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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《旧約 17》
- 2023/09/17 (Sun) |
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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【組織において、報連相は基本です】
【ロキは既に、イズニアの手に掛かっていた?】
【イズニアさんの華麗なるサクセスストーリー】
【イズニアさんは「人でなし」なのか?】
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【組織において、報連相は基本です】
ではロキの設定を押さえたトコで、話を戻して・・・。
ロキがイドラ皇帝の実の息子だとしたら、このタイミングでイドラが使い物にならなくなっているのは「コル将軍との戦いで、ロキが重傷を負ったから」でイイんじゃないかな。
実際「キュイラスでドカン!」=生きてたのが不思議な位なので、本来なら死んでてもおかしくないような状況・・・みたいな。
そう仮定すれば、この御前会議のタイミングも納得。
このシーンって「既にレイヴスが帝国の将として任務に就いている」ので、アラケオル基地よりも数日後という事になりますが。このタイミングで、
「やはり 王子は生きていたか 指輪はどうなっている」
⇒「やはり 水神は生きていたか 王女はどうなっている」
だとすれば、連絡が遅すぎる。
というのも「水神が生きていた事」は、「レイヴス(=神凪)が、水神を召喚した?」とか「軍がイリスを捜索する過程で見掛けた?」って話以前に、「水神がイリスを連れ去ってしまった」・・・つまりイリスが行方不明になった時点で分かっていた筈。という事は、
①イズニアが自分の本当の目的を隠しつつ、帝国内部に「イリス捜索の為、外交問題として正式にレイヴスを召致する事」を提言&納得させる。
②ルシス王国まで使者として赴き、「水神討伐の為に、レイヴス将軍として召致する」旨の外交取引&書類を締結させる。
③レイヴスを待ちつつ、雷神と接触。
④アラケオル基地でレイヴスと合流⇒彼を伴って、帝都グラレアへ。
⑤レイヴスが、水神討伐作戦の為のレイヴス将軍として着任⇒水神&王女の捜索開始。
イズニアが今回の件でこれだけ動いている間、国のトップであるイドラ皇帝の元に「水神が生きていた事」&「王女が連れ去られた事」が、伝わっていなかった事になるので。普通に考えれば有り得ない、報連相がなってないドコの話じゃないよ。
でも、イドラの息子であるロキが「コル将軍との戦いで、重傷を負った」ので、彼は「其方の対応に当る為に公務から離れていた」のなら、ここまでの報告が事後報告になっても仕方が無いのかな、と。
だって、ロキvsコル将軍って、タイミング的にちょうどその辺りじゃないかな?ロキの負傷がイドラに伝わった時点を始点にして①~⑤を走らせたら、スポっと収まるイメージ。
で、ついでに「軍部最高位のロキ将軍の負傷&イドラが公務から外れるので、その間の全権限を帝国宰相のイズニアに委任していた」としたら、この辺りのイベントで「軍部への指揮権を持っていないはずのイズニアが、軍を動かしていた」事の裏付けにもなるし。
カーテスの大皿に揚陸艇で乗り付けたり、レガリアを回収させたり。
雷神包囲網を敷いたり、アラケオル基地で「軍を帰らせるってこと(=軍を撤退させる)」ってのは、本来イズニアには出来ない筈なんだけど、「帝国宰相のイズニアは軍部への指揮権は持っていないんだけど、この時はイドラ皇帝から全権限を委任されていたので、軍を動かす事も出来た」だったら、彼はやっぱり「嘘はついていなかった」事になる。
まぁ、職権乱用と言えばそうだけど。本当に好き勝手にやってたんじゃなくて、一応、自分に許される範囲内で好き勝手やってた・・・って事かな?
適当とか、いい加減とか、好き勝手やってるイメージのイズニアさんだけど。意外とルールは守れる大人なのかもしれない。
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【ロキは既に、イズニアの手に掛かっていた?】
ただ、そうなって来ると辻褄が合わないのが、「コル将軍との戦いで、イドラ皇帝が使い物にならなくなる位の、重傷をロキが負った」にも関わらず、「イリスとの結婚式は、予定通り執り行おうとしていた」事。
普通に考えれば、ロキの怪我が原因で結婚式を中止してても不思議では無い状況なんだけど。今回の二次創作の流れで言えば「結婚式の延期or中止」は、イリスが水神に連れ去られたからであって、ロキの怪我が原因ではない・・・と、七瀬は思っています。
だったら、そういう筋道を通す為には「何でロキが瀕死の重傷を負っているにも関わらず、結婚式は挙行出来ると思ったのか?」を、説明出来なきゃならない。
大前提として・・・イドラ皇帝がよっぽどの親バカで、ロキがちょっと顔擦りむいた位で、役立たずになっているのでなければ(そんな皇帝は嫌だ)。ロキの怪我具合って「重傷~瀕死レベル」だと思うんですね、実際のキュイラスの爆破っぷりを見ても。
だったらベッドから起き上がれるかも怪しいレベル=当然、結婚式どころじゃない筈。
それでも「結婚式は挙行出来る」と思ったのだとしたら・・・ロキにとって「瀕死の重傷は、大した問題ではなかった」って事じゃないかな?
単刀直入に言えば「ロキはイズニアのシガイ研究の応用技術によって、不老不死に近い体になっていた」という可能性。
ロキの設定をwikiで見て気になってたんだけど、彼だけ年齢設定が「20代前半」って曖昧らしいので。
じゃあ、もうそれって「〇歳と断定することが出来ない」とか、「何らかの原因で年齢という基準が意味をなさなくなっている」って事でよくないかな?
そして「ロキがシガイ研究の応用技術によって、不老不死に近い体」になっていたとしたら。それは「今回のコル将軍との戦闘」が切っ掛けではなく、もっと以前に何らかの事情があって「不老不死に近い体」になっていたという事。
だって時間軸を考えても、今回がぶっつけ本番って事は有り得ないし(多分)。
もしも「今回のコル将軍との戦闘」が切っ掛けで「不老不死に近い体」になったのだとしたら、年齢設定をそんな曖昧にする必要は無い筈だから(まだ実年齢からズレて無いので)。
まぁ「ロキはイズニアのシガイ研究の応用技術によって、不老不死に近い体になっていた」って簡単に言うけど、そもそもそんな研究してたかは謎なんですが。それを言い出すと、どうにもならなくなるので「研究していた」と仮定します、二次創作なので。
となると、次に問題になるのが「何が原因でロキは不老不死に近い体を得る事になったのか?」・・・この設定を立てられるかですが。
ここまで来ると、こじ付けでしかなくなってくるけど。
今回の二次創作の流れで行くと、何でかイドラの水神への殺意が高くって・・・。
「やはり 王子は生きていたか 指輪はどうなっている」
⇒「やはり 水神は生きていたか 王女はどうなっている」
「ルナフレーナは逃亡中にて」
⇒「水神は逃亡中にて」
「すぐに見つけ出し 殺せ 指輪さえあればー」
⇒「すぐに見つけ出し 殺せ 王女さえいればー」
後「やはり 水神は生きていたか」だと、「過去、既に水神とやり合っている」って事だと思うんですね。「やはり」=「水神と過去に戦った事がある」⇒「対処したけど、倒した確証は無かった」⇒「水神がイリスを連れ去った」⇒「やはり 水神は生きていたか」って解釈。
だったら「イドラの水神に対する殺意の高さ」と「過去、既に水神とやり合っている」をくっ付けて、「過去の水神との戦闘によって、ロキが瀕死の重傷を負った」⇒「息子を失いたくなかったイドラは、シガイ研究の応用技術(=驚異的な再生能力)に頼るしかなかった」⇒「その処置によりロキは一命をとりとめた」⇒「しかしその結果、ロキは不老不死に近い体になってしまった」って流れを創る、勝手に。
そしたら次に考えなきゃならないのが「何故、過去に水神と戦う事になったのか?」・・・これは本当に偶然の産物なんですけど。
今回の二次創作では『ニフルハイム帝国・帝都グラレア』を『アゴルド都市連合国・首都オルティシエ』の位置に置いた上で「アゴルド帝国・帝都グラレア」としています。
つまり、本来なら結び付かない「水神」と「帝都グラレア」の位置が近い所にある。
その上で、『スチリフの杜』古代遺跡の「まるで水中神殿のようなエリア」、あの部分だけを切り取り、帝都グラレア近郊海域に沈め、これを以前イズニアが言っていた「水神の海中神殿」とします。
良く考えたら、アラネアが帝国内部の事情を暴露するのも、このエリアなので・・・エリアごと切り取ってしまえば『スチリフの杜』時点でアラネアがネタバレする事も無くなるし。
本来の『スチリフの杜』の位置がどのあたりになるのか分からないけど、水中エリアを切り取ってしまったら、『スチリフの杜』自体は水辺に拘らずどこにでも置けるようになる=『スチリフの杜』を『カーテスの大皿』イベント前に持って行きやすくなるので、一石三鳥。
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【イズニアさんの華麗なるサクセスストーリー】
ここまでの話をまとめると。
今から8年以上前(7年前にはイリスを保護下に置けるだけの権力=帝国宰相が必要なので)。
「アゴルド帝国・帝都グラレア」は近郊海域に、ソルハイム時代の海中遺跡を発見。
そこを「シガイ研究の標本を集める為」の海中拠点とする事を決定。内部調査の為に、帝国軍小隊を送り込んだ。
その騒ぎで目を覚ました水神にすれば。自分が眠っている間に自身の神域に人間が土足で上がり込んできた様なものだったので、その真意を問い質し引き下がらせようとした。
でも、人間に神の言葉は分からない。
突然現れ恐ろしい声で何やら言ってくる水神に、帝国軍は混乱状態のまま戦闘態勢に。
攻撃を仕掛けて来た人間達に水神は抵抗⇒帝国軍側に多大な被害&作戦に参加していたロキも瀕死の重傷を負った。
その報告を受けたイドラは今後の為、息子の為、そして犠牲となった兵の為に、水神討伐作戦を決行。
とはいえ、イドラも人間に神が殺せるとは思っていなかったので、まずは特殊なフックで水神を拘束する事を作戦目的としていた。
自身の神殿を守る為、最初は抵抗していた水神だったけど、眠りを妨げられた(=本来の力を取り戻していない)体ではこれ以上戦えないと悟り、傷付いた体のままどこかへと逃走。
拘束には失敗したが、水神を退ける事には成功した帝国軍。
しかし作戦成功とは言えない程の壊滅的被害を受け、またも帝国軍側は多大な被害&死傷者を出す事となった。
医療機関では手に負えない瀕死の重傷を負ったロキは、研究機関のイズニアの所へ運び込まれ。
彼らが行っていた「シガイ研究の応用技術(=驚異的な再生能力)」により、ロキの命は救われた。
しかし「シガイ研究の応用技術(=寄生虫)」を利用している為、ロキの体の一部は肉体本来の再生能力を失い、結果「不老不死に近い体」となった。
この出来事以降、イズニアとロキの関係が急接近。
ロキは自身に施された「シガイ研究の力」に戦力としての可能性&興味を惹かれ、父・イドラが本格運用に慎重だった「魔導兵・魔導アーマー」の、軍部本格運用を提言&推進。
元々イドラは「魔導兵・魔導アーマー」の本格運用には慎重だったけれど。
瀕死の息子を救うには他に手段が無かったとはいえ「息子にそれに類する力を利用した」という負い目がある以上、ロキ本人にその事を指摘されては言い返せず。
また、このままロキの体を「不老不死に近い体」にしておく訳にもいかず。
だからイドラは、ロキの為にも「不老不死に近い体を、元に戻す研究」をイズニアに対して新たに指示。
従来の「シガイの研究」に加え、軍部への「魔導兵・魔導アーマー」の本格運用、そして新たな「不老不死に近い体を、元に戻す研究」・・・当然、アゴルド帝国内での研究機関の権力は強くなり。
当時『研究機関』のトップにあったイズニアは、『政府首脳部』そして『帝国宰相』へと地位を確立して行く事となった。
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【イズニアさんは「人でなし」なのか?】
ここまで在りもしない帝国側の設定を捏造しておけば、何とか話は繋がりそう・・・なんだけど。
この展開自体はイズニアにとっては予想外だったんじゃないかな、良い方か悪い方かは何とも言い難いけど。
というのも、先にも書いたようにイドラは「魔導兵・魔導アーマー」の本格運用には慎重だった⇒それにも拘らず、自分の息子の為となった時には、今まで忌諱して来た「寄生虫・シガイ化の力」を利用する事を選んだ。
普通の感覚で言えば「それはどうしても息子を助けたかったから」「親から子への愛情」みたいな「親子だからこそ特別」って理由が思い浮かびそうなモンだけど。
このイズニアは「人の心情を読む事が苦手」なので、「同じ力を利用しているのに、何で魔導兵はダメなのに、息子ならイイんだろう?」って思考になる訳です。
それって感覚的に「そんな事も分からないなんて、この人でなし!」「貴方には人の心ってモノが無いの?!」って思ってしまいがちだけど。
感情に左右されない故に「魔導兵がダメなら、息子もダメでしょ?」「息子が良いなら、魔導兵だって良くない?」って思考に至るなら、それはある意味「全てをフラット(=平等)に見ている」とも言えるのかもしれない。・・・難しいね、人間の心は。
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