落書き帳の10ページ目
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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《偽典 3》
- 2024/03/11 (Mon) |
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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【ビクセン嬢は、超高性能タイムマシン】
【アラネア姐さんとは、10年来のお付き合い・・・?】
【「彼」を守りたかった、氷神シヴァ】
【若き日のヴァーサタイルと、協力関係に】
《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【ビクセン嬢は、超高性能タイムマシン】
【アラネア姐さんとは、10年来のお付き合い・・・?】
【「彼」を守りたかった、氷神シヴァ】
【若き日のヴァーサタイルと、協力関係に】
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【ざっくりな、あらすじ】
①待ちに待たされ、漸く「1000年前のイオスの世界」にやって来たイズニアさん。
②すぐにでも「シヴァの氷像付近に行きたかったけど、まずは状況確認の為に「人が住んでいそうな場所」へ」(尚、今の時点ではシヴァは氷像にはなっていないので「シヴァの氷像付近」ではないんだけど、便宜上「シヴァの氷像付近」としておきます)。
③「シヴァの氷像付近」の「人が住んでいそうな場所」=『テネブラエ』にて情報収集&現地ガイドを募集!
④「シヴァの氷像付近に行くなら危険が伴う」との情報を得て、護衛も出来る現地ガイドを大募集!
⑤そんなイズニアさんに「アタシ達、腕には自信があるんだ。どう、雇わない?」と名乗りを上げたのが、アラネア姐さん(当時20歳)。
⑥面子が整ったトコで、イズニアさん(雇い主)+アラネア一行(現地ガイド&護衛)の4人パーティーで「シヴァの氷像付近」へ赴くも、氷神シヴァと帝国が対峙していて近付けたモンではなく。
⑦独自の研究調査の結果「氷下で眠る「彼」を引き上げたい」という目的の元、帝国軍を動かしているヴァーサタイルと接触⇒共通の目的を達成する為、協力関係を結ぶ事に。
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【ビクセン嬢は、超高性能タイムマシン】
やっとの事でイズニアさんを「過去の世界」に旅立たせるに至った訳ですが。
「何でこの年代に設定したのか?」ってのは、ビクセンのスペック的限界が「1000年」だったから・・・と言うのが一番の原因、にしておきます。
何せ出発までに時間は嫌と言うほどあったので、その間に地層年代とか「彼」が身に付けていた装飾品の特徴から凡その年代を想定。
恐らく1000~2000年は前なので、取りあえず最大値の1000年前まで飛んで。
そこからは部品整備や消耗機器の交換をしながら、もっと短いスパンで過去へ。
もしも整備環境やビクセンの状況的に「彼が眠りに就く前」まで辿り着けなかった場合は、その時点での調査に切替るつもりだった(いくら交換部品や知識があっても、古代まで遡ると整備環境が用意出来ないので)。
「そんな適当で大丈夫なの?」って感じですが。1000年やそこらでは地殻変動的な影響は無い=「目指す場所(シヴァの氷像付近)」は分かっているので。
まずは最大値の1000年前に飛んで、シヴァの氷像付近を目指し。
既にそこに「彼」が眠っていたら、そこから更に過去に飛ぶ・・・という計画だった。
そうなって来ると「レガリアと比べて、ビクセンの性能が相当ハイスペック」でないと成立しない訳ですが・・・これは後付けでは無く、最初からそういう設定です。
元々の設定として「レガリアはスペック的には300~500年しか飛べないのに、トラブルで1000年過去に飛んでしまった(それによりタイムマシンとしての機能の大半を破損)」事になっている・・・つまりレガリアはノクト達が大学の研究室で開発したタイムマシンだったのに対し。
ビクセンは「レガリア完成よりも15~20年後に、国際タイムマシン機構(仮)によって研究・開発された、1000年の時空移動&消耗品交換によって更に過去に飛べる」という、タイムマシンに関わる研究者達の叡智を結集した、最新鋭のタイムマシンだった。
これは「ifエンド」でイズニアさんが「ビクセンを犠牲に、共食い整備でレガリアを修理してくれていた」部分にも関わっていて。
もしもビクセンの性能がレガリアと同等だった場合、共食い整備をしても「1000年先の未来には戻れない」・・・だってレガリアのスペックは300~500年が限界なので、ビクセンも同スペックだったら結局300~500年しか戻れない。
でも彼が修理してくれた事を察したノクトが「1000年先の未来に戻れるようになっている」と思えたのは、彼がシドニーに預けていた「ご褒美(記念コイン)の発行年が、自分達の時代よりも20年も先だった」から。
旧約 61の、イズニアさんの年齢のカラクリのトコにも少し書きましたが「過去の記念硬貨を持っている人は居ても、未来の記念硬貨を持っている人は居ない」・・・つまりこの記念コインを持っているという事は「彼は自分達よりも20年以上先の時代から来た人間」=「彼の方が知識が豊富&レガリアよりもビクセンの方が高性能」という事が導き出せるので。
「彼の時代まで飛べるビクセンのパーツ&ノウハウがあったなら、
レガリアは、自分達の時代まで飛ぶ事が出来るよう修理されているんだろう。」
少なくともノクトはそう思えた・・・って事。
なのでビクセンの性能が段違いにハイスペックなのは、最初からそういう展開「共食い整備でノクト達を1000年先の未来に返してやる」&「明確な年代が分からない「彼」を探す為には、それ位のスペックが必要」を見越しての設定だったので。
これに関してはご都合主義ではありますが「そういうモンなんだ」って、ご理解頂ければと思います。
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【アラネア姐さんとは、10年来のお付き合い・・・?】
と言う訳で、最初のタイムワープで「1000年前のイオスの世界(正確にはノクト達が到着する10年前)」にやって来たイズニアさん。
最初から目指す場所は【FF15】で言うトコの「シヴァの氷像付近」と定まっているので、まずはその近辺の「人が住んでいそうな場所」に立ち寄ります。
確かにココまで来たらシヴァの氷像付近に直行したい気持ちでいっぱいだろうけど・・・やっぱり「今自分が居る世界の状況」っていうのは掴んでおかないと調査どこでは無いので、RPGのお約束的にも町のモブキャラから情報収集は必要かと。
じゃあ、そのシヴァの氷像付近の「人が住んでいそうな場所」を何処にするかって言うと・・・出番に恵まれない『テネブラエ』にしておいて、ここでいきなり「アラネア一行」を雇うのでイイんじゃないかなって。
今回の二次創作では『テネブラエ』は「ニフルハイム帝国の元帝都」&「神凪・フルーレ家はルシス王国側」という扱いだったので、【FF15】正史とは違うんだけど・・・アラネア姐さん達ってココに居たと思うんで。
その事実だけを拾って「1000年前の世界を探索する為には、現地ガイドが必要」⇒「テネブラエで頼れそうな人間を探す」⇒「シヴァの氷像付近に行くなら危険が伴うので、腕利きの用心棒が必要という情報を得る」⇒「傭兵稼業に勤しむアラネア一行を、現地ガイド兼護衛として雇う」・・・って繋いでおけば、スムーズじゃないかなと。
この「アラネア達は元々イズニアさんに雇われた傭兵」だった・・・という設定は、旧約 54でも書きましたが。
この時点で雇われるなら、本編の時には「10年来の付き合い」なので、そりゃ「人間的に信頼出来る」だろうし。
アラネア姐さんって本編時間軸では30歳と微妙な年齢設定だけど・・・もしもアラネアが26歳だと、この時点での彼女は16歳。いくら「腕には自信がある」って言われたトコで、16歳の小娘を護衛に雇うかと言うと無理がありそうなので(ウェッジがアラネアより年下なら尚更)・・・この時点で登場するなら、寧ろアラネア(30歳)⇒(20歳)で、ある意味イイ線行ってるんじゃないかな、と。
何なら情報収集の為に最初に声を掛けたor情報収集している時に話し掛けてきたのがアラネア達で、そのままの話の流れで、
「今、あの辺りは氷神シヴァと帝国がやり合ってるから。
危なっかしくって、民間人なんかそう簡単に立ち入れないよ。」
「アタシ達、腕には自信があるんだ。どう、雇わない?」
あんな危ないトコに行こうなんて命知らず、そうそう見付からないよ・・・とか言って、自ら売り込みに行くスタイル。
で、イズニアさんはと言えば、出来るだけ早く様子を見に行きたいので。「じゃあ、お願いしようかな」位で契約したんじゃないかな、と。
因みにアラネア姐さんは、ちゃんと見合った報酬を渡さないと仕事をしてくれないだろうから。この世界の通貨を持っていない彼がどうしたかって言うと・・・お給料は、持参した「金」とか「宝石(原石)」で現物支給or換金して支払い。
イズニアさんの場合は、どの時代に滞在する事になるか分からない以上、結局は「価値のある現物=金・宝石(原石)類」が一番安定(どの時代でも価値が見込める)なので。
現物って確かに嵩張るし、持ち運びに不便&物騒なので、持って来れる分には限度があるだろうけど、ある程度の「価値のある現物=金・宝石(原石)類」を持参⇒その時代の通貨に換金⇒生活基盤さえ何とかなれば、知恵なり技術なりで稼げる・・・って見通しだった。
何せ、アラネア姐さんが10年も雇われてるんだったら、ちゃんと正統なお給料は払ってたんでしょう・・・帝国軍からの給料とは別に。
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【「彼」を守りたかった、氷神シヴァ】
これで「イズニアさん(雇い主)+アラネア一行(現地ガイド&護衛)」の、4人パーティーが完成!やったね!
と・・・右も左も分からない「1000年過去のイオスの世界」を探索しやすくなって、一安心したのも束の間。目的地付近まで赴いたイズニアさんは、予想外の状況に愕然とする事になります。
と言うのも、さっきさり気なく書いたように「目的地付近では氷神シヴァと帝国が対峙していて、近付ける様な状況ではなかった」から。
この「氷神シヴァと帝国が対峙している」という件ですが。
本来【FF15】では「帝国にテネブラエの宮殿が襲撃されて、シルヴァが死亡(12年前)」⇒「その後、氷神シヴァが突然目覚め、帝国軍を攻撃(11年前)」という流れから、「テネブラエに由縁のある氷神シヴァが、帝国への報復として覚醒したのではないか?」という解釈になってるのかな?
でも今回の二次創作では「テネブラエはニフルハイム帝国の旧帝都」「ノクトは1000年未来から来た人間なので、テネブラエ関係の事実はない」「ノクトの代役のイリスは、現帝都オルティシエに軟禁されていたので、彼女もテネブラエ関係の事実はない」ので、帝国がテネブラエを襲う理由が無い・・・つまり「氷神シヴァと帝国が対峙している」理由を他に用意しなきゃならない。
じゃあ、その理由をどうするかと言うと、これは状況的に「氷神シヴァは「彼」を守る為に、帝国と対峙していた」って事になります。
これに関しては「何で氷神シヴァが?」って感じですが。
これは偽典 1で「「彼」に対する今現在のイメージは、「炎神・イフリート」と「アーデン・ルシス・チェラム」の、どっちも取り」と書いていたように、早い話「彼」が炎神イフリートの要素を持っているので、氷神シヴァにとっても「彼」は、帝国に敵と思われてでも守りたい存在だった、と。
氷神シヴァにとっても「彼」は、とても大切な存在だった。
その「彼」を帝国軍が発見し、無理矢理引き摺り出そうとした。
それを察知した氷神シヴァは、眠りに就いていた場所から目覚め。
氷下で眠り続ける「彼」を守る為、帝国軍と対峙する事になった。
でも「彼を守る為」に、人間を近付けまいとダイアモンドダストを放ち続ける氷神シヴァを。
人間は「自分達に対する敵対行為」と判断、目的達成の妨げとなる彼女を排除しようと考えた。
本当は、人間を傷付けたくなかった・・・そっとしておいて欲しいだけだった。
だから、人間を近付けない様に、「彼」の眠りが妨げられない様に。
彼女は永久に溶ける事の無い氷神の力・ダイアモンドダストを放ち続け・・・辺り一帯は厚い氷に覆われた、白銀の世界へと姿を変えた。
つまり氷神シヴァが帝国と対峙していたのは、報復や復讐の為ではなく。
ただただ「世界の為に全てを抱え込んで、永遠に眠る事を選んだ彼」を、守りたかった・・・彼の眠りを妨げる者を退けたいだけだった。
現状「彼」が何者なのかがハッキリしていないので、ぼんやりになりますが・・・今のトコ、氷神シヴァと「彼」の関係は、このように把握しておいて頂ければと思います。
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【若き日のヴァーサタイルと、協力関係に】
要するに「12年前のテネブラエ襲撃は無い」んだけど、「11年前に氷神シヴァが覚醒し、帝国軍を攻撃」という部分は拾う。
そうすれば「イズニアさんはノクト達より10年前に飛んでいる」ので、「1年前に覚醒した氷神シヴァと、交戦を続けている帝国軍」に出くわす事になる・・・という訳で。
じゃあ、こんな辺境の寒っぶいトコで埋まってる「彼」を見付け出して掘り起こそうなんて考える変人仲間が誰かって言うと・・・もう一人のキーパーソン・ヴァーサタイルしかいない。
今回の二次創作では「プロンプトも未来から来ている人間なので【エピソード・プロンプト】が端折られる」⇒「ノクト&プロンプトが20歳になるまでの年月を端折って、アーデンとヴァーサタイルの出会いは10年前程度」⇒「10年前に【エピソード・アーデン】の様な状況」となっていたので。
その「10年前」とは、当に「今」の事。
アラネア達と共にシヴァの氷像付近に赴いたイズニアさんは、自身の研究調査によって「彼」の居場所を突き止めたヴァーサタイルに接触。
お互いの「氷下で眠る「彼」を引き上げたい」という共通目的の元、協力関係を結ぶ事になります。
と言う事で、この時点でのヴァーサタイルの事をまとめると。
基本「【エピソード・アーデン】の様な状況」なので、ヴァーサタイルの年齢&見た目なんかは【エピソード・アーデン】順守になります。
なのでこの「10年前の世界」で25歳位、「ノクト達が着いた世界」で35歳位になるのかな(うろ覚え)。
で、本来のヴァーサタイルは様々な伝承などから『アダギウム』ことアーデンの居場所を特定、彼の眠りを醒ましてこの世界に連れ戻した・・・みたいな話だった気がしますが、今回の二次創作では『神影島』関連はスルーになります。
何故かと言うと「別の場所=シヴァの氷像付近」で「彼」を発見しているし。
アーデンはイズニアさんとして未来から来ているので、これ以上「アーデン」絡みの存在に出てきてもらっても椅子が足りなくて困るから(超難易度椅子取りゲーム)。
つまりヴァーサタイルは独自の研究調査で「ルシスの禁忌『アダギウム』と呼ばれる存在が、世界のどこかに封印され眠り続けている」事を知り、その候補地を幾つかに絞って調査していた。
その候補地に『神影島』や「シヴァの氷像付近」が含まれていて。
【FF15】では、先に『神影島』を調査したので、結果『神影島』で封印されていた『アダギウム』を発見し。
今回の二次創作では、先に「シヴァの氷像付近」を調査したので、結果「シヴァの氷像付近」で眠りに就いていた「彼」を発見した。
要は「どっちを先に見付けたか?」というのがポイントで。
極端な話、今回の二次創作では『神影島』関連はスルーなんだけど、『神影島』で『アダギウム(アーデン)』は封印されたままになっている・・・のでもイイのかなって。
どう言う事かと言うと、先に調査した「シヴァの氷像付近」で眠りに就いていた「彼」が『アダギウム』の役割を取ってしまったので、ヴァーサタイルが『神影島』の『アダギウム』を探しに来る事は無い=結果、この世界では誰にも見付けて貰えないので、存在はしているんだけど存在しない事になる・・・みたいな。
という経緯で、ヴァーサタイルと協力関係を結ぶ事になったイズニアさんですが。
実際のトコ、彼には二つの選択肢があったとは思います。
一つは上記の通り「①ヴァーサタイルと協力関係を結び、この時代に留まって調査研究を続ける」道。
もう一つは「②今の危険な時代を避け、更に過去の世界に飛んだ先で調査研究を試みる」道。
ぶっちゃけ、危険を回避するという意味なら、こんなドンパチしてる時代を態々選ばなくても、過去に飛んだ方が安全に調査研究できる可能性が高いので②を選ぶ方が賢明。
でもイズニアさんは「真実の探求者」なので、「何故、氷神シヴァが「彼」を守っているのか?」って謎を放っておく事が出来なかったんじゃないかな?
それにヴァーサタイル・・・特に【エピソード・アーデン】時代のヴァーサタイルの知識欲&技術開発力だったりは、この世界に研究基盤が無いイズニアさんにとって、共同研究者としては申し分ない人材だろうから。
確かに過去に飛んだ方が、安全に研究調査が出来るかもしれないけど。
過去の世界でヴァーサタイルのような共同研究者を得られる保証はないし(寧ろ、過去に飛ぶほど世界の技術レベルは低下する傾向)。
更に過去に飛んだ先で「彼」を調べようとしたら、結局また氷神シヴァを呼び寄せる事になるかもしれない。
それにビクセンの性能なら更に過去に飛ぶ事は出来るけど、下手に繰り返さない方が良いには決まっているので(元の時代に戻るのも大変になるし)。
だったら下手に時代を下らず、この世界に腰を据えて研究調査する事を選んだ・・・って事にしておきます。
【ざっくりな、あらすじ】
①待ちに待たされ、漸く「1000年前のイオスの世界」にやって来たイズニアさん。
②すぐにでも「シヴァの氷像付近に行きたかったけど、まずは状況確認の為に「人が住んでいそうな場所」へ」(尚、今の時点ではシヴァは氷像にはなっていないので「シヴァの氷像付近」ではないんだけど、便宜上「シヴァの氷像付近」としておきます)。
③「シヴァの氷像付近」の「人が住んでいそうな場所」=『テネブラエ』にて情報収集&現地ガイドを募集!
④「シヴァの氷像付近に行くなら危険が伴う」との情報を得て、護衛も出来る現地ガイドを大募集!
⑤そんなイズニアさんに「アタシ達、腕には自信があるんだ。どう、雇わない?」と名乗りを上げたのが、アラネア姐さん(当時20歳)。
⑥面子が整ったトコで、イズニアさん(雇い主)+アラネア一行(現地ガイド&護衛)の4人パーティーで「シヴァの氷像付近」へ赴くも、氷神シヴァと帝国が対峙していて近付けたモンではなく。
⑦独自の研究調査の結果「氷下で眠る「彼」を引き上げたい」という目的の元、帝国軍を動かしているヴァーサタイルと接触⇒共通の目的を達成する為、協力関係を結ぶ事に。
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【ビクセン嬢は、超高性能タイムマシン】
やっとの事でイズニアさんを「過去の世界」に旅立たせるに至った訳ですが。
「何でこの年代に設定したのか?」ってのは、ビクセンのスペック的限界が「1000年」だったから・・・と言うのが一番の原因、にしておきます。
何せ出発までに時間は嫌と言うほどあったので、その間に地層年代とか「彼」が身に付けていた装飾品の特徴から凡その年代を想定。
恐らく1000~2000年は前なので、取りあえず最大値の1000年前まで飛んで。
そこからは部品整備や消耗機器の交換をしながら、もっと短いスパンで過去へ。
もしも整備環境やビクセンの状況的に「彼が眠りに就く前」まで辿り着けなかった場合は、その時点での調査に切替るつもりだった(いくら交換部品や知識があっても、古代まで遡ると整備環境が用意出来ないので)。
「そんな適当で大丈夫なの?」って感じですが。1000年やそこらでは地殻変動的な影響は無い=「目指す場所(シヴァの氷像付近)」は分かっているので。
まずは最大値の1000年前に飛んで、シヴァの氷像付近を目指し。
既にそこに「彼」が眠っていたら、そこから更に過去に飛ぶ・・・という計画だった。
そうなって来ると「レガリアと比べて、ビクセンの性能が相当ハイスペック」でないと成立しない訳ですが・・・これは後付けでは無く、最初からそういう設定です。
元々の設定として「レガリアはスペック的には300~500年しか飛べないのに、トラブルで1000年過去に飛んでしまった(それによりタイムマシンとしての機能の大半を破損)」事になっている・・・つまりレガリアはノクト達が大学の研究室で開発したタイムマシンだったのに対し。
ビクセンは「レガリア完成よりも15~20年後に、国際タイムマシン機構(仮)によって研究・開発された、1000年の時空移動&消耗品交換によって更に過去に飛べる」という、タイムマシンに関わる研究者達の叡智を結集した、最新鋭のタイムマシンだった。
これは「ifエンド」でイズニアさんが「ビクセンを犠牲に、共食い整備でレガリアを修理してくれていた」部分にも関わっていて。
もしもビクセンの性能がレガリアと同等だった場合、共食い整備をしても「1000年先の未来には戻れない」・・・だってレガリアのスペックは300~500年が限界なので、ビクセンも同スペックだったら結局300~500年しか戻れない。
でも彼が修理してくれた事を察したノクトが「1000年先の未来に戻れるようになっている」と思えたのは、彼がシドニーに預けていた「ご褒美(記念コイン)の発行年が、自分達の時代よりも20年も先だった」から。
旧約 61の、イズニアさんの年齢のカラクリのトコにも少し書きましたが「過去の記念硬貨を持っている人は居ても、未来の記念硬貨を持っている人は居ない」・・・つまりこの記念コインを持っているという事は「彼は自分達よりも20年以上先の時代から来た人間」=「彼の方が知識が豊富&レガリアよりもビクセンの方が高性能」という事が導き出せるので。
「彼の時代まで飛べるビクセンのパーツ&ノウハウがあったなら、
レガリアは、自分達の時代まで飛ぶ事が出来るよう修理されているんだろう。」
少なくともノクトはそう思えた・・・って事。
なのでビクセンの性能が段違いにハイスペックなのは、最初からそういう展開「共食い整備でノクト達を1000年先の未来に返してやる」&「明確な年代が分からない「彼」を探す為には、それ位のスペックが必要」を見越しての設定だったので。
これに関してはご都合主義ではありますが「そういうモンなんだ」って、ご理解頂ければと思います。
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【アラネア姐さんとは、10年来のお付き合い・・・?】
と言う訳で、最初のタイムワープで「1000年前のイオスの世界(正確にはノクト達が到着する10年前)」にやって来たイズニアさん。
最初から目指す場所は【FF15】で言うトコの「シヴァの氷像付近」と定まっているので、まずはその近辺の「人が住んでいそうな場所」に立ち寄ります。
確かにココまで来たらシヴァの氷像付近に直行したい気持ちでいっぱいだろうけど・・・やっぱり「今自分が居る世界の状況」っていうのは掴んでおかないと調査どこでは無いので、RPGのお約束的にも町のモブキャラから情報収集は必要かと。
じゃあ、そのシヴァの氷像付近の「人が住んでいそうな場所」を何処にするかって言うと・・・出番に恵まれない『テネブラエ』にしておいて、ここでいきなり「アラネア一行」を雇うのでイイんじゃないかなって。
今回の二次創作では『テネブラエ』は「ニフルハイム帝国の元帝都」&「神凪・フルーレ家はルシス王国側」という扱いだったので、【FF15】正史とは違うんだけど・・・アラネア姐さん達ってココに居たと思うんで。
その事実だけを拾って「1000年前の世界を探索する為には、現地ガイドが必要」⇒「テネブラエで頼れそうな人間を探す」⇒「シヴァの氷像付近に行くなら危険が伴うので、腕利きの用心棒が必要という情報を得る」⇒「傭兵稼業に勤しむアラネア一行を、現地ガイド兼護衛として雇う」・・・って繋いでおけば、スムーズじゃないかなと。
この「アラネア達は元々イズニアさんに雇われた傭兵」だった・・・という設定は、旧約 54でも書きましたが。
この時点で雇われるなら、本編の時には「10年来の付き合い」なので、そりゃ「人間的に信頼出来る」だろうし。
アラネア姐さんって本編時間軸では30歳と微妙な年齢設定だけど・・・もしもアラネアが26歳だと、この時点での彼女は16歳。いくら「腕には自信がある」って言われたトコで、16歳の小娘を護衛に雇うかと言うと無理がありそうなので(ウェッジがアラネアより年下なら尚更)・・・この時点で登場するなら、寧ろアラネア(30歳)⇒(20歳)で、ある意味イイ線行ってるんじゃないかな、と。
何なら情報収集の為に最初に声を掛けたor情報収集している時に話し掛けてきたのがアラネア達で、そのままの話の流れで、
「今、あの辺りは氷神シヴァと帝国がやり合ってるから。
危なっかしくって、民間人なんかそう簡単に立ち入れないよ。」
「アタシ達、腕には自信があるんだ。どう、雇わない?」
あんな危ないトコに行こうなんて命知らず、そうそう見付からないよ・・・とか言って、自ら売り込みに行くスタイル。
で、イズニアさんはと言えば、出来るだけ早く様子を見に行きたいので。「じゃあ、お願いしようかな」位で契約したんじゃないかな、と。
因みにアラネア姐さんは、ちゃんと見合った報酬を渡さないと仕事をしてくれないだろうから。この世界の通貨を持っていない彼がどうしたかって言うと・・・お給料は、持参した「金」とか「宝石(原石)」で現物支給or換金して支払い。
イズニアさんの場合は、どの時代に滞在する事になるか分からない以上、結局は「価値のある現物=金・宝石(原石)類」が一番安定(どの時代でも価値が見込める)なので。
現物って確かに嵩張るし、持ち運びに不便&物騒なので、持って来れる分には限度があるだろうけど、ある程度の「価値のある現物=金・宝石(原石)類」を持参⇒その時代の通貨に換金⇒生活基盤さえ何とかなれば、知恵なり技術なりで稼げる・・・って見通しだった。
何せ、アラネア姐さんが10年も雇われてるんだったら、ちゃんと正統なお給料は払ってたんでしょう・・・帝国軍からの給料とは別に。
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【「彼」を守りたかった、氷神シヴァ】
これで「イズニアさん(雇い主)+アラネア一行(現地ガイド&護衛)」の、4人パーティーが完成!やったね!
と・・・右も左も分からない「1000年過去のイオスの世界」を探索しやすくなって、一安心したのも束の間。目的地付近まで赴いたイズニアさんは、予想外の状況に愕然とする事になります。
と言うのも、さっきさり気なく書いたように「目的地付近では氷神シヴァと帝国が対峙していて、近付ける様な状況ではなかった」から。
この「氷神シヴァと帝国が対峙している」という件ですが。
本来【FF15】では「帝国にテネブラエの宮殿が襲撃されて、シルヴァが死亡(12年前)」⇒「その後、氷神シヴァが突然目覚め、帝国軍を攻撃(11年前)」という流れから、「テネブラエに由縁のある氷神シヴァが、帝国への報復として覚醒したのではないか?」という解釈になってるのかな?
でも今回の二次創作では「テネブラエはニフルハイム帝国の旧帝都」「ノクトは1000年未来から来た人間なので、テネブラエ関係の事実はない」「ノクトの代役のイリスは、現帝都オルティシエに軟禁されていたので、彼女もテネブラエ関係の事実はない」ので、帝国がテネブラエを襲う理由が無い・・・つまり「氷神シヴァと帝国が対峙している」理由を他に用意しなきゃならない。
じゃあ、その理由をどうするかと言うと、これは状況的に「氷神シヴァは「彼」を守る為に、帝国と対峙していた」って事になります。
これに関しては「何で氷神シヴァが?」って感じですが。
これは偽典 1で「「彼」に対する今現在のイメージは、「炎神・イフリート」と「アーデン・ルシス・チェラム」の、どっちも取り」と書いていたように、早い話「彼」が炎神イフリートの要素を持っているので、氷神シヴァにとっても「彼」は、帝国に敵と思われてでも守りたい存在だった、と。
氷神シヴァにとっても「彼」は、とても大切な存在だった。
その「彼」を帝国軍が発見し、無理矢理引き摺り出そうとした。
それを察知した氷神シヴァは、眠りに就いていた場所から目覚め。
氷下で眠り続ける「彼」を守る為、帝国軍と対峙する事になった。
でも「彼を守る為」に、人間を近付けまいとダイアモンドダストを放ち続ける氷神シヴァを。
人間は「自分達に対する敵対行為」と判断、目的達成の妨げとなる彼女を排除しようと考えた。
本当は、人間を傷付けたくなかった・・・そっとしておいて欲しいだけだった。
だから、人間を近付けない様に、「彼」の眠りが妨げられない様に。
彼女は永久に溶ける事の無い氷神の力・ダイアモンドダストを放ち続け・・・辺り一帯は厚い氷に覆われた、白銀の世界へと姿を変えた。
つまり氷神シヴァが帝国と対峙していたのは、報復や復讐の為ではなく。
ただただ「世界の為に全てを抱え込んで、永遠に眠る事を選んだ彼」を、守りたかった・・・彼の眠りを妨げる者を退けたいだけだった。
現状「彼」が何者なのかがハッキリしていないので、ぼんやりになりますが・・・今のトコ、氷神シヴァと「彼」の関係は、このように把握しておいて頂ければと思います。
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【若き日のヴァーサタイルと、協力関係に】
要するに「12年前のテネブラエ襲撃は無い」んだけど、「11年前に氷神シヴァが覚醒し、帝国軍を攻撃」という部分は拾う。
そうすれば「イズニアさんはノクト達より10年前に飛んでいる」ので、「1年前に覚醒した氷神シヴァと、交戦を続けている帝国軍」に出くわす事になる・・・という訳で。
じゃあ、こんな辺境の寒っぶいトコで埋まってる「彼」を見付け出して掘り起こそうなんて考える変人仲間が誰かって言うと・・・もう一人のキーパーソン・ヴァーサタイルしかいない。
今回の二次創作では「プロンプトも未来から来ている人間なので【エピソード・プロンプト】が端折られる」⇒「ノクト&プロンプトが20歳になるまでの年月を端折って、アーデンとヴァーサタイルの出会いは10年前程度」⇒「10年前に【エピソード・アーデン】の様な状況」となっていたので。
その「10年前」とは、当に「今」の事。
アラネア達と共にシヴァの氷像付近に赴いたイズニアさんは、自身の研究調査によって「彼」の居場所を突き止めたヴァーサタイルに接触。
お互いの「氷下で眠る「彼」を引き上げたい」という共通目的の元、協力関係を結ぶ事になります。
と言う事で、この時点でのヴァーサタイルの事をまとめると。
基本「【エピソード・アーデン】の様な状況」なので、ヴァーサタイルの年齢&見た目なんかは【エピソード・アーデン】順守になります。
なのでこの「10年前の世界」で25歳位、「ノクト達が着いた世界」で35歳位になるのかな(うろ覚え)。
で、本来のヴァーサタイルは様々な伝承などから『アダギウム』ことアーデンの居場所を特定、彼の眠りを醒ましてこの世界に連れ戻した・・・みたいな話だった気がしますが、今回の二次創作では『神影島』関連はスルーになります。
何故かと言うと「別の場所=シヴァの氷像付近」で「彼」を発見しているし。
アーデンはイズニアさんとして未来から来ているので、これ以上「アーデン」絡みの存在に出てきてもらっても椅子が足りなくて困るから(超難易度椅子取りゲーム)。
つまりヴァーサタイルは独自の研究調査で「ルシスの禁忌『アダギウム』と呼ばれる存在が、世界のどこかに封印され眠り続けている」事を知り、その候補地を幾つかに絞って調査していた。
その候補地に『神影島』や「シヴァの氷像付近」が含まれていて。
【FF15】では、先に『神影島』を調査したので、結果『神影島』で封印されていた『アダギウム』を発見し。
今回の二次創作では、先に「シヴァの氷像付近」を調査したので、結果「シヴァの氷像付近」で眠りに就いていた「彼」を発見した。
要は「どっちを先に見付けたか?」というのがポイントで。
極端な話、今回の二次創作では『神影島』関連はスルーなんだけど、『神影島』で『アダギウム(アーデン)』は封印されたままになっている・・・のでもイイのかなって。
どう言う事かと言うと、先に調査した「シヴァの氷像付近」で眠りに就いていた「彼」が『アダギウム』の役割を取ってしまったので、ヴァーサタイルが『神影島』の『アダギウム』を探しに来る事は無い=結果、この世界では誰にも見付けて貰えないので、存在はしているんだけど存在しない事になる・・・みたいな。
という経緯で、ヴァーサタイルと協力関係を結ぶ事になったイズニアさんですが。
実際のトコ、彼には二つの選択肢があったとは思います。
一つは上記の通り「①ヴァーサタイルと協力関係を結び、この時代に留まって調査研究を続ける」道。
もう一つは「②今の危険な時代を避け、更に過去の世界に飛んだ先で調査研究を試みる」道。
ぶっちゃけ、危険を回避するという意味なら、こんなドンパチしてる時代を態々選ばなくても、過去に飛んだ方が安全に調査研究できる可能性が高いので②を選ぶ方が賢明。
でもイズニアさんは「真実の探求者」なので、「何故、氷神シヴァが「彼」を守っているのか?」って謎を放っておく事が出来なかったんじゃないかな?
それにヴァーサタイル・・・特に【エピソード・アーデン】時代のヴァーサタイルの知識欲&技術開発力だったりは、この世界に研究基盤が無いイズニアさんにとって、共同研究者としては申し分ない人材だろうから。
確かに過去に飛んだ方が、安全に研究調査が出来るかもしれないけど。
過去の世界でヴァーサタイルのような共同研究者を得られる保証はないし(寧ろ、過去に飛ぶほど世界の技術レベルは低下する傾向)。
更に過去に飛んだ先で「彼」を調べようとしたら、結局また氷神シヴァを呼び寄せる事になるかもしれない。
それにビクセンの性能なら更に過去に飛ぶ事は出来るけど、下手に繰り返さない方が良いには決まっているので(元の時代に戻るのも大変になるし)。
だったら下手に時代を下らず、この世界に腰を据えて研究調査する事を選んだ・・・って事にしておきます。
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