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落書き帳の10ページ目

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FF8:[81] 結局のトコ、リノア=アルティミシアなの? ①

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*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*
*本ブログは『個人の幻想設定』を基に、勝手に『幻想物語』を夢見て踊らされているだけです。公式や既存の説を否定するつもりはありませんので、そっとしておいて下さい*

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【七瀬の幻想による筋書き】
①メタい見方をするなら「リノア=アルティミシアと思える人には、アルティミシアはリノアに見える」けど、「思えない人には、アルティミシアはリノアには見えない」。
②だって【FF8】の魔女は「人々が生み出した幻想の中で、おまえたちのために未来永劫舞い続ける」存在であり、【FF8】の世界は「(悪いことを)言葉にすると本当になる」って、おばあちゃんから言われてる世界らしいから。
③仮に「【FF8】発売当初からリノアル説が仕込まれている」としても、それは「シュミ」で仕込んだご本人しか内容は分かっていない(「やるならバレない様にコッソリ仕込もう」という口裏合わせはあったとしても、周囲はその内容までは把握していない)。
④だとしたら「ファンタジーのプロが、尻尾を掴まれないよう決定的証拠を残さずに仕込んでる」という事なので。その方の頭の中にジャンクションでも出来ない限り、真相は分かりっこない。

 まずこの話題に関して、最初にお断りしておかなければならない事。
 それが「既存のリノアル説を否定するつもりはない」という事です。
 世間でも「リノア=アルティミシア説(リノアル説)」として、「アルティミシアの正体はリノアではないか?」と、言われている事は承知しています。「何を理由として、リノアル説が出て来たのか?」という内容も、大体理解しているつもりです。
 つまり七瀬は「既存のリノアル説」を知った上で、自分の幻想の中でしか成立しない「別世界のリノアル説」を展開しているようなモノなので。
 今回の幻想は「既存のリノアル説の否定」ではなく、「別世界のリノアル説の可能性」として、捕らえて頂ければと思います。

 と、言うように「既存のリノアル説」に切り込む訳では無いので、何とも中途半端な感じがすると思いますが。
 それでも「読んであげるよ」って方は、【・・・続きを読む】から、お願いします。


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 まずは「リノア=アルティミシアと思える人には、アルティミシアはリノアに見える」けど、「思えない人には、アルティミシアはリノアには見えない」について。
 正直これを言われたら「何、当たり障りのない事を言っとんねん?」って感じだと思います。だって「思える人には見えるし、思えない人には見えない」・・・って、あまりに当たり前の事なので。それで納得できるなら、ファンタジーを取り巻く状況はもう少し平和だと思う。

 でも【FF8】のイデアの演説を見るに、
◎魔女がどのような魔女となるかは魔女本人の意志ではなく、周囲のイメージ(=幻想)によって創られた魔女像を押し着せられているのであって、魔女は周囲のイメージに逆らうことは出来ない。
◎周囲が思い続ける限り、魔女はその魔女像・周囲の幻想に寄り添い続ける存在であり、その幻想がどのようなモノであろうが、魔女にとっては究極のファンタジーの一幕。
◎魔女の騎士が居ない魔女が「悪い魔女」になってしまう理由は、「悪い魔女」「恐ろしい魔女」という周囲からのイメージから、魔女の心を守ってくれる存在が居ない=周囲のイメージに引き摺られて「悪い魔女」になってしまうから(魔女とは本人の意志でも闇落ちでもなく、否応なしにそうなってしまう存在)。
◎だからこそ【FF8】の魔女の騎士には、物理的な強さよりも魔女の心を支える思い遣り・・・のようなモノが求められる。
 ・・・って事なんじゃないかと、七瀬は思っているので。
 当たり前すぎる「思える人には見えるし、思えない人には見えない」ってのも、魔女が周囲のイメージから創り出された「魔女像」を纏う存在だとすれば。「リノア=アルティミシアと思える人には、アルティミシアはリノアに見える(例:アルティミシアとリノアの顔が似ているように見える)」し、「思えない人には、アルティミシアはリノアには見えない(例:そもそも皆、同じ顔に見える)」のは、【FF8】の魔女観としては強ち間違ってないんじゃないかな、と。

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 じゃあ、肝心の「リノアル説は本当なのか?」ですが・・・これは七瀬の想像なんですけども、仮に「【FF8】発売当初からリノアル説が仕込まれている」としても、それはスクウェアの公式見解ではなくて、そのシナリオに関わっておられた方の誰かがコッソリ仕込んだ「シュミ」の部分だと思うんです。
 この辺り事は別の記事でも書きましたが、
◎制作現場は、本当は「【FF】らしい【FF8】」を創りたかった。
◎でも経営陣の方針として「世界展開を見据えた【世界で受けるFF8】」を創る必要があった。
◎その事に現場は最後まで異議を唱え続けたんだけど。会社員である以上、会社の意向に逆らう事は出来なかった(「従えないなら他所でやれ」って言われちゃう)。
◎それを見かねた〇〇氏が「会社員である以上、会社の方針には従ってもらわなきゃならない。でもシュミの部分に関してまでは、口を出さないよ。」と、説得&黙認。
◎シュミ族の村の如く。誰にも気付かれないような深~~~いトコでコッソリと、絶っ対にバレないように、本当に創りたかった「【FF】らしい【FF8】」ネタを仕込んだ。
◎ラグナ像の完成イベントは「昔の【FF】が好きだったんだよ!」って思い続けてくれてるファンが、自分が仕込んだ「【FF】らしい【FF8】」に気付いてくれるのを・・・そして自分達が創る事が出来なかった「【FF】らしい【FF8】」を、自分自身で完成させてくれるのを願ったイベントだった?
 ・・・って「エスタ~F.H.~シュミ族の村」「釣りじいさん」「シュミ族の村」関連のイベントから、七瀬は勝手に思ってるんですね(関係者の皆様、誠に申し訳ございません)。

 だとすれば・・・会社員の責務として「シュミ」と「仕事」を混同&職権乱用する事は出来ない(=勝手に「シュミ」の部分の為に貴重な容量とか勤務時間を割く訳には行かない)し、全て自己責任の覚悟を持ってやってると思うんです。
 つまり、自己責任とは言え内容を共有していると、バレた時に相手も連帯責任に問われる可能性が出てくる。もしくは知ってて「いや、自分は知りませんでした」と、嘘をつかせる事になる。
 だからその辺りは「知ってたけど、知らないって言ってるんじゃないの?」ではなくて、本当に周囲は内容までは知らされていなかった。
 それはその方の「自己責任でやってるんだから、他の人には迷惑を掛けない」って、会社員としての筋の通し方だったんじゃないかな?

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 「リノアル説」を仕込んだのが誰かまでは分かりませんし、実際「リノアル説」を意識されているのかも分かりませんが。
 この方に限った事では無く当時の制作現場として、大なり小なりそういう空気感があったんじゃないかな?
 勿論、会社あってのクリエイターなので、会社員としての責務は大事だけど。
 遊び心を忘れた人が創ったゲームって面白くないと思うし、創ってても面白くないと思うんですよね・・・創ってる人が面白くないゲームが、面白い訳も無いし。
 だから「仕事なんだから私情を挟まず、真面目にやれよ!」って言われながらも、みんなコッソリ遊び心でネタを仕込んで。
 その遊び心自体がダメなんじゃなくて「お前・・・やるならバレないようにやれよ(笑)!」って、皆、北瀬部長に怒られてたんじゃないですかね。
 まぁ・・・見てきたように言いますが、全部良いように捉えた幻想&現場はそんなに甘くないか?
 でもアルティマニアのインタビュー見てると、そういう風景が浮かぶんだけどなぁ・・・だって限られた紙面で、みんな嬉しそうに「北瀬さんに怒られる」アピールし過ぎじゃない?
 確かに【FF8】当時にコレ読んだ時は、「坂口さんから北瀬さんに体制が変わった&自由に出来た時代とは違うって事で、スクウェアも厳しくなったのかなぁ?」「【FF4】の開発室とか結構やりたい放題だったのに、今はそんな事でも怒られるん?」って思ってたけど。企業イメージ的に、本当にネガティブな事ならインタビューでわざわざ載せないかな・・・って、今では思ったり。

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 話を戻して・・・だとすれば、仮に「【FF8】発売当初からリノアル説が仕込まれている」としても、それはその方しか知らない内容って事だから。 
 後発作品でもスクウェアとして「実はリノア=アルティミシアなんです!」とはなってなくて、有耶無耶って言うか成り行きって言うか・・・その時々の「周囲のイメージ」で脚色してるだけなんじゃないかな?
 だから極端な話し、今は「リノアル説」って賛否あると思うけど。肯定有利・・・つまり「リノア=アルティミシアというイメージを持つ人」がこの先増えていけば、後発作品ではどんどん「リノア=アルティミシア」っぽくなって行く可能性が高くなるかも?
 勿論それって、メタい見方をすれば「リノアル説支持してるファンが多いし、それっぽい事にしておこう」って制作サイドの戦略もあるんだろうけど。
 制作サイドがそう思うのは「リノアがアルティミシアなんじゃない?」って「リノア(とアルティミシア)に対する周囲のイメージ」があるからであって。その結果【FF8】本編同様、そういった周囲のイメージによって、本当に現実でもリノア=アルティミシアにされてしまう・・・って流れなんじゃないかな?
 逆から考えても・・・もしもこの世の中、誰も「リノアル説」なんて言い出さなかったら。誰も望んでいない&気付いてもらえない「リノアル説」の為に、後発作品でリノアとアルティミシアを同一人物と匂わせるような設定を付ける必要は無かったと思うんですよね。まぁ・・・気付いて欲しいからカンフル剤として投下するって可能性は無きにしも非ずだけど。

 だから後発作品でリノア=アルティミシアになっていくかは、今のファンのイメージ次第?
 だって【FF8】の魔女は「人々が生み出した幻想の中で、おまえたちのために未来永劫舞い続ける」存在だから。
 もし「リノア=アルティミシアだ!」って「リノアル説」を望む人の声が大きくなれば、魔女・リノアはそうならざるを得ないだろうし。
 逆に「リノアル説なんて信じない!」って「リノアル説」を望まない人の声が大きくなれば、リノアル化が進む事は無いんじゃないかな?

 確か【FF8】の世界って、ラグナ君とキロス君曰く「(悪いことを)言葉にすると本当になる」って、おばあちゃんから言われてる世界らしいし。
 まぁ・・・本当に悪いことだけなのか、状況的に悪いことに限定したのかは疑問だけど。

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