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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《旧約 14》
- 2023/09/03 (Sun) |
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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【リーダーたる者、自分達の実力を客観的に分析すべし】
【スパルタ教育に突然の路線変更です】
【帝都グラレアのカメリア議員代表と取引です】
《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
【リーダーたる者、自分達の実力を客観的に分析すべし】
【スパルタ教育に突然の路線変更です】
【帝都グラレアのカメリア議員代表と取引です】
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【リーダーたる者、自分達の実力を客観的に分析すべし】
という訳で・・・未だルシス王国の重鎮連中に「ルシス王国王子(=王位継承者)」とすら認められていないノクトですが。「レイヴスを援護する為」に、海の向こう(=帝都グラレア)に向かう事になります。
今の時点で「守護者の墓(=歴代王の墓)」を何基回っているかは分かりませんが・・・多分【FF15】でイベント回収してた分は、同じように回収済みって感じかな(【FF15】の任意回収の分は、「帝都決戦」後にイベント回収ってイメージ)。
だからルシス王国お偉いさんの中でも「ルシス王国の守護者の力を宿せるなら・・・」って支持寄り派と。
頭の固い「だとしても、素性の分からん人間を王位継承者と認める事は出来ん」って、あくまでも反対派に分かれてる状態。
そんなだから、当然まだルシス王国領内でもノクトは「ルシス王国王子」とは知られていません。サブイベント等で力を貸してあげた人達に「個人的にイイ奴」「頼りになる人」って思われている位です。
そういう意味では、この「レイヴスを援護する為」という理由は調度イイ。
まだ「ルシス王国王子」とすら認められていない・・・その程度のノクトが「皇帝を倒す為に、帝都に乗り込む」という理由は、今の時点では明らかに重すぎるので(普通のRPGの主人公は、当たり前みたいにやるけど)。
今の自分達に出来る事として「レイヴスを援護」⇒その為に「海の向こう(=帝都グラレア)に向かう」・・・これならまぁ、違和感無くない?
普段のノクトは「どこにでもいそうな普通の一般人」って感じだけど、その辺り不思議なモンで。自分達の実力というか・・・やるべき事、出来る事、そういうのを絶対に読み間違えない。
それは天性の戦局眼&最近出番が無かった「元の世界ではプロゲームチームのリーダー」という設定から来ているイメージなんですけど、リーダーはリーダーでも「戦果<味方の生存タイプ」なんじゃないかと思っていて。要は「戦果を挙げる為に仲間に無茶させるのではなく、自分達の実力に見合った成果を確実に取りに行く」みたいな。
まぁ、ハイスペック集団なので「狙える成果が大きい=強気&攻めの戦略」に見えるだろうけど、ガンガン攻めてるように見えて、実はチームの安全&生存最優先で動いている・・・って感じ。
だとしたらノクトは「たった4人で皇帝を倒す為に、帝都に乗り込むなんて事は無謀だ」って判断が出来る筈で。
でも「レイヴスの援護(=大暴れして帝国兵の気を引く)位なら、状況・情報が少ない自分達でも出来るだろう」って考えても、違和感無いのかなって。チームの安全&生存最優先=ノクトが引き際さえ間違えなければイイんだから。
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【スパルタ教育に突然の路線変更です】
しかし・・・ソレはソレ、コレはコレ。
ノクトはそういうつもりかもしれませんが、現実がいつも主人公の都合に合わせてくれるとは限らない。
今回の「帝都グラレア(=【FF15】のオルティシエ)」では、『エピソード・イグニス』のシナリオをベースに、
①帝都グラレア・居住区の防衛&避難誘導
②シガイ化した水神の討伐
③イズニアとイグニスのタイマン勝負
④レイヴスの「イリス救出作戦」の援護
⑤イドラ皇帝を失脚に追い込む
⑥帝国に奪われたクリスタルを取り返す
これだけ詰め込みます。
チームを安全運用したいノクトからしたら、こんなミッション絶対に同時進行しないと思いますけど・・・イズニアさんが言ってたでしょ?
「でも あの子 頼りないだろ? だから もっと試練を与えないと」って。
という訳で、スパルタ教育に突然の路線変更。「ルシス王国王子」⇒「ルシス王国国王」⇒「真の王」となる為には、これ位は頑張ってもらいます。
メタい見方をすれば・・・多分ですけど実際のRPGで、このレベルのイベントを一か所に固める事ってあまり無いと思うんですね。
ゲームって、OPからEDまでの数十時間。離脱せずに最後までプレイしてもらう為には、常にちょっと先に「成果」「イベント」みたいな「この先までやりたい」と思わせ続ける為のマイルストーンを設置し続けなきゃならない。
その為のマイルストーンとして、上記のようなレベルのイベントは分散させて設置する方が、ゲーム全体のバランスは良くなるだろうから。
それは分かってるんですけど、敢えてココに全部突っ込みます。
この展開は、ココしか突っ込むトコが無いから無理に突っ込むのではなく、ちゃんと先を見越しての仕込みですので。
そこに対する違和感は一旦置いておいてもらって・・・今回の二次創作での「帝都決戦」に、お付き合い頂ければと思います。
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【帝都グラレアのカメリア議員代表と取引です】
という事で。まずは帝都グラレア(=【FF15】のオルティシエ)に着いたら、シドが紹介してくれたウィスカムの店へ。
思い出話と言うよりも、しっかり現在の帝都グラレアの状況を確認しておきます。
いや、だってここ「【FF15】のオルティシエ」だけど、今回の二次創作では「帝都グラレア」だからね(ややこしい)。帝国兵がウロウロしてても普通なんだから(それは元々)。
あ、「レイヴス将軍が来てた」って件は、「イリス救出&水神討伐の為にルシス王国から来てる、レイヴス将軍をこの辺りで見た」って意味で話題になっていた、という事で。
この件を「アコルド帝国が、ルシス王国の為に一肌脱ぎます」ってウリにしているなら、多分帝国民にも大々的に知らされてるだろうから。
そんな話をしているトコに、カメリア・クラウストラの登場。ここでは出来ない話をする為に、彼女のおウチ(=知事公邸)にお邪魔します。
首脳官邸より格は落ちますが、「アコルド帝国・帝都グラレア」って事は国のトップはイドラ皇帝なので、カメリアは首相ではない=評議会議員代表(都知事みたいなイメージ)ってトコだろうから。
彼女との会談の選択肢は、特に拘りません。この会談自体が「国のトップ同士の会談」というような大層な位置にあるモノではないので。
カメリアから見て今のノクトは「確かに若い頃のレギスの面影は有る(=血の繋がりは有るのかもしれない)」としても、「ルシス王国王子」ではありません。
これは彼女の主観云々ではなく、外交的な問題で「ルシス王国が王位継承者と認めていないのであれば、事実がどうであろうとノクトの事をルシス王国王子としては扱えない」という事。
だって、ルシス王国が王位継承者と認めてない人間と、外交取引をしても意味が無いじゃないですか・・・反対派の人間に「そいつが勝手に言っただけだ」って言われちゃったら、無効になっちゃうんだから。
それに「ルーナ不在なので、ルーナを保護している訳では無い」=「当然、彼女の安全保障を交渉材料にする事は出来ない」・・・となると、彼女もノクト達にとって有効打となる交渉材料を持っていない=然程強気な交渉に出る事は出来ない筈。
じゃあ、グラレア議員代表であるカメリアは何のために、王位継承者でもないノクトを呼び付けた&何の取引がしたかったのか?
ここが「①帝都グラレア・居住区の防衛&避難誘導」=帝国軍が計画している水神討伐で、都市部に被害が出るのを未然に防ぐ事になります。
これならノクト個人に対する依頼=「ルシス王国王子」なんて大層な肩書が無くても任せられるので。
カメリアは出来る女なので、現在の政府首脳部や軍部のやり方に不信感を抱きつつも「居住区・帝国民に被害が及ばないのであれば」と、その辺りの事に口を挟む事はなかった。
・・・政府首脳部って言ったら帝国宰相・イズニアの管轄なので。それは、とてもとても賢明な判断だと思います。下手な事を言って「邪魔だなぁ・・・」ってなったら、躊躇なく何らかの手を下すから、多分。
それって、ちょっと間違えれば「事なかれ主義」って言われそうなモンだけど。
そこを「賢明な判断」と思わせる実力&人望が彼女には有る・・・そういう意味でも出来る女であり、抜群の政治的センスを持っている。そういう人物像。
そんな彼女からしても、今回の水神討伐計画は目に余るものがあった。
本来なら軍事行動なので、軍部からの計画書の筈ですが。今回は「ルシス王国のレイヴス将軍」が帝国兵を率いるという異例の討伐計画なので、政府首脳部が一枚噛んでいる・・・のだけど、その内容は「国土・国民への安全対策&被害補償が全く考慮されていない、余りに雑なモノ」だった。
水の豊かな都市・グラレアとしては、水の中を自由自在に泳ぎ回る水神というのは脅威でしかないし。もしも居住区近辺での戦闘になりでもしたら・・・ルシスの巨神騒動って前例から弾き出した被害予測は、途方もない規模に膨れ上がる。
そうならない為に。軍部を当てに出来ないというのなら、帝国民を守る立場にあるカメリアは「帝都グラレア・居住区の防衛&避難誘導」に備えて、自分で「多くの戦える人材」を集めておく必要があった。
要はこの「①帝都グラレア・居住区の防衛&避難誘導」は、ノクトが「ルシス王国王子」だから依頼したというよりも、RPGの定番「町の酒場で見付けた腕が立ちそうな冒険者への依頼」に近いので。実はノクト達以外にも「多くの戦える人材」が集められていた・・・ってイメージ。
では「帝都グラレア・居住区の防衛&避難誘導」に対する、ノクト達への対価は何なのかですが・・・それは「ノクト達の帝都グラレアでの如何なる行動・活動にも関与しない」というモノ。
従来の感覚だと「いや、それって対価じゃないやん?」って感じですが・・・今回の二次創作では、ここは『首都オルティシエ』ではなく「帝都グラレア」です。
つまり本来であれば、ノクト達は常に街中をウロウロしている帝国兵の目を警戒しながら行動しなくてはならないし(=王子と知られていなくても、下手な事をして目を付けられる訳にはいかない)。
そもそも、カメリアはこの時点で「ルシス王国王子」として、ノクト達を警ら隊なり軍部なりに突き出す事だって出来る。要するに、
「帝都グラレア居住区の、防衛及び避難誘導に力を貸してちょうだい。
もし協力してくれるのなら、
貴方たちがこの街で何をしようと、私達は目を瞑るわ。」
という事。これならまぁ、どちらにとってもwinwinな取引じゃないかな?・・・普段の状況なら。
と言うのも、今回ノクト達がココまで来たのは「④レイヴスの「イリス救出作戦」の援護」をする為です。
詳しい事は分かっていないとはいえ「イリス救出作戦」を「帝国軍の水神討伐」の混乱に乗じて決行するのなら、タイミングが「①帝都グラレア・居住区の防衛&避難誘導」と被ってしまう。
チームの安全運用を第一に考えるノクトにすれば、この状況で「イリス救出作戦(レイヴスの援護)」と「居住区の防衛&避難誘導」にチームを分けなければならないのは、あまりしたくない事だった。
とはいえ「ノクト達の帝都グラレアでの如何なる行動・活動にも関与しない」という対価は、今後の帝都グラレアでの活動を考えれば、確かに必須な訳で・・・。
本意ではないけど仕方がない・・・それを一定の成果と判断して部屋を出るノクトに、カメリアは最後、オマケしてあげればイイ。
「貴方達の働きによっては、
素敵なプレゼントを用意する事が出来るかもしれないわね。」
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