忍者ブログ

落書き帳の10ページ目

◆無断転載 禁止(ご確認下さい)◆ https://xxaoixx.blog.shinobi.jp/Entry/73/

FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《旧約 24》

■□■□■□■□■□■□■□■□

《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
 【水神姉さんは、ちょっとジメッと重たい系?】
 【この人の手を離さない > お姫様だっこ】
 【ノクトに本当に必要な「力」とは?】
 【六神の頼れる兄貴・巨神登場!】




■□■□■□■□■□■□■□■□

【水神姉さんは、ちょっとジメッと重たい系?】
 次の予定があるイズニアさんには、一旦舞台裏に引っ込んで頂いて。
 レイヴスはノクトの相手が終わった水神に呼び掛けて、イリスを返してくれるよう説得。
 この時のレイヴスと水神の対話の内容ですが。多分レイヴスはゲンティアナから「水神はイリスに危害を与えるつもりはなく、彼女を守る為に連れ去った」と言った内容は聞いていると思ってます。
 「え、何時の間に?」って感じですが・・・これは旧約 15に書いてた、
 但し、⑥の返答の前に変な間があるので・・・レイヴスが本当の事を言っているかは謎。もしかしたら本当は、ゲンティアナには会えたのかもしれない。
 って部分。イリスが水神に連れ去られた後のどこかのタイミングで、やっぱりレイヴスはゲンティアナには会えてたんじゃないかと。
 今回の二次創作のゲンティアナは「死神信仰の巫女」兼『氷神』なので、基本【FF15】で出来ていた事は出来る筈(寧ろ役割は増えている位)=神出鬼没な能力は健在なので、レイヴスに会いに行く事は出来た。
 ただし、この能力は普段使ってなかったと思います。でないとゲンティアナは何時でもレイヴスに会いに行ける・・・ってなると、月一程度しか会えないイリスが可哀想なので。
 でもまぁ・・・イリスが可哀想だから、という訳でも無く。
 勿論、勝手な行動に対するイズニアの制裁を警戒した、という訳でも無く。
 ゲンティアナは基本「自身が世界に干渉すべき時にしか動けない存在」なので、物語の大きな転換期となるこのタイミングまでは静観していた・・・って事にしておきます。だって彼女に好き勝手されたら、物語は簡単に終わってしまうから。

 なので、レイヴスはまず礼儀として名乗ってから、イリスを迎えに来た件を伝える。
 これは私見なんですが、ルーナのあの硬い口調がどうにも馴染まなくて・・・でもレイヴスだったら様になると思うので、水神に対して堂々とした態度で対峙して欲しい。
 そんなレイヴスを見て、水神は「レイヴスがイリスが言っていた想い人」という事は分かるので、喜んでイリスを返してくれる・・・かと言えば寧ろ逆。
 何でかって言うと、水神にしたら「イリスの想い人=イリスを7年も待たせた甲斐性無し」という認識だから。「いくらイリスの想い人であっても、そんな頼りない男にイリスを託す事は出来ない」というのが水神姉さんの言い分な訳です。
 男性視点から見たら「何でそんな面倒臭い性格?」って感じだと思いますが、水神って何となく「妹の恋愛事情に過干渉なお姉ちゃん」みたいなイメージがあって。もしかしたら水神に、人魚要素(ロマンティック)+セイレーン要素(姉妹でツルんでる)+蛇要素(執念深い)がくっ付いた結果、そういうイメージになったのかも。

 何にせよ、ココまで来て水神がイリスを返してくれないという展開に突入。
 これまでの水神の言い分をまとめると「ノクト=王女を守る力を持たない、ゲンティアナ曰く王位継承者」+「レイヴス=イリスの想い人なのに、7年も待たせた甲斐性無し」=「二人居た所で、イリスを守ってやれるとは思えない」という事。
 だからいくらレイヴスが、
ノクトは 今は まだ王としての自覚が足りないがー
決して自分が背負う運命から 逃げだすような人間ではない
 つまり、共闘中にイグニスが語った言葉をレイヴスも信じ、それを水神に語ったところで水神には響かない・・・だって水神にしたら寧ろ「いや、肝心の貴方はどうなの?」って話なので。

 でもそんな事を言われても・・・レイヴスは「臣下として王女・イリスを守る覚悟」は勿論有るけど。まさかイリスからそういう感情を向けられているとは思っていないので、話がどうにも噛み合わない。
 そこがイリスの想いを叶えてあげたい水神からすれば、どうにも煮え切らないというか、もどかしく・・・。
 水神だって本当は快くイリスをレイヴスに返してあげたいので。彼女からの最終提案として、
「私を打ち倒す事が出来れば、
 その想いと力を信じ、王女を貴方に託しましょう。
 神凪と、王よ・・・その覚悟を示しなさい。」
 こうなる訳です。言葉が通じないなら、結局は拳で語り合うしかない(特に半分、蚊帳の外なノクトは)。

 で、力が無くても喰われる事は無いと思いますが・・・再びノクトvs水神バトル(後半戦)スタート。
 ノクトはイズニアに「早く起きなよ 『ノクティス様』」って言われて、転がってはいても起きてはいる筈なので。何かよく分からんけど、再び襲いかかって来た水神相手をする事に(=覚悟を示す戦いが無意識では困るので、ちゃんと意識が有る状態で戦ってもらいます)。
 でも前半戦と同じ事をしても勝ち筋は見えないし、今、水神に求められている「戦い」はそういう強さじゃない。
 水神がこの「戦い」で求める答えは「二人で力を合わせて、イリスを守ってくれるのか?」「二人が力を合わせれば、イリスを守れるのか?」って事なので・・・海上戦では戦えないレイヴスはルーナ同様「守護者(=歴代王)の力」というバフを、水神に単身挑むノクトに掛けてあげればイイ。
 この能力自体は【FF15】のルーナに出来るなら、今回の二次創作のレイヴスでも出来るだろうと思っていて。
 何でかって言うと、純粋にルーナ⇒レイヴスに置き換えているから・・・というのもあるけど。
 それ以上に、このレイヴスは『ルシス王国』の『神凪』兼『王の剣(の一族)』なので。『神凪』としての能力というよりも、『王の剣(の一族)』としての能力に寄せておくのでイイんじゃないかと思っていて(今回の二次創作の『王の剣』は「守護者(=歴代王)の墓」を管理する一族)。
 だって『神凪』が「守護者(=歴代王)の力」を呼び寄せるよりも。
 『王の剣(の一族)』が「守護者(=歴代王)の力」を呼び寄せる方が理に適ってないかな?『王の剣(の一族)』であるレイヴスの呼び掛けに、「守護者(=歴代王)」達が応えた・・・って事になるので。
 後はレイヴスの「守護者(=歴代王)の力」というバフを受けたノクトが、水神を倒してくれれば・・・水神姉さんは、安心してイリスをレイヴスに任せられてメデタシメデタシ。
 メデタシメデタシなんですが・・・最後の締めの御挨拶でノクトが気を失っているのでは締まらないので。ノクトにはちゃんと意識を保ったまま、自力で何時もの高台に着地⇒そこで待機しててもらいます。

■□■□■□■□■□■□■□■□

【この人の手を離さない > お姫様だっこ】
 その代わりに、レイヴスの隣に眠った様な状態のイリスを返してもらいます。
 で、イリスは目を覚まして第一声が、
「え、どうしてココに?
 って・・・レイヴス、血が?!」
 と、イズニアさんの計画通りの展開なのは、ちょっと癪に障りますが。
 未だ事情が掴めない&レイヴスの怪我に不安そうな表情を浮かべるイリスに対して、レイヴスは手を差し伸べて言ってあげて欲しい。
「お迎えに上がりました、イリス様。
 帰りましょう、ルシス王国へ。」
 う~ん、何かもっと格好イイ言い回しがありそうだけど。イリスがモーグリ人形にずっとお願いしてたのが「いつか一緒に帰れますように」だったので・・・ここは同じ「帰りましょう」でイイかなって、想いが通じ合ってるみたいで。
 イリスはその言葉を、7年も待ってたんだもん。一瞬キョトンとした後に満面の笑みを浮かべて、レイヴスの手を取ってくれたら・・・さすがの水神も「末永くお幸せに」って送り出してくれるでしょう。
 そしてレイヴスはそのイリスの笑顔を見て、レギスからイリスを託された時(7年前)の笑顔を思い出しつつ、「今度こそは絶対に守る」って誓いを立てればイイと思います。

 で、この後レイヴスは、イリスを連れてグラレアを脱出しなきゃならない訳ですが。
 この時のイリスの格好は、あのノクト達とお揃いみたいな真っ黒衣装では無く、ルーナの白いワンピースの方がイイかな、王女様なので。
 という事は、足元はあの外歩きに向かない高いヒールなので・・・イリスの移動力は絶望的。
 そしてレイヴスはイリスを庇いながら戦うなんて危険は犯さないだろうから。【CCFF7】のザックス&クラウドの如く、イリスを安全な場所に待機させる⇒襲ってくる帝国兵をレイヴスが露払い・・・って事を繰り返しながら、安全圏まで逃走する事になります。
 因みにあの時のグラレアって、瓦礫満載&建物崩壊&足元凸凹の悪条件だと思うので。
 敵を斬り伏せつつ安全を確保して、段差&瓦礫を越える時とかはイリスの手を引いてフォローしてくれるレイヴスを想像したら・・・PS2の名作【ICO(2001/01/26)】を思い出した。「この人の手を離さない。僕の魂ごと離してしまう気がするから」ってキャッチコピー、良いよね。
 それこそ普通に歩いててもあのヒールだと足グネちゃう可能性も有るので、もうずっと手を繋いでてくれたらイイと思います。今の二人の状況を思えば、お姫様抱っこより夢がある。

 と、まぁ・・・要は移動にめっちゃ時間が掛かる訳ですが。
 同時進行中の「水神&ノクト」や、その後の「イグニスvsイズニア」のイベントを終わらせてノクト達が合流出来るよう、こうして時間を稼ぐ事で調整します。
 最後くらい合流出来ないと、何の為にグラレアまで来たのか分からなくなっちゃうので。

■□■□■□■□■□■□■□■□

【ノクトに本当に必要な「力」とは?】
 イリスをレイヴスに託した後、水神は本来の主人公・ノクトの元へ・・・来てもらっても、相変わらず展開が読めていない&水神の言葉が分からないでは、話は進まないので。
「私の名はゲンティアナ。
 水神の言葉を、貴方に伝えましょう。」
 みたいな感じで、水神の通訳としてゲンティアナを派遣します。
 で、ゲンティアナから語られた水神の言葉は、
「貴方は何故、王の力を欲するのか?」
「人は その慈悲故に王(神)を崇め
 王(神)は 人に慈悲を与えてこその王(神)」
 つまり、ルーナが水神に対して言ったセリフを、そのままノクトにお返しします。

 改めて考えてみれば、今まで「ルシス王国の王」「ルシス王子=王位継承者」というのはノクトにとっては「自分の目的達成のために必要なもの」であって。
 その「自分の目的」というのは旧約 6にも書いた「自分の事を想ってくれたレギスに対するせめてもの恩返しとして、仇を討ちたかった(=弔い合戦)&彼が愛したルシス王国を取り戻してあげたかった」という至極個人的な「私情」な訳です。
 しかも、なまじ「プロゲームチームのリーダー」という「上に立つ者」としての実績と経験があるばっかりに、無意識の内に「ゲームで指示を出す感覚」に陥ってしまう&「ゲーム感覚」が抜け切らない。

 だから今回水神に言われて、初めてノクトは「王」に必要なモノ・・・つまり、
 王に必要な力とは、戦う強さだけではない。
 民は自分たちを守ってくれるからこそ、王を王と崇め慕い。
 王は民を守る為の力を持ってこその王。
 本当に必要なのは「弔い合戦に必要な力」だけではなく、「ルシスの民を守る為の力」であると。
「オレに必要なのは・・・皆を、ルシスの民を守る為の力?」
 そもそも「王」というのは国と民があっての「王」なのだから、「民を顧みない王」や「民が認めない王」というのは「王」ではない・・・という事に気付かされた。

 その事に気付いたノクトに水神は、
「貴方の仲間を守りたいという想い。
 その想いを民にも向けなさい。
 さすれば、貴方は善き「王」となれるでしょう。」
 と告げて、その場を立ち去ろうとした・・・んだけど、一つ忘れてる事がある。

 何を忘れているかというと、巨神の存在。
 いや、忘れては無いんですけど、このままだと出番無く終了してしまいそうだったので、ちゃんとココで捻じ込んでおきます。

■□■□■□■□■□■□■□■□

【六神の頼れる兄貴・巨神登場!】
 ノクトの将来性を認めつつも、そのまま立ち去ろうとした水神を呼び止める様に、ノクト達の前に巨神が登場。
 「いや、水神と和解したなら、巨神は戦わなくて良いやん?」って感じですが、巨神は水神と戦う為に現れたんじゃない。

 以前、旧約 22に書いたように、今回の二次創作では「六神=兄弟姉妹の神様たち」で、生まれ順に並べると「①水神 ②巨神 ③雷神 ④炎神 ⑤氷神 ⑥剣神」ってイメージで展開しています。
 つまり巨神は水神の「直ぐ下の弟」という事なので、
「姉さん、待ってくれ。
 確かにコイツは、王としてはまだまだ未熟だが。
 仲間を思い遣る気持ちは人一倍ある、善い王になる器だ。
 だから姉さんも、力を貸してやってくれ。」
 巨神は自分自身、ノクトに助けて貰った恩もあるので。何となく味方になったのではなく、ちゃんとノクトの事を評価して付いてくれている。
 だからこそ巨神は「姉さんも、ノクトに力を貸してやってくれ」と、水神を説得する為に来てくれたんです。

 そんな弟の訴えに対して水神は「今はその時では無い」と、一度は断ります。
 本当は、水神はノクトの力になりたかった。だってノクトの力になるという事は、イリスを助けてやれる事にも繋がるから。
 でも水神は、未だルシスの王ではないノクトの身を案じた。要は「今のノクトでは三柱の力を扱うのは、身体の負担が大きすぎる」と判断し、ノクトが「王」として成就した時にこそ力を貸すつもりだった。
 確かに今回の六神は既存の召喚獣の様にその力を身にに宿しているのではなく、どこかから呼び寄せている(しかもタイミングは六神依存)という事なので。幻光虫&寄生虫のキャパシティーオーバーというニュアンスの心配は無いのかもしれませんが。
 やっぱり感覚として「人の体で三柱の神の力を制御する」というのは、難しい事なんじゃないかなと思って。
 つまり水神は、ノクトを認めていないとか意地悪で拒んだのではなく、あくまでも「ノクトの身を案じて」断った。
 でもノクトは自分の身を危険に晒す事になるとしても、水神にこう言い募った。
「力を貸してくれ
 大切な仲間を、皆を守れる力を・・・!」と。

 その言葉と決意を聞き入れて、水神はノクトと啓示を行う事にした。
 だからその間、帝国軍に邪魔をされないよう「巨神は水神とノクトを守る盾となる為に戦ってくれていた」訳です。
 つまり【エピソード・イグニス】の最初の方で、カリゴがレイヴスに対して言っていた、
 カリゴ 「はっ 目下全軍で祭壇を攻撃中ですがー
 カリゴ 「前方に巨神が立ち塞がり 苦戦を強いられています
 レイヴス「巨神がノクティスを守っているのか
 ってカリゴの台詞を「水神(&帝国軍)の攻撃から、巨神がノクトを守っている(そのとばっちりを帝国軍は喰らっている)」のではなく、「帝国軍の攻撃から、巨神がノクトと水神を守っている(巨神は帝国軍を近付けたくなかっただけ)」って言う風に解釈したら良いんじゃないかな、と思って。

 案の定、元々体力を消耗していたノクトは水神との啓示後に気を失って倒れてしまう訳ですが・・・水神も巨神も自分達が留まっている事が戦いを長引かせる原因になる事が分かっているので、大人しく撤収。
 いつの間にか、ゲンティアナ(氷神)も姿を消して、高台には気を失ったノクトが一人取り残される事になります。
 まぁ、こんなトコに一人で寝てたら危ない事この上ない訳ですが・・・神様方が捌けたのを見計らって、イズニアさんが様子を見に来てくれるので大丈夫です(全然大丈夫じゃない)。

拍手[0回]

PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 
  

カレンダー

03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
7 8 9 10 11 12
13 15 16 17 18 19
21 22 24 26
27 28 29 30

ブログ内検索

Copyright ©  -- 落書き帳の10ページ目 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by petit sozai emi / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]