落書き帳の10ページ目
◆無断転載 禁止(ご確認下さい)◆ https://xxaoixx.blog.shinobi.jp/Entry/73/
FF8:[22] とある「お月様」のお話 ⑤『Artemisia』と『Ultimecia』
- 2021/02/06 (Sat) |
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*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*
*本ブログは『個人の幻想設定』を基に、勝手に『幻想物語』を夢見て踊らされているだけです。公式や既存の説を否定するつもりはありませんので、そっとしておいて下さい*
■□■□■□■□■□■□■□■□
遠い遠い未来の世界。「月」はすっかり「闇」に染まってしまいました・・・いえ、「闇」そのものになってしまいました。
何とかしないといけない。
自分が悲しいからなんて、そんな事を言っているのではありません。勿論それは悲しいけれど、もっともっと大変な事が起きてしまいます、「星」が「月」を失うという事は。恐らく「星」は、人間が生きていけない「星」になってしまいます。
「月」は最後の力を振り絞って、何とか「星」の過去を変えようとしました。「負のエネルギー」を生んでしまう、その過去を。
でも、起きてしまった過去を変える事は出来ませんでした。
後はもう、今後人間達が過去の出来事にどう向き合っていくか・・・そこに望みを託すほかはありません。
過去を引き摺り、更なる「武力」と「排他思想」でもって「負のエネルギー」を生み出していくのか?
過去と向き合い、互いに「対話」と「多様性」を受け入れ合って「愛のエネルギー」へと転換させるのか?
しかし残念ながら・・・人間達は、前者の道を辿ってしまったようです。
今の「月」を取り巻くのは、「負のエネルギー」。
「星」が「月」を失うという事は、人間が生きていけない「星」になってしまうという事。
だったら、こうするしか方法はありません・・・『時間圧縮』。
遠くに来過ぎて、「星」の人々が見えなくなった「月」。
その「月」の目の代わりになってくれた彼。
彼なら、と・・・次こそは、希望の種(SeeD)が正しく芽吹くと信じて。
これが「月」の自律エネルギー体、『Artemisia』が『Ultimecia』へと変質する過程です。
そして露骨すぎてすぐ分かったと思いますが・・・人々の「月への愛のエネルギー」によって生まれた「月」=『Artemisia』が、エルオーネの正体です(七瀬的には)。
正確には、エルオーネはずっと『Artemisia』にジャンクションされていたんじゃないかと、七瀬は思っています。エルオーネにはちゃんと両親が居た=花畑で拾われたとか、木の股から生まれた訳では無いので、エルオーネという人間の少女が居たのは事実かと。
ただ、エルオーネ関連をここで書くのは長くなるので、また別記事にまとめたいと思います。
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遠い遠い未来の世界。「月」はすっかり「闇」に染まってしまいました・・・いえ、「闇」そのものになってしまいました。
何とかしないといけない。
自分が悲しいからなんて、そんな事を言っているのではありません。勿論それは悲しいけれど、もっともっと大変な事が起きてしまいます、「星」が「月」を失うという事は。恐らく「星」は、人間が生きていけない「星」になってしまいます。
「月」は最後の力を振り絞って、何とか「星」の過去を変えようとしました。「負のエネルギー」を生んでしまう、その過去を。
でも、起きてしまった過去を変える事は出来ませんでした。
後はもう、今後人間達が過去の出来事にどう向き合っていくか・・・そこに望みを託すほかはありません。
過去を引き摺り、更なる「武力」と「排他思想」でもって「負のエネルギー」を生み出していくのか?
過去と向き合い、互いに「対話」と「多様性」を受け入れ合って「愛のエネルギー」へと転換させるのか?
しかし残念ながら・・・人間達は、前者の道を辿ってしまったようです。
今の「月」を取り巻くのは、「負のエネルギー」。
「星」が「月」を失うという事は、人間が生きていけない「星」になってしまうという事。
だったら、こうするしか方法はありません・・・『時間圧縮』。
遠くに来過ぎて、「星」の人々が見えなくなった「月」。
その「月」の目の代わりになってくれた彼。
彼なら、と・・・次こそは、希望の種(SeeD)が正しく芽吹くと信じて。
これが「月」の自律エネルギー体、『Artemisia』が『Ultimecia』へと変質する過程です。
そして露骨すぎてすぐ分かったと思いますが・・・人々の「月への愛のエネルギー」によって生まれた「月」=『Artemisia』が、エルオーネの正体です(七瀬的には)。
正確には、エルオーネはずっと『Artemisia』にジャンクションされていたんじゃないかと、七瀬は思っています。エルオーネにはちゃんと両親が居た=花畑で拾われたとか、木の股から生まれた訳では無いので、エルオーネという人間の少女が居たのは事実かと。
ただ、エルオーネ関連をここで書くのは長くなるので、また別記事にまとめたいと思います。
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FF8:[21] とある「お月様」のお話 ④「私の事を忘れないで」
- 2021/02/06 (Sat) |
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(昔は、あんなに愛してくれたのに・・・みんな、もう忘れちゃったのかな?
みんな、もう私の事を「恐ろしい存在」だって・・・思ってるのかな?
「月」なんて居ない方がイイって・・・嫌いになっちゃったのかな?)
何度も繰り返す『月の涙』のせいで「月は魔物が住み着いている邪悪な場所」「モンスターを生み出し、地上に被害を与える悪しき場所」というイメージが、人間達の間で定着してしまったようです。
その魔物を生み出しているのは、他ならぬ人間達の「負のエネルギー」なのに。
「月」はその「負のエネルギー」を、一身に引き受けてくれているのに・・・。
そうこうしている間に「月」自身にも変化が起きてきました。まるで満月が新月へと「光」が欠けていくように、少しずつ「闇」が侵蝕してきたのです。
でもそれは仕方がない事でした。もともと「月」は人間達の「月への愛のエネルギー」が生み出した存在。つまり「愛のエネルギーの結晶」です。
だから人間達から送られる「月」へのエネルギーが「負のエネルギー」になってしまったら・・・「月」は「負のエネルギーの結晶」になってしまうのは当然の事です。
「月」が人間達に愛想を尽かしたのでも、憎悪を抱いたのでもなく・・・人間達の勝手な幻想で変質してしまう「月」。どんなに「月」がそれを拒んでも、どうする事も出来ないのです。
「「月」なんて恐ろしい物、どこか遠くへ行ってくれたらイイのに。」
やがて「星」の人々は、「月」を必要としなくなってしまいました。
そんな自分勝手な人間達の想いは、「月」を引き寄せる力を弱めました。「月」はどんどん「星」から遠ざかっていきます・・・「月」から「星」の人々が見えなくなるほどに。
「私を元の場所に・・・貴方たちの傍に戻して。
私は此処にいるわ。
私の事を、忘れないで・・・・・・!」
「月」が「闇」に染まるのは「月」のせいじゃない・・・って事です。
「月」はあくまでも人間達が生み出す幻想の産物であって、自分に寄せられるエネルギーが「負のエネルギー」に寄ってしまっては、どうする事も出来ないんです。
そういう意味で、所謂「闇落ち」とは異なる印象です。「月」本人の意識とか全く関係無しに起きる事なので。
そして七瀬は、ティンバーの街頭テレビのメッセージは、こういう状態に陥った「月」からのメッセージだと思っています。闇に侵されながらも、精一杯、
「みんなの傍へ帰りたいよ。
私は消えたんじゃない、こんなに遠くに来ちゃったの。
ねぇ、私の事を思い出して。
皆が私の事を忘れちゃったら、私は貴方達の傍には帰れないの・・・・・・!」
そう伝えていたんじゃないかな・・・?
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(昔は、あんなに愛してくれたのに・・・みんな、もう忘れちゃったのかな?
みんな、もう私の事を「恐ろしい存在」だって・・・思ってるのかな?
「月」なんて居ない方がイイって・・・嫌いになっちゃったのかな?)
何度も繰り返す『月の涙』のせいで「月は魔物が住み着いている邪悪な場所」「モンスターを生み出し、地上に被害を与える悪しき場所」というイメージが、人間達の間で定着してしまったようです。
その魔物を生み出しているのは、他ならぬ人間達の「負のエネルギー」なのに。
「月」はその「負のエネルギー」を、一身に引き受けてくれているのに・・・。
そうこうしている間に「月」自身にも変化が起きてきました。まるで満月が新月へと「光」が欠けていくように、少しずつ「闇」が侵蝕してきたのです。
でもそれは仕方がない事でした。もともと「月」は人間達の「月への愛のエネルギー」が生み出した存在。つまり「愛のエネルギーの結晶」です。
だから人間達から送られる「月」へのエネルギーが「負のエネルギー」になってしまったら・・・「月」は「負のエネルギーの結晶」になってしまうのは当然の事です。
「月」が人間達に愛想を尽かしたのでも、憎悪を抱いたのでもなく・・・人間達の勝手な幻想で変質してしまう「月」。どんなに「月」がそれを拒んでも、どうする事も出来ないのです。
「「月」なんて恐ろしい物、どこか遠くへ行ってくれたらイイのに。」
やがて「星」の人々は、「月」を必要としなくなってしまいました。
そんな自分勝手な人間達の想いは、「月」を引き寄せる力を弱めました。「月」はどんどん「星」から遠ざかっていきます・・・「月」から「星」の人々が見えなくなるほどに。
「私を元の場所に・・・貴方たちの傍に戻して。
私は此処にいるわ。
私の事を、忘れないで・・・・・・!」
「月」が「闇」に染まるのは「月」のせいじゃない・・・って事です。
「月」はあくまでも人間達が生み出す幻想の産物であって、自分に寄せられるエネルギーが「負のエネルギー」に寄ってしまっては、どうする事も出来ないんです。
そういう意味で、所謂「闇落ち」とは異なる印象です。「月」本人の意識とか全く関係無しに起きる事なので。
そして七瀬は、ティンバーの街頭テレビのメッセージは、こういう状態に陥った「月」からのメッセージだと思っています。闇に侵されながらも、精一杯、
「みんなの傍へ帰りたいよ。
私は消えたんじゃない、こんなに遠くに来ちゃったの。
ねぇ、私の事を思い出して。
皆が私の事を忘れちゃったら、私は貴方達の傍には帰れないの・・・・・・!」
そう伝えていたんじゃないかな・・・?
FF8:[20] とある「お月様」のお話 ③『月の涙』の発生
- 2021/02/05 (Fri) |
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*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*
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「月」は最近、地上の事が心配で堪りません。地上から昇ってくるエネルギーが、怒りや憎しみといった「負のエネルギー」を含む事が多くなってきたのです。
どうやら人間同士で争っているようで、その争いの際に生じる「負のエネルギー」が月に昇って来ているようです。
「同じ「星」に住む種族なのに、何で仲良く出来ないんだろう?
もっと上手に分かり合える方法は無いのかな?」
一度、大きな争いとなると沢山の人間が死にます。そして「負のエネルギー」が放出されます。
そんな世界では、「月」に思いを馳せてくれる人間も減ってしまいます。誰も「月」を見てくれなくなります、忘れられてしまいます。
忘れられてしまう・・・それは「月」にとって、とても悲しい事です。実は「月」の引力だけでは、「月」は「星」の傍にいる事が出来ません。「星」の人々が「月」を想う気持ちで引き寄せてくれないと、「月」はどんどん「星」から離れていってしまいます。「月」と「星」の引力があるから、お互いが傍に居られるのです。
「あぁ・・・そう言えば、昔はもっと近くで見てた気がする。」
「愛のエネルギー」を引き寄せるって事は、「負のエネルギー」も引き寄せますよね、質が違うだけだから。
昔は「負のエネルギー」が全くなかったって事は無いと思います。普通に生活していく上で大変だっただろうし・・・それこそ食べる事が出来なかったり、ちょっとした怪我・病気が切っ掛けで亡くなるって事はザラだっただろうな、と。
でも民族・国家間の争いレベルになると・・・やっぱり桁違いだったんじゃないかなぁ。純粋に「人が死ぬ」ってだけじゃなくて、宗教を改宗させられたり、自国の言葉を奪われたり・・・生きてても「負のエネルギー」が生まれ続ける環境になってしまうと思うんですよね。
因みに「月が地球から離れていく」って話は事実の様です。ネット情報の受け売りですが・・・今の月までの距離は約38万Kmですが、それは年間約4cmずつ遠ざかってきた結果で、「実は約2万km位に存在していた時代があるのではないか?」と言われているそうです。その頃の地上から見える「月」の大きさはもう圧巻!
そう言えば【FF8】の「月」も、現実の月よりも大きく描かれている気がするのですが・・・現在よりも過去を意識して創られているのでしょうか?
■□■□■□■□■□■□■□■□
たくさん居た月の住人たちも、すっかり様変わりしてしまいました。
人間から「愛のエネルギー」を貰えなくなって存在を保てなくなった「月の神」や、文化・神話の統合などによりすっかり性質が変わってしまった「月の女神」。子供達に愛されていた、ロバや兎も姿を消しました。
代わりに「月」に蔓延っているのは、人間達の「負のエネルギー」から生まれた「異形の魔物たち」です。
「月」はそれらを懸命に抑え込んでいました。この「異形の魔物たち」を、大事な「星」に落とす訳にはいかなかったからです。
しかし「月」の想いを他所に、「星」での争いは収まりません。人間たちは「進歩」という力を手に入れ、被害は益々大きくなっています。「負のエネルギー」は増すばかりで、当然「月」の「異形の魔物たち」も増え続けます・・・「月」の限界まで。
「もうこれ以上は・・・抑え込めない・・・ゴメンね。」
可哀想なお月様・・・これが七瀬が思う『月の涙』の原理です。
つまり地上の人間たちが、魔女戦争とか、ガルバディアのミサイル攻撃とか・・・他国・他人種といった自分とは違う相手の事を理解しようともせず、武力によって強引に決着を図る事で発生してしまった大量の「負のエネルギー」が「月」へと引き寄せられ、「月」でモンスター化(実際には善悪の違いなだけで『G.F.』と同じ原理)。「月」はそれを懸命に抑え込んでいるけど、やっぱり抑え込める限界があって・・・限界が来ると『月の涙』と言われる現象を起こす訳です。
特に「地上に現れた『大石柱』が『月の涙』を誘発する」って言うのは、『大石柱』が原始「月」が残した「月の核(中身は空っぽ)」だからではないかと。
七瀬は別記事で『大石柱』=『抜け殻のハイン』と仮定しています。つまり『大石柱』は本来「月の神秘の力を宿していたけど、今は抜け殻で空っぽ」って事です。なので本来の性質として「様々なエネルギー」を引き寄せる力を持っていた。しかもその力は粉々に散った破片が集まって出来ている今の「月」よりも強い(だって「月の核」だから)・・・と、考えれば、一度「月」に上がった「負のエネルギー」の産物であるモンスター達を、もう一度地上に引き戻す事が出来ても不思議はありません。
また、モンスター達の正体が「負のエネルギーを持って死んだ人間達の魂」と考えれば、モンスター達が落ちる先=ティアーズポイントに様々な神仏が融合したような像が設置されているのにも、墓地に整然と並ぶ墓石を思わせる人工物が準備されているのにも、「負のエネルギーに侵されてしまった、可哀想な魂の救済」って意味があるのかな・・・とも思えます。
ただ基本的に「魂を墓に閉じ込める発想は無い」と思うので・・・その「負のエネルギー」から解放されるまでの一時的な「魂の休憩所」ってイメージの方が近いかもです。最後は晴れて解放される、みたいな。
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「月」は最近、地上の事が心配で堪りません。地上から昇ってくるエネルギーが、怒りや憎しみといった「負のエネルギー」を含む事が多くなってきたのです。
どうやら人間同士で争っているようで、その争いの際に生じる「負のエネルギー」が月に昇って来ているようです。
「同じ「星」に住む種族なのに、何で仲良く出来ないんだろう?
もっと上手に分かり合える方法は無いのかな?」
一度、大きな争いとなると沢山の人間が死にます。そして「負のエネルギー」が放出されます。
そんな世界では、「月」に思いを馳せてくれる人間も減ってしまいます。誰も「月」を見てくれなくなります、忘れられてしまいます。
忘れられてしまう・・・それは「月」にとって、とても悲しい事です。実は「月」の引力だけでは、「月」は「星」の傍にいる事が出来ません。「星」の人々が「月」を想う気持ちで引き寄せてくれないと、「月」はどんどん「星」から離れていってしまいます。「月」と「星」の引力があるから、お互いが傍に居られるのです。
「あぁ・・・そう言えば、昔はもっと近くで見てた気がする。」
「愛のエネルギー」を引き寄せるって事は、「負のエネルギー」も引き寄せますよね、質が違うだけだから。
昔は「負のエネルギー」が全くなかったって事は無いと思います。普通に生活していく上で大変だっただろうし・・・それこそ食べる事が出来なかったり、ちょっとした怪我・病気が切っ掛けで亡くなるって事はザラだっただろうな、と。
でも民族・国家間の争いレベルになると・・・やっぱり桁違いだったんじゃないかなぁ。純粋に「人が死ぬ」ってだけじゃなくて、宗教を改宗させられたり、自国の言葉を奪われたり・・・生きてても「負のエネルギー」が生まれ続ける環境になってしまうと思うんですよね。
因みに「月が地球から離れていく」って話は事実の様です。ネット情報の受け売りですが・・・今の月までの距離は約38万Kmですが、それは年間約4cmずつ遠ざかってきた結果で、「実は約2万km位に存在していた時代があるのではないか?」と言われているそうです。その頃の地上から見える「月」の大きさはもう圧巻!
そう言えば【FF8】の「月」も、現実の月よりも大きく描かれている気がするのですが・・・現在よりも過去を意識して創られているのでしょうか?
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たくさん居た月の住人たちも、すっかり様変わりしてしまいました。
人間から「愛のエネルギー」を貰えなくなって存在を保てなくなった「月の神」や、文化・神話の統合などによりすっかり性質が変わってしまった「月の女神」。子供達に愛されていた、ロバや兎も姿を消しました。
代わりに「月」に蔓延っているのは、人間達の「負のエネルギー」から生まれた「異形の魔物たち」です。
「月」はそれらを懸命に抑え込んでいました。この「異形の魔物たち」を、大事な「星」に落とす訳にはいかなかったからです。
しかし「月」の想いを他所に、「星」での争いは収まりません。人間たちは「進歩」という力を手に入れ、被害は益々大きくなっています。「負のエネルギー」は増すばかりで、当然「月」の「異形の魔物たち」も増え続けます・・・「月」の限界まで。
「もうこれ以上は・・・抑え込めない・・・ゴメンね。」
可哀想なお月様・・・これが七瀬が思う『月の涙』の原理です。
つまり地上の人間たちが、魔女戦争とか、ガルバディアのミサイル攻撃とか・・・他国・他人種といった自分とは違う相手の事を理解しようともせず、武力によって強引に決着を図る事で発生してしまった大量の「負のエネルギー」が「月」へと引き寄せられ、「月」でモンスター化(実際には善悪の違いなだけで『G.F.』と同じ原理)。「月」はそれを懸命に抑え込んでいるけど、やっぱり抑え込める限界があって・・・限界が来ると『月の涙』と言われる現象を起こす訳です。
特に「地上に現れた『大石柱』が『月の涙』を誘発する」って言うのは、『大石柱』が原始「月」が残した「月の核(中身は空っぽ)」だからではないかと。
七瀬は別記事で『大石柱』=『抜け殻のハイン』と仮定しています。つまり『大石柱』は本来「月の神秘の力を宿していたけど、今は抜け殻で空っぽ」って事です。なので本来の性質として「様々なエネルギー」を引き寄せる力を持っていた。しかもその力は粉々に散った破片が集まって出来ている今の「月」よりも強い(だって「月の核」だから)・・・と、考えれば、一度「月」に上がった「負のエネルギー」の産物であるモンスター達を、もう一度地上に引き戻す事が出来ても不思議はありません。
また、モンスター達の正体が「負のエネルギーを持って死んだ人間達の魂」と考えれば、モンスター達が落ちる先=ティアーズポイントに様々な神仏が融合したような像が設置されているのにも、墓地に整然と並ぶ墓石を思わせる人工物が準備されているのにも、「負のエネルギーに侵されてしまった、可哀想な魂の救済」って意味があるのかな・・・とも思えます。
ただ基本的に「魂を墓に閉じ込める発想は無い」と思うので・・・その「負のエネルギー」から解放されるまでの一時的な「魂の休憩所」ってイメージの方が近いかもです。最後は晴れて解放される、みたいな。
FF8:[19] とある「お月様」のお話 ②『魔女』の誕生
- 2021/02/05 (Fri) |
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*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*
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人間が誕生してから、どれくらい経ったでしょうか?
ある時、「月」に乞い願う、女性の悲痛な心の声が届きました。
どうやら「自分には大切な物を守る力が無いので、月の力を貸して欲しい」という事です。
そう言われても「月」は困りました。確かに「月」は宇宙的で不思議な力を持っていますが、彼女がどのような力を必要としているか、どんな力があれば大切な物を守れるのかが分かりません。だって「月」は「月」な訳ですから、基本的に「月の立場」でしか考えられません。
その時「月」は、ふと思いました。「月」には彼女たちが「月」に夢見た「月の女神」が居たのです。
「他ならぬ彼女たちが生み出した「月の女神」なのだから、
彼女たちが「月」に望む力を持っているに違いない。」
そう思った「月」は地上の女性に、彼女たちが生み出した「月の女神の力」を授けました。
これが七瀬の想う『魔女と騎士ゼファー』の魔女の誕生です。
別に直接『魔女の力』=「月の力」でもイイんですけど・・・せっかく「月の女神」が居るなら、「月の女神の力」を授けた方が色々と都合がイイと思うんですよね。
だって「月」の力を借りたいって事は、「月はこういう力を持っている」って幻想がまず先にある筈です。「どんな力か分からないけど、凄そうだから頼んでみよ~」なんて楽観的な事は無いと思うんですよね・・・凄い力を持っていると思っているなら尚更。
つまり彼女たちが「月はこういう力を持っている」って幻想を重ねた結果生まれたのが、彼女たちの「月の女神」なんだから、何を期待されているか分からない「月の力」を授けるよりも、この「月の女神の力」を送る方が最適格な訳です。考えようによっちゃこの「月の女神」は人間たちの「愛のエネルギー」が生み出した産物なんで、人間の元に返しただけ・・・って考え方も出来ますが。
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人間が誕生してから、どれくらい経ったでしょうか?
ある時、「月」に乞い願う、女性の悲痛な心の声が届きました。
どうやら「自分には大切な物を守る力が無いので、月の力を貸して欲しい」という事です。
そう言われても「月」は困りました。確かに「月」は宇宙的で不思議な力を持っていますが、彼女がどのような力を必要としているか、どんな力があれば大切な物を守れるのかが分かりません。だって「月」は「月」な訳ですから、基本的に「月の立場」でしか考えられません。
その時「月」は、ふと思いました。「月」には彼女たちが「月」に夢見た「月の女神」が居たのです。
「他ならぬ彼女たちが生み出した「月の女神」なのだから、
彼女たちが「月」に望む力を持っているに違いない。」
そう思った「月」は地上の女性に、彼女たちが生み出した「月の女神の力」を授けました。
これが七瀬の想う『魔女と騎士ゼファー』の魔女の誕生です。
別に直接『魔女の力』=「月の力」でもイイんですけど・・・せっかく「月の女神」が居るなら、「月の女神の力」を授けた方が色々と都合がイイと思うんですよね。
だって「月」の力を借りたいって事は、「月はこういう力を持っている」って幻想がまず先にある筈です。「どんな力か分からないけど、凄そうだから頼んでみよ~」なんて楽観的な事は無いと思うんですよね・・・凄い力を持っていると思っているなら尚更。
つまり彼女たちが「月はこういう力を持っている」って幻想を重ねた結果生まれたのが、彼女たちの「月の女神」なんだから、何を期待されているか分からない「月の力」を授けるよりも、この「月の女神の力」を送る方が最適格な訳です。考えようによっちゃこの「月の女神」は人間たちの「愛のエネルギー」が生み出した産物なんで、人間の元に返しただけ・・・って考え方も出来ますが。
FF8:[18] とある「お月様」のお話 ①『Artemisia』の誕生
- 2021/02/05 (Fri) |
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*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*
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もしも、アルティミシア=「月」だったとして・・・何で「月」は恐ろしい魔女・アルティミシアになってしまったのか?それを「月」の立場から見ていきたいと思います。
勿論、今回も七瀬の幻想物語という事でお願いします。
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【月が自我『G.F. 月』を持つまで】
①スコール達の「星」(以下「星」と表記)に衝突した弾みで、「月の原始惑星(Theia)」の大部分は粉々になって宇宙に漂っていた。
②「月の原始惑星」の衝突によって「星」の地表の一部も破壊(これが「セントラクレーター」)され、その破片は「月の原始惑星」の破片と共に宇宙を漂っていた。
③「月の原始惑星の核」は「星」へと落下(これが「大石柱」)。
④「星」の周りを漂っていた「月の原始惑星」と「星」の破片が集まって新たな「月」が誕生した。
七瀬としては、ここまでは「月」は「月」という物体(事実)です。まだ「月の意思・自我」みたいなのは無いと仮定しています。
でも「物体も最初から魂を持っている」という幻想をお持ちの方は、この時点で既に月は魂を持っていてもよいと思います。
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長い年月の後に誕生した人間達は、夜空を照らす「月」に様々な幻想を思い巡らせました。
「お月様は、何でついて来てくれるの?
夜道が危なくないように、ついて来てくれるのかな?」
「あそこの黒い所・・・兎に見えるのは何で?」
「きっと月には、美しい女神様が居るだよ。」
「ほら、お月様の用意が出来ましたよ。今日のお月様は一段と綺麗ね。」
「あまり月を見過ぎてはいけないよ。
月に魅入られてしまうからね・・・。」
文化風習は違えど世界中の人達が「月」の美しさを愛で、時にはその神秘性に本能的な恐ろしさを感じながらも、自分達を見守るように夜空に輝く「月」を、尊く美しい神秘的な力を持つ存在として愛してくれました。
海の干潮にも影響するように、「月」は「星」の物を引き寄せる「引力」を持っています。
なので、その人々の心=「愛のエネルギー」は月へと引き寄せられ、たくさんの「愛のエネルギー」によって、「月」は魂=自我を持つようになりました。
この最初の「月」の自我が、所謂「Artemisia」の誕生です。
おばあちゃんに「大事にしている物には魂が宿るんだよ」と言われた事は無いですか?
理屈は同じです。古代より人間達が「月」に寄せてきた「愛のエネルギー」を得て、「月」が魂=「Artemisiaという自我」を得たという事です。
「そんな都合の良い解釈・・・」って思われるかもしれませんが、寧ろファンタジーなら良くあるネタですよね。
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人間達からの「月への愛」を受けて、「月」はとても穏やかで優しい気持ちでいる事が出来ました。地上の人々が幸せでいてくれる・・・それは「月」にとっても、幸せな事だったのです。
でも「月」は、不思議に思う事がありました。
「月、月亮、Moon、Luna・・・。
何で最近は私の事を、色々な名前で呼ぶんだろう?」
人類の増加・発展により、民族・文化の違いが発生し始めた為、人々は「月」の事を「自分達の月の呼称」で呼ぶようになりました。
でも「月」にすれば、みんな可愛い「星の人たち」です。何がそうさせるのか?何が違うのか分かりません。
けれど人間達が多様性を持つという事は、自分たちの文化によって違う「月」の様々な幻想を創り上げてくれました。
一番分かりやすいのが、たくさんの「月の神」達です。
ある人達は「ルーナ(ローマ神話)」「アルテミス(ギリシア神話)」「常羲(中国神話)」という月の女神を。女神ではなく男神「マーニ(北欧神話)」という人達も居ましたし、「ツクヨミ(日本神話)」など性別を定めない人達も居ました。
また人間達は「月の神」以外にも、「月の影」が兎・ロバ・ワニ・吠えるライオン・カニに見えるなど、色々な幻想を思い巡らせました。
そしてそれらの幻想は「月」の時と同じように「愛のエネルギー」となって「月」へと引き寄せられ、「月」で人間達が幻想した姿を得ました。なので「月」は「人間達が月に居ると考えた色々な神様や動物たち」で、とても賑やかになりました。
月の呼称や神様の名前は、あくまでも例です。時代がかみ合わないとかあると思うので。
人類の誕生から人類を見守ってきた「月」にすれば、文化や民族といった枠が異なっても「地球人」みたいな感覚だった訳ですよね。
それが徐々に分かれて行った事に疑問を抱きながらも、だからこそ生まれる多様性に最初は好意的だったんじゃないかと(時々、怖い幻想も居るけど)。
因みに「「愛のエネルギー」が「月」へと引き寄せられ、「月」で人間達が幻想した姿を得た」っていうのは、『G.F.』(自律エネルギー体が集まって、実体の様な形をとっている)みたいなイメージです。
「月」が自我を持った時って、あくまでも「月に対する想い」だった訳です。なので「月」自身が自我を持ちました。
でも今回は「月にはこういう名前・姿・性格の女神様がいる」っていうビジョンを伴っているので、それごと創り上げられた・・・って事。だからこの時の「月」には『G.F. ルーナ』『G.F. ツクヨミ』『G.F. 餅つき兎』みたいなのが本当に居たっていうのが、七瀬の想像図です。かなり賑やかですね。
*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*
*本ブログは『個人の幻想設定』を基に、勝手に『幻想物語』を夢見て踊らされているだけです。公式や既存の説を否定するつもりはありませんので、そっとしておいて下さい*
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もしも、アルティミシア=「月」だったとして・・・何で「月」は恐ろしい魔女・アルティミシアになってしまったのか?それを「月」の立場から見ていきたいと思います。
勿論、今回も七瀬の幻想物語という事でお願いします。
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【月が自我『G.F. 月』を持つまで】
①スコール達の「星」(以下「星」と表記)に衝突した弾みで、「月の原始惑星(Theia)」の大部分は粉々になって宇宙に漂っていた。
②「月の原始惑星」の衝突によって「星」の地表の一部も破壊(これが「セントラクレーター」)され、その破片は「月の原始惑星」の破片と共に宇宙を漂っていた。
③「月の原始惑星の核」は「星」へと落下(これが「大石柱」)。
④「星」の周りを漂っていた「月の原始惑星」と「星」の破片が集まって新たな「月」が誕生した。
七瀬としては、ここまでは「月」は「月」という物体(事実)です。まだ「月の意思・自我」みたいなのは無いと仮定しています。
でも「物体も最初から魂を持っている」という幻想をお持ちの方は、この時点で既に月は魂を持っていてもよいと思います。
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長い年月の後に誕生した人間達は、夜空を照らす「月」に様々な幻想を思い巡らせました。
「お月様は、何でついて来てくれるの?
夜道が危なくないように、ついて来てくれるのかな?」
「あそこの黒い所・・・兎に見えるのは何で?」
「きっと月には、美しい女神様が居るだよ。」
「ほら、お月様の用意が出来ましたよ。今日のお月様は一段と綺麗ね。」
「あまり月を見過ぎてはいけないよ。
月に魅入られてしまうからね・・・。」
文化風習は違えど世界中の人達が「月」の美しさを愛で、時にはその神秘性に本能的な恐ろしさを感じながらも、自分達を見守るように夜空に輝く「月」を、尊く美しい神秘的な力を持つ存在として愛してくれました。
海の干潮にも影響するように、「月」は「星」の物を引き寄せる「引力」を持っています。
なので、その人々の心=「愛のエネルギー」は月へと引き寄せられ、たくさんの「愛のエネルギー」によって、「月」は魂=自我を持つようになりました。
この最初の「月」の自我が、所謂「Artemisia」の誕生です。
おばあちゃんに「大事にしている物には魂が宿るんだよ」と言われた事は無いですか?
理屈は同じです。古代より人間達が「月」に寄せてきた「愛のエネルギー」を得て、「月」が魂=「Artemisiaという自我」を得たという事です。
「そんな都合の良い解釈・・・」って思われるかもしれませんが、寧ろファンタジーなら良くあるネタですよね。
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人間達からの「月への愛」を受けて、「月」はとても穏やかで優しい気持ちでいる事が出来ました。地上の人々が幸せでいてくれる・・・それは「月」にとっても、幸せな事だったのです。
でも「月」は、不思議に思う事がありました。
「月、月亮、Moon、Luna・・・。
何で最近は私の事を、色々な名前で呼ぶんだろう?」
人類の増加・発展により、民族・文化の違いが発生し始めた為、人々は「月」の事を「自分達の月の呼称」で呼ぶようになりました。
でも「月」にすれば、みんな可愛い「星の人たち」です。何がそうさせるのか?何が違うのか分かりません。
けれど人間達が多様性を持つという事は、自分たちの文化によって違う「月」の様々な幻想を創り上げてくれました。
一番分かりやすいのが、たくさんの「月の神」達です。
ある人達は「ルーナ(ローマ神話)」「アルテミス(ギリシア神話)」「常羲(中国神話)」という月の女神を。女神ではなく男神「マーニ(北欧神話)」という人達も居ましたし、「ツクヨミ(日本神話)」など性別を定めない人達も居ました。
また人間達は「月の神」以外にも、「月の影」が兎・ロバ・ワニ・吠えるライオン・カニに見えるなど、色々な幻想を思い巡らせました。
そしてそれらの幻想は「月」の時と同じように「愛のエネルギー」となって「月」へと引き寄せられ、「月」で人間達が幻想した姿を得ました。なので「月」は「人間達が月に居ると考えた色々な神様や動物たち」で、とても賑やかになりました。
月の呼称や神様の名前は、あくまでも例です。時代がかみ合わないとかあると思うので。
人類の誕生から人類を見守ってきた「月」にすれば、文化や民族といった枠が異なっても「地球人」みたいな感覚だった訳ですよね。
それが徐々に分かれて行った事に疑問を抱きながらも、だからこそ生まれる多様性に最初は好意的だったんじゃないかと(時々、怖い幻想も居るけど)。
因みに「「愛のエネルギー」が「月」へと引き寄せられ、「月」で人間達が幻想した姿を得た」っていうのは、『G.F.』(自律エネルギー体が集まって、実体の様な形をとっている)みたいなイメージです。
「月」が自我を持った時って、あくまでも「月に対する想い」だった訳です。なので「月」自身が自我を持ちました。
でも今回は「月にはこういう名前・姿・性格の女神様がいる」っていうビジョンを伴っているので、それごと創り上げられた・・・って事。だからこの時の「月」には『G.F. ルーナ』『G.F. ツクヨミ』『G.F. 餅つき兎』みたいなのが本当に居たっていうのが、七瀬の想像図です。かなり賑やかですね。