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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《偽典 5》
- 2024/03/25 (Mon) |
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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【へそがある彼は、果たして「神」なのか・・・という想像論】
【1000年の時を経て、漸く感動のご対面?】
【「炎神の魂」・・・今また一つの「魂」に】
《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【へそがある彼は、果たして「神」なのか・・・という想像論】
【1000年の時を経て、漸く感動のご対面?】
【「炎神の魂」・・・今また一つの「魂」に】
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【ざっくりな、あらすじ】
①『インモルターリズ』で回収後。氷漬けの「彼」は「炎神イフリートが寝っ転がっていた研究所(地下)」にて解凍中(レンジでチン)。
②運び込んだ時より氷が溶けているのをモニターで確認。「そろそろ目覚めるかもしれない」と言う事で、2人で「彼」を保管している研究所(最下層)へ移動。
③変なルシスの親衛隊とか、ソムヌスの幻影(?)は、登場しません。
④という事で、邪魔される事無く「彼」を保管している部屋の扉を開けた所・・・イズニアさんの気配に呼応するように「彼」がお目覚め。
⑤ヴァーサタイルは「このままでは すべて破壊されてしまう」と、大慌て!被害を最小限に食い止める為に、この場から離脱。
⑥そんな炎神イフリートの猛火にも熱波にも負けず・・・1000年の時を経て、ようやく「彼」との対面を果たしたイズニアさん。
⑦そこまでしても「どうしても会いたかった、話がしたかった」理由は、イズニアさんの「魂」の所在のせいだった。
⑧「彼」から告げられる「魂」の真実・・・我らは「炎神の魂」から生まれた、「魂」を同じくする存在。
⑨元を辿れば、2人は「同じ炎神の魂」から分かたれた存在だった。だからこそイズニアさんは、「魂」が引き寄せられる様に「彼」に焦がれ惹かれ求め続けた。
⑩そして永き時を経て、今また一つの「魂」に。消えゆく「彼」から全てを譲り受け、イズニアさんは本来在るべき魂の位置「炎神の魂」に還り付く。
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【へそがある彼は、果たして「神」なのか・・・という想像論】
前回書いたように、【FF15】の「炎神イフリート」の場所には「彼(=炎神イフリートと、アーデン・ルシス・チェラムの、どっちも取り)」が座っているので。
回収された「彼」は【エピソード・アーデン】で言うトコの「炎神イフリートが寝っ転がっていた研究所(地下)」に運び込まれ、回収時の「彼」を覆ったままの氷が溶けるのを待っている状態です(解凍中)。
因みに「彼」の見た目ですが。偽典 1で、
「彼」に対する今現在のイメージは、「炎神・イフリート」と「アーデン・ルシス・チェラム」の、どっちも取り。
見た目は「炎神・イフリート」の要素が混じってるので「異形の姿」なんだけど、「アーデン・ルシス・チェラム」の要素(服装はルシスの正装)も混じってる・・・みたいな感じ。
と書いていた事もあって、ビジュアルとしては「結局、どんな感じなん?」と、中途半端な感じになっていると思うのですが。
ここまで来たらもう「サイズ感は人間で、見た目は炎神イフリート」でイイんじゃないかなって。
いや「ルシス王家に所縁がある」って分からないと、ヴァーサタイルが「ルシスの禁忌=アダギウム」って思ってくれないので、「アーデン・ルシス・チェラム」の要素として「服装はルシスの正装」って部分を足したんですけど(紋章があしらわれてる・・・みたいな意味で)。
改めてyoutube動画見たら、炎神イフリートって意外とジャラジャラ装飾品を身に付けてるので(オシャレさん?)、その辺りから「ルシス王家に所縁がある」って分かるのでもイイかなと。
それだとサイズ感を人間サイズにするだけでイイので、 素材流用 イメージしやすいし。
もともと【FF15】の「人外」ってサイズ感よく分からんし(大きくなったり、サイズダウンしたり)。
そうなると今度は「それだと見た目が炎神イフリート寄り過ぎて、ヴァーサタイルが炎神イフリートだと思い込まない?」って話になりますが。
初歩的な疑問なんだけど・・・炎神イフリートって『創世記絵画』に描かれてないけど、作中その他の書物とか伝承で、詳細な外見的特徴って伝わってるのかな?
七瀬のイメージでは『創世記絵画』からも消されているって事は、意図的に存在を消されている(記憶の破壊)⇒炎神イフリートがどんな神様かっていうのは後世に伝わっていない(作中で描かれているのは、あくまでも「ゲームとしてのイメージ絵」という扱い・・・みたいな)。
つまり【エピソード・アーデン】のヴァーサタイルは「魔大戦の後、炎神イフリートは『ラバティオ火山』に安置された」って情報を先に知っていたから、「『ラバティオ火山』で眠っていた、炎神イフリート」を「炎神イフリートだ!」と、思えただけなんじゃないかなって。
それだと今回の二次創作のヴァーサタイルは「(シヴァの氷像付近)氷下で眠っていた「彼」の見た目」が、炎神イフリートに寄っていたとしても「炎神イフリートの外見的特徴は知らない」&「炎神イフリートは『ラバティオ火山』に安置されている」と思い込んでいるので、「彼=炎神イフリート」と、思う事は無いだろうし。
イズニアさんはイズニアさんで。「創世記絵画から消されてしまった神様」を探していた彼にしたら、そもそも「氷下で眠っていた「彼」」が「アーデン・ルシス・チェラム」とか「アダギウム」とか「ルシス王家に所縁のある人物」である必要は無い訳で。
「彼」が、分かりやすい「アーデン・ルシス・チェラム」の要素を持っていなくても、まぁ問題無いかなって。
話しついでに、ここまでの感触をまとめておくと。
ヴァーサタイルは「彼」の事を、「ルシスの禁忌・アダギウム」と思って見ている。
だって上に書いたように、ヴァーサタイルは「炎神イフリートの外見的特徴は知らない」&「炎神イフリートは『ラバティオ火山』に安置されている」と思い込んでいるので、「彼」の事を「『創世記絵画』から消された神様(=炎神イフリート)」とは思えないから。
対するイズニアさんは「彼」の事を、「『創世記絵画』から消された神(=炎神イフリート)」と思って見ている。
だってイズニアさんはそもそも「ルシスの禁忌・アダギウム」という存在を知らないので、「彼」の事を「ルシスの禁忌・アダギウム」と思いようがないから。
だからこの2人の間で「彼」について話をしたら、ヴァーサタイルは「おそらく彼が、ルシスの禁忌・アダギウムだろう」とか言うだろうし。
イズニアさんは「『創世記絵画』から消された神じゃないのか?」って内心思いながら、新しく出て来た「ルシスの禁忌・アダギウム」という存在にモヤモヤ&引っ掛かる感じ。
要は「彼」に対して、ヴァーサタイルとイズニアさんが「別のイメージ」で見ている時点で、「彼」は「間違いなく、アダギウム!」とも「絶対に、炎神イフリート!」とも言えない「揺らぎやすい存在」・・・そういう風に見ています。
と言う訳で、少し横に逸れましたが・・・「見た目は、炎神イフリート」&「サイズは、人間サイズ」という事にして。
寒そうな事この上ないですが、「彼」もお腹丸出しでスヤスヤ寝ててもらいます。
それにしても・・・雷神におへそ取られそうな無防備っぷりですが、よくよく考えたら「神様なのに、おへそあるんだ」とか、余計な事が気になって仕方ないです。
これに関しては多分「これだけ人型に近いんだから、おへそもあるだろ」って想像の産物・・・だから「おへそがある、炎神イフリート」になっただけで、所謂「オムファロス創造論」的な意味は無いと思ってます、けど・・・どうなんだろ?
だって「臍がある=臍の緒があった=人間の母体から生まれた=それって神様?」って話まで持ち込んだら、それこそ答えは出ない「想像にお任せします」ってなモンだし。
その明確な答えが出せないんだったら、わざわざ炎神イフリートにおへそを付けず、硬化した肌みたいな感じで誤魔化した方が、「想像にお任せします」しやすいだろうから。
もしかして単純に・・・一定数存在するであろう「へそフェチ」に対するサービスなの?
後、この「氷漬けにして運び込まれた、炎神イフリート」に関しては、「神話通り深く眠っていたので氷漬けにしてね」にしたって、熟睡し過ぎじゃないかと・・・思わなくもない。随分とスヤスヤ&無防備な寝相だし。
でもこれに関しては、今回の「彼」は「湖に沈み行く途中で、湖ごと一瞬で凍り付いたような」という設定になっているので。
寧ろ「安置」とか「封印」されたってイメージの姿(=ちゃんと姿勢を正して眠っている)よりは、こっちの寝相の方が「水中に沈んでいく様」としては自然でイイかなって思ってます。
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【1000年の時を経て、漸く感動のご対面?】
で【エピソード・アーデン】のこの後は、ヴァーサタイルに「あれをシガイにできるかな?」って提案されたり、謎のルシスの親衛隊の襲撃を受けたり、ソムヌスの幻影(?)と戦ったりと大忙しのアーデンですが。
この時点のイズニアさんはまだ「(人間の)胡散臭い中年のオッサン」なので、シガイ化なんて出来ないし、ルシスの親衛隊に襲撃される覚えも無いし、あんな「ソムヌス」なんて想像も出来ないので、この辺りは全部端折ります。
が・・・炎神イフリート同様「彼」にはここで目覚めてもらいたいので、何とかして起こします。
いや、何とか・・・と言うか。コレに関しては「普通にお目覚め」でもイイかと思っていて。
これは勿論、演出的な都合だろうけど。【エピソード・アーデン】の炎神イフリートって「氷漬けにして」運んできた割には、ほとんど「氷が溶けてる」じゃないですか。
そして今回の二次創作にしても「『インモルターリズ』で採掘して、回収して来た」のなら、元々はもっと氷に覆われていた筈(だってあの『インモルターリズ』で、ギリギリを責めるなんて恐ろし過ぎる)。なのに、今の段階でほとんど「氷に覆われていない」。
つまり、どっちにしても元々「氷漬け」と表現する程の氷に覆われていたのに、既に氷が溶けて来ているって事なので。
「彼」を目覚めさせるために、ヴァーサタイルが魔導の力で意図的に氷を溶かしていた。
若しくは、氷神シヴァの加護(冷気)を失ったので、彼女の氷が溶けて来ている・・・って事にしておこうかと。
だから【エピソード・アーデン】で「炎神イフリート」がどうこう言ってるシーンを、「彼」の解凍作業が順調に進んでいるか「モニター越し」に確認(実物をガラス越しに見ていたのではなく、モニター越しの「彼」を見ていた事にして、サイズ感の違和感を無くす・・・ここで人間サイズの実物だと画面映えしないので)。
表側が溶け切っているのを見て「そろそろ目覚めるかもしれない」と判断し、「彼」を管理している研究所(最下層)へ移動。
この後、本来ならルシスの親衛隊&ソムヌスの幻影(?)と戦う事になり、戦っている時のアーデンの力に呼応して炎神イフリートが目覚める・・・みたいな展開だった気がしますが、ここは端折って「彼」が眠っている部屋へ。
入ろうと思って扉を開けたら、イズニアさんの存在に呼応する様に「彼」が目覚め。
ヴァーサタイルは「彼」の事を「ルシスの禁忌・アダギウム」と思っていたんだけど、間違いなく「炎神イフリート」の要素も持っているので。「彼」自身の炎+それによる実験機器のショート・暴走により「このままでは すべて破壊されてしまう」自体になってしまい。
ヴァーサタイルは被害を最小限に収める為に、【エピソード・アーデン】同様この場を離れ。
1000年の時を経て、漸くイズニアさんと「彼」の対面が果たされる事になります。
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【「炎神の魂」・・・今また一つの「魂」に】
【エピソード・アーデン】では、シナリオのベースとして「神様は偉そう」とか「シガイ化する」「従える」みたいな意図があるので、何だかギスギス険悪モードの2人でしたが。
今回の二次創作のイズニアさんは、「彼」に会う為に1000年の時を超えて来たんだから・・・歓迎とまではいかなくても、もう少し穏便に話を進めたいトコ。
と言う訳で・・・ただジッとコチラの様子を見ている「彼」の元に、炎神イフリートの猛火にも熱波にも屈せずジリジリと向かうイズニアさん(穏便?)。
に対し「彼」の方はと言うと、「イズニアさんの気配を察知した時点で、呼応する様に目覚めた」事からも分かるように、最初から「普通の人間では無い」事には気付いていたんだけど(普通にヤバイ奴)。
人間の身でありながら、炎神イフリートの猛火にも熱波にも臆さず。
全てを焼き尽くす炎に煽られ、膝を付き、這ってでも・・・歩み寄る事を諦めない。
その「魂」の有り様と、自身と似た容貌・・・目の前の「人間」にそれらを認めた「彼」は、こう尋ねます。
「何故 チェラムの者がここに」と。
勿論、イズニアさんは「チェラム」と言われても、その「言葉の意味」を理解出来る筈が無い。
だって、ヴァーサタイルから世界情勢を教わる上で「ルシス王家=チェラム一族」と言う様な事は聞いていたかもしれないけど。「1000年先の未来」から来た自分が「この世界の王族の名」で呼ばれる・・・そんな事、ある筈が無いんだから。
だからイズニアさんは「創世記絵画に描かれなかった神様の事を調べていた事」「その過程で氷下で眠る「彼」を見付けた事」「「彼」に会う為に、1000年の時を超えてやってきた事」など・・・自分の想いを伝えます「どうしても会いたかった、話がしたかったんだ」と。
と、まぁ・・・ここまで言われたら、いくら空気を読まない炎神イフリートでも、ちゃんと対応してくれるでしょう。これでおっかない顔で「人が神を愚弄するのか?」とか言われたら、イズニアさんは泣いてイイと思う。
そんなイズニアさんの想いを受けて、本人よりも先にイズニアさんの正体を看破した「彼」は、こう告げます。「眠りから目覚めた今の自分は、この姿を維持し続けるだけの力を失っている事」「自分の記憶を得たいというのなら、イズニアさんならそれが可能だという事」「但し、その場合は、記憶だけではなく自分の全てを継承する事になる」・・・つまり「自分が抱え込んだままの、シガイと呼ばれる力も引き継がなければならない」と言う事。
それでも尚、失われた「真実」を求めるのか?
人の身を捨てる、その覚悟はあるのか?
我らは「炎神の魂」から生まれた、「魂」を同じくする存在。
歪められた「真実」により、世界から弾かれた「迷える魂」よ。
今一度「炎神の魂」に還る事を、望むと言うのなら。
永き時を経て、今また一つの「魂」に。
我が力、知恵、記憶・・・全てをお前に委ねよう。
正直イズニアさん自身、この時点では何を言われているのか分からなかったんだけど、勿論ここで「じゃあ、辞めます」と言う筈が無いので。
イズニアさんは全てを承知の上で、「彼」の力と記憶の全てを継承=消えゆく「彼」の魂と一つとなる事で、本来在るべき「炎神の魂」に還る事になります。
だから【エピソード・アーデン】とほぼ同じ流れで、イメージとしては「「彼」と接触する事で、記憶が流れ込んで来る」&「最後、光の粒子になってイズニアさんに取り込まれる」って感じでイイんだけど。
シナリオ展開としては「(力を)オレに貸せ」とか「神を従えようというのか」って強引なやり取りでは無く。
ちゃんと「彼」がイズニアさんの想いを受け、その想いと覚悟に応える形で、自分の全てをイズニアさんに継承した(=同じ「炎神の魂」に還った)・・・って感じです。
つまり、ここまでのイズニアさんは、あくまでも「(人間の)胡散臭い中年のオッサン」だった訳ですが。
ここで「彼」から、力と「記憶・想い出」を継承した事により、やっと「【FF15】のアーデン」に近い存在になった・・・という話の流れ。
かと思いきや。
イズニアさんは「世界から弾き出され迷子になっていた、アーデン・ルシス・チェラムの魂」を持つ者・・・つまり、生まれ変わりみたいな存在で。
その「アーデン・ルシス・チェラム」と「炎神イフリート」は、同じ「炎神の魂」から分かたれた存在(だからこそ「彼」は両者の性質を持つ「炎神イフリートと、アーデン・ルシス・チェラムの、どっちも取り」だった)。
と言う事は「アーデン・ルシス・チェラム」の生まれ変わりみたいなイズニアさんも、大本を辿れば「炎神イフリート」と同じ「炎神の魂」に還り着く・・・って事になります。
・・・折角、正規ルートに戻ったと思ったら、また変な裏道ルートに迷い込んじゃった。
【ざっくりな、あらすじ】
①『インモルターリズ』で回収後。氷漬けの「彼」は「炎神イフリートが寝っ転がっていた研究所(地下)」にて解凍中(レンジでチン)。
②運び込んだ時より氷が溶けているのをモニターで確認。「そろそろ目覚めるかもしれない」と言う事で、2人で「彼」を保管している研究所(最下層)へ移動。
③変なルシスの親衛隊とか、ソムヌスの幻影(?)は、登場しません。
④という事で、邪魔される事無く「彼」を保管している部屋の扉を開けた所・・・イズニアさんの気配に呼応するように「彼」がお目覚め。
⑤ヴァーサタイルは「このままでは すべて破壊されてしまう」と、大慌て!被害を最小限に食い止める為に、この場から離脱。
⑥そんな炎神イフリートの猛火にも熱波にも負けず・・・1000年の時を経て、ようやく「彼」との対面を果たしたイズニアさん。
⑦そこまでしても「どうしても会いたかった、話がしたかった」理由は、イズニアさんの「魂」の所在のせいだった。
⑧「彼」から告げられる「魂」の真実・・・我らは「炎神の魂」から生まれた、「魂」を同じくする存在。
⑨元を辿れば、2人は「同じ炎神の魂」から分かたれた存在だった。だからこそイズニアさんは、「魂」が引き寄せられる様に「彼」に焦がれ惹かれ求め続けた。
⑩そして永き時を経て、今また一つの「魂」に。消えゆく「彼」から全てを譲り受け、イズニアさんは本来在るべき魂の位置「炎神の魂」に還り付く。
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【へそがある彼は、果たして「神」なのか・・・という想像論】
前回書いたように、【FF15】の「炎神イフリート」の場所には「彼(=炎神イフリートと、アーデン・ルシス・チェラムの、どっちも取り)」が座っているので。
回収された「彼」は【エピソード・アーデン】で言うトコの「炎神イフリートが寝っ転がっていた研究所(地下)」に運び込まれ、回収時の「彼」を覆ったままの氷が溶けるのを待っている状態です(解凍中)。
因みに「彼」の見た目ですが。偽典 1で、
「彼」に対する今現在のイメージは、「炎神・イフリート」と「アーデン・ルシス・チェラム」の、どっちも取り。
見た目は「炎神・イフリート」の要素が混じってるので「異形の姿」なんだけど、「アーデン・ルシス・チェラム」の要素(服装はルシスの正装)も混じってる・・・みたいな感じ。
と書いていた事もあって、ビジュアルとしては「結局、どんな感じなん?」と、中途半端な感じになっていると思うのですが。
ここまで来たらもう「サイズ感は人間で、見た目は炎神イフリート」でイイんじゃないかなって。
いや「ルシス王家に所縁がある」って分からないと、ヴァーサタイルが「ルシスの禁忌=アダギウム」って思ってくれないので、「アーデン・ルシス・チェラム」の要素として「服装はルシスの正装」って部分を足したんですけど(紋章があしらわれてる・・・みたいな意味で)。
改めてyoutube動画見たら、炎神イフリートって意外とジャラジャラ装飾品を身に付けてるので(オシャレさん?)、その辺りから「ルシス王家に所縁がある」って分かるのでもイイかなと。
それだとサイズ感を人間サイズにするだけでイイので、 素材流用 イメージしやすいし。
もともと【FF15】の「人外」ってサイズ感よく分からんし(大きくなったり、サイズダウンしたり)。
そうなると今度は「それだと見た目が炎神イフリート寄り過ぎて、ヴァーサタイルが炎神イフリートだと思い込まない?」って話になりますが。
初歩的な疑問なんだけど・・・炎神イフリートって『創世記絵画』に描かれてないけど、作中その他の書物とか伝承で、詳細な外見的特徴って伝わってるのかな?
七瀬のイメージでは『創世記絵画』からも消されているって事は、意図的に存在を消されている(記憶の破壊)⇒炎神イフリートがどんな神様かっていうのは後世に伝わっていない(作中で描かれているのは、あくまでも「ゲームとしてのイメージ絵」という扱い・・・みたいな)。
つまり【エピソード・アーデン】のヴァーサタイルは「魔大戦の後、炎神イフリートは『ラバティオ火山』に安置された」って情報を先に知っていたから、「『ラバティオ火山』で眠っていた、炎神イフリート」を「炎神イフリートだ!」と、思えただけなんじゃないかなって。
それだと今回の二次創作のヴァーサタイルは「(シヴァの氷像付近)氷下で眠っていた「彼」の見た目」が、炎神イフリートに寄っていたとしても「炎神イフリートの外見的特徴は知らない」&「炎神イフリートは『ラバティオ火山』に安置されている」と思い込んでいるので、「彼=炎神イフリート」と、思う事は無いだろうし。
イズニアさんはイズニアさんで。「創世記絵画から消されてしまった神様」を探していた彼にしたら、そもそも「氷下で眠っていた「彼」」が「アーデン・ルシス・チェラム」とか「アダギウム」とか「ルシス王家に所縁のある人物」である必要は無い訳で。
「彼」が、分かりやすい「アーデン・ルシス・チェラム」の要素を持っていなくても、まぁ問題無いかなって。
話しついでに、ここまでの感触をまとめておくと。
ヴァーサタイルは「彼」の事を、「ルシスの禁忌・アダギウム」と思って見ている。
だって上に書いたように、ヴァーサタイルは「炎神イフリートの外見的特徴は知らない」&「炎神イフリートは『ラバティオ火山』に安置されている」と思い込んでいるので、「彼」の事を「『創世記絵画』から消された神様(=炎神イフリート)」とは思えないから。
対するイズニアさんは「彼」の事を、「『創世記絵画』から消された神(=炎神イフリート)」と思って見ている。
だってイズニアさんはそもそも「ルシスの禁忌・アダギウム」という存在を知らないので、「彼」の事を「ルシスの禁忌・アダギウム」と思いようがないから。
だからこの2人の間で「彼」について話をしたら、ヴァーサタイルは「おそらく彼が、ルシスの禁忌・アダギウムだろう」とか言うだろうし。
イズニアさんは「『創世記絵画』から消された神じゃないのか?」って内心思いながら、新しく出て来た「ルシスの禁忌・アダギウム」という存在にモヤモヤ&引っ掛かる感じ。
要は「彼」に対して、ヴァーサタイルとイズニアさんが「別のイメージ」で見ている時点で、「彼」は「間違いなく、アダギウム!」とも「絶対に、炎神イフリート!」とも言えない「揺らぎやすい存在」・・・そういう風に見ています。
と言う訳で、少し横に逸れましたが・・・「見た目は、炎神イフリート」&「サイズは、人間サイズ」という事にして。
寒そうな事この上ないですが、「彼」もお腹丸出しでスヤスヤ寝ててもらいます。
それにしても・・・雷神におへそ取られそうな無防備っぷりですが、よくよく考えたら「神様なのに、おへそあるんだ」とか、余計な事が気になって仕方ないです。
これに関しては多分「これだけ人型に近いんだから、おへそもあるだろ」って想像の産物・・・だから「おへそがある、炎神イフリート」になっただけで、所謂「オムファロス創造論」的な意味は無いと思ってます、けど・・・どうなんだろ?
だって「臍がある=臍の緒があった=人間の母体から生まれた=それって神様?」って話まで持ち込んだら、それこそ答えは出ない「想像にお任せします」ってなモンだし。
その明確な答えが出せないんだったら、わざわざ炎神イフリートにおへそを付けず、硬化した肌みたいな感じで誤魔化した方が、「想像にお任せします」しやすいだろうから。
もしかして単純に・・・一定数存在するであろう「へそフェチ」に対するサービスなの?
後、この「氷漬けにして運び込まれた、炎神イフリート」に関しては、「神話通り深く眠っていたので氷漬けにしてね」にしたって、熟睡し過ぎじゃないかと・・・思わなくもない。随分とスヤスヤ&無防備な寝相だし。
でもこれに関しては、今回の「彼」は「湖に沈み行く途中で、湖ごと一瞬で凍り付いたような」という設定になっているので。
寧ろ「安置」とか「封印」されたってイメージの姿(=ちゃんと姿勢を正して眠っている)よりは、こっちの寝相の方が「水中に沈んでいく様」としては自然でイイかなって思ってます。
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【1000年の時を経て、漸く感動のご対面?】
で【エピソード・アーデン】のこの後は、ヴァーサタイルに「あれをシガイにできるかな?」って提案されたり、謎のルシスの親衛隊の襲撃を受けたり、ソムヌスの幻影(?)と戦ったりと大忙しのアーデンですが。
この時点のイズニアさんはまだ「(人間の)胡散臭い中年のオッサン」なので、シガイ化なんて出来ないし、ルシスの親衛隊に襲撃される覚えも無いし、あんな「ソムヌス」なんて想像も出来ないので、この辺りは全部端折ります。
が・・・炎神イフリート同様「彼」にはここで目覚めてもらいたいので、何とかして起こします。
いや、何とか・・・と言うか。コレに関しては「普通にお目覚め」でもイイかと思っていて。
これは勿論、演出的な都合だろうけど。【エピソード・アーデン】の炎神イフリートって「氷漬けにして」運んできた割には、ほとんど「氷が溶けてる」じゃないですか。
そして今回の二次創作にしても「『インモルターリズ』で採掘して、回収して来た」のなら、元々はもっと氷に覆われていた筈(だってあの『インモルターリズ』で、ギリギリを責めるなんて恐ろし過ぎる)。なのに、今の段階でほとんど「氷に覆われていない」。
つまり、どっちにしても元々「氷漬け」と表現する程の氷に覆われていたのに、既に氷が溶けて来ているって事なので。
「彼」を目覚めさせるために、ヴァーサタイルが魔導の力で意図的に氷を溶かしていた。
若しくは、氷神シヴァの加護(冷気)を失ったので、彼女の氷が溶けて来ている・・・って事にしておこうかと。
だから【エピソード・アーデン】で「炎神イフリート」がどうこう言ってるシーンを、「彼」の解凍作業が順調に進んでいるか「モニター越し」に確認(実物をガラス越しに見ていたのではなく、モニター越しの「彼」を見ていた事にして、サイズ感の違和感を無くす・・・ここで人間サイズの実物だと画面映えしないので)。
表側が溶け切っているのを見て「そろそろ目覚めるかもしれない」と判断し、「彼」を管理している研究所(最下層)へ移動。
この後、本来ならルシスの親衛隊&ソムヌスの幻影(?)と戦う事になり、戦っている時のアーデンの力に呼応して炎神イフリートが目覚める・・・みたいな展開だった気がしますが、ここは端折って「彼」が眠っている部屋へ。
入ろうと思って扉を開けたら、イズニアさんの存在に呼応する様に「彼」が目覚め。
ヴァーサタイルは「彼」の事を「ルシスの禁忌・アダギウム」と思っていたんだけど、間違いなく「炎神イフリート」の要素も持っているので。「彼」自身の炎+それによる実験機器のショート・暴走により「このままでは すべて破壊されてしまう」自体になってしまい。
ヴァーサタイルは被害を最小限に収める為に、【エピソード・アーデン】同様この場を離れ。
1000年の時を経て、漸くイズニアさんと「彼」の対面が果たされる事になります。
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【「炎神の魂」・・・今また一つの「魂」に】
【エピソード・アーデン】では、シナリオのベースとして「神様は偉そう」とか「シガイ化する」「従える」みたいな意図があるので、何だかギスギス険悪モードの2人でしたが。
今回の二次創作のイズニアさんは、「彼」に会う為に1000年の時を超えて来たんだから・・・歓迎とまではいかなくても、もう少し穏便に話を進めたいトコ。
と言う訳で・・・ただジッとコチラの様子を見ている「彼」の元に、炎神イフリートの猛火にも熱波にも屈せずジリジリと向かうイズニアさん(穏便?)。
に対し「彼」の方はと言うと、「イズニアさんの気配を察知した時点で、呼応する様に目覚めた」事からも分かるように、最初から「普通の人間では無い」事には気付いていたんだけど(普通にヤバイ奴)。
人間の身でありながら、炎神イフリートの猛火にも熱波にも臆さず。
全てを焼き尽くす炎に煽られ、膝を付き、這ってでも・・・歩み寄る事を諦めない。
その「魂」の有り様と、自身と似た容貌・・・目の前の「人間」にそれらを認めた「彼」は、こう尋ねます。
「何故 チェラムの者がここに」と。
勿論、イズニアさんは「チェラム」と言われても、その「言葉の意味」を理解出来る筈が無い。
だって、ヴァーサタイルから世界情勢を教わる上で「ルシス王家=チェラム一族」と言う様な事は聞いていたかもしれないけど。「1000年先の未来」から来た自分が「この世界の王族の名」で呼ばれる・・・そんな事、ある筈が無いんだから。
だからイズニアさんは「創世記絵画に描かれなかった神様の事を調べていた事」「その過程で氷下で眠る「彼」を見付けた事」「「彼」に会う為に、1000年の時を超えてやってきた事」など・・・自分の想いを伝えます「どうしても会いたかった、話がしたかったんだ」と。
と、まぁ・・・ここまで言われたら、いくら空気を読まない炎神イフリートでも、ちゃんと対応してくれるでしょう。これでおっかない顔で「人が神を愚弄するのか?」とか言われたら、イズニアさんは泣いてイイと思う。
そんなイズニアさんの想いを受けて、本人よりも先にイズニアさんの正体を看破した「彼」は、こう告げます。「眠りから目覚めた今の自分は、この姿を維持し続けるだけの力を失っている事」「自分の記憶を得たいというのなら、イズニアさんならそれが可能だという事」「但し、その場合は、記憶だけではなく自分の全てを継承する事になる」・・・つまり「自分が抱え込んだままの、シガイと呼ばれる力も引き継がなければならない」と言う事。
それでも尚、失われた「真実」を求めるのか?
人の身を捨てる、その覚悟はあるのか?
我らは「炎神の魂」から生まれた、「魂」を同じくする存在。
歪められた「真実」により、世界から弾かれた「迷える魂」よ。
今一度「炎神の魂」に還る事を、望むと言うのなら。
永き時を経て、今また一つの「魂」に。
我が力、知恵、記憶・・・全てをお前に委ねよう。
正直イズニアさん自身、この時点では何を言われているのか分からなかったんだけど、勿論ここで「じゃあ、辞めます」と言う筈が無いので。
イズニアさんは全てを承知の上で、「彼」の力と記憶の全てを継承=消えゆく「彼」の魂と一つとなる事で、本来在るべき「炎神の魂」に還る事になります。
だから【エピソード・アーデン】とほぼ同じ流れで、イメージとしては「「彼」と接触する事で、記憶が流れ込んで来る」&「最後、光の粒子になってイズニアさんに取り込まれる」って感じでイイんだけど。
シナリオ展開としては「(力を)オレに貸せ」とか「神を従えようというのか」って強引なやり取りでは無く。
ちゃんと「彼」がイズニアさんの想いを受け、その想いと覚悟に応える形で、自分の全てをイズニアさんに継承した(=同じ「炎神の魂」に還った)・・・って感じです。
つまり、ここまでのイズニアさんは、あくまでも「(人間の)胡散臭い中年のオッサン」だった訳ですが。
ここで「彼」から、力と「記憶・想い出」を継承した事により、やっと「【FF15】のアーデン」に近い存在になった・・・という話の流れ。
かと思いきや。
イズニアさんは「世界から弾き出され迷子になっていた、アーデン・ルシス・チェラムの魂」を持つ者・・・つまり、生まれ変わりみたいな存在で。
その「アーデン・ルシス・チェラム」と「炎神イフリート」は、同じ「炎神の魂」から分かたれた存在(だからこそ「彼」は両者の性質を持つ「炎神イフリートと、アーデン・ルシス・チェラムの、どっちも取り」だった)。
と言う事は「アーデン・ルシス・チェラム」の生まれ変わりみたいなイズニアさんも、大本を辿れば「炎神イフリート」と同じ「炎神の魂」に還り着く・・・って事になります。
・・・折角、正規ルートに戻ったと思ったら、また変な裏道ルートに迷い込んじゃった。
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