忍者ブログ

落書き帳の10ページ目

◆無断転載 禁止(ご確認下さい)◆ https://xxaoixx.blog.shinobi.jp/Entry/73/

FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《新約 34》

■□■□■□■□■□■□■□■□

《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
 【働き者・アーデンさんの一週間】
 【インソムニア調印式まで、六泊七日の行程】
 【『テネブラエ王家礼服』の紋章の意味】
 【「最後の夜」・・・ってだけで切なくない?】
 【補足:レイヴス小隊=八年来のお付き合い】

■□■□■□■□■□■□■□■□

【働き者・アーデンさんの一週間】
 書状持ってルシス王国に行ったと思ったら、次の日位には「調印式、一週間後に決まったから」って伝令が来る・・・そんな敏腕外交官・アーデンのおかげで、関係者各位方面の皆様は大慌てでインソムニア調印式の準備&調整に取り掛かる事になります。

 因みに「流石に一週間は無理じゃない?」って感じですが・・・実際【KGFF15】でのアーデンの交渉ってどうだったんだろ?
 まぁ、そこは分からないんですが。前回書いた様に、自分自身に「アーデンがダラダラと待ってくれるイメージが無い」のと、話の展開として「ここで無駄な時間を空けたくなかった(メタい理由)」ので。
「アーデンなら、何とかしてくれるだろ。
 ・・・ってか、何とかしてくれ!」
 無茶を承知の上「レイヴスからのレギスへの書状を預かり、アーデンがインソムニアを訪問」⇒巧い事言って「その場でレギスに、クリスタル譲渡&一週間後の調印式を決断させる」という段取りを予定しています。
 これも前回書きましたが、
イドラ⇒ 「レギスへの書状は、お前が書け」
レイヴス⇒「それでは、交渉内容も提示出来ない」
イドラ⇒ 「レイヴスに対する協力は惜しまない&どんな交渉にも応じる」
     「帝国の役目は、レイヴスの書状をレギスに届けてからが本番」
     「良いな、アーデン=その後の事は、お前に任せる」
アーデン⇒「交渉の場にまで事が運べば、国家間での取交しが必要」
     「その際の手筈は、自分が引き受ける」
 最初から帝国はレイヴスに対して「交渉内容まで自分で決めろ」とか「自分で交渉に行け」とは求めていない。あくまでもレイヴスの意志である事を示せればよいのであって、交渉を纏めるのはアーデンの役目だとイドラもアーデンも分かっていたから。
 だから直接交渉に赴くアーデンにしたら、レイヴスの書状の中身がトップクラスの外交書状として全然お話にならない位にお粗末でも「おたくの息子さんが、こう言ってますよ?」って証明にさえなれば良かったし。
 イドラは交渉内容に関して「レイヴスに対する協力は惜しまない&どんな交渉にも応じる」と約束した上で「書状はレイヴスに書かせるけど、交渉にはアーデンを派遣し一任する」と言っていた。
 その皇帝・イドラは、アーデンに全幅の信頼を寄せているので「交渉にはアーデンを派遣し一任する」と言う事は、一刻も早くクリスタル譲渡&調印式を取り付ける為なら、アーデンはどんな交渉条件&手段を取る事も許されていた。要は「レイヴスの名前」と「帝国の協力」を盾に、好き勝手交渉する事が出来た・・・って事なので。
 そりゃ、アーデンに任せておいたら、元々迷いがある・・・レイヴスの事を公表したいレギスなんて相手にならない。

 インソムニアでの調印式は一週間後。
 その場でレイヴスがレギスの実子、つまりルシスの第一王子であり。
 故にクリスタルの正統後継者である事を公表し。
 世界の平和と秩序、その光を取り戻す為。
 レイヴスに、クリスタルと光耀の指輪を譲渡する事を宣言する。
 尚、クリスタルはニフルハイム帝国にて厳重に保管・管理。
 帝国はレイヴスに最大限の協力を約束し、責任を共にするものとする。

 何やかんや巧い事を言って、有無をも言わさず問答無用の速攻最速。
 コチラからのお願いの筈なのに、圧倒的にコチラに都合の良い話を取り付けて「それでは、そちらの準備は宜しくお願い致します」って、優雅に一礼でもして帰って来てくれるだろうと・・・そう期待しています。

 まぁ、メタい事を言えば。ココでレギスにジックリ考えてもらう&調印式の準備に余裕があるより「レギスがほぼ独断で決めてしまった」&「何でそんな重要な事を・・・しかも一週間後?!」って臣下達に詰め寄られながらも「もう決めた事だ・・・!」って。ルシスの皆さん、あたふたバタバタしててもらった方が、今後の展開としては都合が良いし。

 《新約29》で「時間ジャンプ(空白期間)後の「レイヴス(28歳)のインソムニア」にバトンを渡してやらなきゃならない」って書いていた様に。元々の予定では、
 レイヴス(28歳)に時間ジャンプした後はイベント進行で「イオスの世界は闇が広がるも、ルシス国王・レギスはクリスタルの力を行使する事を拒み」~ナントカ~「レギスに代わり、レイヴスがクリスタルを継承&行使する事を決意」~カントカ~「帝国宰相・アーデンの働きにより、インソムニア調印式が執り行われる事となった」~からの、
 そして  インソムニア調印式 前日 (⇐テロップ)
 ・・・って感じに繋ぐ予定だった、んだけど。
 前回のイドラの計らいが男前だったので「やっぱりここは、ちゃんと”見える”ようにしときたいな」と思って。急遽「レイヴス(28歳)の決意」~「インソムニア調印式まで」を入れ込む事に変更。
 とは言え、この無理矢理追加する事にした「インソムニア調印式まで」の日数を長く見積もってしまうと、その間レイヴスに何をさせるか・・・元々入れないつもりだった区間だけに、出来る事の選択肢はあまりないので。
 ここの都合的にも「インソムニア調印式まで一週間」位で、アーデンには話を付けて来て頂けると嬉しい。そんなメタい理由があったりします。

■□■□■□■□■□■□■□■□

【インソムニア調印式まで、六泊七日の行程】
 そんなこんなで急遽「インソムニア調印式まで一週間」の行程を考える・・・って、何か前にも同じような事してたなと思ったら。《旧約44》でもアーデンの仕込みが終わるまで、ノクティス達には「王都城(ラスボス戦)まで一週間」時間を潰して貰ってたので。
 レイヴスとノクティス、二人の「運命の王子」を導く為に。毎度毎度アーデンは一週間せっせと準備してくれるんだろう・・・って考える事にします。

 でもノクティスの時と違って「ギッシリ一週間のスケジュール」では無く、イメージとしては・・・、
《一週間・カウント前》
 レイヴス・イドラ・アーデンの三者の間で「クリスタル譲渡」の件に関する方針を確認。
 レイヴスがレギスに対して「クリスタル譲渡」を要請する書状を書く。
 レイヴスの書状をイドラ&アーデンが確認⇒アーデンが書状を預かりルシス王国へ。
 何やかんや巧く言いくるめて、レギスから「クリスタル譲渡&調印式」を取り付ける。

《一週間・カウント開始》
【一日目】
 ニフルハイム帝国でアーデンの帰りを待つレイヴスに、伝令より「調印式は一週間後に決まった」との報告が入る(アーデンは各方面との調整の為、まだ帰って来ない)。
【二日目】
 インソムニア調印式に臨む為、昔から世話になっている仕立て屋に赴き「礼服に自分の紋章」を入れてもらう(完成は数日後)。
 帝都・グラレア内で色々な人から話を聞いて、インソムニア調印式までの日々を過ごす(現在の状況など、情報収集)。
  ↓
【六日目】
 礼服が完成したとの連絡を受け、仕立て屋に取りに行く。
 せっせと調整に励んでいたアーデンが、やっと帝国に帰還。
 その日の夜、アーデンの邸宅にて「ここから先は引き返せないラストバトル前的な遣り取り&例の昔話(最終話?)」が入る。
【七日目】
 早朝に飛空艇で、ルシス王国・インソムニアに移動。
 その日の夜に「クリスタル譲渡&調印式」が執り行われる。

 待つのが嫌いなアーデンの動きとしては、若干時間配分がダブついてる気もしますが・・・今回は「レイヴスの方で、これ位は日数必要だろうな(=礼服が完成するまでの時間)」って都合で調整しています。
 なので現状では「調印式までに礼服を発注⇒受取に五日程掛かる」ってのが枠としてあるだけなので。
 その礼服の都合「【二日目】に依頼に行って【六日目】に受け取りに行く」だけ押さえておけば。後は基本自由に「帝都・グラレア内で色々な人から話を聞いて、インソムニア調印式までの日々を過ごす(現在の状況など、情報収集)」で良いんじゃないかな・・・って思ってます。

 あ!でも「インソムニア調印式」の内容は、一般人はレイヴスがインソムニアに行く事も知らない&軍部の人間でさえ調印式の内容までは知らない。詳しい内容を知るのは極一部の人間のみと言う極秘事項なので。
 情報収集とは言っても帝都のモブから聞けるのは「いよいよインソムニアに・・・」みたいな調印式の話ではなく。主に「この世界はどうなってしまうのでしょうか?」って世界の行く末を不安に思う声や、子供達の「神凪様、頑張ってね!」って自分を信じてくれる言葉で。
 そういう民の声を直に聞いて回る事で、レイヴス君には「自分が何とかしなくては・・・」って決意を固めて行ってもらう・・・ラスト前の地盤固めみたいな雰囲気を仕込んでおきます。

■□■□■□■□■□■□■□■□

【『テネブラエ王家礼服』の紋章の意味】
 で「礼服の都合=【二日目】に依頼に行って【六日目】に受け取りに行く」等、インソムニア調印式前の軸になっている「レイヴスの礼服」の件ですが。
 これは元々「ここは絶対に入れたい!」と思って組んで来た、
「レイヴス君の紋章、それ選んだんだ。
 似合ってるよ。」
 このアーデンの台詞を補強する意図で、引っ張って来ています。
 要は「このアーデンの台詞は、変更前から決まってた」⇒「インソムニア調印式前を入れる事に変更」⇒「じゃあ、その空白部分に「レイヴスの礼服」ネタを盛り込んでおくか」・・・組立順は、こんな感じ。
 だから出発点でもあり着地点でもある「レイヴス君の紋章、それ選んだんだ。似合ってるよ。」って台詞を馴染ませる為、後出しで「あの時、こういうイベントがあったんだよ!」って態で、以下の様なイベントを捻じ込んでおきます。

 まずは基本。レイヴスの衣装について。
①士官学校卒業後(レイヴス少尉)~神凪就任まで
 《新約19》で「この時のレイヴスは例の『テネブラエ王家礼服』では無く、別の軍服(=ニフルハイム帝国の軍服という訳では無く、他の3人同様単純に自前の軍服)を着ていると思うので」と、書いていた様に。レイヴス少尉は【FF15】デフォルトの『テネブラエ王家礼服』とは全く異なるデザインの軍服を着用していた。
 20歳の成人祝い・士官学校卒業祝い・帝国軍入隊祝い(?)など、色々コミコミの理由から、アーデンが仕立て屋さんに連れてってくれたんじゃないかな?
 親代わりの後見人として、アーデンからのお祝い(=プレゼント)だった、とか・・・本当に「祝う」という気持ちがあったかは謎だけど。

②神凪就任~インソムニア調印式前
 神凪就任を機に、神凪らしさを備えた礼服を新調(多分、アーデンの提案)。
 お馴染み『テネブラエ王家礼服』に近いけど、この時点では「紋章を入れていない(白無地)」デザインだった。
 この時点で紋章を入れなかった理由は、レイヴス自身が「自身を象徴する紋章の意匠を、どれにするか?」「本当に今、その紋章を掲げる資格が有るのか?」で迷ってしまったから。
 その結果、この時は「幾つかの紋章の意匠を、図案にまとめる」に留まり、それらが日の目を見る事は無かった(=図案は自分で保管)。

③インソムニア調印式前~
 インソムニア調印式という場に立つにあたり、レイヴスは自分の出自と覚悟を示す為「自分の紋章」を礼服に入れる事を決意。
 調印式が一週間後と決まった日には、①&②の時に世話になった仕立て屋を訪ね。
 ②の時に作った図案の中から一つを選び「インソムニア調印式までに仕上げて欲しい」と依頼。
 ②の時は選べなかった&覚悟が足りなかったけど、自分が「ルシスの血を引く神凪」である事を示す為「フルーレ家とルシス王家のエンブレムをマーシャリング(統合)」した意匠を「自分の紋章」とした(=この時点で『テネブラエ王家礼服』デザインになる)。

■□■□■□■□■□■□■□■□

 レイヴス君が仕立て屋さんのお世話になる習慣があった事は、急遽取って付けた話では無く。
 《新約13》で「レイヴス君の為、一緒に服の仕立てに店まで赴いたり、珍しいお菓子が手に入ったと持ち帰ったり、趣味に合うようテネブラエの調度品を取り寄せたり~」と、ちゃんと書いていたのでクリア。

 なので①の軍服も、色々な節目の記念&お祝い&実用性を兼ねて「成人を迎えた事だし。部隊を率いる人間としても、相応の身形ってのは必要だと思うんだよね。」とか何とかアーデンに提案され。レイヴス少尉に相応しい「ニフルハイム帝国軍っぽいデザインの軍服(黒基調)」を新調。

 そして②の神凪就任のタイミングで、アーデン曰く「黒も良かったけど、やっぱりキミは白が似合うね(事実を述べているだけ)」という「神凪らしいデザインの礼服(白基調)」を新調。
 前回①で軍服を新調したばっかりだったけど「この前の軍服、もうキツそうだったもんね。そのうちオレ、身長抜かれちゃうかも?」とか言いつつ、レイヴス君の成長を実感してると良いと思います。
 で、ココで出て来る肝心の「レイヴスの紋章」の件ですが。
 レイヴスは神凪として人々の前に立つに当たり、神凪就任に合わせての礼服に「自分の紋章」を入れようかと考えた。その時に図案にまで作り上げたのは二種類。
 一つは神凪の象徴でもある、フルーレ家に由来する意匠をモチーフにした紋章。そこに込められた覚悟は「人々に求められる神凪」である決意。
 もう一つは自身のルーツ、フルーレ家とルシス王家に由来する意匠をモチーフにした紋章。そこに込められた覚悟は「ルシスの血を引く神凪」である決意。
 神凪としての礼服なのだからと、レイヴスは一つ目の図案を「自分の紋章」とし、その生地に入れようと考えた。イオスの人々は「神凪」である事を望んでいるのだから、皆が望む神凪らしくあるように・・・と。
 でも紋章が「自身を象徴する証」であるなら、レイヴスは「ルシス王家に由来する意匠」も取り入れたいと願った・・・両家の血が交わり自分が生まれたのだから、片方を無かった事になどしたくなかった。それはきっと自分にとっても、未だ父と呼べない父にとっても、辛く悲しい事だろうから。
 そうして数日考えた結果。この時のレイヴスは、どちらの図案も選ぶ事が出来なかった。
 本心としては二つ目の図案を選びたかった。けど、例え「ルシス王家に由来する意匠」が「ルシス王家のエンブレムでは無い」・・・真実を知らない人間が見ても、それが「ルシス王家に由来する意匠」とは分からないデザインだったとしても。未だ息子と呼んでもらえない自分に「ルシス王家に由来する意匠」を掲げる資格があるとは思えなかったし。
 だからと言って、一つ目の図案を選ぶ事も出来なかった。それを掲げると言う事は「自分はルシス王家の血も引いているのだ」と、その真実も一緒くたに無かった事にしてしまう・・・諦めてしまった様な気がして嫌だったから。
 いつかこの紋章を、胸を張って誇れるその時まで。
 いつかの未来に希望を繋ぐ為、今は図案を持ち帰る事を選んだ。

 レイヴス君の紋章については、以前にも「レイヴスの出自を示しているから、絶対に外せなかった・・・ってメタい設定&事情でも無ければ、やっぱり設定としてちゃんとオカシイ」というような事を書いていましたが。
 この辺りを書き出すと長くなるので、今は省きます。
 とりあえず今は「レイヴスの紋章」は「フルーレ家とルシス王家を示す図案を、マーシャリング(統合)した物」で「紋章(=自身の象徴)に両家を取り入れる事で、自分が両家の血を引く者だと世界に開示しようと考えた(=その決意と覚悟の現れ)」・・・んだけど「神凪就任のタイミングでは、まだその覚悟が決まらなかった」ので「礼服に紋章は入れなかった(=紋章が入っていない『テネブラエ王家礼服』)」位に思っておいて下さい。実のトコ②で重要なのは、紋章の中身云々では無く「この時点(神凪就任時)には、既に図案は出来上がっていた」の方だから。
 これはインソムニア調印式前を一週間しか取れない都合上、この段階から「図案を一から考えて~」ってのは時間的に無理があるので。
 図案自体は何年も前に完成していて、それをレイヴスは大事に保管していた。だからこそ「③ インソムニア調印式前~」に、5日間という短時間で礼服に紋章を入れる事が出来た・・・と、繋がる様にする為の仕込み。
 兼、第一章でデフォルトの『テネブラエ王家礼服』を見た後だと、第二章の礼服に紋章が入ってないのが「何で?」ってなっちゃうので・・・そこの理由付けとしても入れときゃイイかな、って後付けで書いてます。

 で、その③・・・インソムニア調印式前【二日目(依頼)】&【六日目(受取)】ですが。
 インソムニア調印式に臨むにあたり、レイヴスは自分が「ルシスの血を引く神凪」である事を世界に開示する・・・その決意と覚悟を込めて「フルーレ家とルシス王家を示す図案を、マーシャリング(統合)した物」を、自分の紋章に選び礼服に入れた。
 そして過去にその様な「レイヴスの紋章」&「その紋章を礼服に入れるか?」って経緯が有った事を知っていたアーデンは、神凪就任時には選べなかったレイヴスがインソムニア調印式を前にして、ちゃんと「あの紋章」を選んだ事を、
「レイヴス君の紋章、それ選んだんだ。
 似合ってるよ。」
 アーデンは「似合っている=ルシスの血を引く神凪・レイヴスに相応しい紋章」と称賛した(⇐着地点到達)。

 この台詞は絶対に入れたかったので・・・追加による予定変更の為、前振りが長くなりましたが。
 レイヴス君の紋章とか、礼服に関しては「長々と書いて、ここに繋ぎたかっただけか・・・」って納得して頂ければ幸いです。
 いや、本当にそれだけの為なので。
 それだけの為に、話が行ったり来たりで申し訳ないと思いながら書いてます。これも本当の話。

■□■□■□■□■□■□■□■□

【「最後の夜」・・・ってだけで切なくない?】
 後、六日目で補足しておく事と言えば、
 その日の夜、アーデンの邸宅にて「ここから先は引き返せないラストバトル前的な遣り取り&例の昔話(最終話?)」が入る。
 ですが・・・これはさっきの『テネブラエ王家礼服』の話の流れから、
「レイヴス君の紋章、それ選んだんだ。
 似合ってるよ。」
「長かったけど、やっとここまで来れたね。」
「大丈夫。きっと君なら、世界の闇を払えるよ。」
 みたいなラストバトルに向けたフラグをバンバン立てつつ、最後に何時もの「昔話」の最終話を語ってもらいます。
 以前書いた様に、このアーデンが聞かせてくれる「昔話」こそ、実は「ルシスの禁忌・アダギウム」の話・・・という事になっているので。
 この最後の夜に「昔話(最終話)」を聞く事で、レイヴスは「ルシスの禁忌・アダギウムがアーデンとまでは気付いていないけど、その内容(=ルシス王家が葬り去った真実)は知っていた」という事になり。

 アーデンは導き手として、レイヴス(運命の王子)を導いて来た。
 でも、ココから先は助けてやれない・・・もう全て語ってしまったから。
 後は彼が「真の王」として、全てに決着を付けてくれるのを待つしかない。
 その時はどうか・・・、
「おやすみ、レイヴス君・・・良い夢を。」
 良い夢であって欲しいと願う・・・君の夢見る世界が、新たなイオスの世界となるのだから。

 以上、これだけを押さえておけば、細かいトコ・・・どんな状況かとかは「ご想像にお任せします」で良いと思います。
 これは「逃げ」では無くて、本当に「ご想像にお任せします」=「個々が想像したイメージが、その人にとっての最適」だと思うから。

■□■□■□■□■□■□■□■□

【補足:レイヴス小隊=八年来のお付き合い】
 最後に補足。インソムニア調印式前の一週間について「後は基本自由」とは書いたけど、メタい都合で外さなきゃない事があって。
 それが「レイヴス小隊での戦闘行為」・・・具体的に書くと「イオスの人々の為、調印式ギリギリまでモンスター&シガイ退治に励む」とか「このタイミングで何かのイベントが発生し、解決する為にそこに赴く(その道中でエンカウント)」です。
 これに関しては、考え方の視点として「ゲームのシナリオ」という見方を重視した場合。
 レイヴスが主人公の第二章は、ノクティスが主人公の第一章の8年前の物語なので。レイヴス小隊の面々は【FF15】の年齢設定-8歳の3Dモデルで創られている・・・自分の頭の中では、そういう設定です。
 その上で「7年(+α)後に時間ジャンプ」したという事は、今のレイヴス達は本来の年齢設定に戻ったという事なんですが。残念ながら「じゃあ、本来の3Dモデルが使えるからイイよね!」とはならない・・・だって【FF15】に、ロキとカリゴが生身で戦っている3Dモデル(バトルモーション)が無い、んじゃないかな(自信は無い)?
 なのでこのタイミングでレイヴス小隊で戦おうと思ったら、本来の3Dモデルがあるアラネア&レイヴスは兎に角、ロキとカリゴはこのたった五日間の為だけに新規で3Dモデルを創らなきゃならなくなる・・・それって無駄が大き過ぎるので。メタい意味から考えて、その展開は無理だろうなって。
 しかもこのロキとカリゴってのが曲者で。【FF15】でも10年後のノクティス&臣下三人+【エピソード・イグニス】のレイヴスは出て来たけど・・・彼らは「髭生やしただけ」とか「髪型変えただけ」で「10年の年月の流れ」を表現出来た=3Dモデル修正が比較的簡単だった(衣装替え感覚?)のかもしれないけど。
 今回のロキは16歳から24歳・・・明らかに成長期真っただ中なので「ちょっと骨格・髪型・顔付き変えただけ」では済まないだろうし。
 カリゴは35歳から43歳・・・さすがに身長は伸びないだろうけど。第二章のカリゴ(35歳)が有能な軍人だった事を下敷きにすれば、第一章のカリゴ(43歳)は中年太りしてたって事になると思うので。その場合も「ちょっと骨格・髪型・顔付き変えただけ」では済まない気がする。
 そもそも二人共、レイヴス小隊の頃(8年前)は、あんな仰々しい甲冑着込んでなかっただろうし(ロキなんて軍人になって直ぐだし)。
 何とか修正流用しようと思っても、根本的な問題としてバトルスタイルが違うと思うので・・・どう頑張ってもやっぱり、この二人は新規で作り直さなきゃならない気がする。

 ・・・たった五日間の為に?
 いや、さすがにそれは勿体無いやろ?

 そう思ってたからこそ《新約28》の時点で「時間ジャンプ後は、もうこのメンバーで戦わない」という想定の元「このカーテスの大皿が、レイヴス小隊で動く最後の山場になる」⇒レイヴス小隊の「レイヴス小隊も、イイ感じにやってんだな」&「レイヴスも、隊員達には本当に感謝していたんだな」的イベントは、カーテスの大皿の時点で終わらせてあった訳で。
 既に「時間ジャンプ後は、もうこのメンバーで戦わない」と思っての話になっている以上、今更やっぱり「インソムニア調印式までは、レイヴス小隊でまた一緒に戦う」ってのは、「いや・・・なんかもう、これでチーム解散みたいな雰囲気満々やったやん?」って、変な話になってしまう。
 そう言った話を踏まえると、今更「インソムニア調印式までは、レイヴス小隊でまた一緒に戦う」って方向に軌道修正するのは難しいので。
 急遽「インソムニア調印式まで」の行程を足したくなった、としても。
 メタい理由&話の流れ的に、今までの「時間ジャンプ後は、もうこのメンバーで戦わない」って前提を崩す事は出来ない・・・こういう事情になります。

 尤も、カーテスの大皿の時点で「あれ?これでもう皆とはお別れなの?」みたいな雰囲気を入れ込んでいたのは、あくまでも「物語の見せ方」としてであって。
 実際は直前まで彼らは神凪・レイヴスの護衛として一緒に行動していたので、チームが解散されていた訳ではありません。
 あのアラネアとロキとカリゴが、レイヴスに8年も仕えてくれたって・・・ある意味、ビックリだよ。

拍手[0回]

PR
  

カレンダー

05 2025/06 07
S M T W T F S
2 3 6 7
9 10 11 12 13 14
16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

ブログ内検索

Copyright ©  -- 落書き帳の10ページ目 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by petit sozai emi / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]