落書き帳の10ページ目
◆無断転載 禁止(ご確認下さい)◆ https://xxaoixx.blog.shinobi.jp/Entry/73/
FF8:[89] スコールの指輪は「かっこいい」? ②
- 2023/05/24 (Wed) |
- ゲーム語り |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
■□■□■□■□■□■□■□■□
*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*
*本ブログは『個人の幻想設定』を基に、勝手に『幻想物語』を夢見て踊らされているだけです。公式や既存の説を否定するつもりはありませんので、そっとしておいて下さい*
■□■□■□■□■□■□■□■□
【七瀬の幻想による筋書き】
①《過去のリメイク世界》での「宇宙服のメットがパーン!」=『リノア救出作戦(失敗)』のリノアの2つ目の指輪は、実は「グリーヴァの意匠が施されたスコールの指輪(本物)」では無く、ゼルが創った「グリーヴァの意匠が施されたスコールの指輪(レプリカ)」でもない、「グリーヴァの意匠が施されていないスコールの指輪(レプリカ)」だった。
②『グリーヴァ』の意匠の起源は、《過去のリメイク世界》でリノアを救えなかったスコール達の後悔の念から生まれた『GF:グリーヴァ』のイメージ。
③つまり『GF:グリーヴァ』が形成される前に『グリーヴァ』の意匠は存在しない=《過去のリメイク世界》&本来の有るべきスコールの指輪は「グリーヴァの意匠が施されていない、シンプルなデザインの指輪(ゴールド?)」だった?
④では「グリーヴァ=スコールの後悔の念が憑く前」の「グリーヴァの意匠が施されていない、シンプルなデザインの指輪(ゴールド?)」の正体は・・・?
確かに「シルバーアクセサリーだから、格好イイんじゃないか!」ってのはご尤もですが・・・「見た目じゃない!大事なのは中身だ!」って事で、気になる方は【・・・続きを読む】から、お願いします。
*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*
*本ブログは『個人の幻想設定』を基に、勝手に『幻想物語』を夢見て踊らされているだけです。公式や既存の説を否定するつもりはありませんので、そっとしておいて下さい*
■□■□■□■□■□■□■□■□
【七瀬の幻想による筋書き】
①《過去のリメイク世界》での「宇宙服のメットがパーン!」=『リノア救出作戦(失敗)』のリノアの2つ目の指輪は、実は「グリーヴァの意匠が施されたスコールの指輪(本物)」では無く、ゼルが創った「グリーヴァの意匠が施されたスコールの指輪(レプリカ)」でもない、「グリーヴァの意匠が施されていないスコールの指輪(レプリカ)」だった。
②『グリーヴァ』の意匠の起源は、《過去のリメイク世界》でリノアを救えなかったスコール達の後悔の念から生まれた『GF:グリーヴァ』のイメージ。
③つまり『GF:グリーヴァ』が形成される前に『グリーヴァ』の意匠は存在しない=《過去のリメイク世界》&本来の有るべきスコールの指輪は「グリーヴァの意匠が施されていない、シンプルなデザインの指輪(ゴールド?)」だった?
④では「グリーヴァ=スコールの後悔の念が憑く前」の「グリーヴァの意匠が施されていない、シンプルなデザインの指輪(ゴールド?)」の正体は・・・?
確かに「シルバーアクセサリーだから、格好イイんじゃないか!」ってのはご尤もですが・・・「見た目じゃない!大事なのは中身だ!」って事で、気になる方は【・・・続きを読む】から、お願いします。
■□■□■□■□■□■□■□■□
まぁ・・・「本来のスコールの指輪は、グリーヴァの指輪じゃない」とか言い出したら、当時の開発スタッフさんも「いやいや、コイツ何を言い出すんだ?」と、ビックリだと思いますが。
単刀直入に言えば、本来の「グリーヴァの意匠が施されていない、シンプルなデザインの指輪(ゴールド?)」の正体は、
亡き母《レインの形見の指輪》だったんじゃないかな・・・と、七瀬は勝手に思っています。つまり、
【《現行作》でのスコールの指輪】=「グリーヴァの意匠が施されたシルバーの指輪」
◎《過去のリメイク世界》で「宇宙服のメットがパーン!」(=リノアを救えなかった)、歴代の《過去作のスコール》達の想いが、強大な自律エネルギー体=『GF:グリーヴァ』となった。
◎その存在を自分の中に漠然と感じていたスコールが『グリーヴァ』というイメージを作りだし、それが《現行作【FF8】の世界》でのペンダントトップや指輪のデザインとなっている。
【《過去のリメイク世界》でのスコールの指輪】=「グリーヴァの意匠が施されていない、シンプルなデザインの指輪(ゴールド?)」
◎この世界での『リノア救出作戦(失敗)』が全ての『グリーヴァ=意味:深い悲しみ(死者を悼んでいるような)を感じている人』の元凶なので、この時点では『グリーヴァ』は存在せず、当然「グリーヴァの意匠」も無い。
◎でも「グリーヴァの意匠」は無くても、『リノア救出作戦(失敗)』時のリノアは2つの指輪を持っていた=本来スコールは「グリーヴァの意匠が施されていない指輪」を持っていた。
◎その指輪は「グリーヴァの意匠が施されていない、シンプルなデザインの指輪(ゴールド?)」のように見える。
◎他に【FF8】作中で登場する印象的な指輪と言えば、EDでラグナがレインに贈っていた《結婚指輪》(厳密には婚約か結婚プロポーズかは不明だけど)。
◎レインが亡くなった後。ウィンヒルの村人たちはスコールを孤児院に預ける際に、この指輪を《亡き母・レインの形見の指輪》として、赤ん坊のスコールに持たせた。
■□■□■□■□■□■□■□■□
勿論《現行作》の【FF8】においては「グリーヴァの意匠が施されたシルバーの指輪」が、スコールにとっても世界にとっても「本物」の指輪で、『リノア救出作戦』を成功に導いたキーアイテムになっているのは間違いありません。
その『グリーヴァ』の起源が、《過去のリメイク世界》のスコール達の後悔の念であったとしても、今の世界にとっては必要なモノ、今のリノアを救う為には必要なモノでした。
でも、もしも『リノア救出作戦(失敗)』という出来事が無ければ・・・起きる前なら。
産後直ぐに亡くなった母・レイン。
そして一度も会った事が無かった父・ラグナ。
ラグナロク艦内で「両親・・・・・・知らないんだ。 どんなに記憶をたどっても出てこない」と言っていた息子・スコール。
この親子を繋ぐ「輪・繋がり・愛」の象徴として、スコールは《亡き母・レインの形見の指輪》を、持たせてもらっていた。
それらの想いは目に見えなくても、過去は思い出として変わってしまっても、姿形は書き換えられてしまっても。
「指輪という確かな形」を持っていた事で「親子の愛」は、離れ離れになってしまっても、何度リメイクを繰り返しても、世界がどのように変わってしまっても、いつもスコールの傍に・・・スコールの指に在り続けた。
スコールの指輪にそういう意味があったとしたら、少し救われる気がしないかな?
エルオーネの事を訊ねた際に『普通の幸せ』・・・という言い方をラグナはしていましたが。正直、スコールだって『普通の幸せ』とは程遠いと、七瀬自身は思っています。
でも、スコールの指輪が実は《亡き母・レインの形見の指輪》だったなら。スコールには自覚は無くても、レインの想いはずっとスコールと一緒にあったという事です。
それを贈ったラグナの想いも込められている・・・というか。《レインの指輪》をスコールが実際に嵌める事が出来たのは、当時のラグナ君のウッカリのお陰かもしれないし。
キャプチャした画像では分かりにくいと思いますが。
このEDの《レインの指輪》を嵌めるシーンを見ると、レインの指に対しては「サイズちょっと大きくない?ラグナ君、サイズ確認した?」って気がするんですよね。まさかの結婚指輪フリーサイズ(それも無くは無いか)?
対して、ゼルに指輪を貸す為にスコールが指輪を外すシーンは・・・随分キツそうに見えるんですよね。まぁ、男性は関節で引っ掛かる分、外しにくいとは思うので、コッチは何とも言い難いですが。
ラグナ君のウッカリのお陰で、レインとスコールどちらもが(無理矢理にでも)嵌められる事になった・・・ってなら、結果良ければ全て良しの精神。いや、もしかしたらラグナ大統領なら全部お見通しの計画通りか?
■□■□■□■□■□■□■□■□
スコールの指輪は、本来《亡き母・レインの形見の指輪》だった。
ここまでそんな幻想を組み上げて来た訳ですが・・・そうなって来ると、幻想として収まりが悪い部分が出てきます。
それが《現行作【FF8】》における《SeeDの敬礼》の意味です。かれこれ二年以上前にも七瀬は、
『SeeDの敬礼』って結婚指輪を見せるor見せ合うポーズじゃないですか?それってEDでラグナ&レインがしてた(=わざわざ作中で示している)ように「相手に最上級の愛情を持って接する心」の現れだと思うんですよね。
つまり例え敵対関係にある交渉相手にも、愛を持って接するって事だとすれば。それが最初から決まっていた『SeeDの敬礼の意味(心)』だとすれば・・・本来の『SeeD』のあるべき姿は「武力介入による多国間の紛争解決」よりも、「対話による多国間の問題解決へと導く『和平交渉の仲介人』」の方が夢があって良くないかな?
というような事を書いていました。
それに「その敬礼の時にスコールの指に在ったのは、実は《亡き母・レインの形見の指輪》だった」という点を付け足すと・・・『SeeD』=「SeeDはバラム・ガーデンが 世界に誇る傭兵のコード・ネーム」「SeeDは戦闘のスペシャリスト」+「SeeDはガーデンの 重要な商品だ」(ガーデン教師)なんて世界観が罷り通っているのはやっぱり「オカシイ」と思うんですね。
だって両親の想いを継承した指輪を嵌めて同じ動作を、我が子が「軍事産業の商品扱い」みたいな『SeeDの敬礼』として、知らず知らずのうちに繰り返しているって事でしょ?
当にゲームであり得る「時代の流れで改変されてしまったシナリオ・設定」・・・「その方がゲームとして面白い」「今はこういうのが流行り」みたいな都合で、今の「SeeDはバラム・ガーデンが 世界に誇る傭兵」に設定変更されてしまった、っていうか。
途中にも書きましたが、《現行作》においては「グリーヴァの意匠が施されたシルバーの指輪」でなければ物語は成立しなかったし、リノアも救えなかった。成り立ちがどうであれ、真に「スコールの本物の指輪」です。
でも、本来の形を遡れば・・・「レインとラグナが愛を誓った指輪」だったなら、やっぱり『SeeDの敬礼』にも「愛」が感じられる方が収まりが良くないかな?
■□■□■□■□■□■□■□■□
まぁ、EDの「宇宙服のメットがパーン!」の一瞬でしか「スコールの指輪が違うかもしれない?」って事には気付けないし(当時では絶対気付けんやろ?)。
そもそも本当に違うのか、見間違い・勘違いなのかも分からないので、相変わらず適当に都合良く幻想を繋ぎ合わせているだけなんですが。
(この指輪、気に入ってるんだからな)
「それは一番気に入ってるんだ。」
と、思っていた&言っていたスコールの指輪が、実は《亡き母・レインの形見の指輪》だったとしたら。
どんなにリメイク&ループを繰り返しても、たくさんの世界が「過去形」にされてしまっても、都合良く「上書き」されてしまっても。
変わらざるを得ない世界にも、変わらないモノがある・・・って事なんじゃないかな、ってトコに落ち着いた次第です。
何時もの如く、七瀬の二次創作みたいなモンなので。
あくまでも暇潰しとして楽しんで頂けてたら幸いです。お疲れ様でした。
PR
COMMENT