落書き帳の10ページ目
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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《新約 8》
- 2024/12/09 (Mon) |
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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【M.E.744年(12年前):シルヴァが(レイヴスを庇い)命を落とす】
【M.E.744年(12年前) ①】
《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【M.E.744年(12年前):シルヴァが(レイヴスを庇い)命を落とす】
【M.E.744年(12年前) ①】
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◇前々々々回の記事の範囲
《M.E.725年(31年前)》
ルシス王国と、ニフルハイム帝国が交戦状態。
当時、王子だったレギスも、シド・クレイラス・ウィスカムと共に前線へ。
◇前々々回の記事の範囲
《M.E.728年(28年前)》
テネブラエにて、レイヴス誕生。
《M.E.729年(27年前)》
ルシス112代国王・モルスが逝去⇒レギスが113代国王に即位。
《M.E.732年(24年前)》
テネブラエにて、ルナフレーナ誕生(ゲンティアナがフルーレ家に居着く)。
レギスが、幼なじみのアウライアと結婚。
《M.E.736年(20年前)》
ルシス王国にて、ノクティス誕生。
◇前々回の記事の範囲
《M.E.741年(15年前)》
ノクティス(5歳)が「選ばれし王」に指名される。
ノクティスを守る為に、レギスは「王の剣」を設立。
◇前回の記事の範囲
《M.E.744年(12年前)》
シガイに襲われた際の怪我の療養の為、ノクティスはテネブラエ・フェネスタラ宮殿へ。
その情報が帝国に漏れており、共に訪れていたレギスを狙ったニフルハイム軍が襲撃。
◇今回の記事の範囲
この際、フルーレ兄妹の母・シルヴァが(レイヴスを庇い)命を落とす。
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【M.E.744年(12年前):シルヴァが(レイヴスを庇い)命を落とす】
やっとこ最後まで辿り付いた訳ですが、この最後が一番の問題。
と言うのも・・・言っちゃなんだけど、やっぱり【KGFF15】でのテネブラエ襲撃を「全て真」と受け止めるのは難しいな、と思って。
確かに「今まで好き勝手しといて今更?」って感じですが、ココに関しては「好き勝手しても、繋げる道が無い」と言うか・・・そもそも「ホントにそれが真なの?」って言うか。
そうは思っても、クドクド説明っぽく書くと批判的になってしまうので、あまり書きたくないのですが・・・でもこの「シルヴァが(レイヴスを庇い)命を落とす」シーン、本当にアレが真実でイイの?
今回の新約の設定で行くと「ニフルハイム帝国は仲裁の為に、テネブラエに派遣された」ので、全然見方が変わっちゃうんだけど。
そうでなく【FF15】【KGFF15】設定で考えても、グラウカ将軍の動きってちょっと変じゃなない?
これは単純に解釈違いの可能性も有るけど。地上に降り立ったグラウカ将軍は、自分の周囲の敵を相手にしてるんじゃなくて、跳躍しながら切り捨てる・・・つまり最初から「目的」があって進んでいるように見える。
その「目的」は当然「ルシス王国の人間(レギスかノクティス)」の筈なんだけど。
実際にはレギスに接触する前に「シルヴァを殺害」している。
ここまでを「真」とする為には、レギスまでの動線上にシルヴァが居たって前提を用意した上で、グラウカ将軍はレギスのトコに向かう手前で「シルヴァを殺害」している・・・って事にしなきゃならないんだけど(あの勢いでレギスのトコ目指してたのに、途中寄り道してシルヴァを殺害・・・ってのは不自然)。
そもそも【FF15】【KGFF15】設定を守るなら、帝国がシルヴァを殺害する理由が無い。
仮に「このゴタゴタを機に、テネブラエを完全掌握する為・・・」みたいな理由があったとしても、少なくとも本命のレギスを差し置いてシルヴァを狙う理由にはならない筈。
だってそれがあるなら、それこそ従来言われて来た話は全然違ってくる事になるんだから。
それにシルヴァ殺害シーンそのものに関しても「?」って感じで。
だってシルヴァは最初「魔導兵に火炎放射器(?)を向けられたレイヴスを庇って炎に焼かれる」⇒「グラウカ将軍に刺し殺される」って、よくよく考えたらどういう状況?先に火炎放射器持ってた魔導兵を「邪魔だ!」って蹴り飛ばして、わざわざ改めてシルヴァを刺し殺したって事?
それってレギスの前の行き掛けの駄賃程度にしてはオーバーキルが過ぎる・・・って言うか、それは寧ろ「シルヴァを確実に殺す事が目的」=「最初からシルヴァを殺す気満々だったの?」って話になって来ちゃうので、ホント正直よく分からない。皆さん、どう脳内処理してるの?
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と言う訳で・・・今後、自分が進めたいシナリオに一番都合良く繋がるよう、今回の新約での設定をベースにして、この「シルヴァが(レイヴスを庇い)命を落とす」関連のシーンを組み直します。
①イドラ皇帝の指示の下「従属国であるテネブラエの神凪及び、王子王女の身柄確保」を目的に、テネブラエにニフルハイム帝国軍が派遣される。
②予想外の帝国軍の介入に、現場に居た各勢力は混乱。
③グラウカ将軍が到着した時には、反ノクティス派、反レイヴス派・・・その他諸々の思惑が交錯し、誰が味方で誰が敵かも分からないような混戦状態に。
④帝国軍の目的はあくまでも「従属国であるテネブラエの神凪及び、王子王女の身柄確保」なので、グラウカ将軍は状況からまずは「神凪・シルヴァ」「王子・レイヴス」の身柄確保を優先、二人の元へ。
⑤何が起こっているのか分からない中、レイヴスが「モブキャラA(魔導兵)」に火炎放射器を向けられる。
⑥「レイヴス!」と駆け付けたシルヴァが息子を庇い、その炎に焼かれ倒れ込む。
⑦ほんの数秒間に合わなかったグラウカ将軍が、その「モブキャラA(魔導兵)」を刺し殺す。
⑧間に合わなかった事を察しつつも、レイヴスに掛ける言葉も無く。この場は帝国兵に任せてレギスの元へ。
⑨「グラウカ将軍?!」何故帝国軍がと疑問を投げかけるレギスに対し、この場は帝国軍に任せて退くよう(武力行使でもって)説得。
⑩レギスは帝国を信じ、ノクティスと傍に居たルナフレーナを連れて逃走。
⑪帝国軍には「従属国であるテネブラエの神凪及び、王子王女の身柄確保」という命令が出ているので、ルナフレーナを確保する為にレギス達を追走。
⑫ルナフレーナがレギスの手を離し、その場に留まった所を確保。彼女を守る為に周囲を警戒していた。
決定的に違うのは⑤⑥⑦の部分で、後は基本見方を変えているだけですが・・・その見方を変えるもかなり捻じ曲がっているので、各項目補足して行きます。
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【M.E.744年(12年前) ①】
イドラ皇帝の指示の下「従属国であるテネブラエの神凪及び、王子王女の身柄確保」を目的に、テネブラエにニフルハイム帝国軍が派遣される。
事の発端の「テネブラエに帝国軍を派遣」云々の流れは前回書いた様に、グラウカ将軍がイドラ皇帝に進言してくれとアーデンに嘆願⇒アーデンがイドラ皇帝に進言した事で実行されています。
確かに【FF15】通りグラウカ将軍が軍部のトップで自前で軍を動かせるなら、彼の独断・・・という可能性もあったけど。今回の新約ではグラウカ「将軍」ってのはレギスとイドラのパイプ役という身分を隠す為の隠れ蓑に過ぎないので、当然グラウカ将軍自身にそこまでの権限は無い。
そしてアーデンは「導き手」であって、自分で直接動かす事は無い・・・そのスタンスは変わらない筈なので「帝国宰相は軍部に介入できない」って建前を良い事に、ちゃんと国の最高責任者であるイドラ皇帝に話を通している筈。
つまりグラウカ将軍&アーデンの間で勝手に帝国軍を動かしたのではなく、イドラ皇帝の命令(=正規ルート)でニフルハイム帝国軍はちゃんと動いている。これは大前提になります。
その大前提の上での「目的=従属国であるテネブラエの神凪及び、王子王女の身柄確保」と言う事になる訳ですが。
そうなると「でもグラウカ将軍(=ドラットー)は、レギスを助けたかったんじゃないの?」って話になってしまう。
けどこれに関しては、ある意味当たり前&単純な理由で。結論を言えば「さすがにルシス王国の為に、帝国軍を動かすのは無理」ってだけの話。
記憶を塗り替える勢いで何度でも書きますが、今回のニフルハイム帝国は「悪側」ではありません。何なら訳の分からない理由で勝手にゴタゴタしてるルシス王国&テネブラエよりも、ちゃんと統率の取れた真っ当な大国です・・・と言うからには「ちゃんと統率の取れた真っ当な大国」として扱ってやらなきゃならない。
そう考えると。同盟国でも従属国でも無いルシス王国の為に帝国軍を派遣する。場合によってはルシス王国の人間の為に、帝国軍が従属国であるテネブラエの人間を殺す事になるかもしれない・・・「ちゃんと統率の取れた真っ当な大国」であるニフルハイム帝国に、そんな愚行はさせられない訳です。
じゃあ「ちゃんと統率の取れた真っ当な大国」であるニフルハイム帝国はどう判断&決断したか?
それが「従属国であるテネブラエの神凪及び、王子王女の身柄確保」という目的の元、ニフルハイム帝国軍をテネブラエに派遣した。
ニフルハイム帝国とテネブラエは400年前から「宗主国・従属国」という関係で。この関係がどういうニュアンスなのかは兎に角(自分は支配というには余に緩々なイメージですが)、テネブラエがニフルハイム帝国の支配下にある事には違いない。
と言う事は、宗主国であるニフルハイム帝国が「従属国であるテネブラエの神凪及び、王子王女の身柄確保」する為に軍を動かすのは、当然の権利主張として通りが良いし。
目的を「神凪及び、王子王女の身柄確保」と掲げるなら、敵対者がルシス王国側の人間だろうが、テネブラエ内部の人間だろうが関係無い。今回の様な誰が敵対者かも分からないような混戦が予測される戦場では、現場に対する命令としても、事後処理的な意味でも都合が良い訳です。
だって戦場で「神凪及び、王子王女に危害を与えようとした」なら、咄嗟の判断でも斬り捨てる事が出来るし。
仮に事後処理時にテネブラエ側から「何故、帝国軍がテネブラエの人間を殺したのか?!」と凶弾されても、「神凪及び、王子王女に危害を与えようとしたから」って理由があれば、彼らはそれ以上の追求なんて出来ないんだから。
そしてこれに関しては、最初アーデンに嘆願した時点で、グラウカ将軍はちゃんと理解していた筈です。
あくまでもグラウカ将軍の独断=ルシス王国としての正式な要請で無い以上、ニフルハイム帝国がルシス王国の為に軍を動かす事は出来ない事(後々の責任の所在が曖昧になってしまう為)。
ただしテネブラエは帝国の従属国なので「テネブラエの神凪と王子王女を守る為」という名目でなら、宗主国として軍を派遣出来る可能性が有る事。
当然イドラに軍の派遣を要請するなら、その目的は後者でなければ話は通らないだろう事。
つまり、アーデンがイドラを説得してテネブラエに軍を派遣出来たとしても、帝国軍は「テネブラエの神凪と王子王女」を守る為にしか動けず。正式に要請を受けてもいない「ルシス王国の人間(レギス&ノクティス)」を守る為には動けない・・・そこまで帝国軍に望む事は出来ないとグラウカ将軍は理解していた。その上で、
「帝国軍をテネブラエに派遣するよう、
どうかイドラ皇帝に進言して頂きたい・・・!」
「軍を派遣出来たとしても、ソッチの面倒までは見れない。
・・・それは理解してるよね?」
グラウカ将軍はお馬鹿さんじゃないだろうし、アーデンも彼の事はそれなりに評価している筈なので。
目先の問題だけでなく、こういった政治的駆引き込みのゴタゴタも含めて、このやり取りだけで全部理解&了解。
ウダウダごちゃごちゃ言わずスマートに事を進めてくれれば、お互い格好良くてイイと思います(私情)。
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内容量少ないですが、今回はここまでで。
実はこの1週間、子供から貰ったマイコプラズマ肺炎で寝込んでまして・・・今日一日での文章量となりました。
自分としても不本意ですので、どこか週の途中で追加で更新する予定です。またよろしくお願いいたします。
因みに、マイコプラズマ肺炎は基本子供に多い病気らしいんですが。
大人が罹ると重症化リスクが高いという事で・・・実際「やっぱりダメだ」と思って病院行ってレントゲン撮って判明&今までの人生で一番辛い風邪症状に見舞われました。
確かにちょっと前から「インフルエンザ」「新型コロナ」「マイコプラズマ肺炎」のトリプル流行・・・とか言ってましたが。本当にキツイので、皆様ご注意下さいませ。
◇前々々々回の記事の範囲
《M.E.725年(31年前)》
ルシス王国と、ニフルハイム帝国が交戦状態。
当時、王子だったレギスも、シド・クレイラス・ウィスカムと共に前線へ。
◇前々々回の記事の範囲
《M.E.728年(28年前)》
テネブラエにて、レイヴス誕生。
《M.E.729年(27年前)》
ルシス112代国王・モルスが逝去⇒レギスが113代国王に即位。
《M.E.732年(24年前)》
テネブラエにて、ルナフレーナ誕生(ゲンティアナがフルーレ家に居着く)。
レギスが、幼なじみのアウライアと結婚。
《M.E.736年(20年前)》
ルシス王国にて、ノクティス誕生。
◇前々回の記事の範囲
《M.E.741年(15年前)》
ノクティス(5歳)が「選ばれし王」に指名される。
ノクティスを守る為に、レギスは「王の剣」を設立。
◇前回の記事の範囲
《M.E.744年(12年前)》
シガイに襲われた際の怪我の療養の為、ノクティスはテネブラエ・フェネスタラ宮殿へ。
その情報が帝国に漏れており、共に訪れていたレギスを狙ったニフルハイム軍が襲撃。
◇今回の記事の範囲
この際、フルーレ兄妹の母・シルヴァが(レイヴスを庇い)命を落とす。
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【M.E.744年(12年前):シルヴァが(レイヴスを庇い)命を落とす】
やっとこ最後まで辿り付いた訳ですが、この最後が一番の問題。
と言うのも・・・言っちゃなんだけど、やっぱり【KGFF15】でのテネブラエ襲撃を「全て真」と受け止めるのは難しいな、と思って。
確かに「今まで好き勝手しといて今更?」って感じですが、ココに関しては「好き勝手しても、繋げる道が無い」と言うか・・・そもそも「ホントにそれが真なの?」って言うか。
そうは思っても、クドクド説明っぽく書くと批判的になってしまうので、あまり書きたくないのですが・・・でもこの「シルヴァが(レイヴスを庇い)命を落とす」シーン、本当にアレが真実でイイの?
今回の新約の設定で行くと「ニフルハイム帝国は仲裁の為に、テネブラエに派遣された」ので、全然見方が変わっちゃうんだけど。
そうでなく【FF15】【KGFF15】設定で考えても、グラウカ将軍の動きってちょっと変じゃなない?
これは単純に解釈違いの可能性も有るけど。地上に降り立ったグラウカ将軍は、自分の周囲の敵を相手にしてるんじゃなくて、跳躍しながら切り捨てる・・・つまり最初から「目的」があって進んでいるように見える。
その「目的」は当然「ルシス王国の人間(レギスかノクティス)」の筈なんだけど。
実際にはレギスに接触する前に「シルヴァを殺害」している。
ここまでを「真」とする為には、レギスまでの動線上にシルヴァが居たって前提を用意した上で、グラウカ将軍はレギスのトコに向かう手前で「シルヴァを殺害」している・・・って事にしなきゃならないんだけど(あの勢いでレギスのトコ目指してたのに、途中寄り道してシルヴァを殺害・・・ってのは不自然)。
そもそも【FF15】【KGFF15】設定を守るなら、帝国がシルヴァを殺害する理由が無い。
仮に「このゴタゴタを機に、テネブラエを完全掌握する為・・・」みたいな理由があったとしても、少なくとも本命のレギスを差し置いてシルヴァを狙う理由にはならない筈。
だってそれがあるなら、それこそ従来言われて来た話は全然違ってくる事になるんだから。
それにシルヴァ殺害シーンそのものに関しても「?」って感じで。
だってシルヴァは最初「魔導兵に火炎放射器(?)を向けられたレイヴスを庇って炎に焼かれる」⇒「グラウカ将軍に刺し殺される」って、よくよく考えたらどういう状況?先に火炎放射器持ってた魔導兵を「邪魔だ!」って蹴り飛ばして、わざわざ改めてシルヴァを刺し殺したって事?
それってレギスの前の行き掛けの駄賃程度にしてはオーバーキルが過ぎる・・・って言うか、それは寧ろ「シルヴァを確実に殺す事が目的」=「最初からシルヴァを殺す気満々だったの?」って話になって来ちゃうので、ホント正直よく分からない。皆さん、どう脳内処理してるの?
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と言う訳で・・・今後、自分が進めたいシナリオに一番都合良く繋がるよう、今回の新約での設定をベースにして、この「シルヴァが(レイヴスを庇い)命を落とす」関連のシーンを組み直します。
①イドラ皇帝の指示の下「従属国であるテネブラエの神凪及び、王子王女の身柄確保」を目的に、テネブラエにニフルハイム帝国軍が派遣される。
②予想外の帝国軍の介入に、現場に居た各勢力は混乱。
③グラウカ将軍が到着した時には、反ノクティス派、反レイヴス派・・・その他諸々の思惑が交錯し、誰が味方で誰が敵かも分からないような混戦状態に。
④帝国軍の目的はあくまでも「従属国であるテネブラエの神凪及び、王子王女の身柄確保」なので、グラウカ将軍は状況からまずは「神凪・シルヴァ」「王子・レイヴス」の身柄確保を優先、二人の元へ。
⑤何が起こっているのか分からない中、レイヴスが「モブキャラA(魔導兵)」に火炎放射器を向けられる。
⑥「レイヴス!」と駆け付けたシルヴァが息子を庇い、その炎に焼かれ倒れ込む。
⑦ほんの数秒間に合わなかったグラウカ将軍が、その「モブキャラA(魔導兵)」を刺し殺す。
⑧間に合わなかった事を察しつつも、レイヴスに掛ける言葉も無く。この場は帝国兵に任せてレギスの元へ。
⑨「グラウカ将軍?!」何故帝国軍がと疑問を投げかけるレギスに対し、この場は帝国軍に任せて退くよう(武力行使でもって)説得。
⑩レギスは帝国を信じ、ノクティスと傍に居たルナフレーナを連れて逃走。
⑪帝国軍には「従属国であるテネブラエの神凪及び、王子王女の身柄確保」という命令が出ているので、ルナフレーナを確保する為にレギス達を追走。
⑫ルナフレーナがレギスの手を離し、その場に留まった所を確保。彼女を守る為に周囲を警戒していた。
決定的に違うのは⑤⑥⑦の部分で、後は基本見方を変えているだけですが・・・その見方を変えるもかなり捻じ曲がっているので、各項目補足して行きます。
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【M.E.744年(12年前) ①】
イドラ皇帝の指示の下「従属国であるテネブラエの神凪及び、王子王女の身柄確保」を目的に、テネブラエにニフルハイム帝国軍が派遣される。
事の発端の「テネブラエに帝国軍を派遣」云々の流れは前回書いた様に、グラウカ将軍がイドラ皇帝に進言してくれとアーデンに嘆願⇒アーデンがイドラ皇帝に進言した事で実行されています。
確かに【FF15】通りグラウカ将軍が軍部のトップで自前で軍を動かせるなら、彼の独断・・・という可能性もあったけど。今回の新約ではグラウカ「将軍」ってのはレギスとイドラのパイプ役という身分を隠す為の隠れ蓑に過ぎないので、当然グラウカ将軍自身にそこまでの権限は無い。
そしてアーデンは「導き手」であって、自分で直接動かす事は無い・・・そのスタンスは変わらない筈なので「帝国宰相は軍部に介入できない」って建前を良い事に、ちゃんと国の最高責任者であるイドラ皇帝に話を通している筈。
つまりグラウカ将軍&アーデンの間で勝手に帝国軍を動かしたのではなく、イドラ皇帝の命令(=正規ルート)でニフルハイム帝国軍はちゃんと動いている。これは大前提になります。
その大前提の上での「目的=従属国であるテネブラエの神凪及び、王子王女の身柄確保」と言う事になる訳ですが。
そうなると「でもグラウカ将軍(=ドラットー)は、レギスを助けたかったんじゃないの?」って話になってしまう。
けどこれに関しては、ある意味当たり前&単純な理由で。結論を言えば「さすがにルシス王国の為に、帝国軍を動かすのは無理」ってだけの話。
記憶を塗り替える勢いで何度でも書きますが、今回のニフルハイム帝国は「悪側」ではありません。何なら訳の分からない理由で勝手にゴタゴタしてるルシス王国&テネブラエよりも、ちゃんと統率の取れた真っ当な大国です・・・と言うからには「ちゃんと統率の取れた真っ当な大国」として扱ってやらなきゃならない。
そう考えると。同盟国でも従属国でも無いルシス王国の為に帝国軍を派遣する。場合によってはルシス王国の人間の為に、帝国軍が従属国であるテネブラエの人間を殺す事になるかもしれない・・・「ちゃんと統率の取れた真っ当な大国」であるニフルハイム帝国に、そんな愚行はさせられない訳です。
じゃあ「ちゃんと統率の取れた真っ当な大国」であるニフルハイム帝国はどう判断&決断したか?
それが「従属国であるテネブラエの神凪及び、王子王女の身柄確保」という目的の元、ニフルハイム帝国軍をテネブラエに派遣した。
ニフルハイム帝国とテネブラエは400年前から「宗主国・従属国」という関係で。この関係がどういうニュアンスなのかは兎に角(自分は支配というには余に緩々なイメージですが)、テネブラエがニフルハイム帝国の支配下にある事には違いない。
と言う事は、宗主国であるニフルハイム帝国が「従属国であるテネブラエの神凪及び、王子王女の身柄確保」する為に軍を動かすのは、当然の権利主張として通りが良いし。
目的を「神凪及び、王子王女の身柄確保」と掲げるなら、敵対者がルシス王国側の人間だろうが、テネブラエ内部の人間だろうが関係無い。今回の様な誰が敵対者かも分からないような混戦が予測される戦場では、現場に対する命令としても、事後処理的な意味でも都合が良い訳です。
だって戦場で「神凪及び、王子王女に危害を与えようとした」なら、咄嗟の判断でも斬り捨てる事が出来るし。
仮に事後処理時にテネブラエ側から「何故、帝国軍がテネブラエの人間を殺したのか?!」と凶弾されても、「神凪及び、王子王女に危害を与えようとしたから」って理由があれば、彼らはそれ以上の追求なんて出来ないんだから。
そしてこれに関しては、最初アーデンに嘆願した時点で、グラウカ将軍はちゃんと理解していた筈です。
あくまでもグラウカ将軍の独断=ルシス王国としての正式な要請で無い以上、ニフルハイム帝国がルシス王国の為に軍を動かす事は出来ない事(後々の責任の所在が曖昧になってしまう為)。
ただしテネブラエは帝国の従属国なので「テネブラエの神凪と王子王女を守る為」という名目でなら、宗主国として軍を派遣出来る可能性が有る事。
当然イドラに軍の派遣を要請するなら、その目的は後者でなければ話は通らないだろう事。
つまり、アーデンがイドラを説得してテネブラエに軍を派遣出来たとしても、帝国軍は「テネブラエの神凪と王子王女」を守る為にしか動けず。正式に要請を受けてもいない「ルシス王国の人間(レギス&ノクティス)」を守る為には動けない・・・そこまで帝国軍に望む事は出来ないとグラウカ将軍は理解していた。その上で、
「帝国軍をテネブラエに派遣するよう、
どうかイドラ皇帝に進言して頂きたい・・・!」
「軍を派遣出来たとしても、ソッチの面倒までは見れない。
・・・それは理解してるよね?」
グラウカ将軍はお馬鹿さんじゃないだろうし、アーデンも彼の事はそれなりに評価している筈なので。
目先の問題だけでなく、こういった政治的駆引き込みのゴタゴタも含めて、このやり取りだけで全部理解&了解。
ウダウダごちゃごちゃ言わずスマートに事を進めてくれれば、お互い格好良くてイイと思います(私情)。
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内容量少ないですが、今回はここまでで。
実はこの1週間、子供から貰ったマイコプラズマ肺炎で寝込んでまして・・・今日一日での文章量となりました。
自分としても不本意ですので、どこか週の途中で追加で更新する予定です。またよろしくお願いいたします。
因みに、マイコプラズマ肺炎は基本子供に多い病気らしいんですが。
大人が罹ると重症化リスクが高いという事で・・・実際「やっぱりダメだ」と思って病院行ってレントゲン撮って判明&今までの人生で一番辛い風邪症状に見舞われました。
確かにちょっと前から「インフルエンザ」「新型コロナ」「マイコプラズマ肺炎」のトリプル流行・・・とか言ってましたが。本当にキツイので、皆様ご注意下さいませ。
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