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FF15:アーデンは何で「あの4人」を吊るし上げたん?《雑記 2》

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 ネット上の情報を拾っていると、チョイチョイ上がって来る「王の間に吊るされていた4人」の話題。
 七瀬はyoutubeのムービー集で見てはいたんだけど誰が誰かも分からなかったんで、これ幸いにと参考に読ませて貰ったんですが・・・最初七瀬は「ラスボス近辺」で「吊るされている」っていうワードから、【FF8】のオマージュ=「アルティミシア(最終形態)の逆さ摺りになってる女性」をイメージしていたんですが、話の内容を見るにどうも違う模様。
 どうやら吊るされているのは『イドラ・レギス・ルーナ・ニックス』らしいけど、ちゃんとプレイした方々から見てもその人選は不明らしい・・・何だそれ?

 結局、制作サイドは「アーデンのやる事だから・・・」で乗り切るスタイルなのかな?
 そう思いながら読み進めていて目に留まったのが「書き手が神視点でしかモノ見れてないんだなって」という言葉。
 この方がどういう思いを込めてこの文章を投稿したのかは分かりませんが、着眼点としては面白いな・・・と思って。

 いや、神視点=制作サイド視点で見て「この4人」を吊し上げたor吊し上げさせたのなら、それはストーリー的な理由じゃなくて、メタい理由からなんじゃない?


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 何時もの如く【FF15】プレイしてもないにわかが、適当な事を言っているだけなんですが。
 アーデンがメタい理由で「この4人」を吊し上げたなら、それはこの10年=【FFヴェルサス13】~【FF15】の間に「この4人」が追加される事で、アーデンのキャラクターとしての設定・ポジショニングが変えられてしまったからじゃないかな?

 【FF15】が【FFヴェルサス13】から紆余曲折を経て制作されている・・・ってのは、確定事項でイイんですよね?
 で【FF15】にシフト変更するタイミングで、ヒロインをステラからルーナに変更した。
 という事は、このタイミングでの変更は、単にスピンオフ作品として創っていた【FFヴェルサス13】を、ナンバリング仕様にボリュームアップしたのではなく、大幅にストーリーを改変している筈(だってルーナがいなきゃ旅の目的すら変わっちゃう)。

 そして七瀬が漠然と思っているのが、もう一か所・・・【FFヴェルサス13】の段階で、既に1回シナリオ修正しているんじゃないかな?

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 【FF15】の情報を拾っていて気になったのが「女性シナリオライターに書かせたから、腐女子向けみたいなFFになった」というような書き込み。
 これに関しては「女性シナリオライターに書かせたから、腐女子向けみたいなFFになった」ではなく、「腐女子・女性受けするFFを創る為に、女性シナリオライターに白羽の矢が当たった」という可能性もあるかもしれないので、深くは追求しません。
 ただ感覚的に「【FF15】は、言われてるほど腐女子向けでは無い」気がしたんですね。元々、腐女子向けと言っている方々と、七瀬の感覚が違う可能性も高い訳ですが・・・何て言うか「確かに腐女子・女性受けを意識しているシステム」にはなっているんだけど、「腐女子・女性向けなら、そうはせんだろってキャラ設定&シナリオ」にもなってる、みたいな。上書き修正したキャラ設定&シナリオで無理矢理、腐女子・女性受けを狙った要素を薄めに行っている感じ?

 何が言いたいかっていうと。【FFヴェルサス13(前)】は、確かに「女性受け」を意識していたんじゃないかな、とは思うんです。
 で、そのつもりでシステムを組んで制作を進めていた。だからどれだけ設定・シナリオで「FFらしいFF」に修正しようと試みても、ゲームの根本的な部分(=システム面)の「女性受け」要素が抜けない。
 で、その途中・・・とは言っても、既にシステムがほぼ完成していて「シナリオ変更は出来ても今更システム変更は無理!」みたいなトコまで進んだ時点で、「さすがにシナリオとしてどうか?」みたいなテコ入れが入ってシナリオ修正(このシナリオ修正済みの【FFヴェルサス13】が、PVとかで出てたバージョン)。
 で、この後はご存知の通り【FFヴェルサス13】から【FF15】にシフト変更した時点で、ヒロイン=ステラを続投できない(ルーナに変更しなきゃならない)程、世界観レベルでシナリオが改変されてしまった。

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 何度も書きますが、七瀬の感覚での話ですよ。
 念を押した上で話を進めますが・・・だとすると【FF15】は、【FFヴェルサス13(前)】【FFヴェルサス13(後)】【FF15】の3つのシナリオを渡り歩いている事になるので、そりゃ設定の辻褄を合わせるのは大変だと思います。

 そう考えた時・・・じゃあ、アーデンのキャラ設定って、どう変遷していたのかな?
 少なくとも、ルーナの居ない【FFヴェルサス13】で【FF15】と同じ・・・って事は無い筈。

 すごくざっくりした感覚なんですけど。【FFヴェルサス13(前)】が「女性受け」を意識して創られていたのなら、その頃のアーデンは今みたいな訳の分からんキャラではなかったと思うんですよね。
 別に帝国の下に就いている訳でも無いし、ルーナをどうこうとも思っていない(だってルーナがまだ居ない)。
 ラスボスはラスボスかもしれないけど、ちゃんと筋が通ったラスボスというか・・・同情の余地があるラスボス?

 でも【FFヴェルサス13(後)】で「腐女子・女性受け要素が強過ぎてシナリオ修正された」なら・・・このタイミングで『イドラ』と『レギス』が追加されたんじゃないかな?まぁ、追加じゃなくて「今の役割に収まった」かもしれんけど。
 つまり「帝国と王国という二国間の争いを舞台にして、対立軸をはっきりさせた方が良いんじゃないか?」みたいな。
 だから、この2人が争うことになったので、アーデンの立ち位置も本来の【FFヴェルサス13(前)】の立ち位置から「イドラの配下」という位置に変更されてしまった。

 で、次は【FF15】のタイミング。
 新ヒロイン『ルーナ』の追加&「神凪の役割を大きくする為に六神要素を追加」⇒それに伴い、アーデンは「ルーナを狙う帝国の将軍(グラウカ将軍?)」的ポジションに移動になる。

 そして最後は、変更ではなく追加要素としての【KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV】&主人公『ニックス』。
 ルシス王国内の内情を補完する為にどういうシナリオにするか・・・そう考えた時に、またまたアーデンに移動命令が出たんじゃないかな?
「アーデン、御免。
 その席(=グラウカ将軍)、ルシスの裏切者にしたいから交代して。
 新しい役職は・・・帝国宰相に変更するわ。」

 で・・・帝国宰相に収まったんだけど、役割を二転三転しているせいで1人のキャラクターとしてみた時に、行動に一貫性の無いキャラになってしまった=意味不明な言動の数々を「猟奇的」「狂人」といった設定でフォローする事でしか、説明出来ないキャラにされてしまった。

 これだったら、アーデンがメタい理由で「あの4人」を吊し上げる理由にならないかな?
 もっとも、アーデンは本来そんな事をする人間ではないと思うんですよね。【FFヴェルサス13(前)】の時のアーデンは狂ってなかった筈だから。
 でも【FF15】のアーデンは狂っていた。精神的にも、存在意義も、運命も。
 だけどそれはアーデンが「狂った」のではなく、開発期間10年の年月に「狂わされた」って事だったんじゃないかな?

 アーデンは「わされた」なので、今となっては彼のやることなす事に意味は見出せない。

 そうだとすると、狂う前=【FFヴェルサス13】のアーデンが、どんなキャラだったのかが気になって仕方がない訳ですが・・・その辺りになると、本当にもう捏造という名の妄想するしかなさそうです。

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 最後に補足になりますが。
 吊るされているのは『イドラ・レギス・ルーナ・ニックス』との事だったので、このような発想になりましたが。
 もしも『レイヴス・レギス・ルーナ・ニックス』だった場合は、全部水に流します。
 素直に考えれば「レイヴスはルーナのお兄ちゃんなんだから、ルーナ追加のタイミングでレイヴスも追加されたんじゃないの?」となりますが。レイヴスは最初から存在したキャラな気がする(=最初はルーナの兄という設定では無かった)し、アーデンとはキャラのポジショニングが干渉する事は無さそうなイメージなので(グラウカ将軍の件は、死んだ後の後釜らしいし)。
 レイヴスのキャラ設定のせいで、アーデンがメタい被害を被る事は無かったんじゃないかなぁ・・・って。まぁ、全部感覚的な話なんですけども。

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