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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《新約 27》
- 2025/04/14 (Mon) |
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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【神凪でなければ解明出来ない真実:雷神ラムウ】
《まずはレイヴス君の足取りを再確認》
《お人好しな神様(=雷神ラムウ)に会いに行く》
《雷神の石碑は「三か所」も必要なのか?》
《孫に優しいお爺ちゃん(但し、怒らせると怖い)》
《Did you notice ? ~気付きましたか?~》
《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【神凪でなければ解明出来ない真実:雷神ラムウ】
《まずはレイヴス君の足取りを再確認》
《お人好しな神様(=雷神ラムウ)に会いに行く》
《雷神の石碑は「三か所」も必要なのか?》
《孫に優しいお爺ちゃん(但し、怒らせると怖い)》
《Did you notice ? ~気付きましたか?~》
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今現在の時点では都合が悪い、レイヴスの「魔導エネルギーを利用した義手」問題を解消したトコで、本題の「ここは押さえとかなきゃな・・・って見えてる部分」を押さえて行きます。
やっとレイヴス君が神凪として動けるようになったので、まずは《神凪でなければ解明出来ない真実》の部分から順番に。
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【神凪でなければ解明出来ない真実:雷神ラムウ】
③「六神(雷神ラムウ)」から、「神の啓示」を受ける事の本当の意味(=実は「六神」は人間達が思い描く神様像を具現化した存在であって本当の神様ではないので、六神は人間達を直接救う力は持っておらず、自分達が知る事を助言する事しか出来ない)を知る。
《まずはレイヴス君の足取りを再確認》
神凪になって一番最初に接触する六神は、《新約 22》の流れから雷神ラムウで。
現状・・・と言うか、話の動きとしては。レイヴスが神凪に就任する事になった直接の事情は、ルシス王国領遠征後、ニフルハイム帝国に戻ったら、タイミング良くテネブラエの方から「神凪に就いて欲しい」との話が来ていたからです。
だってレイヴスの方から「神凪になりたい」と申し出て、就任した訳では無いので。表向きはそう言う話に収まる。
でも、この話の動きを拾っただけでは「人々に神凪が必要とされている」からレイヴスは神凪となる事を選んだ事になってしまうので。
フォッシオ洞窟の前で、人間の姿で現れた雷神ラムウより「失われし真実を求めるのであれば、六神に啓示を求めるが良い。そなたには、その資格がある筈じゃ」との助言を受け、レイヴスは「自分が求める真実を解明する為には、六神の助けが必要」⇒「その為には神凪となる必要がある」と考えた。
先にこの「元々レイヴスは、神凪就任を考えていた」ってネタを差し込み「頼まれたからでは無く、レイヴスにとっても神凪就任は必要な事だった」と、結び付けておく必要があった・・・そう言う思惑。
実際問題、この雷神ラムウとの接触が無かった場合。レイヴスは「神凪」と「真実の解明」が繋がらないまま「神凪」の方を選んだ事になり(どちらも片手間に出来る事では無いので、どちらかを選ばなきゃならない)。
それって「真実を解明する旅を続けたいのに、突然神凪就任を打診された」⇒「人々が必要としているので、神凪となる事を選んだ」って話になってしまうので。
この状況からもう一度「真実の解明」の旅を再開させようと思ったら、
①「人々が必要としている」ので、レイヴスは自分の目的(=真実を解明する旅)を中断or断念し、神凪となる事を選んだ。
↓
②神凪になったら六神の啓示が受けられるようになった(=自分が求める真実に近付けた)ので、一旦諦めていた「真実を解明する旅」を再開する事にした(結果オーライ)。
って、ちょっと話がグダっちゃうと言うか。
例え一時でも、レイヴス君が旅を諦める決断をする・・・ってのは「導き手」のアーデンが機能して無いって事になる⇒話の趣旨が総崩れだし。
一旦諦めたのに、後出しジャンケン棚ぼた的に結果オーライで「真実を解明するには、神凪になる事が必要だったのだ」って流れに持って行くのは、何て言うか・・・真面目にやればやる程、ご都合主義&帳尻合わせ感が浮いちゃうと言うか。
どう表現したら良いか・・・ちょっと規模感が違うかもしれないけど。
ノクティス一行が「関所、許可貰えないと通れないし。一旦諦めて、釣りでもするかな」⇒気分転換の筈が、釣りに夢中になってしまい全然先に進まない(釣り生活10日目)⇒伝説級の大物を釣り上げ、ノクティスが釣り界でのレジェンドになる⇒有名人扱いで、関所を通して貰えた(結果オーライ)。
・・・は、許される気がする。何か「ノクティス」ってキャラと、そう言う「適当さ」「緩さ」「行き当たりバッタリ感」が、上手く噛み合うって言うか。
逆に「レイヴス」ってキャラと、そう言う「適当さ」「緩さ」「行き当たりバッタリ感」って、噛み合わないなぁ・・・って。ギャップ萌え狙いで、サブイベントでちょっと噛ませる位なら兎に角。真面目にやらなきゃならないメインイベントで、適当に行き当たりバッタリのレイヴス君は扱いに困るだろ、と。レイヴス小隊は軍部隊としての統率も取れてる筈なので、友達感覚で「仲間が勝手に・・・」ってパターンも無いだろうし。
と言う、諸々の事情から。
以前《新約 23》で「このタイミングで神凪就任の話が入って来るのは、ご都合主義じゃない?」⇒どうやって「偶然から必然に寄せるか」を、書きましたが。
やっぱり「雷神ラムウと接触」⇒「テネブラエからの使者」⇒「レイヴスが神凪に就任」の流れでないと、話の筋が通らなくなっちゃうので。ここの部分はこの状況で、確定としておきます。
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《お人好しな神様(=雷神ラムウ)に会いに行く》
上記「雷神ラムウと接触」⇒「テネブラエからの使者」⇒「レイヴスが神凪に就任」の流れを確定としたトコで。
既に《新約22》にて、雷神ラムウに「失われし真実を求めるのであれば、六神に啓示を求めるが良い。そなたには、その資格がある筈じゃ。」って言われたのをキッカケに、レイヴス君は神凪になった・・・って流れになってるので。
「真実を希うのは、六神とて同じ。
覚悟をもって臨む者の言葉を、蔑ろになどせんよ。」
雷神ラムウ(=親切なおじいちゃん)の言葉を信じて、神凪になったレイヴス君は速攻会いに行けばイイと思います。
とは言っても、ニフルハイム帝国・帝都グラレアの場所から、フォッシオ洞窟までって距離があるので。神凪としての務め&ゲーム進行的な都合で「フォッシオ洞窟の雷神ラムウに会いに行く」道中、色々なイベントとか挟まる感じにはなるだろうけど。
その場合【FF15】&《新約・第一章》のノクティスは「巨神タイタン⇒雷神ラムウ⇒水神リヴァイアサン」の順。
《新約・第二章》のレイヴスは「雷神ラムウ⇒巨神タイタン⇒水神リヴァイアサン」と、接触する順番が入れ替わってしまうけど。
【FF15】のレイヴスが「雷神の啓示を受けたか それが 何を意味するかもわからずに」って言ってたのを都合良く拾うなら、それでもイイかなって。
いやだって時系列で考えれば「カーテスの大皿(巨神)」⇒「フォッシオ洞窟(雷神)」⇒「アラケオル基地」だから、アラケオル基地でレイヴスに会った時って、ノクティスは「雷神の啓示」よりも前に「巨神の啓示」も受けてた筈。
なのに何で「雷神の啓示を受けたか」・・・雷神を名指しなのかなって。巨神は問題にならないの?
尤もココの本来の解釈は「ノクティスを助ける為、アラケオル基地に雷神ラムウが現れた」+「レイヴスもアラケオル基地に居たので、それを見ていたor報告を受けていた」⇒「この事実を以て、ノクティスが雷神の啓示を受けたと理解した」のであって。
レイヴスは「ルナフレーナの足取り&意図(=ルナフレーナはノクティスに六神の啓示を受けさせる為に動いている)を、把握していた訳では無い」+「六神の啓示を受けているかは、神凪一族であっても傍から見て分かるものでは無い」⇒「巨神タイタンが助けに来た訳では無いので。ノクティスが既に巨神の啓示も受けている事を、レイヴスが知らなくても仕方が無い」って事なのかな・・・って思うんだけど。
正直「いや、ホントに?」って・・・まぁ、レイヴス自身も左腕失ったり、将軍に昇格したりで、大忙しだっただろうから、ルナフレーナの動向まで把握し切れてなかったのかもしれないけど。
カーテスの大皿の事後処理に関わってて、一悶着にノクティスが関わってる事を知ってたら、何となくで察する事が出来そうなモンだけど・・・え、ノクティス達の事、アーデンがその場に居た事すら全部揉み消してるの?
確かにココも、ラジオ放送で「帝国軍からの発表」としてレイヴスが「地震の原因は巨神が目覚め 暴れ出したことにあった」「軍は巨神の討伐に成功し 周辺の被害が 深刻になる前に防ぐことができた」と言っていたので。
ノクティス達と同じタイミングでカーテスの大皿入りしてたアーデンが、
あの時に自分が連れていた帝国部隊が巨神を討伐した事にして、
軍部最高位のレイヴス将軍に事後報告した。
つまり、本当にレイヴスが「アーデンが率いていた部隊が、巨神を討伐した」と信じ疑っていないなら、上記のような状況もあり得る。
あり得るけど「いや、ホントに?(2回目)」・・・だってアーデンの報告を少しでも「アヤシイ」と思いつつも、ルナフレーナの身を思って仕方なく「そう言う事にした」=「巨神タイタンとノクティスが接触(恐らく啓示も)していた事は、薄々勘付いていた」ならまだしも。
巨神討伐(巨神が姿を消した事)と、ノクティスorルナフレーナとの繋がりが全く浮かばなかったって事は、レイヴスはアーデンの報告を少しも「アヤシイ」と思わなかったって事でしょ?
それすら「ルナフレーナを守りたいレイヴスは、アーデンに逆らえなかった」とか言う理由が付いて来たら、何となくで有耶無耶になっちゃいそうだけど。
それって「ルナフレーナを守る為」って理由を翳してる割には、肝心のルナフレーナの事を分かってないと言うか・・・レイヴス自身に「ルナフレーナの為に帝国軍人になってまで頑張ってる」ってイメージがあるだけに、余計にアンバランスな感じがすると言うか。
そもそもの大前提として、この兄妹は「ノクティスに啓示を受けさせる」その為に「ルナフレーナが誓約を行う」って目的を情報共有してなかった・・・って事になるし。レイヴス君の蚊帳の外感、半端無くない?
ルナフレーナ&ノクティス間は、ゲンティアナ&アンブラって有り得ん方法で連絡付くのに。
ルナフレーナ&レイヴス間は、ゲンティアナ&アンブラは手を貸してくれないの?
レイヴスが「運命の王子」じゃないから・・・って事?
<追記:20250417>
そもそもの話として「いや、ホントに?(3回目)」・・・いや【FF15】のアーデンはいざ知らず、自分の二次創作のアーデンは一貫して「真実の探求者」と言う立ち位置に有るので。
そのアーデンが嘘を吐いたり、真実を揉み消したり・・・ってなっちゃうと、ここまで積み上げて来たキャラ設定を崩す事になるので、それだけは何としても回避したい。
ので《新約・第二章⇒第一章》の設定的には、やっぱり「アーデンが、ノクティスと巨神タイタンの接触を揉み消して、レイヴスに報告した」⇒「だからレイヴスは本当に、ノクティスが巨神の啓示も受けていた事を知らなかった」ってのは無理かな。
と・・・この辺りのイベント順は、ずっと気持ち悪いなと思っていたので。
思い切って「《新約・第二章》レイヴスが一番最初に啓示を受けたのは、雷神ラムウだった」⇒「《新約・第一章》前の世界に従うなら、ノクティスも一番最初に啓示を受けるのは、雷神ラムウの筈だった」⇒「でも「改編・改竄」されたイオスの世界の帳尻を合わせた結果、ノクティスが一番最初に啓示を受けたのは、巨神タイタンになってしまった」⇒「帳尻合わせて順序が逆になったせいで、話の辻褄が不自然になっている」・・・って事で突破しようと思います。
順序の変え方は違うけど。別世界の《旧約》でも、スチリフの杜にはカーテスの大皿の前に行っていた事にしつつ「レスタルムでイリスに会う」~「カエムの灯台で船に乗る」までのイベント順をかなり動かしていたので(アッチはイリスが不在なので、その調整も兼ねて)。
自分の中の基本的な感覚として、この辺りのイベント順が引っ掛かるんだと思います。
その事を書いてた《旧約13》なんて、一年半以上前の話なのに。こんだけ色々考えてて、それでも一年半前から感覚が変わらない・・・ってなら余程の事だと思う。
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《雷神の石碑は「三か所」も必要なのか?》
で、次の問題が「雷神の石碑を三か所も回らなきゃならない理由」を、どうするか?
本丸まで手順を踏む必要が有るイベントって言ったら「自分の元まで辿り着く事が出来るか?」・・・その手順を通して「資格があるかを見極める為」って理由が思い浮かぶけど。
レイヴスは「この世界を守る為に、自分は神との対話に臨むのだ」とイオスの民らに誓約を行い、民らが「きっと素晴らしい神凪となられるに違いない」と証人になる事で、既に神凪となっている。
そして六神達は、神凪がイオスの民に「きっと素晴らしい神凪となられるに違いない」と認めた存在だからこそ、神凪を人間達の代表(代弁者)として迎え入れる・・・これが古より続く、神凪と民と六神の関係性なので。
六神達は、既に神凪である者を、更に試すような事はしない筈。
だって「神凪」になっている時点で、その覚悟を多くの民らに認められた存在なんだから。
民らが選んだ神凪を試すと言う事は、神凪だけでなく民らも疑っている・・・って事になっちゃう。
ので、お互いの信頼の上で成り立っている世界&関係である以上「雷神の石碑を三か所も回らなきゃならない理由」を「神凪となったレイヴスが、自分達(=六神)と対話するに値する人物が見極める為」とする事は出来ない。
かと言って第二章では、雷神ラムウに「神凪になったら、協力してあげられるよ」って言われたのが、レイヴスが神凪になる事を考えるキッカケとなり。言われた通り「神凪になったから、話を聞きに来た」という状況なので。
ラムウが「神凪になったら、協力してあげられるよ」って言うから神凪になって会いに来たのに、肝心のラムウが場所を転々と移動してて、結果「三か所目でないと会えない(=半強制的に三か所巡り)」ってのも、
「お前が神凪になったら協力してくれるって言ったんやろ?」
いや、レイヴス君はそんな事でキレたりはしないだろうけど。書いてる自分としては、
「出迎えろ・・・とまでは言わないけど。
人の好い神様だったら、ちゃんと待っててくれても良くない?」
って思ってしまうので。
雷神ラムウにはウロウロせずに、自分のアドバイス通り神凪となったレイヴス君を待ってて欲しい。
じゃあ「雷神の石碑を三か所も回らなきゃならない理由」って、他に何があるだろう?
と、行き詰ってyoutubeで【FF15】の動画を見直して気付いたんだけど。
雷神の石碑って、フォッシオ洞窟の中に三か所あるんじゃないんだ(今更)。
何か二か所は別のトコにあって、二か所回ったらフォッシオ洞窟に入れるようになって、その最深部に三か所目の雷神の石碑があって、それに触れたら「雷神の啓示」クリア・・・って事?
だったら第二章では「一か所目&二か所目の雷神の石碑は無かった」事にして。
フォッシオ洞窟内にある「三か所目の雷神の石碑」のトコで、神凪になったレイヴス君を雷神ラムウが待っててくれてる・・・で良くない?
良くない・・・って言われても困るだろうけど。上記書いた様に「雷神ラムウは、神凪・レイヴスを試す様な事はしない」のであれば「一か所目&二か所目の雷神の石碑を回ってから出ないと、フォッシオ洞窟に入れない」ってのは、またややこしい話になってしまう。試す目的以外の理由を考えなきゃならなくなるので。
それだったら《新約 22》でも書いてた通り「最初、フォッシオ洞窟の前を通った時はまだレイヴスは神凪では無かったので、中に入れる事は出来なかった」&「だからこそ雷神ラムウは、わざわざ洞窟の前で待っていた」んだけど。
レイヴスが自分の助言通り神凪となって会いに来たので、雷神ラムウはフォッシオ洞窟の入り口を解放し。雷神の啓示を授ける為に、その最深部でレイヴスの到着を待っていた。
これだったら第二章の設定を踏まえた展開として、大分スッキリじゃないかな?
因みに何で後のイオスの世界《新約・第一章》では「一か所目&二か所目の雷神の石碑が追加」されてたかは・・・「最初、フォッシオ洞窟の前を通りかかるタイミングでは《新約・第二章》同様、洞窟には入れなかった」&「雷神ラムウも、わざわざ洞窟前でノクティスを待っていなかった(コチラの世界では、そこまでお人好しなイメージが無い)」し。
いざ「フォッシオ洞窟の最深部で、雷神の啓示を受ける」ってなった段階でも、フォッシオ洞窟入り口が解放されるフラグが立っていなかった(レイヴスの場合は神凪就任がフラグだった)。
でも当然、ノクティスが神凪になる事は無いので、神凪就任に代わる別のフラグが必要となり。
「フォッシオ洞窟行ってみたけど入れない。何で?」
「雷って他にも落ちてたし・・・。
他のエリアを回ってからじゃないと、
本命のフォッシオ洞窟に入れないんじゃない?」
って解釈になり、その辺りの辻褄を合わせたシナリオが生成され、雷神の啓示を受けるには「雷神の石碑を三か所も回らなきゃならない」って《新約・第一章》の様な展開になった・・・位にしとこうかな。
って事で「雷神の石碑を三か所も回らなきゃならない理由」は。
結論。第二章では「雷神の石碑は、フォッシオ洞窟の最深部だけ」なので「そんな理由は必要無い」という事になります。
雷神の石碑の場所の勘違いに関しては「もっと早く気付けよ」って、ご尤もですが。
自分の場合、そもそも【FF15】プレイして無いし。その時々に、必要な情報に関係ありそうなトコをシークバーで探して掻い摘んで見ている程度なので・・・自分で気付いていない、こう言う勘違いが他にもあるかもしれません。
自分では分からないとは言え、そこのトコはスミマセン&ごめんなさい。
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《孫に優しいお爺ちゃん(但し、怒らせると怖い)》
と言う流れで、神凪になったレイヴス君は、フォッシオ洞窟の最深部で待つ雷神ラムウとご対面。ここからは最初に書いていた、
③「六神(雷神ラムウ)」から、「神の啓示」を受ける事の本当の意味(=実は「六神」は人間達が思い描く神様像を具現化した存在であって本当の神様ではないので、六神は人間達を直接救う力は持っておらず、自分達が知る事を助言する事しか出来ない)を知る。
に、着地させるにはどうしたら良いかを考えて行く訳ですが・・・正直「啓示を受ける意味」なんて知らないので、そこが捏造。最初から土台はグラグラです。
でも《新約》の設定として、この「実は「六神」は人間達が思い描く神様像を具現化した存在であって本当の神様ではないので、六神は人間達を直接救う力は持っておらず、自分達が知る事を助言する事しか出来ない」って部分は提示しておかなきゃならないし。
そんな事情、人間如きが知る訳が無いので、それを語れるのは六神のような超越者って事になる。
その上。他の六神の話を聞いた後で、この内容を聞かされても困るので・・・タイミングとしては一番最初の六神に担当して貰う必要が有る。
だって散々、六神を頼りに旅した最後「実は、直接救う事は出来ないんだけどね」って・・・「どう言う事?!」ってなっちゃうモン。
なのでここに関しては「雷神ラムウなら、何を教えてくれるかな?」って方向からの切り口では無く「先に内容が決まってる」⇒「雷神ラムウには、この内容を請け負ってもらおう」ってメタい意味での構築優先。
そのメタさを誤魔化す為の、着地点までのイメージはこんな感じ。
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ニフルハイム帝国の民らに認められ神凪となったレイヴスは、神凪としての務めを果たしつつ。
自身が求める、そして世界の為にも必要な「真実の解明」の為。
以前、雷神ラムウと名乗る老人が声を掛けて来た場所「フォッシオ洞窟」を目指した。
しかし、フォッシオ洞窟の前に雷神ラムウの姿は無く。
神凪の訪問を歓迎するかの様に、以前は固く閉ざされていた洞窟への入り口が解放されていた。
フォッシオ洞窟の最深部へと進むと、そこには雷神ラムウが神凪を待っていた。
雷の神とされる雷神ラムウだったけれど、彼は好々爺然とした態度でレイヴス小隊を歓迎した。
先代神凪・シルヴァ亡き後、空位のままとなっていた神凪。
彼らにとって神凪とは、自分達と人間達との橋渡しとなってくれる唯一の存在だったから。
彼らは新しい神凪の誕生を、ずっと心待ちにしていた。
だからこうして新しい神凪が訪ねて来てくれた事が、とても嬉しいのだと語った。
雷の神・・・そのイメージとは程遠い、まるで孫を慈しむ祖父の様な、穏やかな笑みを浮かべながら。
レイヴスは今まで知り得た事を雷神ラムウに話し「何故、このような事になっているのか?」・・・人間の身では知り得ない「真実」を神に問う為、自分は神凪になったのだと告げた。
「今のイオスの世界は、どこか歪んでいる様に感じるのです。
だからこそ私はその原因を・・・歪められた真実を知りたい。」
きっとそれが、今のイオスの世界を救う事にも繋がる筈だから。
神凪として、世界中の人々の為にも「真実」を取り戻したい。
出来の良い教え子の発表を見守る様に、レイヴスの話に耳を傾けていた雷神ラムウだったけれど。実際の所、雷神ラムウから見てレイヴスは「出来の良い神凪」だった。
彼は「人の身では知り得ない」と言うが、自身の努力で既に「人の身では知り得ない」様な事までよく知っている。
過去のルシス王家が「改編・改竄」して来た歴史を調べ上げる等、例えルシスに近い立場にあろうとも容易では無かっただろうにと、心底感心した。
しかし何より感心したのは、神凪となってまだ日が浅いレイヴスが「イオスの世界を救う為には、失われた真実が必要だ」という事を、既に感覚で知っていた事だった。
だってそれは「イオスの世界を救う為にも、失われた真実を取り戻したい」・・・永い時を「神様」として見守って来た、彼ら六神達の願いと同じ考えだったから。
このイオスの世界に生を受けて20年そこそこで、神様とされる自分達と同じ「答え」に辿り着いたと言うのなら・・・本当に大したものだ。だから、
「そう謙遜する事は無い。
お前は目指す真実に向かって、真っ直ぐ進んでおる。
ワシの啓示など、必要無い程にな。」
そのまま真っ直ぐ、真実への道を進んで欲しいと願う・・・自分達は人間達に直接干渉する事が許されぬ存在だから。
「だが、せっかく会いに来てくれたんじゃ。
ワシら六神の「真実」を、雷神の啓示として授けよう。」
それが「実は「六神」は人間達が思い描く神様像を具現化した存在であって本当の神様ではないので、六神は人間達を直接救う力は持っておらず、自分達が知る事を助言する事しか出来ない」と言う、六神の真実。
つまりそれは、今まで「神様」と信じて疑わなかった「六神」は、本当の「神」では無かった・・・と言う事。
「では・・・神とは一体?」
「神は神・・・姿を見る事も出来なければ、声を聞く事も出来ない。
だからこそ神は人間達が思い描く「神」を自身の代理者として、
人間達の元へ遣わせた・・・それが我ら「六神」じゃ。」
雷の神様・・・と言う事は、きっとこういう姿形の神様なのだろう。
普段は穏やかなお爺さんだけど、怒らせると怖いんだろうな。
そういう人間達の「雷の神様」へのイメージを設計図に、幻光虫を素材に、雷神によって生み出されたのが、雷神ラムウなのだと言う。そして、
「ワシは雷神によって生み出された「雷神の魂を持つ存在」であって、
人間達の幻想を元にした、雷神の代理者にすぎん。
故に人間達の幻想が変容すれば、ワシの姿形在り方も変容する。
それは我らがどれだけ拒んでも避けられぬ、イオスの世界の理。」
だからもし、何時か何処かのイオスの世界で人間達に「雷を以て裁きを下す、恐ろしい雷の神」と思い描かれるようになれば・・・その世界のワシは、そのような雷神ラムウへと変容し。
今のワシの「想い出・記憶」はイオスの世界から忘れ去られ、数多の「失われた真実」の一つとなるじゃろう。
勿論、ワシとて人間達に恐れられるような神様にはなりたくはないが・・・それがワシら「六神」の在り方。世界の理に逆らう事は出来ん。
じゃからワシは、忘れられるよりは救いがある・・・そう思う様にしておる。
どんなに姿形在り方が変わろうとも存在し続けさえ居れば、誰かが想い出してくれるかもしれんからな。
ワシは、雷神ラムウは「雷を以て裁きを下す、恐ろしい雷の神」では無かったと。
驚嘆すべき鋭き眼差しを持つ神凪、いや運命の王子よ。
お前は何時か何処かのイオスの世界でも、
その「失われた真実」に気付き、想い出してくれるだろうか?
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《Did you notice ? ~気付きましたか?~》
着地点まで引っ張って来た上で、最後ついでに「雷神の啓示を受けたか」「それが 何を意味するのかもわからずに」に引っ掛けておきます。
どう言う事かと言うと、大前提として本当の「雷神の啓示」と言うのは、言葉の通り「啓示=神または超越的な存在より、真理または通常では知りえない知識・認識が開示されること(Wikipediaより)」でしかないので。
ノクティスが「雷神の啓示」を受けたからと言って「雷神ラムウが、神様の超越した力を以て、ノクティスを助けてくれる」・・・そんな事になる筈が無いし。
あくまでも神の代理者であり、人間達に直接介入する権限を持たない彼が「裁きの雷」なんてあり得ない。
でも《新約・第一章》の世界では、雷神ラムウは「裁きの雷」を放つ事で、窮地に陥っていたノクティスを救った。
それはつまり《新約・第二章》の雷神ラムウが危惧していた通りに・・・その様な雷神ラムウに変容し「雷神の啓示」の意味も変わってしまっていたと言う事。
雷神ラムウをそのような「神様」にしてしまったのは誰なのか・・・それは分からない。恐らくは不特定多数のイオスの人間達が創り上げたイメージだろうから。
でもノクティスが正しく「雷神の啓示」の意味を理解していれば「啓示とは、神または超越的な存在より、真理または通常では知りえない知識・認識が開示される事」なのだから、いくら自分がピンチだからと言って「雷神ラムウが、神様の超越した力を以て、ノクティスを助けてくれる」なんて事にはならない筈と気付けていた筈で。
その「真実」に気付けていれば、ノクティス自身が「雷神ラムウが、神様の超越した力を以て、自分を助けてくれる」なんて、都合の良い幻想を抱く筈が無いんだから。
アラケオル基地に現れた雷神ラムウが「裁きの雷」を放ち、ノクティスの窮地を救ってくれた。
このような事態となっている、それこそが「選ばれし王たる男が こうも無力で愚かだとは」と、レイヴスが言い捨てた理由だった。
とは言え。確かに「真実」に気付けなかったのはノクティスの力不足かもしれなかったけど。
そのようなノクティスにしてしまったのは、イオスの世界が「そう言うノクティスにしてしまったから」なので。
後任の主人公が頼りなくて、居ても立ってもいられないレイヴス君の気持ちも分かるけど。
本当は「何も知らされていない」ノクティスを責めるのも、可哀想なんだけどね。
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勿論《新約・第一章》のレイヴスは、自分が「運命の王子(主人公)」だった第二章の「想い出・記憶」を覚えている訳では無いので。
レイヴス自身が無意識下に覚えてると言うか、イオスの世界が覚えていると言うか・・・そういう感じ。
第一章のレイヴスは、第二章の頃の事を覚えている筈が無いんだけど、
イオスの世界に、第二章の頃のレイヴスの「想い出・記憶」が残っていたから。
それを覚えている存在が居たから。
そういった存在は無意識のウチに、第一章のレイヴスに第二章のレイヴスを重ね、
「レイヴスは、本当の雷神の啓示の意味を知ってた筈。」
既に「失われた真実」を懐かしみ、そういうシナリオを思い描いた。
ノクティスにも「失われた真実」に、気付いて欲しかったから。
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因みに途中の「驚嘆すべき鋭き眼差しを持つ神凪、いや運命の王子よ。」の「驚嘆すべき鋭き眼差し」の部分は、【FF8】シュミ族の長老がスコール達を表した時の台詞でした。
以前《新約2》にも書きましたが、自分は【FF15】と、
世界の設定が似てるのが【FF10】で。
世界の構造が似ているのが【FF8】で。
世界の経緯が似てるのが【FF7】だと思って見ているので。
今回の話を書いてて、この台詞を思い出し引用させて頂きました。気付いたかな?
今現在の時点では都合が悪い、レイヴスの「魔導エネルギーを利用した義手」問題を解消したトコで、本題の「ここは押さえとかなきゃな・・・って見えてる部分」を押さえて行きます。
やっとレイヴス君が神凪として動けるようになったので、まずは《神凪でなければ解明出来ない真実》の部分から順番に。
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【神凪でなければ解明出来ない真実:雷神ラムウ】
③「六神(雷神ラムウ)」から、「神の啓示」を受ける事の本当の意味(=実は「六神」は人間達が思い描く神様像を具現化した存在であって本当の神様ではないので、六神は人間達を直接救う力は持っておらず、自分達が知る事を助言する事しか出来ない)を知る。
《まずはレイヴス君の足取りを再確認》
神凪になって一番最初に接触する六神は、《新約 22》の流れから雷神ラムウで。
現状・・・と言うか、話の動きとしては。レイヴスが神凪に就任する事になった直接の事情は、ルシス王国領遠征後、ニフルハイム帝国に戻ったら、タイミング良くテネブラエの方から「神凪に就いて欲しい」との話が来ていたからです。
だってレイヴスの方から「神凪になりたい」と申し出て、就任した訳では無いので。表向きはそう言う話に収まる。
でも、この話の動きを拾っただけでは「人々に神凪が必要とされている」からレイヴスは神凪となる事を選んだ事になってしまうので。
フォッシオ洞窟の前で、人間の姿で現れた雷神ラムウより「失われし真実を求めるのであれば、六神に啓示を求めるが良い。そなたには、その資格がある筈じゃ」との助言を受け、レイヴスは「自分が求める真実を解明する為には、六神の助けが必要」⇒「その為には神凪となる必要がある」と考えた。
先にこの「元々レイヴスは、神凪就任を考えていた」ってネタを差し込み「頼まれたからでは無く、レイヴスにとっても神凪就任は必要な事だった」と、結び付けておく必要があった・・・そう言う思惑。
実際問題、この雷神ラムウとの接触が無かった場合。レイヴスは「神凪」と「真実の解明」が繋がらないまま「神凪」の方を選んだ事になり(どちらも片手間に出来る事では無いので、どちらかを選ばなきゃならない)。
それって「真実を解明する旅を続けたいのに、突然神凪就任を打診された」⇒「人々が必要としているので、神凪となる事を選んだ」って話になってしまうので。
この状況からもう一度「真実の解明」の旅を再開させようと思ったら、
①「人々が必要としている」ので、レイヴスは自分の目的(=真実を解明する旅)を中断or断念し、神凪となる事を選んだ。
↓
②神凪になったら六神の啓示が受けられるようになった(=自分が求める真実に近付けた)ので、一旦諦めていた「真実を解明する旅」を再開する事にした(結果オーライ)。
って、ちょっと話がグダっちゃうと言うか。
例え一時でも、レイヴス君が旅を諦める決断をする・・・ってのは「導き手」のアーデンが機能して無いって事になる⇒話の趣旨が総崩れだし。
一旦諦めたのに、後出しジャンケン棚ぼた的に結果オーライで「真実を解明するには、神凪になる事が必要だったのだ」って流れに持って行くのは、何て言うか・・・真面目にやればやる程、ご都合主義&帳尻合わせ感が浮いちゃうと言うか。
どう表現したら良いか・・・ちょっと規模感が違うかもしれないけど。
ノクティス一行が「関所、許可貰えないと通れないし。一旦諦めて、釣りでもするかな」⇒気分転換の筈が、釣りに夢中になってしまい全然先に進まない(釣り生活10日目)⇒伝説級の大物を釣り上げ、ノクティスが釣り界でのレジェンドになる⇒有名人扱いで、関所を通して貰えた(結果オーライ)。
・・・は、許される気がする。何か「ノクティス」ってキャラと、そう言う「適当さ」「緩さ」「行き当たりバッタリ感」が、上手く噛み合うって言うか。
逆に「レイヴス」ってキャラと、そう言う「適当さ」「緩さ」「行き当たりバッタリ感」って、噛み合わないなぁ・・・って。ギャップ萌え狙いで、サブイベントでちょっと噛ませる位なら兎に角。真面目にやらなきゃならないメインイベントで、適当に行き当たりバッタリのレイヴス君は扱いに困るだろ、と。レイヴス小隊は軍部隊としての統率も取れてる筈なので、友達感覚で「仲間が勝手に・・・」ってパターンも無いだろうし。
と言う、諸々の事情から。
以前《新約 23》で「このタイミングで神凪就任の話が入って来るのは、ご都合主義じゃない?」⇒どうやって「偶然から必然に寄せるか」を、書きましたが。
やっぱり「雷神ラムウと接触」⇒「テネブラエからの使者」⇒「レイヴスが神凪に就任」の流れでないと、話の筋が通らなくなっちゃうので。ここの部分はこの状況で、確定としておきます。
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《お人好しな神様(=雷神ラムウ)に会いに行く》
上記「雷神ラムウと接触」⇒「テネブラエからの使者」⇒「レイヴスが神凪に就任」の流れを確定としたトコで。
既に《新約22》にて、雷神ラムウに「失われし真実を求めるのであれば、六神に啓示を求めるが良い。そなたには、その資格がある筈じゃ。」って言われたのをキッカケに、レイヴス君は神凪になった・・・って流れになってるので。
「真実を希うのは、六神とて同じ。
覚悟をもって臨む者の言葉を、蔑ろになどせんよ。」
雷神ラムウ(=親切なおじいちゃん)の言葉を信じて、神凪になったレイヴス君は速攻会いに行けばイイと思います。
とは言っても、ニフルハイム帝国・帝都グラレアの場所から、フォッシオ洞窟までって距離があるので。神凪としての務め&ゲーム進行的な都合で「フォッシオ洞窟の雷神ラムウに会いに行く」道中、色々なイベントとか挟まる感じにはなるだろうけど。
その場合【FF15】&《新約・第一章》のノクティスは「巨神タイタン⇒雷神ラムウ⇒水神リヴァイアサン」の順。
《新約・第二章》のレイヴスは「雷神ラムウ⇒巨神タイタン⇒水神リヴァイアサン」と、接触する順番が入れ替わってしまうけど。
【FF15】のレイヴスが「雷神の啓示を受けたか それが 何を意味するかもわからずに」って言ってたのを都合良く拾うなら、それでもイイかなって。
いやだって時系列で考えれば「カーテスの大皿(巨神)」⇒「フォッシオ洞窟(雷神)」⇒「アラケオル基地」だから、アラケオル基地でレイヴスに会った時って、ノクティスは「雷神の啓示」よりも前に「巨神の啓示」も受けてた筈。
なのに何で「雷神の啓示を受けたか」・・・雷神を名指しなのかなって。巨神は問題にならないの?
尤もココの本来の解釈は「ノクティスを助ける為、アラケオル基地に雷神ラムウが現れた」+「レイヴスもアラケオル基地に居たので、それを見ていたor報告を受けていた」⇒「この事実を以て、ノクティスが雷神の啓示を受けたと理解した」のであって。
レイヴスは「ルナフレーナの足取り&意図(=ルナフレーナはノクティスに六神の啓示を受けさせる為に動いている)を、把握していた訳では無い」+「六神の啓示を受けているかは、神凪一族であっても傍から見て分かるものでは無い」⇒「巨神タイタンが助けに来た訳では無いので。ノクティスが既に巨神の啓示も受けている事を、レイヴスが知らなくても仕方が無い」って事なのかな・・・って思うんだけど。
正直「いや、ホントに?」って・・・まぁ、レイヴス自身も左腕失ったり、将軍に昇格したりで、大忙しだっただろうから、ルナフレーナの動向まで把握し切れてなかったのかもしれないけど。
カーテスの大皿の事後処理に関わってて、一悶着にノクティスが関わってる事を知ってたら、何となくで察する事が出来そうなモンだけど・・・え、ノクティス達の事、アーデンがその場に居た事すら全部揉み消してるの?
確かにココも、ラジオ放送で「帝国軍からの発表」としてレイヴスが「地震の原因は巨神が目覚め 暴れ出したことにあった」「軍は巨神の討伐に成功し 周辺の被害が 深刻になる前に防ぐことができた」と言っていたので。
ノクティス達と同じタイミングでカーテスの大皿入りしてたアーデンが、
あの時に自分が連れていた帝国部隊が巨神を討伐した事にして、
軍部最高位のレイヴス将軍に事後報告した。
つまり、本当にレイヴスが「アーデンが率いていた部隊が、巨神を討伐した」と信じ疑っていないなら、上記のような状況もあり得る。
あり得るけど「いや、ホントに?(2回目)」・・・だってアーデンの報告を少しでも「アヤシイ」と思いつつも、ルナフレーナの身を思って仕方なく「そう言う事にした」=「巨神タイタンとノクティスが接触(恐らく啓示も)していた事は、薄々勘付いていた」ならまだしも。
巨神討伐(巨神が姿を消した事)と、ノクティスorルナフレーナとの繋がりが全く浮かばなかったって事は、レイヴスはアーデンの報告を少しも「アヤシイ」と思わなかったって事でしょ?
それすら「ルナフレーナを守りたいレイヴスは、アーデンに逆らえなかった」とか言う理由が付いて来たら、何となくで有耶無耶になっちゃいそうだけど。
それって「ルナフレーナを守る為」って理由を翳してる割には、肝心のルナフレーナの事を分かってないと言うか・・・レイヴス自身に「ルナフレーナの為に帝国軍人になってまで頑張ってる」ってイメージがあるだけに、余計にアンバランスな感じがすると言うか。
そもそもの大前提として、この兄妹は「ノクティスに啓示を受けさせる」その為に「ルナフレーナが誓約を行う」って目的を情報共有してなかった・・・って事になるし。レイヴス君の蚊帳の外感、半端無くない?
ルナフレーナ&ノクティス間は、ゲンティアナ&アンブラって有り得ん方法で連絡付くのに。
ルナフレーナ&レイヴス間は、ゲンティアナ&アンブラは手を貸してくれないの?
レイヴスが「運命の王子」じゃないから・・・って事?
<追記:20250417>
そもそもの話として「いや、ホントに?(3回目)」・・・いや【FF15】のアーデンはいざ知らず、自分の二次創作のアーデンは一貫して「真実の探求者」と言う立ち位置に有るので。
そのアーデンが嘘を吐いたり、真実を揉み消したり・・・ってなっちゃうと、ここまで積み上げて来たキャラ設定を崩す事になるので、それだけは何としても回避したい。
ので《新約・第二章⇒第一章》の設定的には、やっぱり「アーデンが、ノクティスと巨神タイタンの接触を揉み消して、レイヴスに報告した」⇒「だからレイヴスは本当に、ノクティスが巨神の啓示も受けていた事を知らなかった」ってのは無理かな。
と・・・この辺りのイベント順は、ずっと気持ち悪いなと思っていたので。
思い切って「《新約・第二章》レイヴスが一番最初に啓示を受けたのは、雷神ラムウだった」⇒「《新約・第一章》前の世界に従うなら、ノクティスも一番最初に啓示を受けるのは、雷神ラムウの筈だった」⇒「でも「改編・改竄」されたイオスの世界の帳尻を合わせた結果、ノクティスが一番最初に啓示を受けたのは、巨神タイタンになってしまった」⇒「帳尻合わせて順序が逆になったせいで、話の辻褄が不自然になっている」・・・って事で突破しようと思います。
順序の変え方は違うけど。別世界の《旧約》でも、スチリフの杜にはカーテスの大皿の前に行っていた事にしつつ「レスタルムでイリスに会う」~「カエムの灯台で船に乗る」までのイベント順をかなり動かしていたので(アッチはイリスが不在なので、その調整も兼ねて)。
自分の中の基本的な感覚として、この辺りのイベント順が引っ掛かるんだと思います。
その事を書いてた《旧約13》なんて、一年半以上前の話なのに。こんだけ色々考えてて、それでも一年半前から感覚が変わらない・・・ってなら余程の事だと思う。
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《雷神の石碑は「三か所」も必要なのか?》
で、次の問題が「雷神の石碑を三か所も回らなきゃならない理由」を、どうするか?
本丸まで手順を踏む必要が有るイベントって言ったら「自分の元まで辿り着く事が出来るか?」・・・その手順を通して「資格があるかを見極める為」って理由が思い浮かぶけど。
レイヴスは「この世界を守る為に、自分は神との対話に臨むのだ」とイオスの民らに誓約を行い、民らが「きっと素晴らしい神凪となられるに違いない」と証人になる事で、既に神凪となっている。
そして六神達は、神凪がイオスの民に「きっと素晴らしい神凪となられるに違いない」と認めた存在だからこそ、神凪を人間達の代表(代弁者)として迎え入れる・・・これが古より続く、神凪と民と六神の関係性なので。
六神達は、既に神凪である者を、更に試すような事はしない筈。
だって「神凪」になっている時点で、その覚悟を多くの民らに認められた存在なんだから。
民らが選んだ神凪を試すと言う事は、神凪だけでなく民らも疑っている・・・って事になっちゃう。
ので、お互いの信頼の上で成り立っている世界&関係である以上「雷神の石碑を三か所も回らなきゃならない理由」を「神凪となったレイヴスが、自分達(=六神)と対話するに値する人物が見極める為」とする事は出来ない。
かと言って第二章では、雷神ラムウに「神凪になったら、協力してあげられるよ」って言われたのが、レイヴスが神凪になる事を考えるキッカケとなり。言われた通り「神凪になったから、話を聞きに来た」という状況なので。
ラムウが「神凪になったら、協力してあげられるよ」って言うから神凪になって会いに来たのに、肝心のラムウが場所を転々と移動してて、結果「三か所目でないと会えない(=半強制的に三か所巡り)」ってのも、
「お前が神凪になったら協力してくれるって言ったんやろ?」
いや、レイヴス君はそんな事でキレたりはしないだろうけど。書いてる自分としては、
「出迎えろ・・・とまでは言わないけど。
人の好い神様だったら、ちゃんと待っててくれても良くない?」
って思ってしまうので。
雷神ラムウにはウロウロせずに、自分のアドバイス通り神凪となったレイヴス君を待ってて欲しい。
じゃあ「雷神の石碑を三か所も回らなきゃならない理由」って、他に何があるだろう?
と、行き詰ってyoutubeで【FF15】の動画を見直して気付いたんだけど。
雷神の石碑って、フォッシオ洞窟の中に三か所あるんじゃないんだ(今更)。
何か二か所は別のトコにあって、二か所回ったらフォッシオ洞窟に入れるようになって、その最深部に三か所目の雷神の石碑があって、それに触れたら「雷神の啓示」クリア・・・って事?
だったら第二章では「一か所目&二か所目の雷神の石碑は無かった」事にして。
フォッシオ洞窟内にある「三か所目の雷神の石碑」のトコで、神凪になったレイヴス君を雷神ラムウが待っててくれてる・・・で良くない?
良くない・・・って言われても困るだろうけど。上記書いた様に「雷神ラムウは、神凪・レイヴスを試す様な事はしない」のであれば「一か所目&二か所目の雷神の石碑を回ってから出ないと、フォッシオ洞窟に入れない」ってのは、またややこしい話になってしまう。試す目的以外の理由を考えなきゃならなくなるので。
それだったら《新約 22》でも書いてた通り「最初、フォッシオ洞窟の前を通った時はまだレイヴスは神凪では無かったので、中に入れる事は出来なかった」&「だからこそ雷神ラムウは、わざわざ洞窟の前で待っていた」んだけど。
レイヴスが自分の助言通り神凪となって会いに来たので、雷神ラムウはフォッシオ洞窟の入り口を解放し。雷神の啓示を授ける為に、その最深部でレイヴスの到着を待っていた。
これだったら第二章の設定を踏まえた展開として、大分スッキリじゃないかな?
因みに何で後のイオスの世界《新約・第一章》では「一か所目&二か所目の雷神の石碑が追加」されてたかは・・・「最初、フォッシオ洞窟の前を通りかかるタイミングでは《新約・第二章》同様、洞窟には入れなかった」&「雷神ラムウも、わざわざ洞窟前でノクティスを待っていなかった(コチラの世界では、そこまでお人好しなイメージが無い)」し。
いざ「フォッシオ洞窟の最深部で、雷神の啓示を受ける」ってなった段階でも、フォッシオ洞窟入り口が解放されるフラグが立っていなかった(レイヴスの場合は神凪就任がフラグだった)。
でも当然、ノクティスが神凪になる事は無いので、神凪就任に代わる別のフラグが必要となり。
「フォッシオ洞窟行ってみたけど入れない。何で?」
「雷って他にも落ちてたし・・・。
他のエリアを回ってからじゃないと、
本命のフォッシオ洞窟に入れないんじゃない?」
って解釈になり、その辺りの辻褄を合わせたシナリオが生成され、雷神の啓示を受けるには「雷神の石碑を三か所も回らなきゃならない」って《新約・第一章》の様な展開になった・・・位にしとこうかな。
って事で「雷神の石碑を三か所も回らなきゃならない理由」は。
結論。第二章では「雷神の石碑は、フォッシオ洞窟の最深部だけ」なので「そんな理由は必要無い」という事になります。
雷神の石碑の場所の勘違いに関しては「もっと早く気付けよ」って、ご尤もですが。
自分の場合、そもそも【FF15】プレイして無いし。その時々に、必要な情報に関係ありそうなトコをシークバーで探して掻い摘んで見ている程度なので・・・自分で気付いていない、こう言う勘違いが他にもあるかもしれません。
自分では分からないとは言え、そこのトコはスミマセン&ごめんなさい。
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《孫に優しいお爺ちゃん(但し、怒らせると怖い)》
と言う流れで、神凪になったレイヴス君は、フォッシオ洞窟の最深部で待つ雷神ラムウとご対面。ここからは最初に書いていた、
③「六神(雷神ラムウ)」から、「神の啓示」を受ける事の本当の意味(=実は「六神」は人間達が思い描く神様像を具現化した存在であって本当の神様ではないので、六神は人間達を直接救う力は持っておらず、自分達が知る事を助言する事しか出来ない)を知る。
に、着地させるにはどうしたら良いかを考えて行く訳ですが・・・正直「啓示を受ける意味」なんて知らないので、そこが捏造。最初から土台はグラグラです。
でも《新約》の設定として、この「実は「六神」は人間達が思い描く神様像を具現化した存在であって本当の神様ではないので、六神は人間達を直接救う力は持っておらず、自分達が知る事を助言する事しか出来ない」って部分は提示しておかなきゃならないし。
そんな事情、人間如きが知る訳が無いので、それを語れるのは六神のような超越者って事になる。
その上。他の六神の話を聞いた後で、この内容を聞かされても困るので・・・タイミングとしては一番最初の六神に担当して貰う必要が有る。
だって散々、六神を頼りに旅した最後「実は、直接救う事は出来ないんだけどね」って・・・「どう言う事?!」ってなっちゃうモン。
なのでここに関しては「雷神ラムウなら、何を教えてくれるかな?」って方向からの切り口では無く「先に内容が決まってる」⇒「雷神ラムウには、この内容を請け負ってもらおう」ってメタい意味での構築優先。
そのメタさを誤魔化す為の、着地点までのイメージはこんな感じ。
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ニフルハイム帝国の民らに認められ神凪となったレイヴスは、神凪としての務めを果たしつつ。
自身が求める、そして世界の為にも必要な「真実の解明」の為。
以前、雷神ラムウと名乗る老人が声を掛けて来た場所「フォッシオ洞窟」を目指した。
しかし、フォッシオ洞窟の前に雷神ラムウの姿は無く。
神凪の訪問を歓迎するかの様に、以前は固く閉ざされていた洞窟への入り口が解放されていた。
フォッシオ洞窟の最深部へと進むと、そこには雷神ラムウが神凪を待っていた。
雷の神とされる雷神ラムウだったけれど、彼は好々爺然とした態度でレイヴス小隊を歓迎した。
先代神凪・シルヴァ亡き後、空位のままとなっていた神凪。
彼らにとって神凪とは、自分達と人間達との橋渡しとなってくれる唯一の存在だったから。
彼らは新しい神凪の誕生を、ずっと心待ちにしていた。
だからこうして新しい神凪が訪ねて来てくれた事が、とても嬉しいのだと語った。
雷の神・・・そのイメージとは程遠い、まるで孫を慈しむ祖父の様な、穏やかな笑みを浮かべながら。
レイヴスは今まで知り得た事を雷神ラムウに話し「何故、このような事になっているのか?」・・・人間の身では知り得ない「真実」を神に問う為、自分は神凪になったのだと告げた。
「今のイオスの世界は、どこか歪んでいる様に感じるのです。
だからこそ私はその原因を・・・歪められた真実を知りたい。」
きっとそれが、今のイオスの世界を救う事にも繋がる筈だから。
神凪として、世界中の人々の為にも「真実」を取り戻したい。
出来の良い教え子の発表を見守る様に、レイヴスの話に耳を傾けていた雷神ラムウだったけれど。実際の所、雷神ラムウから見てレイヴスは「出来の良い神凪」だった。
彼は「人の身では知り得ない」と言うが、自身の努力で既に「人の身では知り得ない」様な事までよく知っている。
過去のルシス王家が「改編・改竄」して来た歴史を調べ上げる等、例えルシスに近い立場にあろうとも容易では無かっただろうにと、心底感心した。
しかし何より感心したのは、神凪となってまだ日が浅いレイヴスが「イオスの世界を救う為には、失われた真実が必要だ」という事を、既に感覚で知っていた事だった。
だってそれは「イオスの世界を救う為にも、失われた真実を取り戻したい」・・・永い時を「神様」として見守って来た、彼ら六神達の願いと同じ考えだったから。
このイオスの世界に生を受けて20年そこそこで、神様とされる自分達と同じ「答え」に辿り着いたと言うのなら・・・本当に大したものだ。だから、
「そう謙遜する事は無い。
お前は目指す真実に向かって、真っ直ぐ進んでおる。
ワシの啓示など、必要無い程にな。」
そのまま真っ直ぐ、真実への道を進んで欲しいと願う・・・自分達は人間達に直接干渉する事が許されぬ存在だから。
「だが、せっかく会いに来てくれたんじゃ。
ワシら六神の「真実」を、雷神の啓示として授けよう。」
それが「実は「六神」は人間達が思い描く神様像を具現化した存在であって本当の神様ではないので、六神は人間達を直接救う力は持っておらず、自分達が知る事を助言する事しか出来ない」と言う、六神の真実。
つまりそれは、今まで「神様」と信じて疑わなかった「六神」は、本当の「神」では無かった・・・と言う事。
「では・・・神とは一体?」
「神は神・・・姿を見る事も出来なければ、声を聞く事も出来ない。
だからこそ神は人間達が思い描く「神」を自身の代理者として、
人間達の元へ遣わせた・・・それが我ら「六神」じゃ。」
雷の神様・・・と言う事は、きっとこういう姿形の神様なのだろう。
普段は穏やかなお爺さんだけど、怒らせると怖いんだろうな。
そういう人間達の「雷の神様」へのイメージを設計図に、幻光虫を素材に、雷神によって生み出されたのが、雷神ラムウなのだと言う。そして、
「ワシは雷神によって生み出された「雷神の魂を持つ存在」であって、
人間達の幻想を元にした、雷神の代理者にすぎん。
故に人間達の幻想が変容すれば、ワシの姿形在り方も変容する。
それは我らがどれだけ拒んでも避けられぬ、イオスの世界の理。」
だからもし、何時か何処かのイオスの世界で人間達に「雷を以て裁きを下す、恐ろしい雷の神」と思い描かれるようになれば・・・その世界のワシは、そのような雷神ラムウへと変容し。
今のワシの「想い出・記憶」はイオスの世界から忘れ去られ、数多の「失われた真実」の一つとなるじゃろう。
勿論、ワシとて人間達に恐れられるような神様にはなりたくはないが・・・それがワシら「六神」の在り方。世界の理に逆らう事は出来ん。
じゃからワシは、忘れられるよりは救いがある・・・そう思う様にしておる。
どんなに姿形在り方が変わろうとも存在し続けさえ居れば、誰かが想い出してくれるかもしれんからな。
ワシは、雷神ラムウは「雷を以て裁きを下す、恐ろしい雷の神」では無かったと。
驚嘆すべき鋭き眼差しを持つ神凪、いや運命の王子よ。
お前は何時か何処かのイオスの世界でも、
その「失われた真実」に気付き、想い出してくれるだろうか?
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《Did you notice ? ~気付きましたか?~》
着地点まで引っ張って来た上で、最後ついでに「雷神の啓示を受けたか」「それが 何を意味するのかもわからずに」に引っ掛けておきます。
どう言う事かと言うと、大前提として本当の「雷神の啓示」と言うのは、言葉の通り「啓示=神または超越的な存在より、真理または通常では知りえない知識・認識が開示されること(Wikipediaより)」でしかないので。
ノクティスが「雷神の啓示」を受けたからと言って「雷神ラムウが、神様の超越した力を以て、ノクティスを助けてくれる」・・・そんな事になる筈が無いし。
あくまでも神の代理者であり、人間達に直接介入する権限を持たない彼が「裁きの雷」なんてあり得ない。
でも《新約・第一章》の世界では、雷神ラムウは「裁きの雷」を放つ事で、窮地に陥っていたノクティスを救った。
それはつまり《新約・第二章》の雷神ラムウが危惧していた通りに・・・その様な雷神ラムウに変容し「雷神の啓示」の意味も変わってしまっていたと言う事。
雷神ラムウをそのような「神様」にしてしまったのは誰なのか・・・それは分からない。恐らくは不特定多数のイオスの人間達が創り上げたイメージだろうから。
でもノクティスが正しく「雷神の啓示」の意味を理解していれば「啓示とは、神または超越的な存在より、真理または通常では知りえない知識・認識が開示される事」なのだから、いくら自分がピンチだからと言って「雷神ラムウが、神様の超越した力を以て、ノクティスを助けてくれる」なんて事にはならない筈と気付けていた筈で。
その「真実」に気付けていれば、ノクティス自身が「雷神ラムウが、神様の超越した力を以て、自分を助けてくれる」なんて、都合の良い幻想を抱く筈が無いんだから。
アラケオル基地に現れた雷神ラムウが「裁きの雷」を放ち、ノクティスの窮地を救ってくれた。
このような事態となっている、それこそが「選ばれし王たる男が こうも無力で愚かだとは」と、レイヴスが言い捨てた理由だった。
とは言え。確かに「真実」に気付けなかったのはノクティスの力不足かもしれなかったけど。
そのようなノクティスにしてしまったのは、イオスの世界が「そう言うノクティスにしてしまったから」なので。
後任の主人公が頼りなくて、居ても立ってもいられないレイヴス君の気持ちも分かるけど。
本当は「何も知らされていない」ノクティスを責めるのも、可哀想なんだけどね。
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勿論《新約・第一章》のレイヴスは、自分が「運命の王子(主人公)」だった第二章の「想い出・記憶」を覚えている訳では無いので。
レイヴス自身が無意識下に覚えてると言うか、イオスの世界が覚えていると言うか・・・そういう感じ。
第一章のレイヴスは、第二章の頃の事を覚えている筈が無いんだけど、
イオスの世界に、第二章の頃のレイヴスの「想い出・記憶」が残っていたから。
それを覚えている存在が居たから。
そういった存在は無意識のウチに、第一章のレイヴスに第二章のレイヴスを重ね、
「レイヴスは、本当の雷神の啓示の意味を知ってた筈。」
既に「失われた真実」を懐かしみ、そういうシナリオを思い描いた。
ノクティスにも「失われた真実」に、気付いて欲しかったから。
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因みに途中の「驚嘆すべき鋭き眼差しを持つ神凪、いや運命の王子よ。」の「驚嘆すべき鋭き眼差し」の部分は、【FF8】シュミ族の長老がスコール達を表した時の台詞でした。
以前《新約2》にも書きましたが、自分は【FF15】と、
世界の設定が似てるのが【FF10】で。
世界の構造が似ているのが【FF8】で。
世界の経緯が似てるのが【FF7】だと思って見ているので。
今回の話を書いてて、この台詞を思い出し引用させて頂きました。気付いたかな?
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