーデンは神を信じなかった「本当に「全ての真実」を開示する覚悟が有るのか?今まで散々「それが世界の為なのだ」と、不都合な真実・黒歴史を無かった事にしてきたのは誰だ?」⇒「創り手によって組まれたプログラムに従わない、バグの力(自己チェック&修復プログラム)を利用してでも、自分の信じる道を選んだアーデン(=オレは 神の傀儡にはならん)」と言う事で。
それはつまり、アーデンは「オレはオレの道を生きる 血と闇にまみれようとも」・・・神の導きも庇護も必要とせず。自分の使命を果たす(=世界に真実を取り戻す為、ノクティスを真の王に育て上げる)と同時に、自分に与えられた役割(=物語におけるラスボス役)を演じ切る事を誓った・・・という事でもあり。
その結果の世界が、神々にも御する事が出来ないアーデンが導く《新約》の世界。
なので、そもそもの話。
自分の意志で自分を偽り「偽りの王(=ラスボス)」を演じていたのは、運命に「抗った」結果の《新約》アーデンの方だけで。
そのアーデンの働きのお陰で《新約》の世界は【FF15】では失われている「第二章:レイヴスが主人公の物語(=ノクティスがクリスタルの中で見てきた、レイヴス視点の過去の世界)」を。
更にその中で「アーデン自身の過去の物語(ルシスの禁忌とは?)」を、取り戻す事ができ。
クリスタルから戻った・・・過去の世界の「真実」を得て帰って来たノクティスに、バハムートはこう告げた。
「ーー力は満ちた」
「偽りの王が待つ 祖国へ向かうがいい」
真実を得て戻ってきたノクティスなら、バハムートの言葉の本当の意味が分かった筈。
「ーー力(=真実)は満ちた」
「偽りの王(=自分を偽っている王)が待つ 祖国へ向かうがいい」
今まで書いてきたように《新約》の世界は【FF15】に「第二章:レイヴスが主人公の物語(=ノクティスがクリスタルの中で見てきた、レイヴス視点の過去の世界)」を足しただけで、他の部分には一切変更を加えていません。
でも「第二章」が挟まっていれば、欠けている「真実」を取り戻せていたら・・・全く同じ【FF15】の部分「第一章&三章:ノクティスが主人公の物語」も「真実に基づいた、違う物語」に見えて来る筈で。
その「真実に基づいた、違う物語」に辿り着けたら、例え《新約》のアーデンが「自分の意志で自分を偽り「偽りの王(=ラスボス)」を演じていた」としても、それはアーデンが「真実」を歪めていた事にはならない。
だって「本当のアーデンは、こういう人物」だった、けど「ノクティスを真の王へと導く為、あえて悪役を演じていたんだ」って一連の「真実」が「想い出・記憶」が、ちゃんとイオスの世界に「真実」として残るんだから。なので、
彼は神の言う「運命」とやらに従って、ではなく。
自分の意志で自分を偽り「偽りの王(=ラスボス)」を、演じていた。
としても「アーデン自身が自分を偽っていたら、アーデン自身も「真実」を歪めてる事にならない?」←とは、なりません。
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【真っ黒な彼は、それでも「聖者」だった】
以上「紛らわしい言い方したり、胡散臭かったり、芝居がかってても、アーデンは「真実の探求者」だから、絶対に嘘は吐いていない(=真実を曲げる事はない)」と念を押したトコで。
前回保留にした、今回の本題。アーデンが所謂「献身者」だけではなく「聖者」と表された理由・・・ですが。
ここまで来ると、普通なら正直もう十分「聖者」でイイと思う。だって只管世界の為を思って、ココまで尽くし頑張ってきたんだから。
でもアーデンは普通ではない、魂が神様由来の「ソルハイムの王」だったから。
只管世界の為を思って、ココまで尽くし頑張って来てた・・・その行動を以って「献身者」と呼ぶ事はあっても、その行動を以って「聖者」とはならない。
どういう事かと言うと。一括りに「献身者」と言っても、その「献身」には色々な動機があって。
例えば、世界に「真実」を取り戻したいアーデンと、真の王・ノクティスの場合。
(今のイオスの世界が、歪み傾き転覆寸前なのは、
彼らが勝手にルシス王家を名乗り、
自分達の勝手で「真実」を「改編・改竄」し、
都合が悪くなった「真実」を闇に葬り、無かった事にして。
挙句、今やその王様でさえ、
それら「失われた真実」を、忘れてしまっているからだ。
そう、全ては彼らが「真実」を蔑ろにしたせい。
だから彼ら・・・ノクトには「全ての真実を知る王」となり、
責任を取って、イオスの世界を建て直してもらわなきゃならない。
でも、あの子、頼りないからなぁ・・・。
仕方がない。イオスの世界の為だから、オレも協力してあげるよ。)
・・・って思いで、ノクティスの「真実」を取り戻す「復習」に付き合ってあげてたなら。
動機がどうであれ、やってる事は確かに「献身的(献身者)」だろうけど、果たしてこれは「聖者」と言えるかな?
いや、まぁ・・・明らかにルシス王家側が悪いと思ってるのに、自分が「悪役」を引き受けてまで、イオスの世界を救おうとした。そう考えたら「聖者」なのかもしれないけど、ちょっと自分の中の「聖者」とはイメージが違うというか。
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だからこそ「アーデンは、そう思わなかった」という事で。
じゃあ、アーデンはどんな思いで、ノクティスの「真実」を取り戻す「復習」に付き合っていたのか・・・って言うと。
(自分が道半ばで倒れてしまったから、
イオスの世界は、こんな事になってしまった。
それは、申し訳ない事をしたと思うけど。
今のイオスの世界は、ノクティスを真の王に選んだ。
そして選ばれた以上は、国の民らの未来の為に。
どんなに理不尽でも、王としての務めを果たさなきゃならない。
その為には勿論、オレも最善を尽くす。
だから一緒に、このイオスの世界に「真実」を取り戻そう。
オレ、期待してるから。
真の王になって、新たなイオスの世界の創造神になってよ。)
(その為ならオレ、どんな協力も惜しまないから。)
・・・という思考回路の上での「どんな協力も惜しまない」アーデンが実際にとった行動が「【FF15】のアーデン(ラスボス役を演じながら、主人公を導く)」で。
だとしたら、やっぱり「魂が神様由来(=ソルハイムの王は、炎神イフリートの現人神でもある)」だからか、根本的にどっか感覚が違うんだろうなって。
つまりアーデンは「後世のルシス王家の罪(真実の喪失)」ですら「自分が道半ばで倒れなかったら、こんな事にはならなかった」と・・・それはそれで許される事では無いんだけど、それ以上に「全ては自分の死から始まった事だ」として。彼らを一方的に責めるどころか、自分のせいで迷惑を掛けてしまったと捉えていた。
その一方、彼は良くも悪くも「魂が神様由来の、人でなし(=思考が神様寄り)」だったので。
自分のせいだからと、その事を今更後悔したり。
歴代王のせいだからと、王家の所業を責めたりはせず。
そんな事で立ち止まっている時間などない、と。
始まりの王「ソルハイムの王」として、後ろに続く民らの為に、彼らの未来を願い、最善の道を見定め、前へ前へと進み続ける。
全てはイオスの世界の為・・・アーデンの行動原理は、ただそれだけだった。
なので、今の自分の境遇を憂いでいるとか、ルシス王家の人間を恨んでいる・・・って事は無いです。上に書いたようにアーデンは「魂が神様由来の、人でなし(=思考が神様寄り)」なので、当たり前に「自分が道半ばで倒れてしまった」⇒「王としての使命を果たせなかった」⇒「解放されたので、王としての使命を果たそうとした」⇒「でも、今の世界に拒否られた」⇒「だったら今の自分に出来る事で、王としての使命を果たす」⇒「この世界の王・ノクティスに協力しよう(彼を真の王へと導く)」ってなっただけの事で。
勿論「ルシスの初代王になれなかった事を恨んでる」なんて事もありません。だってアーデンは、古の超大国・ソルハイムの王様だもん。寧ろ、頼まれたって断ってる。
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【「彼に非などない」と、言ってあげたかった】
アーデンは「全ては自分の死から始まった事(=自分が道半ばで倒れなかったら、こんな事にはならなかった)」と考えていた・・・として。
じゃあ「本当に全部、アーデンのせいなのか?」って言ったら、そりゃ「そうはならんやろ?」と。
確かにアーデンが、生まれたばかりの国に進むべき道筋を示してやれていれば、こんな事にはならなかったかもしれない。それこそ「ルシス王国」なんて・・・ちゃんと「自分の国に相応しい名を付けなさい」と、幼い王に助言してやれたに違いない。ここは私の国ではない、私は私の国に帰るのだから、と。
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でも、その「アーデンの死(病気)」だって、彼に非は無かった《新約 54&55》。
だってアーデンの命を奪った病気の運び手は「蚊」だったから、そんなの防ぎようがない。
その病気自体は、過去の大流行を乗り越えた東の大陸の民らにとっては、発症する事すら稀&病原菌の変異による弱毒化が進んでいたので、既に遠い過去の病気となっていた。
でも蚊を媒介とするその病が、寒冷地であるソルハイム王国領では未知の病だった事。
嘗ては尊い神の血を守る為と、長く近親婚を繰り返していた血統だった事。
本人は苦には思っていなかったけれど・・・やはり長旅&慣れない土地での生活に、体が万全の状態では無かった事。
それらの事情が重なり、アーデンは病気に対する免疫を持たず、過去繰り返されてきた近親婚による遺伝子疾患を抱えており、旅の疲労から抵抗力も落ちていたので。
同じように免疫を持たないソルハイムの青年でも罹患しなかった病気「黄熱病(通称:黒吐病)の変異種」が重症化し、そのまま帰らぬ人となってしまった・・・んだけど。
その蚊に刺された経緯だって、そんな病原菌を持つ蚊が現存している場所・・・衛生面まで手が回らない貧しい家・地域にでも「民の為だ」として、足を運んでいたのだとしたら。
そんな最期を遂げたアーデンに「お前が勝手に、途中で死んだせいだ」なんて、言える筈がない。
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そして、その「アーデンの死(死因・時期)」だって、彼に非は無かった《新約 55》。
アーデンの本当の死因は「黄熱病(通称:黒吐病)の変異種」による、避けられない病死だった。
でもアーデンへの秘めた思い故に「最期くらいは、人として安らかな死を・・・」と。
ソルハイムの主神・炎神イフリートを祀る「炎神の祭壇」での最期の一時、誰にも邪魔されない終わりを願ったエイラの言葉を、
「彼らに『アーデンは死んだ』と。
そして『私は、アーデンの後を追っていった』と。
・・・そう、伝えて。」
「・・・分かりました。
アーデン様への、エイラ様の想い。
私は、それに添いたいと思います・・・。」
エイラは「対の娘=王の対の存在として支える役割」という、誰よりも側に居る事を許された特別な存在であっても。それは双子神の関係「兄:炎神イフリート、妹:氷神シヴァ」のそれであって、一人の女性として愛される事は決してない・・・そんな関係で。
ミルスは「神成(かんなり)=遺伝子疾患により子供が生まれにくい血統となっていた、次代の王の子を成す事を定められた娘(側室の一人)」という役割であって、一人の女性として愛される事は決してない・・・そんな関係だったから。
エイラもミルスも、アーデンを一人の男性として愛していた。
でも彼女らは、一人の女性として愛される事は決してない関係で。
故に、二人は「最期くらいは・・・」と、願ってしまった。
だから、エイラの言葉を「真実」とする為。ミルスは「橋から転落しそうになった自分を咄嗟に引き上げようとした所、足元が崩れ落ち転落してしまった」と・・・伝令役としてアーデンに同行していた二人の青年に告げ、自分も島への同行を願い出た。そうする事がせめてもの「全て私の責任なのですから。私の口から説明するのが、せめてもの償いです」として。
そういう経緯で、アーデンはまだ生きていたのに「死んだ」事にされ。
その死因も「病死」ではなく「事故死(転落)」と報告された。
つまり彼を愛した二人の女性によって、彼を愛するが故に「その死因と時期を、歪められてしまった」と言う事。
だからアーデンの死因が「病死だったのに、事故死とされた」のも「死亡時期が若干ズレていた」のも、彼のせいではないし。
アーデンが男として甲斐性無しだったから・・・かというと。ある意味そうかもしれないけど、多分そういう問題でも無い。
だって「対の娘」にしても「神成」にしても、ソルハイム王国が存続するに必要な「仕来り」であって。アーデンはソルハイムの王として、個人的な情に流される事無く、その役割を果たしていた・・・だけなんだから。
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ついでに言うと、その「アーデンの死(死後・島)」だって、彼に非は無かった《新約 56&58-1》。
島でアーデンの帰りを待っていた従者「王剣の一族」の者達は、一度は主の死を受け入れたものの。主の遺体を確認出来なかったが故に「本当は、生きておられるのではないか?」との一縷の希望を捨てる事が出来ず。
その死を信じる事が出来なかった従者の一部は、主の生存を信じて島を出て行った。たった一つの願い「きっと何処かで、生きておられるに違いない」と・・・アーデンに似た人物の情報を頼りに、その希望を繋ぎ続けた。
そしてアーデンの奇跡を信じながらも、それを「悪神(=炎神イフリート)の力」として恐れていた「東の大陸」の民らは。彼の遺体を確認出来なかったが故に「本当は、生きているのではないか?」との不安と恐怖を捨て去る事が出来なかった。
自分たちが追い出した・・・そんな後ろめたさがあったからこそ。自分勝手に「実は生きていて、復讐の機会を窺っているのでは?」と・・・アーデンに似た人物の情報を耳にする度に、その不安を抱き続けた。
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さらに言えば、その「アーデンの死(死後・剣神の一族)」だって、彼に非は無かった《新約 55&58-2》。
何も知る術が無い島の人間たちが、ミルスの「アーデンは事故死(転落)だった」という報告を信じるしかなかった一方で。
病に倒れたアーデンを、グロブス渓谷の氷下に弔った「剣神の一族」の者たちは、
「・・・ソルハイムの民らに、
お二人の真相を語る事は無い、と?」
「そこに眠っておられると知れば、
彼らは、そっとしておいてはくれんだろう。
それに・・・お二人の最期を考えれば、尚更だ。」
「原因不明の感染症・・・ですか?」
「彼らから王も神も取り上げる様なもの・・・惨い事は承知の上だ。
だが、これは彼らの命を守る為でもある。
王を神を、そして民らを守る為、我らは沈黙を貫く。
・・・例えそれで、彼らと袂を分かつ事になってもな。」
と・・・王を神を、そして民らを守る為に、その死の真相を黙し。
二人が眠る地域一帯を「神が眠る地」として禁足地に定め、その聖骸を確認する機会・・・どころか、其処に眠っている事すら本国に伝えなかった。
神の兄妹・・・二神の眠りを妨げぬよう、妨げる者が現れぬようにと。
どれだけ時が経とうが、どれだけ世界が巡ろうが。
悠久の時を・・・未来永劫、炎神と氷神が共に在る事を願い信じて。
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もっと言えば、その「アーデンの死(死後・ソルハイム王国領)」だって、彼に非は無かった《新約 58-2》。
ソルハイム王国の人々は、ずっとずっと王の・・・アーデンの帰還を待っていたのに。
アーデンが国に戻る事は二度と無く。二人の死の真相を、剣神の一族の者たちが告げなかったせいで、
「・・・剣神の一族の者達は、何と?」
「アーデン様は、神成の娘を助ける為に命を落とされ。
エイラ様は、アーデン様の後を追っていかれた、と。
しかし以降は、遣いを送っても門前払いされ。
詳しい事情は分からぬまま・・・今日に至っております。」
「やはり真相は闇の中・・・か。
それで・・・その事は、民らに伝えたのか?」
「・・・はい。
しかしお二人の聖骸を確認した者が居りませんので、
多くの民が、そんな言葉は信じられない・・・と。」
多くの民が、王の死を受け入れる事が出来なかった。
きっときっとアーデン様は、戻って来てくれる。だって約束したんだから。
「アーデン様!
新しい国が出来たら、絶対に迎えに来てね!」
「あぁ、必ず私が迎えに来る。
だからそれまで、待っていておくれ。」
アーデン様は、約束を破ったりしない。絶対に帰ってきてくれる。
だってアーデン様は、このソルハイムの王様なんだから・・・!
「・・・やはり此方に残る、か。」
「はい・・・皆、この地でアーデン様の帰還を待つ。
何時かアーデン様が戻られた時に、
無人の地では悲しまれるだろうから、と。」
ソルハイムの死生観として、人が世界が「想い出・記憶」を失わない限り、例え肉体(器)は失われても、魂が失われる事は無く。
人が世界が「想い出・記憶」を失わない限り、その時代・世界に相応しい新たな肉体(器)が与えられ、それに魂が宿される事で復活を果たす・・・とされている。
だからソルハイムの民らは、島への・・・ルシス王国への移住を辞して、この地で王の帰りを待つ事を選んだ。
アーデン様は、約束を破ったりしない。絶対に帰ってきてくれる。
だってアーデン様は、このソルハイムの王様なんだから・・・!
例えこの世界では叶わずとも、王は必ずこの地に帰還する。
だから自分たちは、この地を守り続けるのだと。
王が変わり、国の名が変わっても・・・私たちは王の帰りを待っている。
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という事で・・・エイラとミルスが「アーデンの死(死因&時期)」を偽り。
原因不明の感染症を理由に、アーデンの病気が発覚してからは人払いをし。
同理由から、アーデンの遺体は麻布で包まれていたせいで、埋葬に立ち会った剣神の一族の者達すら、アーデンの死に顔を見る事が出来なかった。
つまり「アーデンの死を確認した」と断言出来るのは、共に逝ってしまったエイラだけで。
誰も彼の死の「真実」を知らない・・・そのせいで、別れの儀式「正しい別れ方」が出来なかったアーデンは、
「きっと何処かで、生きておられるに違いない」
「実は生きていて、復讐の機会を窺っているのでは?」
「神の兄妹・・・二神の眠りを妨げぬよう、妨げる者が現れぬように。」
「アーデン様は、約束を破ったりしない。絶対に帰ってきてくれる。
だってアーデン様は、このソルハイムの王様なんだから・・・!」
皆がそれぞれの理由で「アーデンは生きている」と信じ「アーデンに近い存在」の情報を聞きつける度に「きっとアーデン様に違いない!」と・・・その「想い出・記憶」を繋いでいった結果。
皆が「アーデンは生きている」と「きっとアーデン様に違いない!」信じたから。
それらアーデンに似た特徴を持つ何十人という「アーデンに近い存在」が、年月を超えて数珠繋ぎ的に繋がり「一人のアーデンという人間」に統合され。
それに加え、ソルハイムの王の呼称「アーデン」が名前だと勘違いされてしまったせいで、初代王からの歴代のアーデンも「一人のアーデンという人間」に統合され。
そうやって、イオスの世界の人々の「想い出・記憶」により「アーデンに近い存在」が「一人のアーデンという人間」に統合されたが故に、彼は約2000年にも渡る「アーデンに近い存在」達の「想い出・記憶」を持つに至り。
だからこそアーデンは、自身を構成する「アーデンに近い存在」達の総称として、自分は「Ardyn is near=アーデンに近い存在」だと名乗っていた。
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【それでも彼は「君に罪などない」と言う】
最終着地点は少し逸れてしまいましたが、結局何が言いたかったかというと。
アーデンは「全ては自分の死から始まった事(=自分が道半ばで倒れなかったら、こんな事にはならなかった)」と考えていた・・・としても。
新たな王を掲げた以上、ルシス王国建国以降のゴタゴタはアーデンのせいではないし。
今のイオスの世界は歪み傾き転覆寸前なのは、歴代王が「民の為なら・・・」と、その時その時で「真実」を歪め、それを記録にも残さず、後の世では王すら自分たちが歪めてきた「真実」を忘れてしまっていたせいであって、勿論アーデンのせいではない。
それどころか、彼が約2000年もの年月を生きる羽目になったのも、エイラとミルスがアーデンの死を偽り、人々が「アーデン様は生きている」と信じ夢見て勝手に「アーデンに近い人物」を「一人のアーデンという人間」として、くっ付けてしまったせいであって・・・アーデンが何やかんや企てた事でも、望んだ事でも無かった。
彼の死が、正しく伝わらなかったから。
誰も彼を、正しく看取ってあげられなかったから。
皆が彼の死を、信じてくれなかったから。
「アーデン様は生きている・・・!」
良くも悪くも皆がそう信じ、語り継いでいったから。
彼はイオスの世界の「想い出・記憶」に引っ張られ、何時までも逝く事が出来なかった・・・ただ、それだけだった。
つまり客観的に見て、アーデンは全てにおいて全く悪くなかった・・・んだけど。
それでも彼は「全ては自分の死から始まった事(=自分が道半ばで倒れなかったら、こんな事にはならなかった)」だと考えているから。
自分の死を歪めた・・・ある意味、元凶とも言えるエイラやミルス、
結果として・・・自分を弾き出し「ルシスの禁忌」としたソムヌス、
そして「真実」を歪めてきた王家の末代・・・何も知らなかったノクティスにすら、
「君に罪などない」
こう言ってくれる・・・心底そう思えるアーデンだからこその「聖者」なんじゃないかな、と。
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・・・って書くと「え、ノクティスにも?」って思われるかもしれないので補足しておくと。
結論から言うと、これはノクティスを庇っている訳ではなく本当に「君に罪などない」です。
と言うのもアーデンは、前回《新約 83》でも書いたように、
「それが民の為になるなら、と。
王の判断として、それを選んだのならそれも仕方がない事だけど。
だったら王様は責任をもって、
そういう理由があって、そういう事にしたんだ・・・って「真実」を、
後世の王様に継承して行くべきだったんじゃないのか?」
「王様ですら「真実」を忘れてるなんて。
そんなので、どうやって国を世界を民を守り導いて行くんだ?」
つまり、長い年月の移り変わりを見てきたアーデンだからこそ、彼自身「長い年月を経れば、変わるべき部分、変えなきゃならない部分、変えた方が良い部分が出てくるのは当たり前だ」という考えを持っていたので(PS5でFC版のベタ移植やってもな・・・ってレベルの話)。
王家が「民の為」を思って歴史の「改編・改竄」・・・自分たちの都合で「真実」を歪めてしまったのも、ある意味仕方が無い事だと理解していた。それら国の最高指導者である王の判断、選択、決断に異を唱えるつもりはないし、それ自体を責めるつもりはない。
ただ唯一、アーデンが目を瞑る事が出来なかったのが「「真実」を、後世の王様に継承して行くべきだったんじゃないのか?」この一点。
だとすると、ノクティスは「王家の末代」として、先祖代々からのバトンを受け取った段階に過ぎず。
当然「王家の末代」の彼は、まだ後世にバトンを渡していない(=自分の手にある)段階なので。
それって見方を変えれば、彼自身はまだ「後世に「真実」を伝えなかった」という過ちを犯していない・・・という事。だってまだ、その段階にすら無いんだから。
でもノクティスは「真の王」に選ばれてしまったから、そのツケを罪を責任を負わなければならなかった。
だからアーデン曰く「君に罪などない」・・・ノクティス自身は罪を犯していない。アーデンはそれを知っていた。
けど、それを知った上で「それはそれ、これはこれ」と、ノクティスに「真の王」としての使命を当たり前に強いてくるトコが、アーデンらしいんだと思います。
イオスの世界を救えるのは「真の王」だけなんだから、皆の為に頑張ろうね・・・位の感覚なんだと思う。
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後、この「アーデンに全ての罪を背負ってもらう」という考え方は、既に《偽典 32》で既出なんですが。
《偽典》は《旧約》の外伝的な話(《新約》における「ルシスの禁忌とは?」みたいな位置付け)。
《旧約》は今の《新約》とは直接繋がっていない、別の世界線の物語。
《偽典 32》を書いたのが1年半位前・・・なので。
そのまま全く同じ設定で持ってこれるかというと、さすがにそれは厳しいんですが。
何て言うか・・・読み返してみたら、話の核の部分はほぼ同じなので。多分自分の中で「アーデンに全ての罪を背負ってもらう」ってのは、どの「イオスの世界(自分の二次創作の世界)」でも共通認識なんだと思います。
今回は、前回《新約 83》の最後の続き。
前回の内容を踏まえた上で、説明不足だと思う部分を書き足しつつ。
アーデンが所謂「献身者」だけではなく「聖者」と表された理由までを、繋いでいきたいと思います。
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【「偽りの王」=彼は何を偽っていたのか?】
彼は神の言う「運命」とやらに従って、ではなく。
自分の意志で自分を偽り「偽りの王(=ラスボス)」を、演じていた。
この部分を読んで「アーデン自身が自分を偽っていたら、アーデン自身も「真実」を歪めてる事にならない?」と思われていたら、自分の説明不足だと思うので。まずはココを補足。
これに関しては、本当に自分設定で申し訳ないのですが。ずっと書き続けてきたように、
剣神バハムートの選択肢「それでも運命に抗うか?」に、
*運命に「従った」結果(プログラムで動くゲームのキャラ) ⇒【FF15】に分岐。
*運命に「抗った」結果(プログラムに従わないバグの産物) ⇒《新約》に分岐。
と、考えていて。
つまり、どう分岐しているのか分からない「結局どっちを選択した結果が【FF15】に繋がるの?」って感じの選択肢の分岐先を、上記のように決める事で「【FF15】と《新約》は、最初から既に分岐済みのIFルート(パラレルワールド二次創作)」としています。
だから「【FF15】と《新約》は、同じ部分(=FF15)を共有している(ように見える)けど。実際は最初から別々の、異なるイオスの世界」という認識で。
【FF15】に手を加えたのが《新約》ではなく。
【FF15】は【FF15】で、ちゃんと別に存在する世界だし。
《新約》は《新約》で、自分の頭の中に存在する別の世界・・・となり。
そのように分岐先を定めた上で、思考のチューニングを【FF15】から《新約》に合わせて頂き、もう少し深く突っ込んで行くと。
*運命に「従った」結果・・・というのは、アーデンは神を信じ「バグの力(自己チェック&修復プログラム)を手放し、極々普通のゲームのキャラになってしまった」⇒「創り手によって組まれたプログラム通りに動く、自己を持たない極々普通のゲームのキャラ(神の傀儡)となってしまったアーデン」と言う事で。
それはつまり、イオスの世界は「真実の探求者」であり「導き手」でもあるアーデンを失ってしまった・・・という事でもあり。
その結果の世界が、神々の創り手の思惑に沿って生まれた【FF15】の世界で。
*運命に「抗った」結果・・・というのは、アーデンは神を信じなかった「本当に「全ての真実」を開示する覚悟が有るのか?今まで散々「それが世界の為なのだ」と、不都合な真実・黒歴史を無かった事にしてきたのは誰だ?」⇒「創り手によって組まれたプログラムに従わない、バグの力(自己チェック&修復プログラム)を利用してでも、自分の信じる道を選んだアーデン(=オレは 神の傀儡にはならん)」と言う事で。
それはつまり、アーデンは「オレはオレの道を生きる 血と闇にまみれようとも」・・・神の導きも庇護も必要とせず。自分の使命を果たす(=世界に真実を取り戻す為、ノクティスを真の王に育て上げる)と同時に、自分に与えられた役割(=物語におけるラスボス役)を演じ切る事を誓った・・・という事でもあり。
その結果の世界が、神々にも御する事が出来ないアーデンが導く《新約》の世界。
なので、そもそもの話。
自分の意志で自分を偽り「偽りの王(=ラスボス)」を演じていたのは、運命に「抗った」結果の《新約》アーデンの方だけで。
そのアーデンの働きのお陰で《新約》の世界は【FF15】では失われている「第二章:レイヴスが主人公の物語(=ノクティスがクリスタルの中で見てきた、レイヴス視点の過去の世界)」を。
更にその中で「アーデン自身の過去の物語(ルシスの禁忌とは?)」を、取り戻す事ができ。
クリスタルから戻った・・・過去の世界の「真実」を得て帰って来たノクティスに、バハムートはこう告げた。
「ーー力は満ちた」
「偽りの王が待つ 祖国へ向かうがいい」
真実を得て戻ってきたノクティスなら、バハムートの言葉の本当の意味が分かった筈。
「ーー力(=真実)は満ちた」
「偽りの王(=自分を偽っている王)が待つ 祖国へ向かうがいい」
今まで書いてきたように《新約》の世界は【FF15】に「第二章:レイヴスが主人公の物語(=ノクティスがクリスタルの中で見てきた、レイヴス視点の過去の世界)」を足しただけで、他の部分には一切変更を加えていません。
でも「第二章」が挟まっていれば、欠けている「真実」を取り戻せていたら・・・全く同じ【FF15】の部分「第一章&三章:ノクティスが主人公の物語」も「真実に基づいた、違う物語」に見えて来る筈で。
その「真実に基づいた、違う物語」に辿り着けたら、例え《新約》のアーデンが「自分の意志で自分を偽り「偽りの王(=ラスボス)」を演じていた」としても、それはアーデンが「真実」を歪めていた事にはならない。
だって「本当のアーデンは、こういう人物」だった、けど「ノクティスを真の王へと導く為、あえて悪役を演じていたんだ」って一連の「真実」が「想い出・記憶」が、ちゃんとイオスの世界に「真実」として残るんだから。なので、
彼は神の言う「運命」とやらに従って、ではなく。
自分の意志で自分を偽り「偽りの王(=ラスボス)」を、演じていた。
としても「アーデン自身が自分を偽っていたら、アーデン自身も「真実」を歪めてる事にならない?」←とは、なりません。
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【真っ黒な彼は、それでも「聖者」だった】
以上「紛らわしい言い方したり、胡散臭かったり、芝居がかってても、アーデンは「真実の探求者」だから、絶対に嘘は吐いていない(=真実を曲げる事はない)」と念を押したトコで。
前回保留にした、今回の本題。アーデンが所謂「献身者」だけではなく「聖者」と表された理由・・・ですが。
ここまで来ると、普通なら正直もう十分「聖者」でイイと思う。だって只管世界の為を思って、ココまで尽くし頑張ってきたんだから。
でもアーデンは普通ではない、魂が神様由来の「ソルハイムの王」だったから。
只管世界の為を思って、ココまで尽くし頑張って来てた・・・その行動を以って「献身者」と呼ぶ事はあっても、その行動を以って「聖者」とはならない。
どういう事かと言うと。一括りに「献身者」と言っても、その「献身」には色々な動機があって。
例えば、世界に「真実」を取り戻したいアーデンと、真の王・ノクティスの場合。
(今のイオスの世界が、歪み傾き転覆寸前なのは、
彼らが勝手にルシス王家を名乗り、
自分達の勝手で「真実」を「改編・改竄」し、
都合が悪くなった「真実」を闇に葬り、無かった事にして。
挙句、今やその王様でさえ、
それら「失われた真実」を、忘れてしまっているからだ。
そう、全ては彼らが「真実」を蔑ろにしたせい。
だから彼ら・・・ノクトには「全ての真実を知る王」となり、
責任を取って、イオスの世界を建て直してもらわなきゃならない。
でも、あの子、頼りないからなぁ・・・。
仕方がない。イオスの世界の為だから、オレも協力してあげるよ。)
・・・って思いで、ノクティスの「真実」を取り戻す「復習」に付き合ってあげてたなら。
動機がどうであれ、やってる事は確かに「献身的(献身者)」だろうけど、果たしてこれは「聖者」と言えるかな?
いや、まぁ・・・明らかにルシス王家側が悪いと思ってるのに、自分が「悪役」を引き受けてまで、イオスの世界を救おうとした。そう考えたら「聖者」なのかもしれないけど、ちょっと自分の中の「聖者」とはイメージが違うというか。
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だからこそ「アーデンは、そう思わなかった」という事で。
じゃあ、アーデンはどんな思いで、ノクティスの「真実」を取り戻す「復習」に付き合っていたのか・・・って言うと。
(自分が道半ばで倒れてしまったから、
イオスの世界は、こんな事になってしまった。
それは、申し訳ない事をしたと思うけど。
今のイオスの世界は、ノクティスを真の王に選んだ。
そして選ばれた以上は、国の民らの未来の為に。
どんなに理不尽でも、王としての務めを果たさなきゃならない。
その為には勿論、オレも最善を尽くす。
だから一緒に、このイオスの世界に「真実」を取り戻そう。
オレ、期待してるから。
真の王になって、新たなイオスの世界の創造神になってよ。)
(その為ならオレ、どんな協力も惜しまないから。)
・・・という思考回路の上での「どんな協力も惜しまない」アーデンが実際にとった行動が「【FF15】のアーデン(ラスボス役を演じながら、主人公を導く)」で。
だとしたら、やっぱり「魂が神様由来(=ソルハイムの王は、炎神イフリートの現人神でもある)」だからか、根本的にどっか感覚が違うんだろうなって。
つまりアーデンは「後世のルシス王家の罪(真実の喪失)」ですら「自分が道半ばで倒れなかったら、こんな事にはならなかった」と・・・それはそれで許される事では無いんだけど、それ以上に「全ては自分の死から始まった事だ」として。彼らを一方的に責めるどころか、自分のせいで迷惑を掛けてしまったと捉えていた。
その一方、彼は良くも悪くも「魂が神様由来の、人でなし(=思考が神様寄り)」だったので。
自分のせいだからと、その事を今更後悔したり。
歴代王のせいだからと、王家の所業を責めたりはせず。
そんな事で立ち止まっている時間などない、と。
始まりの王「ソルハイムの王」として、後ろに続く民らの為に、彼らの未来を願い、最善の道を見定め、前へ前へと進み続ける。
全てはイオスの世界の為・・・アーデンの行動原理は、ただそれだけだった。
なので、今の自分の境遇を憂いでいるとか、ルシス王家の人間を恨んでいる・・・って事は無いです。上に書いたようにアーデンは「魂が神様由来の、人でなし(=思考が神様寄り)」なので、当たり前に「自分が道半ばで倒れてしまった」⇒「王としての使命を果たせなかった」⇒「解放されたので、王としての使命を果たそうとした」⇒「でも、今の世界に拒否られた」⇒「だったら今の自分に出来る事で、王としての使命を果たす」⇒「この世界の王・ノクティスに協力しよう(彼を真の王へと導く)」ってなっただけの事で。
勿論「ルシスの初代王になれなかった事を恨んでる」なんて事もありません。だってアーデンは、古の超大国・ソルハイムの王様だもん。寧ろ、頼まれたって断ってる。
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【「彼に非などない」と、言ってあげたかった】
アーデンは「全ては自分の死から始まった事(=自分が道半ばで倒れなかったら、こんな事にはならなかった)」と考えていた・・・として。
じゃあ「本当に全部、アーデンのせいなのか?」って言ったら、そりゃ「そうはならんやろ?」と。
確かにアーデンが、生まれたばかりの国に進むべき道筋を示してやれていれば、こんな事にはならなかったかもしれない。それこそ「ルシス王国」なんて・・・ちゃんと「自分の国に相応しい名を付けなさい」と、幼い王に助言してやれたに違いない。ここは私の国ではない、私は私の国に帰るのだから、と。
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でも、その「アーデンの死(病気)」だって、彼に非は無かった《新約 54&55》。
だってアーデンの命を奪った病気の運び手は「蚊」だったから、そんなの防ぎようがない。
その病気自体は、過去の大流行を乗り越えた東の大陸の民らにとっては、発症する事すら稀&病原菌の変異による弱毒化が進んでいたので、既に遠い過去の病気となっていた。
でも蚊を媒介とするその病が、寒冷地であるソルハイム王国領では未知の病だった事。
嘗ては尊い神の血を守る為と、長く近親婚を繰り返していた血統だった事。
本人は苦には思っていなかったけれど・・・やはり長旅&慣れない土地での生活に、体が万全の状態では無かった事。
それらの事情が重なり、アーデンは病気に対する免疫を持たず、過去繰り返されてきた近親婚による遺伝子疾患を抱えており、旅の疲労から抵抗力も落ちていたので。
同じように免疫を持たないソルハイムの青年でも罹患しなかった病気「黄熱病(通称:黒吐病)の変異種」が重症化し、そのまま帰らぬ人となってしまった・・・んだけど。
その蚊に刺された経緯だって、そんな病原菌を持つ蚊が現存している場所・・・衛生面まで手が回らない貧しい家・地域にでも「民の為だ」として、足を運んでいたのだとしたら。
そんな最期を遂げたアーデンに「お前が勝手に、途中で死んだせいだ」なんて、言える筈がない。
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そして、その「アーデンの死(死因・時期)」だって、彼に非は無かった《新約 55》。
アーデンの本当の死因は「黄熱病(通称:黒吐病)の変異種」による、避けられない病死だった。
でもアーデンへの秘めた思い故に「最期くらいは、人として安らかな死を・・・」と。
ソルハイムの主神・炎神イフリートを祀る「炎神の祭壇」での最期の一時、誰にも邪魔されない終わりを願ったエイラの言葉を、
「彼らに『アーデンは死んだ』と。
そして『私は、アーデンの後を追っていった』と。
・・・そう、伝えて。」
「・・・分かりました。
アーデン様への、エイラ様の想い。
私は、それに添いたいと思います・・・。」
エイラは「対の娘=王の対の存在として支える役割」という、誰よりも側に居る事を許された特別な存在であっても。それは双子神の関係「兄:炎神イフリート、妹:氷神シヴァ」のそれであって、一人の女性として愛される事は決してない・・・そんな関係で。
ミルスは「神成(かんなり)=遺伝子疾患により子供が生まれにくい血統となっていた、次代の王の子を成す事を定められた娘(側室の一人)」という役割であって、一人の女性として愛される事は決してない・・・そんな関係だったから。
エイラもミルスも、アーデンを一人の男性として愛していた。
でも彼女らは、一人の女性として愛される事は決してない関係で。
故に、二人は「最期くらいは・・・」と、願ってしまった。
だから、エイラの言葉を「真実」とする為。ミルスは「橋から転落しそうになった自分を咄嗟に引き上げようとした所、足元が崩れ落ち転落してしまった」と・・・伝令役としてアーデンに同行していた二人の青年に告げ、自分も島への同行を願い出た。そうする事がせめてもの「全て私の責任なのですから。私の口から説明するのが、せめてもの償いです」として。
そういう経緯で、アーデンはまだ生きていたのに「死んだ」事にされ。
その死因も「病死」ではなく「事故死(転落)」と報告された。
つまり彼を愛した二人の女性によって、彼を愛するが故に「その死因と時期を、歪められてしまった」と言う事。
だからアーデンの死因が「病死だったのに、事故死とされた」のも「死亡時期が若干ズレていた」のも、彼のせいではないし。
アーデンが男として甲斐性無しだったから・・・かというと。ある意味そうかもしれないけど、多分そういう問題でも無い。
だって「対の娘」にしても「神成」にしても、ソルハイム王国が存続するに必要な「仕来り」であって。アーデンはソルハイムの王として、個人的な情に流される事無く、その役割を果たしていた・・・だけなんだから。
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ついでに言うと、その「アーデンの死(死後・島)」だって、彼に非は無かった《新約 56&58-1》。
島でアーデンの帰りを待っていた従者「王剣の一族」の者達は、一度は主の死を受け入れたものの。主の遺体を確認出来なかったが故に「本当は、生きておられるのではないか?」との一縷の希望を捨てる事が出来ず。
その死を信じる事が出来なかった従者の一部は、主の生存を信じて島を出て行った。たった一つの願い「きっと何処かで、生きておられるに違いない」と・・・アーデンに似た人物の情報を頼りに、その希望を繋ぎ続けた。
そしてアーデンの奇跡を信じながらも、それを「悪神(=炎神イフリート)の力」として恐れていた「東の大陸」の民らは。彼の遺体を確認出来なかったが故に「本当は、生きているのではないか?」との不安と恐怖を捨て去る事が出来なかった。
自分たちが追い出した・・・そんな後ろめたさがあったからこそ。自分勝手に「実は生きていて、復讐の機会を窺っているのでは?」と・・・アーデンに似た人物の情報を耳にする度に、その不安を抱き続けた。
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さらに言えば、その「アーデンの死(死後・剣神の一族)」だって、彼に非は無かった《新約 55&58-2》。
何も知る術が無い島の人間たちが、ミルスの「アーデンは事故死(転落)だった」という報告を信じるしかなかった一方で。
病に倒れたアーデンを、グロブス渓谷の氷下に弔った「剣神の一族」の者たちは、
「・・・ソルハイムの民らに、
お二人の真相を語る事は無い、と?」
「そこに眠っておられると知れば、
彼らは、そっとしておいてはくれんだろう。
それに・・・お二人の最期を考えれば、尚更だ。」
「原因不明の感染症・・・ですか?」
「彼らから王も神も取り上げる様なもの・・・惨い事は承知の上だ。
だが、これは彼らの命を守る為でもある。
王を神を、そして民らを守る為、我らは沈黙を貫く。
・・・例えそれで、彼らと袂を分かつ事になってもな。」
と・・・王を神を、そして民らを守る為に、その死の真相を黙し。
二人が眠る地域一帯を「神が眠る地」として禁足地に定め、その聖骸を確認する機会・・・どころか、其処に眠っている事すら本国に伝えなかった。
神の兄妹・・・二神の眠りを妨げぬよう、妨げる者が現れぬようにと。
どれだけ時が経とうが、どれだけ世界が巡ろうが。
悠久の時を・・・未来永劫、炎神と氷神が共に在る事を願い信じて。
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もっと言えば、その「アーデンの死(死後・ソルハイム王国領)」だって、彼に非は無かった《新約 58-2》。
ソルハイム王国の人々は、ずっとずっと王の・・・アーデンの帰還を待っていたのに。
アーデンが国に戻る事は二度と無く。二人の死の真相を、剣神の一族の者たちが告げなかったせいで、
「・・・剣神の一族の者達は、何と?」
「アーデン様は、神成の娘を助ける為に命を落とされ。
エイラ様は、アーデン様の後を追っていかれた、と。
しかし以降は、遣いを送っても門前払いされ。
詳しい事情は分からぬまま・・・今日に至っております。」
「やはり真相は闇の中・・・か。
それで・・・その事は、民らに伝えたのか?」
「・・・はい。
しかしお二人の聖骸を確認した者が居りませんので、
多くの民が、そんな言葉は信じられない・・・と。」
多くの民が、王の死を受け入れる事が出来なかった。
きっときっとアーデン様は、戻って来てくれる。だって約束したんだから。
「アーデン様!
新しい国が出来たら、絶対に迎えに来てね!」
「あぁ、必ず私が迎えに来る。
だからそれまで、待っていておくれ。」
アーデン様は、約束を破ったりしない。絶対に帰ってきてくれる。
だってアーデン様は、このソルハイムの王様なんだから・・・!
「・・・やはり此方に残る、か。」
「はい・・・皆、この地でアーデン様の帰還を待つ。
何時かアーデン様が戻られた時に、
無人の地では悲しまれるだろうから、と。」
ソルハイムの死生観として、人が世界が「想い出・記憶」を失わない限り、例え肉体(器)は失われても、魂が失われる事は無く。
人が世界が「想い出・記憶」を失わない限り、その時代・世界に相応しい新たな肉体(器)が与えられ、それに魂が宿される事で復活を果たす・・・とされている。
だからソルハイムの民らは、島への・・・ルシス王国への移住を辞して、この地で王の帰りを待つ事を選んだ。
アーデン様は、約束を破ったりしない。絶対に帰ってきてくれる。
だってアーデン様は、このソルハイムの王様なんだから・・・!
例えこの世界では叶わずとも、王は必ずこの地に帰還する。
だから自分たちは、この地を守り続けるのだと。
王が変わり、国の名が変わっても・・・私たちは王の帰りを待っている。
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という事で・・・エイラとミルスが「アーデンの死(死因&時期)」を偽り。
原因不明の感染症を理由に、アーデンの病気が発覚してからは人払いをし。
同理由から、アーデンの遺体は麻布で包まれていたせいで、埋葬に立ち会った剣神の一族の者達すら、アーデンの死に顔を見る事が出来なかった。
つまり「アーデンの死を確認した」と断言出来るのは、共に逝ってしまったエイラだけで。
誰も彼の死の「真実」を知らない・・・そのせいで、別れの儀式「正しい別れ方」が出来なかったアーデンは、
「きっと何処かで、生きておられるに違いない」
「実は生きていて、復讐の機会を窺っているのでは?」
「神の兄妹・・・二神の眠りを妨げぬよう、妨げる者が現れぬように。」
「アーデン様は、約束を破ったりしない。絶対に帰ってきてくれる。
だってアーデン様は、このソルハイムの王様なんだから・・・!」
皆がそれぞれの理由で「アーデンは生きている」と信じ「アーデンに近い存在」の情報を聞きつける度に「きっとアーデン様に違いない!」と・・・その「想い出・記憶」を繋いでいった結果。
皆が「アーデンは生きている」と「きっとアーデン様に違いない!」信じたから。
それらアーデンに似た特徴を持つ何十人という「アーデンに近い存在」が、年月を超えて数珠繋ぎ的に繋がり「一人のアーデンという人間」に統合され。
それに加え、ソルハイムの王の呼称「アーデン」が名前だと勘違いされてしまったせいで、初代王からの歴代のアーデンも「一人のアーデンという人間」に統合され。
そうやって、イオスの世界の人々の「想い出・記憶」により「アーデンに近い存在」が「一人のアーデンという人間」に統合されたが故に、彼は約2000年にも渡る「アーデンに近い存在」達の「想い出・記憶」を持つに至り。
だからこそアーデンは、自身を構成する「アーデンに近い存在」達の総称として、自分は「Ardyn is near=アーデンに近い存在」だと名乗っていた。
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【それでも彼は「君に罪などない」と言う】
最終着地点は少し逸れてしまいましたが、結局何が言いたかったかというと。
アーデンは「全ては自分の死から始まった事(=自分が道半ばで倒れなかったら、こんな事にはならなかった)」と考えていた・・・としても。
新たな王を掲げた以上、ルシス王国建国以降のゴタゴタはアーデンのせいではないし。
今のイオスの世界は歪み傾き転覆寸前なのは、歴代王が「民の為なら・・・」と、その時その時で「真実」を歪め、それを記録にも残さず、後の世では王すら自分たちが歪めてきた「真実」を忘れてしまっていたせいであって、勿論アーデンのせいではない。
それどころか、彼が約2000年もの年月を生きる羽目になったのも、エイラとミルスがアーデンの死を偽り、人々が「アーデン様は生きている」と信じ夢見て勝手に「アーデンに近い人物」を「一人のアーデンという人間」として、くっ付けてしまったせいであって・・・アーデンが何やかんや企てた事でも、望んだ事でも無かった。
彼の死が、正しく伝わらなかったから。
誰も彼を、正しく看取ってあげられなかったから。
皆が彼の死を、信じてくれなかったから。
「アーデン様は生きている・・・!」
良くも悪くも皆がそう信じ、語り継いでいったから。
彼はイオスの世界の「想い出・記憶」に引っ張られ、何時までも逝く事が出来なかった・・・ただ、それだけだった。
つまり客観的に見て、アーデンは全てにおいて全く悪くなかった・・・んだけど。
それでも彼は「全ては自分の死から始まった事(=自分が道半ばで倒れなかったら、こんな事にはならなかった)」だと考えているから。
自分の死を歪めた・・・ある意味、元凶とも言えるエイラやミルス、
結果として・・・自分を弾き出し「ルシスの禁忌」としたソムヌス、
そして「真実」を歪めてきた王家の末代・・・何も知らなかったノクティスにすら、
「君に罪などない」
こう言ってくれる・・・心底そう思えるアーデンだからこその「聖者」なんじゃないかな、と。
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・・・って書くと「え、ノクティスにも?」って思われるかもしれないので補足しておくと。
結論から言うと、これはノクティスを庇っている訳ではなく本当に「君に罪などない」です。
と言うのもアーデンは、前回《新約 83》でも書いたように、
「それが民の為になるなら、と。
王の判断として、それを選んだのならそれも仕方がない事だけど。
だったら王様は責任をもって、
そういう理由があって、そういう事にしたんだ・・・って「真実」を、
後世の王様に継承して行くべきだったんじゃないのか?」
「王様ですら「真実」を忘れてるなんて。
そんなので、どうやって国を世界を民を守り導いて行くんだ?」
つまり、長い年月の移り変わりを見てきたアーデンだからこそ、彼自身「長い年月を経れば、変わるべき部分、変えなきゃならない部分、変えた方が良い部分が出てくるのは当たり前だ」という考えを持っていたので(PS5でFC版のベタ移植やってもな・・・ってレベルの話)。
王家が「民の為」を思って歴史の「改編・改竄」・・・自分たちの都合で「真実」を歪めてしまったのも、ある意味仕方が無い事だと理解していた。それら国の最高指導者である王の判断、選択、決断に異を唱えるつもりはないし、それ自体を責めるつもりはない。
ただ唯一、アーデンが目を瞑る事が出来なかったのが「「真実」を、後世の王様に継承して行くべきだったんじゃないのか?」この一点。
だとすると、ノクティスは「王家の末代」として、先祖代々からのバトンを受け取った段階に過ぎず。
当然「王家の末代」の彼は、まだ後世にバトンを渡していない(=自分の手にある)段階なので。
それって見方を変えれば、彼自身はまだ「後世に「真実」を伝えなかった」という過ちを犯していない・・・という事。だってまだ、その段階にすら無いんだから。
でもノクティスは「真の王」に選ばれてしまったから、そのツケを罪を責任を負わなければならなかった。
だからアーデン曰く「君に罪などない」・・・ノクティス自身は罪を犯していない。アーデンはそれを知っていた。
けど、それを知った上で「それはそれ、これはこれ」と、ノクティスに「真の王」としての使命を当たり前に強いてくるトコが、アーデンらしいんだと思います。
イオスの世界を救えるのは「真の王」だけなんだから、皆の為に頑張ろうね・・・位の感覚なんだと思う。
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後、この「アーデンに全ての罪を背負ってもらう」という考え方は、既に《偽典 32》で既出なんですが。
《偽典》は《旧約》の外伝的な話(《新約》における「ルシスの禁忌とは?」みたいな位置付け)。
《旧約》は今の《新約》とは直接繋がっていない、別の世界線の物語。
《偽典 32》を書いたのが1年半位前・・・なので。
そのまま全く同じ設定で持ってこれるかというと、さすがにそれは厳しいんですが。
何て言うか・・・読み返してみたら、話の核の部分はほぼ同じなので。多分自分の中で「アーデンに全ての罪を背負ってもらう」ってのは、どの「イオスの世界(自分の二次創作の世界)」でも共通認識なんだと思います。
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