落書き帳の10ページ目
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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《新約 72》
- 2026/03/01 (Sun) |
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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【アップデートされて行く世界の「真実」って?】
【勘違いから生まれる世界・・・が、あってもイイ?】
【「終焉と再生を繰り返す世界」の、本当の意味】
《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【アップデートされて行く世界の「真実」って?】
【勘違いから生まれる世界・・・が、あってもイイ?】
【「終焉と再生を繰り返す世界」の、本当の意味】
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【アップデートされて行く世界の「真実」って?】
前回《新約 71》では「意外と【FF15】本編では出番が少ないレイヴス君の、貴重な登場シーン」として、アラケオル基地でのイベントシーンを取り上げましたが。
「じゃあ、回想シーン除いたら。
レイヴスの次の出番って、もうジグナタス要塞なんか。」
・・・って思ってたトコに、問題発生。
え・・・あの「イドラ皇帝の御前~ノクティスに化けたアーデンに殺される」トコって、アップデートで後日追加された部分だったんだ?
いや「Chapter13:ノクティスで進める⇒途中でグラディオラスに交代⇒ノクティスに戻る」みたいな感じで、最初(発売当初)からあったイベントシーンだとばかり思っていた。
と、言う事があって・・・何か心配になって来たので、これを機会に確認しておきたいんですが(今更)。
①《Chapter 03》ニフルハイム帝都 グラレアでの、御前会議(?)。
②《Chapter 05》ラジオ放送での、帝国軍のレイヴス将軍より『封鎖』についての声明発表。
③《Chapter 05》ラジオ放送での、帝国軍より「頻発していた地震について」の発表。
④《Chapter 05》アラケオル基地での接触(ノクティスに吹っ掛ける)。
⑤《Chapter 09》オルティシエ ジュレイル広場にて、アーデンとの会話。
⑥《エピソード・イグニス》オルティシエの動乱の裏側(イグニスと共闘)。
➆《Chapter 12》テネブラエに居る、マリアの回想シーン。
⑧《Chapter 12》列車内。氷神シヴァからの「神凪の逆鉾」に込められていた記憶。
⑨《Chapter 13・グラディオラスルート》ジグナタス要塞・警備カメラの映像(?)で見るレイヴスの最期。
⑩《Chapter 13》レイヴスの亡骸から、父王の剣を受け取る。
⑪《Chapter 13》シガイ化したレイヴスとバトル。
・・・レイヴスが絡んでるイベントって、こんな感じ?
だとしたら「こうして列挙してみると、意外と出番あったんだな」と思いつつも、よくよく考えてみたら。
①⑤は、ノクティス以外の別視点&帝国側での出来事なので、ノクティス自身は知る事が出来ない事柄。
⑥⑨は、ノクティス以外の別視点&当事者(グラディオラスorイグニス)から「こう言う事があった」って説明がなければ、ノクティスは何があったか把握しようがないし。どこまで把握出来るかはグラ&イグの、主観&説明に大きく左右される。
②③は、ラジオからの「帝国軍のレイヴス将軍より」「帝国軍より」との音声のみ。
➆は、ノクティスにしたら「マリアから話で聞いただけ」で。その回想シーンにしたって厳密に言えば「マリアの回想なので、どこまで正確な事実」なのか分からず(そもそもマリアってあのシーンを見てた=オルティシエまで付いて来てたの?)。
⑧は、謎の力でノクティスの脳裏に浮かんだシーン(=ノクティス視点)だとしても。見せて来るのが氷神シヴァだけに「本当にあった出来事」なのか。世界に留まる「思念や想い出が具現化した映像」なのか分からず(ジールの花畑=テネブラエだと思うんだけど。ああいう話をする段階になって、フルーレ兄妹がテネブラエで会うタイミングってあったのかな?)。
・・・そうなってくると、実際に「ノクティスが、レイヴスに直接会った」と断言出来るのは④⑩⑪だけになるので。ノクティスにしたら、
④で、イキナリ婚約者の兄(=未来のお義兄様)が、言い掛かり付けて来たと思ったら。
⑩で、イキナリ訳も分からず死んでて。
⑪で、イキナリシガイ化して襲い掛かって来た・・・って事になるので。
そりゃ、ビックリだよね・・・と。
だってプレイヤーは、映像補完(①⑤➆)&イベント追加(⑥⑨)のおかげで、ノクティスよりも具体的に「こう言う事があったらしい」ってイメージが掴めるとしても。
それは、プレイヤーの「想い出・記憶」が、蓄積されるだけであって。
ノクティス自身は「ノクティスが、レイヴスに直接会った」イベントが追加されない以上、今以上の新しい「彼が自分の目で見た、確かな事実」を得る事は出来ないんだから。
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って書くと「いやいや、ちゃんと説明してるでしょ?」って思いたい・・・トコだけど。
【エピソード・イグニス】⇒「アーデンに抗い戦う」の場合。本編に繋がるルートなので、ゆっくり話しをする時間は捻出出来るだろうけど(実際にイベントとして無くても「どこかでは話してたんだろうな」って余地を残した状態にある)。
【エピソード・イグニス(EXTRA CHAPTER)】⇒「アーデンと共に行く」の場合。イグニスと三人が合流した後、直ぐにノクティスはクリスタルと接触してしまうので。普通に考えたら【エピソード・イグニス】道中での出来事をノクティスに話す余裕なんてなく、話す機会が訪れるとしたらノクティスが戻って来た約10年後?
・・・ってかこのルートの場合「ノクティスはクリスタルに取り込まれてたのか?」ってトコから疑わなきゃならないし(クリスタルが「ピカーッ!」って光って助言をゲット&普通に単純にその辺のダンジョンでの試練(1週間程度)から帰って来ただけかもしれん)。
そもそもレイヴスが存命なので、故人の想い出を語る訳でも無く・・・何か通常ルートとは色々前提が違うせいで、話の趣旨がブレちゃうと言うか。ぶっちゃけ「時間が出来たら、本人とも話をしてみてくれ」って話だよね。ルナフレーナの事とか繊細な話ではあるけど、レイヴスの心中なんて本人に聞くのが一番「真実」なんだから。
そして【Chapter 13・グラディオラスルート】の場合。これも「合流してから~ノクティスがクリスタルに取り込まれるまで」に、グラディオラスが「防犯カメラの画像記録に残ってたんだけどよ・・・」って話を、する余裕があったか無かったかって話で。
あると言えば、あったかもしれない。時間制限でもない限りジグナタス要塞でグルグル散策してたら、いくらでも時間は嵩増し出来るんだし。
でも無いと言えば、無かったかもしれない。アーデンが不安を煽って来るからプロンプトとも早く合流したいし。普通に早くゲームを進めたい人なら、それこそ「詳しく話をしている余裕なんて無い」程度にはサッサと駆け抜けるかもしれないので。
結局のトコは「クリスタルに取り込まれるまでに伝えられるかは、解釈&プレイスタイルによる」⇒ゆっくり話しを出来るとしたら「約10年後(ノクティスが戻ってきてから)」になってしまう。
で・・・ここまで長々と書いて、何が言いたかったかと言うと。
アップデート&DLC追加で、徐々に情報は増えたものの。そうであっても、プレイヤーが思ってるほどノクティス自身は「今のイオスの世界で事実とされている事柄」を知らない・・・寧ろ「アップデートされて行く中、主人公なのに置いてけぼり」で。
何か「ノクティスに見えてる世界」と「プレイヤーに見えてる世界」が、どんどんズレて行ってしまっていて。
そうなってくると、この先の解釈が変わって来るなぁ・・・と。
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【勘違いから生まれる世界・・・が、あってもイイ?】
まず、今までは。
先に書いた通り「《Chapter 13・グラディオラスルート》は、最初から含まれていた」って勘違いしてたけど。
全体としては「【FF15】が【FF15・ロイヤルエディション】に上書き、された上で【エピソード・〇〇(各DLC)】追加」って認識だったので。
何らかの理由があって一度に全部収録出来なかったから、何度かに分けてイベント&シナリオを追加する方法を取っただけで、最初から【FF15】という物語の全体像は完成していた。
つまり足掛け「発売当日(本当に手付かずの無印)~アップデート+各DLC」を経て、漸く「【FF15】という1つの物語が完成する」・・・これが多分「当たり前&普通の考え方」だと思うんだけど。
この考え方「分割・追加しているだけで、最初から物語の全体像は決まっている」前提で、レイヴスの挙動を考えると。
「この世界も守ろうと、人知れず頑張って来たんだけど。
ルナフレーナを救えなかった事で、
やっぱり神の導き・加護無しでは救えないって、
・・・諦めちゃったのかな?」
↓
「神によって定められた運命に従いつつも、
自身の意志を持って頑張って来たんだけど。
ルナフレーナを救えなかった事で、
自在に扱えないバグの力程度では、この世界は救えない。
世界を救うには、神(=プログラマー)の指示・命令に従う他無いと。
そう悟り、レイヴスはバグの修正を受け入れた。」
だから【エピソード・イグニス】で「オレはオレの決着をつける」って別れた後。
ジグナタス要塞でのイドラ皇帝との謁見以降、急に「世界がレイヴスに求める役割・イメージ像」を体現した様な「お利口さん」になっちゃったのかな・・・って思ってた。
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でも、それはそれで疑問に思ってたトコがあって。
まず一つ目が「このタイミングでバグの修正を受け入れてた」なら「最期、シガイ化して襲い掛かって来る理由が潰れている筈」と言う事。
今回の《新約》のレイヴスは「新約・第一章」冒頭時点で「無意識下=この時点では無自覚だったけど既にバグを抱えていて、過去(新約・第二章)の「想い出・記憶」を持っていた(=バグの内包)」から、本来なら嵌められるはずのない光耀の指輪を嵌め。
しかもバグにより、それを嵌める事が出来てしまった(=バグの発現)。
つまりタイミングだけで言うと、物語冒頭の「魔導の力を利用した義手」を自身の一部としたタイミング・・・というよりも、その前から既にレイヴスはバグを抱えていて。
そのバグの力を「神に対抗出来る、唯一の力」として利用&制御しつつ、今のイオスの世界も守ろうと孤軍奮闘していた・・・んだから。
レイヴス死亡=自我を失う=制御出来なくなったせいで、バグの力が暴走(=シガイ化)してしまっただけで。
別に最期の最後になって「アーデンが細工してレイヴスをシガイ化し、ノクティス達を襲わせた訳では無かった」って事になる。
なので、最初からバグっていたレイヴスが「このタイミング=ルナフレーナを救えなかった事で限界を悟り、バグの修正を受け入れた」のなら。
当然、イドラ皇帝との謁見以降のレイヴスは「バグの修正=バグ(神に対抗出来る、唯一の力)と引き換えに、プログラマーに導き守られる普通のゲームのキャラになってしまった」筈なので。
バグを取り除かれ、しかも神(プログラマー)に導き守られている筈のレイヴスが、最期の最後になってまたシガイ化・・・つまりまたバグってしまうと言うのは、物語の展開としてどうなのかと。
この段階から再びレイヴスをシガイ化(=バグらせる)事が出来るのは、やっぱりアーデンしか居ない=「アーデンがレイヴスの亡骸orまだ命がある間に、シガイ化した(=シガイの能力を与えた)」に持って来るしか無いと思うんだけど。
アーデンがレイヴスをシガイ化したいかって言うと・・・そんな事、無いんじゃないかなって。
とは言っても勿論、レイヴスに対する個人的な感傷云々では無くて(人でなしなので)。
アーデンが導き手であり献身者である所以が「【FF】が【FF】であるように」って歴代FFシリーズを見守り続けてきた「自己チェック&修復プログラム」を取り込んでいる存在だから・・・なら。いくら凍結になったとはいえ「前作主人公に、こんな役目を負わせるかな?」って。
確かに「前作主人公が敵対する」展開は無きにしも非ずだし。
シナリオとして「ノクティスに自覚を促す&現実を突き付ける為なら何でもする」みたいな理由あっての事・・・って言われれば、そうかもしれない。
でも「【FF】が【FF】であるように」と見守り続けたアーデンが、今回のレイヴスの最期を「【FF】らしいイベント」として率先して演出するかって言うと・・・だとしたら残念というか。単純に「そうではあって欲しくない」ってのが正直なトコかもしれないけど。
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で、疑問に思ってたトコの二つ目が「本当にレイヴスは、物語の途中で諦めてしまったのかな?」って事。
これは本当に主観的な部分なんだけど・・・彼は「SFC時代の模範的な主人公」なので、基本どんな困難&絶望的な状況に置かれようと、諦めたり妥協したり出来ない。本当の本当に「ダメなんだ」って現実にぶち当たらないと折れない、不器用な性格だと思うので。
確かにルナフレーナを救えなかった事は、大きな心の傷にはなるだろうけど。
だからと言って自らに課した「今のイオスの世界も守る」&「今の主人公・ノクティス」を導びく」という使命を、途中で諦めてしまう・・・なんて事にはならない。
それでもレイヴスは、諦める事なんて出来なくて。
少なくとも、自分が走れる最後までは走り切った。
本当の本当に・・・バグってどうしようもなくなるまで、最期まで。
・・・って位の方が、レイヴス君らしくないかな?
「今のイオスの世界が、こんなに歪み傾いてしまったのは。
過去の世界で自分が、アーデンを殺してやらなかったせいだ。」
そう思っているなら、尚更。
だから「イドラ皇帝との謁見以降、別人の様にお利口さんになってしまった」のは「バグの修正=意志を捨て、普通のゲームのキャラになってしまった(自身の限界を悟り、諦めてしまった)」というように見えるんだけど。
レイヴスの性格を考えると「本当に、そのタイミングで諦めるかなぁ・・・?」って。なんかモヤモヤした感じが残る着地点だった。
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【「終焉と再生を繰り返す世界」の、本当の意味】
と・・・ここまでが「《Chapter 13・グラディオラスルート》は、最初から含まれていた」と勘違いした上で。
何らかの理由があって一度に全部収録出来なかったから、何度かに分けてイベント&シナリオを追加する方法を取っただけで、最初から【FF15】という物語の全体像は完成していた。
という「世界の構造」で見た時の、レイヴス君の行動の解釈(但し、ちょっと納得いかない)だったんだけど。
上記勘違いを修正。つまり「《Chapter 13・グラディオラスルート》は、最初含まれていなかった」のなら「世界の構造」を変える事で、別の見方が出来るので・・・そっちの方が、都合が良いなぁ、と。
じゃあ、どう「世界の構造」を変えるかと言うと。
何らかの理由があって一度に全部収録出来なかったから、何度かに分けてイベント&シナリオを追加する方法を取っただけで、最初から【FF15】という物語の全体像は完成していた=足掛け「発売当日(本当に手付かずの無印)~アップデート+各DLC」を経て、漸く「【FF15】という1つの世界が完成する」・・・のではなく。
発売当時の無印は、未完成(アップデート&DLC待ち)ではなく、あれはあれで完成した世界で。
その完成した世界に対して皆が夢見る「補足(アップデート&各DLC)」を加える事で、新しい世界にリメイクされ(ex.ロイヤルエディション)。
新しい世界が完成すると、それに対しまた皆が様々な夢を見るので。更にそれを補う為の「補足(アップデート&各DLC)」が加えられ、また新しい世界にリメイクされる(ex.各種DLC)。
つまり「完成している世界」に、皆の夢に応える為の「補足(アップデート&各DLC)」を加えた結果「リメイク(=世界が変わってしまう)」を繰り返している世界・・・って考える。
なので、わかり易さ重視で【FF15】で例えさせてもらうと。
発売当時の【FF15(無印)】は、あれで完成した世界だったので。この時点でアップデート&各DLCの予定は無かった。
でも「何で、あんなシナリオになったのか?」「もっと説明&補完して欲しい」「こう言う事だったのかも?」といった声が上がったので、皆の夢に応える為「それらを補完する為のシナリオ&設定を追加」した(ex.ロイヤルエディション)。
で「これで完成だな」と思ってたら、ロイヤルエディションをプレイしたファンから「他のキャラでもプレイしたい」「まだ話しがよく分からない」「違うEDも見たい!」と言った声が上がったので、皆の夢に応えようと更に「それらを補完する為のシナリオ&設定を追加」した(ex.各DLC)。
つまりファンの夢に応える形で「補足(アップデート&各DLC)」を足して行った結果、世界がどんどん「リメイク(=終焉と再生を繰り返す世界)」されて行っただけで。
一番最初の【FF15(無印)】の段階から、今現在の【FF15ロイヤルエディション+各DLC】のシナリオが計画されていた訳では無かった・・・ってイメージ。
勿論これは「わかり易さ重視」のイメージの話であって、実際にこういう制作スケジュールだった・・・とは思っていません。ロイヤルエディションにしても、各DLCにしても、さすがに作業量に対して制作期間が短すぎるし。それこそ、そんな行き当たりばったり怖すぎる。
ただ「レガリア(TYPE-F)で~」のイオスの世界は、ずっと書いて来たように「剣神バハムートの夢が、幻光虫によって具現化した世界」で「その夢はイオスの世界の住人の「想い出・記憶」の影響を受ける(=設計図)」ので。
剣神バハムートの夢が、現実の世界になるのなら。
一晩もあれば、世界も変えられるよね?
と言うか、望む望まないに限らず。
眠りに就く度に、世界が変わっちゃう可能性もある。
それ位、このイオスの世界は不安定って事。
だって、何もかもが「夢」なんだから。
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と・・・ここまで書いても「で、結局何が違うの?」「過程が違うだけで、最終的には同じじゃないの?」って感じだと思います。何て言うか自分でも上手くまとめられないなぁ・・・って。
ただ、今まで思っていた、足掛け「発売当日(本当に手付かずの無印)~アップデート+各DLC」を経て、漸く「【FF15】という1つの世界が完成する」という世界観(以降、世界観①と表記)と。
今回再構成した「完成している世界」に、皆の夢に応える為の「補足(アップデート&各DLC)」を加えた結果「リメイク(=世界が変わってしまう)を繰り返している」という世界観(以降、世界観②と表記)は、明確に違うトコがあって。
世界観①の方は「分割・追加という方法を取っただけで、最初から【FF15】という物語の全体像は決まっていた」のなら。
例えば【FF15(無印)】の時点では「レイヴスとイドラ皇帝との謁見」シーンは未収録だったけど。それは諸事情からゲーム内では「まだ描かれていなかった」だけで、実際は「最初からそういうシナリオだった」って事になる。
「色々な事情があって、ゲーム内での収録は見送る事になっただけで。
実は【FF15(無印)】の時点でも、
レイヴスとイドラ皇帝の一連の遣り取りは出来上がっていた。」
この「一連の遣り取りは出来上がっていた」が、頭の中での構想段階なのか、実際にゲームとして完成していたのかはさて置き・・・神様とか、創り手の言い分としては、そんなニュアンスになるのかな?
対する世界観②の方は「完成している世界」に、皆の夢に応える為の「補足(アップデート&各DLC)」を加えた結果「リメイク(=世界が変わってしまう)を繰り返している」のなら。
【FF15(無印)】の時点で未収録だった「レイヴスとイドラ皇帝との謁見」シーンは、本当にこの段階では「存在していなかった」って事になる。
だって一番最初の「完成している世界」が【FF15(無印)】で。
その【FF15(無印)】に対する、皆の夢に応える為に追加されたのが「レイヴスとイドラ皇帝との謁見」シーンだった。つまり、
「色々な事情があって【FF15】は【FF15(無印)】で完成の筈だった。
でも皆が「何でレイヴスはあんな事になってたのか?」って言うから。
その想いに応える為、皆が望む納得出来るような物語として、
本来は無かった「レイヴスとイドラ皇帝との謁見」以降を足した。」
世界が構築される流れとしては、こういうイメージに近いかな。
で、こうして世界観①と②を比較して見えてくる「明確に違うトコ」と言うのが。
世界観①=未収録だっただけで【FF15(無印)】の時点でも「レイヴスとイドラ皇帝との謁見シーン以降も出来上がっていた」ので、これ以上「矛盾&競合するような、別のイベントを捻じ込む事は出来ない」んだけど。
世界観②=未収録だった【FF15(無印)】時点では「レイヴスとイドラ皇帝との謁見シーン以降は存在しなかった」のなら。その存在しなかった部分に「未収録だっただけで、実は別のイベントがあったという余地を捻出する事が出来る」と言う事、になるので。
「世界観②の【FF15(無印)】バージョンのみ。
未収録だっただけで、
実は別のイベントがあったという余地を捻出する事が出来る。」
↓
「世界観②の【FF15(無印)】バージョンのみ。
未収録にされてしまっただけで、
神に対抗出来る、唯一の力(=バグ)を持っていたレイヴスは、
自身の決着を付ける為、過去の自分と同じ道を。
イドラ皇帝と謁見する為では無く、
アーデンとの決着を付ける為、クリスタルルームを目指した。」
「レイヴスは、過去の自分の「想い出・記憶」を持っていたので、
その通りに動く事は出来た(内部的には「プログラムを持ったまま」なので)。
でもそれは「過去のプログラム」を、
バグでフラグを立て、無理矢理引っ張って来ているに過ぎないので。」
「最後の一撃を撃てない・・・というバグも引き継いだまま。
つまりこの世界でも、レイヴスはアーデンを殺せず。
アーデンの一撃を躱した拍子に転落し、下層に叩き付けられ命を落とす。
その運命を、変える事は出来なかった。」
↓
「でもレイヴスは最期、バグの力で一つの奇跡を起こしていた。
それが「ノクティスに、父王の剣を託す」という、
本来、彼のプログラムには無かった挙動。」
「それは「レギスの剣を、突き立てる」・・・それだけの事だったけれど。
レイヴスに起こせる奇跡としては、とてつもなく大きなバグで。」
「それをキッカケに、レイヴスは自身のバグに飲み込まれ、
結果「シガイ化(=バグの暴走)」という最期を迎える事になった。」
「けれど・・・力を制御出来ず、自我も失って尚。
レイヴスは世界の為に、世界から消去される事を望んだ。」
「力は尽くした・・・自分に出来る事は、全部やった。
その結末だと思えば、受け入れるしかなかった。
この世界を救えるのはノクティスであって、
自分には世界も命も救えない・・・これが現実なのだと。」
といった具合に、世界観②の【FF15(無印)】バージョンのみ「未収録にされてしまっただけで、上記の様なイベントがあったかもしれない」って夢を見る事が出来る訳です。これが世界観①と②の大きな違い。
で・・・ここまで読んでもらったら、伝わると思いますが。
最初から途中で諦めたんじゃなくて、最初の一周は最後まで走り切った。
やっぱり「コッチの方が、レイヴス君らしい」・・・って自分的には思うので。
世界観②の【FF15(無印)】バージョンでは、レイヴスは上記のような動きをしていたけど。
それは創り手にとっても、想定外のバグの挙動だったので(主人公そっち除けで、ラスボス倒しに行くんだもん)。
レイヴスのバグによる一連のイベントを削る事で「そんな事は無かった」事にしようとした。
でもノクティスが見ていない所での出来事は、未収録にする事で「無かった事」に出来ても(主人公の見てないトコで、敵サイドが何やってるかなんて分からなくて当然・・・って理屈)。
ノクティスが見ている・・・主人公が絡んでいる部分は「無かった事」に出来なかったので。
創り手だって本当ならもっと「レイヴスらしい、FFらしい結末」にしたかったんだけど。
⑩《Chapter 13》レイヴスの亡骸から、父王の剣を受け取る。
⑪《Chapter 13》シガイ化したレイヴスとバトル。
という「ノクティスが、レイヴスに直接会った」部分に関しては「無かった事」に出来ず。
その【FF15(無印)】バージョンでの不自然に残った「レイヴスの謎」に関する、皆からの「何でレイヴスはあんな事になってたのか?」って声に応える為にと。上手く⑩⑪に繋がるイベントとして「イドラ皇帝との謁見」以降を、後日追加した(=《Chapter 13・グラディオラスルート》追加)。
上手くまとめられなかった&色々な謎をヌルっと残したままなので、何かスッキリしない&気持ち悪いオチだと思いますが。今現在の最終着地点としては、このようなイメージで置いておきたいと思います。
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それこそ「何でレイヴスはバグを起こしてまで、アーデンとの決着を付けに行ったのか」辺りは「アーデン&レイヴス=同じようにイオスの世界を救う事を使命としている」って解釈だと「何で?」って引っ掛かっちゃうポイントかもしれないので・・・「【FF15(無印)】バージョンを走り抜いたレイヴスは、以降どういう立ち位置になったのか?」と合わせ、次回にでも補足予定です。
あ、そう言えば・・・今回投稿が遅かったのは、巷で噂のインフルエンザB型で一週間程、寝込んでいたせいだったんですが(「寝込んでる間、妄想し放題やん!」とか思ってたら、シンドくてそうでもなかった)。
三月は年度末で忙しいので、以降もしばらくは投稿ペースが崩れるかもです。一応報告まで。
【アップデートされて行く世界の「真実」って?】
前回《新約 71》では「意外と【FF15】本編では出番が少ないレイヴス君の、貴重な登場シーン」として、アラケオル基地でのイベントシーンを取り上げましたが。
「じゃあ、回想シーン除いたら。
レイヴスの次の出番って、もうジグナタス要塞なんか。」
・・・って思ってたトコに、問題発生。
え・・・あの「イドラ皇帝の御前~ノクティスに化けたアーデンに殺される」トコって、アップデートで後日追加された部分だったんだ?
いや「Chapter13:ノクティスで進める⇒途中でグラディオラスに交代⇒ノクティスに戻る」みたいな感じで、最初(発売当初)からあったイベントシーンだとばかり思っていた。
と、言う事があって・・・何か心配になって来たので、これを機会に確認しておきたいんですが(今更)。
①《Chapter 03》ニフルハイム帝都 グラレアでの、御前会議(?)。
②《Chapter 05》ラジオ放送での、帝国軍のレイヴス将軍より『封鎖』についての声明発表。
③《Chapter 05》ラジオ放送での、帝国軍より「頻発していた地震について」の発表。
④《Chapter 05》アラケオル基地での接触(ノクティスに吹っ掛ける)。
⑤《Chapter 09》オルティシエ ジュレイル広場にて、アーデンとの会話。
⑥《エピソード・イグニス》オルティシエの動乱の裏側(イグニスと共闘)。
➆《Chapter 12》テネブラエに居る、マリアの回想シーン。
⑧《Chapter 12》列車内。氷神シヴァからの「神凪の逆鉾」に込められていた記憶。
⑨《Chapter 13・グラディオラスルート》ジグナタス要塞・警備カメラの映像(?)で見るレイヴスの最期。
⑩《Chapter 13》レイヴスの亡骸から、父王の剣を受け取る。
⑪《Chapter 13》シガイ化したレイヴスとバトル。
・・・レイヴスが絡んでるイベントって、こんな感じ?
だとしたら「こうして列挙してみると、意外と出番あったんだな」と思いつつも、よくよく考えてみたら。
①⑤は、ノクティス以外の別視点&帝国側での出来事なので、ノクティス自身は知る事が出来ない事柄。
⑥⑨は、ノクティス以外の別視点&当事者(グラディオラスorイグニス)から「こう言う事があった」って説明がなければ、ノクティスは何があったか把握しようがないし。どこまで把握出来るかはグラ&イグの、主観&説明に大きく左右される。
②③は、ラジオからの「帝国軍のレイヴス将軍より」「帝国軍より」との音声のみ。
➆は、ノクティスにしたら「マリアから話で聞いただけ」で。その回想シーンにしたって厳密に言えば「マリアの回想なので、どこまで正確な事実」なのか分からず(そもそもマリアってあのシーンを見てた=オルティシエまで付いて来てたの?)。
⑧は、謎の力でノクティスの脳裏に浮かんだシーン(=ノクティス視点)だとしても。見せて来るのが氷神シヴァだけに「本当にあった出来事」なのか。世界に留まる「思念や想い出が具現化した映像」なのか分からず(ジールの花畑=テネブラエだと思うんだけど。ああいう話をする段階になって、フルーレ兄妹がテネブラエで会うタイミングってあったのかな?)。
・・・そうなってくると、実際に「ノクティスが、レイヴスに直接会った」と断言出来るのは④⑩⑪だけになるので。ノクティスにしたら、
④で、イキナリ婚約者の兄(=未来のお義兄様)が、言い掛かり付けて来たと思ったら。
⑩で、イキナリ訳も分からず死んでて。
⑪で、イキナリシガイ化して襲い掛かって来た・・・って事になるので。
そりゃ、ビックリだよね・・・と。
だってプレイヤーは、映像補完(①⑤➆)&イベント追加(⑥⑨)のおかげで、ノクティスよりも具体的に「こう言う事があったらしい」ってイメージが掴めるとしても。
それは、プレイヤーの「想い出・記憶」が、蓄積されるだけであって。
ノクティス自身は「ノクティスが、レイヴスに直接会った」イベントが追加されない以上、今以上の新しい「彼が自分の目で見た、確かな事実」を得る事は出来ないんだから。
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って書くと「いやいや、ちゃんと説明してるでしょ?」って思いたい・・・トコだけど。
【エピソード・イグニス】⇒「アーデンに抗い戦う」の場合。本編に繋がるルートなので、ゆっくり話しをする時間は捻出出来るだろうけど(実際にイベントとして無くても「どこかでは話してたんだろうな」って余地を残した状態にある)。
【エピソード・イグニス(EXTRA CHAPTER)】⇒「アーデンと共に行く」の場合。イグニスと三人が合流した後、直ぐにノクティスはクリスタルと接触してしまうので。普通に考えたら【エピソード・イグニス】道中での出来事をノクティスに話す余裕なんてなく、話す機会が訪れるとしたらノクティスが戻って来た約10年後?
・・・ってかこのルートの場合「ノクティスはクリスタルに取り込まれてたのか?」ってトコから疑わなきゃならないし(クリスタルが「ピカーッ!」って光って助言をゲット&普通に単純にその辺のダンジョンでの試練(1週間程度)から帰って来ただけかもしれん)。
そもそもレイヴスが存命なので、故人の想い出を語る訳でも無く・・・何か通常ルートとは色々前提が違うせいで、話の趣旨がブレちゃうと言うか。ぶっちゃけ「時間が出来たら、本人とも話をしてみてくれ」って話だよね。ルナフレーナの事とか繊細な話ではあるけど、レイヴスの心中なんて本人に聞くのが一番「真実」なんだから。
そして【Chapter 13・グラディオラスルート】の場合。これも「合流してから~ノクティスがクリスタルに取り込まれるまで」に、グラディオラスが「防犯カメラの画像記録に残ってたんだけどよ・・・」って話を、する余裕があったか無かったかって話で。
あると言えば、あったかもしれない。時間制限でもない限りジグナタス要塞でグルグル散策してたら、いくらでも時間は嵩増し出来るんだし。
でも無いと言えば、無かったかもしれない。アーデンが不安を煽って来るからプロンプトとも早く合流したいし。普通に早くゲームを進めたい人なら、それこそ「詳しく話をしている余裕なんて無い」程度にはサッサと駆け抜けるかもしれないので。
結局のトコは「クリスタルに取り込まれるまでに伝えられるかは、解釈&プレイスタイルによる」⇒ゆっくり話しを出来るとしたら「約10年後(ノクティスが戻ってきてから)」になってしまう。
で・・・ここまで長々と書いて、何が言いたかったかと言うと。
アップデート&DLC追加で、徐々に情報は増えたものの。そうであっても、プレイヤーが思ってるほどノクティス自身は「今のイオスの世界で事実とされている事柄」を知らない・・・寧ろ「アップデートされて行く中、主人公なのに置いてけぼり」で。
何か「ノクティスに見えてる世界」と「プレイヤーに見えてる世界」が、どんどんズレて行ってしまっていて。
そうなってくると、この先の解釈が変わって来るなぁ・・・と。
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【勘違いから生まれる世界・・・が、あってもイイ?】
まず、今までは。
先に書いた通り「《Chapter 13・グラディオラスルート》は、最初から含まれていた」って勘違いしてたけど。
全体としては「【FF15】が【FF15・ロイヤルエディション】に上書き、された上で【エピソード・〇〇(各DLC)】追加」って認識だったので。
何らかの理由があって一度に全部収録出来なかったから、何度かに分けてイベント&シナリオを追加する方法を取っただけで、最初から【FF15】という物語の全体像は完成していた。
つまり足掛け「発売当日(本当に手付かずの無印)~アップデート+各DLC」を経て、漸く「【FF15】という1つの物語が完成する」・・・これが多分「当たり前&普通の考え方」だと思うんだけど。
この考え方「分割・追加しているだけで、最初から物語の全体像は決まっている」前提で、レイヴスの挙動を考えると。
「この世界も守ろうと、人知れず頑張って来たんだけど。
ルナフレーナを救えなかった事で、
やっぱり神の導き・加護無しでは救えないって、
・・・諦めちゃったのかな?」
↓
「神によって定められた運命に従いつつも、
自身の意志を持って頑張って来たんだけど。
ルナフレーナを救えなかった事で、
自在に扱えないバグの力程度では、この世界は救えない。
世界を救うには、神(=プログラマー)の指示・命令に従う他無いと。
そう悟り、レイヴスはバグの修正を受け入れた。」
だから【エピソード・イグニス】で「オレはオレの決着をつける」って別れた後。
ジグナタス要塞でのイドラ皇帝との謁見以降、急に「世界がレイヴスに求める役割・イメージ像」を体現した様な「お利口さん」になっちゃったのかな・・・って思ってた。
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でも、それはそれで疑問に思ってたトコがあって。
まず一つ目が「このタイミングでバグの修正を受け入れてた」なら「最期、シガイ化して襲い掛かって来る理由が潰れている筈」と言う事。
今回の《新約》のレイヴスは「新約・第一章」冒頭時点で「無意識下=この時点では無自覚だったけど既にバグを抱えていて、過去(新約・第二章)の「想い出・記憶」を持っていた(=バグの内包)」から、本来なら嵌められるはずのない光耀の指輪を嵌め。
しかもバグにより、それを嵌める事が出来てしまった(=バグの発現)。
つまりタイミングだけで言うと、物語冒頭の「魔導の力を利用した義手」を自身の一部としたタイミング・・・というよりも、その前から既にレイヴスはバグを抱えていて。
そのバグの力を「神に対抗出来る、唯一の力」として利用&制御しつつ、今のイオスの世界も守ろうと孤軍奮闘していた・・・んだから。
レイヴス死亡=自我を失う=制御出来なくなったせいで、バグの力が暴走(=シガイ化)してしまっただけで。
別に最期の最後になって「アーデンが細工してレイヴスをシガイ化し、ノクティス達を襲わせた訳では無かった」って事になる。
なので、最初からバグっていたレイヴスが「このタイミング=ルナフレーナを救えなかった事で限界を悟り、バグの修正を受け入れた」のなら。
当然、イドラ皇帝との謁見以降のレイヴスは「バグの修正=バグ(神に対抗出来る、唯一の力)と引き換えに、プログラマーに導き守られる普通のゲームのキャラになってしまった」筈なので。
バグを取り除かれ、しかも神(プログラマー)に導き守られている筈のレイヴスが、最期の最後になってまたシガイ化・・・つまりまたバグってしまうと言うのは、物語の展開としてどうなのかと。
この段階から再びレイヴスをシガイ化(=バグらせる)事が出来るのは、やっぱりアーデンしか居ない=「アーデンがレイヴスの亡骸orまだ命がある間に、シガイ化した(=シガイの能力を与えた)」に持って来るしか無いと思うんだけど。
アーデンがレイヴスをシガイ化したいかって言うと・・・そんな事、無いんじゃないかなって。
とは言っても勿論、レイヴスに対する個人的な感傷云々では無くて(人でなしなので)。
アーデンが導き手であり献身者である所以が「【FF】が【FF】であるように」って歴代FFシリーズを見守り続けてきた「自己チェック&修復プログラム」を取り込んでいる存在だから・・・なら。いくら凍結になったとはいえ「前作主人公に、こんな役目を負わせるかな?」って。
確かに「前作主人公が敵対する」展開は無きにしも非ずだし。
シナリオとして「ノクティスに自覚を促す&現実を突き付ける為なら何でもする」みたいな理由あっての事・・・って言われれば、そうかもしれない。
でも「【FF】が【FF】であるように」と見守り続けたアーデンが、今回のレイヴスの最期を「【FF】らしいイベント」として率先して演出するかって言うと・・・だとしたら残念というか。単純に「そうではあって欲しくない」ってのが正直なトコかもしれないけど。
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で、疑問に思ってたトコの二つ目が「本当にレイヴスは、物語の途中で諦めてしまったのかな?」って事。
これは本当に主観的な部分なんだけど・・・彼は「SFC時代の模範的な主人公」なので、基本どんな困難&絶望的な状況に置かれようと、諦めたり妥協したり出来ない。本当の本当に「ダメなんだ」って現実にぶち当たらないと折れない、不器用な性格だと思うので。
確かにルナフレーナを救えなかった事は、大きな心の傷にはなるだろうけど。
だからと言って自らに課した「今のイオスの世界も守る」&「今の主人公・ノクティス」を導びく」という使命を、途中で諦めてしまう・・・なんて事にはならない。
それでもレイヴスは、諦める事なんて出来なくて。
少なくとも、自分が走れる最後までは走り切った。
本当の本当に・・・バグってどうしようもなくなるまで、最期まで。
・・・って位の方が、レイヴス君らしくないかな?
「今のイオスの世界が、こんなに歪み傾いてしまったのは。
過去の世界で自分が、アーデンを殺してやらなかったせいだ。」
そう思っているなら、尚更。
だから「イドラ皇帝との謁見以降、別人の様にお利口さんになってしまった」のは「バグの修正=意志を捨て、普通のゲームのキャラになってしまった(自身の限界を悟り、諦めてしまった)」というように見えるんだけど。
レイヴスの性格を考えると「本当に、そのタイミングで諦めるかなぁ・・・?」って。なんかモヤモヤした感じが残る着地点だった。
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【「終焉と再生を繰り返す世界」の、本当の意味】
と・・・ここまでが「《Chapter 13・グラディオラスルート》は、最初から含まれていた」と勘違いした上で。
何らかの理由があって一度に全部収録出来なかったから、何度かに分けてイベント&シナリオを追加する方法を取っただけで、最初から【FF15】という物語の全体像は完成していた。
という「世界の構造」で見た時の、レイヴス君の行動の解釈(但し、ちょっと納得いかない)だったんだけど。
上記勘違いを修正。つまり「《Chapter 13・グラディオラスルート》は、最初含まれていなかった」のなら「世界の構造」を変える事で、別の見方が出来るので・・・そっちの方が、都合が良いなぁ、と。
じゃあ、どう「世界の構造」を変えるかと言うと。
何らかの理由があって一度に全部収録出来なかったから、何度かに分けてイベント&シナリオを追加する方法を取っただけで、最初から【FF15】という物語の全体像は完成していた=足掛け「発売当日(本当に手付かずの無印)~アップデート+各DLC」を経て、漸く「【FF15】という1つの世界が完成する」・・・のではなく。
発売当時の無印は、未完成(アップデート&DLC待ち)ではなく、あれはあれで完成した世界で。
その完成した世界に対して皆が夢見る「補足(アップデート&各DLC)」を加える事で、新しい世界にリメイクされ(ex.ロイヤルエディション)。
新しい世界が完成すると、それに対しまた皆が様々な夢を見るので。更にそれを補う為の「補足(アップデート&各DLC)」が加えられ、また新しい世界にリメイクされる(ex.各種DLC)。
つまり「完成している世界」に、皆の夢に応える為の「補足(アップデート&各DLC)」を加えた結果「リメイク(=世界が変わってしまう)」を繰り返している世界・・・って考える。
なので、わかり易さ重視で【FF15】で例えさせてもらうと。
発売当時の【FF15(無印)】は、あれで完成した世界だったので。この時点でアップデート&各DLCの予定は無かった。
でも「何で、あんなシナリオになったのか?」「もっと説明&補完して欲しい」「こう言う事だったのかも?」といった声が上がったので、皆の夢に応える為「それらを補完する為のシナリオ&設定を追加」した(ex.ロイヤルエディション)。
で「これで完成だな」と思ってたら、ロイヤルエディションをプレイしたファンから「他のキャラでもプレイしたい」「まだ話しがよく分からない」「違うEDも見たい!」と言った声が上がったので、皆の夢に応えようと更に「それらを補完する為のシナリオ&設定を追加」した(ex.各DLC)。
つまりファンの夢に応える形で「補足(アップデート&各DLC)」を足して行った結果、世界がどんどん「リメイク(=終焉と再生を繰り返す世界)」されて行っただけで。
一番最初の【FF15(無印)】の段階から、今現在の【FF15ロイヤルエディション+各DLC】のシナリオが計画されていた訳では無かった・・・ってイメージ。
勿論これは「わかり易さ重視」のイメージの話であって、実際にこういう制作スケジュールだった・・・とは思っていません。ロイヤルエディションにしても、各DLCにしても、さすがに作業量に対して制作期間が短すぎるし。それこそ、そんな行き当たりばったり怖すぎる。
ただ「レガリア(TYPE-F)で~」のイオスの世界は、ずっと書いて来たように「剣神バハムートの夢が、幻光虫によって具現化した世界」で「その夢はイオスの世界の住人の「想い出・記憶」の影響を受ける(=設計図)」ので。
剣神バハムートの夢が、現実の世界になるのなら。
一晩もあれば、世界も変えられるよね?
と言うか、望む望まないに限らず。
眠りに就く度に、世界が変わっちゃう可能性もある。
それ位、このイオスの世界は不安定って事。
だって、何もかもが「夢」なんだから。
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と・・・ここまで書いても「で、結局何が違うの?」「過程が違うだけで、最終的には同じじゃないの?」って感じだと思います。何て言うか自分でも上手くまとめられないなぁ・・・って。
ただ、今まで思っていた、足掛け「発売当日(本当に手付かずの無印)~アップデート+各DLC」を経て、漸く「【FF15】という1つの世界が完成する」という世界観(以降、世界観①と表記)と。
今回再構成した「完成している世界」に、皆の夢に応える為の「補足(アップデート&各DLC)」を加えた結果「リメイク(=世界が変わってしまう)を繰り返している」という世界観(以降、世界観②と表記)は、明確に違うトコがあって。
世界観①の方は「分割・追加という方法を取っただけで、最初から【FF15】という物語の全体像は決まっていた」のなら。
例えば【FF15(無印)】の時点では「レイヴスとイドラ皇帝との謁見」シーンは未収録だったけど。それは諸事情からゲーム内では「まだ描かれていなかった」だけで、実際は「最初からそういうシナリオだった」って事になる。
「色々な事情があって、ゲーム内での収録は見送る事になっただけで。
実は【FF15(無印)】の時点でも、
レイヴスとイドラ皇帝の一連の遣り取りは出来上がっていた。」
この「一連の遣り取りは出来上がっていた」が、頭の中での構想段階なのか、実際にゲームとして完成していたのかはさて置き・・・神様とか、創り手の言い分としては、そんなニュアンスになるのかな?
対する世界観②の方は「完成している世界」に、皆の夢に応える為の「補足(アップデート&各DLC)」を加えた結果「リメイク(=世界が変わってしまう)を繰り返している」のなら。
【FF15(無印)】の時点で未収録だった「レイヴスとイドラ皇帝との謁見」シーンは、本当にこの段階では「存在していなかった」って事になる。
だって一番最初の「完成している世界」が【FF15(無印)】で。
その【FF15(無印)】に対する、皆の夢に応える為に追加されたのが「レイヴスとイドラ皇帝との謁見」シーンだった。つまり、
「色々な事情があって【FF15】は【FF15(無印)】で完成の筈だった。
でも皆が「何でレイヴスはあんな事になってたのか?」って言うから。
その想いに応える為、皆が望む納得出来るような物語として、
本来は無かった「レイヴスとイドラ皇帝との謁見」以降を足した。」
世界が構築される流れとしては、こういうイメージに近いかな。
で、こうして世界観①と②を比較して見えてくる「明確に違うトコ」と言うのが。
世界観①=未収録だっただけで【FF15(無印)】の時点でも「レイヴスとイドラ皇帝との謁見シーン以降も出来上がっていた」ので、これ以上「矛盾&競合するような、別のイベントを捻じ込む事は出来ない」んだけど。
世界観②=未収録だった【FF15(無印)】時点では「レイヴスとイドラ皇帝との謁見シーン以降は存在しなかった」のなら。その存在しなかった部分に「未収録だっただけで、実は別のイベントがあったという余地を捻出する事が出来る」と言う事、になるので。
「世界観②の【FF15(無印)】バージョンのみ。
未収録だっただけで、
実は別のイベントがあったという余地を捻出する事が出来る。」
↓
「世界観②の【FF15(無印)】バージョンのみ。
未収録にされてしまっただけで、
神に対抗出来る、唯一の力(=バグ)を持っていたレイヴスは、
自身の決着を付ける為、過去の自分と同じ道を。
イドラ皇帝と謁見する為では無く、
アーデンとの決着を付ける為、クリスタルルームを目指した。」
「レイヴスは、過去の自分の「想い出・記憶」を持っていたので、
その通りに動く事は出来た(内部的には「プログラムを持ったまま」なので)。
でもそれは「過去のプログラム」を、
バグでフラグを立て、無理矢理引っ張って来ているに過ぎないので。」
「最後の一撃を撃てない・・・というバグも引き継いだまま。
つまりこの世界でも、レイヴスはアーデンを殺せず。
アーデンの一撃を躱した拍子に転落し、下層に叩き付けられ命を落とす。
その運命を、変える事は出来なかった。」
↓
「でもレイヴスは最期、バグの力で一つの奇跡を起こしていた。
それが「ノクティスに、父王の剣を託す」という、
本来、彼のプログラムには無かった挙動。」
「それは「レギスの剣を、突き立てる」・・・それだけの事だったけれど。
レイヴスに起こせる奇跡としては、とてつもなく大きなバグで。」
「それをキッカケに、レイヴスは自身のバグに飲み込まれ、
結果「シガイ化(=バグの暴走)」という最期を迎える事になった。」
「けれど・・・力を制御出来ず、自我も失って尚。
レイヴスは世界の為に、世界から消去される事を望んだ。」
「力は尽くした・・・自分に出来る事は、全部やった。
その結末だと思えば、受け入れるしかなかった。
この世界を救えるのはノクティスであって、
自分には世界も命も救えない・・・これが現実なのだと。」
といった具合に、世界観②の【FF15(無印)】バージョンのみ「未収録にされてしまっただけで、上記の様なイベントがあったかもしれない」って夢を見る事が出来る訳です。これが世界観①と②の大きな違い。
で・・・ここまで読んでもらったら、伝わると思いますが。
最初から途中で諦めたんじゃなくて、最初の一周は最後まで走り切った。
やっぱり「コッチの方が、レイヴス君らしい」・・・って自分的には思うので。
世界観②の【FF15(無印)】バージョンでは、レイヴスは上記のような動きをしていたけど。
それは創り手にとっても、想定外のバグの挙動だったので(主人公そっち除けで、ラスボス倒しに行くんだもん)。
レイヴスのバグによる一連のイベントを削る事で「そんな事は無かった」事にしようとした。
でもノクティスが見ていない所での出来事は、未収録にする事で「無かった事」に出来ても(主人公の見てないトコで、敵サイドが何やってるかなんて分からなくて当然・・・って理屈)。
ノクティスが見ている・・・主人公が絡んでいる部分は「無かった事」に出来なかったので。
創り手だって本当ならもっと「レイヴスらしい、FFらしい結末」にしたかったんだけど。
⑩《Chapter 13》レイヴスの亡骸から、父王の剣を受け取る。
⑪《Chapter 13》シガイ化したレイヴスとバトル。
という「ノクティスが、レイヴスに直接会った」部分に関しては「無かった事」に出来ず。
その【FF15(無印)】バージョンでの不自然に残った「レイヴスの謎」に関する、皆からの「何でレイヴスはあんな事になってたのか?」って声に応える為にと。上手く⑩⑪に繋がるイベントとして「イドラ皇帝との謁見」以降を、後日追加した(=《Chapter 13・グラディオラスルート》追加)。
上手くまとめられなかった&色々な謎をヌルっと残したままなので、何かスッキリしない&気持ち悪いオチだと思いますが。今現在の最終着地点としては、このようなイメージで置いておきたいと思います。
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それこそ「何でレイヴスはバグを起こしてまで、アーデンとの決着を付けに行ったのか」辺りは「アーデン&レイヴス=同じようにイオスの世界を救う事を使命としている」って解釈だと「何で?」って引っ掛かっちゃうポイントかもしれないので・・・「【FF15(無印)】バージョンを走り抜いたレイヴスは、以降どういう立ち位置になったのか?」と合わせ、次回にでも補足予定です。
あ、そう言えば・・・今回投稿が遅かったのは、巷で噂のインフルエンザB型で一週間程、寝込んでいたせいだったんですが(「寝込んでる間、妄想し放題やん!」とか思ってたら、シンドくてそうでもなかった)。
三月は年度末で忙しいので、以降もしばらくは投稿ペースが崩れるかもです。一応報告まで。
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