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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《旧約 35》
- 2023/11/28 (Tue) |
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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【レガリア(TYPE-F)は、飛空艇ではありません】
【「王女・イリス」を『カエムの岬』まで送り届けます】
【奇妙なドライブ ~イリス編~】
《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【レガリア(TYPE-F)は、飛空艇ではありません】
【「王女・イリス」を『カエムの岬』まで送り届けます】
【奇妙なドライブ ~イリス編~】
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【レガリア(TYPE-F)は、飛空艇ではありません】
レガリア(TYPE-F)については以前、旧約 32でも設定を詰めましたが・・・よくよく考えたら詰め方が甘かったな、と。
なのでココで再度、レガリア(TYPE-F)についての設定を盛っておきます。
どういう事かと言うと。
七瀬は最初から「レガリア(TYPE-F)=タイムマシン」と思っているので、「アンブラちゃんの代わりとして、あの時点でレガリアがタイムマシンとして使えるようにしなきゃならないけど。戻れる時間軸を限定する為には、フルスペックでは使えないって設定を立てなきゃならない」って考えに寄った結果の、旧約 32だった訳ですが。
でも【FF15】をプレイした方からしたら「レガリア(TYPE-F)=飛空艇」って役割だろうから。「レガリア(TYPE-F)=タイムマシン」として云々よりも、「この時点でレガリアが飛べるようになるのなら、以降ずっと空上移動で良くない?」って思考に寄るのが、当たり前&普通の感覚の筈。
そうなって来るなら「無理な修理をしてるのでフルスペックではない⇒レガリア(TYPE-F)では繊細な操作が要求される⇒ちょっとの操作ミスで事故る・・・って事にしておけば、【FF15】並みに事故っててもイイんじゃないかと思います。」という設定位では甘いよなぁ、と。
だって、操縦が難しいとは言っても飛空艇として機能するのなら、地上での危険な旅路と天秤に掛けた時に、「レガリアで飛ぶって選択肢もあるのに・・・」「そんな危険な陸路を行くくらいなら、飛んだ方がマシじゃない?」って発想に振れてしまう。要はどんなに作り込んだイベントを用意しておいても、「いや、飛べよ」って感情移入し難くなっちゃう可能性が出て来るので。
【FF15】でレガリアが空を飛べるようになるタイミングまでは「レガリア(TYPE-F)はタイムマシンとしては機能するけど、飛空艇としては機能しない」という、明確な設定を立てておかなきゃ物語の邪魔をしちゃうなぁ・・・って。
じゃあ、どうやって「レガリア(TYPE-F)はタイムマシンとしては機能するけど、飛空艇としては機能しない」という設定に説得力を持たせるかですが。
そもそも「レガリア(TYPE-F)=タイムマシン」と思ってる七瀬からしたら、「レガリア(TYPE-F)はタイムマシンなんだから、飛空艇代わりにならなくて当たり前」と言うトコに着地させるしかない。
つまり「レガリア(TYPE-F)が空を飛べるのは移動手段としてではない⇒空が飛べる仕様になっているのは、時空移動に必要な加速エネルギーを得る為⇒時空移動を可能にする程のエネルギーを生み出すには、直線長距離を確保する必要がある⇒その為に「地上」よりも条件&障害物が少ない「空」を飛ぶ方法を採用している」という事・・・にしておく。
確かに「空」だって天気とか風向きとか、その時々で条件は変わるので。何時でも同じ条件が揃っているとは限らない訳ですが。
「地上」はそれこそ、過去に遡れば遡る程、時空移動に必要な加速エネルギーを得られる程の「舗装された直線長距離」という好条件が揃わなくなる可能性が高いので(【FF15】の世界なら揃いそうだけど)。
「地上」に比べたら「空」の方が、どの時代でも条件を揃えやすいだろう・・・そういう見方で「わざわざ「空」を飛ぶ方法を採用した」ってイメージです。
尚且つ「時空移動を可能にする程のエネルギーを生み出す為の、直線長距離の確保」を目的としているのなら、「レガリア(TYPE-F)は、直線長距離飛行(オート操作)が前提であって、そもそもマニュアル操作(=ハンドル操作)が出来ない⇒若しくは、マニュアル操作は緊急回避時用の(一か八かで使う)機能でしかない⇒当然、開発から関わっているノクト&イグニスはその仕様を知っているので、レガリア(TYPE-F)を飛空艇のような移動手段として使うという発想が無い」って事にしておけば、「レガリア(TYPE-F)が飛空艇としては使えない&事故りやすい理由」と「ノクト達がレガリア(TYPE-F)で、空上移動しようとはしない理由」の両方をカバーできる。
イメージとしては「年代設定をしてボタンを押したら、後はオート操作で上昇&直線長距離飛行」「ハンドルでのマニュアル操作は、想定外の障害物(山とか巨大飛行モンスターとか)にぶつかりそうになった時用の緊急回避仕様(一応の機能であって、ほぼ詰み)」なんだから、「そんな仕様のレガリア(TYPE-F)で、目的地に着ける訳が無いよな」って、ノクト&イグニスは分かっている・・・というか、そういう発想に至らない位に、「レガリア(TYPE-F)=飛空艇」って考えが無い。
精々、レガリアに詳しくないプロンプトに「レガリアで空を移動出来たら、楽なのにね~」って言われて、やっと「いや、無理だろ。1秒でどんだけ進むと思ってんだよ?」って考えに至る、とか。
構造・仕様は違うけど、考え方としては「浮いてるからって、ドラ〇もんのタイムマシンで空を飛ぼうって発想になるか?」ってレベルの話。
更に「スピード設定は時空移動エネルギーを生み出せる数値に設定されている(ロケットの打上速度ドコではない)」ので、上記に書いたように、この時点では「そもそもマニュアル操作が出来ない」or「【FF15】でのレガリア(TYPE-F)以上に、空上でのマニュアル操作が難しい(現実問題として無理ゲー)」って事にしておいて。
本来、レガリア(TYPE-F)が飛べるようになるタイミングで「シド&シドニーのカスタマイズのお陰で、難しいけど何とか飛空艇としての機能も果たせるようになった」位にしておけば、本来のイベントの邪魔をせず、足並みをそろえる事も出来るかな・・・ってトコに落としておこうと思います。
まぁ・・・全部尤もらしく適当な事を書いてるだけなんで、深くは突っ込まないでやって下さい。
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【「王女・イリス」を『カエムの岬』まで送り届けます】
長々と「レガリア(TYPE-F)で空を飛んで、『カエムの岬』まで行く事は出来ません」という事を理由付けたトコで。
本来の【FF15】通り『カエムの岬』へは、レガリアで陸路を走って向かう事になるのですが、道中の足跡は若干変更します。
と言うのも【FF15】でのノクト様御一行+イリスの足取りって、既に旧約 13でも書きましたが、
「①レスタルムでイリスに会う」「②イリスとカエムの岬へ向かう」「③ヴォラレ基地に乗り込む(イリスは近くのパーキングで留守番)」「④オールドレスタでイリスと合流⇒カエムの岬へ」「⑤サブクエ:マルマレームの森」「⑥カエムの岬でシドニーに会う&イリス離脱」「⑦グラディオ別行動=3人旅」「⑧スチリフの杜でミスリル探し」「⑨レスタルムの精錬技師の元へ(スチリフの杜からアラネアと直行)」「⑩イチネリス発電所で作業&グラディオ合流」「⑪レスタルムで偶然イリスと再会(加工したミスリルを持って、イリスが先にカエムのシドの所へ)」「⑫カエムの灯台で船に乗る」・・・いや、多いねん!コッチはそれどこではない!
この時は「イリスが居ないのでイリス関係は後回し」&「先を急がなくてはならない」という理由で、必要なイベント(⑥⑫)だけを拾って「帝都決戦」へと向かった訳ですが。そもそもイベントが多いだけではなく、何か動線がややこしい印象。
これは【FF15】の都合としては、それで良いんだろうけど。
今回の二次創作的には「カリゴはジャレッドを殺していない」し、「スチリフの杜(ミスリル探し)は、序盤で攻略済み」だし。「王女であるイリスを残して『ヴォラレ基地』攻略」とか、「せっかく『カエムの岬』まで送ったイリスが、何でかレスタルムに戻って来ている」ってのは都合が悪いので。
レスタルム出発後は「王女・イリスを、早く安全なトコに送り届ける為」に、出来るだけ中断・寄り道をせず、真っ直ぐ『カエムの岬』を目指す・・・そういう計画(①②⑥)に変更します。
考える余地があるとすれば・・・「⑤サブクエ:マルマレームの森」はどうかな、迷う。連れて行くにしては危険だし、でも連れて行かないとイリスが戦う機会が無くなっちゃうので。
行くとしたら「チョコボに乗ってみたい」って、イリスの細やかなお願いを叶えてあげる為に寄り道⇒偶然orトラブルで『マルマレームの森+歴代王の墓』一連のイベントに繋がる・・・って感じかと。
因みに、イリスのバトルスタイルですが。
【FF15】のイリスは「戦闘訓練を受けているようなレベルでは無いけど、王の盾の一族なので、一応は戦える」とか「自分の身は守れるレベル」では戦えるんだと思いますが。
今回の二次創作のイリスは「戦えない」です、王女様なので・・・尤も「王女様なので、戦えない」ってイメージは古い固定観念(=王女様は守られるモノ)であって、今時通じないのかもしれないけど。
話を戻して・・・イメージとしては「戦えない」んだけど、ジャレッドが持たせてくれた手持ちの回復薬を使ってあげた、とっさにモーグリ人形をブンブン振り回したのが敵にヒットした。そういうシーンが「戦っているように見えた」みたいな。
そもそも、本来なら『オルティシエ』以降、物語としては終盤まで戻って来ないはずの『ルシス王国領』に戻って来ているので・・・この辺りから先は、感覚と直感とノリでやり過ごすしかない&常に手探り状態です。
都合が悪くなったら都度、修正する事になるかと思いますが・・・どうか、ご了承くださいませ。
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【奇妙なドライブ ~イリス編~】
という訳で。ノクト様御一行+イリスは、レスタルム出発後は「王女・イリスを、早く安全なトコに送り届ける為」に、出来るだけ中断・寄り道をせず、真っ直ぐ『カエムの岬』を目指す事に。
で、肝心のレガリア車内と言えば。イリスは色々質問したり話し掛けたりするんだけど、男性陣は言葉少ない&プロンプトは前のめり気味で付き合ってる・・・みたいに見えたんですけど。
【FF15】の流れで言えば、男4人旅に女の子が加わって調子が狂う&プロンプトは女の子と一緒で嬉しい・・・って解釈になるのかな?グラディオにしたら妹だし、イグニスは運転で忙しいし、ノクトは元々女の子に素っ気ないし。有る意味、プロンプト位しか場を取り持ってくれるキャラが居ない。
でも今回の二次創作で言えば、そりゃ言葉少ないって言うか・・・変な沈黙があっても当然だよね、と。
だって彼らが護送しているのは「ルシス王国の王女・イリス」で、しかも彼女は「王都陥落もレギス死亡も知らない」という・・・正直、迂闊な事は言えないって言うか、何を話したらイイか分からないって言うか。
リアルで想像したって「父親が亡くなっている事を知らなくて、久し振りにお父さんに会えるって喜んでる子に振る話」なんて、何を話したらイイのやら・・・正直、七瀬は何も言えないと思います。あの時の車内も、そんな空気だったんじゃないかな?
その沈黙の気まずさに耐えられなくって、プロンプトは何とか話題を繋いでくれてたのかも・・・ウッカリ余計な事を言わないか、周りはヒヤヒヤしてただろうけど。
レガリアの運転手にしたって「王女の護送」だったら、「一応運転できる人間(ノクト&プロンプト)」に任せて事故ったらシャレにならないので、「確実に任せられる人間(イグニス)」を選ぶのは当たり前だろうし。
「うん でもこういうときはお兄さん 絶対 確実な方を取るんだよね」ってプロンプトの台詞も、「グラディオが本当の兄ではない(ってか、ほぼ初対面)から、彼の事を知らないイリスに説明してあげてる」って考えても筋は通るし。
勿論、レガリアで空を飛んで行くなんて言語道断&有り得ない(99.99%位で事故る)。
後は【FF15】本来の「恋心を抱くノクトと一緒に居たい」って想いから来る言葉でも、勿論筋は通るんだけど。
この状況下での「ううん いいなあなんてゴメンね みんなといたら なんか楽しくって」「ああ カエムに着いちゃうの寂しい」「いっしょに旅ができて楽しかった」って台詞が、祖国の現状も父・レギスの死も知らない、7年振りに帝国から解放された「王女・イリス」の言葉だとすれば・・・ちょっとニュアンスが違って聞こえないかな?
何て言うか。イリスの身の安全の為には、早く『カエムの岬』に送り届けた方がイイんだろうし、ノクト達もそれは分かってるんだろうけど。
彼女がそこで知る真実を思えば、『カエムの岬』に早く着きたいような、着きたくないような・・・ノクト達も複雑な気持ちを抱えたままの、車内だったのかもしれない。
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