落書き帳の10ページ目
◆無断転載 禁止(ご確認下さい)◆ https://xxaoixx.blog.shinobi.jp/Entry/73/
FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《偽典 26》
- 2024/08/26 (Mon) |
- ゲーム語り |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
■□■□■□■□■□■□■□■□
《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【「心優しい羊飼いさん」の、復讐とは?】
【ふくしゅうを けついした アーデンのすがた】
【二人は本当に「恋人同士」だったのか?】
【肉食系女子は、羊さんを食べたいそうです】
《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【「心優しい羊飼いさん」の、復讐とは?】
【ふくしゅうを けついした アーデンのすがた】
【二人は本当に「恋人同士」だったのか?】
【肉食系女子は、羊さんを食べたいそうです】
■□■□■□■□■□■□■□■□
自身の夢と希望から、偽典25では「イズニアは心優しい羊飼いさんだから。いくらソムヌスが憎くても復讐なんて考えず、自分を待つ羊たちを捜しに行ったんだよ!」って言い張った訳ですが。
その反面「【FF15】的に考えたら、そういう訳にはいかんのだろうな・・・」ってのは分かっていたので。
今回は、どう考えたら羊飼いのイズニアさんが「ソムヌスへ復讐を決意した復讐者」みたいなイメージで、後の「イオスの世界(子要素)」に継承される事になるのか考えてみました。
■□■□■□■□■□■□■□■□
【「心優しい羊飼いさん」の、復讐とは?】
「イズニアは心優しい羊飼いさんだから。いくらソムヌスが憎くても復讐なんて考えず、自分を待つ羊たちを捜しに行ったんだよ!」と思っているのは、今でも変わらないんですけど。
「【FF15】的に考えたら、そういう訳にはいかない」って言うのは、エイラを刺し殺してしまった後のアーデンが、
「許さん ソムヌス」
「お前を殺せぬのなら
お前が作った物をすべて消し去ってやる」
「神よ もはやあなたの赦しを請うつもりはない」
「オレはオレの道を 血と闇にまみれて進む」
「それが オレの道
オレが生きるということだ」
・・・って、ちゃんと宣言しており。
イズニアが「アーデンと混同される程の、存在がソックリさん」だとするのなら。
このセリフ自体が「イズニア寄り」なのか「アーデン寄り」なのかの違いはあれど、その事実を無かった事にする事は出来ない。
要は「心優しい羊飼いのイズニアさんは、例え恋人を殺されたって、そんなソムヌスに復讐を誓うような恐ろしい事は考えないよ!」っていう訳にはいかない・・・って事になるので。
アーデンとイズニアの、存在のバランスを保とうと言うのなら、
確かに彼は、心優しい羊飼いだったかもしれない。
でも恋人を殺したソムヌスを、どうしても許す事が出来なかった。
だから彼は彼なりの方法で、ソムヌスへの復讐を誓った。
最低限、このラインには落とし込まなきゃならない。
彼がどんなに「心優しい羊飼いのイズニアさん」でも、「復讐を誓わない」という道を選ぶ事は出来ない訳です。
もしここでイズニアが「復讐を誓わない」という道を選んでいたなら、彼はアーデンと混同される事は無かった筈だから。
でも最初に書いた様に、例えそうであっても「イズニアは心優しい羊飼いさんだから。いくらソムヌスが憎くても復讐なんて考えず、自分を待つ羊たちを捜しに行ったんだよ!」って思いたいし。
どうしたって、いくら復讐心に駆られたとしても、あのイズニアが懐に忍ばせた短剣でソムヌスを刺し殺す・・・そんなシーンが思い浮かばない。
じゃあ「心優しい羊飼いのイズニアさん」に相応しい「復讐」ってどんな形だろう?
そう考えた結果が、「復讐」というワード+「今のアーデン」のイメージ=無駄に恐ろしい「復讐」のイメージになっているだけで。
「心優しい羊飼いのイズニアさん」のソムヌスへの「復讐」っていうのは、単純に「法の下、ソムヌスの罪を明らかにし、その罰を受けさせる」って事だったんじゃないかな、と。
■□■□■□■□■□■□■□■□
【ふくしゅうを けついした アーデンのすがた】
それって、現状の「アーデンの復讐」から比べると、随分と軽い復讐のように感じるけど。
アーデンの世界と、イズニアの世界では規模が違う・・・って言うのは以前書いた通りで。
そりゃまぁ、2000年だか何だかの積年の恨みで、王家の未来を絶つ云々言ってる「アーデンの復讐」に比べたら。
泣き寝入りせず出るトコ(裁判所)に出て、ソムヌスの罪を明らかにし、その罪に対する罰を受けさせる(=罪を償わせる)・・・って「イズニアの復讐」は、随分と軽いモノに思えるかもしれない。
でも「一人の人間」「一介の羊飼い」であるイズニアにすれば、それは人生を掛けた「復讐」だろうから。
そもそも「神の領域」のアーデンの「復讐」と、比較するモノではないんじゃないかなって。
で、そう考える事が出来るなら・・・以前書いた【FFRK】の「献身者の聖衣」の説明文の筋が通る。
【FFKR】のアーデンのドレスコード「献身者の聖衣」の説明文。
《献身者の聖衣》
長い年月の幽閉から解放され復讐を決意したアーデンの姿。
を読んで、アーデンのイメージに引っ張られていた当時の七瀬は、
ん?長い年月の幽閉から解放され復讐を決意したアーデンの姿が、あの『献身者の聖衣』って・・・復讐を決意してアレになるの?
幽閉される前の世界の為に尽くしたアーデンの姿・・・とかだったら分かるんだけど。
え?どういう事???
と書いていた訳ですが・・・。
これ。「心優しい羊飼いのイズニアさん」と思って読めば、こういう解釈になる。
イズニアは人狼裁判に掛けられ、長い間拘束されていた。
でもその信心深さから、彼は処刑される事なく釈放された。
そうして、羊たちを探す為に村の近くまで戻ったイズニアは。
その村が・・・ミルスの村が、ソムヌスの手に落ちている事を知った。
「何故・・・ソムヌスが、村を・・・?」
彼女を殺した男のモノになっているのかなんて、分かる筈もなかった。
でも、イズニアには分かる事が一つあった。
それが「罪を犯した者は罰をうける運命」・・・ミルスを殺し、皆をだまして村の王となったソムヌスは、相応の罰を受けなければならない、という事。
勿論、ソムヌス自身を許す事は出来ないし。
例えこの先、ソムヌスが死んでしまったとしても。その子々孫々が彼が犯した罪を知らず、のうのうと我が物顔でこの村を牛耳るのかと思うと・・・この村の事を愛していたミルスの事を想えば、とても見過ごす事など出来なかったし。
確かに村人たちは、イズニアの事を人狼かもしれないと疑った。
でもそれは、ソムヌスの嘘があっての事で・・・それまでは羊飼いという身分の自分を受け入れてくれた、頼ってくれた。
「あの時の傷、直ぐに治ったの!
羊飼いさんって、本当に神様みたいだね!!」
傷の手当てをしてやった幼い少女は、目を輝かせてそう言ってくれた。
そんな村人たちがソムヌスの圧政下で不自由な生活を強いられているのを、イズニアは見捨てる事なんて出来なかった。
だから信心深い彼は「神」に請うた・・・「どうか罪深いソムヌスに、神の天罰を!」と。
でも「神」は、それには応えなかった。
慈悲深い「神」の応えは、こうだった。
「罪を憎んで、人を憎まず。
ソムヌスは、確かに罪深い事をした。
しかしその罪に対する罰は神が与えるもので、
人間のお前が関与するべき事ではない。」
人が人を罰する事が出来るのは「神の御名において」のみで。
罰が必要ならば「神」が与えるのだから。
お前は人を・・・ソムヌスを憎んではいけない、と。
ソムヌスの罪の為に、人であるイズニアが手を・・・魂を汚す必要は無いのだと。
それはとてもとても慈悲深い「神」の言葉だった。
だからイズニアは、
「神よ もはやあなたの赦しを請うつもりはない」
ミルスや村人たちの事を思えば、犯した罪相応の罰を受けるべきではないかと望んだだけで。彼は元より、ソムヌスの命を奪いたい訳では無かった。
だから神がそれすら許さないのであれば、人間である自分に出来る方法で罪を償わせるまで。
ソムヌスを裁判という人間の制度で裁き、罰を以て罪を償わせる・・・「神」の教えに反する「人間が人間を裁き、人間が罪を与える」という手段を選んだ。
心優しい「神」からすれば、ソムヌスを許す事が出来ない自分は心が狭く、愚かで、信心が足りないのかもしれない。
お前が闇に穢れる必要は無いのだという「神」の御心に背く自分こそ、罪深い人間なのかもしれない。
でも・・・例えそれで自分が「神」から見放される事になっても。
自分は人間として、人間の道を歩む事を選ぶ。
人間の法の下、必ずソムヌスに罪を償わせる・・・そう誓った。
勿論、イズニアは神の声は聞こえないので。
あれ程の罪を犯したにもかかわらず、天罰らしいモノも喰らわないソムヌスを見て、自身の解釈からそう判断した・・・って事にしかならないけど。
これ位だったら、そこそこ落ち着きが良くないかなって。
つまり「長い年月」を「ねんげつ」って読む&アーデンの2000年に引き摺られて「年単位の異常に長い期間」って印象になるだけで。
別に「長い年月」は「長い間」を表す言葉でもあるので「年単位」である必要は無い=「人狼裁判で拘束されていた期間」が長かったから「長い年月」という表現になってしまった。
そしてあの「献身者の聖衣」は、ソムヌスを裁判に掛けるにあたって、いつものみすぼらしい羊飼いの格好では相手にされないから(TPO大事)。
「裁判の下、絶対にソムヌスに罪を償わせる・・・!」
って、裁判に臨むイズニアの、決意の一張羅だったんじゃない?
本来なら圧倒的身分の差がある二人&イズニアが普段は下流層の「羊飼い」でも。
裁判の場にあの格好で現れて、持ち前の話術でソムヌスの罪を告発したら・・・結構、イイ勝負が出来そう。
あ、だから勿論、普段はいつも通り自分の使命である「羊飼い」をしてます。
確かに彼自身、それで自分が「神」から見放される事になるかもしれない・・・とは覚悟していた。
でも、だからと言って彼が「神」を見捨てる事にはならない。
この「見放されたとしても、「神」を信じ続ける心」が、彼の信心深さを物語ってる・・・そう言う事なんじゃないかな?
でないと、あの辛い出来事の後であろう2000年後の世界で、聖書を読んだり、食事前に祈りを捧げるなんて事、しないだろうから。
■□■□■□■□■□■□■□■□
【二人は本当に「恋人同士」だったのか?】
因みに・・・下世話な話しになりますが、先程書いた「アーデンとイズニアの、存在のバランスを保つ(=同期を取る)」という見方で言えば。
イズニアはミルスに手を出していない、と思います・・・って言うか。
ここまで書いといて今更だけど、よくよく考えたら当人同士が「恋人同士」と思っていたかも怪しくなって来た。
これ、何でかって言うと、
◆炎神イフリート&氷神シヴァの場合
⇒あくまでも後世「恋人同士と勘違いされる程、仲が良かった双子の兄妹神」で、当然「恋人同士」では無い。
⇒確かに氷神シヴァは、炎神イフリートの「特別な存在」になりたかったかもしれないけど。あくまでも「特別な存在」に拘っただけで、「恋人同士」と望んだ訳では無い。
◆アーデン&エイラの場合
⇒アーデン(炎神の魂を持つ人間)&エイラ(氷神の魂を持つ人間)として、それぞれの「神様の魂」から生み出された二人は、同じく「神様の魂」で繋がる炎神イフリート&氷神シヴァの「想い出・記憶」を継承している。
⇒人間としての命を与えられたエイラは、予てより漠然と抱いていた「アーデンの特別な存在」に「恋人同士」という関係を求めた。
⇒でもこれは最初から「恋人同士」を求めた訳では無く。まず「特別な存在って何だろう?」って自己問答が先にあって、その結果「人間達のように、一人の女性として愛して欲しい(恋人同士)」って考えに至った・・・そういう流れ。
⇒でもアーデンにとって、エイラは以前同様「大切な妹」だったので。「恋人同士」どころか、エイラが自分に対してそんな感情を抱いている事にすら全く気付いていなかった。
つまり「炎神イフリート&氷神シヴァの場合」も「アーデン&エイラの場合」も、互いに「特別な存在」であっても「恋人同士」ではなかったので。
ここに来て「イズニア&ミルスの場合」だけ、完全に出来上がってる「恋人同士」っていうのは・・・非常に申し訳ないけど、都合が悪い。
要は、イズニアが「アーデンと混同される程の、存在がソックリさん」なら。
やっぱり「イズニア&ミルスの場合」も、互いに「特別な存在」であっても「恋人同士」ではなかった・・・って設定に寄せなきゃならない。
という事情から、あの二人は「特別な存在」であっても「恋人同士」ではなかったので、当然イズニアはミルスに手を出していない・・・って事に。
何て言うか・・・多分、イズニアはそこまで求めなかったんじゃないかな。
自分の「目」の事&羊飼いという使命を選んだ時点で「結婚&子を望む」事を、人生の選択から外していた可能性も有るし。
その最たる理由が「相手の女性に申し訳ないから」なら・・・例え彼が彼女を「一人の女性として愛していた」としても。
寧ろ、愛していたからこそ・・・ミルスに其れを望む事は無かったんじゃないかな。
だからあのプロポーズみたいな「ずっと一緒にいてくれ」も、「恋人・伴侶」としてではなく、純粋に「ずっと一緒にいてほしかっただけ」=「友達以上、恋人未満」って言うか・・・イメージするなら、
「恋人とまでは望まない。
けど、オレの事を特別と思ってくれたら嬉しい。」
いやいや・・・恋人を望む女性側からしたら、こんな事を言われたら堪ったモンじゃないですけど。
だから、この辺りも「アーデン似」って事じゃないかな。
良くも悪くも、周囲を勘違いさせる&その気にさせるのが上手い「天性の人たらし」みたいな。
■□■□■□■□■□■□■□■□
【肉食系女子は、羊さんを食べたいそうです】
更に補足すると・・・この「実は二人は、恋人同士じゃなかったかもしれない?」ってのは、今回の記事を書いていて思ったんですけど。
例え「恋人同士」だったとしても、イズニアはミルスに手を出していなかったと思います(これは最初からそういうイメージ)。
何でかって言うと偽典 24で書いた様に。ソムヌスとの婚約話が嫌になって村を飛び出して来たミルスに対してイズニアは、
「嫁入り前の娘さんが夜になっても戻らないとあっては、
親御さんが心配するだろうから・・・今日はもう家に戻りなさい。いいね?」
そちらの方が心配だったので・・・その日は彼女を村の近くまで送り届け「じゃあね」と、別れを告げた。
つまり「嫁入り前の娘さんが夜になっても戻らなかったら、親御さんが心配するだろうな」って考えが真っ先に出て来るような「とても信心深い、心優しい羊飼いさん」で。
夜道が心配だから村の近くまで送って行ったけど、別れ際ですら「じゃあね」って言葉だけの下心なんてまるで無い「送り狼とは無縁な、聖人君子(←「(人)狼では無い」という事も掛けてある)」なので。
もしも、いつかどこかの世界&時間軸で、ノクト達に二人の関係を揶揄われる事があったら、
「ここここ婚前交渉なんて、と、と、とんでも無い!! \(>ω<〃)/ 」
って言って、今時っ子達に半眼で「え、ダサっ・・・ ( ¯⌓¯ )」って言われてそう・・・そんなイメージ。
これに関しては「ミルス=神に仕える巫女・聖女」&神の教えとして「婚前交渉を神は望まない=罪」と考えていた・・・ってのがベースにはあると思うけど。
それにしたって、イズニアの「想い出・記憶」の中のミルスの格好って・・・実は結構際どいので(サイドのスリットとか・・・手、差し込み放題やん)。
自分に対してあれだけ好意を寄せてくれてる女性が、あんな格好でボディタッチ&パーソナルスペースに侵入してきても「流されない」ってのは・・・成人男性としては、逆に不健全な気がしないでもない。
だってイズニアの「想い出・記憶」にあるって事は、気付いていないんじゃなくて見てはいるんだよ、あの太腿。その上で何とも思わないって・・・良いか悪いかは別にして、精神構造すごくない?
だとすると、そんなイズニアに対してミルスの方が積極的だった・・・って可能性も出て来る訳で。
あくまでも可愛く・・・「プゥッ!」って頬っぺた膨らませながら、
(私は貴方に、一人の女性として愛してほしい。
貴方との子を授かりたいのに・・・何で分かってくれないの? ( ○'н' ))
思いが伝わらない男性側に、女性側がじれったく思ってるって構図は「アーデン&エイラ」と同じになるので。
今は設定のバランス的にも、物語のイメージ的にも「二人は「特別な存在」であっても「恋人同士」ではなかったので、当然イズニアはミルスに手を出していない」の方が落ち着きがイイかな・・・って思ってます。
という訳で・・・据え膳用意されても、自分の為のお膳と気付きすらしない「草食系男子」のイズニアと。
羊(飼い)さんを美味しく頂く為に、据え膳の準備に余念が無い「肉食系女子」のミルス・・・と言う、今まで自分の中に無かった「エイラxアーデン(ミルスxイズニア)」と言う概念が生まれました。
あの「ずっと一緒にいてくれ」って言われた後の、寂し気な表情の下。
実は内心「・・・いい加減、気付いてよ」って、舌打ち・・・ではなく憂いていたのかと思うと、全力で応援してあげたい気持ちでいっぱいです。
尤も物語としては、エイラもミルスも未達に終わってる訳ですが。でも、
大概にせぇよ ( º言º) ・・・って、堪忍袋の緒が切れたミルスに上半身引っぺがされたイズニアが、
ヒィィィ (꒪⌑꒪.)!!! ・・・って、壁際まで追い詰められてるのを、三頭身デフォルメキャラで想像したら、とてもカワイイ&和やかで良いと思います。
遠い目で「あぁ・・・そんな事もあったね」みたいな(過ぎ去りし日の美化された想い出)。
因みに、ミルスも「エイラと混同される程の、存在がソックリさん」だとすると、「初代神凪・エイラ」も「肉食系女子」って事になるので(アーデンの従者達には「恋人同士」って勘違いされてたんだから・・・多分そんな感じだったんじゃないかな)。
実際、血統的にはちょっとズレてるとは言え・・・実はああ見えて、フルーレ家の血統は肉食系なのかもしれないと思うと、ギャップ差にドキドキします。
だけど真面目な話をすれば、フルーレ家は神凪の一族として、血を絶やす訳にはいかないので。
本心から「この人の子を授かりたい」って思える相手がいるのなら、本能的に落としに掛かるって言うのは、それはそれで正解な気もします・・・寧ろ、血統維持の為に仕組まれた本能と言うか。
だって、本当に愛する人と結ばれる事なく。
世継ぎの為に、他の相手と結婚させられるって言うのは、尊い血統を維持する為とはいえ可哀想だから。
子々孫々がそんな不幸な目に合わない為にと、遺伝子レベルで受け継がれて来たのが、
「一緒になりたい相手がいるなら、何が何でも逃がすな・・・! ( "ºДº")ノ」
って言う、体と魂に刻み込まれた、フルーレ家先祖代々の有難い教え。
で、フルーレ兄妹の「母親・シルヴァ」は、この本能の影響が強かったんだろうなって。
フルーレ兄妹の父親って、全然情報掴めないんですけど。
今回の「イオスの世界(子要素)」では無いにせよ、あの人はかな~り無理難題な相手を見事射止めてたと思う。
何て言うかシルヴァは・・・敢えて「勘違いが起きる表現」で表すなら「魔性の女」って感じなんだけど。
実際のトコは【FF8】のリノアみたいな、天然で「私のことが・・・好きにな~る 好きにな~る」とか言っちゃう・・・そう言うイメージ。
要は「魔性の女」とは言っても艶っぽい意味では無くて、単純に「男性の気を引くのが上手い」事が転じて「魔性の女」になった、そんな感じ。
■□■□■□■□■□■□■□■□
最後、ちょっと横に逸れましたが・・・。
え、でも可愛くない?今時っ子達にやいのやいの言われて、
「今時の子は、爛れてるんだねぇ・・・ 。゚(PД`q*)゚。」
って、ジェネレーションギャップの前に打ちひしがれるオジサン(世にも珍しいタイプのアーデン)。
まぁ・・・この台詞も、この文脈あって意味するトコが伝わる訳で。
「今時の子は、爛れてるんだねぇ・・・ 。」
この台詞だけが独り歩きしたら、全然違う意味で伝わると思うよ・・・色んな意味で。
だから「物事を正確に伝える」ってのは、文章ですら難しい・・・多分、会話でなら尚更。
で、そうやって「思い込みによって解釈された、結果の世界」が「今のイオスの世界(子要素)」なんじゃないかな?
自身の夢と希望から、偽典25では「イズニアは心優しい羊飼いさんだから。いくらソムヌスが憎くても復讐なんて考えず、自分を待つ羊たちを捜しに行ったんだよ!」って言い張った訳ですが。
その反面「【FF15】的に考えたら、そういう訳にはいかんのだろうな・・・」ってのは分かっていたので。
今回は、どう考えたら羊飼いのイズニアさんが「ソムヌスへ復讐を決意した復讐者」みたいなイメージで、後の「イオスの世界(子要素)」に継承される事になるのか考えてみました。
■□■□■□■□■□■□■□■□
【「心優しい羊飼いさん」の、復讐とは?】
「イズニアは心優しい羊飼いさんだから。いくらソムヌスが憎くても復讐なんて考えず、自分を待つ羊たちを捜しに行ったんだよ!」と思っているのは、今でも変わらないんですけど。
「【FF15】的に考えたら、そういう訳にはいかない」って言うのは、エイラを刺し殺してしまった後のアーデンが、
「許さん ソムヌス」
「お前を殺せぬのなら
お前が作った物をすべて消し去ってやる」
「神よ もはやあなたの赦しを請うつもりはない」
「オレはオレの道を 血と闇にまみれて進む」
「それが オレの道
オレが生きるということだ」
・・・って、ちゃんと宣言しており。
イズニアが「アーデンと混同される程の、存在がソックリさん」だとするのなら。
このセリフ自体が「イズニア寄り」なのか「アーデン寄り」なのかの違いはあれど、その事実を無かった事にする事は出来ない。
要は「心優しい羊飼いのイズニアさんは、例え恋人を殺されたって、そんなソムヌスに復讐を誓うような恐ろしい事は考えないよ!」っていう訳にはいかない・・・って事になるので。
アーデンとイズニアの、存在のバランスを保とうと言うのなら、
確かに彼は、心優しい羊飼いだったかもしれない。
でも恋人を殺したソムヌスを、どうしても許す事が出来なかった。
だから彼は彼なりの方法で、ソムヌスへの復讐を誓った。
最低限、このラインには落とし込まなきゃならない。
彼がどんなに「心優しい羊飼いのイズニアさん」でも、「復讐を誓わない」という道を選ぶ事は出来ない訳です。
もしここでイズニアが「復讐を誓わない」という道を選んでいたなら、彼はアーデンと混同される事は無かった筈だから。
でも最初に書いた様に、例えそうであっても「イズニアは心優しい羊飼いさんだから。いくらソムヌスが憎くても復讐なんて考えず、自分を待つ羊たちを捜しに行ったんだよ!」って思いたいし。
どうしたって、いくら復讐心に駆られたとしても、あのイズニアが懐に忍ばせた短剣でソムヌスを刺し殺す・・・そんなシーンが思い浮かばない。
じゃあ「心優しい羊飼いのイズニアさん」に相応しい「復讐」ってどんな形だろう?
そう考えた結果が、「復讐」というワード+「今のアーデン」のイメージ=無駄に恐ろしい「復讐」のイメージになっているだけで。
「心優しい羊飼いのイズニアさん」のソムヌスへの「復讐」っていうのは、単純に「法の下、ソムヌスの罪を明らかにし、その罰を受けさせる」って事だったんじゃないかな、と。
■□■□■□■□■□■□■□■□
【ふくしゅうを けついした アーデンのすがた】
それって、現状の「アーデンの復讐」から比べると、随分と軽い復讐のように感じるけど。
アーデンの世界と、イズニアの世界では規模が違う・・・って言うのは以前書いた通りで。
そりゃまぁ、2000年だか何だかの積年の恨みで、王家の未来を絶つ云々言ってる「アーデンの復讐」に比べたら。
泣き寝入りせず出るトコ(裁判所)に出て、ソムヌスの罪を明らかにし、その罪に対する罰を受けさせる(=罪を償わせる)・・・って「イズニアの復讐」は、随分と軽いモノに思えるかもしれない。
でも「一人の人間」「一介の羊飼い」であるイズニアにすれば、それは人生を掛けた「復讐」だろうから。
そもそも「神の領域」のアーデンの「復讐」と、比較するモノではないんじゃないかなって。
で、そう考える事が出来るなら・・・以前書いた【FFRK】の「献身者の聖衣」の説明文の筋が通る。
【FFKR】のアーデンのドレスコード「献身者の聖衣」の説明文。
《献身者の聖衣》
長い年月の幽閉から解放され復讐を決意したアーデンの姿。
を読んで、アーデンのイメージに引っ張られていた当時の七瀬は、
ん?長い年月の幽閉から解放され復讐を決意したアーデンの姿が、あの『献身者の聖衣』って・・・復讐を決意してアレになるの?
幽閉される前の世界の為に尽くしたアーデンの姿・・・とかだったら分かるんだけど。
え?どういう事???
と書いていた訳ですが・・・。
これ。「心優しい羊飼いのイズニアさん」と思って読めば、こういう解釈になる。
イズニアは人狼裁判に掛けられ、長い間拘束されていた。
でもその信心深さから、彼は処刑される事なく釈放された。
そうして、羊たちを探す為に村の近くまで戻ったイズニアは。
その村が・・・ミルスの村が、ソムヌスの手に落ちている事を知った。
「何故・・・ソムヌスが、村を・・・?」
彼女を殺した男のモノになっているのかなんて、分かる筈もなかった。
でも、イズニアには分かる事が一つあった。
それが「罪を犯した者は罰をうける運命」・・・ミルスを殺し、皆をだまして村の王となったソムヌスは、相応の罰を受けなければならない、という事。
勿論、ソムヌス自身を許す事は出来ないし。
例えこの先、ソムヌスが死んでしまったとしても。その子々孫々が彼が犯した罪を知らず、のうのうと我が物顔でこの村を牛耳るのかと思うと・・・この村の事を愛していたミルスの事を想えば、とても見過ごす事など出来なかったし。
確かに村人たちは、イズニアの事を人狼かもしれないと疑った。
でもそれは、ソムヌスの嘘があっての事で・・・それまでは羊飼いという身分の自分を受け入れてくれた、頼ってくれた。
「あの時の傷、直ぐに治ったの!
羊飼いさんって、本当に神様みたいだね!!」
傷の手当てをしてやった幼い少女は、目を輝かせてそう言ってくれた。
そんな村人たちがソムヌスの圧政下で不自由な生活を強いられているのを、イズニアは見捨てる事なんて出来なかった。
だから信心深い彼は「神」に請うた・・・「どうか罪深いソムヌスに、神の天罰を!」と。
でも「神」は、それには応えなかった。
慈悲深い「神」の応えは、こうだった。
「罪を憎んで、人を憎まず。
ソムヌスは、確かに罪深い事をした。
しかしその罪に対する罰は神が与えるもので、
人間のお前が関与するべき事ではない。」
人が人を罰する事が出来るのは「神の御名において」のみで。
罰が必要ならば「神」が与えるのだから。
お前は人を・・・ソムヌスを憎んではいけない、と。
ソムヌスの罪の為に、人であるイズニアが手を・・・魂を汚す必要は無いのだと。
それはとてもとても慈悲深い「神」の言葉だった。
だからイズニアは、
「神よ もはやあなたの赦しを請うつもりはない」
ミルスや村人たちの事を思えば、犯した罪相応の罰を受けるべきではないかと望んだだけで。彼は元より、ソムヌスの命を奪いたい訳では無かった。
だから神がそれすら許さないのであれば、人間である自分に出来る方法で罪を償わせるまで。
ソムヌスを裁判という人間の制度で裁き、罰を以て罪を償わせる・・・「神」の教えに反する「人間が人間を裁き、人間が罪を与える」という手段を選んだ。
心優しい「神」からすれば、ソムヌスを許す事が出来ない自分は心が狭く、愚かで、信心が足りないのかもしれない。
お前が闇に穢れる必要は無いのだという「神」の御心に背く自分こそ、罪深い人間なのかもしれない。
でも・・・例えそれで自分が「神」から見放される事になっても。
自分は人間として、人間の道を歩む事を選ぶ。
人間の法の下、必ずソムヌスに罪を償わせる・・・そう誓った。
勿論、イズニアは神の声は聞こえないので。
あれ程の罪を犯したにもかかわらず、天罰らしいモノも喰らわないソムヌスを見て、自身の解釈からそう判断した・・・って事にしかならないけど。
これ位だったら、そこそこ落ち着きが良くないかなって。
つまり「長い年月」を「ねんげつ」って読む&アーデンの2000年に引き摺られて「年単位の異常に長い期間」って印象になるだけで。
別に「長い年月」は「長い間」を表す言葉でもあるので「年単位」である必要は無い=「人狼裁判で拘束されていた期間」が長かったから「長い年月」という表現になってしまった。
そしてあの「献身者の聖衣」は、ソムヌスを裁判に掛けるにあたって、いつものみすぼらしい羊飼いの格好では相手にされないから(TPO大事)。
「裁判の下、絶対にソムヌスに罪を償わせる・・・!」
って、裁判に臨むイズニアの、決意の一張羅だったんじゃない?
本来なら圧倒的身分の差がある二人&イズニアが普段は下流層の「羊飼い」でも。
裁判の場にあの格好で現れて、持ち前の話術でソムヌスの罪を告発したら・・・結構、イイ勝負が出来そう。
あ、だから勿論、普段はいつも通り自分の使命である「羊飼い」をしてます。
確かに彼自身、それで自分が「神」から見放される事になるかもしれない・・・とは覚悟していた。
でも、だからと言って彼が「神」を見捨てる事にはならない。
この「見放されたとしても、「神」を信じ続ける心」が、彼の信心深さを物語ってる・・・そう言う事なんじゃないかな?
でないと、あの辛い出来事の後であろう2000年後の世界で、聖書を読んだり、食事前に祈りを捧げるなんて事、しないだろうから。
■□■□■□■□■□■□■□■□
【二人は本当に「恋人同士」だったのか?】
因みに・・・下世話な話しになりますが、先程書いた「アーデンとイズニアの、存在のバランスを保つ(=同期を取る)」という見方で言えば。
イズニアはミルスに手を出していない、と思います・・・って言うか。
ここまで書いといて今更だけど、よくよく考えたら当人同士が「恋人同士」と思っていたかも怪しくなって来た。
これ、何でかって言うと、
◆炎神イフリート&氷神シヴァの場合
⇒あくまでも後世「恋人同士と勘違いされる程、仲が良かった双子の兄妹神」で、当然「恋人同士」では無い。
⇒確かに氷神シヴァは、炎神イフリートの「特別な存在」になりたかったかもしれないけど。あくまでも「特別な存在」に拘っただけで、「恋人同士」と望んだ訳では無い。
◆アーデン&エイラの場合
⇒アーデン(炎神の魂を持つ人間)&エイラ(氷神の魂を持つ人間)として、それぞれの「神様の魂」から生み出された二人は、同じく「神様の魂」で繋がる炎神イフリート&氷神シヴァの「想い出・記憶」を継承している。
⇒人間としての命を与えられたエイラは、予てより漠然と抱いていた「アーデンの特別な存在」に「恋人同士」という関係を求めた。
⇒でもこれは最初から「恋人同士」を求めた訳では無く。まず「特別な存在って何だろう?」って自己問答が先にあって、その結果「人間達のように、一人の女性として愛して欲しい(恋人同士)」って考えに至った・・・そういう流れ。
⇒でもアーデンにとって、エイラは以前同様「大切な妹」だったので。「恋人同士」どころか、エイラが自分に対してそんな感情を抱いている事にすら全く気付いていなかった。
つまり「炎神イフリート&氷神シヴァの場合」も「アーデン&エイラの場合」も、互いに「特別な存在」であっても「恋人同士」ではなかったので。
ここに来て「イズニア&ミルスの場合」だけ、完全に出来上がってる「恋人同士」っていうのは・・・非常に申し訳ないけど、都合が悪い。
要は、イズニアが「アーデンと混同される程の、存在がソックリさん」なら。
やっぱり「イズニア&ミルスの場合」も、互いに「特別な存在」であっても「恋人同士」ではなかった・・・って設定に寄せなきゃならない。
という事情から、あの二人は「特別な存在」であっても「恋人同士」ではなかったので、当然イズニアはミルスに手を出していない・・・って事に。
何て言うか・・・多分、イズニアはそこまで求めなかったんじゃないかな。
自分の「目」の事&羊飼いという使命を選んだ時点で「結婚&子を望む」事を、人生の選択から外していた可能性も有るし。
その最たる理由が「相手の女性に申し訳ないから」なら・・・例え彼が彼女を「一人の女性として愛していた」としても。
寧ろ、愛していたからこそ・・・ミルスに其れを望む事は無かったんじゃないかな。
だからあのプロポーズみたいな「ずっと一緒にいてくれ」も、「恋人・伴侶」としてではなく、純粋に「ずっと一緒にいてほしかっただけ」=「友達以上、恋人未満」って言うか・・・イメージするなら、
「恋人とまでは望まない。
けど、オレの事を特別と思ってくれたら嬉しい。」
いやいや・・・恋人を望む女性側からしたら、こんな事を言われたら堪ったモンじゃないですけど。
だから、この辺りも「アーデン似」って事じゃないかな。
良くも悪くも、周囲を勘違いさせる&その気にさせるのが上手い「天性の人たらし」みたいな。
■□■□■□■□■□■□■□■□
【肉食系女子は、羊さんを食べたいそうです】
更に補足すると・・・この「実は二人は、恋人同士じゃなかったかもしれない?」ってのは、今回の記事を書いていて思ったんですけど。
例え「恋人同士」だったとしても、イズニアはミルスに手を出していなかったと思います(これは最初からそういうイメージ)。
何でかって言うと偽典 24で書いた様に。ソムヌスとの婚約話が嫌になって村を飛び出して来たミルスに対してイズニアは、
「嫁入り前の娘さんが夜になっても戻らないとあっては、
親御さんが心配するだろうから・・・今日はもう家に戻りなさい。いいね?」
そちらの方が心配だったので・・・その日は彼女を村の近くまで送り届け「じゃあね」と、別れを告げた。
つまり「嫁入り前の娘さんが夜になっても戻らなかったら、親御さんが心配するだろうな」って考えが真っ先に出て来るような「とても信心深い、心優しい羊飼いさん」で。
夜道が心配だから村の近くまで送って行ったけど、別れ際ですら「じゃあね」って言葉だけの下心なんてまるで無い「送り狼とは無縁な、聖人君子(←「(人)狼では無い」という事も掛けてある)」なので。
もしも、いつかどこかの世界&時間軸で、ノクト達に二人の関係を揶揄われる事があったら、
「ここここ婚前交渉なんて、と、と、とんでも無い!! \(>ω<〃)/ 」
って言って、今時っ子達に半眼で「え、ダサっ・・・ ( ¯⌓¯ )」って言われてそう・・・そんなイメージ。
これに関しては「ミルス=神に仕える巫女・聖女」&神の教えとして「婚前交渉を神は望まない=罪」と考えていた・・・ってのがベースにはあると思うけど。
それにしたって、イズニアの「想い出・記憶」の中のミルスの格好って・・・実は結構際どいので(サイドのスリットとか・・・手、差し込み放題やん)。
自分に対してあれだけ好意を寄せてくれてる女性が、あんな格好でボディタッチ&パーソナルスペースに侵入してきても「流されない」ってのは・・・成人男性としては、逆に不健全な気がしないでもない。
だってイズニアの「想い出・記憶」にあるって事は、気付いていないんじゃなくて見てはいるんだよ、あの太腿。その上で何とも思わないって・・・良いか悪いかは別にして、精神構造すごくない?
だとすると、そんなイズニアに対してミルスの方が積極的だった・・・って可能性も出て来る訳で。
あくまでも可愛く・・・「プゥッ!」って頬っぺた膨らませながら、
(私は貴方に、一人の女性として愛してほしい。
貴方との子を授かりたいのに・・・何で分かってくれないの? ( ○'н' ))
思いが伝わらない男性側に、女性側がじれったく思ってるって構図は「アーデン&エイラ」と同じになるので。
今は設定のバランス的にも、物語のイメージ的にも「二人は「特別な存在」であっても「恋人同士」ではなかったので、当然イズニアはミルスに手を出していない」の方が落ち着きがイイかな・・・って思ってます。
という訳で・・・据え膳用意されても、自分の為のお膳と気付きすらしない「草食系男子」のイズニアと。
羊(飼い)さんを美味しく頂く為に、据え膳の準備に余念が無い「肉食系女子」のミルス・・・と言う、今まで自分の中に無かった「エイラxアーデン(ミルスxイズニア)」と言う概念が生まれました。
あの「ずっと一緒にいてくれ」って言われた後の、寂し気な表情の下。
実は内心「・・・いい加減、気付いてよ」って、舌打ち・・・ではなく憂いていたのかと思うと、全力で応援してあげたい気持ちでいっぱいです。
尤も物語としては、エイラもミルスも未達に終わってる訳ですが。でも、
大概にせぇよ ( º言º) ・・・って、堪忍袋の緒が切れたミルスに上半身引っぺがされたイズニアが、
ヒィィィ (꒪⌑꒪.)!!! ・・・って、壁際まで追い詰められてるのを、三頭身デフォルメキャラで想像したら、とてもカワイイ&和やかで良いと思います。
遠い目で「あぁ・・・そんな事もあったね」みたいな(過ぎ去りし日の美化された想い出)。
因みに、ミルスも「エイラと混同される程の、存在がソックリさん」だとすると、「初代神凪・エイラ」も「肉食系女子」って事になるので(アーデンの従者達には「恋人同士」って勘違いされてたんだから・・・多分そんな感じだったんじゃないかな)。
実際、血統的にはちょっとズレてるとは言え・・・実はああ見えて、フルーレ家の血統は肉食系なのかもしれないと思うと、ギャップ差にドキドキします。
だけど真面目な話をすれば、フルーレ家は神凪の一族として、血を絶やす訳にはいかないので。
本心から「この人の子を授かりたい」って思える相手がいるのなら、本能的に落としに掛かるって言うのは、それはそれで正解な気もします・・・寧ろ、血統維持の為に仕組まれた本能と言うか。
だって、本当に愛する人と結ばれる事なく。
世継ぎの為に、他の相手と結婚させられるって言うのは、尊い血統を維持する為とはいえ可哀想だから。
子々孫々がそんな不幸な目に合わない為にと、遺伝子レベルで受け継がれて来たのが、
「一緒になりたい相手がいるなら、何が何でも逃がすな・・・! ( "ºДº")ノ」
って言う、体と魂に刻み込まれた、フルーレ家先祖代々の有難い教え。
で、フルーレ兄妹の「母親・シルヴァ」は、この本能の影響が強かったんだろうなって。
フルーレ兄妹の父親って、全然情報掴めないんですけど。
今回の「イオスの世界(子要素)」では無いにせよ、あの人はかな~り無理難題な相手を見事射止めてたと思う。
何て言うかシルヴァは・・・敢えて「勘違いが起きる表現」で表すなら「魔性の女」って感じなんだけど。
実際のトコは【FF8】のリノアみたいな、天然で「私のことが・・・好きにな~る 好きにな~る」とか言っちゃう・・・そう言うイメージ。
要は「魔性の女」とは言っても艶っぽい意味では無くて、単純に「男性の気を引くのが上手い」事が転じて「魔性の女」になった、そんな感じ。
■□■□■□■□■□■□■□■□
最後、ちょっと横に逸れましたが・・・。
え、でも可愛くない?今時っ子達にやいのやいの言われて、
「今時の子は、爛れてるんだねぇ・・・ 。゚(PД`q*)゚。」
って、ジェネレーションギャップの前に打ちひしがれるオジサン(世にも珍しいタイプのアーデン)。
まぁ・・・この台詞も、この文脈あって意味するトコが伝わる訳で。
「今時の子は、爛れてるんだねぇ・・・ 。」
この台詞だけが独り歩きしたら、全然違う意味で伝わると思うよ・・・色んな意味で。
だから「物事を正確に伝える」ってのは、文章ですら難しい・・・多分、会話でなら尚更。
で、そうやって「思い込みによって解釈された、結果の世界」が「今のイオスの世界(子要素)」なんじゃないかな?
PR
COMMENT