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FF8:[86] 《リノ+アル説》アルティミシアの目的は何だったのか?
- 2023/05/01 (Mon) |
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*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*
*本ブログは『個人の幻想設定』を基に、勝手に『幻想物語』を夢見て踊らされているだけです。公式や既存の説を否定するつもりはありませんので、そっとしておいて下さい*
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【七瀬の幻想による筋書き】
①《リノ+アル説》の場合、アルティミシアの目的は「作中で描かれていた目的」のままでイイ=幻想を重ねる必要は無い。
②だってアルティミシアに接続されている《過去のリメイク作品のリノア》は、搾取される側の存在だから。彼女が接続されているからといって、アルティミシアの目的に影響を与える事はない。
③但し、アルティミシア自身が自身の意志で作中のような目的を持つかは疑問。
④アルティミシアには、黒幕が憑いていたのでは?
いや、ここに来て突然幻想を捨てた訳では無いですよ。
ただコレに関しては単純に「幻想に幻想を重ねて、夢を見る必要は無い」かな、と。
「どういう事?」と、気になる方は【・・・続きを読む】から、お願いします。
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【七瀬の幻想による筋書き】
①《リノ+アル説》の場合、アルティミシアの目的は「作中で描かれていた目的」のままでイイ=幻想を重ねる必要は無い。
②だってアルティミシアに接続されている《過去のリメイク作品のリノア》は、搾取される側の存在だから。彼女が接続されているからといって、アルティミシアの目的に影響を与える事はない。
③但し、アルティミシア自身が自身の意志で作中のような目的を持つかは疑問。
④アルティミシアには、黒幕が憑いていたのでは?
いや、ここに来て突然幻想を捨てた訳では無いですよ。
ただコレに関しては単純に「幻想に幻想を重ねて、夢を見る必要は無い」かな、と。
「どういう事?」と、気になる方は【・・・続きを読む】から、お願いします。
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既存の《リノアル説》に対する、
遠い未来のアルティミシアの正体が、悪い魔女化した未来のリノアだった場合。
彼女の目的は何だったのか?
と、言う疑問。
それに対する「スコールに会いたかったから」・・・「過去をやり直し、彼を失う未来を変えたかった。」「このような姿になった自分を、スコールの手で終わらせて欲しかった。」「そんな建前なんて無く・・・ただただスコールに会いたかった。」など。
人それぞれの「スコールに会いたかった」理由も、一途なリノアの想いが想像できるからこそ生まれた、素敵な幻想だと思います。
其れに対する「でもスコールに会いたいだけなら、エルオーネを捜し出して今よりも過去に行って時間圧縮する必要無くない?」って疑問もまた、ただ闇雲に否定しているのではない「幻想の下の事実」を見失わない鋭い視点だと思います。
じゃあ、七瀬が思う《リノ+アル説》の場合はどうかと言うと・・・夢もへったくれも無いけど、アルティミシアの目的は「作中で描かれていた目的」のままでイイ=幻想を重ねる必要は無い、というのが七瀬の考えです。
「いやいや《リノアル説》みたいに、ロマンチックな理由無いんかい?!」「そこを誤魔化すのってズルくない?」って感じですが、申し訳ない。
とはいえ・・・それでは手抜き感満載ですので、一応順を追っていい訳をしていこうと思います。
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これ以上の幻想を重ねる必要が無い理由・・・それは冒頭にも書いた通りで。
《リノ+アル説》の場合。アルティミシアに接続されている《過去のリメイク作品のリノア》は、搾取される側の存在だから。彼女が接続されているからといって、アルティミシアの目的に影響を与える事はない。
という事です。リノアがくっ付いているかは直接関係無く、アルティミシアはアルティミシアの目的に従って行動しているだけ、以上。
だって《リノ+アル説》で「アルティミシアの目的は、実はリノアの目的だった」なると、あのブラ~ンって宙吊りになってる《女性=リノア》の方が主導権を握っていたって事になるので・・・それって直感的に難しくない?あの状態でアルティミシアを操ってんの?
この《過去のリメイク作品のリノア》は、リノア救出作戦失敗(生命維持装置・予備分が切れるまでにリノアを捕まえられなかった)⇒「メットがパーン!」⇒「リノアは永遠に宇宙の放浪者となった・・・・・・」だと思っているのですが。
正直「魔女の力を継承しないと死ぬ事が出来ない魔女・リノア」が、宇宙で生命維持装置が完全停止したら、その後どうなるのかって分からない。
だからアルティミシアと繋がってるリノアが、生きてるのか、死んでるのか、生きてるように死んでるのか、死んでるように生きてるのか、分かりませんが・・・どの道、あのリノアにアルティミシアを動かすだけの力は無いんじゃないかな、と。
以前の記事で「リノアとアルティミシアに共通点が見られるとすれば、それは物理的に接続(=ジャンクション)されている事で肉体と記憶と『魔女の力』を共有しているから。」というような事を書きましたが。「共有」とは言ってもスペック的にリノアがあのアルティミシア相手に有利を取れるかっているとアヤシイじゃないですか・・・ラスボス戦現在進行形で「現在も、少しずつではあるが、全ての存在を取り込みつつある」位だし。
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少し横に逸れますが・・・。
「そうは言っても・・・あんな状態にされて、
何の意志も無いってリノアが可哀想じゃない?」
「リノアはどうする事も出来ないの?望みを持つ事も許されないの?」
と、思われる方は、とても心優しい方なんだと思います。
搾取されるだけで、リノアに意志は無い・・・確かにこのリノアは、ただのパーツの様な扱いです。
でも、可哀想だけど「その方が物語としては締まる」んじゃないかな?
例えばこのアルティミシアに接続している《過去のリメイク作品のリノア》が、気が遠くなる位の年月「過去に戻ってスコールとの過去をやり直したい」と思っていたとしたら・・・何かしらの「望み」を持っていたとしたら。
スコールはその「望み」を、自らの手で断ち切ってしまった・・・という事になります。
それって逆に、可哀想じゃないかな?
せっかくスコールに会えたのに、何も伝えられないまま・・・自分だって気付いてももらえないまま倒されちゃうって事でしょ?
つまり《過去のリメイク作品のリノア》は、既に「何の意志も持っていない」「救いが無い状態」にある方が・・・もっと直球に言えば「スコールが倒す事でしか、このリノアは救われない」というストーリーラインにある方が、結果として「救われる」んじゃないか、と。
だってリノアは作中で、ある「望み」をスコールに託していたから。
「わたしがアルティミシアに 操られて暴れたら・・・・・・」
「SeeDは、わたしを 倒しに来るでしょ?」
「SeeDのリーダーはスコール・・・・・・」
「そして・・・・・・
そしてスコールの剣がわたしの胸を・・・・・・」
「でも、スコールならいいかな。 スコール以外ならやだな」
「ね、スコール。
もし、そうなった時は・・・・・・」
このセリフは《今のリノア》が言っていたセリフですが。バージョンを超えても『リノア』という「魂」が同じなら、同じ思いを持っていたと・・・同じセリフを言っていたと思います。
だから、今アルティミシアに接続している《過去のリメイク作品のリノア》自身は、もう忘れてしまっているかもしれません。何も分かっていないかもしれません。
でも嘗て彼女が望んだであろう「望み」を叶えてあげる事が、せめてもの救いになるのなら。それしか救いが無いのなら。
「あの時の望み通り、スコールに終わらせて貰えて良かった・・・んだよね?」
そう、思えないかな?
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と、まぁ・・・ここまではザックリまとめた訳ですが、一つ気になる事があって。
それが③の但し、アルティミシア自身が「自身の意志で作中のような目的を持つかは疑問という点です。
七瀬のイメージでは、アルティミシアは地上の人々のお月様へのイメージが具現化した物・・・つまり《G.F. お月様》だと思っていて。
と、言う事はアルティミシアは自分で、
「昔は綺麗だ何だとチヤホヤしてたクセに、
最近は月の涙のせいで悪者にして・・・!
そんな自分勝手なヤツら全部無かった事にして、
もう一度、最初からやり直すんだから!」
とは、思わない筈なんです。
地上の人々のお月様へのイメージが形になったのがアルティミシアであって、アルティミシアは自分の意志で変わる事は出来ない。
地上の人々のお月様へのイメージによって、自分の姿形・性質が変わってしまう事を拒む事も出来ない・・・と言うか、拒むという発想すらない。
だって「月」と言えば、古今東西様々な幻想物語を生み出してきたファンタジー・・・つまり、イデアが演説で言っていたのと同じ「全てお前達の望むまま」の存在なんだと思うから。
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じゃあ、アルティミシアの目的が、アルティミシアのモノでもリノアのモノでもないのなら・・・誰の目的なのか?
アルティミシアという幻想を利用して、自分の思う世界に作り直そうとしている、黒幕は誰なのか?
残るピースで言えば『魔法のハイン』という事になるかと思いますが、作中の『魔法のハイン』は「この世界を創世した神」「魔女の始祖(確証は無い)」など、大きな力を持っている筈なのに表舞台に出てこないという、捉え所のないキャラになっています。
かと言って、他の何かに置き換えて考えようにも、この【FF8】の世界が何を表していて、アルティミシアの目的が何かが分からない・・・つまり枠組みが無い&方向性が掴めない以上、黒幕とも言えるその『魔法のハイン』が何or誰かを推測するのも難しい。
でも逆に言えば、『魔法のハイン』が「何か」と、共通の答えを出すのはそもそも無理、とか。
プレイヤーが【FF8】の世界が何で、アルティミシアの目的が何だと思っているかで、『魔法のハイン』の正体は変わってくるとか。
下手したら『魔法のハイン』って存在に気付きもしないで終わってるとか。
それ位、巧妙で掴みどころが無い、でも自分の思うようにしたい意志と、実行に移す力を持っている、その世界の神様のような何か・・・ってトコに『魔法のハイン』が『魔法のハイン』として存在している理由があるのかな?そんな感じがします。
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