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落書き帳の10ページ目

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FF15:「奥様は魔女」だったのか?《雑記 12》

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 突然「シルヴァは魔性の女(=だから格好が魔女っぽい)だったんじゃないか?」って言われても、訳分からんと思うので補足なんですが。
 補足したトコで、そもそもが「【FF8】と【FF15】の変化球ドッジボール」みたいな話だし・・・無駄に長くなるので、此方の方で別記事としました。

 何時もの如く「シルヴァは魔性の女(=だから格好が魔女っぽい)だったんじゃないか?」って言われて、純粋に「そうかもね!」って思える方には不要かもしれない。
 どっちかって言うと「いや・・・どこをどうしたら、そうなるの?」って方向けとなっておりますので。
 読むかスルーするかは、必要に応じてでお願いします。

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 この「奥様は魔女」って言葉は『FF8 アルティマニア』のイデアの項目に書かれていたから知ってた位の、典型的な「聞いた事あるけど、内容は知らない」ってヤツだし。
 少なくともシルヴァはレギスの「奥様」では無かったし、「魔女」では無く「神凪」なんだけど。
 彼女は「魔女」では無くても、「魔性の女」ではあったんじゃないかな・・・って。
 実はここが 偽典26 で書いていた、

 今回の「イオスの世界(子要素)」では無いにせよ、あの人はかな~り無理難題な相手を見事射止めてたと思う。
 何て言うかシルヴァは・・・敢えて「勘違いが起きる表現」で表すなら「魔性の女」って感じなんだけど。
 実際のトコは【FF8】のリノアみたいな、天然で「私のことが・・・好きにな~る 好きにな~る」とか言っちゃう・・・そう言うイメージ。
 要は「魔性の女」とは言っても艶っぽい意味では無くて、単純に「男性の気を引くのが上手い」事が転じて「魔性の女」になった、そんな感じ。

 今回の「イオスの世界(子要素)」では無い=今回の「新約」の世界。
 かな~り無理難題な相手を見事射止めてた=レギス
 「男性の気を引くのが上手い」事が転じて「魔性の女」=陰で「魔性の女」と囁かれる程、シルヴァは「男を骨抜き&虜にする、魅力的な女性だった」という事。

 だから【KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV】でのシルヴァの格好(=イメージ)って「魔女寄り」だったんじゃないかな、って。

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 尤も、これに関しては、自分が初見で「いや、神凪って言うか・・・【FF8】系の魔女やん?」って思っただけで(『はじまりの部屋』の魔女(1)&(2))。
 普通の感覚で見れば、百歩譲って「神凪(=巫女イメージ)って、結構カラフル&派手なんやな」とは思っても、あのシルヴァの見た目から直接「魔女」に繋がる事は無い思います。
 でも七瀬自身は、

 【FF15】と、
 世界の設定が似てるのが【FF10】で。
 世界の構造が似ているのが【FF8】で。
 世界の経緯が似てるのが【FF7】だと思って見てます。

 と書いていた様に【FF15】と【FF8】って世界の構造が似てると思っていたので、元々【FF15】と【FF8】の要素が、頭の中でくっ付きやすい状況にあり。

 想い合っていた男女(ラグナ&ジュリア)が離れ離れとなり。
 戻らないラグナの事を想いつつも(♪『Eyes On Me』)、
 戻って来るか分からないラグナを待ち続けるのではなく(キロス君曰く「・・・・・・戦地に行った男の帰りを 待ったりはしないものなのか?」)。
 今の自分を愛してくれる、他の男性(カーウェイ)の求婚に応じ。
 事の成り行きの割には「え、もう?」って位の早いタイミングで「娘・リノア」が生まれた。
*ジュリアとカーウェイの結婚については、キロスがラグナを訪ねて来た時点でレインから聞ける(この時、セントラ大脱出から一年近く)。
*キロス「最近結婚したらしいな」&レイン「軍の少佐と結婚したのよね。カーウェイ少佐だっけ?」=既にこの時点で「ジュリアはカーウェイと結婚」している。
*スコールとリノアは同じ「17歳」同士で、誕生日が「スコール(8/23)」&「リノア(3/3)」と、半年程度しか離れていない=ラグナがウィンヒルの村に滞在していた年月は限られているだろうから「3年も5年も経ってから二人が生まれた」って事は無い筈。
 何か漠然となんだけど・・・この辺りの結婚&子供の誕生に関わるゴタゴタ感が「ジュリア=シルヴァ」「ラグナ=レギス」「カーウェイ=ルナ父」に似てるな、と思ったのと。

 公式設定として【FF8】のヒロイン・リノアは「魔女」だったけど。
 七瀬はリノアの母・ジュリアも「魔女」だったんじゃないかな・・・と思っていて。
*作中登場時からラグナ&カーウェイ少佐が惚れ込んでいた様に、クラブでピアノを弾く彼女のファンは多かった。
*「好きな人が戦地へ行って行方不明」&「落ち込んでいるところを 少佐がはげましてくれて それが結婚のキッカケ」⇒ジュリア自身は他の男(=ラグナ)の事を想っていたとしても、カーウェイに「自分に振り向かせたい!」と思わせるだけの魅力を備えた女性。
*キロス君が「待ったりはしないものなのか?」と疑問に思う様に・・・実際「待たなかった」と思われる様なタイミングで、ジュリアはラグナを諦めカーウェイと結婚している。
 勿論【FF8】の魔女は血統遺伝では無かったので、娘のリノアが魔女だからと言って、母のジュリアも魔女・・・とはならないんだけど。
 血統による遺伝云々関係無く、偶々二人共魔女だったって可能性が否定出来ないのなら。
 上記のようなジュリアの言動は「ジュリア自身、常に男性の愛情を求める性質(=これは自分を守ってくれる『魔女の騎士』に通ずる本能)」+「その本能故に、意識or無意識に関わらず男性を引き寄せ虜にする」=「ジュリアは自分を愛してくれる『魔女の騎士』無しでは生きていけない「魔女」だったから」って、七瀬は勝手に思ってる。

 で、そうなると「結婚&出産の流れがジュリアとシルヴァって似てない?」+「ジュリアは魔女(故に、魔性の女)だったんじゃないか?」=「じゃあ、シルヴァも何らかの理由から魔性の女・・・だったからレギスもルナ父も、周囲から見たら有り得ん位にシルヴァにゾッコンだった、で良いやん」って発想になり。
 神凪であるシルヴァが実は「魔性の女」の理由として、同じく 偽典26 で書いていた、

 本心から「この人の子を授かりたい」って思える相手がいるのなら、本能的に落としに掛かるって言うのは、それはそれで正解な気もします・・・寧ろ、血統維持の為に仕組まれた本能と言うか。
 だって、本当に愛する人と結ばれる事なく。
 世継ぎの為に、他の相手と結婚させられるって言うのは、尊い血統を維持する為とはいえ可哀想だから。
 子々孫々がそんな不幸な目に合わない為にと、遺伝子レベルで受け継がれて来たのが、
「一緒になりたい相手がいるなら、何が何でも逃がすな・・・! ( "ºДº")ノ」
 って言う、体と魂に刻み込まれた、フルーレ家先祖代々の有難い教え。

 ・・・に繋がって行く、と。
 つまり「魔性の女」って言うと「女の色気で、男を手玉に取る」みたいなネガティブなイメージが先行するかもしれないけど。
 実際には「男性を魅了&虜にし愛情を得る事が、本能として定められている存在」みたいなニュアンス。
 【FF8】の魔女は、自分を守ってくれる『魔女の騎士』無しでは生きられないので、本能として「男性(=今の時代、その役割が果たせるなら男性でなくても良いかもしれない)を魅了する」術を持っているし。
 【FF15】の神凪は、尊い血統と維持する為にも「子を成す伴侶」が必要なので、本能として「男性を魅了する」術を持っている。
 だから「魔性の女」なんて表現してるけど、俗っぽい話では無く。
 どっちかって言うと「神凪としての務めを果たす為に、長い歴史の中で後天的に獲得した性質」では無く。
 始祖より「この性質を持っていたからこそ、神凪一族としての今がある」みたいな「神凪一族を、神凪たらしめる性質」・・・そんな尊いイメージ。
 なんだけど、他者から見た時には「女の色気で、男を手玉に取る女=魔性の女」と捉えられてしまい。
 シルヴァの場合は「魔性の女」⇒それが転じて後の世界では「魔女」のイメージとなってしまった(だから衣装が【FF8】系の魔女っぽい)。

 つまり定められた「本能」故に、彼女らが男性を魅了してしまうのは仕方が無い事だし。
 抗えない「本能」故に、本人にも制御出来ない・・・七瀬がココで言ってる「魔性の女」って言うのは、そういう「性質」と見ています。

 だから決してシルヴァ&ジュリアを貶している訳ではありません。
 そこのトコは、どうかご理解ください。

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 そして冒頭に書いた、
 自分が初見で「いや、神凪って言うか・・・【FF8】系の魔女やん?」って思っただけで(『はじまりの部屋』の魔女(1)&(2))。
 に、関してですが・・・。
 今回の記事を書くに当たりyoutubeで【FF8】の動画で確認したトコ、言う程全然似てなくてビックリした。

「え、どう言う事?」

 って、自分で書いてて突っ込むしか無いんですが・・・答え合わせのつもりで見たら、自分でもビックリする位そうでも無くて。結論を言えば、
 何でシルヴァを見て「【FF8】系の魔女」が頭を過ったのかは不明。
 でも初見で「いや、神凪って言うか・・・【FF8】系の魔女やん?」って思ったのは事実。
 という、よく分からん事になりました。

 でも・・・何でなんだろなぁ?
 最初のイメージでは「『はじまりの部屋』の魔女(1)&(2)が、こんなじゃなかったっけ?」思ってたんだけど。
 実際に確認したら、魔女(1)は「青いっちゃ青いけど、スレンダー」だし、魔女(2)は「フォルムの豊かさは似てるけど、赤黄系」なので、シルヴァの「青い鳥の羽根をモチーフにしたような、ボリュームのあるシルエット」に似ているかって言ったら似てない。

 一応、他の魔女とも比べてみたんだけど。
 最後の魔女(3)は・・・既に「恐ろしい魔女」になってしまったのか、魔女と言うより化け物みたいになってるし。
 リノア・・・は、魔女の力を継承したからと言って見た目が「魔女!」って変化する事は無かったので(ヴァリーの時くらい?)、魔女の外見として比較は出来ず。
 アデル・・・は「【FF8】の魔女=特別な力を継承した女性」⇒「体は男性でも、心が女性なら魔女になれる」という、1994年(25年前)の時点で既に昨今話題のジェンダー問題に対応していた、時代の最先端を行く魔女・・・だったかどうかは置いておいて。実際、アデルの外見&衣装は男性的(半裸だからね)なので、こちらも魔女の外見として比較は出来ず。
 イデア・・・は、羽根のモコモコ具合とか、煌びやかな装飾品から来る華やかさは似てるけど。イデアは「いかにも魔女!」って感じの「黒色」ベースだし。
 アルティミシア・・・は、彼女も首回りが羽根があしらわれていたり、そもそも羽根が生えてたりで「羽根」繋がりではあるけど。こっちも「羽根は黒」だし、衣装としては「赤」が優勢。
 つまりシルヴァの外見に関しては「特にどの魔女とも似ていない」と言う結果になりました。

 なったんだけど・・・「そう思うって事は、自分でも分からない、そう思う何かがあった(無意識の判断?)」って事だろうから。
 まぁ、自分でも把握できていない何かがあるんだろうな・・・って。

 でも七瀬は【FF8】の魔女の設定に関しては、
*本来、魔女に「良い魔女」も「悪い魔女」も無い。
*周囲の人間達の勝手なイメージにより、魔女は「悪い魔女」にされてしまう(闇落ちではなく「されてしまう」)。
*黒い羽根=周囲の人間達の、魔女に対するネガティブの象徴。
*OPでのリノアの周囲に舞う黒い羽根=周囲の人間達の「あいつも悪い魔女に違いない!」といったネガティブなイメージの象徴⇒リノアはそれらのイメージから逃れる為、必死に『魔女の騎士』スコールに救いを求めている(囚われれば「悪い魔女」にされてしまうから)。
*イデア&アルティミシアの黒い羽根も、周囲の人間達の「あいつも悪い魔女に違いない!」というイメージから植え付けられてしまったモノ。
*逆から言えば、周囲の人間達が「あいつも悪い魔女に違いない!」と決め付けてしまったからこそ、イデア&アルティミシアは「黒い羽根」を纏っている。
 という様に「羽根=【FF8】での魔女の在り方を示す象徴」みたいな見方をしていたので。
 それに当てはめるのなら、シルヴァを見て「羽根」という情報が頭に飛び込んで来た時点で「羽根=魔女?」ってなって。
 シルヴァが「魔女(魔性の女)」だとしても、テネブラエ他大部分の人間達のイメージは「神凪(聖なる存在)」「青いジールの花」+「氷神シヴァヴァって似てる」「テネブラエの主神が氷神シヴァなら、氷&つらら(あの冠って逆さのつらら?)」に寄って行くだろうから。
 シルヴァの「羽根要素」は、いかにも「悪い魔女」の「黒い羽根」では無くて、その辺りのイメージから起こった「青い羽根」に落ち着いてるのかな・・・って結論になった。

 まぁ・・・自分でも分からない無意識の部分なんで分からないですけど、そんな感じなのかなって自分では思ってます。

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 因みに「シルヴァは魔性の女(=だから格好が魔女っぽい)だったんじゃないか?」って言われて、純粋に「そうかもね!」って思える方には不要かもしれない・・・と冒頭書いていますが。
 極論「シルヴァは(レギス&ルナ父を虜にする程)、魅力的な女性だった」って部分が伝われば良いのであって、別に「魔性の女(魔女)」という要素に拘りがある訳ではありません。
 ・・・って言うか「魔性の女」ではあっても、実際に「魔女」だった訳では無いし。

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