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落書き帳の10ページ目

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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《旧約 26》

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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
 【主人公が「いつも格好イイ」なんて幻想】
 【女性向け文学フラグは、容赦なく折る】
 【決着は「ルシス王・ノクト」に付けて頂きます】




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【主人公が「いつも格好イイ」なんて幻想】
 一番ややこしい部分が終わったトコで、改めて「todo リスト」の確認。
①帝都グラレア・居住区の防衛&避難誘導
シガイ化した水神の討伐 ⇒ (修正) 祭壇にて水神との対話&討伐
③イズニアとイグニスのタイマン勝負
④レイヴスの「イリス救出作戦」の援護
⑤イドラ皇帝を失脚に追い込む
⑥帝国に奪われたクリスタルを取り返す

 ①は結局「帝都グラレア・居住区の防衛&避難誘導」なんてせずに、各々の判断で勝手に行動。
 ②は「祭壇にて水神との対話&討伐」からの「水神との啓示」まで追加。
 ③は「イズニアとイグニスのタイマン勝負」というよりも、ノクトに見せ付ける為に「只管イグニスが、イズニアにボコボコに蹴られる」という展開。
 思い返してみれば、何一つ主人公側の思う通りにはなっていないのですが・・・本来の目的である④くらいはちゃんとやり遂げたいよね、って訳で。

 余計なお世話で切られた腹の傷を庇いつつ、迫る追っ手を斬り伏せていくレイヴスと。
 自分の為に戦うレイヴスを物陰から見守りつつ、神様に彼の無事を祈るイリス。
 今までこの2人は「触れ合う」って事は、そんなに無かったと思うんですけど(レイヴスが不敬だと思ってそう)。
 こんな時なので自然に背中に腕を回したり、よろけた拍子にレイヴスの腕にしがみ付いたり、50cm程度の段差から飛び降りるイリスを受け止めたりと・・・胸焼けしそうなくらいに甘いロマンチック二人三脚の真っ最中の2人を。

 水神とのバトル&啓示の疲労が残ってて、本調子じゃないノクトと。
 メガネを無くして、視界の悪いイグニスと(足場が悪いので困る)。
 「また来た道走るの?!うわぁ!」って、何でもないのに転ぶプロンプトと。
 「さっさと起きろ!置いてくぞ!」って、プロンプトの首根っこ掴み上げるグラディオ。
 何て言うか・・・体育系部活の夏合宿の、朝のジョギングみたいなノリ(やたらテンション低いヤツと高いヤツ)で、慌ただしく追い掛ければイイと思います。

 方や「騎士とお姫様」を地で行く、女子なら人生一度は憧れるだろう女性向け文学みたいな展開なのに対し。
 とても主人公側とは思えないグダグダっぷりな訳ですが・・・今はそれでイイんじゃないかな、と。
 だって主人公補正が無けりゃ、主人公側の都合通りに何時も何時も物事が進む訳が無い=本来なら思い通りにならない時とか、グダグダの時があって当たり前じゃないかな?
 それか主人公側に都合がイイ様に改編してるだけだろうし・・・それが「勝者側の歴史」ってモンだから。

 じゃあ、ノクト達は具体的にはどこを目指しているのかと言うと。
 実際のマップは分からないんですが、所謂「オルティシエの街」と「【エピソード・イグニス】の舞台となっていた地区」って、区画が分かれているイメージがあって。
 だから「オルティシエの街=居住区」と「【エピソード・イグニス】の舞台となっていた地区=軍施設」に分かれているとすれば、居住区と軍施設の間には検問所みたいなのがあって、居住区に抜けるには必ずそこを通らなければならない。
 となれば当然、レイヴス達もそこを通る筈&帝国側としてはそこの守りを固めている筈。
 なので、今から後を追っても追いつけるか分からないノクト達は、その検問所を目指して走る⇒待ち伏せている帝国兵達を先に倒しておく・・・って展開を目指します。その辺りの動線は、ゲーム好きなら分かるだろうから。

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【女性向け文学フラグは、容赦なく折る】
 で、ノクト達が待ち伏せしていた帝国兵達を倒したトコで、レイヴスとイリスが到着。
 ノクト達とイリスは、ここで「初めまして」なんだけど、今は悠長に自己紹介している場合では無い。
 イズニアさんの仕込みのお陰で例の如く「その傷、大丈夫なのか?」「いらん心配だ」とか言ってるトコに、
「そこまでだ。
 王女はオレの花嫁だ、返してもらおう。」
 ってな感じで、久し振りのロキ登場。
 本当に久しぶり過ぎて「ロキは・・・どうなってたんだっけ?」って感じですが。
 確か、コル将軍との戦闘⇒その時の負傷が原因で大怪我を負う⇒シガイ化の応用技術により再生治療を行うが、キャパシティーオーバーにより思う結果が得られない⇒息子が心配でイドラ皇帝が公務を外れる⇒現在は復帰も上の空・・・みたいな感じだった筈。
 という事は、ここに現れたロキは「そこまでシガイ化が進んでいる訳では無いんだけど、シガイについて詳しくないノクト達から見ても、何かオカシイ&普通じゃない」って分かる程度には進行してるイメージ。

 因みに、ロキも根っからの悪役にはしたく無かったので「イリスの事は、本当に好きだった」って設定を考えていた時期もあったのですが・・・それをしてしまうと今後の二人に禍根を残しかねないので。
 他は兎に角、イリスの件に関しては「イリスを利用する事だけが目的だった」って方向性に振ってます。

 なのでロキは、シガイ化も進んでる&イリスの事を愛している訳でも無いので、遠慮無く奪い返せばイイと思うのですが・・・どんな経緯であれ、ロキがイリスの婚約者である事は事実だし、レイヴスが彼から花嫁を奪う側という事も事実。

 なので、花嫁を賭けて決闘を申し込まれたら、レイヴスは受けない訳にはいかない。

 でも、イグニスとの共闘⇒水神の祭壇の時点で、既に息が上がる程度に体力消耗。その後、イズニアに腹を切られ、ノクトに「守護者(歴代王)の力」というバフを掛け、イリスを守る為に帝国兵達を斬り伏せ、道中イリスを気遣いながらの逃走劇と・・・現状、レイヴスのコンディションはかなり落ち込んでいる状態です(無理しちゃいけないのに、何時も過労)。
 何より、イズニアに切られた傷は軽傷とは言っても止血する間も無いまま&これだけ動き続けているので、白い礼服の血痕はヒドイ事に。
 まぁ、見た目がヒドイ事になっているだけで、実際の傷は「イズニアさんが上手に切ってくれた(何回書いても違和感ある文章)」お陰で、見た目ほど酷くは無いんだけど。
 当然、周りの人間は総出で「無理するな」って引き留める訳です・・・だって平静を装ってるけど、見るからに辛そうなんだもん。
 それでも、レイヴスはルシス王国の『神凪』兼『王の剣』の一族として、花嫁を奪った上に決闘から逃げるなんて、家名(フルーレ家)に泥を塗る様な事は出来ない性格なので。イズニアさんが心配した通り、やっぱり無理をしようとする。

 そんな聞き分けの無いレイヴスの前に歩み出て・・・ノクトは正面のロキを見据えたまま問えばイイ。
「アンタはここに、何をしに来た?
 王女を助け出す為か?」
 まぁ・・・今までの展開を思えばそうなので、皆「・・・何言ってんだ?」って空気になる訳ですが。
「違うだろ?王女を守る為に来たんだろ!
 だったら、こんなトコで無駄死にしてどうする?
 さっさと行け!」
 って言い放ってくれれば、格好イイと思います。何て言うか、久し振りにノクトのリーダーとしてのカリスマ性を見た気がする(自分の匙加減)。
 そんなノクトの言葉にレイヴスはと言えば、今まで王として頼りないと思っていたノクトに、そこまで正論をズバリ言われたら・・・そりゃもう認めるしかない&きっとレイヴスも落ちる(レイヴスルート・攻略完了)。

 つまりレイヴスは己の視野の狭さを、ノクトに思い知らされた訳ですが。
 ふと視線を下ろすと、自分が守っているとばかり思っていたイリスに、自分が支えられているという事実に気が付いて。
 自分を見上げるイリスの縋る様な瞳・・・一番大切なモノすら見えていなかった事に気付かされて。
 「今度こそは絶対に守る」その誓いを守る為にレイヴスは、この場をノクト達に託しイリスと逃げる事を選択。
 すれ違いざまに「レスタルムで合流する。ジャレッドという男を訪ねろ」って、イグニスに託けておけば、【エピソード・イグニス】で築いた二人のさり気ない信頼関係も活かせる&一連の帝都イベントが終わった後の合流もスムーズに行くのでイイと思います。
 と、言うか「イリスが居ないなら、この辺り(=レスタルム)のイベント出来ないしなぁ」ってイベント保留していたので・・・あの時に適当なノリでジャレッド殺さなくて良かったよ、過去の自分。

 メタい理由を言えば。ここでレイヴスが一騎打ちまでやってしまうと、完全に主人公の座を喰われてしまう&下手すりゃ「ここで刺し違えてでも・・・」って死亡フラグが立っちゃうので。
 最後の最後の美味しいトコは、主人公・ノクトでちゃんと回収します。

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【決着は「ルシス王・ノクト」に付けて頂きます】
 という訳で、ロキは花嫁を連れて行かれる訳ですが・・・そんなに焦る事はないと思います。
 今回の「帝都グラレア=オルティシエ」って事は島国なので、脱出しようと思ったら大陸への海上逃走経路を確保出来ていないといけない(陸路って無いんだよね?)。
 でもレイヴスにしたら、本来ココは敵地+水神討伐の為に単身連れて来られた身+来る時はイズニアが揚陸艇で連れて来た⇒要はそこまで用意周到に段取りが出来ている&協力者が居るとは考えにくい⇒しばらくはグラレア国内で身を潜めて脱出の機会を伺うつもりだろう⇒つまり脱出されるまでには時間があるから、その間に捕まえればイイ・・・ってロキは考えているから。

 なので、余裕綽々でノクト達のお相手をしてくれる事でしょう。
 というか、ロキからしたらノクト達は少なからず遺恨のある相手な訳です・・・だって自分が重傷を負う事になったコル将軍との戦いの時に一緒にいた連中なので。つまり、
「・・・まぁ、いい。
 あの二人を追うのは後回しだ。
 それよりも今は・・・、」
「良い所で会えた。
 コルと共に居た連中・・・貴様らの顔はよく覚えている。」
「北ダスカでは、世話になったな。
 あの時の借りを、返させてもらおう。」
 本来ならイグニスとカリゴの間で起きる「思わぬトコで知った顔に会うイベント」を、ここに引っ張って来ます。

 旧約 21でも書いたように、今回の二次創作では、
 「イリスが帝国宰相の保護下(=この場に居ない)なら、ジャレッドとタルコットはどうするかな・・・」って、誤魔化したままなので、カリゴはジャレッドを殺していないし。
 ヴォラレ基地は「急いで帝都グラレアへ向かわなきゃならないので、帝都決戦後まで保留」にしたので、まだ行ってない。
 ので、イグニスとカリゴは面識が無い前提で動かさなきゃならない。
 要は、別に従来通り戦ってもイイんだけど、「その顔は見覚えがある」みたいな発言は無しの方向&まだ死んでもらっては困るって事。
 ・・・という流れで来ているので。「思わぬトコで知った顔に会うイベント」を二回もやると、イズニアさんに嫌そうな顔をされるだろうけど。イグニス&カリゴでやってないなら、ここでやってもイイんじゃないかなって。
 だからカリゴの台詞を、ロキっぽい感じに修正しつつ最後は、
「手始めに貴様らを殺し、目障りな奴も始末する。
 王女を手に入れるのは、このオレだ。
 部外者が余計な口出しをした事、後悔するがいい・・・!」
 って、威勢よく啖呵を切ってくれるとイイ。
 まぁ、ヤル気満々のロキに対して、ノクト達的には「ロキ=コル将軍が居たおかげで楽勝だった=あまり印象に残っていない奴」って可能性もあるのですが(可哀想)。
 今のノクトにとって、戦う理由は「過去の貸し借り」ではないので。
 たった今、ロキが言った「部外者」って言葉に言い返してやって欲しいです。

「ルシスの王女を守る理由なら、オレにもある。
 ルシスの王として、オレがお前を討つ!」

 ここまで言ってくれたら、ハンカチで目頭押さえて「ノクト・・・立派になって・・・」って、涙する位には成長を喜んでもイイ気がします。近所のおばちゃん感覚で。
 要するに、今まで「ルシスの王子(=王位継承者)ですらなかった」&「王としての自覚が足りなかった」ノクトを、水神イベントからの、レイヴスを逃がすシーン&この「vsロキ」のシーンとで、一気にポンポ~ン!と二足飛びに「ルシスの王(自称)」にまで押し上げる・・・って狙い。

 で、この後のバトルは「vsカリゴ戦(カリゴ+帝国兵)」を、そのまま転用したらイイんじゃないかと。
 つまり「ロキ専用機=キュイラス」みたいな拘りが無いのなら、ロキは今回「キュイラス」じゃなくてカリゴが搭乗してた「アウレウス」に搭乗&数人の帝国兵を従えて襲いかかって来る(決闘ではなくなった+ノクト以外に暇人させる訳にはいかないので)。
 その場合、搭乗さえしてしまえば「元々、誰が搭乗してるかなんて分からない=そのままのグラフィックで使い回せる」って事なので。台詞はロキっぽく修正しなきゃだけど、イメージは掴みやすくないかな?
ニフルハイム帝国の真髄 とくと見せてやる
 ってカリゴが言ってたけど・・・何かロキも、そういうの言いそうだし。
 今回の二次創作の設定「ロキ=グラレア帝国皇子=軍部最高位(将軍)」だったら、あんだけゴツイ&目立つ機体に乗ってても不思議では無い気もするし。
 金ピカの機体って・・・某MSみたいに肩に「百」って書いてありそう(尚、百年持たない模様)。

 後、生身じゃなくて搭乗させたい一番の理由は、今回は機体の破損によりアウレウスの動力が落ちた時点で決着⇒アウレウスが動かなくなったのでノクト達の勝利なんだけど、中のロキの生死は分からない・・・って感じにしておきたいから。
 まぁ、以前書いたように、まだロキには役割が有る=死んでもらう訳にはいかないので。実際のトコは、意識は失ってるけど生きてはいる・・・って感じかな?
 とにかく事態が動くまで、ロキにはアウレウスの中で大人しくしててもらいます。

 そんな無力化したアウレウスの前で、
「それにしても、さっきのルシスの王として・・・ってヤツ。
 格好良かったよ、ノクト!」
「まだ、王・・・ってのは、言い過ぎだがな。」
「あれ位、はったり言っときゃイイんだよ。」
「だが、これで帝国の目は、
 今までよりも厳しくなるだろう。」
 やっと本来の目的である、レイヴスの「イリス救出作戦」の援護が一段落付いて、ヤイヤイ言ってるノクト様御一行。
 でも「todo リスト」はまだ残っているので・・・レイヴス達と合流する為にレスタルムに向かいたいトコですが、「⑤イドラ皇帝を失脚に追い込む」為に、今しばらくココで今後の作戦会議でもしながら待機です。

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