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FF15:レガリア(TYPE-F)で1000年の時を超える話《旧約 10》

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《今回の御品書き (FF15・二次創作モドキです) 》
 【初対面の印象は最悪=ある意味、フラグ】
 【「帝国宰相=イズニア」に関する方針転換】
 【イズニアさん、実は「正直者」だった?】




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【初対面の印象は最悪=ある意味、フラグ】
 で、次に問題になるのが(毎回問題しかない)、レイヴスお兄様との初邂逅・・・なのに「久しぶりだ ノクティス」って言われちゃう件。
 面倒事を後回しにした結果、ここに至るまでレイヴスと会う機会が無いまま来てしまったので・・・久し振りって言われても全然ピンと来ない。

 確かにレイヴス側からしたら、ステラが説得してくれている&そもそも今回のレイヴスはルシス王国の『王の剣』&『神凪』を兼任している重役ポスト=レギスとノクトの謁見の場にも居たので、ノクト達の事を知ってるといえば知ってるんだけど。
 ノクト達からしたら「どちら様?」って感じだろうなぁ・・・目立つ出で立ちだから、イグニスなら「レギス王との謁見の場に居た、ルシス王国の臣下の一人」位には覚えてるかもだけど。

 でも、今までにノクト達とレイヴスが顔を合わせる機会が無かったとしても、レイヴスが言ってる事って、そこそこ筋が通るじゃないですか。
 勿論、ルーナが居ない世界線なので、ルーナの話題は振れない⇒他の話に変更しないといけないんだけど。
 「誰も適わなかったというのに」「選ばれし王たる男が こうも無力で愚かだとは」とか「ここで死ぬなら それが世界の運命だ」とか。他のメンバーとの遣り取り⇒一触即発の流れなんかは「ルシス王国の事を想い仕えて来たにも関わらず、指輪に拒絶されたレイヴス」と、「王家の力を持っているにも関わらず、未だに王として無力で愚かなノクト」の関係を思えば、イベントとしてちゃんと成立してるように思える。

 だから問題なのは、遣り取りの内容云々というよりも「ここでレイヴス=ステラの兄という事実を知っておかないと、今後詰む」という事。
 いやだって、この後レイヴスに会うのってもう、オルティシエの『エピソード・イグニス』くらいじゃなかったっけ?あの状況でイグニスに「ステラの兄だ」とか、呑気に自己紹介してる場合じゃないやん。「そんな重要な事は、みんなの前で言ってよ!」って感じだし。

 となると、やっぱりこのタイミングで「レイヴス=ステラの兄」って事実を示しておかなきゃならないんだけど・・・この流れでレイヴスが自分で名乗るのって、何か違くない?
 何か「貴様に名乗る名など無い」って言うか。今はノクトの話をしてるんだから、レイヴスの事を聞いても答えてくれなさそう・・・みたいな。

 じゃあ、どうしたら目的を達成しつつ、格好イイ展開になるかなぁ・・・って考えたら。
 最後にプロンプトが「知り合い だったの?」って言って、イグニスが言葉を引き受けるじゃないですか。そこでイグニスが「レイヴスの装束にあしらわれていた紋章が、ステラの物と同じだった」事から「レイヴス=ステラの兄」って事に気付いてくれたら、スマートじゃないかな?
 困った時のイグニス頼み=チームの頭脳担当なら気付いてくれる筈・・・と、信じたい(イグニスへの信頼が重い)。
 ・・・まぁ、あのヒラヒラのトコに描かれている紋章が「フルーレ家」の物かは知らないんですけどね。

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【「帝国宰相=イズニア」に関する方針転換】
 「ここでレイヴス=ステラの兄という事実を知っておかないと、今後詰む」で思い出したんだけど・・・「帝国宰相=アーデン・イズニアって肩書を、いつ知る事にするか?」って問題。
 あれ「巨神戦後に、帝国宰相=アーデン・イズニアって知ってたら、スチリフの杜の時点ではもっと警戒心が無いと話が上手く繋がらない」・・・って理由で、未だに知らない事になってるんですが(吞気過ぎる)。
 さすがにココで知ってないのは、やっぱりパンチが弱いなと思って。
 だってノクト達がイズニアの事を「帝国宰相とは知らない=何か背景よく分からん、未来から来た考古学者」としか思ってなかったら・・・この2人の関係って本当に訳分からないまま終了しちゃう。うさんくさい変な中年のオッサンと、いきなり因縁付けて来た怖いお兄さんやん。絶対にお近付きになりたくないわ、そんなん。

 でもココで既に「帝国宰相=イズニア」と知ってたら・・・いきなり喧嘩腰なレイヴスに、ノクトがキレ返す理由が出来るかも?
 さっき書いた「ルーナが居ない世界線なので、ルーナの話題は振れない⇒他の話に変更しないといけないんだけど」って話ですけど。
 レイヴスの物言いから「ルシス王国の人間」って事は、ノクトでも(イグニスとの信頼の差)想像出来ると思うんですね。
 だったら「そういうアンタは、何してんだよ?!そいつは帝国の宰相だろ!」「・・・何も知らない人間が!」ってなる流れ。
 普段クールなレイヴスだけど・・・まぁ、彼がイズニアと行動してるのは、何かしらの深い事情があっての事だろうから。「帝国の奴とツルんでるお前に、偉そうな事を言われる覚えはない!」みたいな物言いが、お兄様の逆鱗に触れたんでしょう。

 という訳で、やっぱりココまでのどこかで「帝国宰相=アーデン・イズニアって肩書を知っておきたい」んだけど、この後のスチリフの杜がなぁ・・・って思って、気が付いた事。
 この時、イズニアって「次に会うのは 海の向こう?」って言うじゃないですか。
 でも、そう言ったにも拘らず、実際に次に会うのは「スチリフの杜の手前」・・・それってゲームの流れとして、どうなんだろ?
 確かに普段からフラフラしてるイズニアさんのキャラを思えば「気が変わったのかな?」で済むんだけど。
 ゲームとして考えた場合、登場人物が「ゲーム進行的内容で、事実と違う事を言う」のって・・・紛らわしいと言うか。

 何かずっと捩じれてる感じがしてた、この問題・・・一層の事、思い切って順番を入れ替えてみたらどうかな?
 つまりイズニアとの接触を『ガーディナ渡船場⇒カーテスの大皿⇒アラケオル基地⇒スチリフの杜』ではなく、『ガーディナ渡船場⇒スチリフの杜⇒カーテスの大皿⇒アラケオル基地』に変更する。
 スチリフの杜にミスリルを取りに行ったのは船の修理の為では無く、無理な時空移動で不具合が発生しているレガリアの修理の為。
 本来ここは『三人旅(グラディオ離脱中)』だけど、今回のノクト達は未来から来ている=そんな未知の世界で、グラディオが一人で修行に行くとは考えにくい=じゃあ、別に離脱しなくてもよくない?いつものメンバー4人+アラネア姐さんで攻略すれば。

 でもそうすると今度は「アラネアと会うタイミングが、逆転(ヴォラレ基地・スチリフの杜)する」って問題が出て来る訳ですが。
 スチリフの杜で先に会うなら「この時点ではアラネアは、ノクト達が王子御一行だとは知らされていなかった」=アラネアが最初に言った通り「君たちが『入隊希望者』で 『訓練』を受けにきた子たちだって?」前提で話が進む。
 そうなったら、アラネアがノクト達の戦闘を手伝ってくれるのは、別に不自然な事では無い。
 その代わり、あくまでもノクト達は『入隊希望者』扱いなので・・・イズニアさんが「まだ『入隊希望者』だから・・・余計な事は言わないでね」って釘を刺してるor雇われている傭兵として自身の判断で自重⇒帝国の内情は教えてくれなくなる(=余計なネタバレ防止策)。
 で、そんな関係があったにもかかわらず、ヴォラレ基地では襲いかかって来る訳ですが・・・彼女が「人間的に信用できる傭兵」なら、基地の警備&侵入者排除の指示が出ているorノクト達が帝国と敵対関係にあるルシス王国の人間であるなら、そんな関係が過去にあったとしても今は関係無い=傭兵として勤務時間内は務めを果たす。彼女にとっては、それだけの事だったんじゃないかな?

 要は、スチリフの杜ではノクト達が『入隊希望者』と聞いていた&イズニアから「じゃ 仲良くやって アラネア准将 よろしくね」と言われていたから、ノクト達のフォローをしてくれていただけだし。
 ヴォラレ基地では、雇い主である帝国から、基地の警備&侵入者排除の指示が出ていた=雇い主からの指示に従って、侵入者であるノクト達に槍を向けただけ。
 そう考えれば確かにアラネアは「人間的に信用できる傭兵」じゃないかな?多分そのスタンス、ず~~~~~~~~~~っと昔から変わってなさそうだし。

 それにこのスチリフの杜って「如何にも考古学者が好きそう」じゃないですか。周囲の雰囲気とか、貴重な鉱石(=ミスリル)とか、よく分からん古代遺跡とか。
 イズニアも「で? それ分けてくれんのかよ」とか言うノクト達に対して、「ハハ 自分で採掘するなら いいんじゃないかと思ってさ」なんて「如何にも考古学者が言いそう」な事を言うし。
 要するに、ガーディナ渡船場の時点では「見てのとおりの考古学者(←今回の設定)」という自称に過ぎなかった訳ですが・・・カーテスの大皿の前にスチリフの杜でのやり取りを挟めば、その「職業:考古学者(自称)」への信用度が上がる⇒カーテスの大皿までのドライブとか、一緒にお泊りって展開になっても「まぁ・・・スチリフの杜で、助けてくれたもんね(=だから大丈夫だろう)」ってなるだけの、そこそこの信頼を得ておく事が出来る訳です。
 そうでもなきゃ「外が嫌なら、オッサン一人で泊ってろよ(=自分達は予定通りキャンプ)」ってなるわ、普通。

 そうなったらカーテスの大皿の後は、もうアラケオル基地しか残っていないので・・・本来の「巨神戦の後に、イズニアが帝国宰相と知る」流れで問題無い。寧ろバレてないと、話が盛り上がらなくて困るくらいだし。
 尤も本人は未だ「オレさ キミたちの力になりたいんだ」なんて事を言ってきますが。それをどう受け取るかは別問題で、今大事なのは「ノクト達はイズニアが帝国宰相と知っている」という設定。
 確かにまだ「アーデン・イズニア 本名」というのを聞いて、イグニスが「帝国の宰相ー」って気付けるかって問題は残っている訳ですが・・・もう自分で言ってくれるんで良くない?「そうなんだよ でも今はさ 助けにきたんだ」じゃなくて「(帝国の)宰相なんだよ でも今はさ 助けにきたんだ」って。

 当然、このタイミングで「帝国宰相=イズニア」って事を知ったなら、以降はノクト達の意識も「帝国宰相が、自分達の素性(=ルシス王国・王子御一行)を知らない訳がない」ってなる筈なので。
 結果として、やっぱり「巨神戦の後に、イズニアが帝国宰相と知る」&それと同時に「自分達の素性(ルシス王国王子御一行)も知られていると察した」って流れで行こうかと。

 という訳で、結構大きく方針転換した訳ですが。
 基本的に行き当たりバッタリなので、その辺りはご容赦願いたい・・・。

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【イズニアさん、実は「正直者」だった?】
 何か、飄々とした性格&胡散臭さのせいか「ウソじゃねーだろな」「基本ウソっぽいていうか」「まあ 信用ならねえな」とか、散々言われているイズニアさんですが。
 今回書いた「次に会うのは 海の向こう?」といい、実は彼は「常に真実を言っている」って捉える事も可能なのかなって。今回の二次創作的には・・・ですが。
 以前旧約 7「何かイズニアって、文法&言葉選びがちょっと独特だよね」という事を書きましたが。「独特な話し方のせいで、他の意味にも取れるようになっているだけで。意図して嘘とか適当な事を言っている訳では無い」みたいな。

 例えばさっき書いた「じゃ 仲良くやって アラネア准将 よろしくね」ってセリフ。これってテキスト表示方法&その場の雰囲気から、
 じゃ 仲良くやって    (←ノクト達への言葉)
 アラネア准将 よろしくね (←アラネアへの挨拶)
 って捉えがちだけど・・・。もしもテキスト表示方法が、
 じゃ 仲良くやって アラネア准将
 よろしくね
 
だったら、全文通して「アラネアへの指示・命令」に見えないかな?
 これならアラネアは「帝国(&イズニア)への忠誠心が低いという事は無く、寧ろ指示・命令に忠実だった」って事になる。
 勿論【FF15】では帝国の内部事情漏洩しまくりなので、ちょっとアヤシイですが・・・今回の二次創作の流れでは、
 「君たちが『入隊希望者』で 『訓練』を受けにきた子たちだって?」が、前提で。
 イズニアが「まだ『入隊希望者』だから・・・余計な事は言わないでね」って釘を刺してるor雇われている傭兵として自身の判断で自重⇒帝国の内情は教えてくれない。
 なら、寧ろ後者の捉え方の方が正解に見える。「イズニアからの指示・命令」だから仲良くはするけど、帝国の内部情報は漏らさない・・・って事になるから。

 そう考えると気になるのが、展望公園で再会したイズニアが言う「あれ 偶然」って言葉。
 その展開&ドライブ開始直後の「旅行で偶然っていうには無理がある」「ヤツはオレたちを待ってやがっただろ」「オレもそこが気になる」ってグラディオ&イズニスの台詞から、「偶然って言ってるだけで、ノクト達を待ち伏せしていた」って風に捉えがちだけど。
 イズニアは嘘を言っていた訳では無く、本当に偶然だった・・・って可能性は無いのかな?

 いや、この人。画面切り替わってすぐの時って、ちゃんと望遠鏡触ってるじゃないですか。
 背が高いから、この位置の望遠鏡覗くの大変そうだけど・・・本当に「望遠鏡を覗いてた」のなら「見ていたのはカーテスの大皿」って事でしょ?
 じゃあ本当に「イズニアはカーテスの大皿を見る為に、望遠鏡を覗いていた=本当に偶然であって、ノクト達を待ち伏せしていた訳ではない」って理由があるのかですが・・・。
 う~ん、イズニアはイフリートとツルんでるし「神様の言葉」って分かってる解釈なの?
 そこよく分からないんですけど。それ以前の問題として「巨神が目覚めて暴れているのは、イズニアが巨神をシガイ化(=強制的に起こした)したから」⇒「シガイ化した巨神の様子を窺う為に、展望公園から望遠鏡を覗いていた」って事は無いかな?

 これも旧約 8に書いた内容ですけど・・・今回の二次創作は「ルーナ不在の世界線」なので、「帝国によってシガイ化された巨神が、自らの意思でノクトを呼んでいた(=巨神の方が助けを求めていた)」ってシナリオになっています。
 それならここでイズニアが「シガイ化しちゃった巨神、どうなってるかな?」って望遠鏡から様子を見てても、不自然ではないのかなって。要は、
 イズニアはノクト達を待ち伏せする為に、理由もなくこの場に居た訳では無く。
 巨神&カーテスの大皿周辺の様子を窺うって理由があって、この場から望遠鏡を覗いていた・・・って事になるので。

 結局のトコ、そこまでしてイズニアさんの言葉を「真実」としたい理由っていうのは、今回の二次創作では「彼の言葉を信じる事で、今までと違うルートが見える」んじゃないかな、と思っていて。
 だってね、彼はノクト達から散々疑われようと、「オレがいつ ウソをついたかな」って言ってたじゃないですか。
 勿論【FF15】なら、そんな言葉も「しらばっくれているだけ」「そのセリフ自体が嘘だろ?」ってなると思うんですね、断言はしないけど。
 でもその言葉を信じるなら、イズニアは「今も今までもウソをついた覚えはない」訳で。
 そもそも嘘って言うのは、「他人」を意識するからこそ付くもの=イズニアは「他人」とか関係無い。
 このイズニアは、根っからの「職業:考古学者(自称)」=1000年の時を超えてまで真実を求める「真実の探求者」である彼に、「嘘つき」というレッテルを貼るのはメタい理由でキャラが成立しない。
 だから理由含め、あくまでも今回の二次創作って念を押した上でですけど・・・彼の言葉を「また適当な事、言ってるなぁ」とか、「どうせ嘘なんでしょ?」って切り捨てないで。
 彼が「本当に言いたい事」「伝えたい事実」、そういった「彼にとっての真実」を、ちゃんと丁寧に拾っていく必要があるのかなって思った訳です。

 まぁ、ぶっちゃけ七瀬がアーデン贔屓だから「ちゃんと話を聞いてあげたいなぁ・・・」って、勝手に思っちゃうだけなんだろうけど。

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