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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《旧約 33》
- 2023/11/15 (Wed) |
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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【レスタルムでレイヴス&イリスと合流します】
【ジャレッド・・・生きててくれて有難う】
【せめて今だけは・・・イリスに許された、束の間の幸せ】
【嘘がつけないレイヴスの、優しい嘘】
《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【レスタルムでレイヴス&イリスと合流します】
【ジャレッド・・・生きててくれて有難う】
【せめて今だけは・・・イリスに許された、束の間の幸せ】
【嘘がつけないレイヴスの、優しい嘘】
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【レスタルムでレイヴス&イリスと合流します】
結局「帝都決戦」での「レイヴスの援護」は、ノクト達が最初計画していたような「援護」では無くなってしまいましたが。
そこまで付き合うと言った覚えも無いのに、一方的に「レスタルムで合流する。ジャレッドという男を訪ねろ(旧約 26)」って言われちゃう位には、レイヴスに頼られてるのかな・・・って事で。
別に「帝都決戦」後に、帝都グラレア(改め、オルティシエ)に残る理由も無いノクト達は、レイヴスからの指示通り「レスタルムでレイヴス&イリスと合流」する為、ルシス王国領に戻る事になります。
因みにノクト達が向かう、レスタルムの状況ですが。
本来の「レスタルム+イリス関連のイベント」って、それこそオルティシエに向かう前には終わっている筈なんだけど、今回の二次創作の場合は、
相変わらずイリスは帝国宰相の保護下だからレスタルムでは合流出来ないし。
そうなって来ると、ジャレットとタルコットもどうするか・・・グラディオが未来から来てる設定な以上、彼との関係はそもそも無いし。
くっ付けるならイリスの方(=ルシス王国に代々仕えている家柄)なんだろうけど、今から帝国宰相の保護下のイリスと結び付けるのも難しい気がする(旧約 7)。
とりあえず、イリスが絡む部分は全部後回しです。どうせ「帝都決戦」後にルシス王国領(=オープンワールド)に戻って来る予定なので(旧約 13)。
「イリスが帝国宰相の保護下(=この場に居ない)なら、ジャレッドとタルコットはどうするかな・・・」って、誤魔化したままなので、カリゴはジャレッドを殺していないし(旧約 21)。
と言うように「イリスは帝国宰相の保護下なので、シナリオ序盤のレスタルムで彼女と合流する事は出来ない」=「イリスが不在では、レスタルムのイベントを進める事は出来ない」という理由で、「レスタルム+イリス関連のイベントは一旦保留」状態になっていました。
なので、このレスタルム訪問のタイミングで「一旦保留していたレスタルム+イリス関連のイベント」を展開します。
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【ジャレッド・・・生きててくれて有難う】
元々【FF15】のジャレッドって「『王の盾』の一族であるアミティシア家の娘・イリス」を丁重に扱っていたり、ルシス王国の内情にも詳しかったりと、「ルシス王国中枢に近い家柄」ってイメージだったんですが。
今回の二次創作の場合、イリスは「ルシス王国・王女(本来の立場・家柄より上)」なので・・・帝都から逃げて来たイリスを匿ってくれたとしても不思議では無いかな、と。
という訳で、本来あそこはホテル(=ジャレッド達が赴いてくれてた)なんだろうけど。
今回の二次創作では「ジャレッドの屋敷」orホテルはホテルでも「ジャレッドが経営管理を任されている、王室御用達のホテル」という事にしておきます。
とは言え、この申し合わせは、予めジャレッドとの間で話が出来ていた訳ではなく。レイヴスが機転を利かせて「ジャレッドの屋敷」を合流場所とした・・・そういうイメージ。
だってレイヴスが帝都に赴く事になった時って、イズニアに「じゃあ、明日には帝都グラレアに戻るから。ちゃんと準備してから、アラケオル基地まで来てね。(旧約 15)」って言われて、ステラちゃんに詳しい事情を話す間もない程だったので。ジャレッドと話を詰めておくような時間の余裕は、無かったんじゃないかなって。
だから、ジャレッド側にしたら「突然、レイヴスがイリスを連れて逃げて来た」って事になるので。
確かに丁重に扱ってはくれるんだけど「王女の受け入れ先にしては、護衛の兵も居ない」みたいな・・・王女を受け入れるにしては心許ない=受け入れ態勢&今後の動きも万全だった訳では無い。本当に「合流場所」「一先ずの受け入れ先」という感じだと思います。
そもそもレイヴスの「イリス救出作戦」は、ノクト達と合流しなきゃならない筋書きでは無かったので(ノクト達が勝手に援護に来ただけ)。誰かと合流する為の合流場所が必要だったかもアヤシイ。
そういう意味でも、ジャレッドを墓場送りにしとかなくて本当に良かったです。
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【せめて今だけは・・・イリスに許された、束の間の幸せ】
ジャレッドの屋敷で無事合流出来た、ノクト様御一行とレイヴス&イリスですが。
王都陥落の影響が残る今のインソムニアに、いきなりイリスを連れて戻るのは危険なので。
レイヴスの提案により、イリスには一先ず『カエムの岬』・・・つまり「かつてルシス王家が利用していた隠れ港」に、身を隠してもらう事に。
せっかく一緒に逃げて来た二人を引き離すのは非常に心苦しいのですが・・・インソムニアでの段取りを整える為、レイヴスは先行してインソムニアに帰還。
ノクト達は『カエムの岬』まで、イリスの護送を頼まれる事になります。
レイヴスはノクト達を信用してイリスを託してくれる訳ですが・・・イリスからしたら寂しいよね、彼と一緒に居たいに決まってるんだから。
で、ここで重要なのが「イリスは現在のルシス王国&インソムニアの現状」も、「父・レギスの訃報」も聞いていないという事。
この辺りの顛末は「まだ帝国宰相の保護下にあった時に起きた事なので、知らされていなかった」&「水神に匿われていたので、知らないままだった」ので、イリスにしたら「何でレイヴスと一緒に、インソムニアに戻れないのか」分かっていない状況です。
じゃあ、そこをどうするかという問題。
ノクト達だって『カエムの岬』まで送って行くくらいなら、お安い御用だけど。
部外者同然のノクト達から語れる事なんて、そう多くは無いし・・・そんな重たい話、どうしたらイイのか?
でもそこは心配しなくても、ちゃんとレイヴスが手配してくれるので大丈夫。
「イリスには、国とか王様の事・・・・・・」
「『カエムの岬』には、コル将軍が向かうそうだ。
その辺りの事は、彼から話が有るだろう。
だから今は・・・・・・」
知らせなくていい・・・と。
イリスにしたら7年振りの祖国だもん、そりゃテンション高くて当たり前だし。
色んな意味で年相応なプロンプトと一緒に、無邪気に笑うイリスを見ていたら・・・今だけでも「笑っていて欲しい」と思ってしまっても仕方なくないかな?
当たり前の話ですけど。イリスがルシス王国に戻ってきた以上、今のこの国の現状やレギスの死という現実から、目を背ける事は出来ない。
やっと祖国に戻って来れたと思ったら、王都は陥落、再会を心待ちにしていた父・レギスは既に亡い・・・その事実を知ってしまったら、きっとイリスは「笑えなくなってしまう」から。
だからこそレイヴスは、その「イリスに許された、束の間の幸せ」を、摘み取る事が出来なかった。
だってレイヴスから話そうと思ったら、海上移動中とかいくらでも時間はあった筈だし。
何なら「お父様と一緒に、レスタルムに行きたいな。モーグリ人形買って貰ったお店・・・まだやってるかな?」みたいに、インソムニアに戻ってからの幸せな日々に思いを馳せるイリスに対して、後ろめたい気持ちを抱えつつ優しい嘘で誤魔化してたのかも・・・嘘付くの苦手なのに。
勿論、レイヴスはその「イリスに許された、束の間の幸せ」が偽りでしかない事も、自分の嘘が一時凌ぎでしかない事も分かってるんだけど・・・それでも今は「笑っていて欲しい」と、思ってしまう訳で。
レイヴスにしたらイリスを取り戻した事は嬉しいけど、これからの彼女の先行きを考えると心苦しいというか・・・結局、何時まで経っても心労が絶えない。
でもそれって「イリスを守る」って誓ったからこその苦悩なので。イリスの先行きは前途多難だろうけど、病める時も健やかなる時も、一緒に乗り越えて行って欲しいと思います。
という訳で、今もレイヴスが先に戻る理由は「イリスの受け入れ態勢を整える為」と有耶無耶に誤魔化しつつ・・・その辺りの重い話は『カエムの岬』に行ってから、そこで合流するコル将軍がしてくれるという事なので。
ノクト達は真実を伏せたまま、イリスを『カエムの岬』まで送り届ける事になります。
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【嘘がつけないレイヴスの、優しい嘘】
メタい切り口から言えば・・・今まで「嘘が付けないキャラ」に仕立て上げて来たレイヴスに嘘を付かせてまで「イリスが真実を知らない」事にしたのは、「【FF15】のレスタルムでのイリス」に近付ける為でしかない。
だって「【FF15】のレスタルムでのイリス」って、恋心を抱くノクトに久し振りに会えた事もあってか、国家的緊急事態の筈なのに浮かれ過ぎというか・・・ちょっと「テンション高めの女の子過ぎない?」ってイメージがあって。
だからその「テンション高めの女の子」に寄せようと思ったら、王都陥落とかレギスの死なんて重い事実を告げておく事なんて出来る訳が無い。そんな事実知ってたら、一気にお葬式ムードで「デートっぽいね?」なんて言ってる場合じゃなくなっちゃうから。
今回の二次創作のイリスは「7年間も帝国宰相の保護下&帝国に嫁入り直前で祖国へ帰還(=レイヴスが助け出してくれた)」って流れが有るので、「テンション高めの女の子」な理由自体は通る。
通るんだけど・・・それと同時に、祖国は大変な事になってるんだから、本来ならそんな「テンション高めの女の子」してる場合ではない。
じゃあ、その相反する状況をどうしたら消化出来るかと考えたら・・・事実を知らない事にして「こんなに楽しそうだけど・・・本当は大変な事になってるんだよね」「今が幸せそうである程、この後の展開を思えば可哀想」みたいな、裏表の有る立ち位置に置く事が出来れば、シナリオ&イベントとしてはそのまま流用出来るので都合がイイかなって。
ただこの状況に持って行くための「レイヴスの優しい噓」ですが・・・イリスにはちゃんと見透かされてる気もします。詳しいトコまでバレてるというよりも「何か隠してる?」みたいなニュアンスで。
レイヴスに関しては「一回りも年下のイリスに見破られるって、どんだけ嘘付くの下手なんだよ?」って感じですが。まぁ、何時もが理路整然としている故に「嘘をつくときの一瞬の間が、不自然に目立つ」みたいな理由かもしれないし。
今回に関しては、女子の勘・・・と言うか。長年レイヴスを慕って来たイリスから見たら、純粋に「レイヴスらしくない」って違和感だったのかもしれないけど。
だとしたらイリスは、レイヴスが何を隠しているかは分からなくても「レイヴスは嘘をついてまで、自分の為に何か大変な事を隠している」ってのは分かる訳です。だって「レイヴスが、イリスの為でない嘘をイリスにつく筈が無い」「彼が嘘をつくって事は、余程の事に違いない」っていう、彼に対する絶対的信頼があるから。
そうなってくると、実はイリスの「テンション高めの女の子」というのは、レイヴス&周囲を心配させない為の「嘘」だった・・・って可能性もあるよね、と。
今回の二次創作のイリスは「ルシス王国・王女」という立ち位置なので。どんなに辛い状況にあっても民の前では気丈に振る舞う・・・誰に強いられる訳でも無く、そんな精神が根付いていたのかもしれない。
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