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落書き帳の10ページ目

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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《偽典 27》

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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
 【まとめの前に、かなり修正します】
 【過去を知っても、過ぎ去った過去は変わらない】

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【まとめの前に、かなり修正します】
 内心「適当にスルー&誤魔化しとこうかな?」と思ったりもしたのですが、やっぱり修正しないと最終まとめようが無い・・・と言う事で。
 最後の最後に、今更ですが修正します。

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①「アーデン」の呼称について
 まず一つ目が、「アーデン」の呼称について。
 今回の二次創作のアーデンは「1000年先の時代から来た考古学者」な訳ですが。
 書き始めた当初は「アーデン=永久凍土に封印されている体」+「イズニア=本来の体に戻れない魂(を宿した人間)」という、神道で言う「分け御霊」に近いイメージで見ていて。この両者を区別する為に「アーデン」と「イズニア」に分けていました。
 でも途中、六神を加える事になった時点で、キリスト教で言う「三位一体」に近いイメージ=「炎神」「炎神イフリート」「アーデン」+「イズニア(そっくりな他人)」という構図になったので、「アーデン」と「イズニア」に分ける意味が無くなり。
 しかも「羊飼いのイズニアさん」の話になったトコで、どうしたってコッチに「イズニア」を譲らざるを得なくなってしまったので。
 今更ですが「1000年先の時代から来た考古学者=アーデン」に修正します。
 これに関しては「呼称・呼び方」を本来の「アーデン」に戻しただけなので、これで良かったんじゃないかな・・・って。
 実際「羊飼いのイズニアさん」は明らかに別人なので、「イズニア」で構わないんだけど。
 本来アーデンのアーデンを「イズニア」って書き続けるのは、普通に違和感あったので。

 因みに「アーデンを演じている時=イズニアさん」「神の位としての言動=イズニア」と書き分けていたのですが・・・これも大分ザックリ感覚的な振り分けだったので、別に良いかなと。

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②「彼」の内訳について
 で、問題なのがコッチ。
 今回の二次創作では「アーデン=永久凍土に封印されている体+1000年先の時代から来た考古学者(魂・生まれ変わり)」に分けてしまったので、アーデン枠が一人分多い状態からスタートしています。
 その上で、ヴァーサタイル絡みで炎神イフリートのイベントを外す事は出来ないんだけど。
 今回の場合「永久凍土に封印されているアーデン」と、「ラバティオ火山で氷漬けになっていた炎神イフリート」・・・この両方を落とし込むとなると、設定被り過ぎてダブついてしまう。
 という事で苦肉の策「永久凍土に封印されているアーデン」に炎神イフリートの要素を足して、「彼=アーデン・ルシス・チェラム+炎神イフリート(の、どっちも取り)」というニュアンスになっていました。椅子取りゲームでルール無視して、一つの椅子に二人座ってるようなモンです。
 でも、この設定。最初から「無理があるな」とは思っていたんですが。
 やっぱり無理というか、無理になったと言うか・・・今のシナリオ展開的には、絶対「無理」になっています。苦しいとか厳しいじゃなくて、絶対無理。

 どう言う事かと言うと。
 今回の二次創作で「炎神イフリート」と「アーデン(・ルシス・チェラム)」が、氷漬けで封印されているのは、
 「炎神イフリート」=裏切者にされてしまった彼を、世界に留め置く為&いつか目覚めた時に今のままであるように、氷神シヴァがダイアモンドダストで氷漬けにした。
 これは「幻獣(人間たちは「神様」と信じている)」が、人間たちの「想い出・記憶=設計図」+「幻光虫=素材」を基に、神様によって生み出された存在なので。
 人間たちに忘れられてしまうと、彼らは姿形を維持する事が出来ず。
 また、眠りに就いている間に人間たちの彼への「想い出・記憶」が変異してしまうと、せっかく目覚めても彼は今の姿形を維持できないから。
 それを防ぐために、氷神シヴァは愛する炎神イフリートを、自らのダイアモンドダストで氷漬けにした。
 「アーデン(・ルシス・チェラム)」=アーデンが世界の闇を抱えたまま永遠の時を眠る事を望んだので、何人たりとも彼の眠りを妨げる事が無いよう、エイラは人間の身で氷神シヴァの力を解放しアーデンを湖ごと凍らせる事で封印した(神凪は死してもその使命から解放される事は無い=氷神シヴァの一部となり、ずっとアーデンの傍で一緒に眠り続けていた&彼を守る為に帝国軍と戦った)。
 つまりどっちも「そのままである事を望んで、ダイアモンドダストで封印した(氷神シヴァの力以上でないと、封印を解く事は出来ない)」という経緯があるので。
 「この二者が何だかよく分からんけど、何時の間にか一緒になってた」って事は、シナリオ展開的に有り得ない訳です。
 だってもし「一緒になってた」ら、それは彼女の想いが既にどこかで砕かれていたって事になってしまうから・・・これは、それっぽいシナリオを追加して辻褄合わせればイイってモンじゃない。

 それに、眠っている場所にしても。
 「炎神イフリート」=目覚めた時、少しでも彼が「炎神イフリート」らしく&心地良く居られるように・・・という想いを込めて、六神(=兄弟姉妹たち)がラバティオ火山に安置した。
 「アーデン(・ルシス・チェラム)」=ソルハイム王国の王は「炎神イフリート」であり「炎神の魂を持つ人間」・・・つまりアーデンは、ソルハイム王国の王家の血統(チェラム一族)。なのでグロプス渓谷(嘗てのソルハイム領&当時は湖)で、世界の闇を抱え込んだまま永遠の眠りに就く事を望んだ。
 と・・・どちらにも何となくそれっぽい理由が付いているので、ここをホイホイ動かす訳にも行かない。そこに在るそれぞれの想いを、踏みにじる事になっちゃうから。

 という訳で。行き当たりバッタリ話を繋いできた結果。
 やっぱり「彼=アーデン・ルシス・チェラム+炎神イフリート(の、どっちも取り)」ではなく。
 「アーデン(・ルシス・チェラム)」と「炎神イフリート」は分けなきゃならない・・・って事になりました。

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 じゃあ、この二者を分ける場合に、具体的にどう修正するかですが。
 【FF15】という史実から逆算するなら「炎神イフリート」は、ラバティオ火山。
 今回の二次創作の流れ的に「アーデン(・ルシス・チェラム)」は、グロプス渓谷(湖ごと凍らせた)で、それぞれ氷漬けで封印されていた・・・って事に。

 そこはそれで良いんだけど。
 次に考えなきゃならないのが、アーデンと「アーデン(・ルシス・チェラム)」の邂逅をどこに持って来るか?
 つまり「アーデン(・ルシス・チェラム)」を採掘した時点で、アーデンに「想い出・記憶」が継承される⇒【エピソード・アーデン】に近い流れで、炎神イフリート関連のイベントに繋ぐ。
 若しくは、今回の二次創作的に【エピソード・アーデン】の炎神イフリート関連のイベントを「アーデン(・ルシス・チェラム)」に置き換える(ここで継承)⇒追加でラバティオ火山に炎神イフリートを迎えに行くイベントを入れる。
 どっちが「見えやすい&後世に伝わりやすい」流れか・・・って考えたら。
 そりゃ圧倒的に前者の方が、スムーズに話が繋がるし、絵面も見えやすい。
 だって「アーデン(・ルシス・チェラム)」を採掘した時点で、アーデンに「想い出・記憶」が継承されるって事は。アーデンをほぼほぼ最初の時点で「【エピソード・アーデン】で発見された時のアーデン」に近付ける事が出来るし。
 素材として炎神イフリートのイベントのムービーがあるんだから、あれを態々「アーデン(・ルシス・チェラム)」に置き換えるよりも、炎神イフリートのまま使う方が「見えやすい&後世に伝わりやすい」に決まってる。

 だから最終考えなきゃならないのは、「炎神イフリート」と「アーデン(・ルシス・チェラム)」を分け。
 その上で「アーデン(・ルシス・チェラム)」を採掘⇒アーデンに「想い出・記憶」が継承される⇒【エピソード・アーデン】の炎神イフリート関連のイベントに繋ぐ。
 そう修正した時に、今まで積み重ねて来た二次創作の設定と上手く繋がるか・・・ってトコ。

 何ですが・・・意外と問題無く繋がるんじゃないかなって。
 ここをどう追い掛けて行くかは、永久凍土下に封印されていた「アーデン(・ルシス・チェラム)」を、「アダギウム」に置き換えれば分かり易い。

 アーデンの出発点は「創世記絵画から消されてしまった神様の真実を求めて考古学者になった」なので、そもそも具体的に何かをイメージして求めていた訳では無いし。
 創世記絵画の六神って「人間に近い姿形」で描かれているので、別にアーデンが追い求める「仲間外れの神様」が「人間に近い姿形」であっても問題無い。
 要は、アーデンが求める誰かは「炎神イフリート」である必要は無い=永久凍土下に封印されていた誰かを見て「きっと彼が、創世記絵画から消されてしまった神様に違いない!」と思えれば良いんだから。
 ジールの花なり、ソルハイム王国の紋章なり・・・何かしら創世記と関連があり様な要素を添えておけば、自分に姿形が瓜二つな事も手伝って、アーデンはアダギウムに会う為に旅立ってくれるでしょう・・・多分。

 で、ヴァーサタイルの方ですが。
 コッチは【エピソード・アーデン】での炎神イフリート関連のイベントが印象的だったので、自分の中では「ヴァーサタイルと炎神イフリート」の組合せが前提としてあった。
 その思い込みのせいで「ヴァーサタイルは炎神イフリートを手に入れたい」⇒「彼=炎神イフリートの要素も持っていた」⇒「だから彼を発掘しようと躍起になっていた」んだけど。
 よくよく考えたら【エピソード・アーデン】のヴァーサタイルは、「アーデン(・ルシス・チェラム)」でも「炎神イフリート」でも無く、「アダギウム」を探し求めていたので。
 考え方としては、アダギウムが封印されていた場所が、神影島からグロプス渓谷に変更・・・で通用するんじゃないかな、って。

 そうなった場合、具体的にどう話しを修正するか・・・ってなると。
 過去の伝承・資料から、ヴァーサタイルはグロプス渓谷に封印されているアダギウムを発見。
 永久凍土下のアダギウムを採掘しようと試みるが、「闇を抱えたまま永遠に眠る事を選んだアーデン」を守る為、氷神シヴァが作業の邪魔(帝国にすれば敵対)するので作業が進まない。
 作業の妨げとなっている氷神シヴァを討伐する為、ヴァーサタイルは帝国の技術を結集した「神に対抗する兵器・インモルターリズ」を開発するも、彼女を打ち倒す事は出来ず。
 膠着状態の続く中、同じ目的をもってやって来たアーデンと協力関係に。
 アーデンの提言で「神に対抗する兵器・インモルターリズ」を、氷神シヴァを倒す為の兵器ではなく、彼女のダイアモンドダストを無効化+遠隔操作機能を備えた採掘重機に改良。
 氷下の彼を引き摺り出すのが目的なら、何も氷神シヴァを倒す必要は無い。
 結果、氷神シヴァは、彼を守る為に逃げ回る訳にもいかず。
 帝国側は、機動力を生かせない氷神シヴァを相手に交戦&力尽きるまでダイアモンドダストを放ち続けた彼女はそのままの姿で力尽き(これが氷神シヴァの巨像)。
 アーデンとヴァーサタイルは、インモルターリズでアダギウムを採掘する事に成功。

 で、この後。
 インモルターリズで大まかに採掘した後、魔導研究所に運び込もうと思っていたんだけど。
 氷神シヴァの加護が得られなくなった事で、アダギウムを覆っていた氷が溶けてしまい。
 この世界有りがちな光の粒子となって、アダギウムの姿が消えそうになったので。
 慌ててアーデンが駆け寄り手を差し伸べるも、触れる前に彼は光の粒子・・・幻光虫に還ってしまった。
 この時、アーデンの中にアダギウムの「想い出・記憶」、そして「彼が抱え込んでいた闇」が流れ込んできて、それら全てがアーデンに継承される=ここで【FF15】のアーデンとほぼ同じ「想い出・記憶」+能力を備える。
 しかし、ヴァーサタイルの「どこか問題は無いか?」と言う問いに対し、アーデンが「あぁ、問題無い」と返したので、ヴァーサタイルはアーデンがアダギウムの能力を継承した事を知らず。
 アーデンがヴァーサタイルの研究対象となる事は無かった=二人の関係は共同研究者のまま。
 この後は、基本的には【エピソード・アーデン】の、炎神イフリート関連のイベントに進む。
 但し、ヴァーサタイルはアーデンがアダギウムの能力を継承した事を知らないので、アーデンの体を調べるようになったり、移送済みの炎神イフリートに対して「シガイ化できないか?」というような展開にはならない。
 ・・・こんな感じで良くないかな?

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 と言う事は、残念ながらこの「イオスの世界(子要素)」では、ヴァーサタイルはアダギウムを生きたまま手元に置く事は出来なかったし。
 実はアダギウムの能力はアーデンが継承していたんだけど、彼は事の経緯を知らされていなかったので、アーデンを研究対象として見る事も無かった・・・という事になる訳ですが。
 でもこれは、今回の「イオスの世界(子要素)」的には正解ルート。
 今回のヴァーサタイルの研究対象って、アダギウム(=アーデン)ではなく。
 シガイ化研究の応用技術により不老不死に近い存在となっている「帝国皇子・ロキ」なので。
 寧ろ、ここでヴァーサタイルの興味がアーデンに向いてしまうのは都合が悪い。
 あくまでもアーデンとヴァーサタイルは、シガイ化・魔導研究における共同研究者であって。
 胡散臭い中年のオッサンに浮気なんかせず、ヴァーサタイルの熱意はロキ一筋・・・「心より愛する帝国の皇子」「彼の為にも研究を進めなければならない」ってトコに集約されるのが理想。
 だってヴァーサタイルがアッチ(アーデン)も、コッチ(ロキ)もってのは・・・申し訳ないけど、今回はロキに集中して頂きたい。

 因みに、アーデンがアダギウムの能力を継承した事をヴァーサタイルに告げなかったのは、コミュニケーション不足・・・単純に「聞かれなかったから」です。
 いや、もし継承した時に「異常は無いか?」ってヴァーサタイルに聞かれたら、アーデンは正直に答えていただろうけど。
 ヴァーサタイルは「どこか問題は無いか?」と聞いたので。
 ある意味、心身共に異常な状況なんだけど、アーデンにしたらそれらの異常は問題では無いので、正直に「あぁ、問題無い」と答えた。
 その返答を聞いてヴァーサタイルは「問題無い=今までと変わらない」と判断した為。
 それ以上、詮索する事も無く、二人の間でこの話は終わってしまった。
 それに元々、ヴァーサタイルとアーデンの関係は「共同研究者」・・・つまり日頃からヴァーサタイルがアーデンの体を調べていたって事も無く。
 当然、それ以降も「問題無い=今までと変わらない」アーデンの体を調べる必要は無いので。
 ヴァーサタイルがアーデンの体を調べて、アダギウムの能力を継承した事を知る・・・って事も有り得ない。
 まぁ、それこそ帝国で年に一回健康診断が実施されてたら、そこで異常が発覚するかもですが・・・そんな福利厚生は無さそうだし。
 研究機関トップのヴァーサタイルが興味を持ってない以上、アーデン自らデータを取られる様な研究対象になる事も無いだろうし。
 今回の二次創作の場合、アーデンがこの時代に来てからも10年(30年~とか経ってない)だから、それ位なら年齢も誤魔化せるだろうし。
 そう考えると、特に矛盾は生じず、早い段階で本来有るべき筋書き(=【FF15】っぽいシナリオ)に乗っかれると言う事で・・・ここで一先ず修正完了にしようかと。

 なので、ここまでの修正点をまとめると。
 アーデンとヴァーサタイルが探し求めていたのは、グロプス渓谷で湖ごと氷漬け(=封印)されされていた「アダギウム」と呼ばれる「アーデン(・ルシス・チェラム)」で。
 アダギウム採掘時、封印から解き放たれたアダギウムの「想い出・記憶」+「抱え込んでいた闇の力」を、アーデンが継承。
 しかし、ヴァーサタイルはその事を知らず。
 その後は「ヴァーサタイルは、アーデンがアダギウムの能力を継承した事を知らない」前提で、【エピソード・アーデン】の炎神イフリート関連イベントに繋がる。
 この様に、修正します。
 でもまぁ・・・考えてみたら、これで大分スッキリだよね。

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③「イオスの世界(子要素)」を夢見ているのは、どちら?
 正直これに関しては・・・自分でも「う~ん、どっち?」って感じ。

 元を手繰り寄せれば、今回の二次創作を書く前の記事で既に「ソムヌスはクリスタルの中で眠っている」と書いていた様に。
 最初の頃のイメージは「クリスタルの中で眠る、ソムヌスが見ている夢」という見方をしていた。

 でも、途中から六神を加える事になったので、「六神を加えるんだったら、【FF10】の絡み的にも、バハムートの方がイメージしやすいよなぁ・・・。」ってなり(夢のザナルカンド的な発想)。
 現状、この流れで止まっているので「イオスの世界(子要素)=クリスタルの中で眠る、剣神バハムートが見ている夢」と書いている訳ですが。

 実際のトコは、やっぱりソムヌスじゃないかなぁ・・・って。
 だって【エピソード・アーデン】経由しても、炎神イフリートと剣神バハムートの絡みってそんなに無いし。
 理由は何であれ、少なくともアーデンは明確に「ソムヌスに会う」事を目的としていた事実があるので。
 物語を牽引するアーデンの目的⇒ソムヌスに会って話がしたい⇒ソムヌスが世界の再生と終焉を繰り返しているから⇒その理由を問い質す&諫める為・・・の方が、話しとしては見えやすい。

 だけど、これに関しては内心「どっちでも同じじゃない?」とも思っていて。
 どう言う事かと言うと・・・剣神バハムートとソムヌスは同じ「剣神の魂で繋がっている存在」なので、結局「物理的にも精神的にも近いトコに居る」=「実際、近いトコに一緒に居る」&「どっちもが同じ目的・想いを持っている」だろうから。
 それだったら「実際に眠っているのが剣神バハムートでもソムヌスでも、どっちでも良くない?」みたいな考え方。だって「魂が同じ」なんだもん。

 という様に・・・これ位、自分の中で剣神バハムートとソムヌスの線引きが曖昧なので。
 正直、本当に今回の「イオスの世界(子要素)」では「どっちでも同じじゃない?」って思ってる・・・んだけど。
 もっと先の「イオスの世界(子要素)」では、剣神バハムートとソムヌスが袂を分かつ事になっているかもしれない事を考えると。
 今の時点で「イオスの世界(子要素)=クリスタルの中で眠る、ソムヌスが見ている夢」としておいた方が良いのかな、って。

 そんなフワッとした感覚でしかない訳ですが・・・そういう訳で「イオスの世界(子要素)=クリスタルの中で眠る、ソムヌスが見ている夢」という設定に修正します。

 ・・・ぶっちゃけ、本当の本当の大ラスは「人間達によって闇堕ちさせられた、剣神バハムート」しか候補が居ないので。
 今「剣神バハムートが見ている夢」にしてしまうと、その時にまたややこしくなっちゃうから、先手を打っておこう・・・そんなニュアンス。

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【過去を知っても、過ぎ去った過去は変わらない】
 やっと、ここまでの大幅修正が終わったトコで。

 予想以上に長くなった「偽典」ですが、そもそも何でこの話しを書き出したかと言うと。
 詳しくは「旧約」の方で「イオスの世界(親要素&子要素)」の、成り立ちや関係性は書いて来ましたが・・・ここまでをザックリまとめると、

 この「イオスの世界(子要素)」は、クリスタルの中で眠るソムヌスが見ている夢が、幻光虫によって実体化した世界。
 彼が「眠りに就く=再生」&「目覚める=終焉」を繰り返している。
 あくまでも「夢」なので、彼自身が望む「夢」が見れる訳では無い。
 夢の内容は、過去の「イオスの世界(子要素)」の「想い出・記憶」の影響を受ける。
 その「イオスの世界(子要素)」の「想い出・記憶」が、ルシス王家によって改編・改竄され続けたせいで、最早「イオスの世界(親要素)」そのものがひっくり返ってしまう。そんな危機的状況にある(事実が事実として伝わらないので、世界のあらゆるところで矛盾が起きている)。

 アーデンがノクティスを「真の王」に育てたかった理由は、ルシス王家によって改編・改竄されたこれまでの「想い出・記憶」を修正出来るのは、現ルシス王家の直系・ノクティスしか居ないから。
 「真の王」とは「全ての真実を知る王」の事。ノクティスにはこの「真の王」となって、再びこの「イオスの世界(子要素)」に「本来有るべき想い出・記憶」を呼び戻して欲しかった。
 ソムヌスの夢は「イオスの世界(子要素)」の「想い出・記憶」の影響を受けるので。「イオスの世界(子要素)」に「本来有るべき想い出・記憶」を呼び戻す事が出来れば、ソムヌスが望む「夢」を見せてやる事が出来るかもしれない・・・そういう考え方。

 でも結論から言えば、今回の二次創作のノクトは「真の王」にはなれなかったので。
 これ以上、世界が傾かないように・・・取り返しが付かなくなる前に、アーデンは自らの命を差し出す事で、この「イオスの世界(子要素)」の幕引きを図った。

 つまり、この「イオスの世界(子要素)」としては「通常ED」or「ifエンド」という「ハッピーエンド」を迎えるものの。
 それらは「イオスの世界(親要素)」としては都合が悪い「バッドエンド」・・・このまま進めば「イオスの世界(親要素)」が終焉を迎えてしまう事になるので。
 そうなる前に、この「イオスの世界(子要素)」を、終わらせるにはどうすれば良いか?
 その方法が「アーデンが命を差し出す」事だった。
 だって「夢」を見ているソムヌスにとって、「兄・アーデンが死んでしまう」・・・これ以上の悪夢は無いんだから。
 ソムヌスは目覚めてしまう・・・そしてその時が「イオスの世界(子要素)」が終わる時。
 だからあの「通常ED」or「ifエンド」という「ハッピーエンド」も、彼が悪夢に魘され目覚めるまでの束の間の幸せで。
 ある時突然終わってしまう、まさに「夢」のような世界だった・・・と。

 その上で。

 「今回も戻って来れなかった兄」の事を想い、再び眠りに就いたソムヌスが見る「夢」が、次の「イオスの世界(子要素)」として再生され。
 これらを繰り返した幾つか先の「イオスの世界(子要素)」が【FF15】で。
 その世界でようやく、ソムヌスが望む「夢」への「希望が繋がる」・・・つまり「真の王」となったノクティスが「本来有るべき想い出・記憶」を、ソムヌスに届けてくれるという事。

 だから本当は【FF15】の次の「イオスの世界(子要素)」こそ、「本来有るべき想い出・記憶」の影響を受けた・・・ソムヌスが「夢にまで見た、本来有るべきイオスの世界」で。
 そしてその「イオスの世界(子要素)」こそが「本来有るべきFFの世界」・・・往年のユーザーが望む「【FF】らしい【FF15】の世界=【FF15R】」と、なる筈だった。

 大体の流れ&イメージは、こんな感じ・・・あくまでイメージと強調しておく(最後の方は、まだ今までに書いていないフライングですが)。
 要するに「何でイオスの世界が、こんな事になっているのか?」ってのは大体分かるんだけど。
 ソムヌスは、何を望んでこんな事をしているのか?
 何でアーデンは、自分の命を捧げてまで、世界の終焉と再生を促し。
 憎まれ役を演じてまで、ノクティスが「真の王」となれるよう導き。
 この「イオスの世界(子要素)」の最後、彼がソムヌスの場所に着いてくれる事を望んだのか?
 その辺り・・・ノクトが知り得なかった「ソムヌス」や「アーデン」の「想い出・記憶」など。
 主人公サイドではない側の事情は分からないままになっているので。
 この部分を説明するには、彼らの視点から見た「想い出・記憶」を固めなきゃならない・・・その為だけの無駄に長~い「偽典」だった。

 と言う事は、この「偽典」を読んで頂いたトコで、
 「通常ED」=ノクトがこの世界に残って、イリスに代わりルシス王となる。
 「ifエンド」=ノクトが1000年未来の世界に戻り、イリスがルシス王女となる。
 この「旧約」のシナリオは変わらず。
 悪意無く歪んだ「想い出・記憶」を基に生まれた「継ぎ接ぎだらけの幸せな世界」を享受しつつ・・・遅かれ早かれ世界は突然終焉を迎える事になります。

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