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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《新約 75》

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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
 【異なる世界が交錯・・・した先に伸びる道】
 【死ですら甘美な夢となる、夢の世界】
 【レイヴスがレイヴスである為に、必要な「魂」】
 【例え「力」を失っても、守りたかった】
 【人ならざる者・・・世界を超越する神の視点】

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 まず初めに「イドラ皇帝の御前~ノクティスに化けたアーデンに殺される」部分は【FF15(ロイヤルエディション)】で追加されたのではなく、事前のアップデートで追加されたイベントだった・・・らしいので。
*【FF15(ロイヤルエディション+各DLC)】は「追加されている」ので正しいけど。
*「追加された」タイミング自体は、事前にアップデートされたタイミング。
*って事は【FF15(ロイヤルエディション+各DLC)】前でも、アップデートされている【FF15(無印)】なら、既にレイヴスは「ゲームの登場人物の一人(=バグの力を失っている)」になってしまっている。
*ので「【FF15(ロイヤルエディション+各DLC)】のレイヴス=ゲームの登場人物の一人(=バグの力を失っている)」と、表現するのは正確ではない。
 ・・・んだけど。その「事前にアップデート」~【FF15(ロイヤルエディション+各DLC)】の間を表現する適切な言葉が思い当たらないので。
 以降「【FF15(ロイヤルエディション+各DLC)】って言葉が出てきたら、何となくで「イドラ皇帝の御前~ノクティスに化けたアーデンに殺される部分・・・が追加されてるバージョンの事を、言ってるんだろうな」って解釈して頂ければと思います。
 で、書いた傍から何ですが【FF15(ロイヤルエディション+各DLC)】って一々長いので。以降は【FF15(ROYAL+DLC)】と略します、よろしくお願いします。

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【異なる世界が交錯・・・した先に伸びる道】
 前回《新約 74》で「父王の剣を突き立て、レイヴスは力尽き倒れていた」=「ノクティスがレイヴスを見付けた時の状況」にまで持ってきた・・・つまり【FF15】本編との合流地点に到達。

 この後の展開としては「ノクティスが父王の剣を受け取り、その場を去った」後。
 レイヴスは心身共に、バグの暴走に飲み込まれてしまい。バグ(虫)に喰われ自我を失い、その身は異形(=シガイ)と化した。
 つまりレイヴスがシガイとなってしまったのは「自身が引き起こしたバグ(=元々、自分に寄生していた)が原因」であって「アーデンが何か仕込んだせいで、あんな風になった訳では無かった」と言う事。
 でも自我を失って尚、自身がイオスの世界の災い・・・バグを広める存在とならぬように、と。彼は僅かに残る意識で以って、世界の為に「真の王・ノクティス」に討たれる事を望み願い。
「殺せ オレを」
 自由が利かなくなった身体を引き摺り、最期ノクティスとの戦いに臨んだ。

 なのでこのノクティス視点に戻っている「レイヴスの亡骸から、父王の剣を受け取る」~「シガイ化したレイヴスを倒す」部分に関しては「何でそんな事になってるのか?」って解釈が違うだけで「レイヴスのプログラム(=動き)としては【FF15】と同じ」と言う事になります。
 実際、ノクティスも「何考えてるのか分からない」それって「どうとでも考えられる余地がある」状態なので。もっとノクティスが自分の意見を言ってくれてたら、そういう風には考えられなかっただろうけど。

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【死ですら甘美な夢となる、夢の世界】
 って言うか・・・「アーデンがレイヴスをシガイ化した」って前提で見ると、そこに至るまでの諸々が上書きされて「アーデンがレイヴスを殺した」って結論に至っちゃうけど。
 今回【FF15(無印)】の場合は「(アーデンとも戦ってたけど)致命傷は、落下の衝撃」&「シガイ化の原因はアーデンではなかった(=自身が引き起こしたバグが原因)」なので、実は「アーデンがレイヴスを殺したのではなかった」って事になります。
 だから折り返して並べ直すと「死因もシガイ化の原因も、アーデンのせいではなかった」のに、その部分が描かれていなかったせいで「アーデンがけし掛けて来た(ような演出)」&「レイヴスがシガイ化して襲ってきた」という事実から「アーデンがレイヴスをシガイ化したんだろう」って勘違いされてしまい。
 後世では「アーデンがレイヴスを殺し、シガイ化した様に」なってしまった・・・なら、アーデンは「それに付き合った(=帳尻を合わせた)」だけなので、半分くらいは濡れ衣と言えなくもない。

 だって度重なる「改編・改竄」によって「真実」は失われ、この世界は歪み傾き続け。
 それによって生まれる「矛盾」との辻褄を合わせる為にも、神は皆が納得出来る「夢」で世界を補う必要があった。
 つまりその「夢」が、そんな「美しくも闇を孕んだファンタージー」だったから。
 皆がそうである事を「アーデンがレイヴスを殺し、シガイ化した」と夢見たから。
 アーデンは「そうであるよう振舞った」・・・全ては次の世界へと「真実」という希望を繋ぐ為に。

「おまえたちと私。
 ともに創り出す究極のファンタジー。
 その中では生も死も甘美な夢」
 そう言ったのは、どこの世界の魔女だったか?

 お前たちが「そう」である事を望むなら、夢見るのなら。
 お前たちが思い描く幻想の中で、未来永劫舞い続けよう・・・演じ続けよう。
 世界が続く限りは「その中では生も死も甘美な夢」なのだから。
 誰も夢見てくれなくなる・・・見捨てられ、世界が終ってしまう事に比べれば。
 オレがどう思われようが構わない、そんなのは取るに足らない些末な事だ。

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 因みに、上記のように書くと「じゃあ、アーデン自身も「皆が望む夢を演じる=真実を歪めてる」って事にならない?」って思われるかもしれませんが。
 途中「アーデンがレイヴスを殺し、シガイ化した様に」「そうであるよう振舞った」と書いたように、アーデン自身は「皆の夢を叶えつつ」も「真実は守っている」・・・言い方を変えれば「真実をちゃんと含ませたまま、皆が望むシナリオになるよう演じている」ので。アーデンの言動は「皆が望む夢を演じる=真実を歪めてる」って事にはなりません。
 実際、アーデンの言動って含みがあると言うか・・・前にも書いたけど「固有名詞・個人名を明言しちゃうと、それで確定になってしまう」=「別の可能性(=真実)を、考えさせる&持たせる余地が無くなる」ので、あえてああいう掴み所がない。何かよくよく考えたら「ん?何でその言葉のチョイス?」って感じになっている、のであって。
 皆が望むアーデンを演じながら、それでも真実を守ろうと思ったら、そういう立ち振る舞いをするしかなかったんじゃないかな・・・って、そういう考え方。

 イオスの世界を存続させる為に、と・・・皆が夢見る世界である事が求められた。
 でもアーデンは「真実の探求者&導き手(=自己チェック&修復プログラム)」なので・・・いくら皆に望まれても「真実」を捻じ曲げる事だけは無い。
 そしてそれは、神様にも言える事で。
 皆が夢見る世界に創り上げたいけど、だからと言って「夢」で「真実」を上書きしてしまう訳にはいかない。
 新しい人の流れ・・・今はこういうの(=夢)が、求められているからと言って。
 過去から紡いで来た・・・大事に大事に守り続けて来た「真実」を、無かった事にしてしまう訳にはいかない。ずっと寄り添い、共に歩んで来てくれた人たちの為にも。
 だから神様は、アーデンは、皆の夢に寄り添いながらも「あるかもしれない、何時か何処かの世界」に「真実」を繋ぐ為。様々な解釈が出来るよう、意図して詳しく説明する事を避けた。

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【レイヴスがレイヴスである為に、必要な「魂」】
 ちょっと補足のつもりのアーデンで、大分横道に逸れてしまいましたが・・・話をレイヴスに戻して。

 結局、どう転んでも可哀想な最期を迎えてしまうレイヴス君ですが。
 じゃあ「無事ノクティスに殺してもらえたレイヴスは、その後どうなったのか?」って話。
 これに関しては、そもそも【FF15】の設定として「討伐されたシガイは、どうなるのか?」ってのが決まっているのか分からないんですが(何か「放出された黒色粒子が闇を~」みたいなのは見た・・・気がする)。

 二次創作「レガリア(TYPE-F)で~」の共通設定として「イオスの世界の住人の死」は、
 その身体を形成していた幻光虫が、原初の海(=スフィアの海)に還り。
 幻光虫は、その人物の「想い出・記憶」を宿す記憶媒体でもあるので。
 その人物をその人物たらしめる「想い出・記憶(=設計図)」も、幻光虫により原初の海(=スフィアの海)に届けられる・・・ってイメージ。
 このイオスの世界自体が「剣神バハムートの夢が、幻光虫によって具現化した世界」なので、当然そこに住む人々も幻光虫で出来ている。感覚的には「皆が【FF10】のティーダみたいな存在」に近いかな。

 なのでノクティスに討たれたレイヴスも、原初の海に還って行った。確かに黒いモヤモヤも多かったけど、幻光虫みたいなキラキラも舞ってたでしょ?
 個人的希望としては「寄生虫(=バグ)に侵されてた部分(=黒いモヤ)は、世界を覆う闇の一部となってしまった」としても。レイヴスを形成していた「幻光虫(=「想い出・記憶」)の部分(=キラキラ)は、原初の海に還って行った」と思いたいです。
 だってこのイオスの世界では「人々の「想い出・記憶」が、次のイオスの世界の設計図となる」・・・つまり個々の住人だって「過去のイオスの世界での「想い出・記憶」という設計図が無ければ、個を維持できなくなる」って事だから。

 で「レイヴスも無事に原初の海に還れた」⇒「イオスの世界の創造主・剣神バハムートに、自分の「想い出・記憶」を届ける事が出来た」ので。
 時代の影響は受ける&所詮は「剣神バハムートの夢」だから、完全再現されるモノではないけど。次のイオスの世界でも「レイヴス」は「レイヴス」として再現される。
 過去の世界のレイヴス自身、そして住人達がレイヴスに対して持っていた「想い出・記憶」を設計図に「生まれ直す」・・・筈だった。

 でも「世界の理を知る者」側。イオスの世界の住人でありながら「神に対抗出来る、唯一の力(=バグ)」を持つイレギュラーな存在だった【FF15(無印)】レイヴスに関しては、そのまま「想い出・記憶」を引き継ぐ事は適切ではないと神様に判断された。
 と言うのも【FF15(無印)】でのレイヴスの言動は「神に対抗出来る、唯一の力」や「過去の世界の記憶」を持っているといった、バグの影響を少なからず受けているので。その「想い出・記憶」に忠実に再現してしまうと「バグの部分込みのレイヴス」となってしまう。

 となった時・・・神様(=創り手)と考えたら。新しい【FF15】にリメイクするにあたって「バグの部分込みのレイヴス」と言うのは扱い辛い。
 だって神様(=創り手)としては、大前提として「バグを取り除きたい」筈で。
 でも、バグを取り除いたのに「バグの部分込みのレイヴス」で再現すると「何でレイヴスは、そんな力を持ってるの?」ってなっちゃう。

 だからその問題を解決する為、神はレイヴスにこう提案した。
「今までバグで持っていた「ルシス王家」と「神凪」の力や、
 過去の世界での「想い出・記憶」は失われ。
 それに伴い、矛盾を解消する為、
 レイヴス自身の設定やイベントも、変更される事になる。
 今まで通りの『レイヴス』では居られない、と言う事。
 それでもイオスの世界の為、バグの修正を受け入れてほしい。」
 それは神の定めた運命に従う・・・ごく普通の「ゲームの登場人物の一人」としての道を選ぶという事。

 そしてレイヴスは、その神の提案を受け入れた。
 神の力を持ってしても、アーデンを止める事は出来なかった。
 自身が「バグで奇跡」を起こしたとて、やっぱり自分はアーデンを止める事は出来なかった・・・全ての力を尽くしても「世界の人々を救う事」は出来なかった。
 なら自分に出来る最善は、神に協力する・・・神の定める運命に従い、新たなイオスの世界に尽くす事。
 今の世界では「運命の王子」「神凪」としての役割を失い。
 次の世界では、自身のルーツでもあるそれらの力、過去の世界での「想い出・記憶」まで失う。
 それでも、そうであっても・・・ここで「新しいレイヴス」に取って代わられる訳にはいかなかった。
「オレの使命は 命を救う事」
 だってまだ、嘗ての世界で人々に誓った約束を・・・神凪としての使命を果たせていないのだから。

 というイメージで【FF15(無印)】での最期を迎えたレイヴス君は、神様からのバグの修正案を受け入れた。
 ので【FF15(ROYAL+DLC)】以降のレイヴスは「バグが修正されたレイヴス」で、もうバグによって持っていた力も記憶も失ってしまっているし。神様の言い成りに動く「ゲームの登場人物の一人」になってしまっていた・・・という事。

 だから、そんな神の傀儡となってしまったレイヴスを見て、
「つまんないなあ」
「途中まで それなりに面白かったけどさ」
 と【FF15(ROYAL+DLC)】以降のアーデンは、それなりに面白かった【FF15(無印)】の頃のレイヴスを懐かしみ。
 世界を繰り返す度に、都合が悪くなった「真実(想い出・記憶)」は失われ、都合良く「改編・改竄」される・・・こうして真実からは遠ざかり、世界は傾いて行く。
 だからこそ、こうして失われつつある「真実」を繋ぎ止める為に。
 アーデンは「それなりにフォロー」してやり、その場を後にした・・・これ以上、出来る事は無かったから。

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 といった流れで、
 【FF15(無印)】のみ=「神に唯一、対抗出来る力(バグ)」を持ち「神によって定められた運命に従いつつも、自身の意志を持つイレギュラーな存在」だったレイヴス。
 【FF15(ROYAL+DLC)】以降=バグが修正され「ゲームの登場人物の一人」となったレイヴス。
 ・・・って書くと「それって別人って事?」って思われるかもしれませんが「別人」ではなく。

 例えるなら「レイヴス」って、フォルダがあって。
 その中には「レイヴス」に関する「実際の設定(各種データ・公式情報)」とか。世間ではどう思われてたか・・・みたいな、世の中に溢れる「想い出・記憶(レビュー・記事・二次創作)」諸々が全部収まっている。
 要は、この「レイヴス」ってフォルダが、レイヴスがレイヴスである為の「魂(=設計図)」が入っている「器」で。

 今回の場合。レイヴスは、サイレント修正「バグの修正を受け入れた」=皆に気付かれない形で「フォルダの中身の、大幅修正を許可した」だけ⇒フォルダ及びその中身は、従来の「レイヴス」ってフォルダをそのまま使っている。
 だからこそ彼は、一部の設定を大幅修正されても「器の中には、魂(=設計図)」が残っているから、皆が思い描く「レイヴス」で居られる。

 なのでレイヴスは、例え「設定」としての力や記憶は失っても、今まで自分を形成してくれていた「想い出・記憶(=魂)」だけは守ろうと・・・そちらを優先した。
 だって、それらを取り上げられた自分は、自分では無いと思うし。
 それらを忘れられた自分を、自分だとも思えなかったから。 
 自分が自分である為に、レイヴスは自分の「魂」を守る事を選んだ・・・イオスの世界の人々が望む「レイヴス」である為に、彼らが自分に寄せてくれた「想い出・記憶(=魂)」を守ろうと。

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 因みにレイヴスが「神の提案(=バグの修正)を受け入れない」という道を選んでいた場合。
 神は「今までのレイヴス」丸ごとイオスの世界から消去して「今までのレイヴス、とは違う魂を持つ新しいレイヴス」を創り直すつもりだった。
 つまり既存の「レイヴス」というフォルダを全消去・・・それまでの中身も全部「無かった事に」して。
 新たに「実際の設定(各種データ・公式情報)」「想い出・記憶(レビュー・記事・二次創作)」を格納する「レイヴス」というフォルダを新規作成するつもりだった、という事。

 その場合、新規作成した「レイヴス」というフォルダの中には、嘗ての「実際の設定(各種データ・公式情報)」や、レイヴスに対する皆の想い「想い出・記憶(レビュー・記事・二次創作)」は含まれてないので。
 勿論、今の時点ではリアルタイムで覚えているので、嘗てのレイヴスが忘れられてしまう事は無いんだろうけど。
 何十年先の【FF15R】って話になった時。嘗ての「実際の設定(各種データ・公式情報)」や、レイヴスに対する皆の想い「想い出・記憶(レビュー・記事・二次創作)」が含まれない。そんな都合良く創り変えた後の、新しい「レイヴス」のフォルダを参考に【FF15R】を創ったとして。

 それは本当に「真実のレイヴス」を、再現出来ているって言えるのかな?
 誰かにとっての「レイヴス」は、そこには居ないんじゃないかな?

 そもそもの話。実際にはレイヴス自身に「今まで」も「新しい」も無いので、伝わりにくいかもしれませんが。
 何て言うか「ファンがキャラに寄せてくれてた想いを裏切らない」為には、創造主は責任を持って「全ての真実」を継承していかなきゃならない・・・んじゃないかなって、そんな概念的な話。

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【例え「力」を失っても、守りたかった】
 じゃあ【FF15(ROYAL+DLC)】以降=バグが修正され「ゲームの登場人物の一人」となったレイヴスで。
 追加された「イドラ皇帝の御前~ノクティスに化けたアーデンに殺される」部分は、アーデンが矛盾を解消する為に、せっせとフォローしてくれてたイベントだった・・・としたら、どう考えるか?
 まぁ、あの監視カメラの映像自体が「他にそんな事するヤツ居ないだろうし・・・アーデンがわざわざ用意したんだろうな」みたいな位置付けだろうから「監視カメラの映像は、アーデンがせっせと用意(=編集)した」って認識で良いんだろうけど。
 今言ってるのは加え「監視カメラの映像=イドラ皇帝の御前~ノクティスに化けたアーデンに殺される」部分だから、編集だけでなく中身からして「アーデンがせっせと用意したイベント」だった・・・って事。

 【FF15(ROYAL+DLC)】以降のレイヴスはバグが修正され、神が定めた運命に従う・・・この世界にとって都合が良いように動く「ゲームの登場人物の一人」となってしまった。
 で神は、前の世界からの宿題として「何故レイヴスは、あのような最期を遂げたのか?」ってのを何とかしなきゃならなかったので。それを解決する為に追加したのが、
*イドラ皇帝の御前=「レイヴスは神凪の一族として、ノクティスに世界を託す事を決意」「イドラ皇帝に反旗を翻すも、取り巻きとの戦闘で吹き飛ばされ落下」させ。
*ノクティスに化けたアーデンに殺される=「バグったレイヴスの行動を、アーデンにフォロー」してもらう事で、皆に納得してもらえる、皆が望むような「この世界にとって都合が良いイベント」を捻じ込んだ。
 既にある「何故かレイヴスは、父王の剣を携え事切れていた」という過去を変える事は出来ないから、それに繋がる「誰かが夢見た、美しくも闇を孕んだファンタジー」⇒「何故レイヴスは、あのような最期を遂げたのか分からない」事に対する「きっとレイヴスも、ノクティスを王と認めてくれた」「だからこそ、イドラ皇帝に進言する為、ジグナタス要塞に戻ったのだろう」「でも・・・イドラに会いに行ったなら、何であんなトコで死んでたの?」「戦いの最中に吹き飛ばされて、下層階に落下したんじゃないか?」「それでも最期の力を振り絞って、ノクティスに父王の剣を託そうとしたに違いない」・・・そんな「夢」を「現実」とした。

 も少し具体的なイメージを書くと。
 先の「イドラ皇帝の御前」の部分に関しては、神様(=創り手)で何とか出来たんだと思う。イドラにしても、変な取り巻きにしても【FF15(無印)】時点では「このイベント自体が無い=全くノータッチ」な面々なので、今回の世界の都合でプログラムを組めるから。
 でも「ノクティスに化けたアーデンに殺される」部分に関しては、そうは行かない。何でかって言うと、いや良く分からないけど、多分「レイヴスが事切れたタイミングに、ノクティスが現実的に間に合わない」んじゃないかな?まだ別のイベントやってるとか、どう頑張っても間に合わないトコに居る・・・とか。
 だからアーデンが「レイヴスの相手=ノクティスの代わり」を演じてやった。
 だってノクティスが居なかったら「レイヴスは最期の力を振り絞って、ノクティスに父王の剣を託そうとしたに違いない」って誰かの「夢」を叶える事が出来ないから。

 でも、そうやってフォローしてやっても、
「つまんないなあ」
「途中まで それなりに面白かったけどさ」
 神の言い成りに・・・ただの「ゲームの登場人物の一人」となってしまったレイヴスなんて、つまらなかったから。
「不甲斐ない王に代わり
 自ら闇を討とうと考えた哀れな神凪」
 この世界から、これ以上の「真実」が失われて行くのを繋ぎ止める為に。
「まったく 選ばれなかった者は辛いねえ」
 レイヴスが「選ばれし者」だった頃の「想い出・記憶」を、その場に残した・・・手記と共に、彼を「神凪」と呼ぶ事で。
 それはもうレイヴス自身すら忘れてしまった・・・アーデンだけが覚えている「真実」。

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【人ならざる者・・・世界を超越する神の視点】
 ちょっと話は変わって。
 アーデンのスタンスとして「新しくも懐かしい、真実に基づくイオスの世界」=リアルで例えると「今時だけど、ちゃんと【FF】らしいと思ってもらえる世界」を取り戻す為なら、今の世界での犠牲は厭わない(必要な痛みであって、犠牲と思ってない)」と、ずっと書いて来ましたが。
 アーデンの事を「人でなし」と書き続けて来た自分が言うのも何ですが、ちょっと説明不足からの誤解があったら可哀想だな、と思うので。
 人では無い存在だから、人の心が理解出来ない「人でなし」であって。
 別にアーデンは「人非人=平気で酷い事が出来る人」では無いんだよ・・・って事で、最後フォローしておきたいと思います。

 で、何でこのタイミングかというと「途中まで それなりに面白かったけどさ」・・・この台詞が引っ掛かって来るから。
 勿論、これも《新約》での設定限定ですが。
 このアーデンの台詞は【FF15(無印)】の段階では存在せず、後世【FF15(ROYAL+DLC)】以降で採用された台詞で。
 《新約》では「ただの「ゲームの登場人物の一人(=神の言い成り)」になってしまった【FF15(ROYAL+DLC)】以降のレイヴスなんてつまらないから、そう言った」という解釈になっています。
 という事は、裏を返せば「【FF15(無印)】のレイヴスの方が、面白かった」と言う事で。
 彼が言う「途中まで」とは【FF15(ROYAL+DLC)】の時点での【FF15(無印)】を言っている・・・でも、これって普通の感覚なら「そういう表現」はしない、多分。だって【FF7R】プレイして【FF7】の方が面白かったら、別物扱いで普通に「【FF7R】より【FF7】の方が面白かった」って言わないかな?

 ちょっと分かりにくいと思うので、実際にリメイクされてる【FF7】【FF7R】で例えると。
 普通、作中の登場人物が「途中まで 面白かった」って言ったら「エアリスが死亡するまで 面白かった」みたいに。プレイしたのが【FF7】にしろ【FF7R】にしろ、そのゲーム本編に対する「途中」を指すと思うんだけど(だって、その世界の中の住人だから)。
 アーデンの場合は【FF7R】のラスダン手前までプレイして「【FF7】の時の方が 面白かった」ってのを、「途中まで 面白かった」って言っているって感じ。
 要は【FF7】と【FF7R】を、オリジナルとリメイク(別物)と考えず、あくまでも「【FF7】+【FF7R】で1つのゲーム(世界)」として見ている。
 だから【FF7R】から見たら【FF7】は「途中」に位置し、【FF7R】より【FF7】の頃が面白かったから「途中まで 面白かった」と表現する・・・そういう感覚。

 だからこそ、アーデンは「新しくも懐かしい、真実に基づくイオスの世界」=リアルで例えると「今時だけど、ちゃんと【FF】らしいと思ってもらえる世界」を取り戻す為なら「今の世界での犠牲は、厭わない(必要な痛みであって、犠牲と思ってない)」訳です。
 だってアーデンにしたら【FF15(無印)】も【FF15(ROYAL+DLC)】も全部繋ぎ合わせての【FF15(=一つの世界)】なので、イオスの世界に「過去の世界」も「今の世界」も「次の世界」も無く。
 だとしたら便宜上、自分がそう書いていただけで。
 アーデンの「イオスの世界に真実を取り戻すためなら、今の世界での犠牲は厭わない(必要な痛みであって、犠牲と思ってない)」てのは、あくまでも「未来の自分達の為に、皆で乗り越えるべき試練」みたいな感覚に近いのかもしれない。何て言うか「次の世界」の為の「今の世界」なんて規模の大きな話じゃなくて、もっと身近な「来週の為に、今週は頑張ろう」みたいな、時間とか世界の感覚が超越してる感じ。

 で、今の世界での犠牲は厭わない・・・ってのも「世界の為の犠牲なら、仕方ないって思ってる」訳ではなく、寧ろ「イオスの世界の人々」あっての世界であって。彼らが救われる・幸せになれる世界にする為「今のイオスの世界の住人にも、ノクティスの試練に付き合ってもらってる」って感覚。
 だって「《新約》『ルシスの禁忌』とは?」で、主人公を務めていた「登場人物としてのアーデン」は、

「全てのソルハイムの皆に、
 炎神イフリートの加護が在らん事を。」
 この地に残る者、巣立ち行く者、そして既に遠い地に根付いた者達の為。
 彼は毎日祈りを捧げた・・・何処にいても、遠く離れていても、直接その手を引く事が叶わなくても。
 彼らの心の中の「灯火」が、彼らを守り導き安らぎを与えてくれるようにと・・・それだけを切に願って《新約 38》。

 全てのソルハイムの民が、心穏やかでありますように。
 千年以上も昔「始まりの王」より続く歴代のアーデンが・・・ソルハイムの王として、それだけを願い尽くして来た《新約 41》。

 いつだって彼は「ソルハイムの同胞の為」にと、当たり前に自身の全てを捧げて来た。
 だってそれが、ソルハイムの初代王より継承されし「アーデン」としての使命だったから。
 彼がそれを疑問に思う事なんて、一度たりとも、無かった《新約 52》。

 ・・・等々、過去書いていたように。
 彼は人類の始まりの地「ソルハイムの王・アーデン」を継ぐ者として。
「全てのソルハイムの皆に、
 炎神イフリートの加護が在らん事を。」
 自国の民、そして世界中に散って行った同胞達の安寧を祈り続けた「聖者」で。
 民らの為なら、自身の全てを捧げられる・・・それが「当たり前」過ぎて何の疑問を抱かない程の「献身者」だったのだから。
 そんな彼が、いくらイオスの世界の為「次の世界を「新しくも懐かしい、真実に基づくイオスの世界」にする為なら、今の世界での犠牲は厭わない」とはいえ、人を傷つける・・・自らの意思で「ルナフレーナを殺す」なんて方法、考え付くはずが無い。
 つまり彼は、世界の理に基づき「世界の人々が望む夢」の中から「新しくも懐かしい、真実に基づくイオスの世界にする為」の、最善と思われる方法を選んでいたに過ぎず。
 それが最善であるなら「今の世界での犠牲は厭わない」とした・・・例えそれがアーデン自身、望まぬ方法であっても。世界の人々が「そういう夢」を見る程に歪んでしまったイオスの世界を立て直すには、仕方が無い事なのだと。

 そう思って見たら・・・ルナフレーナを刺した後のアーデンの挙動は「辛いのを、精一杯誤魔化している」様にも見えないかな?
 アーデンは迷える人々を導く為、今までずっとその手を差し伸べ続けて来た。
 その導く為に差し伸べ続けて来た手で、初めて人を刺した。
 その感触を葛藤を握り締め、握り潰し・・・自分の中で昇華する。
 全てはイオスの世界に「全ての真実」を取り戻す為。
 その代償として自らに課した使命を果たす為にも、皆が望む「アーデン」を演じ続けよう・・・例えそれで導きの手が、血の赤に染まる事になるとしても。 

 で、何故それが「今の世界」なのかと言うと。
 建国時より「ルシス王家が都合の悪い「真実」を「改編・改竄」し続けたせいで、イオスの世界は歪み傾き続け」その結果「今踏ん張らないと、本当にイオスの世界は転覆し終焉を迎えてしまう」ってトコまで来ているからで。
 って事は、世界がこんなに歪み傾き続けてるのも、その世界の傾きを食い止める為にアーデンがせっせと手を回してやらなきゃならないのも、それに付き合わされ皆が酷い目に合う羽目になったのも、全部「ルシス王家のせい」ってトコに戻ってくる。
 でも、そのルシス王家だって「全ては 我らが 王の為に」って言う忠実な臣下達の「それが民らの為でもあるのです」って言葉を是とするしかなかった・・・民らを想っての「改編・改竄」だったのだろうから。
 その責任を、時の王子・ノクティスに全部背負わせるのは可哀そうなんだろうけど。

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 《新約 70》で「《新約》のアーデンが、過去の世界の記憶を維持してるのか、いないのか・・・って。ちゃんと書いてたっけ?」って部分を固める為に書き始めた「第二章」の補足が、脱線に脱線を重ね長くなりましたが・・・以上で終わりにして。
 次回からやっと、ノクティスが主人公の「第一章」&「第三章」の補足に戻したいと思います(予定)。

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