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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《偽典 11》
- 2024/05/08 (Wed) |
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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【イリスとレイヴスの「記憶の破壊」】
【国民思いの優しい女王・イリス】
【イレギュラーな神凪の王・レイヴス】
【ルシス王家の記録に埋もれた「本当の自分」】
【「全ては我らが王のために」という言葉の呪縛】
《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【イリスとレイヴスの「記憶の破壊」】
【国民思いの優しい女王・イリス】
【イレギュラーな神凪の王・レイヴス】
【ルシス王家の記録に埋もれた「本当の自分」】
【「全ては我らが王のために」という言葉の呪縛】
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【イリスとレイヴスの「記憶の破壊」】
とまぁ、ここまでを纏めると「ノクトの名前を、ルシス王家の記録に残したくなかった」ルシス王家が「ノクトの素性を曖昧に誤魔化した」結果、後のイオスの世界には、ノクトの曖昧な「想い出・記憶」が継承されてしまい。
似た境遇となった「ノクトとノクティスが同一視」されるようになってしまった・・・って事なんですが。
そうなってくると解決しなきゃならないのが、いくら「ノクトとノクティスが同一視」される状況が出来上がっていても、どこかで「イリスとレイヴスの記録が抹消(改編・改竄)」されない限りは「ノクトとノクティスが同一視」される事は無い・・・という問題。
どう言う事かと言うと。
儀典 8にも書いたように「ifエンド」の場合、本来なら「ルシス王」は、「レギス⇒(ノクト)⇒イリス⇒レイヴス(イリス懐妊を機に譲位)⇒ノクティス」と遷移する筈なので。
いくら「ノクト」と、本来なら三代先の「ノクティス」が同一視・・・つまり「くっ付く」ような状況が出来上がっていたとしても。
その間に挟まっている二代のルシス王「イリス」と「レイヴス」の事が、ルシス王家の記録にきちんと残されていれば、この二人を飛び越して「ノクトとノクティスが同一視」されるような事にはならない筈。
特に今回の場合。ノクティスはイリスとレイヴスの息子なので、息子が両親を飛び越えて先に即位するなんて事はあり得ないし。
何なら「ノクトとノクティスが同一視」された場合、ノクティス(息子)の方がイリス(母)より先に生まれる事になってしまうので、それこそ絶対にあり得ない。
つまり「ノクトとノクティスが同一視」されるには大前提として、イリスとレイヴスの「記憶の破壊」が必要で。
その「記憶の破壊」により「イリスとレイヴスがルシス王家の歴史から抹消(改編・改竄)」されたからこそ「その空白期間を埋める為にも、ノクト=ノクティスの方が都合が良い状況が出来上がった」⇒「ノクティスの存在が前倒しになり、ノクトと同一視される事になった」・・・という流れにしなきゃならない。
じゃあ、具体的にどういう経緯で「イリスとレイヴスがルシス王家の歴史から抹消(改編・改竄)」されてしまったかと言うと。
これは、この「イオスの世界(=子要素)」の時点で「改編・改竄」されてしまったノクトとは違って。
この「イオスの世界(=子要素)」の時点では、精々「詳しい記録が残されていなかった」程度だったんだと思います。流石に正式に王位に就いていたイリス&レイヴスの記録を、いきなり存在しなかった事にする・・・って言うのは、無理があるので。
でも「詳しい資料が残されていなかった」せいで、後の「イオスの世界(=子要素)」では、意図してか、偶然が重なってか「イリスとレイヴスがルシス王家の歴史から抹消(改編・改竄)」される事になってしまった。
そう書くと「あんなに臣下&国民の為に尽くした、イリスとレイヴスが気の毒」以外の何物でもないんですが。
先にも書いたように、二人の「記録の破壊」を行ったのは、後の「イオスの世界(=子要素)」のルシス王家(+α)であって。
この「イオスの世界(=子要素)」では、精々「詳しい記録を残さなかった」程度です。
で、この「詳しい資料を残さなかった」件ですが・・・一見「それが酷いんじゃないか?」って感じですが、今回の二次創作で言えば「ある意味、それも仕方がなかった」状況になっていたりします。と言うのも、
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【国民思いの優しい女王・イリス】
イリスの場合の「詳しい記録が残された無かった理由」は、単純明快で。
彼女に関しては、事実として「ルシス女王・イリス」としての在位期間が極端に短い&記録に残すような功績を残していないから「詳しい記録を残しようが無かった」という事。
まず国民感情的な話をすると。そもそも今回の二次創作のイリスは「レギスの実娘=ルシス王女」なんだけど「7~8歳の頃から、帝国宰相の保護監視下(国内に向けては、療養の為)」に置かれていて、しかも「16歳になったら、帝国皇子・ロキと結婚予定(平和的にルシス王国は帝国の属国)」と言う・・・ルシス王女でありながら、ルシス王国において「ほとんど忘れられた存在」となっていた。
そんな中、レギス崩御間もなく「療養先から帰還(実際は帝国より奪還)」し、王位継承権を持つのはイリスしか居なかった為「帰還後直ぐに、16歳程でルシス女王に即位」となり。
「8年振りに戻った祖国」でルシス女王として国の為に尽力するも、「即位1年後にはレイヴスと結婚」し、その「数か月後には懐妊を機に、王位をレイヴスに譲位した」・・・と言う事は。
ルシス国民にしたら「7~8歳の頃から療養の為にインソムニアを離れていた王女が、先王・レギスが亡くなった為、王都に帰還」し「王位を継いだと思ったら1年で結婚」・・・と思ったら「半年でご懐妊&それに伴い王位を譲位した」って事になるので。
国民達のイリスに対する「想い出・記憶」って言うのは、ルシス女王となる前からアヤフヤだったし(王家はイリス不在の8年間を「療養の為」と誤魔化し続ける為にも、メディア露出を避けていた)。
在位期間の短さが災いして、正式にルシス女王となった後もアヤフヤなままになってしまった(イリスの在位期間は一年半程しか無く、国民にしたら印象が薄いまま表舞台から姿を消した・・・という感じ)。
そしてルシス女王としての実務・功績はと言えば・・・残念ながら改編でも何でもなく、事実として「国民思いの優しい女王」としか書きようがなかった、と。
そりゃまぁだって「7~8歳の頃から、帝国宰相の保護監視下」って事は「父王・レギスの傍で政を学ぶべき機会を奪われてしまった」って事だし。
「16歳になったら、帝国皇子・ロキと結婚予定」って事は「元々、ルシス王として期待されていなかった」=「保護監視中、密かに帝王学を学んでいたって事もない」だろうし。
「先王・レギスが亡くなった為、王都に帰還」後、直ぐに「他に王位継承者が居なかったので即決で女王即位」って事は「ルシス王としての心構えも知識も経験も全くないまま即位」って事なので・・・そんなイリスがルシス女王になったトコで、真っ当にその務めを果たせる訳がない。
とは言え・・・そんなイリスでも時間が経てば、一人前の女王になれたかもしれない。
けど、即位1年後には「レイヴスと結婚」、その半年後には「ご懐妊でレイヴスに王位を譲位」なので、そうも行かなかった。
そう考えると・・・イリスが女王在位期間中に成した事って「ルシス女王即位」「レイヴスと婚礼」「王位後継者・ノクティス誕生」位しか無く。
どこかとの戦いに勝利したとか、領土を取り戻したとか。
大きな記念となるような行事を執り行ったとか、何十年と残る建築物を造ったとか。
そう言った「ルシス王家の歴史」に記録される様な功績を残す事は出来なかった。
でも女王として何も出来ないからこそイリスは、国民の想いに寄り添おうとした。
時間を作っては国民の元に赴き「今、不便に思っている事は何か?」「何が不足しているのか?」「どうすれば平和な日常を取り戻せるのか」など。
女王として自分が出来る事を・・・「皆は自分に何を望んでいるのか?」を聞いて回った(ルナフレーナの慰問訪問みたいなイメージ)。
そして「国民が望んでいる」と臣下に言われれば「国民が望むなら」と・・・レイヴスと結婚し、ノクティスという王位継承者も儲けた。
全ては「王を慕い想う臣下や民」の為に、「彼らが想い願う、ルシス王家」であるように。
確かに事実として、王様らしい事は出来なかったイリスだけど・・・そのルシスの民を想う心優しさ、護りたいという心強さは「正真正銘のルシス王」であり。
そんなイリスの優しさは国民に届いていたし、みんな知っていた。
だからこそ今回の「イオスの世界(=子要素)」には、こんな女王イリスの「想い出・記憶」が残った。
確かに幼く、歴代王の様な強さは無かったかもしれないけれど・・・「国民を護りたいという想いに溢れた、心優しい女王」だった、と。
でもそれは、裏を返せば「それしか書き残す事が無かった」「詳しい記録を残しようが無かった」という事でもあり。
「ルシス王家の歴史」に女王イリスとしての「詳しい記録が残す事が出来なかった」のも、これはこれで正真正銘の事実なので。
勿論「記憶の破壊」は、許されるモノではないけれど。
事実として「詳しい記録が残す事が出来なかった」故に、女王イリスとしての「想い出・記憶」が曖昧になってしまった結果。
後の「イオスの世界(=子要素)」では「記憶の破壊」が可能になる程に薄れてしまった・・・のは「ある意味、それも仕方がない事」だった。
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【イレギュラーな神凪の王・レイヴス】
レイヴスの場合の「詳しい記録が残された無かった理由」は、今回の二次創作の設定順守で良いなら単純明快&そうでないなら全く成立しない理由になりますが。
彼に関しては、事実として「ルシス王」としてよりも「神凪」としての「想い出・記憶」が強かった&そもそも本来「神凪=女性」なので、男性のレイヴスが神凪を務めている時点で「レイヴスのイメージが揺らぎやすかった」という事。
まず大前提として、今回の二次創作のレイヴスは神凪を務めていますが。
フルーレ家の慣例として、男性は「王の剣」の一族として、女性は「神凪」として、ルシス王家を支える・・・筈のトコを。
レイヴスの外見的特徴(アルビノの特徴)が、クリスタル信仰において「白=神聖な色」と結び付いた結果「妹のステラではなく、レイヴスが神凪に選任された」という経緯があり。
そもそも「男性のレイヴスが神凪」というのが、イオスの世界にとっては例外的存在だった。
というよりも「神凪だから女性だよね」って当たり前に思われる位に「男性のレイヴスが神凪」というのはイレギュラーな存在だった。
(補足) フルーレ家には、男性は「王の剣」として、女性は「神凪」として、ルシス王家を支える・・・って慣例があったけど、フルーレ家がテネブラエの統治者一族という立場にズレてしまった時点で、レイヴスは王の剣という要素を引き継げないし。
そもそも「王の剣」という組織自体が、長い時代&世界の流れの中で変質してしまっているので「王の剣=男性」という構図が成立しなくなってしまった。
そんな存在自体が曖昧と言うかアヤフヤというか・・・安定しないレイヴスが「神凪の王」として歴史に名を残そうと思ったら、何が必要不可欠だったかというと、そりゃ勿論イリスの存在で。
ルシス王国第113代目の王が、レギス。
ルシス王国第114代目の王が、レギスの実娘のイリス(正統後継者)。
ルシス王国第115代目の王が、イリスから王位を譲位されたレイヴス(イリスの王配)。
ルシス王国第116代目の王が、イリスとレイヴスの息子ノクティス(正統後継者)。
この関係がちゃんと「ルシス王家の記録」として継承されていれば「イリスはレギスの実娘なので当然女性」⇒「その王配であるレイヴスは男性」で安定する筈だった。
でもレイヴスの存在を留めてくれる筈のイリスの存在が、以前の記事にも書いたように、そもそも不安定なので。
イリスの存在が曖昧だったり揺らいだり傾いてしまった時点で、レイヴスの存在も一緒に傾いてしまった。
つまり曖昧な二人の記録を思い込みで解釈すれば、「神凪=女性」という想い込みの強さから、優先順位的に「神凪レイヴス=女性」が先に確定してしまい。
それに釣られて、伴侶である「イリスが男性(レギスの息子)」という解釈になってしまうので。
レギス亡き後「レギスの息子・イリス(正統後継者)」が、彼の跡を継いだものの。
何かしらの理由から「イリスの妻・レイヴス」が、王位を譲り受け。
その後は、レイヴスの死後。
もしくは、幼い息子が王位を継げる年頃になるまでレイヴスが女王を務めた後。
「二人の息子・ノクティス(正統後継者)」が王位を継いだ。
・・・多分ですけど、こっちの方がルシス王家としても、イオスの世界としても、スムーズというか、自然な解釈なんじゃないかな?
要は、レギス亡き後、彼の息子・イリスが王位を継いだんだけど、何らかの原因で妻・レイヴスに譲位。
その後は、ちゃんとイリスとレイヴスの息子・ノクティスが王位を継ぐって事は。
途中のレイヴスは救済処置みたいなモンで、他はちゃんとルシス王家の直系男子(男系男子)が王位継承している・・・って事になるので。
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【ルシス王家の記録に埋もれた「本当の自分」】
とは言っても、コレは一例であって。別に何が何でもレイヴスを女性にしたい訳では無く(レイヴスを女性化したら、ルナフレーナに分離するだけだし)。
ここで言いたいのは、それ位「レイヴスのイメージは揺らぎやすかった」という事。
特にイリス&レイヴスの「女性が王位を継いでいる」&「その伴侶(ルシス王家以外の人間)が王位を継いでいる」という流れは、ルシス王家の歴史で見ればイレギュラーだと思うので。
本当なら「何故そんな特例になっているのか?」を、殊更丁寧に記録に残しておくべきだった。
でも、このイオスの世界のルシス王家の臣下達は、それを良しとしなかった。
何故なら「療養の為」と、曖昧な嘘で誤魔化したイリスの過去を、国の記録として残すのは難しい事だったし(下手な嘘がバレるリスクは避けたい)。
何よりも、建国より続く神から授かった特殊な力を持つ一族。
その神に繋がる特殊な血脈が神聖視されるルシス王家にとって、王位継承者は直系男子(男系男子)である事が重要だとされていた為(これは七瀬の勝手なイメージ)。
「全ては我らが王のために」
この「女性であるイリス」「王家の血脈外であるレイヴス」の二人の王の記憶を「出来れば、あまり残したくない」という思いが働いてしまった。
そして後のイオスの世界では、ほとんど記憶が残っていないイリス&レイヴスの記録と、同一視されるほど似通ったノクト&ノクティスの記憶が「残っていた」せいで。
「全ては我らが王のために」
ルシス王家にとって都合が悪い二人の王を抹消・・・つまり「記憶の破壊」をし。
ノクトとノクティスを同一人物とする事で、神聖なるルシス王家の血脈を守りつつ、歴史上の整合性を保とうとした。
「全ては我らが王のために」
いつの時代でも、いつのイオスの世界でも・・・ルシス王家の忠実な臣下達は、それだけを想い王に仕えてきた。
世界の「想い出・記憶」を歪める事となっても、それが「我らが王のため」なのだと信じて。
そんな「王を慕い想う臣下や民」の想いに応える為にも、ルシス王家は彼らの行いを是とするしかなかった。
その為に歪んでしまった「事実」、失われた「真実」・・・残す事が許されなかった「想い出」や「記憶」の数々。
本当は、自分の想いを伝えたかった、嘘偽りない「本当の自分」をこの世界に残したかった。
でも「全ては我らが王のために」と・・・自身の全てを捧げてまで「王を慕い想う臣下や民」の事を、無碍にする事など出来ず。
結果「王を慕い想う臣下や民が望む、ルシス王家の在り方」である為に、ルシス王家は言いたい事も言えず、誰よりも傷付き、たくさんの大切なモノ・・・「本当の自分」すら、失ってしまった。
「王を慕い想う臣下や民」の「全ては我らが王のために」という言葉・・・それは悪意では無いからこそ断ち切れない、ルシス王家を縛る呪縛だった。
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【「全ては我らが王のために」という言葉の呪縛】
今回の二次創作の「通常ED」「ifエンド」両方最後は、この「全ては我らが王のために」という「王を慕い想う臣下や民」の声で締めていましたが・・・結論から言えば、まぁそう言う事で。
結局この「全ては我らが王のために」という言葉が、ルシス王家の人間を縛っていたんじゃないかなって。
だからどちらのEDも「イオスの世界(=子要素)」としては、ハッピーエンド(皆が「全ては我らが~」って祝ってくれる)なんだけど。
暗に「イオスの世界(=親要素)」としては、バッドエンド(皆が「全ては我らが~」って過ちを繰り返す)って意味を持たせてありました。
ラストを飾るモーグリ人形も、「幸せそう」と思うから「幸せそう」に見えるのであって・・・実はそうではなかった、みたいな(だってあの表情なので、どうとでも見える)。
話を戻して・・・【FF15】作中で言えば、別れ際のルナフレーナと、コルの案内で合流した王の剣のメンバー達が「全ては(我らが)王のために」と言っていたと記憶しているのですが。
この台詞って凄く印象に残ったというか、違和感を感じたというか、正直「ここまで言われたら、こわっ!」って(状況も状況だし)。
何が怖いって「そこまで言われたら、王としての自分が優先=いつも王様らしい自分を演じてなきゃならない」「自分の自由が無い」「本当の思いを、何も言えない」みたいな感じがして。
勿論、ルナフレーナも王の剣のメンバー達も、自分の全てを捧げる覚悟&本当にノクティスの事を思って「全ては(我らが)王のために」という言葉を口にしていたんだと思うんですけど。
だからこそルシス王家・・・ノクティスは「皆がそこまで自分に期待を寄せてくれているのだから、それを裏切る事は出来ない」って想いに囚われてしまったんじゃないかな?
本当は、もっと話し合うべきだった。
本当にそれが「全ては我らが王のために」なるのか・・・って。
でも「王を慕い想う臣下や民」は「我らが王のため」と思うあまりに、彼らが思う「ルシス王家の在り方」を信じ、そうとなるよう努力した。
本当は、もっと話し合うべきだった。
本当にそれが「王を慕い想う臣下や民」の在り方なのか・・・って。
でもそれが悪意では無く、自分の事を想っての事だと思うと、彼らの想いを踏みにじる様な事は出来なかった。
だから本当は、もっと話し合うべきだった。
本当にそれが正しい「ルシス王家の在り方」なのか・・・って。
きっと本当に必要だったのは、勝手に相手の事を想うのではない・・・きちんと相手の話を聞き、自分の言葉を伝えるという、当たり前の事。
そんな当たり前の事が、双方出来ていれば。
どんな辛い真実でも、受け入れがたい事実でも。
真実を受け入れ、事実から目を逸らさず・・・嘘偽り無い「本当の自分」のままに、皆一緒に歩んで行けたんじゃないかな?
【イリスとレイヴスの「記憶の破壊」】
とまぁ、ここまでを纏めると「ノクトの名前を、ルシス王家の記録に残したくなかった」ルシス王家が「ノクトの素性を曖昧に誤魔化した」結果、後のイオスの世界には、ノクトの曖昧な「想い出・記憶」が継承されてしまい。
似た境遇となった「ノクトとノクティスが同一視」されるようになってしまった・・・って事なんですが。
そうなってくると解決しなきゃならないのが、いくら「ノクトとノクティスが同一視」される状況が出来上がっていても、どこかで「イリスとレイヴスの記録が抹消(改編・改竄)」されない限りは「ノクトとノクティスが同一視」される事は無い・・・という問題。
どう言う事かと言うと。
儀典 8にも書いたように「ifエンド」の場合、本来なら「ルシス王」は、「レギス⇒(ノクト)⇒イリス⇒レイヴス(イリス懐妊を機に譲位)⇒ノクティス」と遷移する筈なので。
いくら「ノクト」と、本来なら三代先の「ノクティス」が同一視・・・つまり「くっ付く」ような状況が出来上がっていたとしても。
その間に挟まっている二代のルシス王「イリス」と「レイヴス」の事が、ルシス王家の記録にきちんと残されていれば、この二人を飛び越して「ノクトとノクティスが同一視」されるような事にはならない筈。
特に今回の場合。ノクティスはイリスとレイヴスの息子なので、息子が両親を飛び越えて先に即位するなんて事はあり得ないし。
何なら「ノクトとノクティスが同一視」された場合、ノクティス(息子)の方がイリス(母)より先に生まれる事になってしまうので、それこそ絶対にあり得ない。
つまり「ノクトとノクティスが同一視」されるには大前提として、イリスとレイヴスの「記憶の破壊」が必要で。
その「記憶の破壊」により「イリスとレイヴスがルシス王家の歴史から抹消(改編・改竄)」されたからこそ「その空白期間を埋める為にも、ノクト=ノクティスの方が都合が良い状況が出来上がった」⇒「ノクティスの存在が前倒しになり、ノクトと同一視される事になった」・・・という流れにしなきゃならない。
じゃあ、具体的にどういう経緯で「イリスとレイヴスがルシス王家の歴史から抹消(改編・改竄)」されてしまったかと言うと。
これは、この「イオスの世界(=子要素)」の時点で「改編・改竄」されてしまったノクトとは違って。
この「イオスの世界(=子要素)」の時点では、精々「詳しい記録が残されていなかった」程度だったんだと思います。流石に正式に王位に就いていたイリス&レイヴスの記録を、いきなり存在しなかった事にする・・・って言うのは、無理があるので。
でも「詳しい資料が残されていなかった」せいで、後の「イオスの世界(=子要素)」では、意図してか、偶然が重なってか「イリスとレイヴスがルシス王家の歴史から抹消(改編・改竄)」される事になってしまった。
そう書くと「あんなに臣下&国民の為に尽くした、イリスとレイヴスが気の毒」以外の何物でもないんですが。
先にも書いたように、二人の「記録の破壊」を行ったのは、後の「イオスの世界(=子要素)」のルシス王家(+α)であって。
この「イオスの世界(=子要素)」では、精々「詳しい記録を残さなかった」程度です。
で、この「詳しい資料を残さなかった」件ですが・・・一見「それが酷いんじゃないか?」って感じですが、今回の二次創作で言えば「ある意味、それも仕方がなかった」状況になっていたりします。と言うのも、
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【国民思いの優しい女王・イリス】
イリスの場合の「詳しい記録が残された無かった理由」は、単純明快で。
彼女に関しては、事実として「ルシス女王・イリス」としての在位期間が極端に短い&記録に残すような功績を残していないから「詳しい記録を残しようが無かった」という事。
まず国民感情的な話をすると。そもそも今回の二次創作のイリスは「レギスの実娘=ルシス王女」なんだけど「7~8歳の頃から、帝国宰相の保護監視下(国内に向けては、療養の為)」に置かれていて、しかも「16歳になったら、帝国皇子・ロキと結婚予定(平和的にルシス王国は帝国の属国)」と言う・・・ルシス王女でありながら、ルシス王国において「ほとんど忘れられた存在」となっていた。
そんな中、レギス崩御間もなく「療養先から帰還(実際は帝国より奪還)」し、王位継承権を持つのはイリスしか居なかった為「帰還後直ぐに、16歳程でルシス女王に即位」となり。
「8年振りに戻った祖国」でルシス女王として国の為に尽力するも、「即位1年後にはレイヴスと結婚」し、その「数か月後には懐妊を機に、王位をレイヴスに譲位した」・・・と言う事は。
ルシス国民にしたら「7~8歳の頃から療養の為にインソムニアを離れていた王女が、先王・レギスが亡くなった為、王都に帰還」し「王位を継いだと思ったら1年で結婚」・・・と思ったら「半年でご懐妊&それに伴い王位を譲位した」って事になるので。
国民達のイリスに対する「想い出・記憶」って言うのは、ルシス女王となる前からアヤフヤだったし(王家はイリス不在の8年間を「療養の為」と誤魔化し続ける為にも、メディア露出を避けていた)。
在位期間の短さが災いして、正式にルシス女王となった後もアヤフヤなままになってしまった(イリスの在位期間は一年半程しか無く、国民にしたら印象が薄いまま表舞台から姿を消した・・・という感じ)。
そしてルシス女王としての実務・功績はと言えば・・・残念ながら改編でも何でもなく、事実として「国民思いの優しい女王」としか書きようがなかった、と。
そりゃまぁだって「7~8歳の頃から、帝国宰相の保護監視下」って事は「父王・レギスの傍で政を学ぶべき機会を奪われてしまった」って事だし。
「16歳になったら、帝国皇子・ロキと結婚予定」って事は「元々、ルシス王として期待されていなかった」=「保護監視中、密かに帝王学を学んでいたって事もない」だろうし。
「先王・レギスが亡くなった為、王都に帰還」後、直ぐに「他に王位継承者が居なかったので即決で女王即位」って事は「ルシス王としての心構えも知識も経験も全くないまま即位」って事なので・・・そんなイリスがルシス女王になったトコで、真っ当にその務めを果たせる訳がない。
とは言え・・・そんなイリスでも時間が経てば、一人前の女王になれたかもしれない。
けど、即位1年後には「レイヴスと結婚」、その半年後には「ご懐妊でレイヴスに王位を譲位」なので、そうも行かなかった。
そう考えると・・・イリスが女王在位期間中に成した事って「ルシス女王即位」「レイヴスと婚礼」「王位後継者・ノクティス誕生」位しか無く。
どこかとの戦いに勝利したとか、領土を取り戻したとか。
大きな記念となるような行事を執り行ったとか、何十年と残る建築物を造ったとか。
そう言った「ルシス王家の歴史」に記録される様な功績を残す事は出来なかった。
でも女王として何も出来ないからこそイリスは、国民の想いに寄り添おうとした。
時間を作っては国民の元に赴き「今、不便に思っている事は何か?」「何が不足しているのか?」「どうすれば平和な日常を取り戻せるのか」など。
女王として自分が出来る事を・・・「皆は自分に何を望んでいるのか?」を聞いて回った(ルナフレーナの慰問訪問みたいなイメージ)。
そして「国民が望んでいる」と臣下に言われれば「国民が望むなら」と・・・レイヴスと結婚し、ノクティスという王位継承者も儲けた。
全ては「王を慕い想う臣下や民」の為に、「彼らが想い願う、ルシス王家」であるように。
確かに事実として、王様らしい事は出来なかったイリスだけど・・・そのルシスの民を想う心優しさ、護りたいという心強さは「正真正銘のルシス王」であり。
そんなイリスの優しさは国民に届いていたし、みんな知っていた。
だからこそ今回の「イオスの世界(=子要素)」には、こんな女王イリスの「想い出・記憶」が残った。
確かに幼く、歴代王の様な強さは無かったかもしれないけれど・・・「国民を護りたいという想いに溢れた、心優しい女王」だった、と。
でもそれは、裏を返せば「それしか書き残す事が無かった」「詳しい記録を残しようが無かった」という事でもあり。
「ルシス王家の歴史」に女王イリスとしての「詳しい記録が残す事が出来なかった」のも、これはこれで正真正銘の事実なので。
勿論「記憶の破壊」は、許されるモノではないけれど。
事実として「詳しい記録が残す事が出来なかった」故に、女王イリスとしての「想い出・記憶」が曖昧になってしまった結果。
後の「イオスの世界(=子要素)」では「記憶の破壊」が可能になる程に薄れてしまった・・・のは「ある意味、それも仕方がない事」だった。
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【イレギュラーな神凪の王・レイヴス】
レイヴスの場合の「詳しい記録が残された無かった理由」は、今回の二次創作の設定順守で良いなら単純明快&そうでないなら全く成立しない理由になりますが。
彼に関しては、事実として「ルシス王」としてよりも「神凪」としての「想い出・記憶」が強かった&そもそも本来「神凪=女性」なので、男性のレイヴスが神凪を務めている時点で「レイヴスのイメージが揺らぎやすかった」という事。
まず大前提として、今回の二次創作のレイヴスは神凪を務めていますが。
フルーレ家の慣例として、男性は「王の剣」の一族として、女性は「神凪」として、ルシス王家を支える・・・筈のトコを。
レイヴスの外見的特徴(アルビノの特徴)が、クリスタル信仰において「白=神聖な色」と結び付いた結果「妹のステラではなく、レイヴスが神凪に選任された」という経緯があり。
そもそも「男性のレイヴスが神凪」というのが、イオスの世界にとっては例外的存在だった。
というよりも「神凪だから女性だよね」って当たり前に思われる位に「男性のレイヴスが神凪」というのはイレギュラーな存在だった。
(補足) フルーレ家には、男性は「王の剣」として、女性は「神凪」として、ルシス王家を支える・・・って慣例があったけど、フルーレ家がテネブラエの統治者一族という立場にズレてしまった時点で、レイヴスは王の剣という要素を引き継げないし。
そもそも「王の剣」という組織自体が、長い時代&世界の流れの中で変質してしまっているので「王の剣=男性」という構図が成立しなくなってしまった。
そんな存在自体が曖昧と言うかアヤフヤというか・・・安定しないレイヴスが「神凪の王」として歴史に名を残そうと思ったら、何が必要不可欠だったかというと、そりゃ勿論イリスの存在で。
ルシス王国第113代目の王が、レギス。
ルシス王国第114代目の王が、レギスの実娘のイリス(正統後継者)。
ルシス王国第115代目の王が、イリスから王位を譲位されたレイヴス(イリスの王配)。
ルシス王国第116代目の王が、イリスとレイヴスの息子ノクティス(正統後継者)。
この関係がちゃんと「ルシス王家の記録」として継承されていれば「イリスはレギスの実娘なので当然女性」⇒「その王配であるレイヴスは男性」で安定する筈だった。
でもレイヴスの存在を留めてくれる筈のイリスの存在が、以前の記事にも書いたように、そもそも不安定なので。
イリスの存在が曖昧だったり揺らいだり傾いてしまった時点で、レイヴスの存在も一緒に傾いてしまった。
つまり曖昧な二人の記録を思い込みで解釈すれば、「神凪=女性」という想い込みの強さから、優先順位的に「神凪レイヴス=女性」が先に確定してしまい。
それに釣られて、伴侶である「イリスが男性(レギスの息子)」という解釈になってしまうので。
レギス亡き後「レギスの息子・イリス(正統後継者)」が、彼の跡を継いだものの。
何かしらの理由から「イリスの妻・レイヴス」が、王位を譲り受け。
その後は、レイヴスの死後。
もしくは、幼い息子が王位を継げる年頃になるまでレイヴスが女王を務めた後。
「二人の息子・ノクティス(正統後継者)」が王位を継いだ。
・・・多分ですけど、こっちの方がルシス王家としても、イオスの世界としても、スムーズというか、自然な解釈なんじゃないかな?
要は、レギス亡き後、彼の息子・イリスが王位を継いだんだけど、何らかの原因で妻・レイヴスに譲位。
その後は、ちゃんとイリスとレイヴスの息子・ノクティスが王位を継ぐって事は。
途中のレイヴスは救済処置みたいなモンで、他はちゃんとルシス王家の直系男子(男系男子)が王位継承している・・・って事になるので。
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【ルシス王家の記録に埋もれた「本当の自分」】
とは言っても、コレは一例であって。別に何が何でもレイヴスを女性にしたい訳では無く(レイヴスを女性化したら、ルナフレーナに分離するだけだし)。
ここで言いたいのは、それ位「レイヴスのイメージは揺らぎやすかった」という事。
特にイリス&レイヴスの「女性が王位を継いでいる」&「その伴侶(ルシス王家以外の人間)が王位を継いでいる」という流れは、ルシス王家の歴史で見ればイレギュラーだと思うので。
本当なら「何故そんな特例になっているのか?」を、殊更丁寧に記録に残しておくべきだった。
でも、このイオスの世界のルシス王家の臣下達は、それを良しとしなかった。
何故なら「療養の為」と、曖昧な嘘で誤魔化したイリスの過去を、国の記録として残すのは難しい事だったし(下手な嘘がバレるリスクは避けたい)。
何よりも、建国より続く神から授かった特殊な力を持つ一族。
その神に繋がる特殊な血脈が神聖視されるルシス王家にとって、王位継承者は直系男子(男系男子)である事が重要だとされていた為(これは七瀬の勝手なイメージ)。
「全ては我らが王のために」
この「女性であるイリス」「王家の血脈外であるレイヴス」の二人の王の記憶を「出来れば、あまり残したくない」という思いが働いてしまった。
そして後のイオスの世界では、ほとんど記憶が残っていないイリス&レイヴスの記録と、同一視されるほど似通ったノクト&ノクティスの記憶が「残っていた」せいで。
「全ては我らが王のために」
ルシス王家にとって都合が悪い二人の王を抹消・・・つまり「記憶の破壊」をし。
ノクトとノクティスを同一人物とする事で、神聖なるルシス王家の血脈を守りつつ、歴史上の整合性を保とうとした。
「全ては我らが王のために」
いつの時代でも、いつのイオスの世界でも・・・ルシス王家の忠実な臣下達は、それだけを想い王に仕えてきた。
世界の「想い出・記憶」を歪める事となっても、それが「我らが王のため」なのだと信じて。
そんな「王を慕い想う臣下や民」の想いに応える為にも、ルシス王家は彼らの行いを是とするしかなかった。
その為に歪んでしまった「事実」、失われた「真実」・・・残す事が許されなかった「想い出」や「記憶」の数々。
本当は、自分の想いを伝えたかった、嘘偽りない「本当の自分」をこの世界に残したかった。
でも「全ては我らが王のために」と・・・自身の全てを捧げてまで「王を慕い想う臣下や民」の事を、無碍にする事など出来ず。
結果「王を慕い想う臣下や民が望む、ルシス王家の在り方」である為に、ルシス王家は言いたい事も言えず、誰よりも傷付き、たくさんの大切なモノ・・・「本当の自分」すら、失ってしまった。
「王を慕い想う臣下や民」の「全ては我らが王のために」という言葉・・・それは悪意では無いからこそ断ち切れない、ルシス王家を縛る呪縛だった。
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【「全ては我らが王のために」という言葉の呪縛】
今回の二次創作の「通常ED」「ifエンド」両方最後は、この「全ては我らが王のために」という「王を慕い想う臣下や民」の声で締めていましたが・・・結論から言えば、まぁそう言う事で。
結局この「全ては我らが王のために」という言葉が、ルシス王家の人間を縛っていたんじゃないかなって。
だからどちらのEDも「イオスの世界(=子要素)」としては、ハッピーエンド(皆が「全ては我らが~」って祝ってくれる)なんだけど。
暗に「イオスの世界(=親要素)」としては、バッドエンド(皆が「全ては我らが~」って過ちを繰り返す)って意味を持たせてありました。
ラストを飾るモーグリ人形も、「幸せそう」と思うから「幸せそう」に見えるのであって・・・実はそうではなかった、みたいな(だってあの表情なので、どうとでも見える)。
話を戻して・・・【FF15】作中で言えば、別れ際のルナフレーナと、コルの案内で合流した王の剣のメンバー達が「全ては(我らが)王のために」と言っていたと記憶しているのですが。
この台詞って凄く印象に残ったというか、違和感を感じたというか、正直「ここまで言われたら、こわっ!」って(状況も状況だし)。
何が怖いって「そこまで言われたら、王としての自分が優先=いつも王様らしい自分を演じてなきゃならない」「自分の自由が無い」「本当の思いを、何も言えない」みたいな感じがして。
勿論、ルナフレーナも王の剣のメンバー達も、自分の全てを捧げる覚悟&本当にノクティスの事を思って「全ては(我らが)王のために」という言葉を口にしていたんだと思うんですけど。
だからこそルシス王家・・・ノクティスは「皆がそこまで自分に期待を寄せてくれているのだから、それを裏切る事は出来ない」って想いに囚われてしまったんじゃないかな?
本当は、もっと話し合うべきだった。
本当にそれが「全ては我らが王のために」なるのか・・・って。
でも「王を慕い想う臣下や民」は「我らが王のため」と思うあまりに、彼らが思う「ルシス王家の在り方」を信じ、そうとなるよう努力した。
本当は、もっと話し合うべきだった。
本当にそれが「王を慕い想う臣下や民」の在り方なのか・・・って。
でもそれが悪意では無く、自分の事を想っての事だと思うと、彼らの想いを踏みにじる様な事は出来なかった。
だから本当は、もっと話し合うべきだった。
本当にそれが正しい「ルシス王家の在り方」なのか・・・って。
きっと本当に必要だったのは、勝手に相手の事を想うのではない・・・きちんと相手の話を聞き、自分の言葉を伝えるという、当たり前の事。
そんな当たり前の事が、双方出来ていれば。
どんな辛い真実でも、受け入れがたい事実でも。
真実を受け入れ、事実から目を逸らさず・・・嘘偽り無い「本当の自分」のままに、皆一緒に歩んで行けたんじゃないかな?
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