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落書き帳の10ページ目

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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《旧約 61》

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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
 【今の時代「誰にもハマる」のは難しい】
 【イズニアさんの年齢・・・いくつだと思う?】
 【ギャップ萌え・・・って今でも通じる?】
 【イズニアさんは「炎神・イフリート」なのか?】

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 最後は「ifエンド」のオマケに関しての補足。
 なんですが・・・ここに関しては、今の時点で補足出来る事があまりありません。
 いや、「最後やのに、なんでやねん?!」って感じですが・・・まずはそこから、順番に書いて行きます。

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【今の時代「誰にもハマる」のは難しい】
 大前提として、このオマケには「ifエンドのEND表示後、1分間何もせずに待ち続ける」という条件が付いている訳ですが。
 この条件を「素でクリア出来る方」・・・つまり、
「何かあるかも・・・って。
 今でもEDの後、3分くらい何もせずに待っちゃう。」
 という感性を「持ち続けている方or覚えている方」なら、何となく察しが付いているんじゃないかな・・・って勝手に思ってます(甘え)。

 どういう事かと言うと、このオマケは昔よくあった「貴方の想像にお任せします展開」を意識している=趣旨として「貴方の想像にお任せします」なので、「補足出来る事はあまり無い」という事になります。

 じゃあ、何で最後の最後に、こんな条件を付けた「貴方の想像にお任せします展開」を持ってきたかと言うと。
 昔、流行ったギミックである「ifエンドのEND表示後、1分間何もせずに待ち続ける」事が出来る方なら。
 昔、流行ったオチである「貴方の想像にお任せします展開」も許容してくれるんじゃないかな・・・って、想いがあっての事だったりします。
 だから旧約 58の最期にも「昔ながらのゲーム感を持ち続けてる人に見て欲しい」と、書いていたと。

 これは七瀬の主観なんですが・・・今の忙しい&時間が貴重な時代に、この「貴方の想像にお任せします展開」って受けないと思うんですね。自分で考える時間が勿体無いとか、全部完成した物じゃないと面倒とか、「貴方の想像にお任せします展開」ってのが手抜きに思えるとか・・・理由は色々とあると思いますが。

 つまり、意地悪でふるいに掛けている訳では無く。そういう方たちに、わざわざ感性に合わない「貴方の想像にお任せします展開」を押し付けなくて済むように・・・との配慮、と受け取って頂ければと思います。

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【イズニアさんの年齢・・・いくつだと思う?】
 大体「時間を跨ぐ」と、話はややこしくなる気がしますが・・・今回の二次創作は「レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話」としている通り、「時間移動」が絡んでいる訳で。
 一番ややこしい・・・というか、わざとボカしたままにしてあったのが「イズニアさんが、どの時代から来たのか?」という事実。

 旧約 59にも書いたようにノクト達は、あまりに「胡散臭い中年のオッサン」のイメージ&最初に受け取った「記念硬貨」のせいで「同じ時代から来た人間」と思い込んでいたんだけど。

 この時点での判断ミスの1つが「イズニアが自分達の時代の記念硬貨を持っていたから、自分達と同じ時代から来ている」と思い込んだ事。
 ちょっと考えれば分かる事ですが「自分達の時代の記念硬貨を持っていたから、自分達と同じ時代から来ている」とは限らない。
 確かに「自分達の時代の記念硬貨を持っていたら、それより前の時代はあり得ない」んだけど「それより後の時代はあり得る」・・・西暦2024年の時代の人が、2000年の記念硬貨を持ってるのは普通の事なので。
 じゃあ、何でそんな「ちょっと考えれば分かる事」が分からなかったのかと言うと、タイムマシンが完成しているようなノクト達の時代には、既に通貨が存在しない(全キャッシュレス)・・・つまり通貨ですら「財布の中=過去に発行された通貨が混じってるのが当たり前」って感覚が無いので。
 今以上にメモリアルのイメージが強い「記念硬貨」の発行年を見たノクト達は、直感的に「その年代のモノ」と判断してしまった、と。

 もう1つの判断ミスが「イズニアが自分達の時代の記念硬貨を持っていたから、自分達と同じタイミングで来ている」と思い込んだ事。
 この点に関しては、旧約 18あたりで「7年前より前はイズニアさんがどんだけ頑張るかで、まだ短縮可能=帝国入国から2~3年でのし上がったのなら、イズニアとヴァーサタイルが出会ったのは約10年前(で、8年前に帝国宰相就任)」と書いていたので、読み手の方々は気付いて下さっていたかもしれませんが・・・ノクト達は、そんな事情は知らないので「イズニアも、自分達と大体同じタイミングで来ている」と思い込んでいた。
 これは「タイムトラベル世界共通規定」で、長期滞在が許されていない・・・みたいなイメージがあったのかもしれないけど。

 要するに、ノクト達はイズニアの事を「自分達と同じ時代から来ていて」且つ「大体同じタイミングで来ている」と勝手に思い込んでいたので。
 イズニアが「自分達の時代よりも、後の時代(10年後)から来ていて」且つ「自分達よりも前(10年前)には、この世界に来ていた」という事実に気付けなかったと。

 だから具体的に時系列で書くと、
【ノクト(20歳)】
 タイムマシンのトラブルにより、仲間3人と共に行方不明に。
 ⇒「通常ED」の場合、そのまま行方不明扱いに。
 ⇒「ifエンド」の場合、無事に戻って来る。
【イズニア(18歳)】
 生き甲斐である「創世記絵画の神様」の為に、せっせと勉強中。

【ノクト(30歳)】
 ED分岐によって、変化。
 ⇒「通常ED」の場合、行方不明扱いのまま。
 ⇒「ifエンド」の場合、「10年」掛けて捜し出したイズニアに会いに行く。
【イズニア(28歳)】
 世界線によって、変化。
 ⇒「???」の場合、永久凍土にて「創世記絵画の神様」につながる遺物を発見。タイムマシンによる「過去への探索」を望むも、ある事情により「10年」の足止めを喰らう。
 ⇒「ifエンド」の場合、過去の世界から戻って来たノクトと出会うも、このイズニアは「過去に飛ぶ前のイズニア」なので、当然ノクトの事は知らない。また「創世記絵画の神様」につながる遺物は発見出来ない状況になっているので、このイズニアは「過去に飛ばないまま、この世界で謎を追い求める」事になる。

【ノクト(40歳)】
 ED分岐によって、変化。
 ⇒「通常ED」の場合、行方不明扱いのまま。
 ⇒「ifエンド」の場合、年相応の人生を歩んでそう。
【イズニア(38歳)】
 世界線によって、変化。
 ⇒「???」の場合、ようやくタイムマシンで「過去に飛ぶ」許可が下りる。飛んだ先が「ノクト達が到着した時代の10年前の、ニフルハイム帝国近辺」=なのでイズニアは「38歳で到着⇒10年後にノクト達がやってくるので、作中の彼は48歳位(胡散臭い中年のオッサン)」という計算。
 ⇒「ifエンド」の場合、今でも「創世記絵画の神様」を捜す調査研究に携わっている。

 ・・・そこはかとないイズニアさんのバッドエンド感がにじみ出ていますが、それは一先ず置いておいて(いっぱい置いてある)。
 以上が「同じ時間軸」で考えた場合の、ノクトとイズニアさんの年齢関係になります。

 だから、今回はイズニアさんを見付けるまでに「10年」掛かったんだけど。
 もしも「ifエンド」で帰って早々彼を見付ける事が出来ていれば、過去の世界から戻って来た「20歳のノクト」が「18歳のイズニア」に会いに行く・・・という、胸熱な展開(色々な意味で)も期待できた訳で。
 その場合、イズニアはノクトの大学に編入でもして来て、白衣羽織って一緒にタイムマシンの研究すればイイと思います。
 何がスゴイって「イズニアはノクト達の事を知らない」んだけど、「ノクト達は過去の世界のイズニアを知っている」という前提の元。
 ノクト&プロンプト(20歳)、イグニス(22歳)、グラディオ(23歳)に、イズニア(18歳)・・・この世界では彼が一番年下になるという。何かもう年齢の振り幅が激しすぎて、頭クラクラしそう。

 因みに「ifエンド・オマケ」で、ノクトが会いに行った時の「イズニアさんは28歳」・・・つまり【FF15】公式設定の「レイヴスと同い年」になります。
 仲良く同い年で並べてあげたい(同い年でも仲良くは無さそう&シナリオ的に無理だけど)。

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【ギャップ萌え・・・って今でも通じる?】
 イズニアさんの年齢設定に関しては、もしかしたら旧約 18辺りの「ヴァーサタイルも若いまま運用した方が良くない」って話が出た時点で、「それだったら、まずはアーデンを若くした方が良くない?」ってツッコミがあったかもしれませんが。
 以上の理由で「イズニアさんの年齢は、胡散臭い中年のオッサンから動かせなかった」という事情がありました。
 で、ここをもう少し細かく言うと、
①以上の理由から、設定として動かせない。
②「ifエンド・オマケ」での大どんでん返しの為には、とことん「胡散臭い中年のオッサン」の方が面白い。
③作中で若いと「炎神・イフリートと似ている(=ネタバレ)」になってしまう。

 何て言うか・・・作中のイズニアさんは見た目のせいで「胡散臭い中年のオッサン」だったけど。
 オマケでの、振り返った彼(28歳)を見て「あぁ、そうか・・・胡散臭い中年のオッサンとばかり思ってたけど。この人、若い時って普通にイケメンだったんだ。」って気付いてもらえたら。
 七瀬がやたら推していた「イズニアさんは人たらし」というのも、納得してもらえるのではないかと思っています。
 あの語り口&博識で長身イケメンだったら、大抵の人間は落とせるよね、と。

 っていうか「胡散臭い中年のオッサン」に、あんだけ身長盛ってるんだから・・・そりゃまぁ「若い頃は長身イケメン」ってのが暗黙の了解かと。
 基本的に、身長高い方がマウント取れるし・・・身長ヒエラルキー?

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【イズニアさんは「炎神・イフリート」なのか?】
 さっきサラッと書いた「炎神・イフリートと似ている(=ネタバレ)」に関しては、まさに「貴方の想像にお任せします展開」・・・今の段階で補足出来る事はありません。

 ただイズニアさんが「創世記絵画から消されてしまった=人々の記憶から消された神様」を捜している・・・というのは今回の二次創作的には、これで合っています。

 確かに本来の【FF15】順守で行くと「アーデンはルシス王国の王として、創世記絵画に描かれる筈だった」⇒「消された(=描かれていない)誰かを捜すなら、神ではなく王」みたいニュアンスになるんだと思いますが。
 この世界に「どんな神様だったかも記録が残っていない」とするなら、文献による記録などが残っていない・・・つまり「創世記絵画を見て、描かれていないor消されたと判断した」となる筈で。
 あの創世記絵画って「多分、シンメトリーを意識して描かれている」「王が描かれている場所は、左右のバランスが取れている&埋まっている」ので、あの絵を見ただけで「描かれているべき王が一人欠けている」とは思えない筈。
 じゃあ、どこなら見ただけで「欠けている?」と思うかと言うと・・・リヴァイアサンとバハムートの横の空白。ここに居るべき「神様」が一柱欠けている、という発想になるんじゃないかと。「右側は三柱で、左側二柱って不自然じゃない?」⇒「本当はココに、もう一柱の神様がいたのかも?」⇒「でも文献で残っていないので、どんな神様かまでは分からない」みたいな。

 だからこそ問題になってくるのが、
 「アーデン・イズニアが、アーデン・ルシス・チェラムに通ずる人物」なら「まるで自分の事の様に、が創世記絵画から消された原因を突き止めようとした」のも、何となく分かる。要は「自分の居場所を捜していた」って事になるので。
 でも「アーデン・イズニアが、アーデン・ルシス・チェラムに通ずる人物」だとしても「まるで自分の事の様に、が創世記絵画から消された原因を突き止めようとした」理由にはならない。だって現状「アーデン・イズニア」「アーデン・ルシス・チェラム」「炎神(イフリート)」が繋がらないんだから。

 そこに来ての「炎神・イフリートと似ている(=ネタバレ)」という前振り・・・「実はイズニアと炎神・イフリートが、同一人物だったって事?」って話になってくる訳ですが。
 本当に「アーデン・イズニア」と「炎神・イフリート」が同一人物なのか?
 だとしたら「アーデン・イズニア」と「アーデン・ルシス・チェラム」の関係がどうなるのか?
 どういう風に考えれば「アーデン・イズニア」「アーデン・ルシス・チェラム」「炎神(イフリート)」のラインが繋がるのか・・・そこが「貴方の想像にお任せします展開」と、なりますので。

 暇と根気がある方は「貴方の想像の世界」を、考えてみて頂きたいと思いますし。
 そこまで暇人じゃねぇよ・・・って方は「あぁ・・・昔のゲームでこういう、貴方の想像にお任せしますってオチのEDあったなぁ」って、懐かしい想い出に浸って頂ければと思います。

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【記事《59》《60》の、補足追加】
 そう言えば、前回の内容で大事な事を補足し忘れていたのでココで追記。
 最後「愛車・ビクセン」を犠牲にしてまで、レガリアを修理してくれたイズニアですが・・・あれは別に「ノクト達が気の毒だから」とか「ノクト達の帰りを待っている人の為に」って訳ではありません。
 今回の二次創作の根本的な考え方として「あるべき物を、あるべき場所へ」「あるかもしれない、いつかどこかの世界の為に」というのがあるのですが、彼がレガリアを修理してくれたのは、その発想からで。

 例えるなら・・・イズニアは「ノクト達」や「ノクト達の帰りを待っている人」といった「劇中の登場人物達」の感情と言うのは考慮していない。何でかって言うと「彼らは劇中の登場人物=最初から、そういう役を演じているだけの役者みたいなモノ」と割り切って見ているから。
 じゃあ、そんな彼は何を考えて動いているかというと「劇中の登場人物達ではなく、その劇を見ている観客」・・・つまり「劇の中だけではなくて、劇を取り巻く環境」というもう一回り大きい視点で見ている。

 で、話を戻して・・・イズニアがレガリアを修理してくれた理由ですが。
 彼はそういう見方をしているので、今回の劇を見て「何年後かの公演では、違うシナリオも見てみたい」「次があるなら、ノクト達に元の世界に戻って来て欲しい!」って思ってくれた観客の為に、「ノクト達が元の世界に戻って来れる道(ルート)を、次の舞台の為の伏線として残している」という事。
 
 仮にですが。もし「次があるなら、ノクト達に元の世界に戻って来て欲しい!」って思ってくれた観客がたくさん居て。数年後の公演では「その声を反映したシナリオに改変&リメイクしたい」と思っても。
 「今回のシナリオが明らかに戻って来れない状態(レガリアが故障したまま)」で終わっていては、そこから「ノクト達が元の世界に戻って来るシナリオに改変&リメイク」する事が難しくなってしまう。
 要は、後付けって言うか、こじ付けって言うか・・・「前回はレガリア故障したままだったのに、何で急に変更?」ってなっちゃう。

 だからこそ彼は「もしかしたら、そんな物語を夢見る人が居るかもしれない」のなら、そういった観客の望みに応えられるように「次のシナリオでは、ノクト達が元の世界に戻る・・・ってシナリオにも対応出来るよう、今回の最後(ifエンド)でレガリアを修理しておいた」と。

 つまり「イズニアさん」は、最後まで「イズニア」だった訳で。
 作中「人でなし」だった彼が「最後は、ノクト達の為に力を貸してくれた」という訳では無く。
 彼はもっと「大きな視点」で「イオスの世界」を見ていて。
 もっと「大きな世界」の為に「伏線として、レガリアを修理しておいた」というニュアンスになります。

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 実はまだ放置状態のモノもあるのですが、「1本のゲームのシナリオ」「ゲームの中に納まっているシナリオ」として考えた場合、大体の内容は書いたかな・・・と思うので。
 今回の記事にて「レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話」は、一応の締めとしたいと思います。
 ここまで8か月で61本・・・こんな訳の分からん戯言にお付き合い頂き、有難うございました。

 と言いつつも・・・「ifエンド・オマケ」は、あくまでも「貴方の想像にお任せします展開」というだし。
 裏設定と言うか「物語の背景」を書いた後でないと、書けない補足もあったりするので。
 書き出した以上は、出来る限りの補足はしようと思っています・・・まぁ、未だに結構アヤフヤなんですけど。

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