落書き帳の10ページ目
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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《偽典 4》
- 2024/03/18 (Mon) |
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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【衣食住が保障された、アットホームな職場です(?)】
【物事は、色々な方向から見るのが大事】
【『インモルターリズ』=トンネル掘るのにも便利そう】
【椅子取りゲーム・・・椅子に座れないのは誰?】
《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【衣食住が保障された、アットホームな職場です(?)】
【物事は、色々な方向から見るのが大事】
【『インモルターリズ』=トンネル掘るのにも便利そう】
【椅子取りゲーム・・・椅子に座れないのは誰?】
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【ざっくりな、あらすじ】
①イズニアさんがこの「1000年前の世界」にやって来るよりも前に、「彼」を引き上げようと孤軍奮戦していたのが、ヴァーサタイル(イメージは【エピソード・アーデン】の頃)。
②発掘調査の邪魔をする氷神シヴァを討伐しようと、持ち前の知識欲と執念で「対 神を想定した兵器」を開発・導入。
③でも「神」と呼ばれる彼女を討つ程の兵器開発には至っておらず。1年弱もの間、近付けばダイアモンドダストで牽制してくる彼女との睨めっこ状態が続いていた。
④そんな膠着状態のトコにやって来たのが、イズニアさんとアラネア姐さん一行。
⑤状況を把握する為にイズニアさん、ヴァーサタイルにアポ無し接触。
⑥似た者同士の様で、全く違う方向を見ている様な2人だけど。「氷下に眠る「彼」を、引き上げる」という共通目的の元、協力関係を結ぶ事に。
⑦イズニアさんが加わった事で「氷神シヴァを倒す兵器」ではなく「彼を回収するのに特化した重機」の開発に方針転換。
⑧「対 神を想定した兵器」として生み出された技術を転用して開発されたのが『インモルターリズ』だった。
⑨帝国軍が「氷神シヴァを討つ(兵器)」のではなく「彼の回収に特化(重機)」へと方針転換した事で、氷神シヴァは『インモルターリズ』を相手に防戦を強いられる事になり。
⑩最後の最後の瞬間まで「彼」を守り続けた彼女は、ダイアモンドダストを放ち続けた姿のまま、氷下の「彼」に覆い被さる様にして力尽きた。
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【衣食住が保障された、アットホームな職場です(?)】
独自の調査により「ルシスの禁忌・アダギウム」と呼ばれる存在が、今もこの世界のどこかに眠っていると知ったヴァーサタイル。
更なる追加調査で、その候補地をいくつかに絞った彼は、今回の二次創作では『神影島』よりも先に「シヴァの氷像付近」を調査。
そこで氷下で眠る「彼」を発見したヴァーサタイルは、「彼=ルシスの禁忌・アダギウム」なのではと考え、「彼」を引き上げようとした。
勿論、この時代ではパンデミックという問題は問題にならないので・・・所詮数m程氷を砕くor溶かせばよいだけと思って作業開始。
したのだけど・・・何故か氷神シヴァが邪魔をするので、そちらの相手で手一杯で作業が進まず。
どうしたモンかと困っていたトコにやって来たのが、イズニアさん達だったという訳で。
ここから後は【エピソード・アーデン】に繋がる感じです。
要は「ヴァーサタイルの協力者」みたいな立ち位置で、研究施設のお世話になりつつ(衣食住の面倒も見てくれる)。
懇切丁寧なヴァーサタイルの調査結果やらから、この世界の情勢とか『六神』とか色々な情報を蓄え。
それと並行して「今後どうやって、「彼」を引き上げるか?」を二人で模索中・・・って状況。
なのでヴァーサタイルに出会えた事は、知識&技術は人一倍あるけど、この世界の情報には疎いイズニアさんにとって本当に幸運だったと思います。だってこの世界の事は、ヴァーサタイルがマメに情報提供してくれるおかげで大体分かるだろうから・・・なかなか捕まらないよ、こんな優秀な共同研究者。
尤も、彼は相変わらず「個々に興味が持てない」性質なので、傍から見たら「意気投合」に見えるヴァーサタイルですら、特に個人的には興味無いと思います。
対するヴァーサタイルの方はと言うと。
もしかしたら「2人が似てる」と気付くかもしれないけど・・・現状イズニアさんは【エピソード・アーデン】とは違って「(人間の)胡散臭い中年のオッサン(38歳)」なので。旧約 20辺りでも書いたけど、コッチもコッチで彼自身にはさほど興味はないと思います(お互い様)。
でもまぁ・・・勿論一番の動機として「目的達成の為に、協力関係を結ぶ事にした」のはそうだろうけど、「利用価値」って言葉ほど冷たくは無い感じ。
何か【エピソード・アーデン】のヴァーサタイルって、甲斐甲斐しくアーデンの接待をしてくれてたじゃないですか。勿論あれは「ヴァーサタイルにとって、アーデンが特別な存在(=アダギウム)だったから」って事になるんだと思うけど。
逆に考えたら「普段からああいう事をやってないと、人外相手にあんなこ慣れた対応は出来ない」だろうから・・・ヴァーサタイルって元々「自分の話について来れる人間になかなか出会えない故に、理解してくれそうな人に対しては友好的(少なくとも社交的)」なタイプなのかもって。
だから根本的なトコに「自分の話・成果・考えを聞いて欲しい」ってのはあっても、それは自己顕示欲ではなくて。寧ろ「話も通じない人間を相手にしても、自分が得るものが無い=時間が勿体無い」とか思ってそう。
だとしたらイズニアさんの事も、最初は特に深く考えてでは無くて「色々教えてやりたい」とか「話が通じる相手だから、話してて楽しい」程度だったんだけど。
「知識・技術は自分と同レベルの話が出来る」のに「この世界の事は理解していない」イズニアさんっていうのは、ヴァーサタイルにしたら「相手のし甲斐がある相手」だろうから。
この二人に関しては「お互いには興味が無いのに、お互い持ちつ持たれつのイイ関係」・・・みたいな奇妙な関係になってるイメージです。
で、最後がアラネア一行ですが・・・。
イズニアさんに雇われたはイイものの、肝心の雇い主が帝国の人間(=ヴァーサタイル)のお世話になる事になったので。
元々の契約期間がどうなってたかは分からないですけど、アラネア達も「雇われている傭兵」という名目で一緒について行って。
現地調査に行く時の護衛とか、仕事がある間はイズニアさんの下に居て。
最初の目的である「彼」の引き上げ完了後。イズニアさんが「研究所所属⇒帝国宰相」になる過程で、「①アラネア達の希望(元々、帝国軍に入隊したかった)」「②帝国軍に手駒を回しておきたいイズニアさんの意向」「③不老不死処置を施したロキの監視・補佐の為(但しアラネア達は不老不死処置の事は知らされていない)」のどれか、若しくは複数の理由から「イズニアさんとの契約続行の上で、帝国軍に移籍した」って流れでイイかな、と。
平和な時代・国の宰相なら兎に角、あの「帝国宰相」って国内外問わず敵対してる組織から襲撃される可能性も高そう⇒本来なら「人間的に信用できるアラネア達」を護衛に付け続けてそうなのに。
現状アラネア達が「帝国軍に所属」してるってなると、「帝国軍から引き抜かれた」のではなく、やっぱり「イズニアさんorアラネア達側の、何かしらの思惑があった」んじゃないかなぁ・・・と。
それこそ今回の二次創作のアラネアって、ロキとの関係を考えても「人一倍、帝国への忠誠心が強い」んだけど、契約上はイズニアさんに雇われている身なので「傭兵みたいなもん=特例で帝国准将に収まってる」みたいな感じなので。
その線を手繰り寄せて行けば「ニフルハイム人のアラネアは、愛国心から帝国軍に入隊したかった」⇒「帝国軍は女性兵を認めておらず、正規ルートで帝国軍に入隊する事が出来なかった」⇒「女でも男を同じ、若しくはそれ以上の働きが出来る事を証明&帝国軍に認めてもらう為に、傭兵として実績を積んでいた」ってなるから。
アラネアとしても「アラネア=宰相に雇われている傭兵」という立場から、女性兵を認めない帝国軍に「特例」として所属出来る事になり。「特例」故に将官位以上にはなれないけど「准将(叩き上げで言えば最上位)」にまで上り詰める事が出来たって事なので・・・まぁ、なかなかに良い人生プランじゃないかな、と。
尤も、愛国心から帝国准将にまでなったのに、肝心の帝国内部がなかなかにズタボロだったのは、残念な現実だっただろうけど。
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【物事は、色々な方向から見るのが大事】
とはいえロキは、この時点(物語10年前)では初陣もまだの14歳弱。
皇帝・イドラに関しても、魔導兵がどうこう言い出すのはイズニアさんとヴァーサタイルが組むようになった後の筈なので、この親子に関しては今は保留でイイです。
で、「彼」を発見したのは良かったものの、氷神シヴァに妨害される事1年弱。
普通に考えて、人間が「神と呼ばれる存在」を倒すなんて不可能だと思いますが・・・確か【FF15】でも「帝国が神(=シヴァ)を倒した」という事実はあった筈なので。
手前にあたるこの世界で「帝国が神(=シヴァ)を倒した」という「思い出・記憶」が、後の世界に残るような設定を組んでおかなきゃならない。
じゃあ、どんなイメージで詰めて行くかというと、こんな感じ。
ヴァーサタイルは独自の研究調査で、ルシスの禁忌『アダギウム』と呼ばれる存在が、世界のどこかに封印され眠り続けている事を知り。その候補地の一つだった「シヴァの氷像付近(この時点ではまだ氷原程度)」を調査。
その結果、凍り付いた湖の数m下に「人とは離れた姿形」をしているが「ルシス王国との繋がりを示す物(礼服・紋章?)」+「オマケ(一輪のジールの花)」を身に付けている「彼」を発見。
詳しく調べる為に、凍り付いた湖を破壊してでも「彼」を引き上げようとしたんだけど。
調査開始後。「彼」の傍で眠りに就いていた氷神シヴァが、何故か覚醒。ダイアモンドダストを放ち続けるモンだから、「彼」に近付こうにも近付けない状況に(前回「今の時点ではシヴァは氷像にはなっていないので「シヴァの氷像付近」ではない」&「察知した氷神シヴァは、眠りに就いていた場所から目覚め」と書きましたが。「亡骸」という意味ではなく、本当に「眠っていた」という意味で、氷神シヴァは「彼」の傍で「眠っていた」と訂正します)。
と、普通ならこの段階で諦めそうなモノだけど。ヴァーサタイルは知識欲の塊みたいな人間なので「氷神シヴァが守っているという事は、余程のモノに違いない」と思い、益々「彼」の発掘に熱を上げる結果に。
で「氷神シヴァが邪魔をするというのなら、彼女を排する方法を考えなければいけない」という発想から、今まで蓄えて来た持ち前の知識・技術をベースに、帝国軍を巻き込んで「神に対抗する力」の研究を開始。
その執念から、今までにも幾つかの「対 神を想定した兵器」を開発・導入。
したものの・・・それらの「対 神を想定した兵器」で氷神シヴァを攻撃しても、やはり思うような成果は得られず。
今も彼女は「彼」を守るように居座り続け、帝国軍が近付こうとするとダイアモンドダストを放ち続ける・・・という事を繰り返している。
つまり「対 神を想定した兵器」という技術は、2人が協力して確立したのではなく。
イズニアさんがこの時代にやって来る前に、ヴァーサタイルが既に確立していた・・・というイメージで見ています。
なので、そのような経緯を聞いたイズニアさんは、ヴァーサタイルにある提案をします。
それが「氷神シヴァを倒す必要は無い」=「対 神を想定した兵器の技術」を「彼を引き上げる為の、遠隔操作できる重機」に転用し、「氷神シヴァのダイアモンドダスト範囲外から、氷を破砕&掘削」し、「氷に覆われた状態で、彼を早急に回収する」という計画。
この「彼を引き上げる為の、遠隔操作できる重機」に「対 神を想定した兵器」の技術を転用する必要があったのは、「彼」を覆う氷が普通の氷ではない=「氷神シヴァのダイアモンドダストによる氷」なのでこれを掘削する為にも、吹き付けられるダイアモンドダストを無効化する為にも「神の力に対抗できる力」が必要だったから。
つまりヴァーサタイルにしたら「目的達成の為に、障害となるモノを排除する」という発想から、当たり前に「氷神シヴァを討つ」と考えたんだけど(帝国の為の技術にもなるし)。
イズニアさんにしたら「彼」を回収したいだけなので、「氷神シヴァを討つ」必要があるとは思えなかった。
これに関しては、考古学者としての性・・・以外にも理由はあると思いますが。
実際の話、わざわざ「神」と戦うなんてリスクを冒すよりも、「遠隔操作出来る、掘削目的に一点特化した重機」の方が帝国兵の犠牲も少なくて済むし、機能も絞れてコスト削減にもなるので(人にもお財布にも優しい)。
もしもヴァーサタイルが自分の考えに固執する「意固地な科学者・研究者」だったらそうはならないだろうけど・・・上にも書いたように、この人は目的達成の為なら他人の助言がちゃんと聞ける人だと思うので。
目から鱗「なるほど、その手があったか!」ってな感じで、イズニアさんの計画を採用⇒実行に移した。
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【『インモルターリズ』=トンネル掘るのにも便利そう】
そして開発されたのが、例の『インモルターリズ』だった、と。旧約 20では、
アレは旧世代の兵器(=シヴァ討伐に使ってた兵器)が暴走した・・・位にしといたらイイよ。
でなきゃ、あの程度で機能停止する最新兵器では、ヴァーサタイルの面目丸潰れだから。
と書いていましたが、そもそも今回の二次創作では【エピソード・プロンプト】が端折られて、出番がないままになってるので。
前言撤回「旧世代の兵器(=シヴァ討伐に使ってた兵器)」・・・というよりも、そもそも「シヴァ討伐を目的としたモノでは無かった」=「ダイアモンドダストを破砕&無効化する為に、神に対抗する力が必要」&「ダイアモンドダスト範囲外から遠隔操作が出来る重機」として開発された物だった・・・って事でイイんじゃないかな、と。
いやだって正直アレ、掘削用ドリルみたいじゃない?
赤く光る部分から特殊な熱を放出して、氷神シヴァの力を無効化しながらの作業も出来そうだし。
何か先っちょがワキワキ動くから、ある程度の塊まで掘り起こしたら、ガッって握って回収も出来そう。
上にも書いたように、七瀬はどうにもアレが「最新兵器」とか「究極兵器」とは思えなくて(そもそもヴァーサタイルは研究者肌=自分が最強の存在になりたいタイプとは思えない。誰がメンテしてくれるの?)。
だから以前は「旧世代の兵器(=シヴァ討伐に使ってた兵器)」って見てたんですけど。
よくよく考えたら、アレって「その場から動けないタイタン」相手なら兎に角、「自由自在に飛び回るシヴァ」を相手にするには圧倒的不利だろうし。
戦闘中に逃げ回られる事を考えたら、あんなゴツイ電源コードみたいなのを引き摺って追跡するってのも、本来は現実的では無いだろうなって・・・確かに【エピソード・プロンプト】では有り得ん位、追っかけて来るけど。
その点、『インモルターリズ』が「氷神シヴァのダイアモンドダストを無効化し、氷下で眠る「彼」を採掘」「ある程度の氷塊状態で回収する事を目的とした、遠隔操作可能な重機」だったら、わりと自然な絵面が見える気がして。
尚、その場合「でも結局、シヴァとは対峙するんでしょ?勝てるの?」って話になると思いますが。
イズニアさん達の目的は「彼」を回収したいだけなので、氷神シヴァがダイアモンドダスト放って近付けないよう邪魔しようが、無視でイイ訳です。その為の遠隔操作&回収機能なので。
それに仮に彼女と戦う事になっても、今回の彼女は逃げ回る事は無い。何故なら彼女は「彼」を守る為に居座っているので、その場所から動く事が出来ないから。
だって今までは帝国側が自身を討伐する為に追って来たからこそ、持ち前の移動能力を活かして翻弄する事も出来たけど。自身を無視して「彼」の回収に専念されるとなると、そうはいかなくなっちゃう。
当然その場所は、元々『インモルターリズ』のエネルギー供給コードの届く範囲内だから、移動式発電装置(付属品)からエネルギーフルチャージ状態で対面出来るので。
これなら、場の状況としては圧倒的に『インモルターリズ』有利な盤面が敷ける。
だって対する氷神シヴァは「彼」を守る為にその場に留まりつつ、「対 神を想定した兵器」の技術を搭載した『インモルターリズ』を、正面から相手にしなきゃならない・・・って事になるので。
この満を持しての『インモルターリズ』投入で、今まで手も足も出なかった帝国軍は「氷神シヴァ討伐という、後世に残る偉業」を成し遂げる事になります。
でも実際の話はと言うと・・・『インモルターリズ』相手に、その場から動く事が出来ない氷神シヴァは、最後までダイアモンドダストで抵抗を続けた。
しかし、その力を以てしても「対 神を想定した兵器」の技術を搭載した『インモルターリズ』を、止める事は出来ず。
遂に自身の眼前に、『インモルターリズ』が鎌首をもたげる様にして迫る。
そこまで追い込まれても、ほとんどの力を使い果たし膝を着き崩れ落ちても、最後の最後の瞬間まで彼女はダイアモンドダストを放ち続けた。
そして最後、その地に残ったのは・・・最後の瞬間まで抗いつつ、まるで氷下の「彼」を守る様に覆い被さり力尽きた「シヴァの氷像」だった。
あの「シヴァの氷像」が右手を掲げてるのって、眼前に迫り来た『インモルターリズ』に思わず目を背けた・・・そんな最後の最後の瞬間まで、彼女がダイアモンドダストを吹き続けたからじゃないかなって。
それ位、本当の本当に・・・氷神シヴァは「彼」を守りたかったんだと思います。
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【椅子取りゲーム・・・椅子に座れないのは誰?】
と言う訳で、作戦が功を奏し「氷神シヴァを討伐」を成し遂げたイズニアさん達は、『インモルターリズ』でダイアモンドダストの氷を掘削後、「彼」を回収・・・と言う流れになる訳ですが。
場の状況としては、氷神シヴァは動かなくなったものの、彼女が氷下の「彼」を守る様に覆い被さって倒れてしまったので、一難去ってまた一難と言うか・・・「そこ、ちょっと邪魔だなぁ」って感じに(酷い)。
でも、いくらイズニアさんが人でなしだったとしても、流石に「邪魔だから『インモルターリズ』で砕く?」とはならないと思います。
確かに2人にとっての一番の目的は「氷下で眠る「彼」を、引き上げる事」だけど、「神」から得られる知識・情報には「イズニアさん=考古学者」&「ヴァーサタイル=研究者」として興味があると思うので。方向性の違いから喧嘩する事もなく、ちゃんと氷神シヴァを避けて掘削する事に(一安心)。
だから「1000年先の時代」のシヴァの氷像が崩落していたのは、別の話&理由になります。
で、その後はまた【エピソード・アーデン】に繋がる感じ。
つまり今回「彼」を「ダイアモンドダストの氷に覆われた状態」で回収しているので、【FF15】で似た様な境遇にある「氷漬け状態で収容されていた、炎神イフリート」と置き換えます。
この「氷漬けの炎神イフリート」ってのも、正直「神様を氷漬けに出来るって、どんな技術やねん?」って思ってしまう訳ですが。
今回の「彼(=炎神イフリートと、アーデン・ルシス・チェラムの、どっちも取り)」が、「氷神シヴァのダイアモンドダストに覆われた状態で収容されている」なら・・・まぁ、何となくレベルですけど違和感無いかなって。要は「神 対 神=氷神シヴァの氷だから、炎神イフリートを氷漬けにする事が出来た」って事になるので。
最後に、今現在の状況をまとめると。
【FF15】の「炎神イフリート」の場所に、「彼(=炎神イフリートと、アーデン・ルシス・チェラムの、どっちも取り)」が。
【FF15】の「アーデン」の場所に、「アーデン・イズニア(=1000年先の時代から来た)」が収まっている訳ですが。
その結果、本来【FF15】の「『ラバティオ火山』で眠っていた、炎神イフリート」「『神影島』で封印されていた、アーデン」は、今回の二次創作では居場所が無い状況に。
そのクセ、【FF15】の「アーデン」が持っていた『ルシスの禁忌・アダギウム』と言う要素は「アーデン・イズニア」ではなく、「彼(=炎神イフリートと、アーデン・ルシス・チェラムの、どっちも取り)」の方が持っていたりと。
正直自分でも「何で、そんな配役を変えたり、役割を交換したりみたいな、ややこしい事になってんの?」って感じになっています(自業自得)。
ただこれに関しては、「炎神イフリート」「アーデン・ルシス・チェラム」「アーデン・イズニア」の三者の関係が繋がらないと説明のしようがなく。
この三者の関係を繋げようと思ったら、「六神の関係性」から始まり「炎神イフリートは何故、人類を滅ぼそうとしたのか?」「六神とアーデン&ソムヌス&エイラの関係」「アーデンが初代王にならなかった理由」「何故、アーデンが弾かれたのか」・・・みたいな「今のイオスの世界」というよりも「もっと過去の時代(ルシス王国建国時)」だったり「もっと上の階層(神の世界)」だったりから見直さなきゃならなくなってくるので。
次回からは、更に捏造要素が強くなってしまいますが・・・これはもう純粋に「気になる方は、引き続きよろしくお願い致します」ってお願いするしかない状況です、宜しくお願い致します。
【ざっくりな、あらすじ】
①イズニアさんがこの「1000年前の世界」にやって来るよりも前に、「彼」を引き上げようと孤軍奮戦していたのが、ヴァーサタイル(イメージは【エピソード・アーデン】の頃)。
②発掘調査の邪魔をする氷神シヴァを討伐しようと、持ち前の知識欲と執念で「対 神を想定した兵器」を開発・導入。
③でも「神」と呼ばれる彼女を討つ程の兵器開発には至っておらず。1年弱もの間、近付けばダイアモンドダストで牽制してくる彼女との睨めっこ状態が続いていた。
④そんな膠着状態のトコにやって来たのが、イズニアさんとアラネア姐さん一行。
⑤状況を把握する為にイズニアさん、ヴァーサタイルにアポ無し接触。
⑥似た者同士の様で、全く違う方向を見ている様な2人だけど。「氷下に眠る「彼」を、引き上げる」という共通目的の元、協力関係を結ぶ事に。
⑦イズニアさんが加わった事で「氷神シヴァを倒す兵器」ではなく「彼を回収するのに特化した重機」の開発に方針転換。
⑧「対 神を想定した兵器」として生み出された技術を転用して開発されたのが『インモルターリズ』だった。
⑨帝国軍が「氷神シヴァを討つ(兵器)」のではなく「彼の回収に特化(重機)」へと方針転換した事で、氷神シヴァは『インモルターリズ』を相手に防戦を強いられる事になり。
⑩最後の最後の瞬間まで「彼」を守り続けた彼女は、ダイアモンドダストを放ち続けた姿のまま、氷下の「彼」に覆い被さる様にして力尽きた。
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【衣食住が保障された、アットホームな職場です(?)】
独自の調査により「ルシスの禁忌・アダギウム」と呼ばれる存在が、今もこの世界のどこかに眠っていると知ったヴァーサタイル。
更なる追加調査で、その候補地をいくつかに絞った彼は、今回の二次創作では『神影島』よりも先に「シヴァの氷像付近」を調査。
そこで氷下で眠る「彼」を発見したヴァーサタイルは、「彼=ルシスの禁忌・アダギウム」なのではと考え、「彼」を引き上げようとした。
勿論、この時代ではパンデミックという問題は問題にならないので・・・所詮数m程氷を砕くor溶かせばよいだけと思って作業開始。
したのだけど・・・何故か氷神シヴァが邪魔をするので、そちらの相手で手一杯で作業が進まず。
どうしたモンかと困っていたトコにやって来たのが、イズニアさん達だったという訳で。
ここから後は【エピソード・アーデン】に繋がる感じです。
要は「ヴァーサタイルの協力者」みたいな立ち位置で、研究施設のお世話になりつつ(衣食住の面倒も見てくれる)。
懇切丁寧なヴァーサタイルの調査結果やらから、この世界の情勢とか『六神』とか色々な情報を蓄え。
それと並行して「今後どうやって、「彼」を引き上げるか?」を二人で模索中・・・って状況。
なのでヴァーサタイルに出会えた事は、知識&技術は人一倍あるけど、この世界の情報には疎いイズニアさんにとって本当に幸運だったと思います。だってこの世界の事は、ヴァーサタイルがマメに情報提供してくれるおかげで大体分かるだろうから・・・なかなか捕まらないよ、こんな優秀な共同研究者。
尤も、彼は相変わらず「個々に興味が持てない」性質なので、傍から見たら「意気投合」に見えるヴァーサタイルですら、特に個人的には興味無いと思います。
対するヴァーサタイルの方はと言うと。
もしかしたら「2人が似てる」と気付くかもしれないけど・・・現状イズニアさんは【エピソード・アーデン】とは違って「(人間の)胡散臭い中年のオッサン(38歳)」なので。旧約 20辺りでも書いたけど、コッチもコッチで彼自身にはさほど興味はないと思います(お互い様)。
でもまぁ・・・勿論一番の動機として「目的達成の為に、協力関係を結ぶ事にした」のはそうだろうけど、「利用価値」って言葉ほど冷たくは無い感じ。
何か【エピソード・アーデン】のヴァーサタイルって、甲斐甲斐しくアーデンの接待をしてくれてたじゃないですか。勿論あれは「ヴァーサタイルにとって、アーデンが特別な存在(=アダギウム)だったから」って事になるんだと思うけど。
逆に考えたら「普段からああいう事をやってないと、人外相手にあんなこ慣れた対応は出来ない」だろうから・・・ヴァーサタイルって元々「自分の話について来れる人間になかなか出会えない故に、理解してくれそうな人に対しては友好的(少なくとも社交的)」なタイプなのかもって。
だから根本的なトコに「自分の話・成果・考えを聞いて欲しい」ってのはあっても、それは自己顕示欲ではなくて。寧ろ「話も通じない人間を相手にしても、自分が得るものが無い=時間が勿体無い」とか思ってそう。
だとしたらイズニアさんの事も、最初は特に深く考えてでは無くて「色々教えてやりたい」とか「話が通じる相手だから、話してて楽しい」程度だったんだけど。
「知識・技術は自分と同レベルの話が出来る」のに「この世界の事は理解していない」イズニアさんっていうのは、ヴァーサタイルにしたら「相手のし甲斐がある相手」だろうから。
この二人に関しては「お互いには興味が無いのに、お互い持ちつ持たれつのイイ関係」・・・みたいな奇妙な関係になってるイメージです。
で、最後がアラネア一行ですが・・・。
イズニアさんに雇われたはイイものの、肝心の雇い主が帝国の人間(=ヴァーサタイル)のお世話になる事になったので。
元々の契約期間がどうなってたかは分からないですけど、アラネア達も「雇われている傭兵」という名目で一緒について行って。
現地調査に行く時の護衛とか、仕事がある間はイズニアさんの下に居て。
最初の目的である「彼」の引き上げ完了後。イズニアさんが「研究所所属⇒帝国宰相」になる過程で、「①アラネア達の希望(元々、帝国軍に入隊したかった)」「②帝国軍に手駒を回しておきたいイズニアさんの意向」「③不老不死処置を施したロキの監視・補佐の為(但しアラネア達は不老不死処置の事は知らされていない)」のどれか、若しくは複数の理由から「イズニアさんとの契約続行の上で、帝国軍に移籍した」って流れでイイかな、と。
平和な時代・国の宰相なら兎に角、あの「帝国宰相」って国内外問わず敵対してる組織から襲撃される可能性も高そう⇒本来なら「人間的に信用できるアラネア達」を護衛に付け続けてそうなのに。
現状アラネア達が「帝国軍に所属」してるってなると、「帝国軍から引き抜かれた」のではなく、やっぱり「イズニアさんorアラネア達側の、何かしらの思惑があった」んじゃないかなぁ・・・と。
それこそ今回の二次創作のアラネアって、ロキとの関係を考えても「人一倍、帝国への忠誠心が強い」んだけど、契約上はイズニアさんに雇われている身なので「傭兵みたいなもん=特例で帝国准将に収まってる」みたいな感じなので。
その線を手繰り寄せて行けば「ニフルハイム人のアラネアは、愛国心から帝国軍に入隊したかった」⇒「帝国軍は女性兵を認めておらず、正規ルートで帝国軍に入隊する事が出来なかった」⇒「女でも男を同じ、若しくはそれ以上の働きが出来る事を証明&帝国軍に認めてもらう為に、傭兵として実績を積んでいた」ってなるから。
アラネアとしても「アラネア=宰相に雇われている傭兵」という立場から、女性兵を認めない帝国軍に「特例」として所属出来る事になり。「特例」故に将官位以上にはなれないけど「准将(叩き上げで言えば最上位)」にまで上り詰める事が出来たって事なので・・・まぁ、なかなかに良い人生プランじゃないかな、と。
尤も、愛国心から帝国准将にまでなったのに、肝心の帝国内部がなかなかにズタボロだったのは、残念な現実だっただろうけど。
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【物事は、色々な方向から見るのが大事】
とはいえロキは、この時点(物語10年前)では初陣もまだの14歳弱。
皇帝・イドラに関しても、魔導兵がどうこう言い出すのはイズニアさんとヴァーサタイルが組むようになった後の筈なので、この親子に関しては今は保留でイイです。
で、「彼」を発見したのは良かったものの、氷神シヴァに妨害される事1年弱。
普通に考えて、人間が「神と呼ばれる存在」を倒すなんて不可能だと思いますが・・・確か【FF15】でも「帝国が神(=シヴァ)を倒した」という事実はあった筈なので。
手前にあたるこの世界で「帝国が神(=シヴァ)を倒した」という「思い出・記憶」が、後の世界に残るような設定を組んでおかなきゃならない。
じゃあ、どんなイメージで詰めて行くかというと、こんな感じ。
ヴァーサタイルは独自の研究調査で、ルシスの禁忌『アダギウム』と呼ばれる存在が、世界のどこかに封印され眠り続けている事を知り。その候補地の一つだった「シヴァの氷像付近(この時点ではまだ氷原程度)」を調査。
その結果、凍り付いた湖の数m下に「人とは離れた姿形」をしているが「ルシス王国との繋がりを示す物(礼服・紋章?)」+「オマケ(一輪のジールの花)」を身に付けている「彼」を発見。
詳しく調べる為に、凍り付いた湖を破壊してでも「彼」を引き上げようとしたんだけど。
調査開始後。「彼」の傍で眠りに就いていた氷神シヴァが、何故か覚醒。ダイアモンドダストを放ち続けるモンだから、「彼」に近付こうにも近付けない状況に(前回「今の時点ではシヴァは氷像にはなっていないので「シヴァの氷像付近」ではない」&「察知した氷神シヴァは、眠りに就いていた場所から目覚め」と書きましたが。「亡骸」という意味ではなく、本当に「眠っていた」という意味で、氷神シヴァは「彼」の傍で「眠っていた」と訂正します)。
と、普通ならこの段階で諦めそうなモノだけど。ヴァーサタイルは知識欲の塊みたいな人間なので「氷神シヴァが守っているという事は、余程のモノに違いない」と思い、益々「彼」の発掘に熱を上げる結果に。
で「氷神シヴァが邪魔をするというのなら、彼女を排する方法を考えなければいけない」という発想から、今まで蓄えて来た持ち前の知識・技術をベースに、帝国軍を巻き込んで「神に対抗する力」の研究を開始。
その執念から、今までにも幾つかの「対 神を想定した兵器」を開発・導入。
したものの・・・それらの「対 神を想定した兵器」で氷神シヴァを攻撃しても、やはり思うような成果は得られず。
今も彼女は「彼」を守るように居座り続け、帝国軍が近付こうとするとダイアモンドダストを放ち続ける・・・という事を繰り返している。
つまり「対 神を想定した兵器」という技術は、2人が協力して確立したのではなく。
イズニアさんがこの時代にやって来る前に、ヴァーサタイルが既に確立していた・・・というイメージで見ています。
なので、そのような経緯を聞いたイズニアさんは、ヴァーサタイルにある提案をします。
それが「氷神シヴァを倒す必要は無い」=「対 神を想定した兵器の技術」を「彼を引き上げる為の、遠隔操作できる重機」に転用し、「氷神シヴァのダイアモンドダスト範囲外から、氷を破砕&掘削」し、「氷に覆われた状態で、彼を早急に回収する」という計画。
この「彼を引き上げる為の、遠隔操作できる重機」に「対 神を想定した兵器」の技術を転用する必要があったのは、「彼」を覆う氷が普通の氷ではない=「氷神シヴァのダイアモンドダストによる氷」なのでこれを掘削する為にも、吹き付けられるダイアモンドダストを無効化する為にも「神の力に対抗できる力」が必要だったから。
つまりヴァーサタイルにしたら「目的達成の為に、障害となるモノを排除する」という発想から、当たり前に「氷神シヴァを討つ」と考えたんだけど(帝国の為の技術にもなるし)。
イズニアさんにしたら「彼」を回収したいだけなので、「氷神シヴァを討つ」必要があるとは思えなかった。
これに関しては、考古学者としての性・・・以外にも理由はあると思いますが。
実際の話、わざわざ「神」と戦うなんてリスクを冒すよりも、「遠隔操作出来る、掘削目的に一点特化した重機」の方が帝国兵の犠牲も少なくて済むし、機能も絞れてコスト削減にもなるので(人にもお財布にも優しい)。
もしもヴァーサタイルが自分の考えに固執する「意固地な科学者・研究者」だったらそうはならないだろうけど・・・上にも書いたように、この人は目的達成の為なら他人の助言がちゃんと聞ける人だと思うので。
目から鱗「なるほど、その手があったか!」ってな感じで、イズニアさんの計画を採用⇒実行に移した。
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【『インモルターリズ』=トンネル掘るのにも便利そう】
そして開発されたのが、例の『インモルターリズ』だった、と。旧約 20では、
アレは旧世代の兵器(=シヴァ討伐に使ってた兵器)が暴走した・・・位にしといたらイイよ。
でなきゃ、あの程度で機能停止する最新兵器では、ヴァーサタイルの面目丸潰れだから。
と書いていましたが、そもそも今回の二次創作では【エピソード・プロンプト】が端折られて、出番がないままになってるので。
前言撤回「旧世代の兵器(=シヴァ討伐に使ってた兵器)」・・・というよりも、そもそも「シヴァ討伐を目的としたモノでは無かった」=「ダイアモンドダストを破砕&無効化する為に、神に対抗する力が必要」&「ダイアモンドダスト範囲外から遠隔操作が出来る重機」として開発された物だった・・・って事でイイんじゃないかな、と。
いやだって正直アレ、掘削用ドリルみたいじゃない?
赤く光る部分から特殊な熱を放出して、氷神シヴァの力を無効化しながらの作業も出来そうだし。
何か先っちょがワキワキ動くから、ある程度の塊まで掘り起こしたら、ガッって握って回収も出来そう。
上にも書いたように、七瀬はどうにもアレが「最新兵器」とか「究極兵器」とは思えなくて(そもそもヴァーサタイルは研究者肌=自分が最強の存在になりたいタイプとは思えない。誰がメンテしてくれるの?)。
だから以前は「旧世代の兵器(=シヴァ討伐に使ってた兵器)」って見てたんですけど。
よくよく考えたら、アレって「その場から動けないタイタン」相手なら兎に角、「自由自在に飛び回るシヴァ」を相手にするには圧倒的不利だろうし。
戦闘中に逃げ回られる事を考えたら、あんなゴツイ電源コードみたいなのを引き摺って追跡するってのも、本来は現実的では無いだろうなって・・・確かに【エピソード・プロンプト】では有り得ん位、追っかけて来るけど。
その点、『インモルターリズ』が「氷神シヴァのダイアモンドダストを無効化し、氷下で眠る「彼」を採掘」「ある程度の氷塊状態で回収する事を目的とした、遠隔操作可能な重機」だったら、わりと自然な絵面が見える気がして。
尚、その場合「でも結局、シヴァとは対峙するんでしょ?勝てるの?」って話になると思いますが。
イズニアさん達の目的は「彼」を回収したいだけなので、氷神シヴァがダイアモンドダスト放って近付けないよう邪魔しようが、無視でイイ訳です。その為の遠隔操作&回収機能なので。
それに仮に彼女と戦う事になっても、今回の彼女は逃げ回る事は無い。何故なら彼女は「彼」を守る為に居座っているので、その場所から動く事が出来ないから。
だって今までは帝国側が自身を討伐する為に追って来たからこそ、持ち前の移動能力を活かして翻弄する事も出来たけど。自身を無視して「彼」の回収に専念されるとなると、そうはいかなくなっちゃう。
当然その場所は、元々『インモルターリズ』のエネルギー供給コードの届く範囲内だから、移動式発電装置(付属品)からエネルギーフルチャージ状態で対面出来るので。
これなら、場の状況としては圧倒的に『インモルターリズ』有利な盤面が敷ける。
だって対する氷神シヴァは「彼」を守る為にその場に留まりつつ、「対 神を想定した兵器」の技術を搭載した『インモルターリズ』を、正面から相手にしなきゃならない・・・って事になるので。
この満を持しての『インモルターリズ』投入で、今まで手も足も出なかった帝国軍は「氷神シヴァ討伐という、後世に残る偉業」を成し遂げる事になります。
でも実際の話はと言うと・・・『インモルターリズ』相手に、その場から動く事が出来ない氷神シヴァは、最後までダイアモンドダストで抵抗を続けた。
しかし、その力を以てしても「対 神を想定した兵器」の技術を搭載した『インモルターリズ』を、止める事は出来ず。
遂に自身の眼前に、『インモルターリズ』が鎌首をもたげる様にして迫る。
そこまで追い込まれても、ほとんどの力を使い果たし膝を着き崩れ落ちても、最後の最後の瞬間まで彼女はダイアモンドダストを放ち続けた。
そして最後、その地に残ったのは・・・最後の瞬間まで抗いつつ、まるで氷下の「彼」を守る様に覆い被さり力尽きた「シヴァの氷像」だった。
あの「シヴァの氷像」が右手を掲げてるのって、眼前に迫り来た『インモルターリズ』に思わず目を背けた・・・そんな最後の最後の瞬間まで、彼女がダイアモンドダストを吹き続けたからじゃないかなって。
それ位、本当の本当に・・・氷神シヴァは「彼」を守りたかったんだと思います。
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【椅子取りゲーム・・・椅子に座れないのは誰?】
と言う訳で、作戦が功を奏し「氷神シヴァを討伐」を成し遂げたイズニアさん達は、『インモルターリズ』でダイアモンドダストの氷を掘削後、「彼」を回収・・・と言う流れになる訳ですが。
場の状況としては、氷神シヴァは動かなくなったものの、彼女が氷下の「彼」を守る様に覆い被さって倒れてしまったので、一難去ってまた一難と言うか・・・「そこ、ちょっと邪魔だなぁ」って感じに(酷い)。
でも、いくらイズニアさんが人でなしだったとしても、流石に「邪魔だから『インモルターリズ』で砕く?」とはならないと思います。
確かに2人にとっての一番の目的は「氷下で眠る「彼」を、引き上げる事」だけど、「神」から得られる知識・情報には「イズニアさん=考古学者」&「ヴァーサタイル=研究者」として興味があると思うので。方向性の違いから喧嘩する事もなく、ちゃんと氷神シヴァを避けて掘削する事に(一安心)。
だから「1000年先の時代」のシヴァの氷像が崩落していたのは、別の話&理由になります。
で、その後はまた【エピソード・アーデン】に繋がる感じ。
つまり今回「彼」を「ダイアモンドダストの氷に覆われた状態」で回収しているので、【FF15】で似た様な境遇にある「氷漬け状態で収容されていた、炎神イフリート」と置き換えます。
この「氷漬けの炎神イフリート」ってのも、正直「神様を氷漬けに出来るって、どんな技術やねん?」って思ってしまう訳ですが。
今回の「彼(=炎神イフリートと、アーデン・ルシス・チェラムの、どっちも取り)」が、「氷神シヴァのダイアモンドダストに覆われた状態で収容されている」なら・・・まぁ、何となくレベルですけど違和感無いかなって。要は「神 対 神=氷神シヴァの氷だから、炎神イフリートを氷漬けにする事が出来た」って事になるので。
最後に、今現在の状況をまとめると。
【FF15】の「炎神イフリート」の場所に、「彼(=炎神イフリートと、アーデン・ルシス・チェラムの、どっちも取り)」が。
【FF15】の「アーデン」の場所に、「アーデン・イズニア(=1000年先の時代から来た)」が収まっている訳ですが。
その結果、本来【FF15】の「『ラバティオ火山』で眠っていた、炎神イフリート」「『神影島』で封印されていた、アーデン」は、今回の二次創作では居場所が無い状況に。
そのクセ、【FF15】の「アーデン」が持っていた『ルシスの禁忌・アダギウム』と言う要素は「アーデン・イズニア」ではなく、「彼(=炎神イフリートと、アーデン・ルシス・チェラムの、どっちも取り)」の方が持っていたりと。
正直自分でも「何で、そんな配役を変えたり、役割を交換したりみたいな、ややこしい事になってんの?」って感じになっています(自業自得)。
ただこれに関しては、「炎神イフリート」「アーデン・ルシス・チェラム」「アーデン・イズニア」の三者の関係が繋がらないと説明のしようがなく。
この三者の関係を繋げようと思ったら、「六神の関係性」から始まり「炎神イフリートは何故、人類を滅ぼそうとしたのか?」「六神とアーデン&ソムヌス&エイラの関係」「アーデンが初代王にならなかった理由」「何故、アーデンが弾かれたのか」・・・みたいな「今のイオスの世界」というよりも「もっと過去の時代(ルシス王国建国時)」だったり「もっと上の階層(神の世界)」だったりから見直さなきゃならなくなってくるので。
次回からは、更に捏造要素が強くなってしまいますが・・・これはもう純粋に「気になる方は、引き続きよろしくお願い致します」ってお願いするしかない状況です、宜しくお願い致します。
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