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落書き帳の10ページ目

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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《旧約 45》

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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
 【「玉座の間」に居たのは・・・何人?】
 【レイヴスにお願い① ドラットーの設定を盛る】


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【「玉座の間」に居たのは・・・何人?】
 いよいよ旅の終着点となる「ルシス王国・王都インソムニア」の「玉座の間」に辿り着いた訳ですが。
 話を進める前に、まずは先客の方々の紹介からしておきます。

《1人目・レイヴス》
 「王座の間」の扉を開けて最初にノクトの目に飛び込んで来るのは、視線誘導的にも自分の視線の高さ&手前側に居る、心身共に衰弱&片膝付いてやっと持ち堪えているレイヴス。
 今回の二次創作は、レイヴスが道筋を創って来てくれたと言っても過言ではない訳ですが・・・そのせいで、いつ過労で倒れてもおかしくない状況に。

 これは「今更、それ言う?」って話ではあるんだけど。「男4人旅」「パーティーに花(女の子キャラ)が無い」事がどうこうと言うよりも、そもそも「【FF15】ってメインで扱えるキャラ、少なくない?」と思ってて。

 本当はもっと多かったのに、
 長い創作時間の中で、
 忘れられちゃったキャラもたくさん居たのかな?

 如何せん、人手不足が深刻なので。
 レイヴスには色々な役割を押し付けてしまい、申し訳ないのですが・・・このラストバトルでも3つ程、大事な仕事を請け負ってもらいます。

 いい加減、解放してあげたいんだけど。
 最後の最後まで使い倒されて可哀想・・・な分、最後くらいは綺麗に終わらせてあげたいと思っていますので、ご安心下さい(死亡フラグでは無い)。

《2人目・イズニアさん》
 次が、玉座の前に立って、ノクト達を見下ろしているイズニアさん。
 あの城の玉座が置かれている場所って、階段状・・・って言うか、階段+何か左右グルっと階段になってて玉座の前でくっ付くみたいな造りだったと思うので。
 その玉座の前に立ってたら、かなり視線の位置としては高いトコになるから。
 視線の動きは、まずは手前のレイヴスに行って、その次が奥&高い位置に居るイズニア・・・って流れだろうな、と。あの空間だったら、レイヴスの色彩の方が浮く(=目立つ)だろうし。

 でも、この「イズニアは玉座に座っているのではなく、玉座の前に立っている」ってのは、視線誘導的な理由だけでは無くて。
 彼にはこの後、例の「残念なお知らせです ここ座りにきたんでしょ もう空いてないってさ」って台詞の後、大仰に肩でも竦めながら玉座の前から横に避けて貰う必要がある・・・この動作を噛ませる為にも「最初は玉座の前に立っている」という状況にしています。

 じゃあ、何でそんな本来無い動作を挟むかと言うと、「玉座には、別の人物が座っている」から。
 既に「玉座には別の人物が座っている」から、イズニアは「玉座に座る事が出来ない」。
 だから「玉座の前に立っていたイズニア」は、後から来たノクト達に対して「もう空いてないってさ」と言う「残念なお知らせ」をした。

 何て言うか・・・確かに【FF15】のアーデンって、曖昧な言い回しで煙に巻くみたいなトコがあるけど。最初にこの「もう空いてないってさ」って言い方を字幕で見た時、流石に「不自然じゃない?」って思って。
 だって「ってさ」って言うのは、他人の言動を代弁する時に使う言い回しであって。自分自身の言動を指して「ってさ」とは、言わなくないかな?

 つまりアーデンが「先客が、空いていないと主張している」という意味で、「もう空いてないってさ」と言ったのなら。
 やっぱり「玉座の間」には、アーデンの他にもう一人居たんじゃないか?
 玉座に座っているべき人物は、そっちだったんじゃないか?
 だとしたら・・・そこに居座っていて不自然ではない人物は誰か?

 レイヴスが感じ取った「只ならぬ気配の正体」でもある、この「玉座に座る、もう一人の人物」が誰なのか?

《3人目・玉座に座る、もう一人の人物》
 本来【FF15】では存在しない「玉座に座る、もう一人の人物」に、誰を据えるかですが・・・これは意外と早い段階で決まっていました。上にも書いたけど、ただでも人材不足なので、あまり選択肢も無いし。

 では、それが誰なのかと言うと、物語の発端を握る人物にも関わらず、いつの間にか表舞台から姿を消し。
 そして今、シガイと化して尚「ルシス王国・インソムニア」に、戻って来た。
 消え去る事ない想い故に「ルシスの王」となる事を、諦める事が出来なかった人物・・・「タイタス・ドラットー」を、「玉座に座る、もう一人の人物」として此処に据えます。

 ドラットーに関しては、旧約 2の時点で【ドラットー=裏切者だけど、グラウカ将軍ではない】と書いている通り、今回の二次創作では「ドラットー」と「グラウカ将軍」は別人・・・まずはこの事を念頭に置いて頂いて。

 彼に関しては【FF15】内であまりに情報量が少なかったので、wiki頼りなんですけど・・・「あんな重要そうなキャラだったのに、全然出番無いなぁ」と思ってたら、実は「【KGFF15】の時点で戦死」だったらしい。

 でも・・・参考にさせてもらっておいて、本当に申し訳ないんですけど。
 それって、本当にドラットーって断言出来る状況だったのかな?

 いや、wikiの情報を見る限り「車で突撃されたドラットー」が「グラウカ将軍の姿」になって「兜が割れて剥き出しになった首筋にククリ刀を突き立てられ敗北・死亡した」って言う風に読み取れたんですけど。
 もしも「実際にドラットーの姿で死亡した(兜が割れ、顔が確認出来た)」のではなく、「ドラットーがグラウカ将軍の姿になった」⇒「グラウカ将軍の姿で敗北・死亡した」⇒「グラウカ将軍とドラットーは、同一人物(の筈)」=「だからドラットーは【KGFF15】の時点で戦死」って事でイイなら。
 今回の二次創作では「ドラットーは、グラウカ将軍ではない」ので、「実はドラットーは生きてた」って事でもイイよね、と(暴論)。

 【FF15】ってメディアミックスと言うか・・・普通のゲームとは違う構成になっているので「それはそれで、アリなのかな?」とも思うのですが。
 普通のゲームなら「ドラットー位の戦犯キャラが、ゲーム中で主人公達と関わらずに途中退場」ってのは、「???」って言うか・・・何かモヤっとする気がして。
 実際にwikiを見ても、ドラットーが何で裏切ったのかって「切り捨てられた故郷を解放する為ではないか?」「レギスが停戦協定の条件を飲んだ為か?」みたいな感じなので・・・多分【KGFF15】でも「彼の口から真相は語られてない」って事なのかな、って。

 だったら彼に、最後この場で、ちゃんと「真相を語る機会」を与えてあげる。
 尚且つ、物語の決着として、ちゃんと「ノクト達に、ドラットーを討たせてあげる」のが、「一つの世界の物語」としては、シンプルかつ分かりやすい。

 最初からアーデンと通じていた「裏切者役・ドラットー」が、
 何らかの理由で、シガイ化してしまったものの。
 物語の最初とも言える、この「玉座の間」に、
 最後の最後「真の黒幕役・アーデン」と共に再登場する。

 状況としては、お誂え向きと言うか・・・確かにこの二人なら、この物語に相応しい最後を演出してくれるんじゃないかな?

 後、少し横に逸れますが・・・状況と言えば「玉座の間」に吊るされていた4人に関しても。
 玉座に座っているのがドラットーなら、アーデンともノクトとも関係性がイマイチ分からなかった「4人目=ニックス」に、意味が出て来ないかな?一応「自分を殺した相手」って解釈になるって事でしょ?

 逆に分からなくなる点として「じゃあ、3人目=ルーナは何で?」って話ですが・・・そもそも今回の二次創作は「ルーナが居ない世界線」なので。あれは「ルーナでは無い」ですし、当然「ルーナの前任者のステラでも無い」です。
 元々彼女に関しては、七瀬は「3人目=シルヴァ(ルーナとレイヴスの母)」だと思ってるんですけど・・・これは「積年の恨み」であって「この世界での恨みだけでは無い」んじゃないかな、と。そもそも「ヴェルサス13(初期)」として創っていた時には、今の【KGFF15】構想は無かったと思うし(ルーナが居ないので)。
 強いて言うなら・・・「もう少し【FF15】に近い世界線」でなら、「ドラットーが故郷を失う事になった原因」に「テネブラエ王国のシルヴァ」が関係していて、ドラットーは「それを恨んでいた(実際には勘違い・逆恨みに近い)」みたいなイメージ。
 勿論、今回の二次創作は「ヴェルサス13」イメージなので、そういう筋書きでは無いんだけど「それに通ずる何かが、この世界でもあった」と言うか。

 だとすると・・・レイヴスは、何だかよく分からん理由で吊し上げられた「母・シルヴァ(魂の体)」を前に、王都城で5日間監禁生活だったという事に(新手の拷問?)。
 まぁ・・・だからこそ、レイヴスは「退けるトコまで退かず、王都城に留まっていた」って事なんですけど。レイヴスなら王都城からの脱出経路を知っていて当然なので、地下通路位までは退く事は出来た筈だから。
 でもレイヴスは、そんな状態のシルヴァを見捨てる事が出来なかった・・・『神凪』として、母を「魂が行き着く世界」へ送ってあげたかった(=黄泉送り)からこそ。
 自分の心身が限界まで擦り減る様なこの空間に、闇に抗いながらも留まり続けた・・・と。

 何か、レイヴスのメンタルをガンガン削る方法はいくらでも出て来るので、ある意味「凄いな!」って思います(可哀想でしかない)。
 ただこれは「可愛い子ほどイジメたい」という訳では無く、無理が祟って「いつかどこかの【FF15】の世界」で、あんな最期になる位なんだから「これ位、不幸体質&可哀想な扱いでもイイよね」と・・・伏線的な意味もあったりします。

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【レイヴスにお願い① ドラットーの設定を盛る】
 そんだけ弱らせておいて書く【↑ タイトル】では無いですが、レイヴスにお願い①。
 となると「ラスボスはアーデンじゃないって事?」ってなりますが・・・オーラスは通常通りアーデン(=イズニア)です。
 ただ、今回の二次創作ではイズニアさんって「戦えない縛り継続中(武器・魔法使用禁止)」だし。
 元々【FF15】でも「ラスボス・アーデン戦は、ノクト1人」=「ラストバトルを4人で戦えなくて不完全燃焼」みたいな話も出てたようなので。
 この「玉座の間」で、ちゃんと「ドラットーというラスボスと、4人で戦う(実質のラストバトル)」⇒「後にイベントとしてアーデンと戦う(イベントボス扱い)」みたいな感じで持って行きたいなと思って。

 でもそうなって来ると、このポッと出のドラットーをラスボスに仕立て上げる為、今から色々と小細工をしなきゃならない。
 という事は・・・やっぱりレイヴスの助けが必要になる訳です。
 何でかって言うと、今回のノクト達って何度も言いますが「1000年未来から来た人間」なので、ルシス王国の事なんて全然知らないし。ドラットーに関しても「インソムニア滞在中に何度か顔を合わせた」程度であって、詳しい素性なんて知らなくて当然。
 なので・・・シガイと化している以前の問題として、そんな情報量でドラットーと対面しても「何か正体不明の人間型のシガイ」位としか、ノクト達は思えない。
 だから、ルシス王国の事なら大抵の事は知ってるレイヴスに、ドラットーの説明をしてもらわなきゃ話が進まない訳です。
「ルシス王国に仕える身でありながら王を裏切り、帝国に組した男だ」と。

 それを聞いたらノクト達も「コイツのせいで・・・!」って意識を向ける事が出来るようになるし。
 その上、吊るされた4人の中にレギスが含まれているのなら、「よくも、そんな事を!」って許せなくて当然。
 で、元々ノクト達は「レギスの仇討ち」の為に、この世界で頑張って来たんだから・・・この話の流れなら「ドラットー=倒すべき相手」として認識しても不自然ではないかなって。

 とは言っても、レイヴスに説明してもらったトコで、現状「ドラットー=ルシス王国を裏切って、帝国に加担した裏切者」=「こいつのせいで国王・レギスは死亡、王都も陥落した」=「レギスの無念&仇討ちの為にも、コイツを討つ!」って、戦う動機にしかならない。
 だって、いくらレイヴスがルシス王国の事に詳しかったとしても。ルシス王国から姿を消した後のドラットーに、一体何があったのかまでは分からないんだから。

 ドラットーが何故、シガイ化してしまったのか?
 シガイ化したドラットーが何故、ルシス王国の王座に座っているのか?
 彼がどんな想いで、シガイ化しても尚、ルシス王国に戻って来たのか?
 裏切った祖国に・・・今にも崩れ落ちそうな身体を引き摺って、何の為に?
 色々な「何故?」が散らばってるんだけど・・・それらは「何も分からないまま戦う」事になる。

 それって物語としては説明不足&不完全なんだけど。
 ノクトは「ああ すぐにつまみ出す」・・・まるで「そこに同情の余地なんかない」とでも言わんばかりに言い捨てるんだから。ドラットーの事情なんて「何も分からないまま戦うので正解」なんだろうなって。

 もしもドラットーの事情を知ってしまったら・・・いくらシガイ化しているとは言え、そんな虫けらを退けるみたいな言い方は出来ないだろうから。

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【補足 ①】
 まずは、ドラットーの情報に関して補足しておくと。
 ドラットーって「物語の最初にレギスと一緒に登場」「ちゃんと名前がある」「ドラットー よろしくな(=親父の事を頼まれる)」という、如何にも重要ポジションそうなキャラだったのに、youtubeでムービー集を追い掛けても、以降全然登場しない。
 その時点で「何か不思議だなぁ・・・」と思ってwikiで調べていたんで、今になって調べた訳ではありません・・・だからこそ、当たり前のように【ドラットー=裏切者だけど、グラウカ将軍ではない】なんて事が言える訳なんで。
 でも、よくよく考えてみたら、それって実際に【KGFF15】を見てるか、wikiか何かで情報を見てないと「【FF15】をプレイしただけでは、分からないまま終わる」って事でしょ?

 一度入ってしまった情報を、頭から追い出すのって難しい。
 知ってしまったら、それを前提に物事を考えてしまう・・・本来「【FF15】をプレイしただけでは、分からないまま終わる」筈のドラットーの事を、当たり前に【ドラットー=裏切者だけど、グラウカ将軍ではない】って思って脳内処理してしまう状況って、物語の在り方としてどうなんだろ?

 もしかしたら、演出として「【FF15】しかプレイしていない人」と「【KGFF15】も見てくれた人」では「得ている情報量の違いによって、物語の感じ方・捉え方も変わるんだ」みたいな狙いがあるのかもしれないけど。
 何て言うか・・・普通は「【FF15】しかプレイしていない人」は「何となくこうだったんだろうな」みたいな憶測でしか分からないけど。「【KGFF15】も見てくれた人」は「詳しい事情や真相がちゃんと分かるようになっている」っていうトコに落ち着く・・・って、イメージなのが。
 「【FF15】しかプレイしていない人」は「そもそも何だったのか分からない」し、「【KGFF15】も見てくれた人」で、やっと「何となくこうだったんだろうな」みたいな憶測で分かるレベルでしかない。
 要は「ボタンを掛け違えている」「一階層、ズレている」って言うか・・・ドラットーが「レギスの死&王都陥落」という物語の肝の部分に関わっていた重要人物だった事を加味したら、このレベルの情報は「物語の感じ方・捉え方も変わる」どころでは無い気がして。
 「【KGFF15】も見てくれた人」の方が、より物語が分かるってのは、ご尤もなんだけど。
 「【FF15】しかプレイしていない人」だって、ちゃんと1本のゲームを買ってプレイしてるんだから、せめてもうちょっと分かるようにしておいてあげても良くないかな?

 実際のトコは、わざと「そういった出来事があったとしても、知らない人にとっては無かった事と同じ」みたいな、そういう演出に落とし込んであって(つまり全部、意図的に仕組んである)。
 本当はそういった事は全部「後の機会で伏線回収するつもりで創っていた」んだけど、現状「まだ回収出来ていない」「回収する筈の続きが出来なかった」って事なのかな・・・と。

 それらが中止になった【エピソード・〇〇】系なのかは、分からない&別問題だけど。

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【補足 ②】
 次が「何故アーデンではなく、別の人物が玉座に座っている」と思ったのか・・・ですが。
 これは一番のキッカケは、上にも書いた「もう空いてないってさ」って言い方が引っ掛かったからなんですけど。
 もう一つ気になったトコが、ノクトの「ああ すぐにつまみ出す」ってセリフ。

 「玉座の間」の手前で入る「創世記絵画」のイベント。
 あれってやっぱり、無印ではあったけど、ロイヤルでは無くなってた・・・って解釈でイイのかな?
 そこは未だ、確証得られずなんですけど。
「アーデンも ここに 描かれるはずだったんだな(ノクティス)」
「王家の人間だとは思わなかったぜ(グラディオラス)」
「長い時を生きてきた(ノクティス)」
「誰も 仲間がいない世界で(ノクティス)」
 何て言うか・・・ここでのノクト達の会話って、割とアーデンに同情的だと感じたんですね。
 それも単純に「同情的」というよりも、「本当はスゴイ人だったんだ」「実は敬うべき人間だったんだな」みたいな「それなりの敬意を持っての同情」というか。

 でも「玉座の間」でアーデンと対峙した時って、ノクトは玉座に座るアーデンの事を「ああ すぐにつまみ出す」って、言うじゃないですか。
 この「つまみ出す」って表現が、ついさっき「アーデンも ここに 描かれるはずだったんだな」って言ってたノクトの言葉として、どうしても結び付かないと言うか。
 さっき、王家の人間だったと再確認&あんな同情する様な事を言ってたのに、ここで「つまみ出す」って・・・そんな虫けらを退かすみたいな言い方、ちょっと場の雰囲気に馴染まない&あんまりじゃないかな、って。

 まぁ、確かに【FF15】のノクトにしたらアーデンは「父親と婚約者の仇」「10年後の闇の世界の元凶」みたいなモンなので、そんなヤツが「あそこはオレの椅子だ」に座ってたら、腹が立つ&言葉が悪くなるのも仕方ないとは思うけど・・・それだったら、そもそも「創世記絵画」の前でそんな空気感&言葉は出て来ないと思うし。
 百歩譲って、やっぱり「玉座に座っている事が、許せなかった」としても、もう少しマシな言い方があったんじゃないかな?
 例えば・・・主人公が好きそうな言葉なら、「取り戻す」「取り返す」。
 きつめの表現にしたかったとしても、「奪い返す」「引き摺り下ろす」とか。

 そういう風に突き詰めて行ったら。
 この状況で「つまみ出す」って表現をして違和感が無いのは、「ノクトが相手を、人間として見ていない(=虫けらの様な扱い)」+「つまみ出す程度の労力で、退かせられる相手と判断」した場合だと思ったので。
 玉座に座っていたのが「シガイ化した、裏切者のドラットー」であれば、実際に「もう人間ではない扱い(シガイ化)&人間としても許せない(裏切者)」+「何とか姿形を保っている状態=強そうには見えない」だろうから。
 主人公であるノクトが本来、人間相手には使わないような「つまみ出す」という表現をしたとしても、違和感が無いかな・・・と。

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【オマケ】
 実は「玉座にはアーデンではなく、別の人物が座っている」と言うのは、ちょっと前に匂わせてあったりします。
 それが旧約 44「レイヴスが『神凪』だからこそ、朝の時点で王都城内に「昨日までは無かった、只ならぬシガイの気配」を感じ取る事が出来た」って部分。
 もしもこの「昨日までは無かったシガイの気配」の正体がイズニアさんだったら、レイヴスは嫌でも分かる筈&あの人が「只ならない」のは何時もの事なので、「普通では無い」という意味を持つ「只ならぬ」とはならない。

 これは【FF15】のアラケオル基地で、レイヴスとノクトが一触即発ピリピリムードだった時に、レイヴスのアップ⇒アーデンが仲裁の為にやって来た・・・みたいな構成になっていたけど。
 この時のレイヴスの表情・視線が、誰かが来た気配に対して「何者だ?」ではなく。
 誰かが来た気配を感じた時点で「アーデンだと分かっていた」・・・そういう風に見えたので。

 何て言うか・・・現実世界ではそうでもないかもしれないけど、【FF15】を映像作品として考えた場合。
 何者か分からなくて「驚くなら、目を見開く」「不審に思うなら、眉をひそめる」「何者か思案するなら、目を細める」・・・いくらレイヴスがポーカーフェイスキャラだとしても、何かしらの前動作があってから、視線を相手に向けるのが「映像作品としての分かりやすさ」だと思うんですけど。
 この時のレイヴスって、そういうのが全然ない様に感じたので。
 最初から「アーデンだと分かっていた」・・・若しくは、最初から「アーデンが来る事を知っていた」んじゃないかなって。

 という理由を押し付けられ・・・レイヴスとしては、非常に不本意ではあると思いますが。
 イズニアさんの気配を知り尽くしているからこそ、「昨日までは無かった、只ならぬシガイの気配」=「イズニアでは無い、別のシガイが王都城に入り込んでいる」ってのは、最初から分かっていた・・・という事になります。

 正直、こんな事はわざわざネタバレする必要は無いんですけど。
 ちゃんと「こういった事を考えて、こうなってます」って言っとかないと、何か「必要以上にこの二人に夢を見ている」って勘違いされるのも、恥ずかしいなと思って(自己保身)。
 だってそんな「姿が見えなくても、気配で分かる」なんて・・・ねぇ。

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