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落書き帳の10ページ目

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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《新約 13》

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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
 【神凪として・・・ルナフレーナの強さ】
 【後見人・アーデンさんと、レイヴス君(16歳)】
 【次のステップ・・・レイヴス君、士官学校へ】

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【神凪として・・・ルナフレーナの強さ】
 と言う訳で「自分は帝国に残る」という兄を説得する事は出来ず、ルナフレーナは単身テネブラエに戻る事になります。

 今まで書いて来たように「ルナフレーナは守らなくても大丈夫」だからこそ、レイヴスも「ルナフレーナをテネブラエに帰し、自分は帝国に残る」という道を選べた・・・って状況にあるし(妹の身を心配しなきゃならないような状況なら、どんな理由があってもお兄ちゃんはテネブラエに戻った筈)。
 テネブラエ内部に関しても、ルナフレーナをそれこそ閉じ込めておく程に大事に大事に守ってくれる&そもそも次期神凪である彼女を狙う勢力なんて存在しない。 
 四六時中守られるという事は自由が無い、窮屈な事でもあるし。
 皆がそれを待ち望んでいるのだから・・・先代・シルヴァの後継者として、出来るだけ早くテネブラエを治めるに相応しい神凪にならなければならない。
 テネブラエに戻ったルナフレーナに向けられる期待は、12歳の少女が一人で抱えるにはあまりに重い現実ではあったけど。理由がどうであれ、民から必要とされている・・・という事実は変わらないので。

(神凪を必要とする皆の為に、私が頑張らなくては・・・!)

 例え本来の神凪としての力・・・神と心を通わせる力を持っていなくても。
 第二章でも、ルナフレーナの決意が揺らぐ事は無い。
 神凪に相応しい力が無いからと、彼女が神凪の責務から逃げ出す事は無い。
 今の自分に出来る事・・・人々を守り癒す「慈愛の神凪」として、ルナフレーナは神凪としての志を貫き通す事になります。

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 これはココで書くと、ちょっと横に逸れてしまうのですが。
 第二章の設定として「レギスとシルヴァの長子であるレイヴスが、ルシス王家の力と神凪の力、両方を持って生まれて来た」結果「それぞれの第二子にあたるノクティスとルナフレーナは、その力を継承出来なかった(=力が乏しかった)」って事になっています。
 だから神凪としての本来の役割「神と心を通わせる事」が出来るのはレイヴスであって、ルナフレーナには全う出来ない。
 それこそ無理にでもその役割を果たそうとすれば、【FF15】のルナフレーナのように自分の命を削る事になる・・・第二章のルナフレーナは、それ程の力しか持っていない。以前書いた「お飾りの神凪」と言うのはそういう意味です。

 でもそれは「神凪の力を持っていないから、神と心を通わせる事が出来ない」のであって。
 【FF15】のルナフレーナが行っていた様な慰問訪問・・・「神凪として心を癒す事によって、人々の病を癒す」事は出来る訳です。

 と、書くと「神凪の力を持っていないのに、何で?」と思われるかもしれませんが。
 今回の二次創作全般に渡る設定として、そもそも「寄生虫による病は、本人のネガティブな思い込みが引き起こすモノ(=本人の「きっと恐ろしい病気に違いない」というネガティブな思い込みによって、寄生虫が実際そのように変異する)」であって、そのネガティブをポジティブ「尊い御人の力を頂いたのだから、きっと治るに違いない」と思い込ませる事が出来れば自己治癒に導ける・・・究極の「病は気から」って事になっているから。

 そしてこの「人々を癒す力」は、神凪という尊い存在だから引き起こせる「付加的な力」であって、別に神凪本来の力では無い。
 逆に言えば「尊い御人の力を頂いたのだから、きっと治るに違いない」と思わせる事が出来るなら、別に神凪でなくても良いという事です・・・嘗てのアーデンがそうであった様に(但し彼は途中から寄生虫そのものを取り込む方法を選んでしまったので、自ら寄生虫の影響を受ける様になってしまった)。

 そういう意味では、例えルナフレーナが神凪本来の力を持っていなくても、
「わたしは 神凪の血を引いています」
 神凪として人々の尊敬を集め「尊い御人の力を頂いたのだから、きっと治るに違いない」と、救済を求める民に思ってもらえるなら。
 神凪本来の務め「神と心を通わせる事」は果たせなくても、神凪として「人々を寄生虫由来の病(シガイ化)から救う事」は出来る。

 第二章のルナフレーナも自分に出来る事として・・・人々を救う為に一生懸命、自分に出来る「神凪の務め」を果たしていた。
 つまり「お飾りの神凪」とは言っても「神凪として何も出来ない」という事にはならない・・・そういうニュアンスになります。

 まぁ、第二章で「私には神凪としての力など・・・」とか言い出しちゃうと、第一章のルナフレーナが【FF15】と同じ様に振る舞うイメージに繋がらなくなっちゃうので。
 神凪としての力があろうが無かろうが、ルナフレーナは志を貫き通す芯の通った強い女性だったんじゃないかな・・・と。

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【後見人・アーデンさんと、レイヴス君(16歳)】
 話をレイヴス君側に戻して・・・。
 ルナフレーナがテネブラエに戻るまで、二人が帝国に連れて来られてから一か月・・・位のイメージかな?
 テネブラエ襲撃の事後処理があったり、途中で例の会合を執り行ったり、テネブラエが受け入れ状態を整えるまで待ったりと・・・色々解決しておかなきゃならない問題は山積だっただろうから。

 つまり帝国による一時保護として、二人が身を寄せていた一か月は賓客扱いだったけど。
 レイヴス自らニフルハイム帝国に残る事を選んだのなら、テネブラエの王子と言えども当然何時までも「お客様」って訳にはいかない。

 じゃあ16歳・・・未だ未成年(多分)のレイヴス君が、どうやって帝国で生きて行くかって言ったら。
 狙い過ぎな気はするけど、やっぱり「アーデンがレイヴスの後見人として、彼の身柄・生活を保障する」って設定に落ち着くしかないのかな、と。
 事の発端・・・「ウチ(=帝国)においでよ」って、レイヴスを帝国に誘ったのもアーデンだし。誘った以上は、ちゃんと責任持ってもらわないとだし。
 レイヴス君的にも「テネブラエとニフルハイム帝国の関係が良好である事」「アーデンの見た目が胡散臭い中年のオッサンではない事(=白アーデン)」や。
 何より「真実」を追求するという面から「テネブラエとルシス王国に対して、不信感が拭いきれない(=彼らは真実を教えてはくれない)」⇒「真実を解き明かすには、ニフルハイム帝国を選ぶべきだろう(=レイヴスが追う真実に対し、干渉&妨害される事は無い)」という理由から帝国に残る事を選んだのなら。
 帝国宰相という地位にあるアーデンの保護下・・・もっと言えば、彼が後ろ盾になってくれるなら。
 テネブラエの王子とは言え帝国での基盤を持たないレイヴスしたら、それは願ったり叶ったりだったんじゃないかな・・・肝心の「何で自分に協力してくれるのか?」って部分は分からないけど、他の面では特にアヤシイ印象も受けなかっただろうし。

 という訳で。
 帝国宰相・アーデンの提案を受け入れ帝国に残る事を選んだものの、右も左も分からないテネブラエの王子・レイヴス君(16歳)は。後見人・アーデンの保護の下、彼に衣食住のお世話になりながら、
 これからの生活基盤となる、帝国の基礎知識(歴史・文化・政治・軍事etc.)を学んだり。
 アーデンが長い時間掛けて収集してきた、神話を記した書物(=アーデンの蔵書と言う事は史実に近い)を読んだり。
 一日の終わりにはお茶しながら、作り話なのか事実に基づく話なのか分からないアーデンの昔話(=実際にはアーデンが知る古の歴史)を聞いたりしながら。
 自身が求める「真実」に必要な知識を、地道に真面目に蓄えていく事になります。

 尚、レイヴスとアーデンの関係は、アーデンが堅苦しいのを好むように思えない&ある意味「同じ血(=血縁)」が混じっているので、
「オレの事はアーデン、でイイよ。
 よろしくね、レイヴス君。」
 とか言って、疑似親子関係みたいな感じになるんだけど。
 レイヴス君はアーデンに恩義を感じている&元々礼儀正しい性格なので。親子関係とは言ってもちゃんと「有難う」って感謝を伝えるし、当たり前に享受するんじゃなくて場合によっては遠慮もする・・・なぁなぁではなくアーデンを敬うというか、序列が保たれてる親子関係って感じ?
 もしかしたら、血縁だけど礼儀正しい&遠慮もする・・・って微妙に距離のある関係なら「親子」と言うより、まんま「親戚のオジサン」位の位置かもしれないけど。
 それ言い出すとちょっと文章にしにくいので「(疑似)親子関係」って表現にしておきます・・・真面目な話書いてる時に「親戚のオジサン」って雰囲気ぶち壊し&オモシロくなっちゃうので。

 因みにこの疑似親子関係に関しては、趣味だけで設定を立てている訳では無く。
 第二章のレイヴスは「レギスの実子」なので、さっき書いた様に、ある意味アーデンと「同じ血(=血縁)」が混じっている事になります。レギス(ルシス王家)の血統はソムヌスから繋がっているので、直接アーデンの子孫という事にはならないんだろうけど。アーデンとソムヌスが兄弟と言う事は、その上の枝(両親でなくても、少なくともどちらかの親)は繋がっている筈なので。
 つまり源流を辿れば同じ血を持つアーデンと、レギスに実子と認められなかったレイヴスが、こうやって疑似親子関係にある・・・ってのは。
 伏線、とまでは言わないけど。
 共に「ルシス王家」から弾かれた二人に「親子関係」・・・って血の繋がりを感じさせる要素を持たせるって意味で良いかな、と思って。
 ・・・まぁ、ほぼほぼ言い訳で、半分くらいは趣味なんですけど。

 そう言う背景もあってアーデンは、
「今日一日で、こんなに読んだの?
 本当、レイヴス君は頑張り屋さんだねぇ。」
「あまり根詰めるのも良くないよ?
 そんなに焦らなくても、レイヴス君は大丈夫。」
「一人で抱え込まないで。
 もっとオレを頼ってくれてイイんだよ?」
 選ばれし「運命の王子」であるレイヴスが途中で挫けてしまわないよう、道を見失わないよう、大事に丁寧に親切に導いてくれます(元々マメ&人たらしなイメージだし)。
 それってもう「RPGじゃなくて、育成シミュレーションゲームやん?」って感じですが。
 これに関してはアーデン自身に夢を見ているというよりも、見た目「白アーデン」が基督系幼稚園の牧師先生のイメージに引っ張られるせいかも。
 何て言うか、牧師先生の園児に対する接し方?頑張ってたら「偉いね!」って褒めてくれるし、困っていたら「どうしたの?」って気に掛けてくれるし、出来ない事があったら「一緒に頑張ろうね」って手助けしてくれる・・・そういうイメージ。
 なので、ぶっちゃけ自分でも書いてて恥ずかしい台詞ですが、アーデンさんに他意はありません。
 彼は自分の宿願を果たす為、選ばれし「運命の王子」であるレイヴスを「実を知る」まで導く・・・その使命に殉じているだけです。ここは絶対に揺るがない。

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 という訳で・・・ついこの間までレイヴス君の為、一緒に服の仕立てに店まで赴いたり、珍しいお菓子が手に入ったと持ち帰ったり、趣味に合うようテネブラエの調度品を取り寄せたりと、過保護なくらいに面倒見てくれていたのに、ある日突然、

「ねぇ、レイヴス君。
 そろそろ士官学校に入らない?」

 このご時世、色々なトコを現地調査するなら、モンスターから身を守る為の力は必須だし。
 将来的に軍隊を動かせるようになったら、レイヴス君一人では無理な調査にも取り掛かれるだろうし。
 テネブラエの王子サマ、って肩書は素敵だけど。
 帝国に活動拠点を置くなら、帝国での公的な身分保障・・・軍階級があった方が、何かと便利だと思うんだよね。

 勿論、アーデンは「導き手」なので、強制する事は無いんだけど。
 何だかんだ尤もらしい事を言って、レイヴスに士官学校入りを勧めてきます。

 そんなアーデンの突然の提案に、レイヴスは驚きと戸惑いを隠せなかった・・・だってテネブラエには正規軍が存在しない、彼にとって「軍隊」というのは縁遠いモノで。
 確かにニフルハイム帝国の軍は、テネブラエの安全保障を担ってくれている。その事には感謝しているし。
 レイヴス自身、大切な人や自分の身を守れるようになりたいと、剣技を師事した事もあった・・・戦う事自体を否定する訳では無い。
 けど、軍属となれば目的の為とは言え、自ら握った剣が人を傷付けるかもしれない・・・その命令を拒めないかもしれない。
 神凪の一族である自分が、人を傷付ける。
 それは戦いとは引き離された人生を歩んできた神凪の王子にとって、とても恐ろしく忌避すべき事柄に思えた。

 でもアーデンが言う様に、自分が求める「真実」を解き明かす為に調査に赴くと言うのなら、最低限自分の身を守れるだけの力は必要だろうし。
 軍隊というと大袈裟だけど、小隊クラスでも動かせる地位を得る事が出来れば、調査できる範囲も規模も広く大きくなるだろうし。
 それこそ「軍としての調査」という名目が得られれば、予算や物資の支給も期待できる。
 どちらにせよ、今のまま自分一人で・・・と言うにはあまりに心許なく。
 関係良好とは言え二国間を跨ぐ以上、レイヴスの独断でテネブラエからの人員援助&物資提供を求める事は無理だろうし。
 かと言って後見人であるアーデンに護衛を付けてくれと強請るのも、調査の為の人員や予算を都合してもらうのも気が引ける・・・と言うか、そんな我儘言える筈も無い。
 それに「テネブラエの王子」という肩書きや、「後見人・アーデン」という後ろ盾があった所で、今のレイヴスは「帝国での身分」を保障出来るモノを持っていない。
 それは街でのちょっとした契約の際や、公的書類で「職業:無職」と書かなければならない様なもので・・・何だか随分と都合が悪い様に思えたし。
 未成年のウチは仕方が無いとしても、ずっとこのままでは・・・本当にアーデンに囲われている様で居たたまれない。それに、

「君は神凪一族の王子サマなんだから。
 心配しなくても、周りが勝手に良い様にしてくれるよ。」

 神凪一族の、テネブラエの王子だからと言って、特別扱いされたい訳では無い・・・けど。
 現実問題として、テネブラエの王子である自分に何かあれば、両国間での諍いの元になるだろうから・・・そんな事態にならないよう、配慮されるモノなのかもしれない。
 アーデンの心のウチも知らず、その言葉を額面通りに受け取ったレイヴスは、

「・・・分かりました。
 それでは手続きをお願いします。」
「勿論、オレが後見人である事には変わりない。
 だから休みの日には、ウチに帰っておいで・・・待ってるよ。」

 全ては世界に「真実」を取り戻す為・・・「導き手」であるアーデンに手を引かれるまま「運命の王子」は次の段階、士官学校に入学する事になります。

 だからアーデンは最初からレイヴス君の事が可愛くて「良い子良い子」してた訳では無く。
 これから自分が導く「運命の王子」が、どんな子なのか・・・性格や好み、身体的特徴&能力を観察する為、手元に置いていただけだし。
 まずは基本的な事を身に付けてからでは無いと帝国でやって行けないから、色々な教養を与えていただけし。
 神話や歴史の素地無くして「実を知る」となる事なんて出来ないから、アーデン自ら付き合っていただけ。
 で・・・それらが及第点に達したから「じゃあ次は士官学校に入って、帝国軍人としての力と地位を得てもらおうかな」ってなったに過ぎない。

 なので、耐性が無い方は「妙に甘ったるい関係」に気分を害されたかもしれませんが。
 実際のトコ、アーデンは自分の使命に殉じているだけで、レイヴス本人に感情が向いている訳では無い・・・全く全然サッパリ甘くない関係という事になります。

 って書くとアーデンの目的の為に利用されているだけのようで、何だかレイヴス君が可哀想な気もしますが。
 最初期から書いているように「アーデンは人の心を読むのが苦手」・・・その理由は「彼の魂は炎神由来なので、神サマ視点でしか物事を見る事が出来ないから(=人間の感情に寄り添えない)」なので。
 こんな扱いしててもアーデンは「レイヴス君が可哀想」とは思ってないです・・・だって彼は選ばれた「運命の王子」なんだもん。多分「世界の為なら当然」って思う事も無い程に、当たり前の事として接してる。そういうイメージ。

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【次のステップ・・・レイヴス君、士官学校へ】
 話の展開としては、アーデンからの提案で士官学校に入る事になる訳ですが。
 士官学校入学のタイミングに関しては、テネブラエの惨劇の時に既に16歳なら、次の一般入学のタイミングで普通に入学でもイイし(入学資格16歳以上ってイメージ)。
 それこそアーデンの匙加減「そろそろ士官学校に入ってもらおうかな」ってタイミングでの中途入学でもイイし。
 偶然その両方が被るタイミング・・・って可能性も有るので、別にどうでもイイかな。
 設定として「絶対〇年間在籍しなきゃならない」ってのがある訳でも無いので。

 寧ろ入学よりも大事なのは、卒業のタイミングの方で・・・理想としては20歳で士官学校を卒業してもらいたい。
 つまり第二章開始時の「レイヴス(20歳)」って言うのは、士官学校を卒業していよいよ軍人として動けるようになる、このタイミングを狙っています(メインは他の理由だけど)。
 因みに士官学校卒業したてなので、階級は「レイヴス少尉」スタート。
 なので尉官⇒佐官⇒将官だとすれば「レイヴス准将」ってのは、まだまだ先になります。
 尤も、准将って階級自体が特殊なイメージだし、ニフルハイム帝国の階級制度自体が良く分からないので、何とも言えないですけど。

 尚、レイヴス君の士官学校での生活ですが、
「君は神凪一族の王子サマなんだから。
 心配しなくても、周りが勝手に良い様にしてくれるよ。」
 と、アーデンが言っていた様に「特別扱いされて、寧ろやりずらい」位の感じだと思います。

 って言うのも、レイヴスは「神と心を通わせる」事が出来る神凪一族の王子で。
 この世界は象徴ではなく実際に「神様」が存在する世界(実際は人間達が「神様」と思っているだけの「召喚獣・幻獣」で、本当の「神様」の存在は感じられないんだけど)。
 と言う事は、神凪の一族と言うのは「象徴」的に崇めれれているのではなく。
 本当に「(実在する)神と心を通わせる」事が出来る存在として人心を集めている・・・って事になるので。

 レイヴス君の恨み&不興を買おうなんてヤツは、
 率直に言って、かなり頭悪いと思う。
 だって神様を敵に回すかもしれない・・・って事だよ?

 なので、
 望んでも無いのに、自分を売り込みたい取り巻きに付き纏われたり。
 真剣に訓練したいのに、相手がビビッて見付からないor遠慮されたり。
 皆と同じ様に取組たいのに、怪我をさせる事が無いよう忖度されたりと。
 レイヴス君にとっては「良い様」とは言い難い状況だけど、罷り間違っても「神凪の一族」である事や「テネブラエの王子」だからって理由で不当&不遇な扱いを受ける事は無い。

 そもそも帝国人は従属国であるテネブラエを見下してはいない・・・当たり前に「テネブラエ=属国=格下」って意識が無いんだから。彼らが考え無しに「テネブラエの人間だから格下に扱ってイイ」って同調圧力に流される事も無いだろうし。

 で・・・その事に関して、アーデンのトコに帰った時にでも愚痴ってたら良いと思います。
「特別扱いされ過ぎて、これでは訓練にならない。
 テネブラエに居た時だって、こんな扱いはされなかった。」
「神凪一族の存在が当たり前のテネブラエと違って、
 帝国人にしたら、それはそれは特別な存在なんでしょ。
 彼らなりの敬意だと思って、軽く受け流しておきなよ。」
「俺は神凪では・・・特別な存在では無い。」

「自分が特別な存在かなんて、自分が決める事じゃない。
 相手が特別だって思うから特別・・・良くも悪くもそんなモンだよ。」

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