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落書き帳の10ページ目

◆無断転載 禁止(ご確認下さい)◆ https://xxaoixx.blog.shinobi.jp/Entry/73/

FF8:[85] 今更発見?《リノ+アル説》最短ルート

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*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*
*本ブログは『個人の幻想設定』を基に、勝手に『幻想物語』を夢見て踊らされているだけです。公式や既存の説を否定するつもりはありませんので、そっとしておいて下さい*

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【追記・修正(2023/04/28)】
 書いていて言い回しがクドイ&恥ずかしいので、《既存のリノアル説》=《リノアル説》&《七瀬のリノアル説・改》=《リノ+アル説》と、表記変更しました。

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【七瀬の幻想による筋書き】
①七瀬は色々な幻想から【FF8】の世界はリメイク&ループを繰り返してきた世界と、考えてきました。
②そしてアルティミシアに接続(=ジャンクション)されているのは《現行作のED以降のリノア》ではなく、『魔女の力の継承』に当る条件を満たせなかったため、現行作にも置いてけぼりになっていた《過去のリメイク作品のリノア》だと思っていました。
③要するに、凄くあやふやなイメージで《過去のリメイク作品のリノア》という仮説を立てていた訳ですが・・・実は「リノアが二人(以上)存在する」事は、作中でちゃんと示されていたらしい?

 「前回で締めたんと違うんかい?!」ってご意見はご尤もですが・・・アレを書いた後に気付いたので仕方がない。
 「今更、何やねん?」と、気になる方は【・・・続きを読む】から、お願いします。




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 冒頭の筋書きに書いた通り、七瀬自身は自分の幻想でもって《リノ+アル説》を含む、ここまでの【FF8幻想】を書いてきたつもりでした。何せ85本目ですからね、この記事で。
 でも前回の記事を書いた後、
「リノアの指輪の数が違うって聞くけど・・・じゃあ、リノア救出作戦の時と、
 EDの宇宙服のメットがパーン!のリノアって、同じなのかな?」
 ・・・って気になってプレイ動画を拝見&調べて、初めて気付いたんです。

 結論から言えば、指輪の数は2つで同じでした。
 でも、明らかに違う部分があったんです・・・それが宇宙服のメットのデザイン。



 角度の違い、ではないと思うんですが・・・どうかな?
 ①が『リノア救出作戦』時のムービーをキャプチャしたモノ。
 ②が『ED時のムービー』をキャプチャしたモノです。
 因みに、



 スコール自らが身に付けていた宇宙服(③)も、
 ルナサイドベースに駐留していたラグナ達(④)も、『リノア救出作戦』時と同じ「頭部の大部分がガラス素材で覆われた、未来的なメットの形状(今の時代でも難しそう)」をしています。
 つまり『ED時のムービー』の「メットがパーン!」のリノアだけが「正面だけがガラス素材の、旧世代っぽいメットの形状(今の時代はこのイメージ?)」という事に?

 ・・・って事は、この『ED時のムービー』の「メットがパーン!」のリノアは、スコールの絶望の象徴=イメージではなく、本当に存在した《過去のリメイク作品のリノア》って可能性は無いかな?

 何処かの《過去のリメイク作品》で、スコールはリノアを救えなかった。
 この宇宙服を見るに・・・もしかしたら現行作ではあった生命維持装置(予備)が搭載されておらず、この時点でリノアは生命活動を停止⇒その状態で「メットがパーン!」ってなってしまったのかもしれません。
 でもリノアは魔女なので『魔女の力』を継承しない限り死ぬ事が出来ない。
 そしてこの孤独な宇宙では『魔女の力』を継承しようもなく・・・「リノアは永遠に宇宙の放浪者となった・・・・・・」(←『リノア救出作戦』失敗時のテロップ)
 やがてリノアは月に辿り着き、月のG.F.であるアルティミシアと一つとなり、遠い未来と言われる時代までアルティミシアと共にあり続けた。
 そして時間圧縮により、スコール達と対峙。
 嘗ての「でも、スコールならいいかな。 スコール以外ならやだな」という世代を超えた願いの通り、スコールに倒される事になった。
 その事を思い出したから・・・今し方倒したアルティミシアに繋がれていた女性が「あの時の救えなかったリノア」だと気が付いたから。
 今までの「グリーヴァ=深い悲しみ(死者を悼んでいるような)を感じている人」、つまり「過去のスコール達の感情が一気に流れ込んできた」事に耐えきれず、スコールは涙を流して意識を失った。

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 ここまでをまとめた、七瀬が思う《リノ+アル説》最短ルートは、

 【FF8】の世界には、宇宙服のデザインが異なる「二人(以上)のリノア」が存在する。
 宇宙服のデザインが旧式の『ED時のムービー』のリノアは、過去の世界でスコールが救えなかった《過去の世界のリノア》。
 彼女は魔女ゆえに死ぬ事も出来ず宇宙を漂流し続けた末、月のG.F.であるアルティミシアと一つに。
 長い長い時を経て、遠い未来から時間圧縮により、アルティミシアの一部となってスコール達と対峙する事になった。

 ・・・これだと、たった七行で事足ります。
 勿論「本当にアルティミシアは、月のG.F.なのか?」という疑問は残りますが。これだと随分、スッキリした印象に。
 今まで85本記事を書いてきた七瀬が言うのも何ですが・・・恐らくこれが《リノ+アル説》最短ルートなんではないかと。

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 因みに、ここから別の《リノアル説》を考える事も出来ると思います。

 つまり七瀬が疑問として残している部分・・・アルティミシアは月のG.F.ではなく、そのリノア自身がアルティミシアになったという考え方です。
 宇宙で独りぼっちのリノアが悪い魔女になってしまって、あのアルティミシアになった。
 そっちの方が、更にサッパリ分かりやすいじゃないですか?

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 それにここから逆・・・あくまでも『ED時のムービー』のリノアは、スコールの絶望のイメージと考える事だって出来ます。

 七瀬はあくまでも《本当に過去存在したリノア》だと思って見ている=現行作【FF8】の世界では、イメージであのような旧式宇宙服を想像する筈ないと思っている訳です。
 何故かと言うと【FF8】の世界でSFチックになったのはエスタ以降。
 それまでのエスタは、外界との接触を断っていた=『沈黙の国・エスタ』。
 その理由は「卓越した科学技術の漏洩がもたらす、世界的混乱を危惧して」
 実際は色々と忙しかった&面倒だったかららしいけど、上記の理由から科学技術は漏洩していない筈(それ以前の魔女関連の事は有名)。
 だとすれば、スコールは今まで宇宙服という概念に触れる事無く生きてきた筈。
 だからスコールは、実際に自分が着た宇宙服以外を知っている筈がなく、あのような旧式宇宙服をイメージ出来る筈がない⇒イメージではなく《本当に過去存在したリノア》
 と、いう考え方だからです。

 でも逆から考えて見て下さい。
 つまり《過去に存在したリノア》など存在せず、『ED時のムービー』のリノアは「スコールの絶望のイメージなんだ」と。
 そう考えると、先ほど挙げた理由は意味を成さなくなります。
 どういう事かと言うと「スコールの絶望のイメージ」という前提がある場合、真実がどうであれ、あの『ED時』の混乱した状況でイメージ出来るモノでなければならないという話になってきます。
 要は『リノア救出作戦』で初めて見たあんなケッタイな形状の最新式のメットを、あの『ED時』の混乱した状況でイメージ出来る程、スコールは覚えていたか。
 逆に今まで宇宙服という物を知らなかったスコールなら、Tボードやバイクのメット、兵士のヘルメット等。既存にあると思われるメットのイメージに引き摺られる方が自然じゃないか(まんまあの形のメットって作中見た覚え無いですが)。
 だからあの混乱の中、スコールが実際のメットをイメージ出来ず、自分のイメージにあるメットの形状に近いモノになっていたとしても、それは自然な事である。
 ・・・と言うように「スコールの絶望のイメージ」前提であるなら確かに真実は関係無く、スコールの想像しやすいモノである方が納得出来る訳です。馴染みのないモノって、イメージしにくいでしょ?

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 他にも、過去現在未来が逆・・・という考え方も出来ます。
 普通に考えれば『リノア救出作戦』の宇宙服を「今」とした場合、『ED時』の宇宙服の方が旧式に見える⇒「今」の時代よりも《過去の世界のリノア》と考えてしまいますが。
 もしかしたらシナリオとして、
 残っている超最新式の宇宙服が1着しかなく、リノアはそれをスコールに譲り、自分は生命維持装置の搭載されていない旧式の宇宙服を選んだ。
 その機能的に劣る宇宙服のせいで、宇宙に放り出されたリノアはスコールよりも先に命を落とす事になった(この後、スコールが助かったかは別問題)。
 つまりリノアが旧式の宇宙服を着ていただけで、他の皆は「今」よりも最新式の宇宙服を着ていたかもしれない⇒「今」の時代よりも《未来の世界のリノア(彼女の宇宙服が旧式なだけ)》と考える事だって出来ます。

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 というように、この状況からだって幻想は広げられます。
 その中には、人によって見えやすい幻想、見えにくい幻想があるのは当然だと思います。
 だって幻想は見る人の感性・知識・経験によるもので。
 全く同じ人間が存在しない以上、全く同じ幻想が見える筈がないんだから。

 だから今回の記事は《リノ+アル説》最短ルートではあると思いますが、やっぱり公式ではないと思っています。
 あくまでも七瀬が思う《リノ+アル説》という幻想として、受け取っていただければ幸いです。

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