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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《旧約 22》
- 2023/09/30 (Sat) |
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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【今回の二次創作における『六神』】
【まずは『六神』の関係を捏造します】
【水神がイリスを匿ってくれた理由】
【水神も、親神と離れ離れになった娘神だった?】
《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【今回の二次創作における『六神』】
【まずは『六神』の関係を捏造します】
【水神がイリスを匿ってくれた理由】
【水神も、親神と離れ離れになった娘神だった?】
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【今回の二次創作における『六神』】
という訳で・・・いよいよ「レイヴスと水神の対話」つまり、本来【FF15】では全く無かった展開に突入していく訳ですが。
その前に押さえておかなきゃならないのが「そもそも何故、水神はイリスを連れ去ったのか?」ってトコ。
現状分かっているのは、イリスの傍付であるゲンティアナが、
「イリスがグラレアに輿入れするには、水神の許可が必要。
なのでイリスを伴い、水神の元へ挨拶に行かなければならない。」
と言うので水神の祭壇にご挨拶に行ったら、本当に水神が現れてイリスを連れ去ってしまった・・・というトコまでです。
そうは言っても、多分ですが【FF15】の『水神リヴァイアサン』のイメージで考えると、さっぱりだと思います。
だってあの『水神リヴァイアサン』って高圧的&人間を見下している様にしか見えないから。とてもじゃないけど、良好な友好関係は築けなさそう・・・ってか、何ならもう喰われてそう。
でも七瀬は「『水神』は、イリスを哀れに思って匿ってくれた」んだと思っています。
どうしたら、そういう話になって来るのかですが。
そもそも七瀬の中の『六神』に対する考え方は「ルーナが居ない世界線なら、六神要らなくない?」⇒「【FF15】と同じ役割外で、初期から六神としては存在していた(=召喚獣でなかっただけ)」と言うように、最初から六神っていう存在の在り方を、疑って掛かっている訳で。
今現在のイメージを言えば「六神は人間達の長い歴史の中で歪んでしまったイメージが設計図になっている為に本来の神性から掛け離れてしまった、生命エネルギー体(=幻光体)から構成されている神様と呼ばれている存在」と思っています。
つまり神様って言うのは、元々人間達の「想い・イメージ・記憶」といったモノから生まれる「想像上の存在が、幻光虫によって実体化したモノ」なので、その神様に向ける人間達の「想い・イメージ・記憶」が変わってしまったら、その神様自身も変わってしまう=だから今の『六神』も「人間の思い込みのせいで、本来の自分から変わってしまっている神様」っていう事。
なので、まずはココを「本来あるべき形に修正」しなきゃならない訳です・・・まぁ、全部七瀬のイメージによる捏造なんですけども。
ただ、ココを全部修正しようと思ったら、ネタバレ&長~くなるので。今、必要と思う部分(主に水神に纏わる部分)だけを先にサラッと流しておきます。
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【まずは『六神』の関係を捏造します】
まず最初に切り離さなければならないのが「〇神〇〇〇(召喚獣・幻獣名)」って思い込み。
これが神様の本来の姿を歪めている原因の一つなので、『六神』って「神様」に焦点を当てて考える時は、思い切って「召喚獣・幻獣」って要素をスパッと切り離さなきゃならない。
その上での『六神』って括りですが。他にも神様が居るのに、敢えて『六神』と括っているという事は、この六柱は特別な繋がりがあるという事で。
七瀬は「六神=兄弟姉妹の神様たち」だと思っています(親子って可能性もあるけど・・・誰と誰を親にするか、ややこしいので)。
で、この「六神=兄弟姉妹の神様たち」を生まれ順に並べると「①水神 ②巨神 ③雷神 ④炎神 ⑤氷神 ⑥剣神」ってイメージ。
「①水神」が一番上の理由は、水に関係+蛇(それに類する不定形)の容姿を持つ神様は、実在する神話においても最初の方に誕生する神様のイメージがあるから。
で、②③はもしかしたら逆かもしれないけど。実在する神話&星の創成上「海が出来て、大地が出来て(=雷はもう少し後?)」って順番な気がするので。
そして①~③と、④~⑥の間には一世代位の間隔が空いてる感じ。要は「兄弟姉妹なんだけど、①~③(親世代)&④~⑥(子世代)位の開きがある」みたいな。
最後が「④⑤は近い生まれ&末弟の⑥は一柱だけ更に間隔が空いている」そんなイメージ。
寧ろ【FF15】での『剣神バハムート』って六神の中でも一番上位神・・・って振る舞いだったので、意外な感じになってしまいますが。七瀬的には「⑥剣神が末弟」というのは絶対に譲れない。
これは⑥の剣神だけが「他の自然発生する神様と違って、人間の人工物から生まれている神様」だから。神様すら人間の「思い出・記憶」から生まれる存在なら、『剣神』って神様は人間が「剣」を造るようになって、それを崇める気持ちから生まれた神様の筈なので。
それこそ、今の『剣神バハムート』が最高位ってイメージは、『剣神』と『バハムート』が習合=くっ付いてしまった為に「剣神のイメージがバハムートに引っ張られている」・・・そんな感じ。
と言うように、都合良くザックリと六神の生まれ順を決めたトコで・・・次に考えなければならないのが「どちらの性別」を持った神様か?
これは②~⑤に関しては、見た目のままの性別で良いと思います。⑥も男性・・・でイイんじゃないかな、目元しか分からんけど。
だから考えなきゃならないのは「①水神」の性別。【FF15】の『水神リヴァイアサン』を見る限りでは「男性的」ですが、七瀬は「女性寄りの両性具有」だと思っています。
何でかって言うと、これは先に書いた「水に関係+蛇(それに類する不定形)の容姿を持つ神様」ってのが、七瀬の中で両性具有のイメージ&『創星記絵画』に「人魚(=女性)」の姿で描かれているから。基本「女性の性質を持った神様」だったんじゃないかな・・・って。
確かに、その絵を描いた人が真実を描いているとは限らないんだけど。そういう要素もないのに、突然「人魚(=女性)」の姿では描かないだろうから。
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【水神がイリスを匿ってくれた理由】
さて、そうなって来ると・・・今、問題になっている『水神』というのは「六神=兄弟姉妹の神様たち」の中でも、一番生まれが早い姉神という事になります。
しかも「①~③(親世代)&④~⑥(子世代)位の開きがある」って事は、「④~⑥にとっては母親同然の存在」という事に。
だとしたら・・・水神が「イリスを哀れに思って匿ってくれた」理由が、見えてこないかな?
つまり水神が「一癖も二癖のある六神を取り纏める長女であり、母親代わりでもある女性性&母性に溢れる女神」だったとすれば。
理由はどうであれ、幼い頃に親と離れ離れとなり。
そして今、愛してもいない男と夫婦とならなければならないイリスに同情し、
彼女を匿う為に連れ去った。
その経緯を水神に説明&イリスの保護を頼んだのは、イリスの傍付として長年仕えて来たゲンティアナ。
このゲンティアナは「死神信仰の巫女」であると同時に、【FF15】同様に氷神でもあるので、「イリスの保護は、水神にとって年の離れた妹(=氷神)からの頼み」という事にもなります。
尚、今回の二次創作でも「ノクトは神様の言葉が理解出来ない」という事になっているので。神様の言葉を理解する力は「王家の力に由来するモノでは無い」=「ルシス王国の王女・イリス」も直接、水神と対話する事は出来ない。
でも、この「神様との対話」ですが。「神様と対話が出来るのは神凪だけ」というのは同意なんだけど、「人間が言っている事は、神様は分かっている」んじゃないかと思っていて。
でなきゃ、何時の時代にしたって「人間の言葉が分からない=真意が分かりもしないのに人間の影響を受ける」って事は無いだろうから。
つまり「神様との対話」をする為には、パイプとして氷神でもあるゲンティアナが必要なんだけど。
「水神が話を聞くだけ」なら・・・イリスを匿っている間、彼女の独り言の様な告白を、水神はちゃんと理解して聞いていたんじゃないかな?
幼い頃・・・訳あって故郷とも父親とも引き離され、この地にやってきた事。
その時から、この国の皇子との結婚は決められていた事。
そして、その結婚式が間近に迫っている事。
ずっと「自分は王女なんだから・・・」って、我慢して来たけど。
本当は、皆の所へ・・・ルシス王国へ帰りたかった事。
後は「彼」の事も、言っておいて欲しいな。
「本当はね、好きな人がいたんだ。
でも全然年も離れてるし、
お勤めで会いに来てくれてるだけだから。
ずっと一緒に居たいって、私も連れて帰ってって・・・言えなかった。」
「・・・御免ね。
私、水神様の言葉分からないのに。
自分ばっかり好き勝手、言っちゃって・・・。」
メタい事を言えば、これは伏線・・・と言っちゃうと興醒めですが。
そんな可哀想な身の上話&切ない恋心を涙ながらに告白されたら・・・聞いてる方も可哀想で泣いちゃうよ。
ってか、七瀬が水神だったら泣いてる・・・と、同時に「女の子を泣かすな!」って、件の彼を張り倒してやりたい位の気持ちにはなります。
だって別れ際に、例の『思い出の手帳』をレイヴスに預けて、
「じゃあ、お父様にも宜しくお伝えして。
いつも、有難う・・・レイヴス。」
って笑顔で送り出した後、イリスはあのボロボロのモーグリ人形を抱き締めながら「いつか一緒に帰れますように」って、一人泣いてたのかと思ったら・・・彼の立場を考えれば分からん事も無いんだけど、スッゴイもどかしい&やり切れない(全部自分の妄想)。
でも、イリスが言うように「イリスは水神の言葉は分からない」ので、水神が疑問を問いかけてもイリスには伝わらない&答えは得られない。
だから「何故、イリスがこのような境遇にあるのか?」「何で王様は、助けてくれないのか?」って疑問は勿論「イリスの好きな人って誰?」って事まで、水神は氷神(=ゲンティアナ)に聞いちゃう。
勿論、そんな女子高生みたいなノリでは無いだろうけど・・・そこは神様でも「女性」なので、「母親」としても「女性」としても、きっと気になるトコだろうから。
良くも悪くも「女性らしい」・・・それ位にお節介なイメージの方が「だからこそ水神はイリスを匿ってくれた」って、思えないかな?
もしも水神が「男性」だったら、「そういう事なら仕方ない」って思っちゃいそう。
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【水神も、親神と離れ離れになった娘神だった?】
ここまででも「水神がイリスを匿う理由」というのは大分固まって来たんだけど。
もう一つ足しておくなら「幼い頃に親と生き別れた」という部分に、自身を重ねた・・・って可能性。
これは本当に、七瀬の中での神話のイメージに過ぎないんですけど。
水神のイメージになっている「水に関係+蛇(それに類する不定形)の容姿を持つ神様は、実在する神話においても最初の方に誕生する神様のイメージ」なんですが、この「神話においても最初の方に誕生する神様」って、最初の方の神様だからこそか「不具の子であった為、川に流された(=親神と一緒にいられなかった)」ってイメージがあって。
今回の水神が「不具の子であった為、川に流された」のかは、もう確かめようがないんですけど(最初から「海蛇・海龍」由来の姿で正解なら、あの手足が無い姿を「不具」とは言わないだろうから)。
もしも、水神自身が「何らかの理由で、親神に育てて貰えなかった」のなら。
イリスが「親から引き離され、一緒にいられなかった事」も、自分自身の境遇と重なった⇒「この娘を助けてやりたい」って庇護欲に繋がったのかも・・・って。
でもこれはこれで、考え方が難しくって。
どういう事かと言うと、先に書いたようにこの世界の神様は「人間達が描く、想像上の存在が、幻光虫によって実体化したモノ」なので、実際の親子関係の様な「親子(=親から子が生まれる)」って無いと思ってて。
だから、この場合の「親子関係」っていうのも、本当にイメージの話って言うか・・・水神は原初、もっと違う容姿(人魚とか魚とか)の神様だったんだけど。リヴァイアサンのイメージとくっ付いたタイミングで、「だったら、もっと蛇とか龍のイメージだよね」ってなって、他の役割を持っていた「蛇or龍の姿を持つ、他の生き物」を引っ張って来た⇒そのイメージの影響で水神は今の様な姿になった、みたいな。
要は、この辺りを含めて全部「人間が創り上げた伝承(イメージ)」なのかなぁ・・・って。
本当はそんな事実は無いんだけど「人間が勝手にイメージして、良いように解釈して、そういう事にしてしまった、人間にとっての神様の物語」って言えばイイのか・・・漠然とそんなイメージ。
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