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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《旧約 48》
- 2024/01/13 (Sat) |
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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【まずは三人の設定&現状を確認】
【クーデター後の、三人の足取りを確認】
【ドラットーは、裏切者だったのか?】
《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【まずは三人の設定&現状を確認】
【クーデター後の、三人の足取りを確認】
【ドラットーは、裏切者だったのか?】
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【まずは三人の設定&現状を確認】
今回の二次創作では、ノクト達が「帝都グラレア方面」に行かなかったので。
結局「帝都決戦・後(=カメリアのクーデター後)」の「帝国組(イドラ・ロキ・ヴァーサタイル)」とは、接点が無いままになってしまい。
「ノクト達が知り得ない事は、読み手(プレイヤー)にも分からない」という方向性だったので・・・「帝都決戦・後」のイドラ皇帝達がどうなったのかは、分からないままになっています。
でも「帝国組」に関しては、正直「別にこのままでも良くない?」とも思っていたり。
だって事実、彼らの「帝都決戦・後」を語らなくても、物語を終わらせる事は出来ている。
この世界にとっては「無駄なもの」・・・と、までは言わないけど。
別に「世界の記憶」に残らなくても、「後の世界終了」みたいな事にはならない。
確かに、記憶に残らないせいで混乱はするだろうけど、それはそれでそれなりに世界は続いて行く・・・そんな世界観。
とは言え・・・行き場がなくなった設定を「記憶の保管庫」に放り込んでおくような事にするのも、さすがに気の毒かなとも思うし。
何より、この辺りの事を書かないと「ドラットーの裏事情」が書けないので。
どっちかって言うと、こちらの都合優先で「帝国組が、帝都決戦・後どうなったのか?」をザックリまとめておきます・・・ドラットーの裏設定は、ここを押さえておくかどうかで、ラストバトルに響いてくるので大事かな、と。
まず「帝国組が、帝都決戦・後どうなったのか?」の前に、今回の二次創作での3人の設定がどうなっていたかをザックリ確認。
《イドラ皇帝》
イズニアさんという曲者を傍に置きながらも、ちゃんと皇帝としての権限は持っており(イズニアさんが好きにやってた時は、全権委任されていた時だけ)。
また、カメリアという敏腕女性議員を上手く抑え込みつつ、オルティシエをあそこまで繁栄&市民に安定した生活を保障出来ていた。
でも「息子・ロキ」の不老不死処置が思う様な結果を得られなくなった(=シガイ化が深刻に)事により、皇帝としても人としても正常な判断が出来ないようになり。
それら諸々の事情を含む、皇帝・帝国としての弱体化・隙を突かれ、カメリアが計画したクーデターにより失脚。
《ロキ》
今回の二次創作では「グラレア帝国・皇子」「帝国軍・将軍」「ルシス王女・イリスの婚約者」という華々しい身分をゲット。
それと引き換えに、「初陣で大怪我」を負い、父・イドラ皇帝の手配により「シガイ研究を応用した処置」を受け。以降も「シガイ研究の応用技術による不老不死」を繰り返す・・・という、負のループ真っただ中に。
因みに「婚約者・イリス」は、レイヴスに掻っ攫され。
決闘を申し込むも、「自称・ルシスの王」とか言うノクトに邪魔をされ。
キュイラスに搭乗しての「vs コル将軍」(北ダスカ封鎖線)に続き、二度目の敗北を喫する事に。
《ヴァーサタイル》
「腐女子・女性向け」を狙うなら「ヴァーサタイルも若いまま運用した方が、ノクト達との対比&バランスが取れて良くない?」「彼も若い頃は整った顔してたから、それなりに需要がありそう」という、ふざけた理由で年代操作。
【エピソード・アーデン】時代のヴァーサタイル(25歳位?)の10年後を想像=ヴァーサタイルが35歳位に。
【FF15】とは違って「あくまでも人間(を演じている)イズニアさん」には、共同研究者程度の興味しかなく、別に崇拝の対象としては見ていない。
彼の崇拝の対象は「忠誠を捧げる自国の皇子・ロキ」であり、国・皇帝・皇子の為に「ロキの不老不死関連の研究」に、研究者としての全てを捧げている。
・・・確か、こんな感じ。
この辺りに関しては、記事⑰~⑳で書いていたと思うので。真面目に思い出したい方は、そちらをお願いします。
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【クーデター後の、三人の足取りを確認】
まずイドラ皇帝ですが。今回の二次創作では「結婚式の為にオルティシエ入り」していたのではなく、オルティシエの場所が「帝国の帝都」という扱いだったので、当然居城には居た。
でもこの頃には「ロキのシガイ化が深刻化する状況に、精神的に病んでいる」ので、皇帝としては役立たず。
と言う訳で。お膝元で水神と大乱闘の上、クーデター勃発・・・という大問題&大騒動になっていても、玉座に座って一人ブツブツ言ってる状態のトコを、颯爽と現れた「帝国の良心・アラネア姐さん」により強引に救出され。
今回の二次創作では「オルティシエに移す前の、元帝都(今は療養地)」という設定になっている「テネブラエ」へ、例の赤い揚陸艇で護送される事に。
アラネア姐さんに関しては、立場として「指示がなきゃ動けない」と思うので、イドラ皇帝救出に関しても誰かしらの指示が出ている筈なんですが・・・これはもう消去法的にもイズニアさんしか居ないので。
例の如く「動かす事が出来ない自分の代わりに、アラネアに指示を出していた」=明確な指示と言うよりも「何かあった時には アラネア准将 よろしくね」位に言っていたんじゃないかな、と。
【FF15】でもカリゴが「向かう先々で私と彼女を引き合わせてね」「彼に言わせれば 人間的に信頼できるとー 魔導兵なんぞを推進しておいて よく言う」って言っていたので、ミスリードでなければ「アーデンはアラネアの事を、信頼出来る人間と評価していた」って事だと思うのですが。
イズニアもアラネアの事は「信頼出来る人間と評価していた」と、思うので。ザックリ言っておけば、ちゃんと期待に応えてくれるって信頼&信用してたんだと。
で、リアルならノクト達との代理決闘後。百式・・・ではなく、アウレウスの中で気を失っているロキも一緒に回収して来てもらいたいトコなんですが。
物語として考えたら「帝国皇子&将軍」という立場にあるロキが、気を失った状態で「自称・気ままな傭兵みたいなもん」のアラネアに救出されるというのは、何とも締まらない話になっちゃうので。
ノクト達に放置された後、クーデター側の兵にアウレウスから引き摺り出される⇒衝撃で目を覚ます⇒「オレに触るな!」みたいな事を言いつつ、周囲の敵兵を振り払う⇒パフォーマンス低下によりシガイ化が顕著に(アーデンみたいに顔が爛れる)⇒「ば、化け物?!」って怯える敵兵を謎の力で吹き飛ばす。
その後は、大慌てで駆け付けた取り巻き達に対して「普段と変わらない姿・態度」で対応⇒彼らの先導で、脱出の為に用意された船に乗り、テネブラエへ向かう。
こんな感じで、何とか自力でテネブラエまで帰還して頂きたい。でなきゃ、帝国皇子として格好つかないので。
でも、帝国皇子として「格好」は付けるんだけど・・・実は今まで関係者以外には、シガイ化した姿を見られたことが無かった⇒初めて「ば、化け物?!」って面と向かって言われて、内心傷付いていた。後の展開の為に、このポイントを仕込んでおきます・・・可哀想だけど。
そして最後、ヴァーサタイルですが。
彼は【FF15】で言うトコの「やはり王子は生きていたか(イドラ)」の時には、帝都(今回で言えばオルティシエ)に居たんだけど。
あれはタイミング的に「コル将軍に喧嘩を売って、余計な怪我をしたロキの処置の為」若しくは「処置が必要なロキを研究施設に連れ帰る為、迎えに来ていた」だけであって、普段は帝都には居ない。
だから「帝都決戦」の時にも研究施設に籠って、ロキのシガイ化を食い止める為の研究をしていたんだと思います。結婚式という一大イベントまでには、安定化させないといけないので。
つまり、ロキの為に一度は帝都に赴く⇒研究施設に戻って、更なる研究⇒ロキに結婚式には参列する予定だった(敬愛する自国の皇子の晴れ舞台なので)⇒結婚式前に水神が大暴れ&クーデターでそれ所じゃない⇒ロキを受け入れる為、研究施設で待機中(テネブラエまでは出向かない)。
という感じなので。
クーデター後は、イドラ皇帝とロキ+イドラを護送してきたアラネアが、テネブラエに。
元々研究施設で研究を重ねていたヴァーサタイルは、そのまま研究施設に。
イズニアさんはもう少し後から、何食わぬ顔でイドラ達とテネブラエで合流となります。
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【ドラットーは、裏切者だったのか?】
本来は、アラネア姐さんがイドラ皇帝をテネブラエへ護送⇒ロキと合流次第、研究施設まで引く(ロキの処置の都合もあるので)・・・という計画だったんだけど、本来誰も訪ねて来ない筈のテネブラエにお客様。
これが、ドラットーという事になります。
まず先に修正しておきたいのが、旧約 46で「イズニアの言葉を取り違えた帝国役人が、誤ったニュアンスでドラットーに伝えてしまった」せいで、この世界では「帝国に協力すればルシスの王に取り立ててやると、帝国宰相が約束した」事になってしまった・・・と、書きましたが。
これを「帝国役人」ではなく「ロキ」に修正します、帝国役人の話位では靡かないだろうから(その時に気付けよ、って話)。
つまり、元々イズニアさんとロキが通じていて(この二人は元々関係が深いので)、イズニアさんがロキにドラットーを引き込む事を提案した。
で、ロキがドラットーに対して「帝国に協力すればルシスの王に取り立ててやる」と、約束したんだけど。
ドラットーもお馬鹿さんではないので・・・いくらロキが帝国皇子&将軍の地位にあったとしても、彼一人の力で自分をルシスの王に取り立てるなんて事、出来る筈が無いと一蹴した。
でも、そもそもの話はイズニアさんからの提案なので、ロキはドラットーに対し「帝国宰相も、承知の上だ」と、付け足した。
その言葉を聞いて・・・イズニアさんが帝国宰相として大きな力を持っている事は、ドラットーも聞き及んでいたので。
帝国皇子&将軍と、帝国宰相からの話であれば、乗る価値がある・・・実際のトコ、既に打つ手が限られていたドラットーはロキの言葉を信じ、ルシス王国&レギスを裏切る事を決意した。
毎度毎度でイズニアさんは「自分で動かせない」ので、今回はロキを使っている訳ですが。
ドラットーを引き込むにしても、彼が具体的に指示する事は出来ないので「相手が一番喜びそうなモノを用意してあげれば、乗ってくれるんじゃないかな?」位でロキに提案。
それをロキが勝手に「ドラットーが一番欲しがっているモノ=ルシス王の座」と決め付け、それを条件にドラットーに交渉を持ち掛け。
ロキからの提案に難色を示すドラットーに対し「元々、イズニアからの提案なんだから、当然ヤツも協力する筈」という意味で、「帝国宰相も、承知の上だ」と付け足し。
それを聞いたドラットーは「帝国に協力すればルシスの王に取り立ててやる」事を「帝国宰相も、承知の上だ」と、取り違えてしまった。
そういった経緯で・・・イズニアさんの知らぬ間に「ドラットーに対して、帝国に協力すればルシスの王に取り立ててやると、帝国宰相が約束した」事になってしまい、玉座に座るドラットーを、イズニアさんは退かす事が出来なくなってしまった、と。
じゃあ、そんな訳アリのドラットーが、こんなお取込み中のテネブラエまで何をしに来たのかと言うと・・・一言で言えば「ロキに一矢報いる」為。
以前書いたように、ドラットーって【FF15】見る限り全然キャラ像が掴めないんですけど。wikiで見る限り「祖国の為に裏切った」みたいな・・・要は「本来、格好イイ裏切者ポジション」なんじゃないかな、と。
だとしたら。今回の二次創作では「ゲームとしての実質ラスボス」を務めてくれるドラットーに「格好イイ裏切者」としての設定を積んであげないと申し訳ない。
じゃあ、具体的にどんな設定を詰めば「格好イイ裏切者」・・・もっと言えば「プレイヤーの同情を得られるような、格好イイ裏切者」に出来るかって言うと。
ドラットーは「帝国の目的はクリスタルと、指輪を手に入れる事」であって、「レギスを殺害」&「インソムニアへの襲撃」は聞いていなかった。
極端な話し、もしかしたら「自分が上手くやれば、クリスタルと指輪を奪われる以外には、大きな被害が出ない」と、思っていたのかもしれない。つまり「自分が裏切ってクリスタルと指輪を帝国に渡す事が、結果レギス&ルシス王国を守る事になる」・・・そうとすら思っていたのかも。
でも実際は、帝国はクリスタルを奪い、レギスを殺し、インソムニアにまで被害を与えて撤収した・・・しかも「調停式の席で騒ぎがあった」だから「帝国軍は王都城周辺を爆撃」し「国王陛下が死亡」と、自分達に都合の良い情報を一方的に発表した。
確かにドラットーへの指示が「クリスタルと指輪を奪う事」だったとしたら、『光耀の指輪』を奪う事が出来ていなかったので、「ドラットーが指輪を手に入れ損なったから、一連の被害が出た」と言われれば、ドラットーは言い返せないかもしれない。そんな非情な決断をする様な人間からの提案を飲んだのも、他ならぬ自分なんだから。
だからドラットーは「自分が裏切られた報復」ではなく、「自責の念と、ルシス王国へのせめてもの償い」として、インソムニア襲撃を取り仕切っていたロキを討とうとした。その為に、このテネブラエまで単身やってきた。
でもドラットーは、ロキを討つ事が出来なかった・・・要は、返り討ちにされてしまったという事。
今回の二次創作では「そもそもルーナが居ない世界線だから、【KGFF15】通りのシナリオにはならない」というのが前提にあるので。どこまでを【KGFF15】に沿って、どこからを【KGFF15】とは違うシナリオにするかというのは難しい話なんですけど。
最後「玉座の間」に、ニックスを「自分を殺した相手・・・的な意味で吊し上げている」と解釈するのなら。
【KGFF15】での時間軸のどこかでは、やっぱりドラットーが帝国と通じている事がニックスにバレてしまい、彼と戦う事に。
そして、その時のニックスの一撃が、ドラットーにとっての致命傷となった・・・というイメージ。
つまりドラットーは【KGFF15】時点で既に致命傷を負っていて。
ノクト達が本編を進めている間に、何とか命を繋ぎながらも、ロキを討つ為に帝都(この時はオルティシエ)を目指し。
「帝都決戦」で帝都が落ちた後は、ロキ達が居る今現在のテネブラエを目指しやって来た。
だからこそ、ドラットーはロキに勝てなかった・・・本来の彼であれば互角に戦えたかもしれないけど。この場に来るまでに致命傷を負っていて、碌に戦える体では無かったんだから。
そして、仮にもロキは将軍位に就く実力の持ち主(実際は不老不死の影響もある)なので、こんな体で戦いを挑んだところで勝てる見込みは無い・・・それはドラットー自身、一番分かっていた。
だけど、そうであってもドラットーは、ロキを刺し違えてでも討つ・・・討つ事が無理でも、せめて一矢報いる。
確かに、今更どんなに悔いても、国を王を裏切った事実は変えられない。
でも最後・・・「祖国の為」でも「国を王を裏切るつもりはなかった」のだど、「祖国の為」にも「国を王を守りたかった」のだど。
そうでなければ「祖国の為」と想い続けた自分を、国を、王を、裏切る事になってしまうから。
と言う訳でドラットーは、ロキの相手にもならず・・・無念の返り討ちにあう事になります。
で、このタイミングでイズニアさんが合流。しゃがみ込んで、倒れ伏すドラットーの手首を掴みながら、「ああ もう息してないねこれ ほら こっちに来て確かめてごらんって」とか言っときゃイイかな、ジグナタス要塞で言ってた台詞。
まぁ、別にロキは興味無しだと思うので・・・確かめずに放置。
イドラ、ロキ、そしてイズニアさんが揃ったので、テネブラエからヴァーサタイルが待つ研究施設(【FF15】のジグナタス要塞)へ、アラネア姐さんの揚陸艇で移動する事になります。
つまりドラットーは討ち捨てられた形になる訳ですが、彼はそのまま死ぬ事が出来なかった。
イズニアさんが触れた事が原因か・・・だとしたら、意図してなのか?意図せずなのか?
それは神のみぞ知る、なんだけど。
ドラットーは「祖国の為に」・・・シガイと化して尚、諦めきれない想いからルシス王国の「玉座の間」を目指した。
私欲の為に「ルシスの王」になりたかった訳では無く、帝国から「祖国の為」にも「玉座を守る為」に。
勿論・・・そのドラットーの想いは、ノクト達に伝わる事は無く。
彼は「玉座に居座るシガイ」として、虫けらのように「つまみ出される」事になるのだけど。
以上が、ドラットーが最後「ルシスの玉座に、座っていた理由」となります。
・・・う~ん、これ位積んでおけば「ゲームとしての実質ラスボス」を務めてくれるドラットーを、「プレイヤーの同情を得られるような、格好イイ裏切者」に引き上げられないかな?
尤も、無難と言うか、ありきたりと言うか・・・昔見たような展開ではあるんですけど。
だからこそ、今では好まれなくなった=記憶から消えてしまった・・・みたいなイメージで見ています。
とりあえず、ドラットーの台詞は増えるので「cv:山寺 宏一氏」は、堪能できると思います。やったね!
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