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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《偽典 12》

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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
 【イオスの世界(=子要素)の創造主は誰なのか?】
 【創造主=イオスの世界を夢見る存在】
 【目覚める事の無い「幸せな夢」を夢見て・・・】
 【「想い出・記憶」は継承される・・・次の世界の礎となる世界】

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 と、まぁ・・・ここまで長々と、
①ルシス王家が、事実&歴史の改編・改竄を繰り返してきたせいで、イオスの世界は終焉に傾いている。
②何故なら「全ては(我らが)王のために」と「王を慕い想う臣下や民」の事を思えば、ルシス王家は「彼らが思うルシス王家」でなければならなかったから。
③でも本当に必要だったのは、自分の思いを伝える&相手の話を聞くという当たり前の事。相手を思うあまりに、お互い「意思疎通」が出来ていなかった事が、全ての原因だった。
 と言う様な事を書いて来ましたが。
 これは「・・・とか書かれても、七瀬の文章力皆無で上手く伝わらないと思うので。どういう事かを、今回の二次創作のEDを例に説明。」と書いていた様に、別にニュアンスが伝わればイイだけの例え話なので、別に内容自体は重要では無いです(何なら適当だし)。

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【イオスの世界(=子要素)の、創造主は誰なのか?】
 なので、ココからやっと本題突入・・・というか今回は結構、核心部分(唐突)。
①ルシス王家が、事実&歴史の改編・改竄を繰り返してきたせいで、イオスの世界は終焉に傾いている。
 という事は理由を含め、ココまでで説明したつもりなんですが。
 だとしたら「終焉に傾くイオスの世界を憂いでいるのは、誰なのか?」という問題。
 先に手の内を明かすと、この「終焉に傾くイオスの世界を憂いでいる誰か」が、所謂「イオスの世界(=子要素)の、創造主」で、何度も何度も「イオスの世界の、誕生と終焉を繰り返している」・・・というのが、今回の二次創作の世界の構図・成り立ち。
 なのでこの「終焉に傾くイオスの世界を憂いで、世界の誕生と終焉を繰り返している創造主」の位置に誰かを当て嵌めなきゃ話が進まない。

 と、書くと面子的に「アーデン(=イズニア)じゃないの?」って感じですが・・・あの人は違います。
 確かに、旧約 47「この世界のラスボスを務める自分が「旅も未来も諦める=世界から身を引く」事で、「この世界の幕引きとし、次の世界へと希望を繋ぐ」という意味」と書いていましたが。
 イズニアさんはある意味「世界終焉へのトリガー」となっているだけで、彼自身が「世界の誕生と終焉を繰り返している」訳ではありません。

 だって、今回の二次創作のイズニアさんは、根っからの「考古学者(真実の探求者)」で。
 創世記絵画から消された神様の事を調べる為に、ここまで人生捧げて。
 神に匹敵する力を得たのに「ルシス王家が歴史を「改編・改竄」しているせいで、イオスの世界が終焉に傾いてしまっているんだから・・・ちゃんと王子を「真実」まで導いてあげなきゃ!」って、あくまでも「真実」をもって世界を救おうとした。
 そんな彼が、イオスの世界という世界の在り方に一喜一憂して、感情的に創り直したり終わりにしたりするかなって考えたら・・・やっぱりそのイメージが見えない。
 何て言うか・・・彼の根本にあるのは、やっぱり「考古学者(真実の探求者)」だと思うので。
 例え自分の意にそぐわない世界であっても、そこに万物生きとし生ける者ある限り、それを「事実・現実」として受け止める事が出来るんじゃないかな、って。
 発掘現場で自分が思っていたのと違う出土品が出ても、それはそれでちゃんと「これはこれで事実」と考える事が出来る、そこに「真実」という価値を見出せる・・・みたいな。

 後、立ち位置的に考えても・・・今のイズニアさんは「炎神イフリート」と同じく「炎神の魂を持つ存在」というトコまで来ていますが。
 【FFシリーズ】基準になってる頭で考えれば、「炎神」が「炎神イフリート」に繋がるイメージは見えても、そもそも「炎神」に「世界の創造主」ってイメージが無い。
 確かに【FF15】の「炎神イフリート」って、従来のイフリートと印象&設定が違うけど。
 そうであっても、あの「炎神イフリート」がイオスの世界の創造主・・・とは思えない。
 で、この「イオスの世界」も他と同様、世界の人々の「想い出・記憶」を設計図&「幻光虫(寄生虫)」を材料にして出来ている世界なので。
 あの「炎神イフリート」がイオスの世界の創造主とは思えない・・・そういう「想い出・記憶」が無いのなら。
 あの「炎神イフリート」をイオスの世界の創造主にする事は出来ない・・・と言う事です、構造・成り立ち的に。

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【創造主=イオスの世界を夢見る存在】
 と言う訳で「終焉に傾くイオスの世界を憂いで、世界の誕生と終焉を繰り返している創造主」は、イズニアさん(炎神由来)以外の誰か・・・と言う事になる訳ですが。
 じゃあ「世界を創造する力を持つ存在」「イオスの世界の創造主と言われて、納得出来るのは誰か?」と言うと、これはもう直感でしかないんですけど・・・七瀬的には「剣神バハムート」なのかな、と。
 つまり、この「イオスの世界(=子要素)」は「クリスタルの中で眠る、剣神バハムートが見ている夢が、幻光虫によって実体化した世界」という事。
 (補足) 但し「イオスの世界(=親要素)」は、別の成り立ち。

 これに関しては「直感でしかない」と書きましたが、一応ヒントというかキッカケになったイメージはあって。
 それが【FF10】の「夢のザナルカンド」の成り立ち・・・あれに近いのかな、って。
 確かに「祈り子(の夢)」「幻光体(虫)」「召喚士」という要素から出来ている夢のザナルカンドと全く同じ・・・って事は無いんだけど。
 「眠りに関するワード(ソムヌス・インソムニア)」「寄生虫(幻光虫の変異種?)」に加えて「バハムート(従来と違う役割)」の3つが出揃った時点で、何か【FF10】の夢のザナルカンドみたいだな・・・って。

 でも、構成する要素としては似通っているとしても、「バハムートの祈り子」は「バハムートという夢を捧げている、祈り子」だし。
 そもそもバハムートが、夢のザナルカンドを召喚していた訳では無い(エボンジュだっけ?)・・・ので。
 何かこの辺りの記憶がゴッチャになって出来上がったイメージが、今回の二次創作のイオスの世界(=子要素)と結び付いただけ・・・としか言いようがありません。

 なので・・・今回の二次創作の場合は、以下の様に置き換えます。
 夢を見ているのは「剣神バハムート」だけで、「イオスの世界の住人」は祈り子では無い。
 でも、イオスの世界の住人の「想い出・記憶」が、夢に間接的影響を与えてしまう(寝る前に怖い動画見たら、怖い夢を見ちゃう・・・みたいな)。
 で、幻光体(虫)って言うのは【FF15】では設定として出て来ないんだと思いますが。
 結局「寄生虫って言うのは、幻光体(虫)が勝手に寄生するよう変異したから寄生虫と呼んでいるだけで、本質は幻光体(虫)と同じ=生命エネルギー体」と見ているので、ほぼほぼ同じ。
 そして最後の召喚士に関しては・・・剣神バハムートの傍には、氷神シヴァが居ると思うので彼女が召喚しているのでもイイんだけど。
 そうなると、彼女も彼の「独りよがり」に加担しているって事になるので。
 どっちかっていうと「彼を一人にしておけないから一緒にいる」位の方が、話としてはまとまりがイイかな。
 なので今のトコ、召喚士の役割は「クリスタル」が受け持っていて、クリスタルよって召喚=実体化されているって事にしておきます。
 ・・・何時もの如く、またすぐに変更・修正するかもしれませんが。

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【目覚める事の無い「幸せな夢」を夢見て・・・】
 でも、そうなってくると当然問題になるのが「何で剣神バハムートが、イオスの世界を憂いで、世界を誕生と終焉を繰り返しているのか?」って事。
 そもそもの話【FF15】の剣神バハムートって、六神の中でも詳細不明というか、凄い重要ポジションっぽいのに、何だか訳分からんって印象しかない、んですが・・・それって逆に考えれば、設定弄りやすいって事でもあるので(ちゃんと設定が出来てるキャラは弄りにくい)。
 元々、七瀬は「レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話」を書く前の時点で「ソムヌスはクリスタルの中で眠っている」と書いていたので、それをそのまま引っ張ってきます。つまり、
 「炎神イフリート」と「イズニアさん」が、同じ「炎神の魂を持つ存在」であるのと同様。
 「剣神バハムート」と「ソムヌス」は、同じ「剣神の魂を持つ存在」と言う事。
 これに関しては、旧約 22「六神=兄弟姉妹の神様たち」で、生まれ順に並べると「①水神 ②巨神 ③雷神 ④炎神 ⑤氷神 ⑥剣神」と書いていた部分とも辻褄が合うので、結構見えやすいかなって。
 要は、イズニアさん(兄)&ソムヌス(弟)で、炎神イフリート(兄)&剣神バハムート(弟)と、共通の関係性が維持できるので、イメージを共有しやすいというか。

 と、まぁ・・・その辺りはかなり強引ですけど。
 もしも感覚的に「剣神バハムート=ソムヌス」が成立するなら、「何で剣神バハムートが、イオスの世界を憂いで、世界を誕生と終焉を繰り返しているのか?」って問題は、結構簡単に解決するんじゃないかなって。
 ルシス王国初代国王・ソムヌスが。
 後世のルシス王家が繰り返す事実&歴史の改編・改竄のせいで、イオスの世界が傾き続ける(真実から離れていく)のを憂い、本当の真実のイオスの世界を恋しがって。
 イオスの世界の誕生と終焉を、繰り返してしまっている・・・って事になるので。

 これに「イオスの世界=クリスタルの中で眠る、剣神バハムートが見ている夢が、幻光虫によって実体化した世界」を、重ねれば。
 イオスの世界って言うのは、剣神バハムートが見ている夢が、幻光虫によって実体化した世界・・・つまり彼は創造主的な立ち位置に居るんだけど、あくまでも「夢」なので自分が思うようにイオスの世界を生成する事は出来ない。
 じゃあ、彼がどんな夢を見るかと言うと・・・夢なので当然彼自身の「想い出・記憶」が基盤にあるんだけど。
 その夢は、イオスの世界の住人の「想い出・記憶」の影響を受けてしまう。
 だからイオスの世界の住人の「想い出・記憶」がネガティブに寄ってしまうと、彼の夢は悪夢に寄ってしまうし。
 ルシス王家の改編・改竄によって歪んでしまった事実を、イオスの世界の住人が「それが真実」と思い込んでしまう・・・そういう「想い出・記憶」を持ってしまうと、彼の夢でも「それが真実」となってしまう。
 その結果。彼の夢が悪夢になるという事は、当然その夢が実体化した世界は、ネガティブに寄ってしまうし。
 彼の夢で「それが真実」になるという事は、当然その夢が実体化した世界は、「それが真実」となってしまう、という事。
 例えそれが彼が望む「本当の真実のイオスの世界」から掛け離れてしまった世界でも、彼は「夢を見ている」だけなので、どうしようもなく。
 そうやって「想い出・記憶」は傾き続け、負の輪から抜け出すのが難しくなってしまい。
 彼は悪夢に魘されて目覚めては、また「本当の真実のイオスの世界」を夢見て眠りに就く。

 つまりこれが「イオスの世界(=子要素)は、誕生(眠り)と終焉(目覚め)を繰り返している」と言う事で。
 彼が悪夢に魘されて「ハッ!」って目覚めてしまうから、そのイオスの世界は終わりを迎えてしまい。
 目覚めた後の世界が「原初の海(イオスの世界の住人の「想い出・記憶」を留めたスフィアの海)」に戻っているを見て悲しみ。
 彼が望むイオスの世界を恋しがって再び眠りに就いてしまうので、そのごちゃ混ぜに撹拌されたスフィアの海から、新しいイオスの世界が生まれる・・・と、言う事なので。
 彼がイオスの世界を生み出したり壊したりしているのは事実だとしても。
 眠ったら夢を見て、悪夢に魘されて目が覚める・・・ってのは、自分では制御出来ない現象なので。
 それを「独りよがり」と、責めるのは可哀想ではあるし。
 彼自身どうしようもないのなら、誰かが救いの手を差し伸べてあげなきゃならなかった。

 だからこそ、彼にポジティブな事も、ネガティブな事も事実は事実・・・「全ての真実」として、それに基づく「想い出・記憶」を届けてあげる必要があった。
 確かに、今の「全ての真実」に基づく「想い出・記憶」が、彼の望む「本当の真実のイオスの世界」に繋がるかは分からない。
 でも「全ての真実」と言う事は、失われてしまった「本当の真実」も含んでいる・・・これは確かな事なので。

 彼に、彼が望む夢を見せてあげたい。
 彼が恋しがっている、本当の真実のイオスの世界。
 そんな幸せな夢を見る事が出来たら。
 彼はもう、悪夢に魘され目覚めてしまう事もなくなるだろうから。

 そしてその役割を果たす事が出来れば。
 また三人寄り添って、一緒に眠りに就く事が出来るだろうから。

 もう二度と目は覚まさない。
 幸せなイオスの世界・・・それは目覚める事の無い夢の世界。

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【「想い出・記憶」は継承される・・・次の世界の礎となる世界】
 「真の王」=「全ての真実を知る王」というのは、過去何度書きましたが。
 ノクティスが「真の王」となる事を求められたのは、彼が幸せな夢を見るのに必要な「本当の真実」を届ける為には、ノクティス自身が「全ての真実を知る」必要があったから。
 何でかと言うと、ルシス王家の改編・改竄によって事実が歪んでしまっている以上、その「全ての真実」を知る事が出来る&世界を正すべきはルシス王家の人間だったから、と言う事。
 尤も、今回の二次創作のノクトはノクトであって、ノクティスでは無かった=その役目は果たせなかった訳ですが。
 ノクトが「ルシス王家固有の能力」として持っていた「①触れた物質に宿る「想い出・記憶」を読み取る能力(=歴代王の棺に触れる事で、その力を授かる事が出来る)」「②「想い出・記憶」から、物質を生成する能力(=幻光虫を素材にファントムソードなどを生成)」・・・これも「全ての真実」を知る為に必要な能力だった、って事にしておけばイイよね(今、考えた)。

 そしてイズニアさんが、ノクトに対し「真の王」となるよう導いていたのは、自分がその役割を果たす事が出来ないから。
 嘗てのアーデンが「クリスタルに拒まれた」のにも通ずる考え方なんですが・・・彼は人々を救って回る中で、世界の負の感情を受け入れ過ぎてしまった。
 だから、そんなネガティブに寄った彼が、クリスタルの中の剣神バハムートに会いに行く事は出来なかったし。
 王家が改編・改竄した過去を調べるっていうのは、やっぱり王家の人間でないと難しいだろうし(権限的な問題で)。
 過去の過ちを認めて修正するっていうのは、時の施政者であるルシス王・・・つまりルシス王しか成し得ない事だから。

 本当はいつだって泣きたかった・・・涙で顔がグシャグシャになる程に。
 でも誰も理解してくれない、そんな事は許してくれない。
 侵食する闇に抗いながらの、一人ぼっちの長い長い孤独な旅。

 唯一の希望だったノクトは、結局「真の王」にはなれず。
 クリスタルの中で眠る彼に「全ての真実」を届ける事も出来なかった。

 それに、このイオスの世界が過去の「想い出・記憶」から出来ている以上。
 過去を知って変えられるのは、次のイオスの世界であって。
 今のイオスの世界の過去では無い・・・起きてしまった過去を変える事は出来ない。
「だからもう 諦めて
 旅も未来も ここでおしまい」
 これ以上、イオスの世界が傾かない為に・・・手遅れになる前に。
 彼は自らの命を差し出す事で、世界の幕引きを図った。

 最愛の兄が、自分の現身である子孫に討たれる。
 それは彼にとって、これ以上ない「悪夢」だろうから。
 きっと目覚めてしまう・・・それが「このイオスの世界が終わる」と言う事であり。
 それと同時に「この世界が、次のイオスの世界の礎となる」と言う事。

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