落書き帳の10ページ目
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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《偽典 15》
- 2024/06/03 (Mon) |
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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【「【FF15】はオカシイのか?」って問題】
【正直「設定」は、オカシイかもって思ってます】
【レイヴスと「テネブラエ王家礼服」の謎?】
《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【「【FF15】はオカシイのか?」って問題】
【正直「設定」は、オカシイかもって思ってます】
【レイヴスと「テネブラエ王家礼服」の謎?】
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今回の二次創作は「おかしいんだったら、おかしくなっている理由を付けてやればイイ」って逆からの発想で、強引に突破する事にした訳ですが。それって、
「じゃあ、結局やっぱりオカシイって思ってる事やん?」
って事になってしまうので(そう思ってなきゃ、そういう発想にはならない)。
出来るだけ誤解の無いよう、今回はこの「【FF15】はオカシイのか?」って問題に対する補足をさせて頂こうと思います。
とは言っても、そもそも【FF15】プレイしてないヤツが、勝手な妄想を展開しているだけなので。
「そういう風に考えながら、
この二次創作を考えてるんだな。」
程度に留め置いて頂ければと思います、よろしくお願いいたします。
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【「【FF15】は、オカシイのか?」って問題】
最初に、シナリオに関してですが。個人的には、
「【FF15】は色々言われてはいるみたいけど。
押さえておくべきトコは、何とか頑張って捻じ込んだんだろうな。」
つまり「筋は通してあるので、おかしく無い」と、思っています。
どういう事かと言うと、【FF15】って紆余曲折あって今の形に落ち着いた。
でも本当は、もっと大容量のゲームにしたかった⇒でも1枚で収めなきゃならない⇒途中まで創ったモノの方針転換&時間とかお金とか容量とか色々足りない・・・だったとしたら。
方針転換の時点で、どれ位まで進捗が進んでいたのかは当然知りませんが。
この状況って、もう変更が出来ない部分が多いほど、それを転用しなきゃならない=「それを活かしつつ、ゲームを創り変えなきゃならない」って制約が掛かってしまうので。
寧ろ、ゲームを一から創るよりも、よっぽど難しいだろうなって。
だって「もうムービーとか出来てるのに、違う話に変更しなきゃならない」ってなったら、スタートラインは「どんなシナリオにするか?」ではなく、まずは「旧シナリオ前提で創ってたムービーと、新シナリオをどうやって繋ぐか?どう活かすか?」ってトコになってしまうので。
そういう事情を鑑みると、本来詰め込みたかった内容の半分位しか詰め込めてなくても、不思議では無いなと思ってて。
じゃあ、本当は詰め込みたかった残り半分・・・これが何なのかって言うと。
「どうして、こうなったのか?」「何で、ここでそうなるのか?」みたいな、今あるシナリオの補足・肉付け・補完部分まで手が回らなかったのでは無くて。
本来ちゃんと描きたかったんだけど、諸事情により詳しく描けなかった部分。
内容を詰め込む余裕が無かったので、ギュッと圧縮せざるを得なかった部分・・・なんじゃないかなって。
でもこの「圧縮」って表現・・・適切かというと自信無くて。
例えばの話。「ぶどう狩り」に行った事を、日記を書くとしたら。
本当なら「誰と行ったか」「どんな品種があったか」「ぶどうを摘む時に気を付ける事」「味はどんなだったか」「ぶどう狩りから学んだ事」・・・等々、色々書きたかったんだけど。
「ぶどう狩りに行きました。
大変だったけど、楽しかったです(また行きたいです)。」
手抜きとか、文才が無かった訳では無く。本当に時間&書くスペースが無かったので、何とか伝えたい部分を簡潔にまとめた結果、そういう内容になってしまった・・・って感じ。
だから本当に中身は分かんない・・・想像するしかないんだけど。
ぶどう狩りに行って、何か色々経験して、帰って来たんだなってのは分かる。そういうニュアンスでの「圧縮」って表現。
で、ここがちゃんと描けなかったでいで、物語の核心部分が抜け落ちたみたいになってる=全体的にスカスカしてるんじゃなくて、部分的にズボッっと抜けてる印象。
だから、シナリオとしては「起(1):承(7):転(2):結(0)」位になっている=【FF15】で描かれていた物語は、本来描きたかったシナリオの「承」の部分を厚めに取っていて。
本来ちゃんと描きたかった「起」「転」の部分が、ギュッと圧縮された形で、何とか捻じ込まれている・・・それが今出来る、精一杯だったから。
で「ギュッと圧縮された形で、何とか捻じ込まれている」って事は、ギュッと圧縮されてるから詳しい内容までは分からないけど、無理矢理捻じ込まれてはいる。
さっきの例えで言えば、「誰と行ったか」「どんな品種があったか」「ぶどうを摘む時に気を付ける事」「味はどんなだったか」「ぶどう狩りから学んだ事」は分からないけど、「ぶどう狩りに行きました。大変だったけど、楽しかったです(また行きたいです)。」って事は分かる・・・って事なので。
核心部分の詳細が分からないので、分かりにくいのは分かりにくいんだけど。
物語としては、ちゃんと「起承転(結)」が押さえられている&筋が通るようには創られている。
ここに関しては、それこそ【FF15R】でも出ない限り、その圧縮された内容を知る事は出来ないんだろうけど。
もしそれをプレイしたら「あぁ、あれがそう言う事だったのか!」「そんなの分かる訳ないやん!」って分かる程度には、筋道付けてあるんじゃないかな・・・って勝手に思ってます。
因みに「起(1):承(7):転(2):結(0)って、結(0)やったら、抜けてるやん?」って感じですが。
この「起承転結」の「結」は、元々リメイクとして出すつもりだった・・・そんな感じじゃないかなぁ(DLCとか小説版とは別物)。
いや、これは「そうであって欲しい」って、個人的希望なんですが。
もしも【FF15(起承転)】の後の、新しい【FF15R(結)】の世界があるのなら・・・見てみたかったなって(まずは【FF15】プレイしてから言えよ・・・って感じですが)。
何せ、ここまで長々と二次創作を書いてきた位ですので。
シナリオに関しては「【FF15】のシナリオは、おかしくない(=ちゃんと筋が通っている)」と思っているんですが。
それだけに「結に当たる部分があったなら、日の目を見せてあげて欲しかった」と、七瀬は思っています。
だってもしも【FF15(起承転)】の後の、新しい【FF15R(結)】の世界・・・つまり【FF15】によって修正された結果の、異なる未来の【FF15R】という構成で考えられていたとしたら。
【FF15】のノクティス&アーデンは、未来の【FF15R】の為に、今の自分を捧げたって事だろうから。
その【FF15R】が計画倒れになって世に出せないってなったら、【FF15】の彼らが何の為に自分を犠牲にしてまで戦ったのか・・・って理解して貰えないままになってしまう。
「ノクティスもアーデンも、頑張ってくれたんだけど。
ちょっと計画が狂っちゃって・・・意味無くなったんです(伏線回収不可)。」
そんな無駄死にみたいなの・・・ノクティスとアーデンが、可哀想じゃない?
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【正直「設定」は、オカシイかもって思ってます】
ただ、やっぱり「設定」はオカシイと思っていて(急な掌返し)。
さっきも書いたように、「シナリオ」は主観による部分があるので、七瀬の主観&思い込みでどうこう言うモンではないと思うんですが。
「設定」がオカシイのは、作中でちゃんと「設定がオカシイ理由」「そういう風になっている背景」が語られていないのなら、それはやっぱり「オカシイ」ままなんじゃないかな・・・って。
で。これに関しては「何でこんな設定になってるの?」って、気になる事は色々あるんですけど。
分かりやすい違和感で言うと「レイヴスのサーコートの紋章」・・・あの、これ見よがしにヒラヒラさせてるの、すっごい気になるんですけど。
本来の「紋章」の成り立ち&意味を考えたら「設定」として有り得ないというか・・・「どこでどうなったら、そうなるの?」って。
参考までに・・・現在言われている「紋章」の起源って、Wikipediaによると、
ヨーロッパの各地で一種の社会現象として次々に発祥し、戦場において顎まで及ぶ鎖帷子と兜で顔を隠した個人を識別する“しるし”として、盾に紋様を描いたことが起源とされる。
という事は「紋章=戦場での個人識別」という要素を持っているって事なので。
確かにファンタジー世界である【FF15】が、どこまで現実世界の設定を重視するかって話ではある・・・だっていくら現実世界の設定とかけ離れてても、一言「ファンタジーだから」で済んじゃう話だし。
だから、それで済む方にとっては、それで良い問題なので・・・何も全面的にオカシイとは言わないけど。
ただ個人的には、あの「紋章」に関しては、作中で納得出来る説明がないなら、それはやっぱりオカシイんじゃないかなって。
だってあれって、ニフルハイム帝国将軍(=軍のトップ)が、テネブラエ(=属州)の紋章をヒラヒラさせて戦場に立ってるって事でしょ?
そりゃ頭の固い連中じゃなくても怒りそう(=普通ではあり得ない)・・・って言うか。
本来なら、ニフルハイム帝国将軍のレイヴスがあの「テネブラエ王家礼服」を着用して戦場に立つ・・・って「設定」にするなら、それに見合うかなり重い「理由」がなければバランス取れなくないかな?
そもそもレイヴスって、【FF15】直前の「グラウカ将軍が戦死⇒その後釜としてニフルハイム帝国将軍に収まった」って経緯が乗っかってて、この辺りの時間軸が「ん?」ってなるんですが。
将軍になったのが、その【FF15】冒頭部のタイミングなだけで。
ニフルハイム帝国に身を移したのは「12年前のテネブラエ襲撃」がキッカケ・・・つまりその直後かは分からないけど、それなりに昔からニフルハイム帝国の軍人として過ごして来た。
・・・と言う前提で、パッと思いつく可能性はと言うと、
①その頃からず~っと「テネブラエ王家礼服」を、軍服として着用していた。
その場合、成長期も挟んでる(レイヴス16~28歳)&テネブラエを離れて12年も経ってるなら、何度かは仕立て直している筈⇒その度に「テネブラエ王家礼服」を仕立て直しては、ニフルハイム帝国の頭の固い連中に嫌な顔されつつも、軍服として着用し続けてたって事?
②下級兵時代は、真面目にニフルハイム帝国軍の兵装を着用⇒自前の軍服が許される階級(将官クラス?)になってから「テネブラエ王家礼服」を、軍服として着用しだした。
その場合、下っ端の頃は大人しく軍規に従っていたのに(髪型も丸刈り?)。
お偉いさんになった途端、突然「俺はテネブラエを捨てた訳では無い・・・!」って自己主張、激しい人になったって事?
・・・何か「あの髪型も、何かへの反発なんか?」と思うと、ちょっと面白い・・・と同時に、彼の情緒が心配になります。どういう心境の変化なのって?
いやまぁ・・・この辺り、重箱の端を突き出すとキリが無いので保留しておきますが。
上記①or②どっちにしても、ちゃんとした理由が説明されていないのなら、イメージが見えにくいなって(ただただレイヴスが面倒臭いヤツになっちゃう)。
なので、他の納得出来そうな可能性を、何とかこの情報量で考えるなら、
③レイヴスは将軍(=ニフルハイム帝国軍最高位)になる直前まで、「テネブラエ兵の部隊」を任されていた。
つまり、レイヴスがニフルハイム帝国軍に入隊する決意をした時に、「レイヴス様、我々もご一緒致します!」って付いて来てくれた レイヴス信者 テネブラエの兵士達が居て。
彼らもレイヴスと一緒に入隊した為、ニフルハイム帝国軍の中に「テネブラエ兵だけで構成される小隊」が創られ(帝国側は混成部隊にはしたくなかった?)。
彼らは「ニフルハイム帝国正規軍」と「テネブラエ小隊」を見分ける為に、「テネブラエの紋章」をあしらった軍服を着用する事が許された(寧ろ見分けるという意味を推すなら、必須だったのかも)。
当然「テネブラエ小隊」の隊長はレイヴスだったので、レイヴスは彼らの士気を高める&テネブラエへの愛国心を示す為にも「テネブラエ王家礼服」を、軍服として着用し続けていた。
・・・七瀬には別の可能性って、これ位しか思い付かない。
そうは言っても「テネブラエ小隊」って、そんな見た目の兵士達って居なさそうだし(ニフルハイム軍って皆、同じに見える・・・お前らが個人識別の紋章付けとけって言いたい)。
頭の固い連中といい、ヴァーサタイルのモノ言いといい、レイヴスは軍内で孤立してた印象なので(親しげに声掛けてくれるのって、アーデンしか居なさそう)。
そんな反対意見が頭を過ってしまうと・・・何とか捻出した③の可能性も、レイヴスが「未だにテネブラエ王家礼服を、軍服として着用している理由」を優先した結果、肝心の「今の【FF15】での世界観・設定に合っていない(世界に痕跡が残っていない)」という事になってしまい。
これでは意味が通らないので・・・結局この「レイヴスの紋章問題」に関しては、未だ納得がいく可能性が見えず&モヤモヤしたままになってます。
と言う様な意味の、「設定」はオカシイかも・・・って話でした。
だから何て言うか・・・シナリオの都合で「設定」がオカシイというよりも。
そもそもの意味がオカシイと言うか、矛盾していると言うか・・・ぶっちゃけ「何で、そんな事になってるの?」って、チョイチョイ気にはなるなって。
尤も、途中で書いたように、「ファンタジーだから」「別に意味なんてない」「衣装デザインとして取り入れただけ」って思える方にとっては、それで正解だと思いますので。
あくまでも「七瀬の感覚的には、設定がオカシイと感じる」・・・というニュアンスで、よろしくお願いいたします。
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【レイヴスと「テネブラエ王家礼服」の謎?】
・・・って言うか、今更大前提の話①なんですけど。
あれって【FFRK】で「テネブラエのエンブレム」とか「テネブラエ王家礼服」ってなってるから「テネブラエの紋章(国章)」だと思ってるんですが・・・実は「テネブラエ」ではなく、「フルーレ家」or「レイヴス個人」の紋章って可能性は無いの?
いや、そもそもの話。
あの紋章が「フルーレ家」or「レイヴス個人」の紋章だったら、ニフルハイム帝国将軍の立場で身に付けてても、別に問題にはならないし。
もっと幅を狭めて「レイヴス個人」の紋章だった場合の、例えばの話。
本来の紋章の成り立ちって「個人識別」の為のモノ・・・ここを順守するなら。
実はレイヴスは、テネブラエの一族の長子という扱いでは無く。
あの紋章は、彼の為の紋章として創作され、その時に与えられた物だった。
だからあの紋章は、レイヴスの本当の出自を証明してくれる大事な要素・・・なので、何時まで経っても大事にしている(但し、本人はその事を知らない)。
・・・っていうのなら。
メタい都合&伏線という意味で、レイヴスの「個人識別」の証明の為に、設定の無理を通してまで、あの紋章を持たせ続けた・・・って意味も出て来そうだけど。
でもメタい事情を言い出すと、それこそ「没になった案の名残」って見方の方が、見易くなっちゃうかも。
もう完成してたので、修正する訳にも行かなかった・・・みたいな。
で・・・追加で今更大前提の話②なんですけど。
もしも「テネブラエ」or「フルーレ家」の紋章って思われているのは、ルナフレーナも同じ物を身に付けていたから、って理由だけなら。
レイヴスが左腕持って行かれて不要になった⇒ルナフレーナに渡っただけで、本当はやっぱり「レイヴス個人」の紋章だった・・・でも良くないかなって。
何て言うか、本来の紋章の意味を無視してまで、兄・レイヴスが頑なに身に付けてるのに対して。
妹・ルナフレーナはあの紋章、あんまり身に付けてないような気がして。
確かに、ルナフレーナはテネブラエがニフルハイム帝国の属領となってしまったから、帝国を刺激しない為にも紋章を身に付けるのを控えていた・・・って考え方も出来るけど。
それはルナフレーナ1人だったら通用するけど、お兄様がアレでは・・・兄があれだけ紋章を大切にして来たのに対して、妹はそこに重きを置かなかったと言うか。
同じ紋章を持っていた筈の二人の間に、紋章に対する温度差を感じると言うか。
本当にアレ、ルナフレーナも幼少から身に付けてた「テネブラエ」or「フルーレ家」の紋章だったのかな・・・?
気になって公式サイトを確認したら、ルナフレーナの「謁見用衣装」のデザインが載ってたんですが、この時も身に付けてなかったみたいだし。
普段は兎に角、謁見なんて公式の場だったら、礼儀として正装=紋章って身に付けるモンじゃないの?そういうモンでもないのかな?
公式の場って言えば、神凪就任の時とか、六神との誓約の儀式の時とか・・・そういう時にも、身に付けてそうなイメージだけど、付けてたっけ?
もしかして女性のルナフレーナは元々、紋章を身に付ける慣習が無かったのかな?
身に付けていたのは、左袖だけ喪章みたいな黒いラインの入ったデザインのワンピースの時だけ=レイヴスから譲られたから、それ以降身に付けるようになった・・・みたいな?
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という様に・・・「設定」に関しては色々気になる事があって、書き出すとキリが無いんですけど。
今、釈明している、七瀬が「おかしいんだったら、おかしくなっている理由を付けてやればイイ」って発想になった「おかしい」は、「シナリオ」ではなく「設定」の方。
なんですが。
その「設定がおかしい」って言うのは、スクエニ(ゲーム制作のプロ集団)だったら「おかしい」って分かってやってる筈なので。
七瀬は「シナリオ」ではなく、「設定」がおかしいと思ってるんだけど。
でもそれは「スクエニは分かってやってる(=意図的)」と、信じているので。
その結果、七瀬が個人的に「設定がおかしくなってるシナリオで正解」って発想に流れ着いても、それはそれで「一つの可能性の世界」って事で、大目に見てもらえないかな?
全ては七瀬が勝手に夢見ている「二次創作」という、夢の世界。
つまり夢見ているのは、自分自身だった・・・ってオチで。
今回の二次創作は「おかしいんだったら、おかしくなっている理由を付けてやればイイ」って逆からの発想で、強引に突破する事にした訳ですが。それって、
「じゃあ、結局やっぱりオカシイって思ってる事やん?」
って事になってしまうので(そう思ってなきゃ、そういう発想にはならない)。
出来るだけ誤解の無いよう、今回はこの「【FF15】はオカシイのか?」って問題に対する補足をさせて頂こうと思います。
とは言っても、そもそも【FF15】プレイしてないヤツが、勝手な妄想を展開しているだけなので。
「そういう風に考えながら、
この二次創作を考えてるんだな。」
程度に留め置いて頂ければと思います、よろしくお願いいたします。
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【「【FF15】は、オカシイのか?」って問題】
最初に、シナリオに関してですが。個人的には、
「【FF15】は色々言われてはいるみたいけど。
押さえておくべきトコは、何とか頑張って捻じ込んだんだろうな。」
つまり「筋は通してあるので、おかしく無い」と、思っています。
どういう事かと言うと、【FF15】って紆余曲折あって今の形に落ち着いた。
でも本当は、もっと大容量のゲームにしたかった⇒でも1枚で収めなきゃならない⇒途中まで創ったモノの方針転換&時間とかお金とか容量とか色々足りない・・・だったとしたら。
方針転換の時点で、どれ位まで進捗が進んでいたのかは当然知りませんが。
この状況って、もう変更が出来ない部分が多いほど、それを転用しなきゃならない=「それを活かしつつ、ゲームを創り変えなきゃならない」って制約が掛かってしまうので。
寧ろ、ゲームを一から創るよりも、よっぽど難しいだろうなって。
だって「もうムービーとか出来てるのに、違う話に変更しなきゃならない」ってなったら、スタートラインは「どんなシナリオにするか?」ではなく、まずは「旧シナリオ前提で創ってたムービーと、新シナリオをどうやって繋ぐか?どう活かすか?」ってトコになってしまうので。
そういう事情を鑑みると、本来詰め込みたかった内容の半分位しか詰め込めてなくても、不思議では無いなと思ってて。
じゃあ、本当は詰め込みたかった残り半分・・・これが何なのかって言うと。
「どうして、こうなったのか?」「何で、ここでそうなるのか?」みたいな、今あるシナリオの補足・肉付け・補完部分まで手が回らなかったのでは無くて。
本来ちゃんと描きたかったんだけど、諸事情により詳しく描けなかった部分。
内容を詰め込む余裕が無かったので、ギュッと圧縮せざるを得なかった部分・・・なんじゃないかなって。
でもこの「圧縮」って表現・・・適切かというと自信無くて。
例えばの話。「ぶどう狩り」に行った事を、日記を書くとしたら。
本当なら「誰と行ったか」「どんな品種があったか」「ぶどうを摘む時に気を付ける事」「味はどんなだったか」「ぶどう狩りから学んだ事」・・・等々、色々書きたかったんだけど。
「ぶどう狩りに行きました。
大変だったけど、楽しかったです(また行きたいです)。」
手抜きとか、文才が無かった訳では無く。本当に時間&書くスペースが無かったので、何とか伝えたい部分を簡潔にまとめた結果、そういう内容になってしまった・・・って感じ。
だから本当に中身は分かんない・・・想像するしかないんだけど。
ぶどう狩りに行って、何か色々経験して、帰って来たんだなってのは分かる。そういうニュアンスでの「圧縮」って表現。
で、ここがちゃんと描けなかったでいで、物語の核心部分が抜け落ちたみたいになってる=全体的にスカスカしてるんじゃなくて、部分的にズボッっと抜けてる印象。
だから、シナリオとしては「起(1):承(7):転(2):結(0)」位になっている=【FF15】で描かれていた物語は、本来描きたかったシナリオの「承」の部分を厚めに取っていて。
本来ちゃんと描きたかった「起」「転」の部分が、ギュッと圧縮された形で、何とか捻じ込まれている・・・それが今出来る、精一杯だったから。
で「ギュッと圧縮された形で、何とか捻じ込まれている」って事は、ギュッと圧縮されてるから詳しい内容までは分からないけど、無理矢理捻じ込まれてはいる。
さっきの例えで言えば、「誰と行ったか」「どんな品種があったか」「ぶどうを摘む時に気を付ける事」「味はどんなだったか」「ぶどう狩りから学んだ事」は分からないけど、「ぶどう狩りに行きました。大変だったけど、楽しかったです(また行きたいです)。」って事は分かる・・・って事なので。
核心部分の詳細が分からないので、分かりにくいのは分かりにくいんだけど。
物語としては、ちゃんと「起承転(結)」が押さえられている&筋が通るようには創られている。
ここに関しては、それこそ【FF15R】でも出ない限り、その圧縮された内容を知る事は出来ないんだろうけど。
もしそれをプレイしたら「あぁ、あれがそう言う事だったのか!」「そんなの分かる訳ないやん!」って分かる程度には、筋道付けてあるんじゃないかな・・・って勝手に思ってます。
因みに「起(1):承(7):転(2):結(0)って、結(0)やったら、抜けてるやん?」って感じですが。
この「起承転結」の「結」は、元々リメイクとして出すつもりだった・・・そんな感じじゃないかなぁ(DLCとか小説版とは別物)。
いや、これは「そうであって欲しい」って、個人的希望なんですが。
もしも【FF15(起承転)】の後の、新しい【FF15R(結)】の世界があるのなら・・・見てみたかったなって(まずは【FF15】プレイしてから言えよ・・・って感じですが)。
何せ、ここまで長々と二次創作を書いてきた位ですので。
シナリオに関しては「【FF15】のシナリオは、おかしくない(=ちゃんと筋が通っている)」と思っているんですが。
それだけに「結に当たる部分があったなら、日の目を見せてあげて欲しかった」と、七瀬は思っています。
だってもしも【FF15(起承転)】の後の、新しい【FF15R(結)】の世界・・・つまり【FF15】によって修正された結果の、異なる未来の【FF15R】という構成で考えられていたとしたら。
【FF15】のノクティス&アーデンは、未来の【FF15R】の為に、今の自分を捧げたって事だろうから。
その【FF15R】が計画倒れになって世に出せないってなったら、【FF15】の彼らが何の為に自分を犠牲にしてまで戦ったのか・・・って理解して貰えないままになってしまう。
「ノクティスもアーデンも、頑張ってくれたんだけど。
ちょっと計画が狂っちゃって・・・意味無くなったんです(伏線回収不可)。」
そんな無駄死にみたいなの・・・ノクティスとアーデンが、可哀想じゃない?
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【正直「設定」は、オカシイかもって思ってます】
ただ、やっぱり「設定」はオカシイと思っていて(急な掌返し)。
さっきも書いたように、「シナリオ」は主観による部分があるので、七瀬の主観&思い込みでどうこう言うモンではないと思うんですが。
「設定」がオカシイのは、作中でちゃんと「設定がオカシイ理由」「そういう風になっている背景」が語られていないのなら、それはやっぱり「オカシイ」ままなんじゃないかな・・・って。
で。これに関しては「何でこんな設定になってるの?」って、気になる事は色々あるんですけど。
分かりやすい違和感で言うと「レイヴスのサーコートの紋章」・・・あの、これ見よがしにヒラヒラさせてるの、すっごい気になるんですけど。
本来の「紋章」の成り立ち&意味を考えたら「設定」として有り得ないというか・・・「どこでどうなったら、そうなるの?」って。
参考までに・・・現在言われている「紋章」の起源って、Wikipediaによると、
ヨーロッパの各地で一種の社会現象として次々に発祥し、戦場において顎まで及ぶ鎖帷子と兜で顔を隠した個人を識別する“しるし”として、盾に紋様を描いたことが起源とされる。
という事は「紋章=戦場での個人識別」という要素を持っているって事なので。
確かにファンタジー世界である【FF15】が、どこまで現実世界の設定を重視するかって話ではある・・・だっていくら現実世界の設定とかけ離れてても、一言「ファンタジーだから」で済んじゃう話だし。
だから、それで済む方にとっては、それで良い問題なので・・・何も全面的にオカシイとは言わないけど。
ただ個人的には、あの「紋章」に関しては、作中で納得出来る説明がないなら、それはやっぱりオカシイんじゃないかなって。
だってあれって、ニフルハイム帝国将軍(=軍のトップ)が、テネブラエ(=属州)の紋章をヒラヒラさせて戦場に立ってるって事でしょ?
そりゃ頭の固い連中じゃなくても怒りそう(=普通ではあり得ない)・・・って言うか。
本来なら、ニフルハイム帝国将軍のレイヴスがあの「テネブラエ王家礼服」を着用して戦場に立つ・・・って「設定」にするなら、それに見合うかなり重い「理由」がなければバランス取れなくないかな?
そもそもレイヴスって、【FF15】直前の「グラウカ将軍が戦死⇒その後釜としてニフルハイム帝国将軍に収まった」って経緯が乗っかってて、この辺りの時間軸が「ん?」ってなるんですが。
将軍になったのが、その【FF15】冒頭部のタイミングなだけで。
ニフルハイム帝国に身を移したのは「12年前のテネブラエ襲撃」がキッカケ・・・つまりその直後かは分からないけど、それなりに昔からニフルハイム帝国の軍人として過ごして来た。
・・・と言う前提で、パッと思いつく可能性はと言うと、
①その頃からず~っと「テネブラエ王家礼服」を、軍服として着用していた。
その場合、成長期も挟んでる(レイヴス16~28歳)&テネブラエを離れて12年も経ってるなら、何度かは仕立て直している筈⇒その度に「テネブラエ王家礼服」を仕立て直しては、ニフルハイム帝国の頭の固い連中に嫌な顔されつつも、軍服として着用し続けてたって事?
②下級兵時代は、真面目にニフルハイム帝国軍の兵装を着用⇒自前の軍服が許される階級(将官クラス?)になってから「テネブラエ王家礼服」を、軍服として着用しだした。
その場合、下っ端の頃は大人しく軍規に従っていたのに(髪型も丸刈り?)。
お偉いさんになった途端、突然「俺はテネブラエを捨てた訳では無い・・・!」って自己主張、激しい人になったって事?
・・・何か「あの髪型も、何かへの反発なんか?」と思うと、ちょっと面白い・・・と同時に、彼の情緒が心配になります。どういう心境の変化なのって?
いやまぁ・・・この辺り、重箱の端を突き出すとキリが無いので保留しておきますが。
上記①or②どっちにしても、ちゃんとした理由が説明されていないのなら、イメージが見えにくいなって(ただただレイヴスが面倒臭いヤツになっちゃう)。
なので、他の納得出来そうな可能性を、何とかこの情報量で考えるなら、
③レイヴスは将軍(=ニフルハイム帝国軍最高位)になる直前まで、「テネブラエ兵の部隊」を任されていた。
つまり、レイヴスがニフルハイム帝国軍に入隊する決意をした時に、「レイヴス様、我々もご一緒致します!」って付いて来てくれた レイヴス信者 テネブラエの兵士達が居て。
彼らもレイヴスと一緒に入隊した為、ニフルハイム帝国軍の中に「テネブラエ兵だけで構成される小隊」が創られ(帝国側は混成部隊にはしたくなかった?)。
彼らは「ニフルハイム帝国正規軍」と「テネブラエ小隊」を見分ける為に、「テネブラエの紋章」をあしらった軍服を着用する事が許された(寧ろ見分けるという意味を推すなら、必須だったのかも)。
当然「テネブラエ小隊」の隊長はレイヴスだったので、レイヴスは彼らの士気を高める&テネブラエへの愛国心を示す為にも「テネブラエ王家礼服」を、軍服として着用し続けていた。
・・・七瀬には別の可能性って、これ位しか思い付かない。
そうは言っても「テネブラエ小隊」って、そんな見た目の兵士達って居なさそうだし(ニフルハイム軍って皆、同じに見える・・・お前らが個人識別の紋章付けとけって言いたい)。
頭の固い連中といい、ヴァーサタイルのモノ言いといい、レイヴスは軍内で孤立してた印象なので(親しげに声掛けてくれるのって、アーデンしか居なさそう)。
そんな反対意見が頭を過ってしまうと・・・何とか捻出した③の可能性も、レイヴスが「未だにテネブラエ王家礼服を、軍服として着用している理由」を優先した結果、肝心の「今の【FF15】での世界観・設定に合っていない(世界に痕跡が残っていない)」という事になってしまい。
これでは意味が通らないので・・・結局この「レイヴスの紋章問題」に関しては、未だ納得がいく可能性が見えず&モヤモヤしたままになってます。
と言う様な意味の、「設定」はオカシイかも・・・って話でした。
だから何て言うか・・・シナリオの都合で「設定」がオカシイというよりも。
そもそもの意味がオカシイと言うか、矛盾していると言うか・・・ぶっちゃけ「何で、そんな事になってるの?」って、チョイチョイ気にはなるなって。
尤も、途中で書いたように、「ファンタジーだから」「別に意味なんてない」「衣装デザインとして取り入れただけ」って思える方にとっては、それで正解だと思いますので。
あくまでも「七瀬の感覚的には、設定がオカシイと感じる」・・・というニュアンスで、よろしくお願いいたします。
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【レイヴスと「テネブラエ王家礼服」の謎?】
・・・って言うか、今更大前提の話①なんですけど。
あれって【FFRK】で「テネブラエのエンブレム」とか「テネブラエ王家礼服」ってなってるから「テネブラエの紋章(国章)」だと思ってるんですが・・・実は「テネブラエ」ではなく、「フルーレ家」or「レイヴス個人」の紋章って可能性は無いの?
いや、そもそもの話。
あの紋章が「フルーレ家」or「レイヴス個人」の紋章だったら、ニフルハイム帝国将軍の立場で身に付けてても、別に問題にはならないし。
もっと幅を狭めて「レイヴス個人」の紋章だった場合の、例えばの話。
本来の紋章の成り立ちって「個人識別」の為のモノ・・・ここを順守するなら。
実はレイヴスは、テネブラエの一族の長子という扱いでは無く。
あの紋章は、彼の為の紋章として創作され、その時に与えられた物だった。
だからあの紋章は、レイヴスの本当の出自を証明してくれる大事な要素・・・なので、何時まで経っても大事にしている(但し、本人はその事を知らない)。
・・・っていうのなら。
メタい都合&伏線という意味で、レイヴスの「個人識別」の証明の為に、設定の無理を通してまで、あの紋章を持たせ続けた・・・って意味も出て来そうだけど。
でもメタい事情を言い出すと、それこそ「没になった案の名残」って見方の方が、見易くなっちゃうかも。
もう完成してたので、修正する訳にも行かなかった・・・みたいな。
で・・・追加で今更大前提の話②なんですけど。
もしも「テネブラエ」or「フルーレ家」の紋章って思われているのは、ルナフレーナも同じ物を身に付けていたから、って理由だけなら。
レイヴスが左腕持って行かれて不要になった⇒ルナフレーナに渡っただけで、本当はやっぱり「レイヴス個人」の紋章だった・・・でも良くないかなって。
何て言うか、本来の紋章の意味を無視してまで、兄・レイヴスが頑なに身に付けてるのに対して。
妹・ルナフレーナはあの紋章、あんまり身に付けてないような気がして。
確かに、ルナフレーナはテネブラエがニフルハイム帝国の属領となってしまったから、帝国を刺激しない為にも紋章を身に付けるのを控えていた・・・って考え方も出来るけど。
それはルナフレーナ1人だったら通用するけど、お兄様がアレでは・・・兄があれだけ紋章を大切にして来たのに対して、妹はそこに重きを置かなかったと言うか。
同じ紋章を持っていた筈の二人の間に、紋章に対する温度差を感じると言うか。
本当にアレ、ルナフレーナも幼少から身に付けてた「テネブラエ」or「フルーレ家」の紋章だったのかな・・・?
気になって公式サイトを確認したら、ルナフレーナの「謁見用衣装」のデザインが載ってたんですが、この時も身に付けてなかったみたいだし。
普段は兎に角、謁見なんて公式の場だったら、礼儀として正装=紋章って身に付けるモンじゃないの?そういうモンでもないのかな?
公式の場って言えば、神凪就任の時とか、六神との誓約の儀式の時とか・・・そういう時にも、身に付けてそうなイメージだけど、付けてたっけ?
もしかして女性のルナフレーナは元々、紋章を身に付ける慣習が無かったのかな?
身に付けていたのは、左袖だけ喪章みたいな黒いラインの入ったデザインのワンピースの時だけ=レイヴスから譲られたから、それ以降身に付けるようになった・・・みたいな?
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という様に・・・「設定」に関しては色々気になる事があって、書き出すとキリが無いんですけど。
今、釈明している、七瀬が「おかしいんだったら、おかしくなっている理由を付けてやればイイ」って発想になった「おかしい」は、「シナリオ」ではなく「設定」の方。
なんですが。
その「設定がおかしい」って言うのは、スクエニ(ゲーム制作のプロ集団)だったら「おかしい」って分かってやってる筈なので。
七瀬は「シナリオ」ではなく、「設定」がおかしいと思ってるんだけど。
でもそれは「スクエニは分かってやってる(=意図的)」と、信じているので。
その結果、七瀬が個人的に「設定がおかしくなってるシナリオで正解」って発想に流れ着いても、それはそれで「一つの可能性の世界」って事で、大目に見てもらえないかな?
全ては七瀬が勝手に夢見ている「二次創作」という、夢の世界。
つまり夢見ているのは、自分自身だった・・・ってオチで。
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