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FF15:何でノクトが「死」ななきゃならなかったん?(改)《雑記 6》

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 以前、雑記 3で書いた「クリスタルの中に居るのはバハムートではなく、『ルシス王国初代国王・ソムヌス』だったら、アーデンの謎行動に説明がついたんじゃない?」という、大改造&捏造ルート。

 あれからさらなる改良を重ねた結果が、こうなりました。
 勿論、誰に頼まれるでもなく書いてます。自分の覚え書き用。


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 要は「アーデンがノクティスが『真の王』となるのに拘る理由」から逆算した結果。
 アーデンはそもそも「ノクト自身」を復讐の対象としては見ていない⇒本命は自分を幽閉したソムヌス本人。
 『真の王』とは、ノクト自身が『真の王』になるのではない=ノクトは『真の王の器』となる事を求められていただけ。
 つまりノクトが「『真の王の器』に相応しいと認められる」⇒クリスタルの中で眠っているソムヌス(=精神体)がノクトの体を乗っ取る⇒再び自身の手でルシス王国・世界を導く為に『真の王・ノクティス(in ソムヌス)』としてソムヌスが復活。
 アーデンはクリスタルに触れる事が出来ない⇒これで「クリスタルの中からソムヌスを引っ張り出す」という目的達成。
 そしてこの『真の王・ノクティス(in ソムヌス)』を倒せば、ソムヌス本人への復讐&ルシス王国断絶で、アーデンの悲願が達成される。

 まぁ、大前提の「バハムートをソムヌスに変更する」のが土台無理な話しなんですが。
 二次創作として割り切ったら、それなりにアーデンの謎行動の辻褄は合いそう・・・なんだけど当然の事ながら、

 ゲーム的には、壊滅的に面白くならない!

 その時にも書いたけど。七瀬は「二次創作という読み物」として想像妄想捏造しているので、それをゲームに落とし込んで成立するかっていうと、そうはならん訳です。

 具体的に考えると、アーデンが「打倒!『真の王・ノクティス(in ソムヌス)』」をスローガンに掲げているのなら、当然ノクトがクリスタルに触れる前にラストバトルを繰り広げる事は出来ない。
 だってアーデンにしたらここからが肝心(=ソムヌスがノクトの体を乗っ取って復活)なんだから。ここでノクトをボコボコにしたら、何の為にノクトを育成して来たのか分からない。
 尤も、ここでアーデンがノクトを殺そうとする⇒ソムヌスが自らクリスタルの中から出て来る(=ソムヌスにしたらノクトを殺される訳にはいかない)って展開もない事は無いけど・・・この段階で体を乗っ取るだどうだか一悶着されても、話としてグダグダ&仲間3人をどうするかも考えなきゃならなくなるし。

 じゃあ、クリスタルの中から出て来てからラストバトル・・・だとすると。
 クリスタルの中から出て来たノクトは、物語展開として「クリスタルの中でソムヌスに打ち勝って戻って来た『真の王・ノクティス』」なので。
 実力差から『真の王・ノクティス(in ソムヌス)』になって戻って来ると思ってたアーデンは、どうすりゃイイんだって話です。
 本当はソムヌスに文句の1つでも言ってから殺したかったのに、肝心のソムヌスが自分の居ないトコで倒されて、ノクトが『真の王・ノクティス』として戻って来るなんて・・・計画倒れもイイとこじゃないですか。振り上げた拳をどうすればイイんだ?
 仕方なくノクトだけでも殺す・・・って計画変更も格好つかないし。
 何ならアーデン自身が育てたようなモンだよ、『真の王・ノクティス』に。

 ・・・というように。
 このままだとノクトがクリスタルに触れる前or出て来た後、どっちのタイミングにしたって、アーデンがラスボスとして態を成さなくなってしまう訳で。
 せっかくアーデン、ココまで頑張って来たのに・・・ラスボスとして「山なし オチなし 意味なし」じゃ、あまりにも報われない(腐女子受けを狙ってコレなら、ある意味言い得て妙だけど)。

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 なのでもう一度本来の形に立ち返って「ゲームとして成立させるには、どう組み上げるか?」という方向から考えた結果が、
「途中で場面、切り替えればイイんじゃない?」
 という単純な手法。つまり前回書いた、

「頼りないお前に変わって、国を治めてやる。
 心配するな、入れ替わっている等と誰も思わない。
 お前の仲間たちにも、上手く合わせておいてやろう。」
「ふざけるな!
 俺は俺だし、アイツらはお前に騙されたりしない!」
 からの、ノクトがソムヌスを倒してクリスタルから出て来る一連の流れを、

「頼りないお前に変わって、国を治めてやる。
 心配するな、入れ替わっている等と誰も思わない。」
 で、一旦止めりゃイイ。
 要はノクトを「自分さえ犠牲になれば、世界は平和になる」「確かに入れ替わっていると気付かないなら、誰も何も思わないし傷付かない」って思考まで追い込んで、プレイヤーにも「え?これどうなんの?」って思わせた状態で場面切り替え⇒ノクトをクリスタルから出す。
 尚、ファントムソード12本はソムヌス側に付いた(=無くなった)ので、ファントムソード召喚はネタバレ防止の為に使えない。
 その代わり、クリスタルの中に居たせいで何時もより威力が桁違いの魔法メインでアーデンと対決。
 当然、アーデンは『真の王・ノクティス(in ソムヌス)』だと思って、最後の戦いを仕掛ければイイ。「何で、俺を殺した?!」「何とか言ったらどうなんだ!」とか言いながら。
 でも、ノクトはちょっと飛んでる状態だから何も言わないし。
 ファントムソード召喚しないし、魔法の威力が桁違いだしで・・・そんな時にプレイヤーの心情を代弁してくれるのがプロンプトなんじゃないかな?
 言うて、一番付き合いが短いのは彼なので。このセリフはプロンプトしか言えない。
「ねぇ、あれってノクト・・・だよね?」
「ノクト以外の誰だってんだ?!」
「俺たちが、信じなくてどうする?」

 で、一旦止めたシーンを再生すればイイ。
「お前の仲間たちにも、上手く合わせておいてやろう。」
「ふざけるな!
 俺は俺だし、アイツらはお前に騙されたりしない!」
 クリスタルの中でソムヌスを倒した流れと、今アーデンに止めを刺すシーンをリンクさせてもイイし。
 クリスタルの中でソムヌスを倒した流れを見せ終わった後、仲間の武器を1種類ずつ呼び出してアーデンにQTEで攻撃⇒最後に『父王の剣』で止めでもイイ。

 そしてアーデンは「まさかソムヌスを・・・」とか「ノクト・・・なのか?」なんて野暮なこと言わず、ファントムソードの数が12本でない時点で『真の王・ノクティス』なんだと見抜いてくれるとスマートで格好イイ。
 アーデンは仲間3人と違って、そこまでノクト自身の事は知らない筈なので。戦っている分にはそれこそ「入れ替わっているか分からない」。
 でも仲間3人はちゃんと「ノクト本人」だと、分かっていた。「アイツらはお前に騙されたりしない!」ってノクトの信頼は、信頼で返された・・・って事です。
 きっと「カップヌードル食べる時は2回フ~フ~してから一口スープを飲んで、それから麵をすする」とかいうのまで知り尽くしている関係です(それはそれで・・・どうなのか)。

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 結局アーデンの最後はクリスタルの浄化による「安らかな死」以外ないんだろうけど。

「せっかく会いに来たってのに、
 何、勝手にやられてんだよ・・・。」
①「つまらないな・・・・・・」=無難だけど、想像の余地は一番有る。
②「話、したかったんだけどなぁ・・・・・・」=意外と和解に前向き?
③「話、聞きたかったのに・・・・・・」=話の内容によっては和解の道があった?

 まぁ、何でもイイんですけど。
 その言葉とは裏腹に、穏やかな笑みを口元に浮かべて逝ってくれれば・・・少しは報われるのかなって思えます、自分が(自己満足)。

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 それにしても・・・アーデンの真っ当なルート開拓目指してる筈が、真面目に深掘りすればする程、可哀想になっていくのはなんでなんだろ?
 まぁ、アーデン本人は「可哀想」なんて思われたくないだろうし。
 当然、世の中の真っ当なアーデンファンの方々は「今のアーデン」が良いのであって、「そんなのアーデンじゃない」って感じだと思いますが。
 二次創作っていうのは、原作愛があるからこそだと思うので(そうでなきゃ、ココまで時間費やさない)。
 原作未プレイのヤツが言うのも何ですが「原作は原作で好き&尊重」を基本に、「ゲームクリアして二周目始めたら、全然違う話が始まった」みたいなノリで、色々と想像妄想捏造して行けたらなと思ってます。

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