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落書き帳の10ページ目

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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《旧約 60》

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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
 【「このEDを書きたい!」⇐8か月費やした】
 【ラストバトルまでの、残された「一週間」】
 【「共食い整備」~寄生と共存~】
 【TBT~Time Best Traveling~】
 【結局最後も、レイヴスに任せて帰ります】
 【Noct+is=Noctis】
 【「全ては我らが王のために」・・・その言葉の重み】

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【「このEDを書きたい!」⇐8か月費やした】
 このEDを書きたいが為に書いてきただけあって、七戦の私情が詰まった内容となっている「ifエンド」ですが。
 オマケ部分含め、自分としては大体思ってた通り&満足の行くトコに着地できたかなと・・・その道中は、かなり寄り道してしまったけど。

 と言う訳で・・・じゃあ肝心の「七瀬が書きたかったのは、どこだったのか?」の答え合わせがてらに、「ifエンド」&「オマケ部分」の補足をしていきたいと思うのですが。
 今更答えをぼかしたままなのも煩わしいので、最初に答え合わせをしておくと・・・、

 七瀬が「このEDを書きたい!」と思って書き続けたシーンは、
「アーデンが共食い整備でレガリアを修理して、
 ノクト達が元の時代に戻る為の道筋を残してくれる」でした。

 そもそも、今回の二次創作のタイトルが「レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話」となっているのも。
 とりあえず【FF15】序盤の「異世界転生モノみたいな設定(旧約 3)」とか、「レガリア(TYPE-F)=操作が難しい・よく事故る」って評判から、「それはスタンドバイミーってか・・・バックトゥザフューチャーじゃない?(因みに観た事は無い)」って思ったのと。
 最初【FF15】について検索した時に「FF15 腐女子向け」みたいな情報が多かった為。良くも悪くも「腐女子 女性向け」という印象から入った七瀬から見ると、「腐女子向けにしては、レガリアの待遇が良過ぎない?」って感じがして。
 これに関してはここで書くと横に逸れてしまうので、また別に補足しますが。
 何せ、ここまで「システム的&シナリオ的」にも「ノクト達&制作サイド」にも大事にされているって事は、「レガリアが移動手段以上の役割を持っている」・・・何なら「レガリア無しには始まらない」位の位置に居るんじゃないかなって。
 それが今回の二次創作では「レガリア(TYPE-F)=タイムマシン」って発想になった訳ですが。

 だとしたら・・・ここまで大役を担ってきたレガリアが、故障したままお別れって可哀想だし。
 今回の二次創作的には「直さないと元の世界に戻れない」という事情もあるので。

「ノクト達が1000年先の時代から来た未来人なら、
 アーデンも未来から来ていた考古学者で。」
「最後、故障したレガリアを、
 アーデンが自分の車を犠牲にして直してくれたら格好イイし。」
「文字通り、物語を牽引してくれたレガリアも救われるから、
 物語の落としドコとしても良くない?」

 と・・・以上が、七瀬が最初から着地点に見ていた「このEDを書きたい!」って決着になります。
 なので、書き始めた頃に「物語の冒頭と、最後だけ書くつもりだった」と書いていたように・・・ぶっちゃけ、その他諸々は行き当たりバッタリと言うか。
 そもそも「この決着以外の部分は考えてなかった」ので、本来の「このEDを書きたい!」って目標から言えば、長々と書いてきたけど「この決着以外の部分は、必須要素では無かった」と思ってます。
 何て言うか・・・偶々、綱渡りで何か繋がっただけ、と言うか。
 それ位「このEDを書きたい!」ってトコを目指して書いてきた・・・って、心意気を理解して頂ければ嬉しいです。

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【ラストバトルまでの、残された「一週間」】
 では、ここからは「ifエンド」&「オマケ部分」を個別に補足。

 残された・・・と言うよりも、無理矢理残した訳ですが。
 旧約 44辺りで「インソムニア帰還~ラストバトルまでに一週間空ける」事に拘ったのは、この「イズニアさんがレガリアを整備工場に運び込む」⇒「一週間でシド&シドニーが修理」⇒「最後、ビクセンのパーツを譲る(=共食い整備)事で、レガリア完全修理」という流れを裏で想定していたから。
 だって、ノクト達がインソムニア帰還(=レガリア大破)後、直ぐにラストバトルに行ってしまうと「レガリアを修理する時間が稼げない」し。
 その場合は当然、レガリア完全修理前にイズニアを倒す事になってしまうので「レガリアは、タイムマシンとしての性能を失ったまま」になってしまう。
 と言う理由で「レガリアを完全修理する為には、どうしても一週間必要だった」訳ですが・・・だとするとイズニアは「この時点で既に、物語の終わりを見据えていた」という事。

 この人は、ある時点で既に「ノクトは真の王にはなれない」事が分かっていて、「真の王に期待するのではなく、次の世界に希望を繋ぐ」方向に方針転換していた。
 だから旧約 47に書いたように「人間のノクトを殺しても意味が無い(=この世界は救えない)」ので、「諦めて、自分の旅も未来も、ココでおしまいにする」・・・つまり、この世界のラスボスを務める自分が「旅も未来も諦める=世界から身を引く」事で、「この世界の幕引きとし、次の世界へと希望を繋ぐ」事を選んだ。
 その「ある時点」って言うのは「列車ルートに進まず、インソムニアに戻ってしまった」のが、やっぱりマズかったのかなぁ・・・って漠然と思ってるんですけど。
 何せノクト達の「インソムニア帰還時」のタイミングには、そうするしかないと言うか・・・もう決まっていたと思うので。
 イズニアさんは「レガリアを完全修理する為の時間を稼ぐ為に、わざわざノクト達に遠回りさせるよう仕向けていた」って事だし。
 レガリアを修理している時には「数時間後、自分はノクトに討たれる」って・・・その現実を受け入れた上で、作業していたという事になります。

 因みにずっと遡る事、旧約 8・・・【FF15】で言えば、カーテスの大皿の後。
 レガリア嬢を連れ去ったイズニアさんに関して「レガリアのスペックが知りたかった」と書いていたのは、このEDに繋ぐ為の伏線でした。
 要するにイズニアは「この時点でレガリアのスペックを調べていた」から「ノクト達が元の時代に戻るには、共食い整備でもしない限り不可能」という事を知っていた、と。
 尚、これはタイムマシンとしてのスペックなので、例えレガリアが故障していなくても「1000年越すスペックが無いのなら、共食い整備が必要」なので。
 だからイズニアは「レガリアが大破する・しない」は関係無く、予めレガリアの事を調べておく必要があった・・・という事になります。

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【「共食い整備」~寄生と共存~】
 と言うように、この「共食い整備」というワードは最初からあった訳ですが・・・これについて「後付け設定」を交えた上で、補足しておきたい事があって。

 何て言うか・・・元々この「共食い整備」って「自分を犠牲に、相手を助ける」みたいな、ある種の「究極の自己犠牲」だと思っていて(実際は人間がやる事なんで「自己」かは怪しいけど)。
 昔ながらの「お涙ちょうだい展開」に弱い七瀬としては、
「その結果、自分は元の世界には戻れなくなるのを承知の上で。
 自分の愛車を犠牲にしてでも、レガリアを修理してくれるアーデン」
 というのに、「このEDを書きたい!」って夢を見ていた訳ですが。

 今回の二次創作を書き終わった後で言えば。
 「共食い整備」って見方を変えれば「寄生」だなって・・・だって「自分以外の物が、自分に組み込まれる」って事なので。
 そしてこの「寄生」って言葉は、この世界では「ネガティブ」な意味で使われる事が多かったんですけど。
 じゃあ、最後の最後・・・彼が「共食い整備=レガリアにビクセンの部品を寄生させた事」が「ネガティブ」かと言えば、そうでは無い。
 確かに「寄生させた」かもしれないけど、それによってレガリアが飛べるようになったというのなら。それは「取り込んだビクセンのパーツと共に生きて行く」っていう「共生」じゃないかなって。

 そうなって来ると、今回の二次創作では「寄生虫は寄生するように変異しただけで、本質は幻光虫と同じ」=「どのように作用するかは、宿主の気持ち次第」という事になっているので。
 今回の「共食い整備」に通じるのは「寄生させる事が悪いのではない」「使い道を誤らなければ、それは相手を救う力(=共生)にも成りえる」という事。

 そして、最後これを体現するのがイズニアだとしたら。
 この世界の「寄生虫」による、ネガティブの影響を一番受けて来た・・・「寄生虫」によって「ネガティブな存在」にされ、一番苦しんで来た筈の彼が、
「寄生が悪い訳では無い」
「悪くするのも良くするのも、気持ち次第なんだ」
 残念ながら彼自身は「この世界のラスボス役」を演じなきゃならなかったので、「ネガティブ」に寄って行くのを受け入ればきゃならなかったんだけど。
 そんな中でも「本当はルシス王国を愛している」って想いだけは手放さなかった。
 自分が広げた闇のせいで、いつ消えてしまってもおかしくない・・・か弱くなっていく灯火を、大事に大事に抱え続けていた。
 そんな彼が最後、身をもって指し示してくれた・・・という事になるので。
 そう思えたら「共食い整備とイズニア」の組合せは、単純に「自己犠牲の精神が格好イイ」だけでは無く、物語として「相性が良かった」んじゃないかなって・・・自分で勝手に思ってます。

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【TBT~Time Best Traveling~】
 そしてノクト達が「やっぱり帰りたい」と思うキッカケにもなった「研究所の仲間達が書いてくれた色紙」ですが・・・コレは旧約 1に書いていたモノと同じで、最初からネット上で話題になっていた「制作スタッフさんの寄せ書き」を意識しています。

 とは言っても、そんな大層な意味では無くて。
 何かあまりに「何の意味が・・・」って散々だったので、「じゃあ、何か意味を持たせとくか(大きなお世話)」位の話なんですけど。
 でも実際のトコ「色紙」は色紙でも「名前の寄せ書き」だと、違和感無く話に組み込むのは難しいなぁ・・・とは思っていて。
 だから今回の二次創作としては、「無事に帰って来てね」みたいな「メッセージと名前が書いてある、寄せ書きの色紙」ってイメージに置き換えています。

 それならこれが「ノクト達の心の支えになった色紙」って、意味位は出て来るかと思うし。
 その上で「余白に自分のメッセージ+名前を書き足す」って遊び心があれば、「自分もノクト達の仲間」みたいな、ゲームとリアルを繋ぐ一体感・・・って意図も出て来る&演出も出来るのかなぁ、と。

 だからノリとしては、すごく「内輪ネタ」なイメージで。本来スクエニ規模でやるようなギミックでは無いと思うんですけど(スクエニと一体感って実感湧かないので)。
 それこそ「ノクト達=何時でも繋がれるゲーム仲間」みたいに、「ノクト達を身近な存在と思って欲しい」って想いがあるなら。
 「サークル(小中規模)とかのイベントで、盛り上がって(意気投合⇒謎の一体感)書いた色紙」みたいなノリで、「盛り上がれる人は、一緒に盛り上がろう!」でも「そんなん引くわ・・・って人には、無理強いしません」位のニュアンス&着地点でイイのかなって。

 まぁ、実際のトコは、どういった意図を持っての「寄せ書き」だったのかは分かりませんが。
 今回の二次創作としては、ノクト達の心の支えとなった「研究所の仲間達が書いてくれた色紙」・・・とさせて頂きました。

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【結局最後も、レイヴスに任せて帰ります】
 ここに関しては「王位を継ぐ継がないの返事もせずに、勝手に帰る訳にはいかないよな」って事情があっての話なので、「こういうお別れシーンにしたい!」って想いがあってのモノではないです。
 寧ろ、何時も脳内で勝手に動いてくれるレイヴスが、今回に関しては全然動いてくれなかったので、「まぁ・・・レイヴスだったら、こんな感じか」位のノリだったりします・・・ここまで散々お世話になったのに。

 で、この後の「イズニアさんがくれたご褒美(記念コイン)」については、一旦置いておいて。
 こっちのスタッフロールも「通常ED」&「ifエンド」共通なので、補足もそちらと同じという事で省略。

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【Noct+is=Noctis】
 ノクト達とのお別れシーンは難産でしたが・・・イリス&レイヴスのラストシーンは、逆に「これしかないだろ?」って気持ちで書いています。

 結局あの後、ノクトが「自分達の時代」に戻ってしまった=「王位を辞退」したので、本来の継承順位通り「ルシス王国・最高指導者」は「王女・イリス」が継ぐ事に。
 その後、イリスとレイヴスが結婚⇒二人の間に「ルシス王国・王子」が誕生・・・という流れなんですが。
 実は、ここまでの流れがノクト達が去ってから「2年弱」・・・要は、かなりのトントン拍子で事が進んでいるという事になります。オメデタイですネ!
 何か「・・・え?」って感じがするかもしれませんが、ここは一先ずお祝いしてあげて下さい。
 今まで散々苦労してきた2人なので、ここからは親子3人で幸せになって欲しいな・・・って心から思います。

 因みに、旧約 58「階段下には、「王子」の名をお披露目するメモリアルボードが設置され」の「王子の名前」には、「Noctis」と書かれています。
 これは2人が感謝の意味を込めて、ルシス王国を救ってくれた「Noct(ノクト)」の名前に、レギスと自分と同じ「is」を付け、我が子に「Noctis(ノクティス)」と名付けた・・・という事。
 確かに【FF15】は「レギス⇒イリス⇒ノクティス」に限らず「is」で終わる名前が多く、ルシス王家の慣例・・・って言うには無理があるので(じいちゃんはMorsで違うし)。まぁ、祖父+親子の三代で揃えたって事にしとく。
 つまり今回の二次創作の「ノクト」は「ノクティスの略」では無くて、本名「ノクト」だったという事で・・・その辺りを意識しだしてからは「ノクト」としか書いていなかった筈。
 尚、この「ノクティス」は、遺伝情報的にイリス似だと思うので。将来的には「ノクトにそっくりなノクティス」に成長すると思います。

 そして遺伝と言えば「ルシス王家固有の能力を継いでいるという事は、ノクトとイリスは血が繋がっている=ノクトにとってイリスは遠いご先祖様・母さん」というのは、早い段階で書いていましたが。
 イリスの伴侶がレイヴスという事は「ノクトにとってレイヴスは遠いご先祖様・父さん」という事にもなります。今回の場合は「父と子」だったのか・・・自分でもビックリだよ。

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【「全ては我らが王のために」・・・その言葉の重み】
 こちらのEDも、最後は「レギスの形見であるモーグリ人形」&「全ては我らが王のために」で終了になる訳ですが。
 イメージとしては、ルーナの演説の時みたいな感じかな。老若男女たくさんの人が「ノクティス王子」のお披露目に集まっていて。
 昔からルシス王家を支持して来たおじいちゃんが感極まって「全ては我らが王のために」って声を上げたのに、周囲がどんどん同調していった・・・みたいな感じ。
 そりゃ、国民にしたら「ルシス王家の血統維持」は、そのまま「ルシス王国の存続」に関わって来る問題なので。お世継ぎが生まれたら、まずは一安心というか・・・生まれた時から「我らが王」って期待が掛かっても仕方ないのかな、と。

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