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FF15:何でノクトが「死」ななきゃならなかったん?《雑記 3》

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 【FF16】に初めて接したのが【TFBL】だった七瀬は、『EMS』の正装ノクティス&ルナフレーナが架空の結婚式てのを後から知って、滅茶苦茶ビックリした訳ですが(架空の結婚式かもアヤシイけど)。
 何がビックリって、架空の結婚式という以前に「結婚式だったんだ・・・?」って。
 本編情報が無い七瀬は、未来的なインソムニアのイメージが強かったので、終始そういう世界観かと思っていたんですね。車(=レガリアTYPE-F)も飛空艇扱いになって飛んでる位だし。
 だからアレも結婚式ではなくて、国家行事の英国王室みたいな扱いの礼装・・・って言えば良いのかな?「真面目に王子する時は、ああいう格好してるのかな?ギャップ萌えってやつ?」くらいに思っていたので・・・まさかの「結婚式(架空)なん、だ?」って。

 そんな基本情報ガタガタな七瀬なので、当然思う訳です。

 何でノクトが「死」ななきゃならなかったん?

 ・・・って。まぁ【FF15】プレイされた方なら皆、思ったんじゃないかと思いますが(特にエピソード追加前に真面目にプレイしてた方々)。

 スピンオフ【FFヴェルサス13】から、ナンバリング仕様【FF15】にシナリオ変更している時点で、シナリオ的に大規模変更が掛かっているだろうから、ある程度は仕方がないのかもしれませんが・・・主人公死んで終わりってのはやっぱり寂しいし、何で死なないシナリオに出来なかったんだろうって思っちゃう訳で。

 尤も「そういうシナリオだから仕方がない」と言えば、仕方がないんですが。
 何だろう・・・ちょっと変えるだけで、物語としてはちゃんとまとまった気もするんですよね。だからこそ「何で?」と言うか。

 勿論「【FF15】のシナリオが好き!」という方々も沢山居られると思いますので、それを否定する訳では無いですし、「こっちの方が良くない?」と言いたい訳ではありません。そして考察ではありません、むしろギャグ寄り発想です。
 ただ『もう一つの可能性』の中の「無数の可能性の中の1つ(二次創作の類)」として、宜しければ七瀬の妄想に付き合って頂ければ幸いです。


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 さっき書いた「ちょっと変えるだけ」ですが、どこを「ちょっと変えるだけ」か・・・それは、

 バハムートなんて居なかった

 です。もう少し丁寧に言えば「【FF15】でバハムートとされていたのは、バハムートでは無い他の誰か」だった。

 これは最初から言っている漠然とした【FF15】の初期イメージ・・・つまり【FFヴェルサス13(初期)】のイメージなんですけど。
 七瀬は【FFヴェルサス13(初期)】って、やっぱり「腐女子・女性受けを意識していたんじゃないかな?」とは思っているんですね。
 尤もその事に関しては、どうこう言いません。もしもそれが「女性層を取り込みたい」会社の方針なら、会社員としてそれを創るのが責務だと思うので。
 それともう一つ思っているのが「(既存の)召喚獣・幻獣を外した【FF】」に挑戦したかったんじゃないかな・・・って。これは何か情報ソースがある訳でも何でもないんですけど。
 まぁ、この辺りは七瀬が勝手に思っているだけの事なので、別に「何でやねん?」位で済ませて頂ければよいのですが。言葉足らずでもしも誰かを不快にさせてしまったら申し訳ないので、また補足と言う名の先行謝罪記事を別記事で書く予定です。

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 話が逸れてしまいましたが・・・要するに七瀬には最初から「本来なら、バハムート以下、他の六神が居なくても話は繋がる」、寧ろ「ルーナを追加した時点で六神を足したので、本来のシナリオを圧迫・改変している」ように見えるんですね。何かダブついているというか、本質的な設定被りが多いというか。

 じゃあ、もしも【FF15】でバハムートとされていたのは、バハムートでは無い他の誰かなんだとしたら、誰を収めていればノクトを死なせずにすんだのかですが・・・七瀬が思うのは『ルシス国王 初代国王「ソムヌス・ルシス・チェラム」』です。

 いや本当はね、雑記 1で書いた「一層の事、スタンドバイミー&バックトゥザフューチャーで良くない?レガリアTYPE-Fは空飛ぶモードじゃなくて、時空を飛ぶモード(タイムマシーン)だったみたいな」ってネタが自分的にハマって、その流れで「可哀想なアーデンを救えるシナリオまで辿り着けんかな・・・」って。
 ・・・で、一週間位考えた結果が、こうなった訳です(まぁ、脱線して途中9割埋まらない状態の今ココ状態ですが)。
 つまり、アーデンの事を考えながらの結果なので、シナリオ・設定全体ではなくアーデンの行動理由から逆算した感じです。
 この時点で、アヤシイ事この上ないですね(自覚はある)。

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 wikiとかの受け売りですが・・・アーデンがノクトを狙う理由って、彼が2000年間幽閉(?)されている間にソムヌスは亡くなり、ルシス王国は113代の国王を経て、現状残っているのはノクトだけ。だからこそ王家血脈の根絶と復讐を果たす為に、ノクトが標的にされた。
 でもこれって、ノクトからしたらとんだとばっちりと言うか・・・アーデンにしたって、もしも本当に復讐目的なら、誰に復讐したいかと言ったら、そりゃソムヌス本人というのが筋だと思うんですよね。まぁ、その後助け出してくれなかった子々孫々にも恨みあるかもしれないけど、まずはソムヌス本人でしょ?

 じゃあ、クリスタルの中にソムヌス眠らせとくんでイイやん、と(暴論)。
 実際のトコ、バハムートがクリスタルの中に存在するのかすら七瀬知らないんですけど。
 要するに、神の啓示みたいにあれこれ指示を出して来るのは神とか聖石ではなくて「クリスタルの中で眠りについているソムヌス」だった。
 つまりノクトを『真の王』に指名したり、「王の墓所巡って~何とか何とか(←六神巡りと同じ理屈)」って指示を代弁者を通して出して来るのも、全部「クリスタルの中で眠りについているソムヌス」の意志。

 まぁ、七瀬はいつも適当な事を言っているので、冷蔵庫位に簡単にポイッと入れちゃうのですが・・・何でそもそも、ソムヌスがクリスタルの中で眠りについているのか?
 七瀬の頭の中をアウトプットすると、こんなイメージです。

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 真相はともかく、何だかんだで兄・アーデンを陥れてルシス王国の初代国王になったソムヌス。
 でも彼の時代も永遠に続く訳ではありません。実際に113代も進んでいる訳だから、彼はどこかのタイミングでは当たり前に死亡している筈です。
 で、その時に「初代国王として未来永劫この国を見守り、国が危機に瀕した時には、再び目覚め国の危機を救わん」とか言って、クリスタルの中に入ればOKです。多分、肉体は滅んで精神体みたいなモンにはなってると思いますが。
 ついでにソムヌスに仕えていた忠実な臣下達12人も「国の危機に王が目覚める時、我らも共にあらん」とか言って、自ら「守護者の棺」に入ってくれれば、『王家の墓』問題も解決です。つまりあれは歴代王の墓じゃなくて、ソムヌスに仕えていた忠実な臣下12人の墓だった・・・これなら12基である理由も立つし、ソムヌス(王)と12人の騎士で『ナイツオブラウンド』にもなってちょうどイイ。

 その言葉通りソムヌスも12人の騎士も、2000年もの間、ルシス王国の行く末を見守り続けていた。
 でもですね、シガイが跋扈したり、魔導兵とかいう変な技術が確立されてる世界を見て、多分「・・・これ以上は、任せられない」となったんじゃないかな。
 何かよく分からんですけど、【FF15】の世界観・特にルシス王国って、主人公側にしては荒んでいるっていうか・・・国として危ういじゃないですか。領地問題で移民の不満を抱えてたり、裏切者に密告されたり。
 そんな世界的にも国家的にも危機的な状況を見て、初代国王・ソムヌスは「このままではルシス王国は滅びてしまう」「王として不適格」・・・つまり「自身が再び目覚める時が来た」という決断を下したんじゃないかな?
 だとしたら、このタイミングだったのはノクトにとっては不運でしかない訳ですが。
 だって、レギスが決定的にダメダメ暗愚王だった訳では無くて、先代先々代~と歴代王のツケを払わされた形だと思うので。
 つまり「ソムヌスがノクトを『真の王』に指名した時点で、彼は今のルシス王家に見切りをつけていた」という事。
 そしてその『真の王』の意味はノクト自身が『真の王』になるのではなく、『真の王』として現世に復活する為の「ソムヌスの器」として、その身を捧げよ・・・ズバっと言えば「お前らには任せておけんから、初代国王自ら赴いて世を正してやる。だから最後の一仕事に、お前の体を寄越せ&ついでに臣下12人も招集して来い」って感じ。
 言い方を変えれば「最初から、ノクティスの体だけが目当てだったのね!」です。

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 冗談はさて置き・・・この流れだと、アーデンが「『真の王』となったノクトを殺す事」に拘った理由が通るじゃないですか。
 要するにアーデンは最初から「ノクト自身」を復讐の対象とは見ていなかった。
 彼が本当に殺したかったのは「『真の王』ノクティス=ソムヌスに体を乗っとられた後のノクト」だった。
 ノクト自身が力を付け、臣下12人の力を得て、『真の王』の器に相応しい状態に仕上がる⇒クリスタルの中のソムヌスからお呼びがかかる⇒ノクトがソムヌスに体を乗っ取られる⇒見た目はノクト・中身はソムヌスの『真の王』誕生⇒この状態のノクトを倒せばアーデンの悲願は達成される、以上。
 【FF15】には『寄生虫』というワードが出て来るので、強いて言えば「ソムヌス(=寄生虫)がノクト(=宿主)に寄生する」と言うイメージに近いかな。
 尤も、七瀬は『寄生虫』に関しては「【FF10】の『幻光虫』の変異型」みたいなイメージで見ているので、厳密には違うイメージなんですけど。別に『寄生虫』自体が体内で悪さをしている訳ではない・・・みたいな。

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 とまぁ、ここまで積んできて何ですけど・・・正直まどろっこしいと思います。「何でそんな面倒な事すんの?」って。

 『真の王』となる程の力を身に付けたノクトなら、わざわざソムヌスが出張って来なくても、ノクトに任せりゃイイじゃないか・・・とも思いましたが、先に書いたように「ソムヌスがノクトを『真の王』に指名した時点で、彼は今のルシス王家に見切りをつけていた」ので、ノクトに任せるという考えは無いんじゃないかな。
 それに精神体のままではクリスタルによる「世界の浄化」に、ソムヌスも巻き込まれてしまう⇒ソムヌス程のエネルギー体を取る込める器(=ノクト)に寄生していないと、エネルギー粒子単位に分解されてしまうんじゃないかと。

 逆に、もしも精神体でも「世界の浄化」に耐えられるのであれば、自分でクリスタルの力を発動すればよくない・・・とも思いましたが、これは『初代国王』ならではの理由と考えれば筋が通るかも。
 仮にクリスタルの中で眠っていた事によって、ものすっごいエネルギーを取り込んだ精神体になっていて、【FF10】のティーダみたいに普通の人間と変わらず活動出来るとしても。精神体のソムヌスには不可能な事がある筈です・・・それが「子孫を残す事が出来ない」早い話、子供作れない問題。
 【FF15】のストーリーで行くと、ノクト死亡でルシス王家お家断絶ルートな訳ですが。
 この場合はむしろ逆で、ルシス王家を断絶させない為にノクトの体が絶対に必要になる訳です。お世継ぎ問題は、いつだって国家の問題。
 まぁ、七瀬が勝手に思ってるだけなんですけど・・・寄生先って別に「受け入れるキャパシティーがあれば王家の人間でなくても良い」んだと思うんですよね。【FF8】の魔女と魔女の力の関係みたいな。
 でもだからと言って王家以外の人間を宿主に選んでしまうと、当然『ルシス国王』としては動けないじゃないですか、下剋上しちゃったら彼が興したルシス王家は途絶えてしまうし。『初代国王』としては、それでは意味が無い訳です。2000年続いた自身の血脈を絶やす訳にはいかない。

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 ここまで読んで頂くと「こいつ自分勝手な暴君じゃねぇか」って思われるかもしれませんが・・・寧ろ七瀬は「狂ってる位に真面目」なんだと思います。
 こういうの考える時って、ある程度キャラが固まったら七瀬の頭の中で自走させてみるんですが・・・この人は「ノクトの体を乗っ取った後も、自身の存在を主張しないタイプ」な気がするんです。
 つまり「こいつの体は俺が乗っ取った!」って表明しちゃう、分かりやすいボス系タイプではなく、「ノクトに成りすまして、ノクトとして生きていく」つもり。もう一度自身の名を馳せたいとかそういった自己の欲求は全く無くて、ただひたすらルシス王家・国家の為に「頼りないお前に変わって、国を治めてやる」みたいな事を本気で思ってるだけで。
 だからこそ性質が悪いとも言える。だってそれをされたら周囲は分からないじゃないですか、中身が入れ替わってるなんて。違和感を感じても「クリスタルの影響で記憶が・・・」とか言われたら、納得せざるをえないし。

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 じゃあ、この状態で「ノクト死ななくて良かったね!」と思えるかと言えば・・・思える訳がない。なので打開策を打ち出します。
 ノクトとソムヌスが対峙するのは、ノクトがクリスタルに触れる⇒引き摺り込まれるタイミングで、精神世界みたいな遣り取りになる(=他の仲間が居ない状況)とします。
 で、今まで書いたような内容を言われる訳です。
「頼りないお前に変わって、国を治めてやる。
 心配するな、入れ替わっている等と誰も思わない。
 お前の仲間たちにも、上手く合わせておいてやろう。」
 多分、可哀想だからとかでも何でもなく、普通にこういう感性なんだと思います。仕事の業務連絡みたいな、言っとかなきゃならん事は言っといた位のモンで。
 で、そこまでは相手の言い分に反論しながらも追い込まれていたノクトが、盛大にブチ切れればいい。
「ふざけるな!
 俺は俺だし、アイツらはお前に騙されたりしない!」
 この旅の間・・・それよりも前から、どれだけの時間を一緒に過ごして来たか。
 まぁ、若干女性受けを意識し過ぎな気もしますが、ここに今までのゲームプレイ内容が掛かってくるのなら。
 「何が楽しくて男4人でホテル止まらんなんのや」「回復は女の子がイイけどなぁ」「男の手料理にそこまで求めん」って、やたら濃い「男4人旅」にウンザリしていたプレイヤーも。この時だけは「ただベタベタしてたんじゃなくて、ちゃんと意味があったんだ」って思ってくれるとイイな・・・って思って、書いています(大きなお世話)。

 最後、真面目にバトルするなら、ファントムソードはレギスの剣以外はソムヌス側に付いちゃうと思いますが(だってソムヌスの臣下だし)。
 父ちゃんの剣1本で苦労してるトコに、仲間の武器が来てくれればイイじゃないですか。
 先の12本のファントムソードは、確かに借り物だったけど。
 今、ノクトの元にあるファントムソードは、正しくノクトの為のファントムソード。
 数的不利を覆して「後は俺たちに任せとけ」って、心配性なソムヌスを本当の眠りにつかせてあげればイイと思います。

 以上が「何でノクトが「死」ななきゃならなかったん?」から生まれた、ノクトを死なせない為の大改造&捏造ルートでした。
 最初に書いたように、物語としてはある程度の筋を通したつもりですので。読み物として「相変わらず突拍子もない事、言ってんなぁ」位に思って頂けていれば幸いです。
 長い駄文にお付き合い有難うございました&お疲れ様でした。

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 因みに、その後の展開ですが。
 という事は、決戦の後ノクトは「・・・ただいま」とか言って、普通に仲間のトコに戻って来る訳で。
 ノクトが『真の王・ノクティス』になる事を期待して待っていたアーデンは、どうすれば良いのか・・・。

 あれ?アーデンの真っ当なルート開拓をしていた筈が、やっぱりどうにも良いポジションに収まらない。
 う~ん・・・アーデンの扱いは、一筋縄ではいかないようです。

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