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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《旧約 16》

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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
 【敵サイドの事情は、敵サイドからしか見えないので・・・】
 【イドラ皇帝にとっての、大切なモノとは?】
 【イケメンの有効活用方法を考えます】
 【軍部がちゃんと機能してない帝国って、有り得ない】
 【記録に残らないモノは、当てにならないそうです】
 【イズニアさん、七瀬が思っているより用意周到だった】




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【敵サイドの事情は、敵サイドからしか見えないので・・・】
 前回の続きなんですけど・・・そうなってくると不思議なのが、何で帝国はこの時点で「水神討伐」と決めているのかと、時間軸がどうなっているのか。
 いや仮にイリスが水神のトコから帰って来ないとしても、いきなり「水神討伐」って、軍を差し向ける事になるかなと思って。

 と言う訳で。少しでも帝国側の情報が欲しいので、一旦保留していたアレをここに引っ張ってきます。
 アレっていうのは、帝都グラレアでお偉いさん面々が揃って何のかんの言ってるシーン。旧約 7で、

 まぁ、王子の件はとにかく。今回はレイヴスはルシス王国側でココには居ない筈だし、ルーナはそもそも居ないので。何か他のお話でもしててもらわんと場が持たない。
 一層の事「このシーン無くても良くない?」って思ったけど、せっかくあるムービー勿体ないし・・・何かに使いたいなぁ。

 って書いてたトコ。
 本来のタイミングは、コル将軍と一緒にロキ(=キュイラス)を倒した後なので大分前ですが。
 今回の二次創作のこのタイミングなら、ココには居ない筈のレイヴスがイリス捜索&救出の為に「帝国軍を指揮するレイヴス将軍」として帝都グラレアに来ているので、ちゃんと面子は揃ってる。
 だから次はその話の内容・・・皇帝たちが言っていた「王子は生きていたか~」とか「ルナフレーナを殺せ~」とか「ひとまず捉えてみては~」ってのを、水神とイリスに置き換えてみたら上手く繋がらないかな?

 本来ここで話題になっているのは「王子」「神凪(ルーナ)」「指輪」の3つ。
「やはり 王子は生きていたか 指輪はどうなっている」
 ⇒「やはり 水神は生きていたか 王女はどうなっている」
「ルナフレーナは逃亡中にて」
 ⇒「水神は逃亡中にて」
「すぐに見つけ出し 殺せ 指輪さえあればー」
 ⇒「すぐに見つけ出し 殺せ 王女さえ戻ればー」
「ひとまず捕えてみるのがよかろう」
「六神の力とは人智を超えたもの その力は
 神凪の求めにより 王へと与えられると聞く」
「神凪はよい研究材料だ
 いかがかな レイヴス将軍」
「どうした いまや
 帝国軍を率いているのは-そなただ」
「ですが 今はどちらの行方も知れぬ状況」⇒水神王女
「軍は引き続き 王子と 神凪の行方を捜索して参ります」
 ⇒「軍は引き続き 水神と 王女の行方を捜索して参ります」
「光よー我がクリスタル」

 う~ん、大体ハマりそうなんだけど・・・ヴァーサタイルが言ってる事をどう解釈するか?
 皇帝が「殺せ」と言っているのが水神なら、それを引き継ぐ形の「ひとまず捕えてみるのがよかろう」が指すのも水神だと思うんだけど。
 彼が言う『神凪』が、何を指すのかが分からない。レイヴスが言う『神凪』と同じように王女をハメると、「六神の力とは人智を超えたもの その力は 王女(ルシス王家の血脈)の求めにより 王へと与えられると聞く」&「王女(ルシス王家の血脈)はよい研究材料だ いかがかな レイヴス将軍」ってなっちゃう。
 確かに『真の王』となれる血脈なので、特殊と言えば特殊なんだろうし・・・よくよく考えれば【FF15】のアーデン⇒イフリートとか、今回の二次創作では巨神&雷神を起こした(=ちょっかい出した)のはイズニアだし、ノクトも神凪の力を介さずに巨神&雷神の力を得ている。
 要は力の使い方が違うだけで、ルシス王国と神凪の力の本質は同じって事なのかな?だったらイリスも六神と交信出来ても不思議では無いし。

 ただ今回の「その力は 王女(ルシス王家の血脈)の求めにより 王へと与えられると聞く」となると、また何か胡散臭い話になりそうだなぁ・・・って気がして。

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【イドラ皇帝にとっての、大切なモノとは?】
 あともう一つ気になるのが「何でこんな、お葬式ムードなんだろう?」って。
 いや、普通に考えれば「皇帝の御前だから皆、押し黙って話を聞いている」って解釈でイイんだろうけど、「皇帝の御前だから」って割にはアラネアの態度が何て言うか・・・「呆れて」ではなく「気の毒で」見ていられない、みたいに見えて。
 そもそもヴァーサタイルの態度も「皇帝の御前だから」って割には違和感を感じる。皇帝を前にして「ひとまず捕えてみるのがよかろう」ってのは、どうなんだろ?
 皇帝に対して意見しているのにしては、敬意を感じないし。
 レイヴスに対して言っているからだとすると、皇帝の意見を差し置いて勝手にレイヴスに進言している・・・という事になるので。

 尤も【FF15】では「この頃から既に、ちょっとヤバかったのかな?」⇒「既に皇帝としての権威を保てていない」って、なるとは思うんですけど。
 じゃあ、何でこのタイミングでイドラ皇帝が「既に、ちょっとヤバく」なってるのかな・・・って考えた時に、寄生虫とかシガイ化の影響じゃなくて、彼はこの時「大切なモノを失いかけている」or「大切なモノを失ってしまった」って事じゃないかなって。
 で、この「大切なモノ」ってのが何かって話ですが・・・王女(ルシス王家の血脈)を失った位では、そこまで凹まないだろうし。
 折角、ルシス王国から奪って来たクリスタルをイズニアに見せて貰えない&お預けを喰らっているからといって、そこまで正気を失う事とは思えない(以前の記事に書いたように、七瀬はイドラ皇帝は結構真っ当な施政者だと思っているので)。

 そういう風に詰めていった結論を言えば「イドラの大切なモノ=息子」にしておけば、「失いそう&失った」場合に人間これくらいダメになりそう&色々な方面の話がまとまるんじゃないかな、って。
 とは言っても【FF15】ではイドラの息子って出てこない筈・・・なので、誰かを息子に仕立て上げなければならない訳ですが、彼の息子候補は1人しかいない。
 という訳で、イケメンの有効活用『ロキ・トムルト』を、イドラの実の息子に抜擢します。

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【イケメンの有効活用方法を考えます】
 この「『ロキ・トムルト』=イドラの実子=アゴルド帝国皇子=帝国次期皇帝」っていう設定自体は、イリスの結婚話が出た時点で立ってたんですけど(だって他にイリスの結婚相手になりそうなキャラ、帝国に居ないから)。
 でも実際にどう話が転ぶか分からないので、本当は結婚式まで伏せておきたかったんですが。ここのシーンを考えていたら、ロキが背負う役割って「イリスの結婚相手」だけじゃなくて、色々なトコ絡んでいるみたいで・・・伏せたまま話を続けるのが難しくなってしまったので、先に設定を詰めてしまいます。

①ロキは「イリスの婚約者」
 これはさっきも書いたように、イリスの結婚話が出た時点で立ってた設定。
 イズニアさんに顔面査定という概念があるのかは疑問ですが・・・恐らく【FF15】の世界の中でもイケメンに分類されると思うので、ココは一つ「イリスの婚約者」として頑張ってもらいます。
 だって、話の流れ的にはイリスを賭けて「レイヴスvsロキ」って事なので・・・ビジュアル的にもそれなりに張り合ってもらわないと格好がつかない。

②ロキは「イドラの実子=アゴルド帝国皇子」
 上記①と、ほぼ同時に立っていた設定。
 イリス(=ルシス王国の王女)を嫁に貰おうって言うのなら、こちらも相応のお相手をご用意するのが筋というモノなので。「王女を嫁に貰うなら、こっちは皇子でもなきゃ釣り合わない」って感じで大出世。
 でもロキが帝国皇子だったら・・・あの性格設定は納得な気も。
 彼は彼なりに次期皇帝として、父の期待に応える&帝国の為に頑張っていたのかもしれない。

③ロキは「アゴルド帝国の軍部最高位(グラウカ将軍ポジション)」
 これは上記①②と違って、今回の話の流れで浮上した設定。 
 ロキをイリスの婚約者に抜擢したはイイものの・・・王女のお相手が『帝国軍准将(=アラネア&カリゴと同じ階級)』では、格好がつかないと思って。いや、年齢設定を考えれば准将でも大したモンだと思うんだけど(准将=佐官より上だけど、少将より下の特殊階級だっけ?)。
 ・・・ってか、大したモンと言えば「傭兵みたいなもん(自称)」とか「傭兵あがり(カリゴ談)」のアラネアが准将って方が凄いんだけど。実力を買われて大抜擢されたのかな?
 でも実力主義って言うには、あのカリゴも准将だし・・・こっちは所謂、貴族⇒士官学校⇒エリートコースってパターンなのか?

 その辺りの帝国軍の階級事情を考えてた時に思い出したのが「あ、そう言えば軍部最高位が、空いたままやん」という事(一番大事なポジション)。
 それこそ大分前に、何となく&成り行きで決めた事だったので忘れてたんだけど。今回の二次創作では「ドラットー(=ルシス王国の裏切者)は、グラウカ将軍ではない」という事になっています。確か理由は「ややこしくなるから」でした(理由が杜撰)。
 そして【FF15】では「グラウカ将軍の後任=レイヴス」でしたが、この世界のレイヴスはルシス王国側の人間で不幸街道まっしぐら・・・なので当然「グラウカ将軍の後任=レイヴス」ではありません。

 そんな、本来なら空席では置いておけない「軍部最高位」って立場ですが。
 何でこれを忘れていたかって言うと、結局「グラウカ将軍」にしても「レイヴス将軍」にしても、軍部での実績が目立って見えてこないから・・・だったのかな、自分でも良く分からないけど。何と無しに「別に居なくても、話まわるんじゃない?」みたいな。特に水神討伐に関しての「レイヴス将軍」は、ちゃんとレイヴスで回収してしまったので。

 でも、ロキがアゴルド帝国皇子だったら・・・准将ではなく、この軍部最高位に居る可能性があってもイイのかな、と。
 現状、明らかに実力が伴っていない=親の七光りと言うかコネなので、それをイドラが許すかというトコですが。
 帝国を思うロキの気持ちは本物だったにしても、帝王学というか・・・人の上に立つ人間としての育て方が甘かったみたいなトコが見え隠れするので。もしかしたらイドラはロキに、ちょっと甘かったのかなぁ・・・って。
 もしくは逆に、期待を掛け過ぎていた⇒そのせいでロキが空回りしていたか。

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【軍部がちゃんと機能してない帝国って、有り得ない】
 でもロキを「アゴルド帝国軍部最高位」「ロキ将軍」に据えるとなると・・・アゴルド帝国の軍部に対するイメージも、かなり変えざるを得ない。
 従来【FF15】の「ニフルハイム帝国軍部最高位」って「レイヴス将軍」だけど、
 所詮はテネブラエの人間=軍部での実権を掌握しきれていない。
 軍部に対して指揮権を持っていないはずのアーデンが、軍を動かしているように見える。
 一番の大仕事の筈の水神討伐で、イグニスと共闘。
 「傭兵みたいなもんのアラネア」や、「将校として無能に見えるカリゴ」を、准将という地位に就けている。
 それに加えて、魔導兵とかよく分からん&アヤシイ戦力を抱えている。
 ってな感じで、軍が「軍部最高位=レイヴス将軍」をトップにして機能していない・・・みたいなイメージだったんだけど。

 次期皇帝であるロキが「軍部最高位」だったら、そうはならんやろ・・・って。
 まぁ、確かに彼の実力が「軍部最高位」に見合っているかと言えば、「将来に期待」というレベルのモノな気はするし。
 そういう意味では、水面下では何言われてるか分からないロキ将軍だけど。彼が次期皇帝である以上、そんな表立って軍部がフワフワした感じにはならないだろうと思って。表向きだけでも忠誠を誓っておかないと。

 そもそも「帝国」が帝国としての態を保っていられるのは、大概「軍部」の強さにあると思うので(軍部が弱い帝国ってダメやろ・・・みたいな)。
 何となく思っていた「アコルド帝国・軍部」への評価を、改める必要があるのかな、と。

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【記録に残らないモノは、当てにならないそうです】
 後、そういう風に考えれば・・・以前、イズニアがレイヴスと取り交わした「締結書類」云々の部分が納得出来るように。
 これは自分で書いてて変な話なんだけど・・・今回みたいな「自分でもどう転ぶか分からない話」を書く時って、自分でも先が分からないので「このキャラなら、こうするだろうな」ってイメージで書き進めているのですが。
 あの辺りの内容を書いている時に、自分でも「・・・ここまで軍部を抑え込む必要が、あるのかなぁ?」って思ってたんですね。

 先にネタを明かす事になりますが。
 イズニアの帝国宰相としての、多方面への言い分は「水神討伐にルシス王国の将を担ぎ上げれば、帝国にとって色々と都合が良い」⇒「だからレイヴスを召致したい」という流れなんだけど。
 イズニア本人の目的は「レイヴスを手元に呼び寄せたい」⇒その為の表向きの言い分として「水神討伐にルシス王国の将を担ぎ上げれば、帝国にとって色々と都合が良い」って、尤もらしい事を言っているだけじゃないかと。
 で、それは理解出来る。だって理由も無くレイヴスをグラレアに呼び寄せる訳には行かない=現状、これが一番自然に彼を手元に引っ張って来れる手段だから(逆に言えば、他に良い手があるならレイヴス将軍には拘らなかったと思う)。
 レイヴスだって、そんな理由でもなければ「イズニアの手中」なんて、断固お断りだろうし。

 だから、不思議だなぁ・・・って思ってたのは「何でわざわざ外交問題にまでして、正式書類を取り交わしたのか?」ってトコ。
 今回の状況なら正直、正式な申し出でなくてもルシス王国&レイヴスは受けざるを得なかったと思うんですね。だってイリスの捜索&救出の為なんだから。
 確かにレイヴスはルシス王国の要職にあるので、彼の独断で国を離れ、しかも帝国の将として動くなんて事は出来ない立場の人間だけど。
 特にルシス王国は、タイミング的にも王都陥落の影響が響いている最中なんだから、正式な外交問題にせず、レイヴスにルシス王国内部を説得させる・・・って方法もあったんじゃないかと思って。内部の混乱&騒動に乗じて口頭で有耶無耶に、みたいな。

 そもそも今回の場合、帝国側の方が絶対に外交問題にはしたくないだろうし。
 だって「幼少の頃から人質同然に預かっていた王女が、行方不明になりました」って、政治的外交問題以前に国家間の大問題なので・・・そんな事は絶対に、ルシス王国側の記録に残したくない筈=本来なら外交問題にまでしたくない(有耶無耶に出来るなら、よっぽどその方が助かる)orそんな事をする位ならレイヴスを呼ばなくてイイ、ってなる筈で・・・ここを説得しようと思ったら、かなり骨が折れる筈。

 それにイズニアにしたって、軍部が正しく機能していない=帝国宰相の自分が言えば何とかなる位の体たらくなら。わざわざ外交問題にするなんて、そんな面倒な事はしなくてイイ訳です。ルシス王国側に身内の恥を晒す事になって、余計な面倒が増えるかもしれないんだから。

 にも拘らず、イズニアはそこに至るまでの手間とかデメリットとか全部天秤に掛けた上で「そこまでしてでも軍部を抑え込んでおく必要がある」⇒「正式な外交問題とし、書類を取り交わす事で、レイヴスの処遇の所在を明確にしておくべき」と判断した。
 と、ここまでが「内容としては分かっていた」けど、「イズニアさん、そこまでする必要あるの?」って彼の真意が分からなかった部分。

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【イズニアさん、七瀬が思っているより用意周到だった】
 で、ここからが今回の「ロキ将軍=帝国皇子&帝国軍最高位」だったら納得・・・ってなった部分。
 そりゃまぁ、今までのフワッとしたイメージの軍部なら兎に角。
 帝国軍最高位の将軍職に帝国皇子のロキが就いてるんなら、徹底的に抑え込んどかないと面倒な事になる可能性が出て来るので。自分の都合で物事を回したいイズニアからしたら、多少の手間が掛かってでも盤面は整えておかないと嫌だろうな、と。

 そう書くと、イズニアとロキの関係って嘸かし険悪なんだろうな・・・って感じですが。
 確かに軍部の人間は、イズニアの事を煙たがっているかもしれないけど(魔導兵絡みで)。
 イズニアとロキに関して言えば、良好な関係・・・というよりも、ロキが一方的にイズニアに信頼を置いている関係だと思ってます。
 何て言うか「帝国軍最高位&帝国皇子なので自分の方が上&イズニアを取り立ててやっている」と思っているロキと。
 「帝国軍最高位&帝国皇子を敵に回すのは自殺行為と分かっていて、そんなロキを上手い事手玉に取りつつ自分の都合の良いように転がしている」イズニアみたいな。
 ロキの設定ってさっき決まったばっかりなのに、もう一方的片思いみたいな急展開ですが。
 イズニアさん⇒ロキは、未知の小動物を見るような目で見てるだけです。人間が回し車を爆走するハムスター見て「カワイイけど、何でそんな必死に走ってるんだろ?」って思うのと同じレベル。

 話を戻して・・・何でロキとイズニアの仲が良好かっていうと、これは簡単な話しで。
 政府首脳部&研究機関はイズニアの管轄、軍部は帝国軍最高位(=ロキ将軍)の管轄に分かれてる⇒研究機関のトップと、軍部のトップがバチバチの犬猿の仲だったら、魔導兵とか魔導アーマーなんて軍部は導入したがらないと思って(この場合だとイドラ皇帝の勅令でもない限り無理)。

 これはまだ大雑把な感覚なんですけど・・・そもそも研究機関と軍部の管轄を分けている時点で、イドラは「軍部への魔導兵・魔導アーマーの導入」に対して慎重だったんじゃないかな、と。
 兵力として人命を犠牲にしたくないから、魔導兵・魔導アーマーの研究を許可したけど。
 きちんと研究結果が出て、安全運用が保証されるまでは、本格的導入はしたくなかった・・・みたいな。

 なのにロキの方からイズニアに「軍部への魔導兵・魔導アーマーの導入」を持ち掛けた。
 まぁ、若者は新しいモノにも積極的&何かよく分からんアヤシイ力に魅せられた・・・ってトコかな。ちょっと中二病を拗らせてたのかもしれないし。
 勿論、ロキはロキで、帝国の為を思っての事だったのかもしれない。
 軍部が大きな戦力を抱えていればいる程、帝国の強さが比例して強くなるモノだとしたら。
 魔導兵や魔導アーマーが、他国を寄せ付けない戦力となるなら。
 ロキがその力を取り込んで帝国軍を増強しようとしたとしても、不思議では無いのかな、って。

 じゃあ、ロキの手綱を握っておく事が出来るなら、何でそこまでして軍部を抑え込んでおく必要があったのかですが・・・軍部&ロキ本人じゃなくて、父親・イドラ皇帝の干渉を警戒したんじゃないかな?
 仮にロキがレイヴスの件で何のかんの言って来ても、イズニアさんは上手く宥め賺してやり過ごせると思うんだけど。
 自分よりも地位が上のイドラ皇帝が口を出してくるとなると、さすがのイズニアも分が悪いというか・・・そもそも「何を切っ掛けに、何を言って来るか分からない」のが嫌なんじゃないかな、と。
 七瀬はイズニアさんの設定として「人の心情を読む事が苦手」というのをイメージしているんですが。「親の子に対する想い」って、普通の人間でも理解が難しいトコなので。
 イズニアにしたら「何でそんな事をするのか、理解出来ない」みたいな事が多々有る⇒何か面倒な事を言って来た時の為に「軍部最高位のロキ将軍の了承も得ております」「ご子息の意志を尊重なさってはいかがでしょうか?」っていう切り札として持っておきたかった・・・そんなトコだったのかな、と。

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