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落書き帳の10ページ目

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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《旧約 20》

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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
 【「40代オッサン」という現実を直視した瞬間】
 【二人は、何を研究対象にしていたのか?】
 【イズニアさん、実は戦うのは苦手?】



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 今回も前回同様、旧約 18を後から読み返して気が付いたポイントについて。
 但し重いネタだった前回と違って、今回は再び「すぐ行方不明になる専務に、スマホ(GPS)を持たせる方法」的なノリとなっております。
 ここのトコ、ネタの方向性の乱高下が激しいですが・・・宜しければお付き合い、よろしくお願いいたします。

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【「40代オッサン」という現実を直視した瞬間】
 今回から数えたら前々回になる旧約 18【責任を持って、三次創作ネタまで考えます】ですが。
 これを書いた時は完全にその時のノリというか、流れと言うか・・・思い付いた事をそのまま書いている訳ですけど。
 後から読み返して、自分で「・・・アレ?」っと思ったのが「この部長は、そんなに専務に惚れ込んでなさそう」って事。
 自分で書いた三次創作に対して、そんな事を言われても「いや、何のこっちゃい」って感じだと思いますが。書いた七瀬にしたら、これって不思議だなぁ・・・と。

 どういう事かと言うと。
 今回は三次創作ですが二次創作にしても、この手の創作って「一次創作(=元ネタ・原作)」があって、プラス「それが好き」って想いがあるから、生まれる筈じゃないですか。多分だけど「一次創作(=元ネタ・原作)」が嫌いなのに、二次創作考える人って・・・そんな居ないでしょ?
 だとしたら「一次創作(=元ネタ・原作)」と、「一次創作が好きだからこそ生まれる二次創作」が、書いてる本人にも「何でそうなったのか分からない」なんて、意味不明に乖離する事って無い筈じゃないかなぁ・・・って。
 いや、他人には分からなかったとしても、書いてる本人に「何でそうなったのか分かる」なら、どんだけ「一次創作(=元ネタ・原作)」から乖離してもイイんですけどね。

 今回の話で言えば。「一次創作(=FF15)」のヴァーサタイルに対して、アーデンにかなり惚れ込んでるイメージがあるのなら。
 今回の三次創作のヴァーサタイル(=部長)も、イズニアさん(=専務)に対して、同程度の対応をしているビジョンが見える筈=これが見えないのなら「三次創作になった途端、何でそんな対応違うの?」ってなっちゃう訳で。
 具体的に言えば・・・【FF15】のヴァーサタイルが「アーデンの体を調べて分かった事」「アーデンそのもの」に対して興味津々&ベタ惚れだったのに対して、コッチは「専務としての手腕・能力は賞賛に値する」と思っていても「それ以外に関しては興味がない(=あくまでもビジネスライク)」ってイメージしかない。

 これが「何で三次創作になった途端、部長は専務に興味無くなったんだろう?(言い方)」って疑問に繋がる訳ですが・・・これは「疑問」さえハッキリすれば「答え」は簡単だったりした。
 答えは、この専務はハイスペックだとしてもカテゴリーとしては「人間」=「そりゃ35歳のオッサンに、40代のオッサンの体&身体能力に興味持てって言う方が無理だよね」と。
 そのシチュエーションは、よっぽど福利厚生が充実した会社の健康促進部の部長が、組合補助90%で受けさせた人間ドックの結果通知と睨めっこしてる状況でもなきゃ無理だ。「専務!去年よりも数値が悪くなってますよ?去年再検査だった項目、ちゃんと受診したんですか?!」って、怒られてるビジョンしか見えない。

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【二人は、何を研究対象にしていたのか?】
 と、まぁ・・・ここまで「結局、何なの?」って話に付き合って頂いた訳ですが。
 「結局、何なのか?」と言うと、この無駄にしか思えない駄文に隠れていたポイントが「人間」=「そりゃ35歳のオッサンに、40代のオッサンの体&身体能力に興味持てって言う方が無理だよね」って、一番下らない部分。
 これは三次創作だから「疑問」さえハッキリすれば「答え」は簡単だった訳ですが・・・よくよく考えたら今回の二次創作のイズニアも、カテゴリーとしては「(1000年先の未来から来た)人間」なんで。

 「一次創作(=FF15)」のヴァーサタイル⇒アーデンと違って、今回の二次創作のヴァーサタイル⇒イズニアは「研究者としての知識・技術を称賛する事はあっても、彼の身体能力に対して興味を持つ事は無い」って事になる。
 だってヴァーサタイルがアーデンに心酔していたのは、アーデンが「神に近い存在だったから」だろうから。
 いくら知識・技術と言った能力が優れていたとしても「人間」に過ぎないイズニアは、ヴァーサタイルにとって研究対象にも崇拝対象にもなりようがない。
 要は、イズニアを「神に近い存在」から「人間」にしてしまった時点で、ヴァーサタイルとイズニアの関係は【FF15】のような関係にはならない・・・そっちに引っ張られてはいけない、って事に。

 そうなって来ると問題になるのが「じゃあ、この二人は何を研究対象にしていたのか?」って事。
 従来【FF15】なら、まず「アーデン」があって、そこから「イフリート」に手を伸ばして、「アーデンの色々な人間の記憶を得る力」で「魔導兵・魔導アーマーに繋がる知識を蓄えて行った」&「その知識をヴァーサタイルに流していた」・・・ってイメージなんですけど。

 イズニアが「人間」だった場合、普通に考えたら最初から頓挫してしまう。
 だってイズニアは「人間」だし、だとしたら「イフリート」とは【FF15】の様なやり方では繋がれないし、「色々な人間の記憶を得る力」なんて持っていないだろうから、そのルートから「魔導兵・魔導アーマーに繋がる知識を蓄える事は出来ない」&「その知識をヴァーサタイルに流す事も出来ない」・・・ってなる。

 だから「何か違う方法」を確立するか、途中で「イズニアが神に近い能力を手に入れるor目覚める」なり何なりして軌道修正でもしない限り、二人の関係はせいぜい「自身の目的達成の為の、共同研究者」くらいにしかならない。一見、上手く協力してやってるように見えるけど、実際は個々には全く興味がない・・・みたいな感じ。
 あ~、確かにこれなら「部長」と「専務」の関係に近いかも。何か「自分で納得できる感じ」に近付いた気がする。

 でも、そこで話を終わらせる訳にはいかない。今、問題になっているのは「この二人は何を研究対象にしていたのか?」なので。
 でも・・・ここまでの展開を考えたら「二人が研究対象にしていたのは、シガイ研究の応用技術によって不老不死に近い体となったロキ」でよくないかな?
 これはもう、先の展開ありき&実際にそこまでどうやって繋ぐかはまだ固まっていなんんだけど。ここまで&これからのロキの設定っって、

①8~9年前の水神との戦闘で、瀕死の重傷を負う⇒「シガイ研究の応用技術(=寄生虫による肉体の再形成)」により「不老不死に近い体」となり一命をとりとめる。
②ロキのクローンを製造⇒「シガイ研究の応用技術(=寄生虫による接合)」+「クローン技術」により、シガイ化のリスクは無くなる(ほぼ元通りの人間に戻る)。
③7年前。イズニアの保護下となった「ルシス王国王女・イリス」の婚約者に。
④「シガイ研究の応用技術」=「不老不死に近い体」が保障された事で、帝国皇子でありながら「死を恐れない戦い」をするように⇒その戦果が認められ「帝国軍最高位=将軍」にまで上り詰める。
⑤幾度も「シガイ研究の応用技術」による処置を繰り返す&父・イドラ皇帝の懸念を他所に、その力を軍事利用(魔導兵・魔導アーマーなど)する事を進言・推進するようになる。
⑥ドラット―からの密告を受けたイズニアからの進言により、ルシス王国に対して大規模戦闘を仕掛ける⇒『王都陥落』の流れへ。
⑦『不死将軍』の肩書きを持つコル将軍(+ノクト達)と戦闘⇒キュイラス共々、爆散。
⑧イリスとの結婚式に間に合わせる為、「不老不死処置」を受ける為に研究機関へ。
⑨しかし度重なる「不老不死処置」を続けてきた為、寄生虫の量がキャパシティーオーバーに⇒シガイ化が進んだ事により、自己の形を保てない状態になる(この件が原因でイドラが公務から外れる&正気を保てなくなる)。
⑩帝都グラレアでの「イリス救出作戦」の大トリを務める⇒敗北するも「不老不死&シガイ化」の影響で死ぬ事は無く敗走。
⑪辺境の地の極秘研究施設(【エピソード・プロンプト】の基地?)にて、ヴァーサタイルから更なる「不老不死処置」を受ける⇒ロキ本人の理性&意識レベルは低下し、正常な判断が出来なくなる。
⑫「最強の存在」の創造を追求するヴァーサタイルにより、ロキは「完全にシガイ化」してしまった。

 つまり【FF15】でレイヴスが辿る道を、ロキに受け持ってもらう流れ(そんなバトンは受け取りたくない)。
 すったもんだ有ったレイヴスと違って、ロキはヴァーサタイルの行き過ぎた処置によってシガイ化してしまう訳ですが。
 多分⑪位から、ロキは「不死であり続ける為に、無茶な処置すら受け入れるようになっていた」&ヴァーサタイルは「彼を生かす為にシガイでも人でもない、最強の存在の創造」を目指すようになった。

 因みにココに関しては【FF15】のヴァーサタイルのキャラを踏襲して、研究者として「最強の存在」を創り上げたかったヴァーサタイルにすれば、ロキは絶好の「研究対象」であり「実験対象」だった・・・って事にしてもイイんだけど。
 あくまでも「腐女子・女性受け」を狙うのであれば「ヴァーサタイルはロキを死なせたくなかったから、無茶な処置を繰り返していた」って事にしておいた方がイイのかな、と思って(余計なお世話)。

 ついでに言えば、そういうストーリーラインに落とすなら、「ロキ=完全にシガイ化」の最終地点は『インモルターリズ』ではなく、やっぱり「シガイ化したレイヴス」位に留めておくのが無難。
 アレは旧世代の兵器(=シヴァ討伐に使ってた兵器)が暴走した・・・位にしといたらイイよ。
 でなきゃ、あの程度で機能停止する最新兵器では、ヴァーサタイルの面目丸潰れだから。

 話を戻して・・・要するにヴァーサタイルの「ロキを死なせない為に、シガイでも人でもない最強の存在にしようとした」っていう計画は、未完に終わったという事。だってロキが「シガイ化したレイヴス」みたいになって、「殺せ オレを」って言う事になるんだもん。
 ・・・まぁ、この辺りはまだ先の話なので、今は置いておきます。それこそ何が切っ掛けで、どう考えが変わるか分からないので。
 ただ2人の決着として見ているのは、レイヴスって2回死ぬじゃないですか。だから「人間として死んだ1回目の死=ヴァーサタイルの最期」&「シガイとして死んだ2回目の死=ロキの最期」って風に分担してもらったら、アーデンの言ってた「つまんないなあ」「途中まで それなりに面白かったけどさ」を含めて、上手く回収出来るんじゃないかな・・・とは思ってる。

 で・・・そうなって来ると、グルっと無駄に大回りして辿り着いた結果は「ヴァーサタイルがイズニアに心酔している必要は無い」ってなる訳です。
 だってヴァーサタイルが心酔していたのは、単純に「自国の皇子=ロキ」だったんだから。
 そもそもヴァーサタイルのキャラなんだけど・・・神凪とか六神に対する発言とか、魔導兵&プロンプトの真相から「マッドサイエンティスト」みたいなイメージが付いてるけど。
 若い頃のヴァーサタイルって、帝国への忠誠心がかなり高い気がするんですね。何か「研究が上手く進めば、帝国が世界を統べる事が出来る」とか、「ルシス王国との長きに渡る戦いを、終わらせる事が出来る」みたいな事を言ってたじゃないですか。
 だったら「不老不死の研究」云々以前の話として、ヴァーサタイルはロキを「忠誠を誓っている&愛して止まない自国の皇子」として心酔していたとしても、おかしくないのかもって。

 ただ、この文脈のドコで区切るかは受け取り手次第って事で、ぼかしておく位が物語としてはキレイに落ちるのかな・・・とも思うけど。
「忠誠を誓っている&愛して止まない自国の皇子」と、
「忠誠を誓っている&愛して止まない自国」の皇子
 では、全然意味が違ってくるので。

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【イズニアさん、実は戦うのは苦手?】
 ふざけた話から、芋づる式に話を引き延ばして申し訳ないのですが・・・実はもう一つ、気が付いた事があって。
 それが「イズニアさん、40代のオッサン(人間)だったら、そんな無茶苦茶戦えないんじゃない?」って事。
 いやファンタジーの世界って、幼女がラスボスをロッドでぶん殴ったり、細腕のお嬢様が大剣をブンブン振り回すのが当たり前&普通の世界なんで、普通に考えたらイズニアさんも戦えて良いと思うんですけど。

 今回の二次創作って、それこそ最初の《旧約 1》で「未来から来た一般人が、何でファンタジーの世界で戦えるの?」というツッコミを事前回避する為に、ノクト達に「1000年未来では、ゲームが凄くリアルなシミュレーション体験になっている(=だから実践でも戦える)」って設定を、わざわざ持たせていたので。
 なのに、大して実戦経験も無い「40代のオッサン(人間)」が、何となくで武具12種類も扱えたんでは困る訳です。せっかく立てておいた世界観が崩壊しちゃう。

 という訳で、可哀想ですがイズニアさんからは「戦闘シーンを極力没収」します。
 七瀬も【シアトリズム~】の、赤いファントムソードがクルクルキラキラしてるアーデン可愛くて好きなので、残念ですが仕方ない(プレイアブルキャラで使いたかった)。

 でもよくよく考えたら、イズニアから「戦闘シーンを極力没収」しても問題無くない?
 相変わらず七瀬は【FF15】はやってないし、【ブラザーフッド】とかのマルチ展開はさっぱりなので、感覚で言ってるだけなんですが・・・アーデンって【ディシディアNT】とか【FFRK】とか【各追加エピソード】とか【ロイヤルエディション】とか諸々の後発作品で「武器を使って戦う」ようになっただけで。
 実は【FF15(本編)】だけで言えば、ノクトとのラストバトルまで、アーデンは「武器を使って戦ってない」って事は無いの?最後の最後になって急にファントムソードもどきを持ってて、「え、アーデンって武器使って戦えるの?」みたいな。
 アーデンの戦い方に関しては、確かに「闇のオーラ」を纏っているイメージはあるので、それを使った「闇魔法」みたいなのは使えるのかなぁ・・・って気はするけど。基本「足癖が悪い」イメージの方が強くて。「貴族の嗜み(=蹴鞠)か?」って位に蹴るよね、イグニスを。後はルーナを「短剣で刺す」シーン位?
 そうなってくると、別に「足癖が悪い(=蹴る)」と「短剣で刺す」って、戦闘方法としては比較的敷居が低いというか・・・剣とか槍とかボウガンに比べると、専門的知識&実戦経験が無くても戦えそう=「戦いとは無縁だった40代のオッサン(人間)のイズニアが、戦う方法として採用していても筋は通る」んじゃないかなって。
 「殴る」と「蹴る」の場合。どっちが当てやすいかっていうと「蹴る」方が容易そう(イズニアは長身なのでボディは軸合わせが難しい&足元の方が狙いやすそう)だし。腕と足の筋肉量を考えても、「蹴る」方がパワーが乗りそう。
 それに「短剣で刺す」ってのは、考古学者のイズニアにしたら、短剣は「発掘調査の時に邪魔なツタを切る」とか「護身用に持ち歩いている」とか・・・普段から扱い慣れている日常ツールっぽいので。専門性が高い武器は扱えなくても、短剣であれば武器としても扱えた・・・って考えれば、納得出来るなぁって。

 という訳で。別にイズニアさんから「蹴る」&「短剣で刺す」以外の戦闘シーンを没収しても問題無い・・・というトコに着地させておいて、話が行き詰ったら色々と解禁して行く方向で行きます。
 何か「武器無し&魔法無しで、どこまで行けるのか?」って、ゲームの縛りプレイみたい。

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 それにしても不思議・・・だってイズニアさんの事、記事でクドイ程「うさんくさい変な中年のオッサン」って書き続けて来たクセに、本来の「40代のオッサン」のイメージとは乖離してたって事なので。
 やっぱり、その世界の中だけで見てると、その世界の雰囲気に流されて見えにくくなっちゃうのかな?

 そういう意味では「この世界=優秀な脚本家と演出家が仕切ってる舞台劇みたいなモノ」なのかも。
 いつの間にか舞台の世界観に引き込まれる=彼らが思い描く&演者が演じる「夢の舞台を見せられてる」みたいな。

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