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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《旧約 56》

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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
 【子供心に夢見た、物語の終わり】
 【仲間と夢見る、物語の始まり】
 【スタッフロールは「通常ED」&「ifエンド」共通】
 【全ては我らが王のために ~ノクトED~】
 【~THE END~ 表示の後の世界】


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 前回「共通ED」部分を書き、本当は補足とかを書きたいんですけど・・・ここで補足を挟むのも話の腰を折ってしまうので、続きの「通常ED」の方を書いてしまいます。

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【子供心に夢見た、物語の終わり】
 これからどうするか・・・って話を避けてきたのに、イリスから「ルシス王位を継いで欲しい」なんて言われてしまったので。
 レガリアが使えなくなっちゃったので、あまり遠出は出来ないけど・・・「気兼ね無く腹割って話すには、やっぱりキャンプだよな」的な感じで、しんみりと真面目な話し合いの場を持ちます(*「通常ED」の場合、最後のキャンプを追加します)。

 因みに、どれ位「しんみり」かと言うと、【FF15】のラストキャンプ位(ほぼ、お通夜)。
 念の為に確認しておくと、今回のノクトは死ななくてイイし、ラスボス倒して世界を救ったし、今は「王位を継いで欲しい」なんて言われている・・・普通に考えれば、盛大にパーティ開いててもイイ位の上出来EDなんだけど。

 彼らにとって一番の問題は「自分達は、元の時代には戻れない」って事なので・・・確かに「この世界」にとってはハッピーエンドかもしれないけど、そんなに手放しで喜べる心境では無く。
「それにしても、ルシスの王様か。
 どうする、ノクト・・・イリスの話、受けるのか?」
「そんな事、急に言われても。
 正直、実感湧かねえよな・・・。」
「だが今の状況で王不在では、国がまとまらないだろう。
 急がないとは言っていたが、結論は早い方が良いだろうな。」
「そりゃまぁ、そうだろうけど・・・。」

「でもそれって、
 元の時代に戻るのは諦める・・・って事だよね?」
「・・・そこはもう、
 切り替えて行くしかねえだろ。」
「レガリアが、あの状態ではな・・・。」
「・・・・・・だよな。」
 圧し掛かって来るのは、そんなどうしようもない現実で・・・そんな現実を直視すればする程、言葉少なくなるノクト達。

 なんですけども・・・!

 以前、旧約 39に書いたように、今回の二次創作では「ノクト達にとってはハッピーエンド」&「イオスの世界にとってはバッドエンド」を目指さなきゃならないので、そんな「仕方なくこの世界に残った&王位を継いだ」みたいなノリでは困る。
 じゃあ、どうやってこの状態から「ノクトに王様になってもらうか?」を考えなきゃならないんだけど・・・今日一日考えて至った結論は、やっぱり「ノクトは王様になりたかった」しかないな、と。
 勿論、今まで書いてきたように「ノクトはルシスの王になりたくて、ここまで戦ってきたのではない」ので、「ノクトは王様になりたかった」と言っても、「ルシスの王になりたかった」訳ではありません。

 じゃあ、ノクトがなりたかった「王様」が何かと言うと、
「あぁ・・・そう言えば、オレ。
 子供の頃から、王様になりたかったんだよな・・・。」
 彼が子供の頃、初めて見たゲームのEDが「主人公の騎士が、世界を救って王様になる」物語だった。
 そのゲームは「ノクトの時代の最新ゲーム」ではなくて、「500年前の超レトロゲームが発見される!」的な「ゲーム史における考古学的発見」として話題になったゲームの「復刻版」だったから、幼いノクトには難しすぎて自分ではクリア出来なかったんだけど。
 子供心にその主人公や世界観に憧れて、色々なゲームで遊ぶようになって、何時の間にかそれが仕事(プロゲーマー)にもなって、「もっと昔のゲームの事も知りたい」「その時代のゲームファンに会ってみたい」って思いからタイムマシンの研究なんてモノにまで手を出して・・・そして今現在に至る。

 つまり、今のノクトが在るのは「自分も王様になりたい!」・・・そう思わせてくれた、そんな夢を見せてくれた、そのゲームのお陰でもあって。
「もしかして、これが夢が叶う・・・って事なのかな。」
 一番原点にあった筈なのに、ゲームと現実は違う・・・そう気付いてしまったら、夢物語になってしまった「自分も王様になりたい!」って夢。
 でもきっと子供の頃はゲームと現実がごちゃ混ぜで、本当に「自分も王様になりたい!」って思っていた。当たり前に「将来の夢:王様になる事」って書いていた。
 だったら、このゲームと現実がごちゃ混ぜになった様な「今」の状況で、ノクトが「ルシスの王になれる」としたら。
 それって、子供の頃からの「自分も王様になりたい!」って夢が叶うチャンスが巡って来た・・・って思えないかな?

 尤も、あの頃の夢が、こんな形で叶う事になるなんて。
 ノクト自身、それこそ夢にも思ってなかっただろうけど・・・。

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【仲間と夢見る、物語の始まり】
 まぁ、ノクトがその気にさえなってくれれば、後は簡単な話しで。
「ノクトが王様になるって言うなら、
 オレも全力でサポートするよ!」
「それに・・・その子供の頃からの夢。
 今では俺達チーム全員の夢だろう?」
「リアル【キングスナイト】・・・ってな。悪くない。」
 子供の頃に「自分も王様になりたい!」・・・そう思いながら1人で頑張っても、難しすぎて全然クリア出来なかったけど。
 仲間が居る今は「王様になるって夢が叶う」・・・4人一緒なら、その夢の先の先まで目指せるんじゃないか?
 その、ノクトの原点となったゲームが【キングスナイト(初代)】で。
 今の彼らが遊んでいるゲームは、それをリメイクした【キングスナイト】だった・・・と。

 普通に考えれば苦しいこじ付けですけども・・・今回の二次創作は、最初から「ノクト達=プロゲームチームの仲間」って設定で来ていたので。
 子供の頃に見た【キングスナイト(初代)】=「自分も王様になりたい!」って夢に始まり。
 今、皆でプレイしてる【キングスナイト】=「ノクトがルシス王になり、仲間は騎士として支える」で締めるのも、それはそれで良いかなって。

 まぁ・・・最大の問題は、【キングスナイト】のEDが「主人公の騎士が、世界を救って王様になる」のかは知らないって事ですけども(致命的)。
 いや【キングスナイト】に関しては、今回の記事を書くまでノーマークだったので・・・「昔スクウェアが出してたゲーム(リメイク版)を、作中のノクト達がやってる」「実際にスマホで配信していた」位しか知らず。
 毎度の事ながら、最後の最後で詰めが甘くて申し訳ないです。

 そんなこんなで、その辺りの事は横に置いておいて・・・(いっぱい横に山積み)。
 ノクトが「自分も王様になりたい!」って子供の頃からの夢を選ぶなら・・・。
「それじゃあ・・・これからもよろしく頼むわ。」
 ノクトと言えばの「悪い やっぱ辛えわ」「オレ おまえらのこと好きだわ」に比べると、普通過ぎる台詞だけど。
 根本的に、今回の二次創作は「昔、流行ったゲームのイメージ」で・・・あまり「今時」と言うか「奇をてらう必要は無い」と思っているので(それは【FF15】のポジション)。
 目新しさよりも「これ位、普通の台詞の方が共感してもらえるんじゃないかな?」という事で、ここでフェイドアウトとします。

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【スタッフロールは「通常ED」&「ifエンド」共通】
 EDを想定するのなら、スタッフロールを挿入するタイミングはココで。
 感動の『Main Theme from FINAL FANTASY』をBGMに、「画面右側:スタッフロール」+「画面左側:モノクロ静止画(昔のゲームイメージなので)」・・・ってイメージなんですけど。
 時間経過として「さっきまでのノクト達」と「スタッフロール後のノクト達」で1~2年経つ事になるので、このモノクロ静止画は作中のムービーの切り抜きでは無く。
 その間に「世界がどんな風に変わって行ったか」っていう経過が分かる様な静止画を差し込むイメージ。「カメリアが首相になった後のオルティシエ」とか「ひっそりと朽ちて行くジグナタス要塞」とか「イリスがレギスを忍んで植えた、カエムの岬の花畑」とか。
 で、『Main Theme from FINAL FANTASY』が終わる前に、最期「真正面から見た王都城」で締めて、スタッフロール後のラストEDに引き継ぎます。

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【全ては我らが王のために ~ノクトED~】
 まず状況としては、ラストバトル後1~2年後に執り行われた「ノクトの戴冠式」みたいな・・・まぁ、あの国は「冠」のイメージが無いので、形式的な意味になりますが。
 とは言っても、今の今までノクトが「王」と認められなかった訳では無く。
 事実上の「ルシスの最高指導者」としては国内外で認知されていた。だって「ルシスの最高指導者」不在のままでは、他国との協定とか首相会議とか困るので・・・ルシス王国は誰かしらを「ルシスの最高指導者」に立てなきゃならないし。
 それを本来の継承者である「ルシス王女・イリス」が、ノクトの譲位したのなら。
 ノクトが「王」になる事に対して、反対意見はほとんど出なかった筈。
 だって「レギスの実子」かどうかは兎に角、ノクトが「ルシス王家固有の能力」を引いているのは事実だし。
 旧約 32に書いたように、イズニアさんがせっせとセッティングしてくれた「帝都決戦」のお陰でノクトには「六神を味方にして、自国の王女を取り戻して、ルシス王国の中枢に居るコル将軍&レイヴスの信用も得て、「アコルド首相・カメリア」とも協力関係を結び、クリスタルまで取り戻して帰って来た」上に、「世界の闇を払い、世界に夜明けをもたらした」って実績があるんだから・・・これで文句を言ってくるヤツが居る方がオカシイ。
 と言う訳で、あくまでも「先代王レギスの喪が明けるまで、お祝い事は控えよう」みたいな考え方で延期になっていただけ・・・って感じです。
 あ、後は分かりやすい時間経過として、イリスが髪を伸ばしてるとイイかな。
 正式な場なのでアップにしてる事もあって・・・見た目にも「大人の女性になった」ってのが伝われば良いかと。

 では、状況確認が終わったトコで、いよいよラストEDへ。
 これは感覚的な話しなんですけど・・・『Main Theme from FINAL FANTASY』には、出来るだけ台詞音声を被せたくないなと思っているので、「極力、台詞無しでシーンを追い掛けるムービー」のイメージで。
 まず、スタッフロール最後の「真正面から見た王都城」から「玉座の間」の引きに繋ぐと、玉座の前に「ルシス王」となったノクトが立っていて。
 で、本当ならノクトの立ち位置から少し下がった位置に、主要メンバーを並べたいんですけど、あの城の玉座周りって狭いので(ずっと不思議なんだけど・・・女王の玉座を置く気が更々無い設計なのは何で?)。
 左右からグルっと回って来る階段の踊り場みたいなトコ、あるじゃないですか(左右に分かれる前じゃなくて、最後3段の前くらいに)。
 そこの右階段の踊り場に、コル将軍&グラディオ達3人(EDで着てた黒い服)。
 反対の左階段の踊り場に、レイヴスとイリス、そしてイリスの傍付になったステラ(こっちは基本白い服)・・・って感じで、見た目にバシッと黒白の対を作りたい。
 そうした場合、広間部分に並ぶ参列者も「黒=コル将軍を筆頭とした、【FF15】で言うトコの『王の剣』メンバー」と、「白=レイヴスを筆頭とした、今回の二次創作で言うトコの「王の剣の一族」」に自然と分かれるので・・・まぁ、見栄えもイイし、黒白どちら側の支持も得ているみたいに見えてイイかな、と。

 そしてノクトがコル将軍達の方を見て(=コル達4人にフォーカス)、次にレイヴス達の方を見て(=レイヴス達3人にフォーカス)・・・まぁ、ステラと目が合った時に、お互いちょっと微笑んでくれたらイイかな。「ちょっと仲が進展したのかな?」的な感じがして。
 最後、玉座に座ったノクトが「父王の剣」を構えたタイミングを見計らって、
 コル将軍が「全ては我らが王のために!」、続いてレイヴスが「全ては我らが王のために!」・・・そして最後、その場に居る全員で「全ては我らが王のために!」と、声を上げ(ここの「全ては我らが王のために!」の音声は入れる)。

 新たな「ルシス王・ノクト」の誕生に沸く、玉座の間。
 その場に居る皆が、新たな王に・・・新たな国の未来に、想いを馳せ明るい表情を浮かべる中、イリスが赤ん坊を抱く様に抱えていた「ある物」にフォーカスすると。

 あの日ノクトがイリスに返した、レギスの形見であるモーグリ人形も。
 新たな王の誕生を、まるで誇らしげに見ているようだった。

 ~THE END~

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【~THE END~ 表示の後の世界】
 一番、このシーンを見て欲しかったであろう、レギスの形見であるモーグリ人形を最後に持ってきて・・・これにて「通常ED」終了になります、お疲れ様でした。

 で、この後ですが・・・ずっと書いている様に、今回の二次創作は「昔、流行ったゲームのイメージ」なので「エンディング後の世界が解放される」とか「後日追加DLCが公開される」ってイメージは無いです。
 ~THE END~ 表示の後、何かしらのボタンを押したら、オープニング画面に戻るタイプ。

 強いて言えば・・・最終セーブポイントは「創世記絵画の手前」辺りだと思っているので。
 クリア後にロードしたら当然「創世記絵画の手前=ラスボス戦前」から始まるんだけど。
 ラスボス戦に向かわずフィールドに戻ると、「新規でボス・ミッションが追加されている」程度かと(フィールドに戻るよう、何かしらの導線は必要)。

 クリア後のお楽しみが全く無いのは寂しいけど。
 かと言って「ラスボスを倒した後をやる程には容量足りない」=「それならラスボス後のセーブは悪手(出来る事が減っちゃうだけ)」だと思うので。
 「ラスボス戦前に追加できる様な要素を、クリア後にオマケ程度に入れる」&「ラスボス戦前からのやり直しなので、自主的なやり込みはいくらでも続けられる」ってイメージです。

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