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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《旧約 40》
- 2023/12/24 (Sun) |
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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
今回は前回に引き続き、今後の方向性の話。具体的には「どうシナリオに落とし込んでいくか?」みたいなイメージをダラダラ書いてます。
直接【FF15】のシナリオを拾っている訳では無いので、退屈&意味分からんだと思いますが。
正直ここからは、かなり端折った展開になってしまうので。
何でそういう展開になってしまっているか・・・という「七瀬の頭の中の経緯」を、先に書き留めておきたいと思います(ちゃんと記録に残しておくことが大事)。
《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
今回は前回に引き続き、今後の方向性の話。具体的には「どうシナリオに落とし込んでいくか?」みたいなイメージをダラダラ書いてます。
直接【FF15】のシナリオを拾っている訳では無いので、退屈&意味分からんだと思いますが。
正直ここからは、かなり端折った展開になってしまうので。
何でそういう展開になってしまっているか・・・という「七瀬の頭の中の経緯」を、先に書き留めておきたいと思います(ちゃんと記録に残しておくことが大事)。
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今後の方向性としては、前回書いたように「今回の二次創作と【FF15】では、物語の決着は全く逆」・・・つまり「この世界(=今回の二次創作)としては、ハッピーエンド」を目指しつつ、以降の【FF15】の世界に繋ぐ為に「イオスの世界としては、バッドエンド」を目指す事に。
なった訳ですが・・・具体的にはどうするか?
具体的にって言うのは「列車一本道ルート」をどうするかって話なんですけど・・・一番迷ってるのは「具体的な内容はある程度決まってるんだけど、それをどう見せるか?」ってトコ。
具体的な内容は・・・色々な事を後回しにしたツケが残ってるので。確か、
イドラ皇帝=「帝都決戦」でのクーデター⇒アラネア達の手引きにより『テネブラエ』へ。後に『帝都グラレア』にて、シガイ化してノクト達と戦闘(=【FF15】でのフォラス戦)。
ロキ=「帝都決戦」の最後でノクト達に敗戦⇒一旦カメリアの私兵達に捕らえられるも逃走⇒『テネブラエ』へ。後に『帝都グラレア』にて、シガイ化してノクト達と戦闘(=【FF15】レイヴスの代わり)。
ヴァーサタイル=『帝都グラレア』にて、ロキの不老不死処置についてイドラ皇帝に進言。不興を買って吹っ飛ばされる(⇒アーデンに止めを刺される&【FF15】レイヴスの代わり)。
みたいな道筋を立ててた気がするので。何となくザックリ「こういう事があったんだろうな・・・」ってイメージは出来てる。
でもノクト達が「列車一本道ルート」に乗らないなら、それをどうやってシナリオに絡めたらイイんだろう・・・って。
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基本的な考え方として、記憶・思い出をシナリオの根幹に置いている以上「ノクト達が見てない・知り得ない事は、読み手(プレイヤー)も分からない」って事にしたい。
要するに、イドラ皇帝の「やはり王子は生きていたか」とか、アーデンの「花嫁姿、見れなくて残念だったな」ってシーンは、実際に【FF15】で挟まっていたので流用したけど。
本当はそういう「その頃、グラレアでは・・・」みたいな展開&場面転換は、出来るだけしたいくないので。
上記のような帝国側の事情を挟むのであれば、やっぱりノクト達自ら『帝都グラレア』に乗り込むしかない。
でもノクト達自ら『帝都グラレア』に乗り込んだところで・・・もともと【FF15】でも、何でそんな事になったのかよく分からないシナリオ進行に留まっている気がすると言うか。
結局のトコ、アーデンがご丁寧に記録を残してくれてなかったら、色々な事が分からないままだっただろうし。
それすらノクト自身は見ていない(別行動の2人がモニターで見ただけ)なら、『帝都グラレア』でノクトが「知り得た真相」「知るべき真実」って、何だったんだろう?
レイヴスの亡骸から『父王の剣』を、ノクトは受け取った・・・これはノクト自身が受け取っているので、事実で間違いないんだけど。
レイヴスがノクトに伝えたかった想いって、グラディオ&イグニス(+プレイヤー)は、モニターで見たから知ってるけど・・・肝心のノクト自身は知らないままって事でしょ?
もしかしたら2人が「レイヴスとノクトに化けたアーデンの間で、こういうやり取りがあった」って事は、ノクトに伝えてるかもしれないけど。
伝え手であるグラディオ自身が「そう 見えた 王として認めたってことなのか」って曖昧な事を言っているようでは、とてもレイヴスの想いをノクトに正確に伝えられたとは思えない。
後、アーデンがバラ撒いて行った書類が「レイヴスの手紙」だったらしいので(内容は知らない)、ちゃんとノクト自身が拾って読んでいれば「その手紙を書いた時点」での、レイヴスの考え・想いってのは分かるだろうけど。
それだって「その手紙を書いた時点」までであって、「今のレイヴス」の想いでは無い。
そもそもあの「一つだけ残されてたデータ」だって、「一つの記憶」とは限らないんじゃないかなって、七瀬は疑ってたりします。
さも演出的として白黒映像とカラー映像になったように見せているだけで、実際は「白黒映像」と「カラー映像」は「別々の世界の記憶」=「二つの世界の記憶を、繋ぎ合わせた記憶」なんじゃないかな、と(あらゆるモノに対して疑心暗鬼)。
だって「何でそのタイミングで、そんな事する必要があったんだろう?」って言うか・・・アレ、おかしくない?
それとも偶々偶然、今の防犯カメラの映像に「一つだけ残されてたデータ」が被ってしまった・・・って事?
何て言うか、総じて「ぐちゃ」っと言うか、「ぐしゃ」っと言うか、「ぐにゃ」っと言うか・・・何か「全30巻の本が、何冊か歯抜けになっている」「順番に並んでいない」「上下逆さまになっている」「表紙・裏表紙が逆」「無理矢理突っ込んだせいで、本の間に本が挟まってる(一番嫌なパターン)」みたいな「気持ち悪さ」を感じるって言うか。
きちんと記録としては残ってるんだけど、正しい残され方をしていないって言うか。
寧ろ、既に「正しい残され方」「収納場所」が定まってないから、雑然と記録だけが残されていると言うか。
何せ「こういう事があった」っていう記録はあるんだけど、その個々がバラバラに散らかってるだけで、「正解・事実・真相・真実」といった繋がりが見えてこない・・・そういう中途半端さが「気持ち悪い」って感じ。
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じゃあ、どういう状況ならこういう「気持ち悪い」感じになるかと考えたら。
メタい見方をするなら、諸事情により「都合が悪くなったイベント」「没になったネタ」「使い道がなくなった音声」・・・要するに「今作では使えなくなった諸々」を押し込んでおくと、こんな感じになるかなぁって。
物語として落とし込むなら「実際に過去にあった」「こうなる筈だった」「こういう台詞を言っていた」・・・でも「この世界では、そうはならなかった」ものを保管しているから、「個々としては辻褄は合う」んだけど「前後の繋がりを考えた時に、何かオカシイ」ってなっちゃう、みたいな。
だとしたら・・・この『帝都グラレア』って、アーデンの頭の中と同じ感じなんだろうなって。
【FF15】のアーデンは「一世界=2000年」生き続けて来たって設定だと思うんだけど。
七瀬の感覚では「イオスの世界は誕生と終焉を繰り返している」=「一世界=2000年を何回も繰り返している」って事になるので。
アーデンの頭の中って「過去のイオスの世界での記憶」も、「個々の記憶」としては残っている。
でもそれらは「今の世界とは辻褄が合わなくなった」ので、「今の世界にはハマる場所が無い」状態に(絵は同じなんだけど、切り抜き方が微妙に違うパズルみたいな感じ)。
だから「頭の中の記憶の保管庫みたいな領域に、無造作に放り込んでおくしかなかった」・・・これが意図的になのか、本人も意図せずなのかは今のトコ分からないけど。
そう考えればアーデンが、自分自身の記憶も混濁する程(=無意識下に)の「多くの人間の記憶」を持っていたとしても、不思議では無いのかなって。
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と、まぁ・・・ここまで七瀬の頭の中を追っかけて貰った訳ですが。
もしも『帝都グラレア』が「過去のイオスの世界の記憶の保管庫」だとしたら、今回の二次創作で『帝都グラレア』に行かなきゃならないのか?
う~ん・・・実際問題、行かなきゃイドラ皇帝&ロキとの決着が付かなくなっちゃうので。何なと理由を付けて行かなきゃならないのかな、やっぱり。
となると、物語の最後は「王都奪還(=インソムニア)」で終わるので、王都奪還した後に『帝都グラレア』に行くってルートは無い。
だから『帝都グラレア』に行くなら、『カエムの岬』でイリスと別れた直後。
若しくは『カエムの岬』~「王都奪還(=インソムニア)」までの途中で、『帝都グラレア』行きが割り込む形にしなきゃならない事に。
だとしたら、単純に「打倒、帝国!」って言う理由だけなら、ここまで来てたら「王都奪還」を優先したくなると思うので。目の前の「王都奪還」よりも『帝都グラレア』行きを優先しなきゃならない理由が必要になる筈。
その理由は何なのかってなったら「シガイの発生源&夜の長期化を食い止める為には、原因を創っている帝国を倒さなきゃならない」って事になるかなぁ・・・そんなに緊急案件でもなさそうだけど。【FF15】の時間軸で言えば、オルティシエ攻略後の世界情勢な訳だし。
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でも「イオスの世界が一つ」って感覚なら、ここでイドラ皇帝&ロキを始めとした帝国との決着を付けなきゃならないんだろうけど。
今回の二次創作=「沢山のイオスの世界の中の一つ」って感覚なら、無理して決着を付けなくてもイイのかな・・・とも思ったり。
だって「打倒帝国よりも、王都奪還を優先させたイオスの世界」・・・って事でも良くない?
確かに普通のRPGだったら、敵の本拠地って落とさなきゃならない。だってそこが世界にとっての脅威だから(ラスボスも其処で待ってるし)。
でも逆に考えれば、そこが世界にとっての脅威でないなら、別に一旦保留or放っておいても良くないかな?
ここが【FF15】の「不思議だなぁ・・・」って思うトコで。
あの帝国って、放っておいても勝手に崩壊しそうな有様じゃないですか。よく分からん間に国の上の人間(イドラ皇帝&レイヴス将軍)はおかしくなってるし、無印の時点ではヴァーサタイルはどうなってんのかよく分からないし。実際に10年後の世界では「いつの間にか崩壊した」みたいな扱いじゃなかったっけ?
要は『帝都グラレア』が、敵の本拠地としての態を成していない&諸悪の根源を務めるアーデンがインソムニアに出向いて来てくれてるなら。
本当は「王都奪還」したあと『帝都グラレア』に乗り込むつもりだったとしても、そこで終わっちゃう・・・だってわざわざ『帝都グラレア』を潰さなくても、インソムニアでアーデンを討てば、物語は終わっちゃうんだから。
確かにそれって、作中のノクト達からしたら結果論ではあるんだけど。
アーデンさえ倒したら世界の闇は晴れるのなら・・・シガイとか魔導兵が無効化されるとかいう問題以前に、あの世界って全部ご破算でしょ?
だからこそ今回の二次創作では、敢えてイドラ皇帝&ロキとの決着とか、ヴァーサタイルの最期には触れず。
敢えて触れなかった事に、イオスの世界としての「意味」を持たせ。
そういった方向性・コンセプトを貫けるだけの、設定・シナリオを最優先で目指す。
もしも、そこまで出来るなら・・・「用意してたんだけど、使われなかったイベント」として、それらの記憶は『帝都グラレア』って記憶の保管庫に放り込んでおくのでも、良いのかもって。
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