落書き帳の10ページ目
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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《新約 67》
- 2026/01/18 (Sun) |
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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【「♪ 銀紅閃舞」← 銀と紅なんでしょ?】
【「第二章」全ての真実を伝える為の世界】
【失われた「想い出・記憶」の欠片を集めて】
【闇の王を討てなかった「哀れな神凪」】
《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【「♪ 銀紅閃舞」← 銀と紅なんでしょ?】
【「第二章」全ての真実を伝える為の世界】
【失われた「想い出・記憶」の欠片を集めて】
【闇の王を討てなかった「哀れな神凪」】
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【「♪ 銀紅閃舞」←「 銀」と「紅」なんでしょ?】
・・・と言う事で、記事タイトル通り。
前回「場所は移動するけど、あの「アーデンvsレギス戦」のBGMは貰って行きたい《新約 66》」と書いていた「♪ 銀紅閃舞」・・・自分の中では何は無くとも、これだけは最終決戦の確定事項です。
だって「銀」と「紅」なんでしょ?
「紅」は、アーデンの髪色とかファントムソードの色だとして。
「銀」が、何でレギスなの?この頃のレギスはまだ黒髪&衣装も黒寄りだし。ファントムソードは・・・あれを「銀」って言ってるの?
そもそもの話「銀紅」って「銀紅 意味」で検索しても出て来ないんだけど、日本既存の単語じゃないのかな?大抵「銀鮭 紅鮭」絡みでヒットしてしまう・・・何?カチコチに冷凍された銀鮭と紅鮭ぶん回して、どっちの鮭の方が格上か決める戦いなの?鮭(=サーモン)ぶん回すって、ケニー・クロウじゃあるまいし。
で「検索しても出て来ない=造語」だとすると。以前にも「完璧な造語って難しいと思うんですよね、何かしら意味を持たせる&由来があるとかでないと《雑記 7》」と書いていたように「わざわざ造語にするって事は、言葉を作ってでも伝えたい、何かしらの意味がある筈」だと思ったので。
「銀と紅だったら、レイヴスとアーデンじゃないの?」
これが「あの曲はタイトルだけ見て「アーデンと、レイヴスが戦う時の曲かな?」って思っていた《新約 66》」理由。
それに自分的には「閃舞」も、レイヴスっぽいけどなぁ・・・って。
だってアーデンとレギス。二人してファントムソードクルクルしてたら、どっちかって言うと「閃」より「円」じゃない?
とは言え本当に「♪ 銀紅円舞」だったら、格好良いバトル曲じゃなくて、優雅なワルツになっちゃうだろうから・・・そこは仕方が無いのかなって。
それこそ【FF8】のダンスシーン「♪ Waltz for the Moon」のスコールとリノアが、レギスとアーデンで頭を過って、ちょっと面白かったです。踊るだけ踊って、颯爽と帰って行くアーデン。
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で、ここまでは「♪ 銀紅閃舞」って曲名だけで「銀と紅だったら、レイヴスとアーデンじゃないの?」とか言っていた訳ですが。
「♪ 銀紅閃舞」ってロック調・・・って表現したら良いのかな?全体で聞くと格好イイ&乗りの良い曲だけど。
主旋律だけ頭の中で歌ってみると、実はそんなに明るい曲じゃなくて。寧ろ「悲壮感」が翻弄される・・・何か変な表現だけど、曲そのものが、
本当は辛い&悲しい想いを抱えた曲(=主旋律)なのを、
他の部分(=伴奏、リズム等)が、
思い掛けない事で、気持ちの整理が付かないのは仕方が無い。
本当に戦うしかないのかと、問い掛けたい気持ちも分かる。
向き合えば、思い浮かぶのは懐かしく優しい想い出ばかりで。
戦いたくないと・・・願ってしまうのも。
でも、戦う事は避けられない。
だってそれが彼が、世界が、歴史が望む事だから。
一速、二速、三速と・・・心のギアを踏み込む様に、
想いが枷となるのなら、それすら衝動に任せ振り切ってでも。
もう、戦う事は避けられない。
だってそれが彼が、世界が、歴史が望む事だから。
今は、戦うしかないんだ・・・!
って、折れそうになる心を、支え押し上げてやってる・・・それが、ラスボス戦に臨むレイヴスの心境を表しているように聞こえて。
でも「何でそう聞こえるのか?」って言われたら難しい。強いて言うなら「急転直下みたいなイントロの入り」とか「何でかローテンションなBメロ」「サビに向けての返し&切り替え」「サビ入って直ぐ、伴奏が一音ずつ三段上げて」からの「一足飛びに踏み込んだトップ」での「勢いのままに振り切るような三連符×3」から、そういうイメージに繋がるのかなと、自己分析しています。
ただ《雑記 11》でも、
何気無く聞いてるけど「音楽」ってのは、どこで仕入れたか自分でも分からないような「感覚」を総動員して、自分でも分からないウチに「無意識」に処理してる・・・物凄く「感覚的」なモノなんじゃないかな、って。
と、書いていたように。音楽っていうのは究極の「感覚」であって、その感覚は「人それぞれの、人生の集大成から導き出されるモノ」だとしたら、言葉で伝えようと思って伝わるモノでは無い・・・だろうから。
今回の「♪ 銀紅閃舞」に関しても「自分には、そういう風にも聞こえた」って話であって、決して「あれがアーデンvsレギス戦の曲って変じゃない?」って言ってる訳では無いです。
ここ念を押しておかないと【エピソード・アーデン】の「アーデンvsレギス戦」を想定して「♪ 銀紅閃舞」を作られた「作曲:下村陽子 先生」「編曲:平松建治 先生」に対して、大変失礼な事ですので・・・重々念を押しておきます。
って言った傍から・・・ですが、同時に訴えておきたいのが。
曲を聞いた時に浮かぶイメージっていうのは、それこそ無意識の産物なので。
「自分には、そういう風にも聞こえた」
「♪ 銀紅閃舞」を聞く度に、レイヴスとアーデンが戦っている絵が浮かぶのは、許して欲しいです、お願いします。
だって【TFBL】の「♪ 銀紅閃舞」のプレイ回数、今確認したら「究極:152回」「超絶:174回」だもん。今更「ちゃんとアーデンとレギスで、脳内再生して下さい!」って言われても・・・自分の頭の中の「想い出・記憶」を消去しない限り無理だ。
と・・・「♪ 銀紅閃舞」に対する、思いの丈を書き綴ったトコで(但し、方向性はズレている)。
納得してもらえるかは兎に角、今回の二次創作【新約・第二章】では「♪ 銀紅閃舞」を、最終決戦「レイヴスvsアーデン戦」でのBGMにお借りしたいと思います。
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【「第二章」全ての真実を伝える為の世界】
前回からの「♪ 銀紅閃舞」繫がりで、ラスボス戦BGMの話題が先になってしまいましたが。
実際、インソムニアからグラレアまでの道中は「飛空艇で帝国に向かいました」ってイベント進行だろうし。
グラレアに着いてからも特には・・・レイヴス君にとってニフルハイム帝国・帝都グラレアは第二の故郷みたいなモンなので。当然、グラレア市街地でも、ジグナタス要塞内でも戦闘にはならないし。ここに来てイドラと敵対⇒戦闘になる事も絶対無い。
ので・・・もう「インソムニアからグラレアまで飛空艇で帰還(イベント進行)」からの、
「アーデン!何処に居る・・・!?」
ジグナタス要塞の通路を抜け、安置されたクリスタルの前へ・・・つまり【エピソード・イグニス(EXTRA CHAPTER)】の最後「イグニスvsアーデン戦」と同じ状況に置いてあげれば、イメージし易くて良いんじゃないかな。で、
「遅かったね、レイヴス君。」
「アーデン・・・お前が本当に、
ルシスの禁忌・アダギウムなのか・・・?」
「さすがは歴代王に認められた、真の王。
だったらどうするべきか、もう分かってるよね?」
「殺せ オレを・・・!」
からの「♪ 銀紅閃舞」で、最終決戦開始・・・位のイメージ。
随分と急展開だけど、アーデンこれ以上待つの嫌だろうし。あまり長々と前置き入れると、それこそさっき書いた「♪ 銀紅閃舞」の「急転直下みたいなイントロの入り」のイメージが、グダっちゃうので。
「ええっ、もう戦うの!?(もうちょっと話、聞いてあげてよ?)」
位の急展開で、調度良いんじゃないかなって。
でもそれは、アーデン(と、書いてる自分)の都合であって。
アーデンと戦う覚悟が決まっていないレイヴスは、どうしても防戦一方になってしまい。クリスタルが置かれている周囲では無く、橋の方へ移動してしまう。
因みにこれは、戦闘を避ける為に意図して橋の方へと移動した・・・のではなく。
アーデンに打ち込まれ、それを受けながら後退っていたら、何時の間にか橋の方に来ていた・・・ってイメージ。
だけど殺して欲しいアーデンにしたら、そんなレイヴスの防戦一方で逃げに徹する姿勢はまどろっこしい&面倒でしかないので。
これ以上の退路を断つ為。用意周到なアーデンさんに、橋を途中で落としてもらいます。橋の幅が何mあるのかは分からないけど、長さ14m位のトコがベストかな?方法はボタン「ポチッ」で、元々そういう仕組みになってるのでも、爆破でも何でもお好みで宜しく。
そうなって来ると、退路の橋は落とされるし、アーデンは本気で斬りかかって来るしで。
(本当に殺される・・・!?)
自分でも、そう思ったか思わないかも分からない一瞬。咄嗟に斬り返した一閃がアーデンの額を掠める。
今でも「本当に戦わなければならないのか?」「何とか戦いを避ける道は無いのか?」・・・そんな事を考えているレイヴスだから、
「・・・アーデン、」
そんなつもりは無かった・・・アーデンを、殺そうだなんて。でも、
「そうだ・・・それで良い。」
満足そうに、嬉しそうに・・・まるで我が子を褒める様な場違いな微笑みに、心が軋む。
けどそれも一時の沈黙で。再び自分に剣を向けられても、それを受け切り結んでも・・・。
「大した痛みじゃないだろ ほら動け」
アーデンは本気で自分を殺そうとしている、それが分かっていても。
脳裏に浮かぶのは、自分を「真実」へと導く為、10年以上も守り支え導いてくれたアーデンとの想い出で。
でもそれら全てが・・・全ての「真実を知る王」となった自分に「アーデンを殺させる為」だったのなら。
他の何でもない「アーデンを殺す為」に、自分はここまで守り支え導かれてきたのなら。
そのアーデンの想いに応える・・・今の自分に出来る事は、
望み通り、アーデンを殺してやる事。
そう思うしかなかった・・・例えそれが、自分の本心では無いと分かっていても。
ただただ「アーデンの望みを、叶えてやるのだ」と、そう自分に言い聞かせ。
一、二、三・・・と、剣を振るう。迷いも想い出も自分の本心すらも、全部全部振り切って。
でも、最後と覚悟した一撃は・・・振り下ろす事が、出来なかった。
袈裟懸けに斬る剣の軌跡が目の前を掠めるのを、自由が利かなくなった身体で確認する。
寸での所で躱す事が出来たのか、斬られた痛みを感じる事は無かった。
ただ・・・下層階に打ち付けられた身体が、どうしようもなく痛かったけれど。
「オレには できない
オレの使命は命を救うこと」
例え世界の為であっても、例え彼自身が望む事であっても・・・命を奪う事など出来ない。
しかし遥か上層階から見下ろす男に、レイヴスの最期の言葉が届く事は無かった。
驚くでも、悲しむでも無い・・・向けられるのは、生死を確認する為の視線。
せっかく、ここまで導いて来たのに。
自分を越えたと思ったレイヴスは、呆気なく死んでしまった。
動かなくなった彼を見て「自分が勝ってしまったのだ」と、結論付ける。
ならもう・・・動かなくなった彼に希望は託せない、次を考えなければ。
それにしても誤算だった。
まさか「真の王」となっても、俺を殺せない・・・そんな事があるなんて。
「息子みたいに、大事に育てたつもりだったのになぁ。
しかも先に死んじゃうなんて・・・とんだ親不孝じゃない?」
だったら・・・次のイオスの世界、次の「運命の王子」には、
「いっその事、嫌われた方が良いのかな?
絶対に、俺を殺してくれるように・・・。」
肩越しにチラリと見遣った、アーデンの視線の先。
この世界の最期を見届けたのは、ひび割れ輝きを失いかけたクリスタルだけだった。
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随分昔の事で、事の始まりを忘れがちですが・・・話の繫がりで言うと、この「新約・第二章:レイヴスが主人公の物語」は「CHAPTER 13『奪還』」の最後。真の王の力を得る為、ノクティスが「クリスタルの中で膝抱えクルクル」~「クリスタルから解放され、約10年後の世界で目覚める」この間に挟まるシナリオで。
話の流れとしては「真の王の力とは「戦う為の力」では無く「真実を知る事」」なんだけど「過去のイオスの世界の真実は、この世界では既に失われてしまっていて知る事が出来ない」ので「過去のイオスの世界の「運命の王子・レイヴス」の視点から、その失われてしまった真実を知る事が目的だった」・・・という事になっています。
なので実際膝抱えてクルクルしてる時に、過去の回想シーンみたいなのが入るけど。
今回はあそこに「新約・第二章:レイヴスが主人公の物語」が入るイメージなので。
第二章の最後は「肩越しに振り返った、アーデンの視線の先」にクリスタルがあって、徐々にカメラを寄せていき、眩いクリスタルの中へ・・・からの、
「ーー力は満ちた
偽りの王が待つ 祖国へ向かうがいい」
バハムートの台詞に繋げる(以降はまた【FF15】と同じ展開に戻る)のが、一番スムーズじゃないかなと。これなら本当に「クリスタルの中での回想シーン」に「第二章:レイヴスが主人公の物語」を、はめ込むだけで済むので。
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【失われた「想い出・記憶」の欠片を集めて】
後、お察しだと思いますが・・・やたら「どっかで聞いたセリフ」「見た事ある設定」を流用しているのは、この「第二章」が「第一章」の元になっている世界・・・って考え方だから。
これは《旧約 40》なので、二年前?それこそ「(現実的に)古いネタ&別のイオスの世界」なので、全部が全部その通り引っ張って来れる訳では無いんだけど。この時点でのジグナタス要塞に対する印象として、
きちんと記録としては残ってるんだけど、正しい残され方をしていないって言うか。
寧ろ、既に「正しい残され方」「収納場所」が定まってないから、雑然と記録だけが残されていると言うか。
何せ「こういう事があった」っていう記録はあるんだけど、その個々がバラバラに散らかってるだけで、「正解・事実・真相・真実」といった繋がりが見えてこない・・・そういう中途半端さが「気持ち悪い」って感じ。
メタい見方をするなら、諸事情により「都合が悪くなったイベント」「没になったネタ」「使い道がなくなった音声」・・・要するに「今作では使えなくなった諸々」を押し込んでおくと、こんな感じになるかなぁって。
物語として落とし込むなら「実際に過去にあった」「こうなる筈だった」「こういう台詞を言っていた」・・・でも「この世界では、そうはならなかった」ものを保管している。
と・・・一言で言えば「記憶の保管庫」のようだと、書いていました。
これを「第二章」を下地に解釈すると、今回引っ張って来た「アーデン!何処に居る・・・!?」「殺せ オレを・・・!」「そうだ・・・それで良い。」「大した痛みじゃないだろ ほら動け」「オレには できない オレの使命は命を救うこと」これらの台詞は、本来「第二章」の最終決戦で使われていた台詞だった。
けど「第二章」そのものが、無かった事にされてしまった。
でも、そういった台詞があったっていう「想い出・記憶」は、イオスの世界に残っていた。
だから「第一章」では、その世界&設定とすり合わせた結果の「使われ方」がされてしまった。
レイヴスが「アーデン!何処に居る・・・!?」と言っていたのは、自身をシガイ化したアーデンを探していたからだろう。
アーデンが「殺せ オレを・・・!」なんて言う筈が無いので、シガイ化されたレイヴスが解放されたくてそう言ったんだろう。
アーデンが「そうだ・・・それで良い。」なんて言う筈が無いので、シガイ化されたレイヴスがノクティスに対してそう言ったんだろう。
アーデンとレイヴスが直接戦う事は無くなってしまったので「大した痛みじゃないだろ ほら動け」も、ノクティスに対する言葉として処理されてしまい。
アーデンを殺せなかったレイヴスの最期の言葉「オレには できない オレの使命は命を救うこと」は、当然使う機会が無くなってしまったので。何処かにあった台詞の筈だけど、何処か思い出せない・・・結果「この世界のアーデンなら、そう言う事を言いそう(だからココじゃない?)」と、イオスの世界に思われてしまったから、後世【エピソード・アーデン】でのアーデンの台詞の一つとされた。
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そして台詞だけでなく「最終決戦の舞台=【エピソード・イグニス(EXTRA CHAPTER)】の最後「イグニスvsアーデン戦」と同じ状況」としたように、設定も流用していますが。基本的な組み立て方は、台詞の時と同じで。
上記の場合なら「本当は「第二章」の、最終決戦の舞台だった」けど、世界が歪み「レイヴスvsアーデン戦」自体が無くなってしまった。
なので試行錯誤&想像した結果「【エピソード・イグニス(EXTRA CHAPTER)】の最後「イグニスvsアーデン戦」なら、ちょうど収まりが良くないかな?」と、イオスの世界に思われてしまい、その舞台に選ばれ再構築されてしまった。
・・・他にも、文字でそのまま表現できる「台詞」と違って、詳細を書いていない「設定」は伝わりにくかったと思うのですが。上記以外にも「使えるモノは使っておこう」の精神で、ちょいちょい「設定」を引っ張って来ていて。
分かりやすいので言うと、橋を落とす為の「ボタン、ポチッ!」は、実際アーデンが列車の中で謎のボタンを押してた部分で(あれは何の意味があったの?)。
レイヴス君の死に際も「下層階に打ち付けられた身体が、どうしようもなく痛かったけれど」・・・つまり「袈裟懸けに斬る剣の軌跡が目の前を掠めるのを、自由が利かなくなった身体で確認する」の時点で、レイヴスの身体は既に「宙に浮いていた」って事で。
これに関しては、アーデンの剣先を避けようと咄嗟に後方に避けたら、橋が落とされていたので、そのまま落下してしまった。
んだけど・・・それも、グラッと体勢を崩したのではなく、どっちかって言うとバックステップに近いかな。フワッと宙に浮いて「しまった!」と思う間もなく、落っこちてしまったってイメージで。何でかって言うと、これは「第一章」のレイヴスの最期とリンクしているから。本来のレイヴスも、イドラ皇帝の御前で戦ってて、よく分からん謎の力に吹っ飛ばされて落下・・・したのが致命傷みたいになってたでしょ?
だからジグナタス要塞の見取り図がどうなってんのか分からないけど、自分設定としては「第二章で、レイヴスが落下した場所(クリスタルが置かれている最上層)」と「第一章で、レイヴスが吹き飛ばされた場所(イドラ皇帝と対峙していた中層)」そして「第一章&二章で、レイヴスが落下し叩き付けられた場所(下層)」が、縦の軸で真っ直ぐ繋がっているイメージで。
結論としては「第一章&二章、どっちにしてもレイヴスは落下死」で「命を落とした最期の場は、同じ場所だった」って考え方。
そしてもう一つ「遥か上層階から見下ろす男」&「向けられるのは、生死を確認する為の視線」は【エピソード・プロンプト】の最後。高台(?)でしゃがみ込んで、プロンプトを見送るアーデンのイメージ・・・だから「自分が勝ってしまったのだ」って事。
だって【FF】の世界なら「勝った(=勝利)」ら「♪ 勝利のファンファーレ」でしょ?
尤も【FF15】は【FF】の常識が通用しない気がするので、どうかは知らないし。
第二章の最後で、実際にアーデンが「♪ 勝利のファンファーレ」を口ずさむかは別としても。
世界の考え方として「勝った(=勝利)」から「♪ 勝利のファンファーレ」or「♪ 勝利のファンファーレを口ずさんだ」から「勝った(=勝利)」って繋がり方は、押さえておこうかなって。
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【闇の王を討てなかった「哀れな神凪」】
と言う事で・・・第二章の結論としては「主人公・レイヴスが、ラスボス・アーデンを倒せなかった」ので「イオスの世界から、無かった事にされてしまった」と言う事になります。
つまり【FF15】のレイヴスは、光耀の指輪にも拒まれ、神凪にもなれなかった・・・どっちかって言うと「選ばれなかった者」だったけど。
第二章のレイヴスは、運命の王子として生まれ、神凪としても尊ばれ、真の王にまでなった・・・寧ろイオスの世界の多くの民に愛された、全てを与えられた「選ばれし者(=主人公)」だった。
でも最後の最後、たった一つ。
彼は主人公だったにも関わらず、ラスボスを倒す事が出来なかった。
だから「第二章・レイヴスが主人公の物語」は「イオスの世界から、無かった事にされてしまった」・・・だってそれは、イオスの世界としては致命的な欠陥で。
そのような事、許してもらえる筈が無かったから。
神様はこの世界を無かったものとし、次のイオスの世界へと「希望」は託される事となった。
レイヴスは、過去のイオスの世界では「選ばれし者」だった。
でも今のイオスの世界では「選ばれなかった者」とされてしまった。
その遠因は「レイヴスが、アーデンを殺せなかった」からで・・・自業自得と言ってしまえば、それまでかもしれない。
けど「自業自得」と言う言葉は、ネガティブなイメージが先行しがちだけれど。
「自分の行為の結果・報いを、自分が受けること」
理不尽な何かに屈したのでも、流されたのでも無く・・・それを選んだのはレイヴス自身だったという「真実」でもあり。
全てはレイヴスが「選んだ」結果であって、
「オレには できない オレの使命は命を救うこと」
彼は「選ばれなかった」のでは無い。今のレイヴスは、自らの意思で選んだ「アーデンの為に、自ら全てを手放した結果のレイヴス」と言う事。
本当は主人公として必要なモノ、全部持ってたんだけど。
アーデンの命と引き換えに、全部全部手放す事になっちゃった・・・そういうレイヴス君。
・・・って書くと、随分糖度高めですが実際にはそんな事全然なくて。
と言うか、アーデンとレイヴスがお互いに想い合っていて「キャッキャ♪」してるような関係だと、この「第二章」は成立しなくなっちゃうので・・・何が何でも「そんな事、全然無い関係」で居てもらわないと困る。
そんな二人の関係ですが・・・これはずっと書き続けて来た事でも有るけど、主にアーデンのレイヴスに対する感情は非常にドライです。アーデンがレイヴスを導いてやっていたのは偏に「彼が運命の王子だから」であって、そこに私情は全くない。
でも一番惨いのは「レイヴスの感情を、全く考慮していなかった」事。
だって「殺せ」って言ったら「殺してくれる」と思ってたって事は。
レイヴスが自分を慕ってくれてる事なんか、アーデンにしたら「関係ない」事・・・どころか、それだけ慕ってくれてたら「殺せる筈が無い」って、そんな当たり前の事も分からないんだから。
アーデンは目的の為に「親子の真似事」をしていただけで。
レイヴスが自分の事をどう思ってるかなんて、全然興味無かったんだと思うよ・・・一見矛盾しているように見えるけど、アーデンにしたら「親子」という関係自体に意義を見出していただけだから。
なのでこの人は「人でなし(=人の心を読むのが苦手)」な訳です。
尤も、アーデンは「炎神の魂を持つ存在」・・・つまり魂が神様由来なので、ある意味「人でなし」なのは正しいんだけど。
いくらイオスの世界の為ではあっても・・・そりゃ、そんな事してたら悪い意味での「人でなし」と思われても仕方が無いよね、と。
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そんなこんなで紆余曲折の末、漸くここまで来ましたが。レイヴスは「真の王」にはなったけど、クリスタルには触れていない。つまり世界の創造主の代弁者・剣神バハムートと対峙していないので。
六神達からの「イオスの世界=終焉と再生を繰り返す世界」という啓示から「この世界が滅び、新しい世界が生まれる」というトコまでは想像出来たとしても。
自分がアーデンを殺せなかった結果、イオスの世界はどうなってしまうのか?
その具体的なトコまでは、分かっていなかったと思うし。
実際この時点では、新しいイオスの世界がどうなるのかは分からないので。
今の自分がアーデンを殺せなかった結果、新しい世界では「選ばれなかった者」と見做されてしまい。
歴代王にも指輪にも拒絶され腕を焼かれ、当然のようにシルヴァもレギスも死亡・・・の上、本来なら死ななくてよかったルナフレーナまで失い。
自分自身も「アーデンの為に、自ら全てを手放した結果の世界」で、他ならぬアーデンに殺される・・・ってトコまで、分かっていた訳では無かった。
分かっていた訳では無かったし、
過去の世界の「想い出・記憶」を、彼自身が覚えているのかも分からない。
無意識下での「想い出・記憶」でしかないのかもしれないけど。
そういう世界になってしまったのも、レイヴスが選んだ結果だった・・・ってしとく事で、彼の高潔さに説得力を持たせる事が出来れば、と。
確かに現状、レイヴスの行動原理は「ルナフレーナを守る為」に、集約されているのかもしれないけど。
その真意の掴めない行動の数々の裏には「そういう過去があった」・・・からこそ世界規模の大きな視点でもって動き、この不自由な世界で模索しながら、必死に役割を果たそうとしていた。
例え誰にも認めてもらえなくても、誰にも選んでもらえなくても。
誰の為でも無い・・・全ての民の為に、このイオスの世界を守るのだと。
剥奪されて尚、嘗ての世界で交わした約束を・・・誓約を忘れてはいなかった。
嘗ての「運命の王子」そして「神凪」として、その精神は今でもレイヴスの魂を高潔たらしめている。
【「♪ 銀紅閃舞」←「 銀」と「紅」なんでしょ?】
・・・と言う事で、記事タイトル通り。
前回「場所は移動するけど、あの「アーデンvsレギス戦」のBGMは貰って行きたい《新約 66》」と書いていた「♪ 銀紅閃舞」・・・自分の中では何は無くとも、これだけは最終決戦の確定事項です。
だって「銀」と「紅」なんでしょ?
「紅」は、アーデンの髪色とかファントムソードの色だとして。
「銀」が、何でレギスなの?この頃のレギスはまだ黒髪&衣装も黒寄りだし。ファントムソードは・・・あれを「銀」って言ってるの?
そもそもの話「銀紅」って「銀紅 意味」で検索しても出て来ないんだけど、日本既存の単語じゃないのかな?大抵「銀鮭 紅鮭」絡みでヒットしてしまう・・・何?カチコチに冷凍された銀鮭と紅鮭ぶん回して、どっちの鮭の方が格上か決める戦いなの?鮭(=サーモン)ぶん回すって、ケニー・クロウじゃあるまいし。
で「検索しても出て来ない=造語」だとすると。以前にも「完璧な造語って難しいと思うんですよね、何かしら意味を持たせる&由来があるとかでないと《雑記 7》」と書いていたように「わざわざ造語にするって事は、言葉を作ってでも伝えたい、何かしらの意味がある筈」だと思ったので。
「銀と紅だったら、レイヴスとアーデンじゃないの?」
これが「あの曲はタイトルだけ見て「アーデンと、レイヴスが戦う時の曲かな?」って思っていた《新約 66》」理由。
それに自分的には「閃舞」も、レイヴスっぽいけどなぁ・・・って。
だってアーデンとレギス。二人してファントムソードクルクルしてたら、どっちかって言うと「閃」より「円」じゃない?
とは言え本当に「♪ 銀紅円舞」だったら、格好良いバトル曲じゃなくて、優雅なワルツになっちゃうだろうから・・・そこは仕方が無いのかなって。
それこそ【FF8】のダンスシーン「♪ Waltz for the Moon」のスコールとリノアが、レギスとアーデンで頭を過って、ちょっと面白かったです。踊るだけ踊って、颯爽と帰って行くアーデン。
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で、ここまでは「♪ 銀紅閃舞」って曲名だけで「銀と紅だったら、レイヴスとアーデンじゃないの?」とか言っていた訳ですが。
「♪ 銀紅閃舞」ってロック調・・・って表現したら良いのかな?全体で聞くと格好イイ&乗りの良い曲だけど。
主旋律だけ頭の中で歌ってみると、実はそんなに明るい曲じゃなくて。寧ろ「悲壮感」が翻弄される・・・何か変な表現だけど、曲そのものが、
本当は辛い&悲しい想いを抱えた曲(=主旋律)なのを、
他の部分(=伴奏、リズム等)が、
思い掛けない事で、気持ちの整理が付かないのは仕方が無い。
本当に戦うしかないのかと、問い掛けたい気持ちも分かる。
向き合えば、思い浮かぶのは懐かしく優しい想い出ばかりで。
戦いたくないと・・・願ってしまうのも。
でも、戦う事は避けられない。
だってそれが彼が、世界が、歴史が望む事だから。
一速、二速、三速と・・・心のギアを踏み込む様に、
想いが枷となるのなら、それすら衝動に任せ振り切ってでも。
もう、戦う事は避けられない。
だってそれが彼が、世界が、歴史が望む事だから。
今は、戦うしかないんだ・・・!
って、折れそうになる心を、支え押し上げてやってる・・・それが、ラスボス戦に臨むレイヴスの心境を表しているように聞こえて。
でも「何でそう聞こえるのか?」って言われたら難しい。強いて言うなら「急転直下みたいなイントロの入り」とか「何でかローテンションなBメロ」「サビに向けての返し&切り替え」「サビ入って直ぐ、伴奏が一音ずつ三段上げて」からの「一足飛びに踏み込んだトップ」での「勢いのままに振り切るような三連符×3」から、そういうイメージに繋がるのかなと、自己分析しています。
ただ《雑記 11》でも、
何気無く聞いてるけど「音楽」ってのは、どこで仕入れたか自分でも分からないような「感覚」を総動員して、自分でも分からないウチに「無意識」に処理してる・・・物凄く「感覚的」なモノなんじゃないかな、って。
と、書いていたように。音楽っていうのは究極の「感覚」であって、その感覚は「人それぞれの、人生の集大成から導き出されるモノ」だとしたら、言葉で伝えようと思って伝わるモノでは無い・・・だろうから。
今回の「♪ 銀紅閃舞」に関しても「自分には、そういう風にも聞こえた」って話であって、決して「あれがアーデンvsレギス戦の曲って変じゃない?」って言ってる訳では無いです。
ここ念を押しておかないと【エピソード・アーデン】の「アーデンvsレギス戦」を想定して「♪ 銀紅閃舞」を作られた「作曲:下村陽子 先生」「編曲:平松建治 先生」に対して、大変失礼な事ですので・・・重々念を押しておきます。
って言った傍から・・・ですが、同時に訴えておきたいのが。
曲を聞いた時に浮かぶイメージっていうのは、それこそ無意識の産物なので。
「自分には、そういう風にも聞こえた」
「♪ 銀紅閃舞」を聞く度に、レイヴスとアーデンが戦っている絵が浮かぶのは、許して欲しいです、お願いします。
だって【TFBL】の「♪ 銀紅閃舞」のプレイ回数、今確認したら「究極:152回」「超絶:174回」だもん。今更「ちゃんとアーデンとレギスで、脳内再生して下さい!」って言われても・・・自分の頭の中の「想い出・記憶」を消去しない限り無理だ。
と・・・「♪ 銀紅閃舞」に対する、思いの丈を書き綴ったトコで(但し、方向性はズレている)。
納得してもらえるかは兎に角、今回の二次創作【新約・第二章】では「♪ 銀紅閃舞」を、最終決戦「レイヴスvsアーデン戦」でのBGMにお借りしたいと思います。
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【「第二章」全ての真実を伝える為の世界】
前回からの「♪ 銀紅閃舞」繫がりで、ラスボス戦BGMの話題が先になってしまいましたが。
実際、インソムニアからグラレアまでの道中は「飛空艇で帝国に向かいました」ってイベント進行だろうし。
グラレアに着いてからも特には・・・レイヴス君にとってニフルハイム帝国・帝都グラレアは第二の故郷みたいなモンなので。当然、グラレア市街地でも、ジグナタス要塞内でも戦闘にはならないし。ここに来てイドラと敵対⇒戦闘になる事も絶対無い。
ので・・・もう「インソムニアからグラレアまで飛空艇で帰還(イベント進行)」からの、
「アーデン!何処に居る・・・!?」
ジグナタス要塞の通路を抜け、安置されたクリスタルの前へ・・・つまり【エピソード・イグニス(EXTRA CHAPTER)】の最後「イグニスvsアーデン戦」と同じ状況に置いてあげれば、イメージし易くて良いんじゃないかな。で、
「遅かったね、レイヴス君。」
「アーデン・・・お前が本当に、
ルシスの禁忌・アダギウムなのか・・・?」
「さすがは歴代王に認められた、真の王。
だったらどうするべきか、もう分かってるよね?」
「殺せ オレを・・・!」
からの「♪ 銀紅閃舞」で、最終決戦開始・・・位のイメージ。
随分と急展開だけど、アーデンこれ以上待つの嫌だろうし。あまり長々と前置き入れると、それこそさっき書いた「♪ 銀紅閃舞」の「急転直下みたいなイントロの入り」のイメージが、グダっちゃうので。
「ええっ、もう戦うの!?(もうちょっと話、聞いてあげてよ?)」
位の急展開で、調度良いんじゃないかなって。
でもそれは、アーデン(と、書いてる自分)の都合であって。
アーデンと戦う覚悟が決まっていないレイヴスは、どうしても防戦一方になってしまい。クリスタルが置かれている周囲では無く、橋の方へ移動してしまう。
因みにこれは、戦闘を避ける為に意図して橋の方へと移動した・・・のではなく。
アーデンに打ち込まれ、それを受けながら後退っていたら、何時の間にか橋の方に来ていた・・・ってイメージ。
だけど殺して欲しいアーデンにしたら、そんなレイヴスの防戦一方で逃げに徹する姿勢はまどろっこしい&面倒でしかないので。
これ以上の退路を断つ為。用意周到なアーデンさんに、橋を途中で落としてもらいます。橋の幅が何mあるのかは分からないけど、長さ14m位のトコがベストかな?方法はボタン「ポチッ」で、元々そういう仕組みになってるのでも、爆破でも何でもお好みで宜しく。
そうなって来ると、退路の橋は落とされるし、アーデンは本気で斬りかかって来るしで。
(本当に殺される・・・!?)
自分でも、そう思ったか思わないかも分からない一瞬。咄嗟に斬り返した一閃がアーデンの額を掠める。
今でも「本当に戦わなければならないのか?」「何とか戦いを避ける道は無いのか?」・・・そんな事を考えているレイヴスだから、
「・・・アーデン、」
そんなつもりは無かった・・・アーデンを、殺そうだなんて。でも、
「そうだ・・・それで良い。」
満足そうに、嬉しそうに・・・まるで我が子を褒める様な場違いな微笑みに、心が軋む。
けどそれも一時の沈黙で。再び自分に剣を向けられても、それを受け切り結んでも・・・。
「大した痛みじゃないだろ ほら動け」
アーデンは本気で自分を殺そうとしている、それが分かっていても。
脳裏に浮かぶのは、自分を「真実」へと導く為、10年以上も守り支え導いてくれたアーデンとの想い出で。
でもそれら全てが・・・全ての「真実を知る王」となった自分に「アーデンを殺させる為」だったのなら。
他の何でもない「アーデンを殺す為」に、自分はここまで守り支え導かれてきたのなら。
そのアーデンの想いに応える・・・今の自分に出来る事は、
望み通り、アーデンを殺してやる事。
そう思うしかなかった・・・例えそれが、自分の本心では無いと分かっていても。
ただただ「アーデンの望みを、叶えてやるのだ」と、そう自分に言い聞かせ。
一、二、三・・・と、剣を振るう。迷いも想い出も自分の本心すらも、全部全部振り切って。
でも、最後と覚悟した一撃は・・・振り下ろす事が、出来なかった。
袈裟懸けに斬る剣の軌跡が目の前を掠めるのを、自由が利かなくなった身体で確認する。
寸での所で躱す事が出来たのか、斬られた痛みを感じる事は無かった。
ただ・・・下層階に打ち付けられた身体が、どうしようもなく痛かったけれど。
「オレには できない
オレの使命は命を救うこと」
例え世界の為であっても、例え彼自身が望む事であっても・・・命を奪う事など出来ない。
しかし遥か上層階から見下ろす男に、レイヴスの最期の言葉が届く事は無かった。
驚くでも、悲しむでも無い・・・向けられるのは、生死を確認する為の視線。
せっかく、ここまで導いて来たのに。
自分を越えたと思ったレイヴスは、呆気なく死んでしまった。
動かなくなった彼を見て「自分が勝ってしまったのだ」と、結論付ける。
ならもう・・・動かなくなった彼に希望は託せない、次を考えなければ。
それにしても誤算だった。
まさか「真の王」となっても、俺を殺せない・・・そんな事があるなんて。
「息子みたいに、大事に育てたつもりだったのになぁ。
しかも先に死んじゃうなんて・・・とんだ親不孝じゃない?」
だったら・・・次のイオスの世界、次の「運命の王子」には、
「いっその事、嫌われた方が良いのかな?
絶対に、俺を殺してくれるように・・・。」
肩越しにチラリと見遣った、アーデンの視線の先。
この世界の最期を見届けたのは、ひび割れ輝きを失いかけたクリスタルだけだった。
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随分昔の事で、事の始まりを忘れがちですが・・・話の繫がりで言うと、この「新約・第二章:レイヴスが主人公の物語」は「CHAPTER 13『奪還』」の最後。真の王の力を得る為、ノクティスが「クリスタルの中で膝抱えクルクル」~「クリスタルから解放され、約10年後の世界で目覚める」この間に挟まるシナリオで。
話の流れとしては「真の王の力とは「戦う為の力」では無く「真実を知る事」」なんだけど「過去のイオスの世界の真実は、この世界では既に失われてしまっていて知る事が出来ない」ので「過去のイオスの世界の「運命の王子・レイヴス」の視点から、その失われてしまった真実を知る事が目的だった」・・・という事になっています。
なので実際膝抱えてクルクルしてる時に、過去の回想シーンみたいなのが入るけど。
今回はあそこに「新約・第二章:レイヴスが主人公の物語」が入るイメージなので。
第二章の最後は「肩越しに振り返った、アーデンの視線の先」にクリスタルがあって、徐々にカメラを寄せていき、眩いクリスタルの中へ・・・からの、
「ーー力は満ちた
偽りの王が待つ 祖国へ向かうがいい」
バハムートの台詞に繋げる(以降はまた【FF15】と同じ展開に戻る)のが、一番スムーズじゃないかなと。これなら本当に「クリスタルの中での回想シーン」に「第二章:レイヴスが主人公の物語」を、はめ込むだけで済むので。
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【失われた「想い出・記憶」の欠片を集めて】
後、お察しだと思いますが・・・やたら「どっかで聞いたセリフ」「見た事ある設定」を流用しているのは、この「第二章」が「第一章」の元になっている世界・・・って考え方だから。
これは《旧約 40》なので、二年前?それこそ「(現実的に)古いネタ&別のイオスの世界」なので、全部が全部その通り引っ張って来れる訳では無いんだけど。この時点でのジグナタス要塞に対する印象として、
きちんと記録としては残ってるんだけど、正しい残され方をしていないって言うか。
寧ろ、既に「正しい残され方」「収納場所」が定まってないから、雑然と記録だけが残されていると言うか。
何せ「こういう事があった」っていう記録はあるんだけど、その個々がバラバラに散らかってるだけで、「正解・事実・真相・真実」といった繋がりが見えてこない・・・そういう中途半端さが「気持ち悪い」って感じ。
メタい見方をするなら、諸事情により「都合が悪くなったイベント」「没になったネタ」「使い道がなくなった音声」・・・要するに「今作では使えなくなった諸々」を押し込んでおくと、こんな感じになるかなぁって。
物語として落とし込むなら「実際に過去にあった」「こうなる筈だった」「こういう台詞を言っていた」・・・でも「この世界では、そうはならなかった」ものを保管している。
と・・・一言で言えば「記憶の保管庫」のようだと、書いていました。
これを「第二章」を下地に解釈すると、今回引っ張って来た「アーデン!何処に居る・・・!?」「殺せ オレを・・・!」「そうだ・・・それで良い。」「大した痛みじゃないだろ ほら動け」「オレには できない オレの使命は命を救うこと」これらの台詞は、本来「第二章」の最終決戦で使われていた台詞だった。
けど「第二章」そのものが、無かった事にされてしまった。
でも、そういった台詞があったっていう「想い出・記憶」は、イオスの世界に残っていた。
だから「第一章」では、その世界&設定とすり合わせた結果の「使われ方」がされてしまった。
レイヴスが「アーデン!何処に居る・・・!?」と言っていたのは、自身をシガイ化したアーデンを探していたからだろう。
アーデンが「殺せ オレを・・・!」なんて言う筈が無いので、シガイ化されたレイヴスが解放されたくてそう言ったんだろう。
アーデンが「そうだ・・・それで良い。」なんて言う筈が無いので、シガイ化されたレイヴスがノクティスに対してそう言ったんだろう。
アーデンとレイヴスが直接戦う事は無くなってしまったので「大した痛みじゃないだろ ほら動け」も、ノクティスに対する言葉として処理されてしまい。
アーデンを殺せなかったレイヴスの最期の言葉「オレには できない オレの使命は命を救うこと」は、当然使う機会が無くなってしまったので。何処かにあった台詞の筈だけど、何処か思い出せない・・・結果「この世界のアーデンなら、そう言う事を言いそう(だからココじゃない?)」と、イオスの世界に思われてしまったから、後世【エピソード・アーデン】でのアーデンの台詞の一つとされた。
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そして台詞だけでなく「最終決戦の舞台=【エピソード・イグニス(EXTRA CHAPTER)】の最後「イグニスvsアーデン戦」と同じ状況」としたように、設定も流用していますが。基本的な組み立て方は、台詞の時と同じで。
上記の場合なら「本当は「第二章」の、最終決戦の舞台だった」けど、世界が歪み「レイヴスvsアーデン戦」自体が無くなってしまった。
なので試行錯誤&想像した結果「【エピソード・イグニス(EXTRA CHAPTER)】の最後「イグニスvsアーデン戦」なら、ちょうど収まりが良くないかな?」と、イオスの世界に思われてしまい、その舞台に選ばれ再構築されてしまった。
・・・他にも、文字でそのまま表現できる「台詞」と違って、詳細を書いていない「設定」は伝わりにくかったと思うのですが。上記以外にも「使えるモノは使っておこう」の精神で、ちょいちょい「設定」を引っ張って来ていて。
分かりやすいので言うと、橋を落とす為の「ボタン、ポチッ!」は、実際アーデンが列車の中で謎のボタンを押してた部分で(あれは何の意味があったの?)。
レイヴス君の死に際も「下層階に打ち付けられた身体が、どうしようもなく痛かったけれど」・・・つまり「袈裟懸けに斬る剣の軌跡が目の前を掠めるのを、自由が利かなくなった身体で確認する」の時点で、レイヴスの身体は既に「宙に浮いていた」って事で。
これに関しては、アーデンの剣先を避けようと咄嗟に後方に避けたら、橋が落とされていたので、そのまま落下してしまった。
んだけど・・・それも、グラッと体勢を崩したのではなく、どっちかって言うとバックステップに近いかな。フワッと宙に浮いて「しまった!」と思う間もなく、落っこちてしまったってイメージで。何でかって言うと、これは「第一章」のレイヴスの最期とリンクしているから。本来のレイヴスも、イドラ皇帝の御前で戦ってて、よく分からん謎の力に吹っ飛ばされて落下・・・したのが致命傷みたいになってたでしょ?
だからジグナタス要塞の見取り図がどうなってんのか分からないけど、自分設定としては「第二章で、レイヴスが落下した場所(クリスタルが置かれている最上層)」と「第一章で、レイヴスが吹き飛ばされた場所(イドラ皇帝と対峙していた中層)」そして「第一章&二章で、レイヴスが落下し叩き付けられた場所(下層)」が、縦の軸で真っ直ぐ繋がっているイメージで。
結論としては「第一章&二章、どっちにしてもレイヴスは落下死」で「命を落とした最期の場は、同じ場所だった」って考え方。
そしてもう一つ「遥か上層階から見下ろす男」&「向けられるのは、生死を確認する為の視線」は【エピソード・プロンプト】の最後。高台(?)でしゃがみ込んで、プロンプトを見送るアーデンのイメージ・・・だから「自分が勝ってしまったのだ」って事。
だって【FF】の世界なら「勝った(=勝利)」ら「♪ 勝利のファンファーレ」でしょ?
尤も【FF15】は【FF】の常識が通用しない気がするので、どうかは知らないし。
第二章の最後で、実際にアーデンが「♪ 勝利のファンファーレ」を口ずさむかは別としても。
世界の考え方として「勝った(=勝利)」から「♪ 勝利のファンファーレ」or「♪ 勝利のファンファーレを口ずさんだ」から「勝った(=勝利)」って繋がり方は、押さえておこうかなって。
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【闇の王を討てなかった「哀れな神凪」】
と言う事で・・・第二章の結論としては「主人公・レイヴスが、ラスボス・アーデンを倒せなかった」ので「イオスの世界から、無かった事にされてしまった」と言う事になります。
つまり【FF15】のレイヴスは、光耀の指輪にも拒まれ、神凪にもなれなかった・・・どっちかって言うと「選ばれなかった者」だったけど。
第二章のレイヴスは、運命の王子として生まれ、神凪としても尊ばれ、真の王にまでなった・・・寧ろイオスの世界の多くの民に愛された、全てを与えられた「選ばれし者(=主人公)」だった。
でも最後の最後、たった一つ。
彼は主人公だったにも関わらず、ラスボスを倒す事が出来なかった。
だから「第二章・レイヴスが主人公の物語」は「イオスの世界から、無かった事にされてしまった」・・・だってそれは、イオスの世界としては致命的な欠陥で。
そのような事、許してもらえる筈が無かったから。
神様はこの世界を無かったものとし、次のイオスの世界へと「希望」は託される事となった。
レイヴスは、過去のイオスの世界では「選ばれし者」だった。
でも今のイオスの世界では「選ばれなかった者」とされてしまった。
その遠因は「レイヴスが、アーデンを殺せなかった」からで・・・自業自得と言ってしまえば、それまでかもしれない。
けど「自業自得」と言う言葉は、ネガティブなイメージが先行しがちだけれど。
「自分の行為の結果・報いを、自分が受けること」
理不尽な何かに屈したのでも、流されたのでも無く・・・それを選んだのはレイヴス自身だったという「真実」でもあり。
全てはレイヴスが「選んだ」結果であって、
「オレには できない オレの使命は命を救うこと」
彼は「選ばれなかった」のでは無い。今のレイヴスは、自らの意思で選んだ「アーデンの為に、自ら全てを手放した結果のレイヴス」と言う事。
本当は主人公として必要なモノ、全部持ってたんだけど。
アーデンの命と引き換えに、全部全部手放す事になっちゃった・・・そういうレイヴス君。
・・・って書くと、随分糖度高めですが実際にはそんな事全然なくて。
と言うか、アーデンとレイヴスがお互いに想い合っていて「キャッキャ♪」してるような関係だと、この「第二章」は成立しなくなっちゃうので・・・何が何でも「そんな事、全然無い関係」で居てもらわないと困る。
そんな二人の関係ですが・・・これはずっと書き続けて来た事でも有るけど、主にアーデンのレイヴスに対する感情は非常にドライです。アーデンがレイヴスを導いてやっていたのは偏に「彼が運命の王子だから」であって、そこに私情は全くない。
でも一番惨いのは「レイヴスの感情を、全く考慮していなかった」事。
だって「殺せ」って言ったら「殺してくれる」と思ってたって事は。
レイヴスが自分を慕ってくれてる事なんか、アーデンにしたら「関係ない」事・・・どころか、それだけ慕ってくれてたら「殺せる筈が無い」って、そんな当たり前の事も分からないんだから。
アーデンは目的の為に「親子の真似事」をしていただけで。
レイヴスが自分の事をどう思ってるかなんて、全然興味無かったんだと思うよ・・・一見矛盾しているように見えるけど、アーデンにしたら「親子」という関係自体に意義を見出していただけだから。
なのでこの人は「人でなし(=人の心を読むのが苦手)」な訳です。
尤も、アーデンは「炎神の魂を持つ存在」・・・つまり魂が神様由来なので、ある意味「人でなし」なのは正しいんだけど。
いくらイオスの世界の為ではあっても・・・そりゃ、そんな事してたら悪い意味での「人でなし」と思われても仕方が無いよね、と。
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そんなこんなで紆余曲折の末、漸くここまで来ましたが。レイヴスは「真の王」にはなったけど、クリスタルには触れていない。つまり世界の創造主の代弁者・剣神バハムートと対峙していないので。
六神達からの「イオスの世界=終焉と再生を繰り返す世界」という啓示から「この世界が滅び、新しい世界が生まれる」というトコまでは想像出来たとしても。
自分がアーデンを殺せなかった結果、イオスの世界はどうなってしまうのか?
その具体的なトコまでは、分かっていなかったと思うし。
実際この時点では、新しいイオスの世界がどうなるのかは分からないので。
今の自分がアーデンを殺せなかった結果、新しい世界では「選ばれなかった者」と見做されてしまい。
歴代王にも指輪にも拒絶され腕を焼かれ、当然のようにシルヴァもレギスも死亡・・・の上、本来なら死ななくてよかったルナフレーナまで失い。
自分自身も「アーデンの為に、自ら全てを手放した結果の世界」で、他ならぬアーデンに殺される・・・ってトコまで、分かっていた訳では無かった。
分かっていた訳では無かったし、
過去の世界の「想い出・記憶」を、彼自身が覚えているのかも分からない。
無意識下での「想い出・記憶」でしかないのかもしれないけど。
そういう世界になってしまったのも、レイヴスが選んだ結果だった・・・ってしとく事で、彼の高潔さに説得力を持たせる事が出来れば、と。
確かに現状、レイヴスの行動原理は「ルナフレーナを守る為」に、集約されているのかもしれないけど。
その真意の掴めない行動の数々の裏には「そういう過去があった」・・・からこそ世界規模の大きな視点でもって動き、この不自由な世界で模索しながら、必死に役割を果たそうとしていた。
例え誰にも認めてもらえなくても、誰にも選んでもらえなくても。
誰の為でも無い・・・全ての民の為に、このイオスの世界を守るのだと。
剥奪されて尚、嘗ての世界で交わした約束を・・・誓約を忘れてはいなかった。
嘗ての「運命の王子」そして「神凪」として、その精神は今でもレイヴスの魂を高潔たらしめている。
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