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落書き帳の10ページ目

◆無断転載 禁止(ご確認下さい)◆ https://xxaoixx.blog.shinobi.jp/Entry/73/

FF8:[88] スコールの指輪は「かっこいい」? ①

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*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*

*本ブログは『個人の幻想設定』を基に、勝手に『幻想物語』を夢見て踊らされているだけです。公式や既存の説を否定するつもりはありませんので、そっとしておいて下さい*

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【七瀬の幻想による筋書き】
①「リノア救出作戦」の時と、EDの「宇宙服のメットがパーン!」のリノアの胸元を確認した所、どちらも指輪の数は2つで同じ。
②でもこの2つのシーンの指輪・・・本当に「最初から身に付けていたリノアの指輪」&「グリーヴァの意匠が施されたスコールの指輪(本物)」なのかな?
③「宇宙服のメットがパーン!」のリノアの2つ目の指輪は実は「グリーヴァの意匠が施されたスコールの指輪(本物)」では無く、ゼルが創った「グリーヴァの意匠が施されたスコールの指輪(レプリカ)」でもない?
④この悲劇の始まりとなった「宇宙服のメットがパーン!」のリノアが持っていた2つ目の指輪は、「グリーヴァの意匠が施されていないスコールの指輪(レプリカ)」だったんじゃないかな?

 宇宙服のデザインに気を取られて放置したままになっていましたが、上手く繋げる事が出来れば、今までとは違う新しい幻想が見えそうなので。
 何時にも増して幻想濃度高めですが、気になる方は【・・・続きを読む】から、お願いします。


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「リノアの指輪の数が違うって聞くけど・・・じゃあ、リノア救出作戦の時と、
 EDの宇宙服のメットがパーン!のリノアって、同じなのかな?」
 という疑問から調べた結果、筋書きにも書いた通り指輪の数は2つで同じでした。

【リノア救出作戦の時】



【EDの「宇宙服のメットがパーン!」の時】


 でもこの2つのシーンの指輪・・・ちょっと違って見えない?
 ここで「いや、同じじゃない?」って事になると、そこで話が終わってしまうので・・・ちょっと違わないか押してみる。
 ②の左の指輪には、確かにトゲトゲした部分(グリーヴァの鬣?)があるけど。
 ④の方は、両方飾りの無いツルっとしたシンプルな指輪に見えないかな?影を見てもトゲトゲした部分は見当たらないし。
 あとこれは、割れたメットのガラスが被っているせいで、違って見えるだけかもしれないけど・・・④の左の指輪&チェーンはシルバーに、右の指輪&チェーンはゴールドに見えないかな?まぁ、ゴールドには見えなくても、2つの指輪が同じ色には見えないというか。
 その場合。ガラス越しでは無いゴールドの方が本来のチェーンの色味⇒そのチェーンと同じという事は右の指輪の色味もゴールド。
 チェーンの色が途中で変わるってのはよっぽどなので。シルバーに見えているけどそれはガラスのせいであって、左の指輪に掛かっているチェーンもゴールド⇒そのチェーンと同じという事は左の指輪の色味もゴールド。

 何が言いたいかと言うと、③④の「宇宙服のメットがパーン!」のリノアが存在した《過去のリメイク世界》で違っていたのは宇宙服のデザインだけではなく。
 チェーンと2つの指輪も「今まで作中で見て来た物とは別物」で、シンプルなデザイン&色味はゴールドだった・・・って意味なんじゃないかな?

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 もしそうだとすれば、何でそんなややこしい事になっているのか?

 もしも「宇宙服のメットがパーン!」のリノアの2つ目の指輪は「グリーヴァの意匠が施されたスコールの指輪(本物)」では無く、ゼルが創った「グリーヴァの意匠が施されたスコールの指輪(レプリカ)」だった・・・であれば、割と納得がいく話じゃないかと思います。
 要するに《過去のリメイク世界》のリノアが持っていたのは「本物のスコールの指輪ではなかった」から、バッドエンド・・・つまり、生命維持装置の停止⇒生命活動を停止⇒その状態で「メットがパーン!」⇒「リノアは永遠に宇宙の放浪者となった・・・・・・」(←『リノア救出作戦』失敗)という流れ。

 でも《現行作》では、リノアが持っていたのは「本物のスコールの指輪だった」から、リノアは其れを見る事によって希望を見出せた⇒最後まで諦めなかった事によって、生命維持装置の起動に成功⇒スコールが救出に来るまで持ち堪える事が出来た。
 スコールが一番気に入っていると言っていた、グリーヴァの指輪。
 それを「貸すだけなら・・・」とゼルに貸し、それをゼルがリノアに預け、それをリノアが大事に持ち続けていた事で、今回ようやくリノアは『リノア救出作戦』失敗という過去&ループから抜け出せた。
 もしもスコールがゼルに貸す事を拒んでいたら。
 ゼルが自分が預かったまま、リノアに預けていなかったら。
 リノアから、スコールがイデア戦前のタイミングで返してもらっていたら。
 どれか一つでも道が違えば、今回の世界もバッドエンドから抜け出せず・・・今作のスコールも「グリーヴァ=深い悲しみ(死者を悼んでいるような)を感じている人」となっていたかもしれない。

 そう思えば、リノアの胸元にある指輪がレプリカか本物かという事が、『リノア救出作戦』の失敗or成功を決定付ける分岐点になっていたって事なので・・・それって何か、感動的じゃない?

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 と、ここで締めておけば、分かりやすく感動的な幻想で終わりそうなものですが・・・どうせならもう少し潜ってみようと思います。
 それが「宇宙服のメットがパーン!」のリノアの2つ目の指輪は実は「グリーヴァの意匠が施されたスコールの指輪(本物)」では無く、ゼルが創った「グリーヴァの意匠が施されたスコールの指輪(レプリカ)」でもない、「グリーヴァの意匠が施されていないスコールの指輪(レプリカ)」だった・・・という幻想
 上記キャプチャ写真では判断しにくいのは重々承知ですが、やっぱり『リノア救出作戦』の時のスコールの指輪は、本物orレプリカ関係無く「グリーヴァの意匠が施されていない、シンプルなデザインの指輪(ゴールド?)」だった、と考えて行きます。

 だとすれば、当然この《過去のリメイク世界》のスコールは「グリーヴァの意匠が施されていない、シンプルなデザインの指輪(ゴールド?)」を身に付けていたという事になります。
 その指輪が格好イイかは置いておいて・・・少なくともリノアは「スコールが身に付けているから」「お揃いの指輪をしたいから」といった理由で「スコールと同じ指輪が欲しかった」筈なので。仮に「デザインが違っていても」「グリーヴァの意匠が無くても」、やっぱり「スコールと同じ指輪が欲しかった」筈なので、シルバーだろうがゴールドだろうが関係無い筈。

 で、《過去のリメイク世界》のゼルとも同じ様なやり取りをする訳ですが、ここで一つのポイント。《現行作》のジャンクション先で、
「よし、オレが同じのを作ってやるよ。
 こうみえても手先は器用なんだ」
 と言ってくれていたゼル・・・でも本当に「グリーヴァの意匠が施されたスコールの指輪(レプリカ)」を作る事が可能だったのかな?
 文中で「あれ、かっこいいもんねえ」「なんかモンスターみたいの 彫ってあるやつだろ?」と言っているので、あの遣り取り自体は《現行作》の出来事なのかなぁと思うのですが・・・手先が器用程度であのグリーヴァを彫れる?
 まぁ、それを言い出したらキリが無いし、『物知りゼル』という意外な一面も持っているゼルなので、手先が器用ってのも有り得ないとは言わないけど。
 もしも《過去のリメイク世界》のゼルが「グリーヴァの意匠が施されたスコールの指輪(レプリカ)」を完成させ、ちゃんと『リノア救出作戦』までにリノアに渡せていたとすれば・・・何時作ったのって問題が出て来ます。
 だって《現行作》では、ガルバディア・ガーデン交戦前にゼルが借りる⇒その後すぐにリノアに預ける⇒リノアが崖っぷち(超剛腕で持ち堪える)⇒グリーヴァ命名イベント⇒ガルバディア・ガーデン内&イデア戦⇒戦闘後にリノア昏睡状態⇒そのまま宇宙関連イベントへ。
 要するにゼルは「ある程度作って、もう無くても大丈夫だから・・・スコールに返す前に、リノアに貸してあげた」とかではなく、「頼まれてもいないのに、スコールから借りて直ぐにリノアに預ける」という事をしているので。
 少なくとも《現行作》と同じイベント進行では、ゼルは「グリーヴァの意匠が施されたスコールの指輪(レプリカ)」を完成させ、『リノア救出作戦』までにリノアに渡す事は不可能だった筈だし・・・何ならその事(=作れない事、間に合わない事、レプリカではダメな事)が分かっていたから、最初から深層心理的に「グリーヴァの意匠が施されたスコールの指輪(本物)」をリノアに持たせるつもりだった。だからこそ「その指輪、オレにくれ。 いや、貸してくれるだけでいい」と、言ってしまったんじゃないかな?

 「いやいや・・・リノアと約束した時点では、時間制限は無かったし。」「手先が器用なら、時間を掛ければ作れると思ったんじゃない?」「ゼルもそんなに早く渡すハメになるとは思ってなかったのでは?」というのはご尤もですが・・・現実問題として《過去のリメイク世界》でゼルが「グリーヴァの意匠が施されたスコールの指輪(レプリカ)」を完成させ、『リノア救出作戦』までにリノアに渡す事が出来ていたのなら、どこかで何かが違う=《現行作》と《過去のリメイク世界》では「イベント進行が違う」or「スコールの指輪のデザインが違う」or「その両方」でないと辻褄が合わなくなってしまう。
 そう考えたら。やっぱり《過去のリメイク世界》のスコールが身に付けていたのは「グリーヴァの意匠が施されていない、シンプルなデザインの指輪(ゴールド?)」だった。
 だからこそ・・・そんなシンプルなデザインの指輪だったからこそ《過去のリメイク世界》のゼルは「手先が器用な自分なら作れる」「それ位なら、そんなに時間は掛からない」と思ったんじゃないかな?

 そして実際にゼルは「グリーヴァの意匠が施されていないスコールの指輪(レプリカ)」を完成させる事が出来た&『リノア救出作戦』までに渡すことが出来た。
 その頑張りの結果・・・皮肉な事に「グリーヴァの意匠が施されていないスコールの指輪(レプリカ)」ではリノアを救う力が足りず、『リノア救出作戦』は失敗してしまった。
 これに関しては「グリーヴァの意匠が施されていないスコールの指輪(本物)」でも、リノアを救えたかはアヤシイ所ですが。
 《過去のリメイク世界》のゼル達は、レプリカでは救えなかった。
 彼らはレプリカでは救えないという事を深層心理で知っていたけど、それでもリノアの為にと繰り返していた。
 幾つの罪を悔いていたかは分かりませんが・・・それもゼルが悔いている《ゼルの罪》の1つなのかな、と。

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 他にも、《過去のリメイク世界》のスコールが身に付けていたのは「グリーヴァの意匠が施されていない、シンプルなデザインの指輪(ゴールド?)」だった方が、七瀬的には都合が良い点が1つ。
 それが、七瀬は『グリーヴァ』の意味は「深い悲しみ(死者を悼んでいるような)を感じている人」・・・つまり《過去のリメイク世界》でリノアを救えなかった《過去作のスコール》達の想いから生まれた『GF:グリーヴァ』だと思っているので。
 そもそもこの【EDの「宇宙服のメットがパーン!」の時】が全ての『グリーヴァ』の元凶であるなら、当然この時の世界にはまだ『GF:グリーヴァ』も存在していなければ、それをスコールがイメージ化したペンダントトップや指輪の『グリーヴァ』も存在していない筈で。
 このシーンのリノアが、本物orレプリカ関係無く「グリーヴァの意匠が施されているスコールの指輪」を持っている筈がない・・・という事になります。

 この過去の出来事があって、歴代の《過去作のスコール》達はそれをずっと悔いていて。
 その想いが強大な自律エネルギー体=『GF:グリーヴァ』となり、その存在の自分の中に無意識の内に感じていたスコールが『グリーヴァ』というイメージを作りだし、それがペンダントトップや指輪のデザインとなった。
 作中でスコールが語っていた『グリーヴァ』のイメージは、「リノアを救えなかった過去を悔いている《過去作のスコール》達のイメージ」そのものだった、と・・・ちょっと恥ずかしいけどね。

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 つまり「グリーヴァの意匠」は、歴代の《過去作のスコール》達の後悔の念から生まれたモノなので。
 そもそものスコールの指輪は「グリーヴァの意匠が施されていない、シンプルなデザインの指輪(ゴールド?)」だった・・・とします。

 だとしても「それならレプリカである必要はなくない?」という別問題が出て来る訳ですが。
 まぁ、確かにいくらシンプルなデザインでも《現行作》のあのタイミングでは間に合わないので、何やかんやイベント進行が違っててくれないと無理なのは承知。
 でもグリーヴァ彫るのに何か月経過のイベントを挟むのは無理でも、1週間程度なら都合つかないかなぁ(適当)。
 無茶苦茶なのは自覚がある訳ですが。でも「グリーヴァの有無」関係無しに「本物に救う力が無い」というのはケチが付くというか・・・ちょっと幻想として収まりが悪い。

 だって、本来の有るべきスコールの指輪は「グリーヴァの意匠が施されていない、シンプルなデザインの指輪(ゴールド?)」だったとしたら。
 それは「グリーヴァ=スコールの後悔の念が憑く前はこうだった」といった、単純な問題ではなく、その本来の姿こそ本当の本当に「本来の有るべきスコールの指輪」に相応しい在り方だと思えるから。

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 そこまで言うなら、本来の有るべき「グリーヴァの意匠が施されていない、シンプルなデザインの指輪(ゴールド?)」の正体は何なのか?
 これは【FF8】のEDまでちゃんと覚えている方なら「あ?」と、思い当たる事があるんじゃないかな?

 今回は長くなってしまったので。
 そこに関してはまだ次回、書き足したいと思います。

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