落書き帳の10ページ目
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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《新約 4》
- 2024/11/11 (Mon) |
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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【まずはイオスの歴史を、まとめてみた】
【M.E.725年(31年前)】
【M.E.728年(28年前) の 七カ月前】
【一人の女性として、一人の母親として】
《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【まずはイオスの歴史を、まとめてみた】
【M.E.725年(31年前)】
【M.E.728年(28年前) の 七カ月前】
【一人の女性として、一人の母親として】
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現状、何かよく分からんフワッとした感覚を押し付けて、
「レイヴスはレギスの長子だったんだけど。
レギスはレイヴスの事を、実子と認める事が出来なかった。」
という無茶な話しを展開している訳ですが。
一体【FF15】の何処をどんな風に捻じ曲げて見れば、そんな妄想話になるのか・・・今回はそこいらのお話。
一応念のために書いておきますが・・・夢いっぱいの二次創作であって、真面目に考察している訳ではありませんので。
広い心で「見方を変えたら、そんな風にも見えるんだ~」って、受け止めてやって頂けると幸いです。
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【まずはイオスの歴史を、まとめてみた】
まずは話の流れを追いやすいよう、ネット上の情報を参考にイオスの歴史(近代)をザックリまとめると、こんな感じ(多分)。
《M.E.725年(31年前)》
ルシス王国と、ニフルハイム帝国が交戦状態。
当時、王子だったレギスも、シド・クレイラス・ウィスカムと共に前線へ。
《M.E.728年(28年前)》
テネブラエにて、レイヴス誕生。
《M.E.729年(27年前)》
ルシス112代国王・モルスが逝去⇒レギスが113代国王に即位。
《M.E.732年(24年前)》
テネブラエにて、ルナフレーナ誕生(ゲンティアナがフルーレ家に居着く)。
レギスが、幼なじみのアウライアと結婚。
《M.E.736年(20年前)》
ルシス王国にて、ノクティス誕生。
《M.E.741年(15年前)》
ノクティス(5歳)が「選ばれし王」に指名される。
ノクティスを守る為に、レギスは「王の剣」を設立。
《M.E.744年(12年前)》
シガイに襲われた際の怪我の療養の為、ノクティスはテネブラエ・フェネスタラ宮殿へ。
その情報が帝国に漏れており、共に訪れていたレギスを狙ったニフルハイム軍が襲撃。
この際、フルーレ兄妹の母・シルヴァが(レイヴスを庇い)命を落とす。
これをどう改変するかですが・・・まずは先入観を取っ払ってもらって「実は帝国は悪役サイドでは無かったのかも?」ってトコからスタート。
これは結果論なんですけど、多分最初からそう思って見てる方が見えやすいと思うので。
でも、そうなって来ると最初から「ルシス王国と、ニフルハイム帝国が交戦状態ってどうなんの?」って話ですが・・・実はこの二国、別に武力行使でもって敵対していた訳では無いんじゃないかな、と。
ここって【FF15】の根幹部分なので、普通に考えてそんな事ある筈ないんですが。
そもそも適当な二次創作だし、原作や従来の解釈を否定するやり方は好きじゃないので。説得力は下がるだろうけど自分の妄想重視で進めます。
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【M.E.725年(31年前)】
行き成り捻じ曲げますが・・・この《M.E.725年(31年前)》に、レギスが例のお供3人を伴って国外に赴いていたのは、帝国と戦う為ではなく「想い人のシルヴァに会う為に、城を抜け出してオルティシエに行っていた」だけなんじゃないかな、と。
その外聞が悪いので、忠実なる臣下達は「レギスは帝国と戦う為に、少数の供を付けて前線に立っていた」って事にした⇒後の「イオスの世界(子要素)」では、本当にその様な世界になってしまった・・・こういう考え方。
シルヴァがオルティシエに来ているタイミングを狙っていたのか、お互い地元ではマズイのでオルティシエで落ち合う事にしていたのか、そこまでは分かりません。
これは自分自身、ルシス王国~オルティシエまでが行程にして、どれ位の時間掛かるのか&イオスの世界の緊張度が分からないから。
極端な話。公務の後コッソリ城を抜け出し、シドにオルティシエまで車&船をかっ飛ばしてもらってシルヴァと合流。
夜明け前にトンボ返りでインソムニアに戻って、何食わぬ顔して公務に当たる・・・事が可能なら何とでもなるだろうけど。
もしも片道1~2日掛かるとしたら、会いに行くのに往復で3~5日掛かるので。
王子であるレギスがそれだけの日数王都を離れる事が許されていたか?
イオスの世界が本当に帝国とやり合っていて、王位継承者であるレギスが私用で王都を離れるなんで事は出来ない状況だったのか?
実はそうでもなくて、危険なのは野生のモンスター程度・・・つまりレギスと当時15歳のコルで対処出来る程度の脅威だったのか?
この辺りの条件で、どうしても下振れ&上振れが起こる。そういうイメージ。
・・・何だけど。自分自身のイメージとしては、やっぱり「どこに行っていたんだ!お前は王子としての自覚が足りん!」って怒られてでも、お忍びで会いに行っていたんじゃないかな、と。
例えば「シルヴァがオルティシエで出席する式典があって、彼女に会いたいが為にレギスも公務として赴いていた」としたら、ルシス王国王子のお供は、もっと身分・位の高い人間が就くのが自然じゃないですか。だって公務だったら道中安全or危険に関係無く、国としての威信に関わるので15歳のコルを護衛に就けては行かないでしょ?どこぞの宰相に「危機管理意識、低くない?」って思われちゃうよ?
それにレガリアにしても、シドは「親父は大事に使えって言わなかったのか そいつは 繊細なんだぞ」って言ってたけど。
イグニスは「もとは陛下がお乗りだったんだ そう簡単には壊れないはずだ」・・・王族仕様の公用車なら、そりゃ頑丈に出来てて当たり前だろうから。
両方を真とするなら「車体自体は頑丈に出来てる(=壊れないはずだ)んだけど、思う様に操縦するのは難しい(=繊細)」って事で。
シルヴァとの時間が一分一秒でも惜しい、早くオルティシエに行きたいレギスの要求に応える為には「繊細なレガリアを安全に爆走させるドライビングテクニック」&「無茶が祟ってレガリアがトラブった時に対処できるメカニック」が必要不可欠だったので、シドがレギスの旅に同行していた・・・って考えれば筋が通るし。
カエムの隠れ港にしても。
多分アレ「ルシス王家が隠れ港として使っていた」だけであって、別に港そのものは「隠れ港」じゃなかったんじゃないの?
だってカエムの隠れ港って、立派な灯台が建ってるでしょ?
建設時期に関しても、レギス達4人の集合写真のバックに写ってた灯台がカエムの灯台だとしたら、当時からちゃんと灯台は建っていた筈だし。
逆から考えて「立派な灯台が立ってる隠れ港って何?」って話で・・・灯台の存在意義から考えても、どう考えたって港自体は「隠れてない」ので。
カエムの港は「ルシス王家が隠れ港として使っていた」だけで、別に港そのものは「隠れ港」では無かった。
のなら「ルシス王家が隠れ港として使っていた」=「レギスがオルティシエに向かう為に、コッソリ隠れて使っていた」ってなり。
シドの「オルティシエの通行書」が「30年前の物」なのも、「30年前に、レギスをオルティシエに送る為に使った物だから」&「以降レギスをオルティシエに送る必要が無くなった」+「M.E.729年(27年前)にレギスが即位する前には、シドはレギスと喧嘩別れしていた(=この3年の間に、二人が仲違いする様な何かがあった)」・・・っていう風に繋がる。
ただ一点気になるのが、グラディオラスの「オルティシエには 何度か行ったことがあるのか?」って問い掛けに対し、シドが「行ったってのは一度 ただ しばらく滞在した」って返してるトコ。
レギスがシルヴァに会いに行ったのが「一度」って事は無いだろうから「シルヴァに会う為に、オルティシエに行ったのが一度(=他の国・場所で落ち合う方が主)」だったのか。
若しくは「通行書を作成する為に、オルティシエに行ったのが一度(=行ったってのは一度)」+「以降はレギスを送り届けた後、シドは船を人目の付かないトコに移動させ、船上で留守番をしていた(=ただ しばらく滞在した)」って解釈なのか。ここはちょっと捻らなきゃだけど。
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後、当時既に王都警護隊に所属していた当時15歳のコル・・・だけど。
この「コル=当時15歳」ってのは「30年前のレギスの旅に15歳で同行」から来てるので、【M.E.725年(31年前)】なら「コル=当時14歳」の筈ですが・・・ややこしくなるので、この辺りは「何月何日時点で計算しているかの誤差って事なのかな?」と思って処理しています。
本当は深~い意味があるのかもしれませんが、今回は分かり易さ重視という事でご容赦ください。
で、話しの続き。
コルがレギスの旅に同行していた最初のキッカケは、その戦闘力を買われてでは無く「インソムニアの地下通路を通ってシルヴァとの逢瀬に向かうトコを、巡回中のコル少年に見付かってしまったから」って考える。
コルと言えば【FF15 ロイヤルエディション版】だけだったかな?何せ本編でも「インソムニアの地下を案内してくれる」&「『西口地下道の鍵』をくれる」ってイベントがあって。
その部分を旧約 44では「コルだけが知っていた」+「かつてレギスが王都城からインソムニア郊外への脱出用通路として利用していた地下通路」とし、以下のように書いていました。
国王になる前のレギスって、ノクトに負けず劣らずアグレッシブというか活動的というか・・・「将来、国王になる人間が、そんな外の世界で好き勝手(?)に活動しててイイの?」みたいな感じがして。
要は、生まれながらの性質的に「優等生&真面目な王子」と言うよりも、実は外の世界が好きな「ヤンチャ&行動的な王子」だったんじゃないかな、と。
だから、本来は緊急時に使う為の「脱出用地下通路」を、自分が外に出たい時用の「秘密の出入り口」として、勝手に「拡張・延長」していた。
イメージとしては地下通路の壁と、自然洞窟が繋がっているのに気が付いて、強引に開通⇒見付からない様に、戸棚で穴を隠す・・・みたいな感じ。
勿論、王様になってからは、そんなお茶目はしてないと思いますが。
コルやシドと旅をしていた頃には、コッソリ利用する事があったor子供の頃に、そういう通路を造った事を聞かされていた・・・要するに、極一部の人間しか知らない「レギスの秘密通路」だったという事にしておけば。
あらゆるモノを拒む王都城に侵入する為に、レギスが遺した「秘密通路」を辿る・・・「レギスがちゃんと、道を繋いでくれた」って感じがして、それはそれでロマンがあって良くないかな?
・・・実はこの時点で「でも多分それ、(どっかの世界では)シルヴァと密会する為に使ってた秘密通路だけどな」って思いながら書いていたという、ロマンもへったくれも無い事実。
それは置いておいて・・・この辺りに関しては既に「シルヴァと密会する為に使ってた秘密通路」前提に考えていたので、このイメージそのままです。
つまりレギスは、シルヴァと密会する為にインソムニアの地下通路を抜け、秘密通路に向かっていたトコを、巡回中だったコル少年に見付かり。
コルは護衛も付けずに王都外に出ようとするレギスに対し、15歳の少年にも関わらず「どうしても行くと言うなら、自分が護衛に着いて行く!」と言い張り。
最初は「こんな子供を連れて行くのもな・・・」と思いつつも、こんなトコで余計な時間を潰したくなかったので、渋々了承。
でも実際にモンスターとの戦いになれば、コル少年は大人顔負けの実力の持ち主だったし。
コル自身の性格も、王子であるレギスの秘密事を漏らさない・・・信用に値するモノだったので。
以降、シルヴァの元に行く時には、コルを護衛として連れて行っていた・・・こう言う感じ。
因みにコル少年の剣の腕前ですが・・・キッカケはさておき「この時点で既に王都警護隊に所属していた」&「王の護衛に相応しい実力の持ち主だった事には違いない」と見ています。
要は、RPGでよく居る「遊び心で地下通路に入り込み探検⇒内部構造を知り尽くしていた子供」ではなく、「コルは最初(登場時)から、生粋の武人属性だった」と言う事。
つまり「数年後には更に実力を付け、順調に【FF15】のコルにイメージに近付いて行く」・・・ここは他に引っ掛けたいトコがあるので、ちゃんと押さえておきます。
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最後、旅のお供のウィスカムですが・・・正直、彼は分からない。
レストランの経営者(料理に関する要素)+重傷を負って離脱って要素は「視力を失った後、同行する事を自ら諦めたイグニス」の転位かな、とも思うし。
使ってる武器が「銃」だったら、プロンプトの要素も持ってる気もするんだけど・・・如何せん、情報が少ないので。
シルヴァとの逢瀬は何時も夜間になってしまい。
お忍びという立場もあって、お茶をもてなす事も出来ないので。
シルヴァとのひと時に彩りを添える為に、専属の料理人として同行してもらってた・・・位かもって思ってる。
確かに「二人っきりの時間の邪魔じゃない?」って思わなくもないけど・・・どうせレギスの護衛にはコルが就いてる筈だし。
寧ろイイ感じに料理セッティングしたら「それではこれで、失礼します」ってスマートに退出・・・がてらに、コル少年も一緒に引っ張り出してくれる役担当かもしれない。
いやだって、任務に忠実なコル少年(15)に「空気読んでくれ・・・!」って視線を送っても無理だろうから。
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【M.E.728年(28年前) の 7カ月前】
で、年表では次の【M.E.728年(28年前)】が今回の主人公・レイヴス君の誕生ですが・・・これはネット上でまとめられている「イオスの歴史」にはあまり書かれていないようで(元情報が同じって事?)。
ここは勝手に書き加えさせていただきました。違ってたら総崩れになる可能性も有るんだけど・・・ルナフレーナの4つ上だから、ココであってるよね?
という訳で・・・ここまでの流れを読んで頂ければ、言いたい事は伝わっていると思いますが。
前項の【M.E.725年(31年前)】から懇意にしていたレギスとシルヴァが結ばれ【M.E.728年(28年前)】に、レイヴスが生まれた。
とは言っても、赤ちゃんが生まれるまで「十月十日」と言うし。
女性側も妊娠1~2か月程度では様子見・・・生理が来なくなって三か月目で「やっぱりか・・・」って覚悟を決めると考え逆算したら。
単純に一年前の【M.E.727年(29年前)】ではなく、レイヴスが生まれる【M.E.728年(28年前)】の7か月前位からテネブラエの上層部は「この事態を、どうやって誤魔化すか?」って皆で頭を抱え。
当然、当事者のレギスにも秘密裏に連絡&呼び出しが掛かり。
レギスの父・モルスと共にテネブラエまで赴いて「ウチの息子が、お嬢様に対し・・・大変申し訳ございません」と日本風の詫びを入れたかどうかは定かでは無いですけど。
そりゃもう、二国間の重大案件なのは間違いないので・・・場を取り纏めるのは大変だったと思います。
で、年表には無い揉めに揉めたであろう【M.E.728年(28年前) の 7カ月前】=「お腹の中の赤ちゃんが発覚した時の事」を先ずは書いて行こうと思うんですけども。
帝国に決められたノクティスとルナフレーナの婚姻が特殊だっただけで、普通に考えたらこれだけ離れているルシスの王子とテネブラエの王女が結婚・・・なんて現実的な話ではない。だってどちらの国のトップも飾りじゃなくて実際に国を守り動かしている人間で、代替えなんてそうそう利かないんだから。
それでもシルヴァの妊娠が発覚した当初、レギスは本気でシルヴァと結婚する事を考えていた。シルヴァと結婚し、お腹の子は両国で育てたいと心底願っていた。
これは当然シルヴァとお腹の子に対する想い故の「人として」のレギスの決意だったんだけど、実は将来の「王として」も切実な話で。
以降、今回の二次創作での設定になりますが・・・ルシス王家は男子が、フルーレ家は女子が生まれる。これは「世界の理」として定められている。
何でかって言うと「剣神」が「剣神の魂を持つ人間」として生み出したのが、ルシス王国の初代王・ソムヌス・・・つまりルシス王家の祖で。
同じように「氷神」が「氷神の魂を持つ人間」として生み出したのが初代神凪・エイラで。
彼女亡き後、神凪の力を引き継ぎテネブラエの祖となったとされるフルーレ家の女性(レイヴス&ルナフレーナの直接の祖先)も、おそらく同じように「氷神」が生み出した「氷神の魂を持つ人間」だろうから(後世の人間が状況判断から、勝手にエイラの親族としただけ)。
それぞれの神様の意向により「ルシス王家は男子が、フルーレ家は女子が生まれる」と定められている・・・というか、神様がそう決めて作ってるんだから、そうなるに決まってる。そういうレベルの話。
だとすると、とても困る訳です・・・だって今まではルシス王家に継承される力も、フルーレ家の神凪としての力も、その「ルシス王家は男子が、フルーレ家は女子が生まれる」に従い、それぞれの子がその力を継承して生まれて来るのが当然だったし。
古来より「神凪と王は 常にともにあるべき二人」「この世界を守るという使命のために」・・・「神凪と王は常に共にあるべき二人」だけれど、それは「この世界を守るという使命のため」であって。
神凪と王は結ばれてはならない、子を成してはならないのだと信じられて来たからこそ。
その子がルシス王家とフルーレ家、両方を継承して生まれて来るのでは・・・との懸念が、ルシス王家とフルーレ家の両方に重く圧し掛かっていた。
そういった事情からもレギスは「王として」も、お腹の子を手放す訳にはいかなかった。
だってそれは「ルシス王家の力を継ぐ後継者を手放す」事に他ならないから。
これも今回の二次創作での設定ですが・・・もしも本当にお腹の子がルシス王家の力を継承し生まれた場合、例え「次の子」を儲けたとしても、その子は王家の力を十分に擁していないかもしれないし(前例が無いので不明・・・ってレベル)。
そもそもルシス王家は古来からの言い伝えにより「後継者となる男系男子一人しか、子を儲ける事が許されていない一族」・・・これに関しては本来「ルシス王家の力を発動させる事で体の老化が早くなってしまう位だから、子供も多くは望めなかったんだろう」って解釈だと思いますが。
今回の二次創作では「そんな決まりでも無きゃ、あのシステムの国の王子(後継者)が一人なんてあり得ないだろう」って事で、そうなってます。
だってノクティスがそうだったように、一方的に「選ばれし王」に指名される上に、目的を果たすには命を捧げなきゃならない⇒世界を救って王家断絶・・・って、いやそれどうなん?
で・・・今の段階では、シルヴァのお腹の子が女児が男児か分かっていなかったけれど。
もしもお腹の子が女児だった場合。ルシス王家の力の有無は兎に角、「次の子」を望む事自体は出来るかもしれない(ルシス王家が恐れているのは男兄弟になる事だから、お腹の子が女児ならワンチャンOK・・・って考え)。
でも、もしお腹の子が男児だった場合。ルシス王国の為にと「次の子」を望む事も、上記の伝承のせいで大きな問題に直面する事は避けられない(お腹の子が男児だった場合。「次の子」の男女産み分けが出来ない以上、男兄弟になる可能性があるので躊躇われる・・・って考え)。
だからこそ。
レギスは包み隠さず真実を公表&シルヴァと結婚し、ルシスとテネブラエを共同統治or合併。
両家の力を持って生まれて来るであろうお腹の子を、将来の「王であり神凪」としてルシスとテネブラエで育てたい・・・そう考えた。
レギスはシルヴァが結婚するまで、若しくはレイヴスが生まれるまで・・・最後の最後ギリギリまで、その想いを持ち続けていた。
そんなレギスの執着に、自国の王子を庇い体裁を保ちたい高官などは「王子をあそこまで篭絡するとは・・・とんだ魔性の女だ」と、シルヴァの事を詰ったかもしれない。
確かにレギスの言っている事は現実的では無く、魔性の女に魅入られ虜になり「王子」としての正常な判断が出来ていない・・・そう言われても仕方がない状況ではあった。
それでもどうしても、どうであっても・・・彼はシルヴァとお腹の子を手放したくは無かった。
お腹の子に「ルシス王家の人間として」「このレギスの息子としてー」「常に 胸を張れ」・・・そうあって欲しかったから。
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【一人の女性として、一人の母親として】
そんなレギスに対し、シルヴァの方はと言うと。
前回も書きましたが「お腹の子の成長により、母親のお腹が大きくなっていくのを止める事は出来ない」し、色々な帳尻を合わせる為には一刻も早く「お腹の子の父親の件をどうするか?」を決め、早急に「その父親との結婚」まで決めなければらななかった。
だってシルヴァが「神凪=神と心を通わせる事が出来る聖女」として崇められている以上、「お腹の子の父親」だけ明かして未婚で育てる事なんて出来ない。当然その「その父親との結婚」までが一つのシナリオだろうから。
つまりシルヴァは現実問題として、迷っている時間は無かった。
勿論、シルヴァだってレギスの事を愛していたし、二人の子としてお腹の子に愛情を注いでやりたかった・・・彼と結婚できれば、それが一番良かった。
でも今それを望むには、あまりに時間が無さすぎる。
レギスは皆に「何とかするから、待って欲しい!」と、言ってくれるけど・・・既に「待てる時間」など無い事は、シルヴァが一番分かっていた。
古来より伝わる「神凪と王は結ばれてはならない、子を成してはならない」と言う教えに背いた事が、神への冒涜であり罪だというのなら。
自分達二人が、神に罰せられるのは仕方がないのかもしれない。
でも生まれて来る子に、罪など無いのだから。
自分のお腹には新しい命が宿っている・・・それを悟った時からシルヴァは「母親」だったから。
シルヴァは一人の「女性」としての幸せよりも、お腹の子の「母親」としての責任を果たす事を優先し。
レギスへの想いを諦め・・・お腹の子の事を想い、現実的な決断を下した。
だからシルヴァは周囲に無理矢理決められたのではなく、お腹の子の事を最優先に考えて自分で全部決断した・・・って事。
勿論、民や国の事も考えただろうけど・・・何よりお腹の子の事を想えば、そうせざるを得なかったんじゃないかな?
レギスの考えは現実的では無く・・・二人の子として育てたければ、その存在を隠さなければならない。生まれてすぐにでも亡くなった事にして幽閉し、外界との接触を断たなければならない。
「お二人の愛情と引き換えに、
その子は世界から隔離される事になりますが。
・・・それでも宜しいのですか?」
三人だけの、狭い狭い限られた世界での幸せの為に、この子の未来を壊す様な事は出来ないと。
レギスとの過去の「想い出・記憶」は、自分の中だけにひっそり抱え込み。
レギスではない別の男性と結婚し。
お腹の子はその男性との子、そしてテネブラエの王子として育てていくと決意した。
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シルヴァの愛を信じていたレギスにしたら「そんな!待ってくれ、シルヴァ!!」って話だろうけど・・・待てないよね、そりゃ。
でも前回書いた、彼がシルヴァとの復縁を諦めた「シルヴァの覚悟&決意」は、ココではありません。細かく区切れば、
①レギスはシルヴァが結婚するまで「シルヴァとの結婚」を諦めていなかった。
②「シルヴァの結婚&子供の誕生」を機に、二人の幸せを願いレギスは「シルヴァとの結婚」自体は諦めた&でも「シルヴァの結婚&子供の誕生」数年後の「シルヴァの覚悟&決意」を受け入れるまでは、結婚は諦めても「レイヴスに自分が実の父である事を告げる」事は諦めきれずにいた。
③数年後の「シルヴァの覚悟&決意」を受け入れ、レギスは「レイヴスに自分が実の父である事を告げる」事も諦めざるを得なくなった。
シルヴァは周囲に強いられているだけであって、今でも自分を想ってくれている・・・レギスはずっとそう信じ続けていたんだけど。
「シルヴァの覚悟&決意」を知ったレギスは、彼女自身がレイヴスと自分との関りを望んでいない・・・そう思い知らされたから。
せめて「自分が本当の父親なんだ」と、本人には伝えたかった。
レイヴスの事を「息子だ」と、そう言ってやりたかった。
・・・そんなレギスの願いは、二人の幸せを想えば諦めざるを得なかった。
母親としてのシルヴァの覚悟と比べると、随分とレギスの考えは甘い・・・気がしないでも無いですが。
今回の設定を成立させる為に「レイヴスはレギスの長子だったんだけど。レギスはレイヴスの事を、実子と認める事が出来なかった。」って罪を背負ってもらったレギスを庇うには、
それだけレギスは二人の事を愛していたし、都合が悪かったので手放した訳では無かった。
でも古来より「神凪と王は結ばれてはならない、子を成してはならない」とされていた事。
テネブラエの神凪としての、シルヴァの立場。
そしてルシス王子としての自分の立場・・・自分に向けられる忠実なる臣下達の想い。
何よりも、生まれて来るお腹の子の未来を想えばこそ「レイヴスはレギスの長子だったんだけど。レギスはレイヴスの事を、実子と認める事が出来なかった」んだ・・・って「レギスは諦めたくなかったんだけど、そうしなきゃならなかったんだ」って理由を盛っておかなきゃならなかった、そういう事情。
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余談ですが・・・やたら斬り込む「カエムの灯台」の話ですが。
灯台って【FF8】の時も、何か引っ掛かっていたので(イデアの家の近くに灯台煌々としてたら目立って仕方ないよね、的な)。
今回【FF15】でも「また灯台か?!」って・・・【FF8】の灯台の事を思い出しながら書いていました。それもまた懐かしい思い出。
現状、何かよく分からんフワッとした感覚を押し付けて、
「レイヴスはレギスの長子だったんだけど。
レギスはレイヴスの事を、実子と認める事が出来なかった。」
という無茶な話しを展開している訳ですが。
一体【FF15】の何処をどんな風に捻じ曲げて見れば、そんな妄想話になるのか・・・今回はそこいらのお話。
一応念のために書いておきますが・・・夢いっぱいの二次創作であって、真面目に考察している訳ではありませんので。
広い心で「見方を変えたら、そんな風にも見えるんだ~」って、受け止めてやって頂けると幸いです。
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【まずはイオスの歴史を、まとめてみた】
まずは話の流れを追いやすいよう、ネット上の情報を参考にイオスの歴史(近代)をザックリまとめると、こんな感じ(多分)。
《M.E.725年(31年前)》
ルシス王国と、ニフルハイム帝国が交戦状態。
当時、王子だったレギスも、シド・クレイラス・ウィスカムと共に前線へ。
《M.E.728年(28年前)》
テネブラエにて、レイヴス誕生。
《M.E.729年(27年前)》
ルシス112代国王・モルスが逝去⇒レギスが113代国王に即位。
《M.E.732年(24年前)》
テネブラエにて、ルナフレーナ誕生(ゲンティアナがフルーレ家に居着く)。
レギスが、幼なじみのアウライアと結婚。
《M.E.736年(20年前)》
ルシス王国にて、ノクティス誕生。
《M.E.741年(15年前)》
ノクティス(5歳)が「選ばれし王」に指名される。
ノクティスを守る為に、レギスは「王の剣」を設立。
《M.E.744年(12年前)》
シガイに襲われた際の怪我の療養の為、ノクティスはテネブラエ・フェネスタラ宮殿へ。
その情報が帝国に漏れており、共に訪れていたレギスを狙ったニフルハイム軍が襲撃。
この際、フルーレ兄妹の母・シルヴァが(レイヴスを庇い)命を落とす。
これをどう改変するかですが・・・まずは先入観を取っ払ってもらって「実は帝国は悪役サイドでは無かったのかも?」ってトコからスタート。
これは結果論なんですけど、多分最初からそう思って見てる方が見えやすいと思うので。
でも、そうなって来ると最初から「ルシス王国と、ニフルハイム帝国が交戦状態ってどうなんの?」って話ですが・・・実はこの二国、別に武力行使でもって敵対していた訳では無いんじゃないかな、と。
ここって【FF15】の根幹部分なので、普通に考えてそんな事ある筈ないんですが。
そもそも適当な二次創作だし、原作や従来の解釈を否定するやり方は好きじゃないので。説得力は下がるだろうけど自分の妄想重視で進めます。
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【M.E.725年(31年前)】
行き成り捻じ曲げますが・・・この《M.E.725年(31年前)》に、レギスが例のお供3人を伴って国外に赴いていたのは、帝国と戦う為ではなく「想い人のシルヴァに会う為に、城を抜け出してオルティシエに行っていた」だけなんじゃないかな、と。
その外聞が悪いので、忠実なる臣下達は「レギスは帝国と戦う為に、少数の供を付けて前線に立っていた」って事にした⇒後の「イオスの世界(子要素)」では、本当にその様な世界になってしまった・・・こういう考え方。
シルヴァがオルティシエに来ているタイミングを狙っていたのか、お互い地元ではマズイのでオルティシエで落ち合う事にしていたのか、そこまでは分かりません。
これは自分自身、ルシス王国~オルティシエまでが行程にして、どれ位の時間掛かるのか&イオスの世界の緊張度が分からないから。
極端な話。公務の後コッソリ城を抜け出し、シドにオルティシエまで車&船をかっ飛ばしてもらってシルヴァと合流。
夜明け前にトンボ返りでインソムニアに戻って、何食わぬ顔して公務に当たる・・・事が可能なら何とでもなるだろうけど。
もしも片道1~2日掛かるとしたら、会いに行くのに往復で3~5日掛かるので。
王子であるレギスがそれだけの日数王都を離れる事が許されていたか?
イオスの世界が本当に帝国とやり合っていて、王位継承者であるレギスが私用で王都を離れるなんで事は出来ない状況だったのか?
実はそうでもなくて、危険なのは野生のモンスター程度・・・つまりレギスと当時15歳のコルで対処出来る程度の脅威だったのか?
この辺りの条件で、どうしても下振れ&上振れが起こる。そういうイメージ。
・・・何だけど。自分自身のイメージとしては、やっぱり「どこに行っていたんだ!お前は王子としての自覚が足りん!」って怒られてでも、お忍びで会いに行っていたんじゃないかな、と。
例えば「シルヴァがオルティシエで出席する式典があって、彼女に会いたいが為にレギスも公務として赴いていた」としたら、ルシス王国王子のお供は、もっと身分・位の高い人間が就くのが自然じゃないですか。だって公務だったら道中安全or危険に関係無く、国としての威信に関わるので15歳のコルを護衛に就けては行かないでしょ?どこぞの宰相に「危機管理意識、低くない?」って思われちゃうよ?
それにレガリアにしても、シドは「親父は大事に使えって言わなかったのか そいつは 繊細なんだぞ」って言ってたけど。
イグニスは「もとは陛下がお乗りだったんだ そう簡単には壊れないはずだ」・・・王族仕様の公用車なら、そりゃ頑丈に出来てて当たり前だろうから。
両方を真とするなら「車体自体は頑丈に出来てる(=壊れないはずだ)んだけど、思う様に操縦するのは難しい(=繊細)」って事で。
シルヴァとの時間が一分一秒でも惜しい、早くオルティシエに行きたいレギスの要求に応える為には「繊細なレガリアを安全に爆走させるドライビングテクニック」&「無茶が祟ってレガリアがトラブった時に対処できるメカニック」が必要不可欠だったので、シドがレギスの旅に同行していた・・・って考えれば筋が通るし。
カエムの隠れ港にしても。
多分アレ「ルシス王家が隠れ港として使っていた」だけであって、別に港そのものは「隠れ港」じゃなかったんじゃないの?
だってカエムの隠れ港って、立派な灯台が建ってるでしょ?
建設時期に関しても、レギス達4人の集合写真のバックに写ってた灯台がカエムの灯台だとしたら、当時からちゃんと灯台は建っていた筈だし。
逆から考えて「立派な灯台が立ってる隠れ港って何?」って話で・・・灯台の存在意義から考えても、どう考えたって港自体は「隠れてない」ので。
カエムの港は「ルシス王家が隠れ港として使っていた」だけで、別に港そのものは「隠れ港」では無かった。
のなら「ルシス王家が隠れ港として使っていた」=「レギスがオルティシエに向かう為に、コッソリ隠れて使っていた」ってなり。
シドの「オルティシエの通行書」が「30年前の物」なのも、「30年前に、レギスをオルティシエに送る為に使った物だから」&「以降レギスをオルティシエに送る必要が無くなった」+「M.E.729年(27年前)にレギスが即位する前には、シドはレギスと喧嘩別れしていた(=この3年の間に、二人が仲違いする様な何かがあった)」・・・っていう風に繋がる。
ただ一点気になるのが、グラディオラスの「オルティシエには 何度か行ったことがあるのか?」って問い掛けに対し、シドが「行ったってのは一度 ただ しばらく滞在した」って返してるトコ。
レギスがシルヴァに会いに行ったのが「一度」って事は無いだろうから「シルヴァに会う為に、オルティシエに行ったのが一度(=他の国・場所で落ち合う方が主)」だったのか。
若しくは「通行書を作成する為に、オルティシエに行ったのが一度(=行ったってのは一度)」+「以降はレギスを送り届けた後、シドは船を人目の付かないトコに移動させ、船上で留守番をしていた(=ただ しばらく滞在した)」って解釈なのか。ここはちょっと捻らなきゃだけど。
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後、当時既に王都警護隊に所属していた当時15歳のコル・・・だけど。
この「コル=当時15歳」ってのは「30年前のレギスの旅に15歳で同行」から来てるので、【M.E.725年(31年前)】なら「コル=当時14歳」の筈ですが・・・ややこしくなるので、この辺りは「何月何日時点で計算しているかの誤差って事なのかな?」と思って処理しています。
本当は深~い意味があるのかもしれませんが、今回は分かり易さ重視という事でご容赦ください。
で、話しの続き。
コルがレギスの旅に同行していた最初のキッカケは、その戦闘力を買われてでは無く「インソムニアの地下通路を通ってシルヴァとの逢瀬に向かうトコを、巡回中のコル少年に見付かってしまったから」って考える。
コルと言えば【FF15 ロイヤルエディション版】だけだったかな?何せ本編でも「インソムニアの地下を案内してくれる」&「『西口地下道の鍵』をくれる」ってイベントがあって。
その部分を旧約 44では「コルだけが知っていた」+「かつてレギスが王都城からインソムニア郊外への脱出用通路として利用していた地下通路」とし、以下のように書いていました。
国王になる前のレギスって、ノクトに負けず劣らずアグレッシブというか活動的というか・・・「将来、国王になる人間が、そんな外の世界で好き勝手(?)に活動しててイイの?」みたいな感じがして。
要は、生まれながらの性質的に「優等生&真面目な王子」と言うよりも、実は外の世界が好きな「ヤンチャ&行動的な王子」だったんじゃないかな、と。
だから、本来は緊急時に使う為の「脱出用地下通路」を、自分が外に出たい時用の「秘密の出入り口」として、勝手に「拡張・延長」していた。
イメージとしては地下通路の壁と、自然洞窟が繋がっているのに気が付いて、強引に開通⇒見付からない様に、戸棚で穴を隠す・・・みたいな感じ。
勿論、王様になってからは、そんなお茶目はしてないと思いますが。
コルやシドと旅をしていた頃には、コッソリ利用する事があったor子供の頃に、そういう通路を造った事を聞かされていた・・・要するに、極一部の人間しか知らない「レギスの秘密通路」だったという事にしておけば。
あらゆるモノを拒む王都城に侵入する為に、レギスが遺した「秘密通路」を辿る・・・「レギスがちゃんと、道を繋いでくれた」って感じがして、それはそれでロマンがあって良くないかな?
・・・実はこの時点で「でも多分それ、(どっかの世界では)シルヴァと密会する為に使ってた秘密通路だけどな」って思いながら書いていたという、ロマンもへったくれも無い事実。
それは置いておいて・・・この辺りに関しては既に「シルヴァと密会する為に使ってた秘密通路」前提に考えていたので、このイメージそのままです。
つまりレギスは、シルヴァと密会する為にインソムニアの地下通路を抜け、秘密通路に向かっていたトコを、巡回中だったコル少年に見付かり。
コルは護衛も付けずに王都外に出ようとするレギスに対し、15歳の少年にも関わらず「どうしても行くと言うなら、自分が護衛に着いて行く!」と言い張り。
最初は「こんな子供を連れて行くのもな・・・」と思いつつも、こんなトコで余計な時間を潰したくなかったので、渋々了承。
でも実際にモンスターとの戦いになれば、コル少年は大人顔負けの実力の持ち主だったし。
コル自身の性格も、王子であるレギスの秘密事を漏らさない・・・信用に値するモノだったので。
以降、シルヴァの元に行く時には、コルを護衛として連れて行っていた・・・こう言う感じ。
因みにコル少年の剣の腕前ですが・・・キッカケはさておき「この時点で既に王都警護隊に所属していた」&「王の護衛に相応しい実力の持ち主だった事には違いない」と見ています。
要は、RPGでよく居る「遊び心で地下通路に入り込み探検⇒内部構造を知り尽くしていた子供」ではなく、「コルは最初(登場時)から、生粋の武人属性だった」と言う事。
つまり「数年後には更に実力を付け、順調に【FF15】のコルにイメージに近付いて行く」・・・ここは他に引っ掛けたいトコがあるので、ちゃんと押さえておきます。
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最後、旅のお供のウィスカムですが・・・正直、彼は分からない。
レストランの経営者(料理に関する要素)+重傷を負って離脱って要素は「視力を失った後、同行する事を自ら諦めたイグニス」の転位かな、とも思うし。
使ってる武器が「銃」だったら、プロンプトの要素も持ってる気もするんだけど・・・如何せん、情報が少ないので。
シルヴァとの逢瀬は何時も夜間になってしまい。
お忍びという立場もあって、お茶をもてなす事も出来ないので。
シルヴァとのひと時に彩りを添える為に、専属の料理人として同行してもらってた・・・位かもって思ってる。
確かに「二人っきりの時間の邪魔じゃない?」って思わなくもないけど・・・どうせレギスの護衛にはコルが就いてる筈だし。
寧ろイイ感じに料理セッティングしたら「それではこれで、失礼します」ってスマートに退出・・・がてらに、コル少年も一緒に引っ張り出してくれる役担当かもしれない。
いやだって、任務に忠実なコル少年(15)に「空気読んでくれ・・・!」って視線を送っても無理だろうから。
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【M.E.728年(28年前) の 7カ月前】
で、年表では次の【M.E.728年(28年前)】が今回の主人公・レイヴス君の誕生ですが・・・これはネット上でまとめられている「イオスの歴史」にはあまり書かれていないようで(元情報が同じって事?)。
ここは勝手に書き加えさせていただきました。違ってたら総崩れになる可能性も有るんだけど・・・ルナフレーナの4つ上だから、ココであってるよね?
という訳で・・・ここまでの流れを読んで頂ければ、言いたい事は伝わっていると思いますが。
前項の【M.E.725年(31年前)】から懇意にしていたレギスとシルヴァが結ばれ【M.E.728年(28年前)】に、レイヴスが生まれた。
とは言っても、赤ちゃんが生まれるまで「十月十日」と言うし。
女性側も妊娠1~2か月程度では様子見・・・生理が来なくなって三か月目で「やっぱりか・・・」って覚悟を決めると考え逆算したら。
単純に一年前の【M.E.727年(29年前)】ではなく、レイヴスが生まれる【M.E.728年(28年前)】の7か月前位からテネブラエの上層部は「この事態を、どうやって誤魔化すか?」って皆で頭を抱え。
当然、当事者のレギスにも秘密裏に連絡&呼び出しが掛かり。
レギスの父・モルスと共にテネブラエまで赴いて「ウチの息子が、お嬢様に対し・・・大変申し訳ございません」と日本風の詫びを入れたかどうかは定かでは無いですけど。
そりゃもう、二国間の重大案件なのは間違いないので・・・場を取り纏めるのは大変だったと思います。
で、年表には無い揉めに揉めたであろう【M.E.728年(28年前) の 7カ月前】=「お腹の中の赤ちゃんが発覚した時の事」を先ずは書いて行こうと思うんですけども。
帝国に決められたノクティスとルナフレーナの婚姻が特殊だっただけで、普通に考えたらこれだけ離れているルシスの王子とテネブラエの王女が結婚・・・なんて現実的な話ではない。だってどちらの国のトップも飾りじゃなくて実際に国を守り動かしている人間で、代替えなんてそうそう利かないんだから。
それでもシルヴァの妊娠が発覚した当初、レギスは本気でシルヴァと結婚する事を考えていた。シルヴァと結婚し、お腹の子は両国で育てたいと心底願っていた。
これは当然シルヴァとお腹の子に対する想い故の「人として」のレギスの決意だったんだけど、実は将来の「王として」も切実な話で。
以降、今回の二次創作での設定になりますが・・・ルシス王家は男子が、フルーレ家は女子が生まれる。これは「世界の理」として定められている。
何でかって言うと「剣神」が「剣神の魂を持つ人間」として生み出したのが、ルシス王国の初代王・ソムヌス・・・つまりルシス王家の祖で。
同じように「氷神」が「氷神の魂を持つ人間」として生み出したのが初代神凪・エイラで。
彼女亡き後、神凪の力を引き継ぎテネブラエの祖となったとされるフルーレ家の女性(レイヴス&ルナフレーナの直接の祖先)も、おそらく同じように「氷神」が生み出した「氷神の魂を持つ人間」だろうから(後世の人間が状況判断から、勝手にエイラの親族としただけ)。
それぞれの神様の意向により「ルシス王家は男子が、フルーレ家は女子が生まれる」と定められている・・・というか、神様がそう決めて作ってるんだから、そうなるに決まってる。そういうレベルの話。
だとすると、とても困る訳です・・・だって今まではルシス王家に継承される力も、フルーレ家の神凪としての力も、その「ルシス王家は男子が、フルーレ家は女子が生まれる」に従い、それぞれの子がその力を継承して生まれて来るのが当然だったし。
古来より「神凪と王は 常にともにあるべき二人」「この世界を守るという使命のために」・・・「神凪と王は常に共にあるべき二人」だけれど、それは「この世界を守るという使命のため」であって。
神凪と王は結ばれてはならない、子を成してはならないのだと信じられて来たからこそ。
その子がルシス王家とフルーレ家、両方を継承して生まれて来るのでは・・・との懸念が、ルシス王家とフルーレ家の両方に重く圧し掛かっていた。
そういった事情からもレギスは「王として」も、お腹の子を手放す訳にはいかなかった。
だってそれは「ルシス王家の力を継ぐ後継者を手放す」事に他ならないから。
これも今回の二次創作での設定ですが・・・もしも本当にお腹の子がルシス王家の力を継承し生まれた場合、例え「次の子」を儲けたとしても、その子は王家の力を十分に擁していないかもしれないし(前例が無いので不明・・・ってレベル)。
そもそもルシス王家は古来からの言い伝えにより「後継者となる男系男子一人しか、子を儲ける事が許されていない一族」・・・これに関しては本来「ルシス王家の力を発動させる事で体の老化が早くなってしまう位だから、子供も多くは望めなかったんだろう」って解釈だと思いますが。
今回の二次創作では「そんな決まりでも無きゃ、あのシステムの国の王子(後継者)が一人なんてあり得ないだろう」って事で、そうなってます。
だってノクティスがそうだったように、一方的に「選ばれし王」に指名される上に、目的を果たすには命を捧げなきゃならない⇒世界を救って王家断絶・・・って、いやそれどうなん?
で・・・今の段階では、シルヴァのお腹の子が女児が男児か分かっていなかったけれど。
もしもお腹の子が女児だった場合。ルシス王家の力の有無は兎に角、「次の子」を望む事自体は出来るかもしれない(ルシス王家が恐れているのは男兄弟になる事だから、お腹の子が女児ならワンチャンOK・・・って考え)。
でも、もしお腹の子が男児だった場合。ルシス王国の為にと「次の子」を望む事も、上記の伝承のせいで大きな問題に直面する事は避けられない(お腹の子が男児だった場合。「次の子」の男女産み分けが出来ない以上、男兄弟になる可能性があるので躊躇われる・・・って考え)。
だからこそ。
レギスは包み隠さず真実を公表&シルヴァと結婚し、ルシスとテネブラエを共同統治or合併。
両家の力を持って生まれて来るであろうお腹の子を、将来の「王であり神凪」としてルシスとテネブラエで育てたい・・・そう考えた。
レギスはシルヴァが結婚するまで、若しくはレイヴスが生まれるまで・・・最後の最後ギリギリまで、その想いを持ち続けていた。
そんなレギスの執着に、自国の王子を庇い体裁を保ちたい高官などは「王子をあそこまで篭絡するとは・・・とんだ魔性の女だ」と、シルヴァの事を詰ったかもしれない。
確かにレギスの言っている事は現実的では無く、魔性の女に魅入られ虜になり「王子」としての正常な判断が出来ていない・・・そう言われても仕方がない状況ではあった。
それでもどうしても、どうであっても・・・彼はシルヴァとお腹の子を手放したくは無かった。
お腹の子に「ルシス王家の人間として」「このレギスの息子としてー」「常に 胸を張れ」・・・そうあって欲しかったから。
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【一人の女性として、一人の母親として】
そんなレギスに対し、シルヴァの方はと言うと。
前回も書きましたが「お腹の子の成長により、母親のお腹が大きくなっていくのを止める事は出来ない」し、色々な帳尻を合わせる為には一刻も早く「お腹の子の父親の件をどうするか?」を決め、早急に「その父親との結婚」まで決めなければらななかった。
だってシルヴァが「神凪=神と心を通わせる事が出来る聖女」として崇められている以上、「お腹の子の父親」だけ明かして未婚で育てる事なんて出来ない。当然その「その父親との結婚」までが一つのシナリオだろうから。
つまりシルヴァは現実問題として、迷っている時間は無かった。
勿論、シルヴァだってレギスの事を愛していたし、二人の子としてお腹の子に愛情を注いでやりたかった・・・彼と結婚できれば、それが一番良かった。
でも今それを望むには、あまりに時間が無さすぎる。
レギスは皆に「何とかするから、待って欲しい!」と、言ってくれるけど・・・既に「待てる時間」など無い事は、シルヴァが一番分かっていた。
古来より伝わる「神凪と王は結ばれてはならない、子を成してはならない」と言う教えに背いた事が、神への冒涜であり罪だというのなら。
自分達二人が、神に罰せられるのは仕方がないのかもしれない。
でも生まれて来る子に、罪など無いのだから。
自分のお腹には新しい命が宿っている・・・それを悟った時からシルヴァは「母親」だったから。
シルヴァは一人の「女性」としての幸せよりも、お腹の子の「母親」としての責任を果たす事を優先し。
レギスへの想いを諦め・・・お腹の子の事を想い、現実的な決断を下した。
だからシルヴァは周囲に無理矢理決められたのではなく、お腹の子の事を最優先に考えて自分で全部決断した・・・って事。
勿論、民や国の事も考えただろうけど・・・何よりお腹の子の事を想えば、そうせざるを得なかったんじゃないかな?
レギスの考えは現実的では無く・・・二人の子として育てたければ、その存在を隠さなければならない。生まれてすぐにでも亡くなった事にして幽閉し、外界との接触を断たなければならない。
「お二人の愛情と引き換えに、
その子は世界から隔離される事になりますが。
・・・それでも宜しいのですか?」
三人だけの、狭い狭い限られた世界での幸せの為に、この子の未来を壊す様な事は出来ないと。
レギスとの過去の「想い出・記憶」は、自分の中だけにひっそり抱え込み。
レギスではない別の男性と結婚し。
お腹の子はその男性との子、そしてテネブラエの王子として育てていくと決意した。
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シルヴァの愛を信じていたレギスにしたら「そんな!待ってくれ、シルヴァ!!」って話だろうけど・・・待てないよね、そりゃ。
でも前回書いた、彼がシルヴァとの復縁を諦めた「シルヴァの覚悟&決意」は、ココではありません。細かく区切れば、
①レギスはシルヴァが結婚するまで「シルヴァとの結婚」を諦めていなかった。
②「シルヴァの結婚&子供の誕生」を機に、二人の幸せを願いレギスは「シルヴァとの結婚」自体は諦めた&でも「シルヴァの結婚&子供の誕生」数年後の「シルヴァの覚悟&決意」を受け入れるまでは、結婚は諦めても「レイヴスに自分が実の父である事を告げる」事は諦めきれずにいた。
③数年後の「シルヴァの覚悟&決意」を受け入れ、レギスは「レイヴスに自分が実の父である事を告げる」事も諦めざるを得なくなった。
シルヴァは周囲に強いられているだけであって、今でも自分を想ってくれている・・・レギスはずっとそう信じ続けていたんだけど。
「シルヴァの覚悟&決意」を知ったレギスは、彼女自身がレイヴスと自分との関りを望んでいない・・・そう思い知らされたから。
せめて「自分が本当の父親なんだ」と、本人には伝えたかった。
レイヴスの事を「息子だ」と、そう言ってやりたかった。
・・・そんなレギスの願いは、二人の幸せを想えば諦めざるを得なかった。
母親としてのシルヴァの覚悟と比べると、随分とレギスの考えは甘い・・・気がしないでも無いですが。
今回の設定を成立させる為に「レイヴスはレギスの長子だったんだけど。レギスはレイヴスの事を、実子と認める事が出来なかった。」って罪を背負ってもらったレギスを庇うには、
それだけレギスは二人の事を愛していたし、都合が悪かったので手放した訳では無かった。
でも古来より「神凪と王は結ばれてはならない、子を成してはならない」とされていた事。
テネブラエの神凪としての、シルヴァの立場。
そしてルシス王子としての自分の立場・・・自分に向けられる忠実なる臣下達の想い。
何よりも、生まれて来るお腹の子の未来を想えばこそ「レイヴスはレギスの長子だったんだけど。レギスはレイヴスの事を、実子と認める事が出来なかった」んだ・・・って「レギスは諦めたくなかったんだけど、そうしなきゃならなかったんだ」って理由を盛っておかなきゃならなかった、そういう事情。
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余談ですが・・・やたら斬り込む「カエムの灯台」の話ですが。
灯台って【FF8】の時も、何か引っ掛かっていたので(イデアの家の近くに灯台煌々としてたら目立って仕方ないよね、的な)。
今回【FF15】でも「また灯台か?!」って・・・【FF8】の灯台の事を思い出しながら書いていました。それもまた懐かしい思い出。
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