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落書き帳の10ページ目

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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《新約 60》

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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
 【罪と罰『エイラ・ミルス・フルーレ』】
 【『エイラとミルス』の罪とは?】
 【『エイラとミルス』の罰とは?】
 【イオスの世界から忘れ去られる・・・という事】
 【初代神凪『エイラ・ミルス・フルーレ』】
 【「神聖」なのに「闇深い」神域・テネブラエ】
 【修正:「これは 友としての約束」】

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【罪と罰『エイラ・ミルス・フルーレ』】
 アーデンの次、ソムヌスとエイラで迷ったのですが。神の兄妹弟なので、お姉ちゃんのエイラから先に行きます。
 エイラに関して一番最初に押さえておかなきゃならないのが、

 後世『エイラ・ミルス・フルーレ』とされた女性は、原初「二人の女性」だった。
 が、後世では「一人の女性」として統合されてしまった存在・・・つまり、
 エイラ(対の娘・氷神シヴァ)の「想い出・記憶」と、
 ミルス(神成・剣神の一族)の「想い出・記憶」が、
 一緒くたになってしまった結果、「想い出・記憶」は二人分なのに「魂の器(=肉体)」は一人分しか用意されなかった・・・という考え方。
 そしてこれが、イオスの世界が傾き続ける原因となった・・・アーデンという不死の存在を生み出してしまった原因「エイラとミルスが、アーデンの死を偽った罪」に対する「エイラとミルスに与えられた罰」でもある、と。

 今回の二次創作「レガリア(TYPE-F)で~」は《旧約》《儀典》《新約》と、色々なイオスの世界を内包している訳ですが。
 その中で一貫しているのが「アーデン&エイラ」「炎神イフリート&氷神シヴァ」「イズニア&ミルス」そして今進行中の《新約》「アーデン&エイラ」にしても常に、
 女性側は、男性側に「許されない」との自覚がある恋愛感情を抱いている。
 男性側は、女性側を「特別な存在」とは思っているけど、それは恋愛感情ではない。
 で、女性側のこの「報われる事の無い片思い」が拗れて、最終的には男性側を手放せなくなってしまった、失いたくなかった、ずっと一緒に居たかった・・・というのが「イオスの世界が傾き続ける元凶」になってるんだけど。
 それすら「女性側にそうさせてしまったのは、自分のせいだから」って理由で、男性側が「君に罪など無い!」⇒「気付いてあげられなかった、そうさせてしまった自分が悪い」⇒「責任取らなきゃならない(義務)」って、後始末に奔走している(但し「イオスの世界の為」であって、彼女個人の為では無い)。
 確かに元凶は女性側にあるのかもしれない・・・事実、行き過ぎた愛だったからこそ、後世二人は「罪に対する罰」をイオスの世界から受ける事になった。
 でもそれは自分に対する深く重い愛故の行いで、その行い自体は罪だとしても。
 その愛そのものを責める事は難しい・・・だって彼女はそれだけ自分を愛してくれていたのだから。
 自分が彼女の想いに気付いていれば、こんな事にはならなかった・・・なら、その愛に応えてあげられなかった自分に罪があるのだと。

 と・・・「いやそんな、男側は悪ないやろ!?」って言いたくもなりますが、こういう女性側に圧倒的有利な世界構造な訳です(《偽典 32》参照)。

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 そんな女性側に忖度したイオスの世界において、今回の《新約 》エイラとミルスがどういう立ち位置にあったのかですが。

 《新約 》で「エイラ」としていた女性は、信仰上「氷神シヴァ(の娘)」であり。
 ソルハイム信仰では「炎神イフリートと氷神シヴァ=双子神」とされていたので、その役職から「王の対の娘」という役割を担っていた。
 で、この「王の対の娘」は、絶対的存在の「ソルハイムの王・アーデン」に対し「炎神イフリートと氷神シヴァが双子の神であったように、対等である事を許されている存在」という立ち位置に在ります。
 そして、それと同時に「炎神イフリートと氷神シヴァが双子の神であった故に、アーデンとエイラは兄妹関係と見做された」つまり「どれだけ大事な存在であっても、決して恋愛・婚姻関係は望めない関係」でもあった・・・と。
 でも今現在のイオスの世界は「最初から歪んでしまっている」ので「王の対の娘」なんて役職は存在しません・・・だって「アーデン=ソルハイムの王」という事すら忘れられてる世界なんだから。
 なので今現在のイオスの世界のエイラは「アーデンと親しい=アーデンの恋人?」「クリスタル(=神)の声を聞く女性=神職?聖女?」というフワッとした「想い出・記憶」しか残っていなかった。
 エイラという存在は、アーデンの為にあった・・・その存在を軸としていた為。
 その存在が傾いてしまったら、一緒に傾いてしまい個を維持出来なくなってしまった。

 そして、もう一人の女性「ミルス」ですが。
 彼女は、代々ソルハイムの王に仕える王剣の一族12氏族の中の一つ、神事を執り司る剣神の一族の娘で。その中でも「神成=王の子を産む事を、神聖なる使命としていた女性」という役職にあります。
 と言う事は、当然彼女も「アーデン=ソルハイムの王」という事すら忘れられてる世界では、個を維持する事が出来ない。
 彼女に関しては「炎神の祭壇=現・ウルワート地方は聖域だった?」「聖域=神職に携わる聖職者が住んでいた?」「女性も含まれていた=聖女?巫女?」「聖女=と言う事は、神の声を聞く存在?」というように、アーデンに依存しない「想い出・記憶」だけが後世へと継承されて行った・・・勿論、後世の人々が想像する「想い出・記憶」へと都合良く歪んだ形で。

 で・・・ここまで読んで頂くと、察しが付くと思いますが。
 二人の女性「エイラ」と「ミルス」は、どちらも「聖女」や「何となく似ている」共通項が多かった為、後世では一人の女性「エイラ・ミルス・フルーレ」となってしまった。
 でも、より「初代神凪」に繋がる要素を持っていたのは「ミルス」の方って事になります。実際に「神の声を聞く」役割を持っていたのは「王の対の娘」ではなく「剣神の一族」の方なので(エイラは水晶の首飾りを身に付けていたけれど、それから神託を受けていた訳では無い・・・どころか、そもそも対の娘に「神の声を聞く」という能力も役割も無い)。
 ぶっちゃけ「炎神の祭壇」「剣神の一族」関係の設定は、現状のテネブラエから逆算してるので、今更感ですけども。

 じゃあ、何でそんな事になってしまったのか?
 これはエイラとミルスの在り方が「アーデン=ソルハイムの王」無しには成立しなかったから。
 エイラの「対の娘=周囲が恋人同士と勘違いするような特別な存在」であっても「絶対に恋愛・婚姻関係になれない」とか。
 ミルスの「神成=王の子を産む事を、神聖なる使命としていた女性」であって「そこに特別な感情は期待出来ない、期待してはいけない」っていうのは。
 普通に考えて「思い付き難い」ので、そう言う風には解釈されなかった。
 まさか別々の女性の事だなんて・・・二人分の「想い出・記憶」だなんて思いもしなかった。
 アーデンという男にとって「特別な存在」で「彼の子を成す娘」⇒「同じ女性の事を言っているのだろう」と、当たり前に「アーデンの恋人=エイラ・ミルス・フルーレ」と解釈されてしまった。

 逆&メタい見方をすれば。
 設定として、エイラとミルスが本来なら「一人の女性」が持つであろう要素を二人で分けている・・・それぞれが「特別な存在」と「子を産んでもらう存在」を分けて持ってる状況なので。
 そりゃ、信仰云々抜きで解釈したら「一人の女性」と思われても仕方が無いわな、と。
 だって【FF15】遵守・・・アーデンがルシスの初代王に指名されるような人物だとしても、まさか「特別な存在(エイラ)」と「子を産んでもらう存在(ミルス)」を別々に持ってるとは「思い付き難い」でしょ?当たり前に「アーデンの恋人=エイラ+ミルス(フルーレ)」って女性が居た・・・って解釈しないかな、多分だけど。

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【『エイラとミルス』の罪とは?】
 そういう今の感覚では理解しがたい、二人の立場を押さえたところで。
 では「二人が犯したとされる罪」とは何だったのか?

 一つ目は当然「エイラとミルスがアーデンの死を偽った」事。
 これに関しては・・・二人も罪であると分かった上で、それでもと願ってしまった。
 最期くらいはアーデンに、安らかな死を迎えさせてあげたかった・・・と。

 でもこれって、話としてはサラッと流したけど。
 まだ生きているアーデンを死んだ事にして、伝令役の二人に伝え。
 その死因も「ミルスを助けようとして・・・」と、偽り。
 その偽りの「訃報」を携え、ミルスはソムヌス達の下へと赴いた。
 しかも「エイラもアーデンの後を追っていってしまった」と・・・エイラの死も偽って。
 そして伝令役の二人には「アーデンは死んだ」と伝えておきながら。
 残っていたエイラは、剣神の一族の者達にはその事を伏せていた。彼らは「アーデンは死んだ」なんて話になっているとは知らなかった(だからミルスは出発の際、二人に長老への挨拶に行かせなかった)。
 ただ彼らは「感染の恐れがあるから」と、アーデンには会わせてもらえず。
 アーデンの最期はエイラしか知らず。
 そのエイラも最後。本当にアーデンと一緒に逝ってしまったので・・・その真相を知る術は無くなってしまった。
 ・・・やっぱりこれって「正しい死に方」では無いんだろうな、って。
 そもそも、アーデンの治療を諦めたのも問題だけど。
 タイミングによっては「アーデンは死んだ」ってソムヌス達に訃報が届いた時点では、まだアーデンは生きてた・・・って可能性も有った訳で。
 後世エイラが「あなたの未来を壊してしまった これは私の罪」・・・って言ってたのも納得かな、と。

 そして二つ目は、エイラが「一人の女性として愛されたい」と願ってしまった事。
 ただしこれは、本人が「罪」だと思っていただけで、この時点ではそれが本当に「罪」であったかは分かりません。
 それを決めるのは「神様」であり。
 その「神様」も独断で決めるのではなく、イオスの世界の人々の「想い出・記憶」を鑑みて。
 彼らの思い描くイオスの世界であるように、と・・・そう願い夢見ているだけだから。

 そして三つ目は、ミルスが「アーデンの特別な存在になりたい」と願ってしまった事。
 でも、これも上記のエイラと同じで・・・本人が「罪」だと思っていただけで、この時点ではそれが本当に「罪」であったかは分かりません(以下略)。

 ただこうやって見ると「やっぱり二人は、一人の女性である方が安定していた」って印象。お互いにお互いが、自分が欲しい部分を持っていた・・・みたいな。
 エイラは対の娘として、アーデンの特別な存在だったけど。
 それ故に、恋愛・婚姻関係を望む事は許されなかった・・・役割であっても、彼の子を成す事が望めるミルスが羨ましかった。
 ミルスは神成として、アーデンの子を産む使命を与えられていたけれど。
 それは役割であって、アーデンの特別な存在だった訳では無い・・・役割であっても、彼にとって特別な存在であるエイラが羨ましかった。

 二人の立場はある意味、真逆だったけれど・・・欠けた部分を補い合う関係だからこそ「罪の共犯」が成立したのかもしれない。

 彼女ならきっと、分かってくれる・・・って。

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【『エイラとミルス』の罰とは?】
 そんな罪を犯したエイラとミルスへの「罰」とは、何だったのか?

 最初に切っておくと《新約 55》で「貴方と共に、眠りに就けるのなら・・・私は・・・・・・、」と言っていましたが・・・あれは「罰」ではありません、あの時点で「罰」を与える事は誰にも出来ないので。
 確かにあの時のエイラは、そう思ったのかもしれないけど。
 死に至る感染症を患っているアーデンの傍に居続けたんだから、そりゃエイラも感染してたやろ・・・ってだけの話。近親交配を繰り返してきたせいで、どっちの一族も種としては弱かったと思うので。

 その上で、二人が受けた「罰」が何だったかを考えると、後世「エイラ・ミルス・フルーレ」という、一人の女性に統合されてしまった・・・この部分になる訳ですが。
 これも「神様」が独断で決めた訳では無く、イオスの世界の人々の「想い出・記憶」を鑑みて・・・神様に人格を持たせるなら、
「お前たちが事実を偽ったせいで、
 イオスの世界の人々にそう思われてしまった。
 そのような「想い出・記憶」を持たれてしまったのだから。
 そのように再生されても、仕方が無い事なのだ・・・。」
 確かに直接「罰」を与えるのは、神様かもしれないけど。
 あくまでもイオスの世界の人々の「想い出・記憶」を尊重した結果・・・ってニュアンス。

 でもその場合「エイラとミルスは、お互いが羨ましかった」のなら「一人の女性に統合され、アーデンの恋人になれた。それって寧ろ、救われたんじゃないの?」って見方も有るかと思いますが。
 アーデンが「Ardyn is near」達の「想い出・記憶」を持ち続けていたように。
 エイラが、ミルスが、個々の「想い出・記憶」を持ち続けたまま統合されているのなら。
 それはそれは重い「罰」だろうな、と。

 ここで一度、グルッと大回りをして頂きたいのですが。
 個々の「想い出・記憶」が一緒くたになってしまった結果、後世「想い出・記憶」は二人分なのに「魂の器(=肉体)」は一人分しか用意されなかった・・・のが「エイラ・ミルス・フルーレ」なら。
 この一人分しか用意されなかった魂の器「エイラ・ミルス・フルーレ」の肉体は、元々エイラとミルス、どちらもモノだったのか・・・ってのが問題で。
 自分的結論ですが、これは「ミルス」の肉体だったと思っています。
 何でかって言うと、ソルハイム信仰上「アーデン(炎神イフリート)」「エイラ(氷神シヴァ)」なので、求められる役割は「双子神(対の存在)」・・・これに相応しい人になっている筈。
 そう考えると、アーデンとエイラの年齢差5歳は、ちょっと外れ過ぎている気がして。ドンピシャ同い年は難しくても、もうちょっと寄せられないかな・・・みたいな。
 それによくよく思い返してみたら、あの「エイラ・ミルス・フルーレ」の造形って「神成・ミルス」の方が納得がいかないかな?大分昔にも何気無く「サイドのスリットとか・・・手、差し込み放題やん《偽典 26》」って書いてたけど。彼女のデザインは「初代神凪」「クリスタル(神)のお告げを聞く聖女」というキャラに対して、妙に エロい 露出高い気がして。
 寧ろ「神成=王の子を産む事を、神聖なる使命としていた女性」だったからこそ、意図的にああいう格好をしていた&女性の方が積極的(肉食系女子)・・・の方が、筋が通るかなって。勿論、二次創作設定ですが。

 だとしたら「想い出・記憶」の比率的にも、後世の「エイラ・ミルス・フルーレ」のベースはミルス側に寄っていて。
 エイラは「ミルスと補完し合う存在」だったから、彼女の一部に統合されてしまった。
 でも今の「エイラ・ミルス・フルーレ」を構成する「想い出・記憶」の一部として、彼女の中に存在し続けているなら。
「エイラ ずっと一緒にいてくれ」
 って言われたところで・・・恋人の様に扱われた所で。
 アーデンが見ている、そう囁いてくれる「自分」は「自分」では無い・・・今の「エイラ」の魂の器は「ミルス」のモノで。
 ミルスにしても、エイラを取り込み「一人の女性」として足りていなかった部分を補完。その結果、後世のイオスの世界では「アーデンの恋人」として再生されたとしても、
「エイラ ずっと一緒にいてくれ」
 アーデンが見ている、そう囁いてくれる「自分」は「自分」では無い・・・やっぱり彼にとっての特別は、イオスの世界の人々がアーデンにとっての特別と思っているのは「エイラ」であって、自分では無いのだと思い知らされるだけ。

 それはやっぱり、二人が望んだ関係からは・・・近いようで、限りなく遠いと言うか。
 夢にまで見た「恋人」の様な関係だけど、決定的なトコでそうではなく。
 二人が一つになったところで「恋人」にはなれなかった・・・彼が彼女らを「一人の女性」として愛してくれる事は無かった。

 今の彼の目に映る「私」の姿は「ミルス」で。
 今の彼が呼ぶ「私」の名は「エイラ」で。
 今の彼と共に在る「私」は「エイラ・ミルス・フルーレ」・・・私であって私では無い。
 どんなに側に居ても「彼が見ているのは、自分では無いんだ」と思い知らされる。
 でもそれが、

「貴女達が望んだ結果でしょう?」

 ある意味、彼女たちが犯した「罪」に相応しい「罰」なんじゃないかな、と。

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【イオスの世界から忘れ去られる・・・という事】
 そう言えば・・・ずっと「エイラ」って言って来たので、当然「エイラ」は【FF15】の「エイラ・ミルス・フルーレ」のイメージ(見た目)だったと思いますが。
 一人分しか用意されなかった魂の器「エイラ・ミルス・フルーレ」の体が、元々ミルスのモノだった・・・なら。
 今まで【『ルシスの禁忌』とは】で書いて来たエイラは、どんな見た目の女性だったのか・・・これも考えておかなきゃならない。
 だって【FF15】の「エイラ・ミルス・フルーレ」のイメージはミルス寄りであって、エイラでは無かった・・・って事は。
 希望の道を渡る時、アーデンに手を引いてもらって内心嬉しかったエイラも。
 アーデンにガラスの首飾りを買ってもらって、心底喜んでたエイラも。
 アーデンの最期。共に眠る事を選んだ・・・死んだ時も綺麗な顔をしていたエイラも。
 この【『ルシスの禁忌』とは】の「エイラ」を「エイラ・ミルス・フルーレ」で想像するのは間違い・・・って事になるんだから。正直「いや、そんなこと言われても・・・」って話だけど。

 でも、それがイオスの世界から「想い出・記憶」が忘れ去られる・・・って事。
 本当の「エイラ」の姿を、誰も思い出せない(=想像出来ない)んだから。

 それでも無理矢理、想像するとしたら。自分は「エイラ=氷神シヴァ=ゲンティアナ」ラインしか思い当たらない・・・とは言っても、何時もの真っ黒ゲンティアナのイメージでは無くて。

 【TFBL】の「APOCALYPSIS NOCTIS(EMS)」のムービーに、ゲンティアナが氷神シヴァに変身するシーン(ニフルハイム帝国方面行の列車の中)が入ってるんだけど。
 前から「・・・ん?アラネア?」って思うくらい「印象が違う銀髪の女性」の過程を一瞬経ているのと。
 しかもその後が【エピソード・プロンプト】のシーンで、アラネア姐さんも出て来るのが、
「この構成だと、知らん人が見たら、
 氷神シヴァとアラネアが紐付きそうやけどなぁ・・・。」
 って、気になって見てたので。
 その「ゲンティアナ⇒氷神シヴァなんだけど、銀髪にしては氷神シヴァとは印象が違う女性(アラネアっぽい?)」を、今回《新約》のエイラの見た目に引っ張ってきたら、自分的には収まりが良いかなって(変身途中の一瞬って、ゲンティアナも複雑な気持ちでは有りそう)。

 これは一応、もう一つ理由があって。
 wikiによると【エピソード・アーデン】当時のアーデンは33歳だそうですが。
 【『ルシスの禁忌』とは】の場合。その33歳はアーデンが炎神の祭壇で亡くなった時点であって、ソルハイムを旅立った時点では30歳だったと仮定しています。
 これは「アーデンの年齢が33歳」ってのを見た時に「33歳・・・イエス・キリストが処刑された年齢と同じか」って思ったので。だったら旅立った年齢も「イエス・キリストが本格的に宣教活動を始めたのが30歳」だから「アーデンがソルハイムを旅立ったのも30歳」にしとくかな・・・ってなった。
 まぁ、それだけの話で、絶対に必要な設定では無いんですけど。
 アーデンとエイラの役割は「双子神」・・・つまり同じ年だったとしたら、旅立った時のエイラは30歳で。
 そしてアラネア姐さんの年齢も30歳。
 なのでエイラは氷神シヴァの要素が強いんだけど、見た目はアラネア姐さんみたいな雰囲気・・・でイイんじゃないかな。
 勿論、アラネアそのままって事では無い・・・ってか何なら「アラネア=別のキャラからの転位」ってのは絶対無いと思っていて。

 これは《旧約 53》でも書いていたように、
 この『イオスの世界』は、世界に残る「記憶・想い出」で、その世界の都合の良い方に傾いてしまう。
 でもアラネアは、何時の世界でも「人間的に信頼できる」・・・自分に偽りなく、他人から誤解される事の無い生き方をしてきた。
 だからこそ他の登場人物のキャラ設定が、長い時間・沢山の人の「記憶・想い出」によって、その世界にとって都合の良いキャラ設定に変わってしまっても。
 アラネアのキャラ設定は、どれだけ世界を跨いでも変わる事は無かったし。
 全てのイオスの世界の「想い出・記憶」を持つアーデンは、その事を知っていたからこそ、彼女の事を「人間的に信頼できる」って、言ってたんじゃないかな?

 なので「エイラの見た目=アラネア似(要素)」って言うのは、
「エイラがエイラじゃないって、
 じゃあ、どんなエイラを想像したらイイんや!?」
 って全然分からないより、目安としてそんな感じにしといたら良いんじゃないかな・・・程度の話で受け取って下さい。

 因みにですが「エイラ=氷神シヴァ=ゲンティアナ」ラインで考えるなら。
 アーデンが言ってた「殺されたときも そんな綺麗な顔だったね」の「殺されたとき」って言うのは彼女(氷神シヴァ=ゲンティアナ)がニフルハイム帝国に討たれた時の事では無く。
 アーデンが殺された時(過去のイオスの世界のアーデンが、彼女に未来を奪われた時)の事で。
 その時の彼女が「綺麗な顔をしてた」⇒「最期まで綺麗な顔で、アーデンを看取ってあげた」って解釈になります。
 色々な「想い出・記憶」がごっちゃになってるけど、アーデンにとってゲンティアナは、氷神シヴァでありエイラでもある・・・そう言う風に見ているので。

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【初代神凪『エイラ・ミルス・フルーレ』】
 さっきぶっちゃけましたが、単刀直入に言うと「神凪」の前身が「剣神の一族」「神成」で。
 断崖絶壁の切り立った山の頂上に建てられた「炎神の祭壇」が「フェネスタラ宮殿」。
 その一帯の山岳地域(「ソルハイム王国の一部」なので国名は無い)が「テネブラエ」となります。

 だとすると、今の神凪に継承される「神と心を交わす唯一の存在」って役割はもっと前から・・・どころか、ソルハイム王国の始まりより前からあった訳です。役職としての「剣神の一族」は「神の兄姉弟」とか「王剣の一族」の仕組みを決める時に就いた名だけど。原初遡れば「神事を司る一族に生まれた、炎の様に赤い髪を持つ子が初代・アーデン」なので。

 じゃあ、何でこの時代に来て突然「初代神凪」なんて言われ出した・・・というか、思われてしまったのかと言うと。
 これは、似た存在だった「エイラ」と「ミルス」がくっ付いてしまったから。
 多分だけど「剣神の一族」は、神事・祭事以外はあまり表に出て来ない一族だったんじゃないかな。実際「巡礼者の世話の為・・・」って名目の下「炎神の祭壇」地域(今のテネブラエ)に籠っていたし。ソルハイムの民にしたら、その神域に住んでいる事自体が一種の神聖だっただろうし(世俗かぶれしてない、高潔な方々みたいな)。そもそも「剣神の一族」は「選ばれなかった者の、受け入れ先」でもある・・・ある意味、ひっそりと生きて行かなきゃならない人達の集まりでもあっただろうから。
 だから「神凪」の前身である「剣神の一族」っていうのは、古来より存在していたんだけど、彼ら自身は表舞台に出て来る事はほとんど無く。それこそソルハイム信仰外の人々は「剣神の一族」という存在すら知らなかった。

 対するエイラの「神の兄妹弟」という役割は「神々の存在を身近に感じてもらう為」という考えから始まった仕組みなので、当然人々の前に出てその教えを広める事が務めで。且つ、アーデンの旅にも同行していた為、東の大陸の人間達・・・後のルシス王国の民にも認知されていた。

 つまり「剣神の一族」は今まで何百年とひっそり務めを果たしてきたのに。
 そこに「似ているから」って勘違いからエイラがくっ付いた事で、急に注目&認識されてしまった・・・「剣神の一族」にしたら、一緒に引きずり出されたようなモンなんだけど。
 当然イオスの世界の人々のほとんどは「剣神の一族」なんて存在知らなかったので。
 彼らが注目&認識されたタイミング=そこが「初代」と思われてしまい。
 終焉後の・・・イオスの世界の人々の「想い出・記憶」によって再構築された、新しいイオスの世界では。
 そのキッカケとなったエイラと、彼女に近い存在であったミルスが統合された「エイラ・ミルス・フルーレ」という女性が「初代神凪」となってしまった。

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【「神聖」なのに「闇深い」神域・テネブラエ】
 テネブラエ(teneblae)の由来は「ラテン語:闇」らしいですが・・・そのテネブラエの闇は、二種類あると思っていて。

 一つは、上記書いたように。当時のソルハイムの民は「信仰」故に、それらを「闇」だなんて思いもしなかった。でも後世の信仰外にある人々から見たら、それらは後ろ暗い「闇」だと思われてしまった・・・つまり彼らの行い自体が「闇深い」とされてしまったのと。
 もう一つは、彼ら剣神の一族がアーデンの死の真相を「闇の中」に葬り去り。その為に彼ら自身も「闇の中」に閉じこもってしまった・・・彼らが外界との接触を断った事で、その存在自体が「闇の中」となってしまった。

 つまり、歴史の途中(=アーデンの死後)からは、完全に孤立状態となり。
 後世では、この「孤立」が「建国」と解釈された。
 でも、この地は本来ソルハイム王国の一部であった為、国名を持っていなかった。
 なので「炎神の祭壇一帯の山岳地帯」の事を語る時や記す時に、この「闇(テネブラエ)」という言葉が多用されていた事から、
「きっとこの「テネブラエ」というのが、
 この国の名前なんだろう。」
 と・・・後世の人々に「テネブラエ」という国だったんだと、思われてしまった。

 これが「神聖」なのに「闇深い」神域・テネブラエの名前の由来。

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 で、その「闇深い」テネブラエで行われていた「闇」とされた部分・・・色々抱え込んでいる訳ですが。一番の「闇」はやっぱり「神成=王の子を産む事を、神聖なる使命としていた女性」って仕組みかな、と。
 存在を隠す為&万が一に備えて生かしておく為の「選ばれなかった者の、受け入れ先」ってのも大概だけど。

 因みに、この「神成」ですが・・・話の展開上、ミルス一人のような書き方になってしまいましたが、当然そんな事は無いと思って書いてます。
 何でかって言うと、設定として「炎神の一族」と「氷神の一族」は「炎神と氷神の血が交わるのは、神の力が弱まってしまうから良くない」という考えのもと、両家での婚姻関係を禁じていて。事実、直系同士の血が交わる事は、長いソルハイムの歴史でも一度としてなかった。
 つまり彼らは、ソルハイム王国誕生時点で既に「神々の血が交わる事による、それぞれの神の力への影響」を本能的に危惧していた・・・のなら「神の力を守るには、出来るだけ他の血を交えない方が良いのでは?」という、逆の考え方も出来た筈で。
 だったらその婚姻相手は出来るだけ近い、人として同じ親から生まれた末弟の血統・・・後の「剣神の一族」から選ばれていた可能性が高い。
 でも時代が進みソルハイムという国自体が大きくなった事で、もう少し選択の幅が広がって。それこそ「王剣の一族(12氏族)」という仕組みが出来てからは、その中で婚姻相手を探すような慣例になっていった。やっぱり一部の有力者には「素性の分からない人間を、神の血筋に入れたくない」って考える人も居ただろうし。
 ・・・って近親交配を繰り返してきた影響で。そこまでして血統維持を重視してきたのに、皮肉な事に子供が出来にくい血統となっていた。
 勿論これは、時代設定的に検査で分かるような世界では無いので。目に見えて子供の数が減っていた・・・つまり気付いた時にはもう、かなり状況が悪化しており。
 それを何とか解消する為に設けられたのが、この「神成」という仕組みだった。

 のなら、その相手が一人という事は在り得ない・・・だって「子供が出来にくい王様の子を、出来るだけ成す」事を目的としてるんだから。
 要は「神成」って言うのは「側室」みたいな位置にあって。
 だからこそミルスは「王の子を産む使命」を持っていながら「自分だけが特別では無い」と言っていた訳です・・・それは神成としての務めであって、その神成は彼女の他にもたくさん居たから。
 そしてアーデンもそういう仕組みだからこそ、ミルスの事をたくさん居る「神成」の一人としか見ていなかった・・・彼女の事は「特別」では無かった、という事。

 その場合。あの見た目(献身者の聖衣)&人となりで、炎神の祭壇ではエイラみたいなお姉さんいっぱい侍らせてたって事で・・・せっかく今まで聖人で来たアーデンが、突如人でなしのようになってしまいますが。
 でもアーデンにとって特別な神成が居たり、彼女らとの関係に何かしらの情を持っていたら・・・それはそれで彼女たちへの裏切りなんじゃないかな、とも思うので。
 あくまでも「神の子を成す、尊い使命」を、強制ではなく。
 神成に選ばれた事を、彼女たちが本心から喜び誇りに思っているのなら。
 それは「信仰に基づく、彼ら彼女らの価値観」なんだから、2025年感覚の自分がどうこう言える問題では無いのかなって。

 そうは言っても「誰がアーデンの子を産むのか?」って・・・当に、女性同士の王様の取り合いでもあるので。
 役目とは言っても、若しくは役目だからこそ。
 彼女たちは密かに「どうすれば寵愛が得られるか?」って、日々女子力を磨いてたのかもしれない。そこに情があろうが無かろうが、相手に選んで貰えなかったら話にならないんだから。
 それに「神成」転じて「神凪」が、だからこその肉食系女子なら・・・ルナフレーナ&レイヴスの母・シルヴァは、そういう意味で極まってたのかもしれない。何せ、レギスとルナ父を射止めた「魔性の女」だから。

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 と言う事で・・・テネブラエの闇の一つ「神成」という仕組みでしたが。
 自分だって本当は「神成」はミルス一人にしてあげたかった・・・んだけど。
 やっぱり「神成」は複数人居て、アーデンはある意味「ハーレム状態」だったと思います。

 ・・・って書くと、自分が言いたい事、伝わったかもしれない。
 つまりこの「神成」という、今の時代では有り得ない仕組みの最終着地点・・・今時風に解釈され再現されたのが、

 物語終盤の「ノクティス、ハーレムやん・・・!」になります。

 ここまで引っ張って、冗談みたいな決着ですが。歪む前の「想い出・記憶」が、アーデン&神成の「王様って、セクシーでエロくて露出高い女、いっぱい侍らせてたらしいで(意訳)」から来てるなら。
 ルシスの王・ノクティスが、えらいセクシーってか直球にエロい氷神シヴァを何人も侍らせてるのは「元々、そういう目的やもんな」って自分的に納得出来るし。
 二次創作設定では「神成とは、氷神の魂を持つ存在」で「亡くなるとその魂は氷神の元に還り、新たな氷神シヴァとしてルシスの王に仕える」・・・この事をレイヴスは「神凪は 死しても その使命から 解放されることはない」と言っているので。
 確かに「神成」と「氷神シヴァ」は直接くっ付かないんだけど、「神凪」を中心に「神成=神凪=氷神シヴァ」とラインが繋がるので。神凪をハブに「想い出・記憶」がくっ付いたのかな・・・って思っているのと。

 もっとメタい&単純に考えれば「王様って、セクシーでエロくて露出高い女、いっぱい侍らせてたらしいで(意訳)」を、「セクシーでエロくて露出高い女キャラって誰?」って風に考えたら。絶対に「セクシーでエロくて露出高い女キャラ」を選定しなきゃならないのなら。
 このイオスの世界で、或いは【FF15】【FFシリーズ】の中で、それに該当する「セクシーでエロくて露出高い女キャラ」しかも「王様(主人公)が従えている」が誰かって言われたら、誰が思い浮かぶかって言われたら・・・やっぱり歴代の「シヴァ(幻獣・召喚獣)」が、頭を過る人が多いんじゃないかな?確かに「セクシーでエロくて露出高い女キャラ」だけなら他にも居るだろうけど、「王様(主人公)が従えている」が付いているのなら尚更。

 つまり後世のイオスの世界は、人々が「王様って、セクシーでエロくて露出高い女、いっぱい侍らせてたらしいで(意訳)」と言う「想い出・記憶」を覚えている以上、その影響を受けてしまう。それを無視する事は出来ない。
 でもその「想い出・記憶」は当時のままとは限らず、その時代の人々の「想い出・記憶」に委ねられるので。
 イオスの世界再生時には、その時代の人々が思い描き易い解釈「イオスの世界(FF)でセクシーでエロくて露出高い女キャラ・・・って言ったら、シヴァじゃない?幻獣・召喚獣だから主人公に従ってるし。」という、結果としての「彼らが思い願う形」で再生されてしまう(逆に現代、神成(側室)なんて考え方は思い付き難い&コンプラ的に「それは無理やろ」と除外される)。
 実際のトコ、皆が選ぶ「イオスの世界(FF)でセクシーでエロくて露出高い女キャラ」がシヴァだとしても、あれ程たくさんシヴァが存在したタイトルは無い・・・んだろうけど。
 それでも、過去全く存在しない「セクシーでエロくて露出高い女キャラ」を、一から新規でたくさん思い描くより。
 FFシリーズ安定のセクシーキャラ=シヴァを複数体で想像する方が、イオスの世界の人々にとっては「簡単(=解釈し易い、思い描き易い)」だった・・・そう言う考え方。

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【修正:「これは 友としての約束」】
 随分長くなりましたが。今回ここまでまとめる中で「だったら此処、修正しなきゃな」って気付いた部分があったので、最後其処を修正します。それが《新約 56》の、
 特別・・・と言う意味では、アーデン様にとって「対の娘」という唯一の存在であるエイラ様が、私は羨ましかった。
 勿論、その事についてエイラ様に告白する事は無かったけれど。
 きっとエイラ様は、その特別故に苦しまれていたのだろうけど。
 私達は「アーデン(様)なのだから・・・」と、そう思う事が出来た。
 ・・・の、部分。

 まず先に言い訳をしておくと。自分自身「エイラ・ミルス・フルーレはエイラ単体では無く、エイラとミルスを統合した結果の一人の女性」で「色々と世話を焼いてくれてた剣神の一族の女性が、その片割れのミルス」ってのに気付いたのが《新約 55》・・・つまり二人でアーデンの今後をどうするか云々~言ってた、まさに其処だったので(この子、モブにしては役が重いな・・・って思って)。その後もミルスの立場とか、神成の仕組みとか結構曖昧&何となくの感じで書いていた。
 ・・・んだけど。色々設定が固まった結果、神成がミルスだけではなく複数人居るのなら。
 何人も居る神成の中で、エイラがミルスだけを「彼女だからこそ、打ち明けなければならない」等、特別扱いしていた理由が必要になってくるので。

 エイラにとってミルスが特別だったのは、二人が年が近い従姉妹関係だったから、で。
 お互いの本心も打ち明けられる、立場を超えた友人関係でもあった、なので。
 特別・・・と言う意味では、アーデン様にとって「対の娘」という唯一の存在であるエイラ様が、私は羨ましかった。
 それを言えば、エイラ様は「私は貴女が羨ましい」と。
 エイラ様も、その特別故に苦しまれていたのだけれど。
 私達は「アーデン(様)なのだから・・・」と、そう思う事が出来た。
 ・・・位に修正したいと思います。元の「その事についてエイラ様に告白する事は無かった」程度の関係では、ミルスだけが特別・・・あれだけの罪の片棒、担がせられないだろうから。

 なのでイメージとしては・・・氷神シヴァが教えてくれた「想い出・記憶」の中に、ゲンティアナとルナフレーナの「これは 友としての約束」の下りがあったけど・・・あの辺りが繋がっている感じ。
 エイラがアーデン達と旅立つよりも、ずっとずっと前の話。
 祭事の為に訪れていた、真っ赤なジールの花の原種が咲き乱れる炎神の祭壇の花畑で、
「アーデン様にとって特別なエイラ様が、私は羨ましいです。」
「あら・・・私は貴女が羨ましいわ。
 だって私は、あの人の子を望む事は出来ないのだから。」
「それは・・・・・・、」
「フフッ・・・お互い相手の事が羨ましいって。
 私達、似た者同士の、お互い様ね。」
 だったら・・・次の世界、二人で一人なら。
 すぐ近くで 声を聞いて
 一緒に笑って その手に触れて・・・そんな当たり前の「幸せ」を。
 役目では無く「一人の女性」として、彼と一緒に生きて行けるかもしれない。
 役目では無く「一人の女性」として、彼も愛してくれるかもしれない。
「二人で一人なら、
 貴女も自分の想いを伝える事が出来るでしょ?」
「二人で一人なら、エイラ様もアーデン様と・・・・・・、」
「そう!だからこれは、仕来りとか関係ない。
 私と貴女・・・親友としての約束よ。」
 次の世界では「二人で一人」・・・一緒に「幸せ」になろう。
 それが何時の事になるのかは分からないけれど、きっとその約束は果される。
 だって私達が彼への「想い出・記憶」を忘れるなんて、在り得ないんだから。

 私達の深い愛は 何があっても消えることはなく、
 きっと彼に届くはず・・・と、今は何時か何処かのイオスの世界を夢見ている。

 これ位積んで置いたら「エイラ・ミルス・フルーレ=エイラとミルス」って設定的にも落ち着きが良いかな、と。世界に歪められたのではなく「二人が望んでいた=二人がイオスの世界に残していた「想い出・記憶」だった」・・・って事にもなるので。
 二人の深い愛故に、確かに次のイオスの世界に「二人で一人」・・・その「想い出・記憶」は継承され、事実そのように再生された。
 彼女達が望んだ・・・夢が叶ったはずだった。
 でも、それが願う形にならなかった事こそ「罰」であって、文中の「貴女達が望んだ結果でしょう?」に、繋がる、と。

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