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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《新約 36》
- 2025/06/15 (Sun) |
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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【ノクティス王子の、外交デビューに密着!】
【お見送りまでが、外交デビュー初日です】
【- 次の日の朝 - を、迎える前に】
【関係性は違っても「相変わらずの仲良し四人組」】
《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【ノクティス王子の、外交デビューに密着!】
【お見送りまでが、外交デビュー初日です】
【- 次の日の朝 - を、迎える前に】
【関係性は違っても「相変わらずの仲良し四人組」】
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何でノクティスがカメリア女史を迎えに行く事になっているのか・・・その辺りの詳しい経緯は《新約35》を読んで頂くとして。ザックリまとめると、
第二章のノクティスは現状、ルナフレーナと結婚なんて関係では無いので「結婚式の為orルナフレーナを迎え入れる為、オルティシエに向かっていた」という、本来の旅の理由が成立しない。
第二章のルナフレーナがインソムニアに居た理由は「テネブラエの最高指導者として、インソムニア調印式に呼ばれていた」から。
そのルナフレーナは道中、ニフルハイム帝国が回収してくれる事になっているので。
ノクティスが「インソムニア調印式に参列するルナフレーナ」を迎えに行く必要は無かった。
つまり「ルナフレーナを迎えに行く」以外の「ノクティスが旅に出る(=当日城を出ていた理由)」が必要なので。
インソムニア調印式に欠かせない、最後一人の重要人物「アコルド自由都市連合・カメリア議会代表」を迎えに行ってもらおう・・・こういう事。
と言うか、他にノクティスに請け負ってもらえる役割が見当たらないので。この「カメリアを迎えに行く」という部分は確定とし、其処に向けてせっせと裏を積んでいきます。とは言え、
「いやいや、そこを確定するのが強引やろ?」
ってのはご尤も・・・ですが。
第一章と【FF15】は同じ進行で。ノクティスは「ルナフレーナとの結婚式が執り行われるオルティシエに向かう為、ガーディナ渡船場を訪ね」そこでアーデンから「うん 出てないってさ」「停戦の影響かな」=「オルティシエに向かう為の船が出ていないと告げられる」という流れだったのを。
第二章では、ノクティスは「インソムニア調印式の為、オルティシエからやってくるカメリアを出迎える為に、ガーディナ渡船場を訪ねた」と・・・つまり「ノクティスがガーディナ渡船場を訪ねた理由」をソックリ差し替える。
そうした場合。第一章のノクティス達が「ホスト四人組」と言われる黒服集団だったのは「想い出・記憶」が歪んだ結果そうなってしまっただけで。
第二章の時点では、黒服は黒服でもちゃんとした正装・礼服だった。ノクティスはEDで式典用みたいな服着てたでしょ?あれなら国賓を出迎えるに相応しい服装だろうし。当然、お付き達もルシスの正装・・・あの王の剣の正装でイイよね?
それに彼らが城を出た理由が「国賓であるカメリアを迎えに行く為」なら、安全確保&敬意を表する為に「王族仕様の高級車・レガリア」で向かうのは当然だろうし。
別に「ガーディナ渡船場まで迎えに行くだけ」なら、必要最低限の現金だけ持ってれば良かったし、大層な地図を持って出てなくても然程不思議では無い。
そう考えると「インソムニア調印式の為、オルティシエからやってくるカメリアを出迎える為に、ノクティス達はガーディナ渡船場を訪ねた」ってのは、そこそこ馴染みが良いんじゃないかな・・・と、自分では思ってるので。
後はココを「第二章の設定」と「本来のシナリオ」を引っ掻けながら、上手く第二章本編にバトンを渡せる状況にまで仕上げる・・・という自分との戦いになります。
つまり強引過ぎるのは承知の上、ですので。
人間どこまで揚げ足を取りながら屁理屈を通せるか・・・納得出来る出来ないでは無く、その過程を見守って頂ければと思います。
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【ノクティス王子の、外交デビューに密着!】
では、現状「過去のイオスの世界(=第二章)の「思い出・記憶」が、歪んで再生された結果の世界が、今のイオスの世界(=第一章)」というヒントがあるだけで、色々なトコがグズグズなので・・・二つのイオスの世界を擦り合わせて「動かせないトコ」「手堅いトコ」「見え易いトコ」から順番に埋めていく事にします。
そうなった場合。一番「動かせないトコ」は「ルシスのクリスタルは、ニフルハイム帝国に運ばれた」この部分。
これは【FF15】でも、そうなっているし。
第二章のインソムニア調印式の目的を「レイヴスにクリスタルを譲渡する事を承認」&「各国は世界の平和の為、以降も協力体制を維持する旨の確認」としている以上、ここが果たされない「ルシスのクリスタルは、ニフルハイム帝国に運ばれなかった」って事にするのは、話の展開として無理があるので。
第二章でも、ちゃんと「ルシスのクリスタルは、ニフルハイム帝国に運ばれた」は確定。
前回《新約35》で「行き掛けは一隻で事足りるんじゃないかな?」と書いていましたが。本来「アーデンが戦いの最中先行して、揚陸艇で帝国にクリスタルを持ち帰った」のなら。
一隻はレイヴス達が戻って来るように待機させておかなきゃならないので。行き掛けの飛空艇とは別に「クリスタル移送用の飛空艇が、もう一隻手配されていた(これは回収に間に合えば良いので、別働でもOK)」とし。第二章でも「アーデンが戦いの最中先行して、飛空艇で帝国にクリスタルを持ち帰った」って事にしておきます。
で、次は「アーデンが戦いの最中先行して、飛空艇で帝国にクリスタルを持ち帰った」のなら「インソムニア調印式自体は、滞り無く執り行われた」という事。
何でそうなるかと言うと、アーデン自身は「捕らえられ方」のせいで変質してしまっただけで、彼の本質は変わっていないのですが・・・敢えて分かりやすく言うなら、第二章のアーデンは白い方。つまり見た目にも「運命の王子であるレイヴスをココまで導く為、真っ当な方法でせっせと下準備してきた、導き手であり献身者」です。
だとしたら、もしこの段階で「インソムニア調印式自体が成立しなかったor承認されなかった」としても「じゃあ、仕方が無いからクリスタルは強引にでも貰っていくね」とはならない筈。だってそれだと、今までやって来た事が全部台無しになってしまうから。
つまり第二章のアーデンが「堂々とクリスタルを帝国に持ち帰った」のなら、それは「正式に了承&手続きを経て、クリスタルを帝国に持ち帰った」⇒「インソムニア調印式自体は、滞り無く執り行われた」って事になる。
じゃあ「インソムニア調印式自体は、滞り無く執り行われた」のなら、当然「インソムニア調印式に呼ばれていたカメリアは参列&承認してくれた」でないといけない。
インソムニア調印式の内容は「レイヴスにクリスタルを譲渡する事を承認」&「各国は世界の平和の為、以降も協力体制を維持する旨の確認」なので、ルシス王国・ニフルハイム帝国・テネブラエ、そしてアコルド都市連合。この四つの国の最高指導者の承認無しには成立しないから。
そうなると第一章「ルナフレーナとの結婚式の為、オルティシエに向かっていた」では、見る影も無かったカメリアの存在ですが。それは「インソムニア調印式の目的が停戦協定に変わってしまった」から「部外者であるカメリアが呼ばれる筈が無い」と帳尻を合わせた結果の展開であって。
第二章「インソムニア調印式の為、オルティシエからやってくるカメリアを出迎える為に、ガーディナ渡船場を訪ねた」ノクティス一行は「予定通りガーディナ渡船場でカメリアを出迎え、インソムニアまで送り届けた」のが、第二章では「事実」となる。
因みに別案として「本来ノクティス達は、オルティシエに向かっていた」んだから「ガーディナ渡船場ではなく、オルティシエまで迎えに行く」・・・のも考えましたが。
ガーディナ渡船場の主権はルシスとアコルド、どっちが持っているor強いのか?
就航している船が、どのような規模&規格なのか?何隻で往復運航しているのか?
他にも、領海権がどっちにあるのか?
そもそもカメリアが航路でルシス王国にやって来るなら、ガーディナ渡船場を使うにしたって、観光船を貸し切って来るとは思えない・・・乗って来る船はそれこそ政府要人用のクルーザーだろうし。
要人が秘密裏にやって来る、クルーザー・・・と言った要素は、本来「ガーディナ渡船場が持っていた」⇒「カエムの岬の隠れ港の方に持って行かれた」って感じもする。
等々・・・この辺り、分からない事が多いので「実際ノクティス一行はガーディナ渡船場で船に乗れなかったんだから、ここでは乗ってないんだろう」程度の感覚です。
作中【FF15】では、わざわざカメリアがノクティスに会う為、ウィスカムの店まで出向いて来てたので。そのイメージも混じってるのかもしれない。
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【お見送りまでが、外交デビュー初日です】
と、ここまでレギスの息子(王族)として「予定通りガーディナ渡船場でカメリアを出迎え、インソムニアまで送り届けた」ノクティス王子・・・彼は立派にその役目を果たした訳ですが、実はまだ役目が残ってる。それが「インソムニア調印式後、カメリアをガーディナ渡船場まで送り届ける」事。
ここまでは「第二章の設定」と「本来のシナリオ」を引っ掻けながら考えて来たんだけど。
強引に「本来のシナリオ」に存在しないカメリアを引っ張り込んだ以上、ここからは逆「本来存在しないカメリアが、本来のシナリオに引っ掛からない」それでいて「一緒に行動する機会が多いノクティス達は、本来のシナリオから外れ過ぎない」よう考えて行かなきゃならない。
「いや、それって難しくない?」
って事で、どうするのが一番簡単かと言うと「カメリアにはさっさと用事を済ませて、用が済んだら速攻オルティシエに帰ってもらう」・・・第二章の結果の第一章で、全くさっぱりカメリアの存在が無くなってるって事は、第二章の時点でもカメリアは「え?カメリアってインソムニア調印式に居たの?」って位にしとくのが正解だし。
実際問題「インソムニアでの騒動に、カメリアを巻き込む訳にはいかない」⇒「カメリアはインソムニア調印式には参列していたけど、騒動が起こる頃には既に帰路に着いていた」事にして、ノクティス達の都合「インソムニアでの騒動が起きていた時分に、ノクティス達は城に居なかった」⇒「インソムニア調印式後、カメリアをガーディナ渡船場まで送り届けていたから」までフォローするのが一番追い掛けやすいかな、と。
という事で、わざわざインソムニアまで来てもらったカメリアですが、インソムニア調印式にて「レイヴスにクリスタルを譲渡する事を承認」&「アコルドは世界の平和の為、以降も協力体制を維持する旨を宣誓」したら、さっさと退席。これにて調印式自体は閉式。
外で待ってたノクティス達と合流して「ガーディナ渡船場まで送り届けてもらい、その日のうちにアコルドに戻る」という強行スケジュールでお願いします。
確かに、ガーディナ渡船場を訪れた日(=インソムニア調印式・当日の夜)、彼らはホテルに泊まっていたので「その日のうちにアコルドに戻る」のではなく「ホテルで一泊」という可能性が無い事は無いけど。
その場合、よっぽどの理由が無い限り「一泊しなきゃならない事が分かってるなら、最初から城で一泊させたげるやろ?」って話になってしまうので。
元々インソムニア調印式の内容が内容なだけに、カメリアは隠密行動で訪れ。自分の役割が終わったら早急に自国に戻りたかった。
何故かと言うと、調印式の内容が世界に発表されれば、世界中で大小の混乱が起こる事が予想される。その混乱を未然に防ぐ&対処する為にも、カメリアは出来るだけ早くオルティシエに戻る必要が有った・・・と、しておく。
だとすると、一つ訂正しなきゃならない事が出て来る。それが「まぁ・・・式が夜なら、当日の出発でも何とかなるのか?《新約35》」これを「騒動が起きたのは夜だった、けどインソムニア調印式自体は昼だった」と訂正します。
だってそうでないと「調印式自体が夜だったら、カメリアはその日のうちにアコルドに戻る事が出来ない」から。
この世界の「夜」が時刻的なモノなのか、辺りが闇に包まれたら「夜」なのか分からないけど。何にしても「夜」はモンスターの活動が活発になるので、外を出歩くなんて危険極まりない。当然、国の代表であるカメリアが、そんな危険を冒すとは思えないので。
カメリアをその日のうちにアコルドに帰してあげようと思ったら「彼女は急ぎ国に戻る為、(昼間に執り行われた)調印式後、直ぐにノクティス達と合流し、ガーディナ渡船場に向かった」事にし。
だからこそ「カメリアとノクティス達は、調印式の席での騒ぎを免れた」まで持って行く。
つまりインソムニア調印式の当日の流れは、
①インソムニア調印式に参列する為、各国の代表が「朝・午前中」から動き出す。
ルシス王国は自国なので、調印式の準備。ニフルハイム帝国の参列者は当日・朝に出発し、途中テネブラエに寄ってルナフレーナを回収。アコルドの代表・カメリアは、ノクティス達がガーディナ渡船場に迎えに行っている。
②全員がインソムニアに到着後、調印式が「昼・午後」の内に開式される。
時刻については「朝、出発した参加者全員が到着出来る時間」であれば良い。
③「カメリアを急ぎ送り届けなければならない」&「式の時間は短時間」なので、ノクティス達は城に戻らず、王都城前に止めたレガリアで待機。
④調印式は「昼・午後」の内に、滞りなく閉式となる。
時刻については「カメリアが今日中にアコルドに戻れる時間」であれば良い。
カメリアの都合が有るので、調印式自体は短時間(30分程度)で終了。
ノクティス達をレガリアで待たせておかなきゃならないので、長時間掛ける訳にはいかない(⇐メタい理由)。
⑤調印式閉式後。ルシス王国&ニフルハイム帝国間で、実際にクリスタルを移送する方法や手続きなどの詳細な話し合いが続く。
調印式の内容「レイヴスにクリスタルを譲渡する事を承認」&「各国は世界の平和の為、以降も協力体制を維持する旨の確認」自体は、どこの国も異論が無いので即決。だからインソムニア調印式自体は短時間で終わった。
でも「実際、この後どうするか?」という話し合い&調整&実行までに時間が掛かってしまった。
ルナフレーナは行き掛け同様、帝国が送り届ける事になっているので。レイヴス達の話し合いが終わるの待ち(別室で)。
⑥ノクティス達はカメリアを無事、ガーディナ渡船場に送り届ける。
ここでカメリアは舞台から退場。その日のうちに無事、オルティシエに戻る。
⑦カメリアを送り届けた後「今はまだ明るいが、今からでは日のある内にインソムニアまで戻れない」との判断で、ノクティス達はホテルに泊まる事にした。
但し、カメリアとノクティスの「よーいドン!」は同じタイミングなので「オルティシエまでとインソムニアまで、どっちが近いか?」という問題がある。
オルティシエまで戻るカメリアが「その日のうちに無事、オルティシエに戻る」なら、ノクティス達が「日の有るうちに、インソムニアまで戻れない」のは「オルティシエ(航路)より、インソムニア(陸路)の方が、帰還に時間が掛かる」のが絶対条件。
もし「オルティシエ(航路)より、インソムニア(陸路)の方が、帰還に時間が掛からない」なら、ノクティス達は途中で人助けなり何なりして「日の有るうちに、インソムニアまで戻れない」時間まで、時間を潰してもらわなきゃならない。
⑧クリスタルを運び出す算段が付き一段落。アーデンはクリスタルを帝国に持ち帰る為、別行動。残りの面子で最終確認という頃には「夕方~夜」になっていた。
⑨クリスタルが帝国に移送される事を知った一部の「王の剣」がそれに反対、彼らの「クリスタルの移送を阻止」する動きが騒動に発展する。
タイムリミットは「アーデンが飛空艇にクリスタルを運び込んだ」ギリギリのトコ。
王の剣が騒動を起こしたのは「クリスタルの移送を阻止」する為なので、事が完全に間に合わないタイミングまで進んでしまうと、彼らが騒動を起こす大義が無くなってしまうから。
つまり第一章では「インソムニア調印式」での「帝国&一部の王の剣の裏切り」に因り「インソムニアが陥落」とされた出来事は。
第二章では「インソムニア調印式自体は滞りなく閉式」し「その後、詳細を話し合っている最中」に「クリスタルの移送を阻止しようとした、一部の王の剣との間で騒ぎとなった」という事。
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・・・ってな訳で。そりゃ【FF15】の設定・状況・ムービー見てたら「インソムニア調印式の最中に裏切られた」ようにしか見えないけど。
何とかして、この「インソムニア調印式」と「襲撃されたタイミング」を分離したい。
ので、無理くり何とかします。突破口はさっき訂正したばかりの「まぁ・・・式が夜なら、当日の出発でも何とかなるのか?」の理由としていた、
【FF15】で、グラディオラスが「昨日の夜 調印式の席で騒ぎがあった」と新聞を読み上げていた&イグニスが「調印式は昨日だった」と言っていたので。
この部分。グラディオラスとイグニスの台詞ですが、イグニスは「調印式は昨日だった」と言っている。
片やグラディオラスは「昨日の夜 調印式の席で騒ぎがあった」・・・「昨日の夜 騒ぎがあった」けど、それは「調印式の最中(さいちゅう・さなか)」ではなく「調印式の席」と言っている。
この「席」という言葉が採用されているのを都合良く引っ張って来て。
グラディオラスの「昨日の夜 調印式の席で騒ぎがあった」の「調印式の席」とは「調印式があった場所」を指す単語であって「調印式があった時間」を指す単語ではない。
つまり「昨日の夜 調印式の最中(=時間)に騒ぎがあった」では無く「昨日の夜 調印式があった式場(=場所)で騒ぎがあった」・・・と解釈する。
とは言え、この状況&文脈なら「調印式の席」は「昨日の夜 調印式の最中(=時間)に騒ぎがあった」となるのが自然なので。ここから逆に考えての、
「騒動が起きたのは、
第二章では、調印式の後だった。
でもこういう書き方(=「想い出・記憶」の残し方)をしたせいで、
第一章では、調印式の最中となってしまった。」
自然じゃない表現をしたせいで、自然な解釈に傾いてしまった・・・って事にして、強引に突破する&率直に言えば、
「騒ぎがあったのが、本当に昨日の夜にあった調印式の最中なら。
調印式の席なんて書かずに、
調印式の最中って書く筈じゃない?」
何て言うか・・・もっと「今日の〇〇」みたいな、箸休め的ゆるふわコラムなら兎に角。
この記事の内容「王都陥落」なんてニュースは、トンデモナイ一大事な訳で。現状、詳しい事は分からないとしても、分からないからこそ正確性が問われる。いい加減な憶測とか、誤解を招くような表現は避けるべきであって。
新聞が万人に分かり易く、真実を正確に伝える為の情報伝達媒体で。
その内容「騒ぎがあったのが、本当に昨日の夜にあった調印式の最中」なら。
「調印式の席」ではなく、明確に分かり易く「調印式の最中」と書く筈⇒そうしていないという事は「調印式の最中ではなかった」って考え。
「騒動が起きたのは夜だった、けどインソムニア調印式自体は昼だった」だからこそ「インソムニア調印式後、カメリアをガーディナ渡船場までノクティス達が送り届けた」⇒「カメリアとノクティス達は、調印式の席での騒ぎを免れた」までを確定とします。
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【- 次の日の朝 - を、迎える前に】
目下、一番の疑問は「クリスタルの移送を阻止しようとした、一部の王の剣との間で騒ぎとなった」・・・の部分だと思いますが。そこを書き出すと「第二章(本編)の方に戻ってしまう」&そこは「『ルシスの禁忌・アダギウム』の内容を明らかにしてからでないと説明出来ない」ので。
今は先に裏舞台・・・ノクティス達の動向を最後まで押さえておきます。
結論から言えば、先程書いた、
⑦カメリアを送り届けた後「今はまだ明るいが、今からでは日のある内にインソムニアまで戻れない」との判断で、ノクティス達はホテルに泊まる事にした。
の後・・・ホテルに到着後は自由行動。
窮屈な服を脱いで一息ついたら、夕食摂ったり、風呂入ったり、今日一日の振り返りをしたり・・・最後「明日からは大変になるな・・・」とか言いつつも、
『国王・レギスの息子として、
俺は俺に出来る事で、この国を守ってみせる。』
迷いが晴れたノクティスは、そう心に誓い。
忙しくなるであろう明日からに備えて、彼らは早めの就寝とした。
- 次の日の朝 -
・・・とのテロップは入らない。
残念ながら、第二章のノクティス達の旅は「夜明け&目覚めを待たずして終了」となります。
要するに「眠りに就いた彼らが目覚める前に、この世界は終わってしまう」って事。
メインシナリオの最後がこれだと大問題ですが・・・第二章は「レイヴスが主人公の物語」なので、そちらの都合に合わせると、現状そういう展開になる予定です(予定は未定)。
その「レイヴスの方の都合」ですが、言えるトコでザックリ言うと、
第二章では「インソムニア調印式自体は滞りなく閉式」し「その後、詳細を話し合っている最中」に「クリスタルの移送を阻止しようとした、一部の王の剣との間で騒ぎとなった」・・・この「王の剣の襲撃」が夜だったとしても、この後はラストバトルまでノンストップだろうから。
何て言うか・・・今の時点では、詳しくは書けないけど。インソムニアでの「王の剣の襲撃」を制圧後、ここで一旦「取りあえず、今後に備えて今日は寝るか・・・」ってなるのは、展開として「それは無いな」と。寝ている場合じゃない、直ぐに追い掛けるだろうから。
で、物語として「第二章・レイヴスが主人公の物語は、夜明けを迎える事無く終焉を迎える(=目的が果たされなかったからこそ、次の世界が再生される)」・・・これは最初から決まっている事なので。
この「第二章・レイヴスが主人公の物語は、夜明けを迎える事無く終焉を迎える」意味は、この世界そのものが終わるという事で。
当然、その世界に住む人たち・・・ノクティス達も例外無く、そこで終焉を迎える事になる。
だから「就寝後のノクティス達の、翌日以降を考える必要は無い」・・・これが、この世界の現実。
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【】
ノクティス達の旅の終わりを書いた後で何ですが・・・最後、大事な点を追加しておきます。それが、
ノクティスの旅の目的(=城を出ていた理由)が「インソムニア調印式の為に、オルティシエからやってくるカメリアを出迎える為。王族(=国の代表)として、ガーディナ渡船場に向かった」のなら。
その行程に『ルシスの一般人』を、同行させる筈が無い。
という事で・・・本当に申し訳ありませんが、プロンプトは旅のメンバーから外れて貰います。
つまり第二章のノクティス一行は、最初から「ノクティス(王子)」「イグニス(側近)」「グラディオラス(護衛)」の三人だった。
乗車人数的な事を言えば、イリスが「すごいよね 兄さんいるのに五人乗れるし」と言っていたので、カメリアを加えて五人でも乗れない事は無い。
でも・・・ルシスの王子として吹っ切れたノクティスが「王族として、国賓・カメリアを迎えに行く」と決めたなら。いくら親友だとしても「ルシスの一般人・プロンプト」を、そのセレモニーに同行させるとは思えない。遊びに行くんじゃないんだから。
プロンプトだって「一緒に行く!」ってなったトコで、ノクティスは例のEDの礼服&イグニスとグラディオラスは王の剣の正装だよ?そこに見劣りしない服装って・・・何を着て行ったら良いのか困るだろうし。寧ろそこは誘われたって辞退するトコやろ、と。
ココに関しては「そんな簡単にプロンプトを切り捨てるなんて酷い!」「ノクティス一行の扱いが雑過ぎる!」と思われてしまうかもしれませんが、自分としては寧ろ逆で。
「この程度の事で、彼らの絆が切れる事は無い」と信じているから、そう言う事にさせてもらっています。
この《新約》EDのノクティスは「こうして欲しい」「こうであって欲しい」「こうなったら良いな」・・・そんな幸せな未来を夢見て終わり。そういうイメージなんですが。
この三人に関しては、ノクティス曰く「アイツらは・・・まぁ、どうでもイイわ」って勿論、存在がどうでもイイ訳じゃなくて。
殊更「どうであって欲しい」と、望む必要が無い。
どんな出会い方、どんな関係性、どんな在り方であっても、また出会って、また旅に出て、また馬鹿やって・・・きっと今までと変わらない。そう信じられるからこそ、ノクティスは彼らに対しては「どうでもイイ」と思える。そういう魂の信頼関係?
なので、そんなノクティスにしたら、カメリアを迎えに行くのにプロンプトが一緒だったかどうかなんて些細な事。
第二章のプロンプトは一緒じゃなかったから、第一章のプロンプトよりも親密じゃない、仲間外れ、ただの一般人・・・ではなくて。
王子としての役割上『ルシスの一般人』のプロンプトを連れて行かなかっただけで、第二章のプロンプトも掛け替えのない「王子の親友」だったし。
確かにプロンプトは『ルシスの一般人』・・・王子と側近と護衛、そこは踏み込めない領域かもしれないけど。
普段はそんな事関係無い「相変わらずの仲良し四人組」だったんじゃないかなって・・・そう思っています。イグニス&グラディオラスだって、ノクティスに対しては公私を区別して接していただろうし。
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【関係性は違っても「相変わらずの仲良し四人組」】
とは言っても、プロンプトの席を没収したままでは可哀想なので「ルシスの一般人・プロンプト」に、相応しい席を用意してあげたい。
それが「ガーディナ渡船場の、ディーノの隣り(のベンチ)」・・・ここに座っててもらう。
ディーノに関しては「何かキャラの性格だけでなく、設定も強引」というような事をどこかで書いた気がしますが。この「アクセサリー屋と新聞記者」という、奇妙な二足の草鞋を履くディーノ、
第二章では「アクセサリー屋」に専念してもらい。
あぶれた「新聞記者」という要素を、プロンプトに譲ってもらいます。
勿論プロンプトはプロの新聞記者では無いんだけど、ノクティス専属ジャーナリストと言うか・・・好きが高じてカメラ引っ提げノクティスを追っ掛けまわしてる。
それに対してノクティスは「最初は慣れなくて扱いに困ったけど、今はもう慣れた」って感じの公認。
なのでノクティスが「インソムニア調印式の為に、オルティシエからやってくるカメリアを出迎える為。王族(=国の代表)として、ガーディナ渡船場にやってきた」時も、ガーディナ渡船場のベンチで待ち構えていて、
「・・・プロンプト?
こんなトコで、何やってんだ?」
「何って今日はノクトの外交デビューだよ!
記念すべき最初の一枚、カメラに収めとかなきゃ!!」
「相変わらずだな、プロンプトは。」
「わー!
その服、王子って感じで格好イイね!」
「馬子にも衣裳、ってな。」
「いや~、似合ってるよ。
ノクトって本当に王子サマだったんだね。」
「そりゃ、ど~も。
でも邪魔はするなよ、コッチは仕事だからな。」
「そこは、分かってるって。
外交デビューの感想、また今度聞かせてよ。
じゃあ、頑張ってね!」
一枚と言わず、何枚もパシャパシャ撮ってそうだけど・・・こんな感じで「ノクティス王子の熱烈なファン」って立ち位置で滑り込ませておいたら。プロンプトは『ルシスの一般人』だけど「相変わらずの仲良し四人組」って関係は維持できるんじゃないかな、と。
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で、ここまで来たら言いたい事は伝わってるかと思いますが。
第二章のプロンプトは、上記の通り「ガーディナ渡船場の、ディーノの隣り(のベンチ)」で「ノクティス専属ジャーナリスト」のような立ち振る舞いをしていた。
でも第一章では、プロンプトは「ノクティス達と一緒に旅に出る事になった」ので「ガーディナ渡船場の、ディーノの隣り(のベンチ)」が空いてしまった。
けどイオスの世界には「ガーディナ渡船場に、写真撮ったりインタビューしたりする人が居た」って「想い出・記憶」が残っていたので。
その「写真撮ったりインタビューしたりする人」って「想い出・記憶」が、分かり易く単純に「新聞記者」と解釈され。
もともとプロンプトの近くにいた「ガーディナ渡船場の、ディーノ」に、その「新聞記者」って要素がくっ付いてしまった。
金髪で、若い男で、ちょっとチャラそうなヤツ・・・って外見が似てたせいで、余計くっ付き易かったのかもしれない。それこそFC・SFC時代のモブキャラだったら、同じ「青年」のドット絵だろうし。
だから第一章のディーノが「アクセサリー屋と新聞記者という、奇妙な二足の草鞋」を履いていたのは、「新聞記者要素」担当だったプロンプトが居なくなったせいで、浮いた「新聞記者要素」を勝手に押し付けられてしまったから。
なので、彼のキャラ&設定が「何だかちょっと無理してる」のは、イオスの世界の「想い出・記憶」のせいであって仕方が無い・・・こうひっくり返して来ます。
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以上、ここまでがインソムニア調印式の裏舞台「この世界のノクティス達は、何をしていたのか?」になります。
せっかくルシスの王子として「これから頑張ろう!」と決心した矢先の出来事で、ノクティスには申し訳ないけど・・・第二章の『運命の王子(主人公)』はレイヴスなので、これは避けようが無い&第一章の方で頑張って頂きたいと思います。
何でノクティスがカメリア女史を迎えに行く事になっているのか・・・その辺りの詳しい経緯は《新約35》を読んで頂くとして。ザックリまとめると、
第二章のノクティスは現状、ルナフレーナと結婚なんて関係では無いので「結婚式の為orルナフレーナを迎え入れる為、オルティシエに向かっていた」という、本来の旅の理由が成立しない。
第二章のルナフレーナがインソムニアに居た理由は「テネブラエの最高指導者として、インソムニア調印式に呼ばれていた」から。
そのルナフレーナは道中、ニフルハイム帝国が回収してくれる事になっているので。
ノクティスが「インソムニア調印式に参列するルナフレーナ」を迎えに行く必要は無かった。
つまり「ルナフレーナを迎えに行く」以外の「ノクティスが旅に出る(=当日城を出ていた理由)」が必要なので。
インソムニア調印式に欠かせない、最後一人の重要人物「アコルド自由都市連合・カメリア議会代表」を迎えに行ってもらおう・・・こういう事。
と言うか、他にノクティスに請け負ってもらえる役割が見当たらないので。この「カメリアを迎えに行く」という部分は確定とし、其処に向けてせっせと裏を積んでいきます。とは言え、
「いやいや、そこを確定するのが強引やろ?」
ってのはご尤も・・・ですが。
第一章と【FF15】は同じ進行で。ノクティスは「ルナフレーナとの結婚式が執り行われるオルティシエに向かう為、ガーディナ渡船場を訪ね」そこでアーデンから「うん 出てないってさ」「停戦の影響かな」=「オルティシエに向かう為の船が出ていないと告げられる」という流れだったのを。
第二章では、ノクティスは「インソムニア調印式の為、オルティシエからやってくるカメリアを出迎える為に、ガーディナ渡船場を訪ねた」と・・・つまり「ノクティスがガーディナ渡船場を訪ねた理由」をソックリ差し替える。
そうした場合。第一章のノクティス達が「ホスト四人組」と言われる黒服集団だったのは「想い出・記憶」が歪んだ結果そうなってしまっただけで。
第二章の時点では、黒服は黒服でもちゃんとした正装・礼服だった。ノクティスはEDで式典用みたいな服着てたでしょ?あれなら国賓を出迎えるに相応しい服装だろうし。当然、お付き達もルシスの正装・・・あの王の剣の正装でイイよね?
それに彼らが城を出た理由が「国賓であるカメリアを迎えに行く為」なら、安全確保&敬意を表する為に「王族仕様の高級車・レガリア」で向かうのは当然だろうし。
別に「ガーディナ渡船場まで迎えに行くだけ」なら、必要最低限の現金だけ持ってれば良かったし、大層な地図を持って出てなくても然程不思議では無い。
そう考えると「インソムニア調印式の為、オルティシエからやってくるカメリアを出迎える為に、ノクティス達はガーディナ渡船場を訪ねた」ってのは、そこそこ馴染みが良いんじゃないかな・・・と、自分では思ってるので。
後はココを「第二章の設定」と「本来のシナリオ」を引っ掻けながら、上手く第二章本編にバトンを渡せる状況にまで仕上げる・・・という自分との戦いになります。
つまり強引過ぎるのは承知の上、ですので。
人間どこまで揚げ足を取りながら屁理屈を通せるか・・・納得出来る出来ないでは無く、その過程を見守って頂ければと思います。
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【ノクティス王子の、外交デビューに密着!】
では、現状「過去のイオスの世界(=第二章)の「思い出・記憶」が、歪んで再生された結果の世界が、今のイオスの世界(=第一章)」というヒントがあるだけで、色々なトコがグズグズなので・・・二つのイオスの世界を擦り合わせて「動かせないトコ」「手堅いトコ」「見え易いトコ」から順番に埋めていく事にします。
そうなった場合。一番「動かせないトコ」は「ルシスのクリスタルは、ニフルハイム帝国に運ばれた」この部分。
これは【FF15】でも、そうなっているし。
第二章のインソムニア調印式の目的を「レイヴスにクリスタルを譲渡する事を承認」&「各国は世界の平和の為、以降も協力体制を維持する旨の確認」としている以上、ここが果たされない「ルシスのクリスタルは、ニフルハイム帝国に運ばれなかった」って事にするのは、話の展開として無理があるので。
第二章でも、ちゃんと「ルシスのクリスタルは、ニフルハイム帝国に運ばれた」は確定。
前回《新約35》で「行き掛けは一隻で事足りるんじゃないかな?」と書いていましたが。本来「アーデンが戦いの最中先行して、揚陸艇で帝国にクリスタルを持ち帰った」のなら。
一隻はレイヴス達が戻って来るように待機させておかなきゃならないので。行き掛けの飛空艇とは別に「クリスタル移送用の飛空艇が、もう一隻手配されていた(これは回収に間に合えば良いので、別働でもOK)」とし。第二章でも「アーデンが戦いの最中先行して、飛空艇で帝国にクリスタルを持ち帰った」って事にしておきます。
で、次は「アーデンが戦いの最中先行して、飛空艇で帝国にクリスタルを持ち帰った」のなら「インソムニア調印式自体は、滞り無く執り行われた」という事。
何でそうなるかと言うと、アーデン自身は「捕らえられ方」のせいで変質してしまっただけで、彼の本質は変わっていないのですが・・・敢えて分かりやすく言うなら、第二章のアーデンは白い方。つまり見た目にも「運命の王子であるレイヴスをココまで導く為、真っ当な方法でせっせと下準備してきた、導き手であり献身者」です。
だとしたら、もしこの段階で「インソムニア調印式自体が成立しなかったor承認されなかった」としても「じゃあ、仕方が無いからクリスタルは強引にでも貰っていくね」とはならない筈。だってそれだと、今までやって来た事が全部台無しになってしまうから。
つまり第二章のアーデンが「堂々とクリスタルを帝国に持ち帰った」のなら、それは「正式に了承&手続きを経て、クリスタルを帝国に持ち帰った」⇒「インソムニア調印式自体は、滞り無く執り行われた」って事になる。
じゃあ「インソムニア調印式自体は、滞り無く執り行われた」のなら、当然「インソムニア調印式に呼ばれていたカメリアは参列&承認してくれた」でないといけない。
インソムニア調印式の内容は「レイヴスにクリスタルを譲渡する事を承認」&「各国は世界の平和の為、以降も協力体制を維持する旨の確認」なので、ルシス王国・ニフルハイム帝国・テネブラエ、そしてアコルド都市連合。この四つの国の最高指導者の承認無しには成立しないから。
そうなると第一章「ルナフレーナとの結婚式の為、オルティシエに向かっていた」では、見る影も無かったカメリアの存在ですが。それは「インソムニア調印式の目的が停戦協定に変わってしまった」から「部外者であるカメリアが呼ばれる筈が無い」と帳尻を合わせた結果の展開であって。
第二章「インソムニア調印式の為、オルティシエからやってくるカメリアを出迎える為に、ガーディナ渡船場を訪ねた」ノクティス一行は「予定通りガーディナ渡船場でカメリアを出迎え、インソムニアまで送り届けた」のが、第二章では「事実」となる。
因みに別案として「本来ノクティス達は、オルティシエに向かっていた」んだから「ガーディナ渡船場ではなく、オルティシエまで迎えに行く」・・・のも考えましたが。
ガーディナ渡船場の主権はルシスとアコルド、どっちが持っているor強いのか?
就航している船が、どのような規模&規格なのか?何隻で往復運航しているのか?
他にも、領海権がどっちにあるのか?
そもそもカメリアが航路でルシス王国にやって来るなら、ガーディナ渡船場を使うにしたって、観光船を貸し切って来るとは思えない・・・乗って来る船はそれこそ政府要人用のクルーザーだろうし。
要人が秘密裏にやって来る、クルーザー・・・と言った要素は、本来「ガーディナ渡船場が持っていた」⇒「カエムの岬の隠れ港の方に持って行かれた」って感じもする。
等々・・・この辺り、分からない事が多いので「実際ノクティス一行はガーディナ渡船場で船に乗れなかったんだから、ここでは乗ってないんだろう」程度の感覚です。
作中【FF15】では、わざわざカメリアがノクティスに会う為、ウィスカムの店まで出向いて来てたので。そのイメージも混じってるのかもしれない。
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【お見送りまでが、外交デビュー初日です】
と、ここまでレギスの息子(王族)として「予定通りガーディナ渡船場でカメリアを出迎え、インソムニアまで送り届けた」ノクティス王子・・・彼は立派にその役目を果たした訳ですが、実はまだ役目が残ってる。それが「インソムニア調印式後、カメリアをガーディナ渡船場まで送り届ける」事。
ここまでは「第二章の設定」と「本来のシナリオ」を引っ掻けながら考えて来たんだけど。
強引に「本来のシナリオ」に存在しないカメリアを引っ張り込んだ以上、ここからは逆「本来存在しないカメリアが、本来のシナリオに引っ掛からない」それでいて「一緒に行動する機会が多いノクティス達は、本来のシナリオから外れ過ぎない」よう考えて行かなきゃならない。
「いや、それって難しくない?」
って事で、どうするのが一番簡単かと言うと「カメリアにはさっさと用事を済ませて、用が済んだら速攻オルティシエに帰ってもらう」・・・第二章の結果の第一章で、全くさっぱりカメリアの存在が無くなってるって事は、第二章の時点でもカメリアは「え?カメリアってインソムニア調印式に居たの?」って位にしとくのが正解だし。
実際問題「インソムニアでの騒動に、カメリアを巻き込む訳にはいかない」⇒「カメリアはインソムニア調印式には参列していたけど、騒動が起こる頃には既に帰路に着いていた」事にして、ノクティス達の都合「インソムニアでの騒動が起きていた時分に、ノクティス達は城に居なかった」⇒「インソムニア調印式後、カメリアをガーディナ渡船場まで送り届けていたから」までフォローするのが一番追い掛けやすいかな、と。
という事で、わざわざインソムニアまで来てもらったカメリアですが、インソムニア調印式にて「レイヴスにクリスタルを譲渡する事を承認」&「アコルドは世界の平和の為、以降も協力体制を維持する旨を宣誓」したら、さっさと退席。これにて調印式自体は閉式。
外で待ってたノクティス達と合流して「ガーディナ渡船場まで送り届けてもらい、その日のうちにアコルドに戻る」という強行スケジュールでお願いします。
確かに、ガーディナ渡船場を訪れた日(=インソムニア調印式・当日の夜)、彼らはホテルに泊まっていたので「その日のうちにアコルドに戻る」のではなく「ホテルで一泊」という可能性が無い事は無いけど。
その場合、よっぽどの理由が無い限り「一泊しなきゃならない事が分かってるなら、最初から城で一泊させたげるやろ?」って話になってしまうので。
元々インソムニア調印式の内容が内容なだけに、カメリアは隠密行動で訪れ。自分の役割が終わったら早急に自国に戻りたかった。
何故かと言うと、調印式の内容が世界に発表されれば、世界中で大小の混乱が起こる事が予想される。その混乱を未然に防ぐ&対処する為にも、カメリアは出来るだけ早くオルティシエに戻る必要が有った・・・と、しておく。
だとすると、一つ訂正しなきゃならない事が出て来る。それが「まぁ・・・式が夜なら、当日の出発でも何とかなるのか?《新約35》」これを「騒動が起きたのは夜だった、けどインソムニア調印式自体は昼だった」と訂正します。
だってそうでないと「調印式自体が夜だったら、カメリアはその日のうちにアコルドに戻る事が出来ない」から。
この世界の「夜」が時刻的なモノなのか、辺りが闇に包まれたら「夜」なのか分からないけど。何にしても「夜」はモンスターの活動が活発になるので、外を出歩くなんて危険極まりない。当然、国の代表であるカメリアが、そんな危険を冒すとは思えないので。
カメリアをその日のうちにアコルドに帰してあげようと思ったら「彼女は急ぎ国に戻る為、(昼間に執り行われた)調印式後、直ぐにノクティス達と合流し、ガーディナ渡船場に向かった」事にし。
だからこそ「カメリアとノクティス達は、調印式の席での騒ぎを免れた」まで持って行く。
つまりインソムニア調印式の当日の流れは、
①インソムニア調印式に参列する為、各国の代表が「朝・午前中」から動き出す。
ルシス王国は自国なので、調印式の準備。ニフルハイム帝国の参列者は当日・朝に出発し、途中テネブラエに寄ってルナフレーナを回収。アコルドの代表・カメリアは、ノクティス達がガーディナ渡船場に迎えに行っている。
②全員がインソムニアに到着後、調印式が「昼・午後」の内に開式される。
時刻については「朝、出発した参加者全員が到着出来る時間」であれば良い。
③「カメリアを急ぎ送り届けなければならない」&「式の時間は短時間」なので、ノクティス達は城に戻らず、王都城前に止めたレガリアで待機。
④調印式は「昼・午後」の内に、滞りなく閉式となる。
時刻については「カメリアが今日中にアコルドに戻れる時間」であれば良い。
カメリアの都合が有るので、調印式自体は短時間(30分程度)で終了。
ノクティス達をレガリアで待たせておかなきゃならないので、長時間掛ける訳にはいかない(⇐メタい理由)。
⑤調印式閉式後。ルシス王国&ニフルハイム帝国間で、実際にクリスタルを移送する方法や手続きなどの詳細な話し合いが続く。
調印式の内容「レイヴスにクリスタルを譲渡する事を承認」&「各国は世界の平和の為、以降も協力体制を維持する旨の確認」自体は、どこの国も異論が無いので即決。だからインソムニア調印式自体は短時間で終わった。
でも「実際、この後どうするか?」という話し合い&調整&実行までに時間が掛かってしまった。
ルナフレーナは行き掛け同様、帝国が送り届ける事になっているので。レイヴス達の話し合いが終わるの待ち(別室で)。
⑥ノクティス達はカメリアを無事、ガーディナ渡船場に送り届ける。
ここでカメリアは舞台から退場。その日のうちに無事、オルティシエに戻る。
⑦カメリアを送り届けた後「今はまだ明るいが、今からでは日のある内にインソムニアまで戻れない」との判断で、ノクティス達はホテルに泊まる事にした。
但し、カメリアとノクティスの「よーいドン!」は同じタイミングなので「オルティシエまでとインソムニアまで、どっちが近いか?」という問題がある。
オルティシエまで戻るカメリアが「その日のうちに無事、オルティシエに戻る」なら、ノクティス達が「日の有るうちに、インソムニアまで戻れない」のは「オルティシエ(航路)より、インソムニア(陸路)の方が、帰還に時間が掛かる」のが絶対条件。
もし「オルティシエ(航路)より、インソムニア(陸路)の方が、帰還に時間が掛からない」なら、ノクティス達は途中で人助けなり何なりして「日の有るうちに、インソムニアまで戻れない」時間まで、時間を潰してもらわなきゃならない。
⑧クリスタルを運び出す算段が付き一段落。アーデンはクリスタルを帝国に持ち帰る為、別行動。残りの面子で最終確認という頃には「夕方~夜」になっていた。
⑨クリスタルが帝国に移送される事を知った一部の「王の剣」がそれに反対、彼らの「クリスタルの移送を阻止」する動きが騒動に発展する。
タイムリミットは「アーデンが飛空艇にクリスタルを運び込んだ」ギリギリのトコ。
王の剣が騒動を起こしたのは「クリスタルの移送を阻止」する為なので、事が完全に間に合わないタイミングまで進んでしまうと、彼らが騒動を起こす大義が無くなってしまうから。
つまり第一章では「インソムニア調印式」での「帝国&一部の王の剣の裏切り」に因り「インソムニアが陥落」とされた出来事は。
第二章では「インソムニア調印式自体は滞りなく閉式」し「その後、詳細を話し合っている最中」に「クリスタルの移送を阻止しようとした、一部の王の剣との間で騒ぎとなった」という事。
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・・・ってな訳で。そりゃ【FF15】の設定・状況・ムービー見てたら「インソムニア調印式の最中に裏切られた」ようにしか見えないけど。
何とかして、この「インソムニア調印式」と「襲撃されたタイミング」を分離したい。
ので、無理くり何とかします。突破口はさっき訂正したばかりの「まぁ・・・式が夜なら、当日の出発でも何とかなるのか?」の理由としていた、
【FF15】で、グラディオラスが「昨日の夜 調印式の席で騒ぎがあった」と新聞を読み上げていた&イグニスが「調印式は昨日だった」と言っていたので。
この部分。グラディオラスとイグニスの台詞ですが、イグニスは「調印式は昨日だった」と言っている。
片やグラディオラスは「昨日の夜 調印式の席で騒ぎがあった」・・・「昨日の夜 騒ぎがあった」けど、それは「調印式の最中(さいちゅう・さなか)」ではなく「調印式の席」と言っている。
この「席」という言葉が採用されているのを都合良く引っ張って来て。
グラディオラスの「昨日の夜 調印式の席で騒ぎがあった」の「調印式の席」とは「調印式があった場所」を指す単語であって「調印式があった時間」を指す単語ではない。
つまり「昨日の夜 調印式の最中(=時間)に騒ぎがあった」では無く「昨日の夜 調印式があった式場(=場所)で騒ぎがあった」・・・と解釈する。
とは言え、この状況&文脈なら「調印式の席」は「昨日の夜 調印式の最中(=時間)に騒ぎがあった」となるのが自然なので。ここから逆に考えての、
「騒動が起きたのは、
第二章では、調印式の後だった。
でもこういう書き方(=「想い出・記憶」の残し方)をしたせいで、
第一章では、調印式の最中となってしまった。」
自然じゃない表現をしたせいで、自然な解釈に傾いてしまった・・・って事にして、強引に突破する&率直に言えば、
「騒ぎがあったのが、本当に昨日の夜にあった調印式の最中なら。
調印式の席なんて書かずに、
調印式の最中って書く筈じゃない?」
何て言うか・・・もっと「今日の〇〇」みたいな、箸休め的ゆるふわコラムなら兎に角。
この記事の内容「王都陥落」なんてニュースは、トンデモナイ一大事な訳で。現状、詳しい事は分からないとしても、分からないからこそ正確性が問われる。いい加減な憶測とか、誤解を招くような表現は避けるべきであって。
新聞が万人に分かり易く、真実を正確に伝える為の情報伝達媒体で。
その内容「騒ぎがあったのが、本当に昨日の夜にあった調印式の最中」なら。
「調印式の席」ではなく、明確に分かり易く「調印式の最中」と書く筈⇒そうしていないという事は「調印式の最中ではなかった」って考え。
「騒動が起きたのは夜だった、けどインソムニア調印式自体は昼だった」だからこそ「インソムニア調印式後、カメリアをガーディナ渡船場までノクティス達が送り届けた」⇒「カメリアとノクティス達は、調印式の席での騒ぎを免れた」までを確定とします。
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【- 次の日の朝 - を、迎える前に】
目下、一番の疑問は「クリスタルの移送を阻止しようとした、一部の王の剣との間で騒ぎとなった」・・・の部分だと思いますが。そこを書き出すと「第二章(本編)の方に戻ってしまう」&そこは「『ルシスの禁忌・アダギウム』の内容を明らかにしてからでないと説明出来ない」ので。
今は先に裏舞台・・・ノクティス達の動向を最後まで押さえておきます。
結論から言えば、先程書いた、
⑦カメリアを送り届けた後「今はまだ明るいが、今からでは日のある内にインソムニアまで戻れない」との判断で、ノクティス達はホテルに泊まる事にした。
の後・・・ホテルに到着後は自由行動。
窮屈な服を脱いで一息ついたら、夕食摂ったり、風呂入ったり、今日一日の振り返りをしたり・・・最後「明日からは大変になるな・・・」とか言いつつも、
『国王・レギスの息子として、
俺は俺に出来る事で、この国を守ってみせる。』
迷いが晴れたノクティスは、そう心に誓い。
忙しくなるであろう明日からに備えて、彼らは早めの就寝とした。
- 次の日の朝 -
・・・とのテロップは入らない。
残念ながら、第二章のノクティス達の旅は「夜明け&目覚めを待たずして終了」となります。
要するに「眠りに就いた彼らが目覚める前に、この世界は終わってしまう」って事。
メインシナリオの最後がこれだと大問題ですが・・・第二章は「レイヴスが主人公の物語」なので、そちらの都合に合わせると、現状そういう展開になる予定です(予定は未定)。
その「レイヴスの方の都合」ですが、言えるトコでザックリ言うと、
第二章では「インソムニア調印式自体は滞りなく閉式」し「その後、詳細を話し合っている最中」に「クリスタルの移送を阻止しようとした、一部の王の剣との間で騒ぎとなった」・・・この「王の剣の襲撃」が夜だったとしても、この後はラストバトルまでノンストップだろうから。
何て言うか・・・今の時点では、詳しくは書けないけど。インソムニアでの「王の剣の襲撃」を制圧後、ここで一旦「取りあえず、今後に備えて今日は寝るか・・・」ってなるのは、展開として「それは無いな」と。寝ている場合じゃない、直ぐに追い掛けるだろうから。
で、物語として「第二章・レイヴスが主人公の物語は、夜明けを迎える事無く終焉を迎える(=目的が果たされなかったからこそ、次の世界が再生される)」・・・これは最初から決まっている事なので。
この「第二章・レイヴスが主人公の物語は、夜明けを迎える事無く終焉を迎える」意味は、この世界そのものが終わるという事で。
当然、その世界に住む人たち・・・ノクティス達も例外無く、そこで終焉を迎える事になる。
だから「就寝後のノクティス達の、翌日以降を考える必要は無い」・・・これが、この世界の現実。
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【】
ノクティス達の旅の終わりを書いた後で何ですが・・・最後、大事な点を追加しておきます。それが、
ノクティスの旅の目的(=城を出ていた理由)が「インソムニア調印式の為に、オルティシエからやってくるカメリアを出迎える為。王族(=国の代表)として、ガーディナ渡船場に向かった」のなら。
その行程に『ルシスの一般人』を、同行させる筈が無い。
という事で・・・本当に申し訳ありませんが、プロンプトは旅のメンバーから外れて貰います。
つまり第二章のノクティス一行は、最初から「ノクティス(王子)」「イグニス(側近)」「グラディオラス(護衛)」の三人だった。
乗車人数的な事を言えば、イリスが「すごいよね 兄さんいるのに五人乗れるし」と言っていたので、カメリアを加えて五人でも乗れない事は無い。
でも・・・ルシスの王子として吹っ切れたノクティスが「王族として、国賓・カメリアを迎えに行く」と決めたなら。いくら親友だとしても「ルシスの一般人・プロンプト」を、そのセレモニーに同行させるとは思えない。遊びに行くんじゃないんだから。
プロンプトだって「一緒に行く!」ってなったトコで、ノクティスは例のEDの礼服&イグニスとグラディオラスは王の剣の正装だよ?そこに見劣りしない服装って・・・何を着て行ったら良いのか困るだろうし。寧ろそこは誘われたって辞退するトコやろ、と。
ココに関しては「そんな簡単にプロンプトを切り捨てるなんて酷い!」「ノクティス一行の扱いが雑過ぎる!」と思われてしまうかもしれませんが、自分としては寧ろ逆で。
「この程度の事で、彼らの絆が切れる事は無い」と信じているから、そう言う事にさせてもらっています。
この《新約》EDのノクティスは「こうして欲しい」「こうであって欲しい」「こうなったら良いな」・・・そんな幸せな未来を夢見て終わり。そういうイメージなんですが。
この三人に関しては、ノクティス曰く「アイツらは・・・まぁ、どうでもイイわ」って勿論、存在がどうでもイイ訳じゃなくて。
殊更「どうであって欲しい」と、望む必要が無い。
どんな出会い方、どんな関係性、どんな在り方であっても、また出会って、また旅に出て、また馬鹿やって・・・きっと今までと変わらない。そう信じられるからこそ、ノクティスは彼らに対しては「どうでもイイ」と思える。そういう魂の信頼関係?
なので、そんなノクティスにしたら、カメリアを迎えに行くのにプロンプトが一緒だったかどうかなんて些細な事。
第二章のプロンプトは一緒じゃなかったから、第一章のプロンプトよりも親密じゃない、仲間外れ、ただの一般人・・・ではなくて。
王子としての役割上『ルシスの一般人』のプロンプトを連れて行かなかっただけで、第二章のプロンプトも掛け替えのない「王子の親友」だったし。
確かにプロンプトは『ルシスの一般人』・・・王子と側近と護衛、そこは踏み込めない領域かもしれないけど。
普段はそんな事関係無い「相変わらずの仲良し四人組」だったんじゃないかなって・・・そう思っています。イグニス&グラディオラスだって、ノクティスに対しては公私を区別して接していただろうし。
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【関係性は違っても「相変わらずの仲良し四人組」】
とは言っても、プロンプトの席を没収したままでは可哀想なので「ルシスの一般人・プロンプト」に、相応しい席を用意してあげたい。
それが「ガーディナ渡船場の、ディーノの隣り(のベンチ)」・・・ここに座っててもらう。
ディーノに関しては「何かキャラの性格だけでなく、設定も強引」というような事をどこかで書いた気がしますが。この「アクセサリー屋と新聞記者」という、奇妙な二足の草鞋を履くディーノ、
第二章では「アクセサリー屋」に専念してもらい。
あぶれた「新聞記者」という要素を、プロンプトに譲ってもらいます。
勿論プロンプトはプロの新聞記者では無いんだけど、ノクティス専属ジャーナリストと言うか・・・好きが高じてカメラ引っ提げノクティスを追っ掛けまわしてる。
それに対してノクティスは「最初は慣れなくて扱いに困ったけど、今はもう慣れた」って感じの公認。
なのでノクティスが「インソムニア調印式の為に、オルティシエからやってくるカメリアを出迎える為。王族(=国の代表)として、ガーディナ渡船場にやってきた」時も、ガーディナ渡船場のベンチで待ち構えていて、
「・・・プロンプト?
こんなトコで、何やってんだ?」
「何って今日はノクトの外交デビューだよ!
記念すべき最初の一枚、カメラに収めとかなきゃ!!」
「相変わらずだな、プロンプトは。」
「わー!
その服、王子って感じで格好イイね!」
「馬子にも衣裳、ってな。」
「いや~、似合ってるよ。
ノクトって本当に王子サマだったんだね。」
「そりゃ、ど~も。
でも邪魔はするなよ、コッチは仕事だからな。」
「そこは、分かってるって。
外交デビューの感想、また今度聞かせてよ。
じゃあ、頑張ってね!」
一枚と言わず、何枚もパシャパシャ撮ってそうだけど・・・こんな感じで「ノクティス王子の熱烈なファン」って立ち位置で滑り込ませておいたら。プロンプトは『ルシスの一般人』だけど「相変わらずの仲良し四人組」って関係は維持できるんじゃないかな、と。
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で、ここまで来たら言いたい事は伝わってるかと思いますが。
第二章のプロンプトは、上記の通り「ガーディナ渡船場の、ディーノの隣り(のベンチ)」で「ノクティス専属ジャーナリスト」のような立ち振る舞いをしていた。
でも第一章では、プロンプトは「ノクティス達と一緒に旅に出る事になった」ので「ガーディナ渡船場の、ディーノの隣り(のベンチ)」が空いてしまった。
けどイオスの世界には「ガーディナ渡船場に、写真撮ったりインタビューしたりする人が居た」って「想い出・記憶」が残っていたので。
その「写真撮ったりインタビューしたりする人」って「想い出・記憶」が、分かり易く単純に「新聞記者」と解釈され。
もともとプロンプトの近くにいた「ガーディナ渡船場の、ディーノ」に、その「新聞記者」って要素がくっ付いてしまった。
金髪で、若い男で、ちょっとチャラそうなヤツ・・・って外見が似てたせいで、余計くっ付き易かったのかもしれない。それこそFC・SFC時代のモブキャラだったら、同じ「青年」のドット絵だろうし。
だから第一章のディーノが「アクセサリー屋と新聞記者という、奇妙な二足の草鞋」を履いていたのは、「新聞記者要素」担当だったプロンプトが居なくなったせいで、浮いた「新聞記者要素」を勝手に押し付けられてしまったから。
なので、彼のキャラ&設定が「何だかちょっと無理してる」のは、イオスの世界の「想い出・記憶」のせいであって仕方が無い・・・こうひっくり返して来ます。
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以上、ここまでがインソムニア調印式の裏舞台「この世界のノクティス達は、何をしていたのか?」になります。
せっかくルシスの王子として「これから頑張ろう!」と決心した矢先の出来事で、ノクティスには申し訳ないけど・・・第二章の『運命の王子(主人公)』はレイヴスなので、これは避けようが無い&第一章の方で頑張って頂きたいと思います。
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