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落書き帳の10ページ目

◆無断転載 禁止(ご確認下さい)◆ https://xxaoixx.blog.shinobi.jp/Entry/73/

FF8:[76] サイファーのロ~~~マンチックな夢とは? ①

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*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*

*本ブログは『個人の幻想設定』を基に、勝手に『幻想物語』を夢見て踊らされているだけです。公式や既存の説を否定するつもりはありませんので、そっとしておいて下さい*

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【七瀬の幻想による筋書き】
①仮に「幻のサイファー編(SFC時代)」があったとしても、そのデータを引っ張ってきたところで表示される「エルオーネ(大人)のキャラモデル」はSFC時代・・・つまりドット絵の筈。
②「スコール編(プレステ時代)」のゲーム画面に、バグで「ドット絵のエルオーネ(大人)」が表示される・・・性能的に無理では無いだろうけど、それでバグ対策として結局「エルオーネ(大人)のキャラモデル」を創り直したのでは、それは「バグとエルオーネへの想いがジャンクションする事で産まれた奇跡=G.F.(乱入型):エルオーネ」という発想にならないんじゃないかな?
③つまりバグで表示される「エルオーネ(大人)のキャラモデル」は、ドット絵時代の「幻のサイファー編(SFC時代)」のものではなく、プレステ時代になってから創られていたモノ。
④でも「スコール編(プレステ時代)」では無い。だって容量カツカツだから、登場させるつもりがなかった「エルオーネ(大人)」のキャラモデルを置いておく余裕なんてない。
⑤だとすれば・・・途中までプレステで創っていた【FF8 -xxx-(夢のサイファー編)】があって、そのデータを別の領域に保存⇒バグが引っ張って来ているのでは?

 ここまででお察しの通り、今までの七瀬の幻想の総まとめみたいな話ですので。「ここまで来たら、ゴールまで走り抜けてやろう」という、根性に自信のある方でお願いします。


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 「途中までプレステで創っていた【FF8 -xxx-(夢のサイファー編)】」なんてまた胡散臭い話が出てきましたが・・・「スコール編(プレステ時代)」にバグで「エルオーネ(大人)のキャラモデル」とすれば、やっぱり同じクオリティレベルで創られていないと成立しないと思うので。だって実際に現行作【FF8】で表示されてるエルオーネって、スコール達と同じグラフィックレベルで表示されてる訳だし。

 だから前回の時点では分かりやすく、
 仮に「幻の〇〇〇〇〇編」が【FF8 -リメイク54-】だとしたら、本来なら現行作【FF8 -リメイク99-】とは不接続なんだけど、「【FF8 -リメイク54-】のエルオーネを表示する」っていうプログラムによって接続さえされてしまえば、バージョン違いの【FF8 -リメイク99-】にも表示出来る・・・そんなイメージ。でもって、そのプログラムが想定外のバグなんじゃないかな?どこのプログラムがその命令・処理・実行をしてるのが分からん・・・みたいな。
 と、書きましたが。正確に表現するなら、
 SFC用の【FF8 -リメイク54-(幻のサイファー編)】から引っ張って来ているのではなく。
 途中までプレステ用に制作されていた【FF8 -xxx-(夢のサイファー編)】から、引っ張って来てる・・・んじゃないかな、想定外のバグが。

 勿論、七瀬が「そういう設定・意図を持って見える」というだけで。現行作【FF8】の「エルオーネ(大人)」は、全部偶然バグで表示されてる⇒それに帳尻を合わせてシナリオを創ったとは言いません。いくら何でも無茶苦茶すぎる。

 でも「エルオーネ(大人)のキャラモデル」の発生源として浮上した、この「夢のサイファー編(プレステ時代)」=【FF8 -xxx-(夢のサイファー編)】という二次産物的な幻想によって、また新しい幻想が思い浮かんだ・・・というか、繋がる部分があったので。
 作中では救われなかったサイファーを想って、彼の「ロ~~~マンチックな夢」のゴールを目指してみたいと思います。

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 プレステで創っていたけど、途中で中止になった【FF8 -xxx-(夢のサイファー編)】・・・と、七瀬は当たり前の様に書き始める訳ですが。先にも書いたように、勿論本当の話ではなく「そういう設定・意図を持って見える」というだけです。

 じゃあ、その【FF8 -xxx-(夢のサイファー編)】が、どの辺りまで進んでいたのかっていうと、「サイファーがデリング大統領を拘束⇒イデア(in Ultimecia)との遣り取りの後、彼女と共に行ってしまうシーン」までは創っていたんじゃないかな、と想像しています。
 とは言っても、スコール=サイファー&リノア=エルオーネに置き換えただけではないですよ?それだとキャラの名前&見た目が違うだけの同じ【FF8】になってしまうので。
 まぁ、想像でしかないので詳しくは分かりませんが・・・この没になった【FF8 -xxx-(夢のサイファー編)】があったとすれば、「プレステになってもSFC時代のような【FF】らしい王道ファンタジーを創ろう!」という思いで創られている筈なので。現行作【FF8】と同じようなシナリオ手順を踏んでいるとしても、「サイファーの年齢も20歳チョット越してる(=大人)設定」「サイファーが所属しているギルドから、とある組織の護衛を頼まれる」「とある組織=森のフクロウ=魔女・エルオーネを中心としたグループ」「サイファーは別件で別行動orエルオーネを守る為に敵に捕まって拘束」「反魔女派の勢力との話し合いの為、エルオーネが一人で話し合いの場に赴く」「戻って来たサイファーがエルオーネを一人で行かせた事に激怒!単身、エルオーネの元へ向かう」・・・って、「あぁ、昔(SFC時代)のゲームでそういうのあったなぁ」みたいな流れじゃないかと。

 でもって、そういう風に見ていくと、七瀬がず~っと不思議に思ってた事が解決した訳です。それが「何でサイファーが、まだ魔女でも無い筈のリノアに対して、『魔女の騎士』のような挙動を取るのか?」・・・その没になった【FF8 -xxx-(夢のサイファー編)】が下地に有るからじゃないかな?
 七瀬は「リノアはスコール編の為に用意された魔女&ヒロイン」で、「リノアにその役割を譲ったのが、サイファー編の魔女・ヒロインであるエルオーネ」と見ています。だから現行作【FF8】の魔女・ヒロインはリノアですが、【FF8 -xxx-(夢のサイファー編)】が没になるまでは、エルオーネがその役に収まっていた。
 つまりキャラの役割はほぼそのまま(=サイファー自身のプログラムに変更はない)で、プレステ時代風にシナリオ改変&主人公・ヒロイン変更しているので。サイファーは魔女・ヒロインを務めるキャラが、自分にとっての魔女・ヒロインであったエルオーネではなくリノアに差し変わった後でも、同じような『魔女の騎士』としての挙動を取り続けてたんじゃないかな?
 勿論、現行作【FF8】は「プレステ時代・世界でも通用する【FF8】」に改変された後の【FF8】なので・・・サイファーは「王道ファンタジーらしい主人公」から、「ちょっと悪目の主人公のライバル」という風にキャラ変更されてしまった後です。
 だから、サイファーは「本当はイイやつ」なんです。
 だって物語序盤のサイファーのリノアへの行動は、余計な要素・・・つまり後から「ちょっと悪目の主人公のライバル」という設定の為に改変された要素を取っ払えば、「王道ファンタジーらしい主人公」の行動に見えないかな?

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 さて・・・七瀬が一通り自己満足で納得したトコで、次のネタ。
 じゃあ、なんで【FF8 -xxx-(夢のサイファー編)】が「イデアと一緒に行ってしまうトコまで」だと思うのかですが・・・これは単純な話しで「あのイデアとの遣り取りが、【FF8 -xxx-(夢のサイファー編)】を奪われたサイファーにとっての分岐点だったから」です。

 因みに七瀬の妄想話の前に、逆にお聞きしたいのですが・・・あのイデアとの遣り取りって、世間一般ではどういう解釈をされてるんだろ?

「!?」
「・・・・・・可哀想な少年」
「俺に近づくな!」
「混乱している可哀想な少年。
 さあ、行くの?退くの?
 おまえは決めなくてはならない」
「来るな!」
「おまえの中の少年は行けと命じている。
 おまえの中の大人は退けと命じている」
「どちらが正しいのか
 おまえにはわからない」
「助けが欲しいでしょう?
 この窮地から救い出して
 欲しいでしょう?」
「黙れ!」
「助けを求めることは恥ではありません。
 おまえはただの少年なのだから」
「俺は・・・・・・俺を少年と言うな」
「もう少年ではいたくない?」
「俺は少年じゃない!」
「もう戻れない場所へ。
 さあ、少年時代に別れを」

 何かイデアがサイファーの事を「少年」と呼ぶのは、違和感を感じつつも「魔女から見れば、サイファーなんかまだまだ子供=少年なんだろうなぁ」と思えるのですが。
 「おまえの中の少年or大人」って言われると、感覚的には「自分の中の悪魔と天使」みたいな感じの2つの選択肢があって。その選択肢の内容は「少年=本能的」「大人=理性的」と反するモノになってるイメージなんですけど。
 じゃあ、この場合は?
 このシーンの事を直接的に表しているなら「事の成り行きでデリング大統領を拘束してるけど、これからどうしようっかなぁ?」・・・って事?
 でも今後の展開を考えれば「窮地に救いの手を差し伸べる、目の前の魔女に就くかどうか?」・・・って考えた方が、サイファーの「ロマンチックな夢」には繋がるのかな?
 「おまえの中の少年は行けと命じている。」・・・サイファーの中の『魔女の騎士』になりたいという、少年らしい夢を追い掛ける本能的な想い。
 「おまえの中の大人は退けと命じている」・・・サイファーの中の『魔女の騎士』に対する、大人だからこその足を踏み出せない理性的な想い。
 「『魔女の騎士』になりたい(子供)」けど、「本当にこの魔女の『魔女の騎士』でイイのか?(大人)」・・・で迷っていたって事?
 でも、そう考えると「ん?」ってなりませんか?
 結局サイファーが選んだのは「目の前の魔女の『魔女の騎士』になる事」だった。事の展開から何となく「大人ぶった理性を捨てて、子供の頃からの夢を選んだ=イデアの『魔女の騎士』になる道を選んだんだろうな」って思ってしまう訳ですが。でも最後にイデアはこうも言っていました、「少年時代に別れを」と。
 つまり、サイファーは「少年と呼ばれるのは嫌」なんだけど、「自分の中の少年が行けと命じるままに、イデアの『魔女の騎士』になる道を選んだ」結果、「少年時代に別れを告げた」・・・何かチグハグな感じがしませんか?混乱してるから、それでもイイのかな?
 サイファーが本当に選んだのはどちらの命令で、本当に選んだのは何だったのかな?
 一つの可能性としては、自分が思い描いている「ロマンチックな夢」は子供のお遊びではないから、少年という言葉を否定した。その上で子供の様な『魔女の騎士』になるという「ロマンチックな夢」を選んだ。そんなサイファーに対し、イデアは自分の『魔女の騎士』になる事は少年のサイファーが思い描くような「ロマンチックな夢」ではない事を分からせる為に・・・覚悟を促す為に「少年時代に別れを」告げさせた。
 う~ん、現行作【FF8】の物語に沿って解釈するなら、そんな感じに収まるのかな?何かよく分からんけど。

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 ではここからが本題。
 先にも書いたように「あのイデアとの遣り取りが、【FF8 -xxx-(夢のサイファー編)】を奪われたサイファーにとっての分岐点だったから」と思っている七瀬の頭の中は、こんな感じ。

 イデアがサイファーに迫った選択は、自身の『魔女の騎士』になるかどうかではなく。
 サイファーが主人公だった【FF8 -xxx-(夢のサイファー編)】が失われた今。
 少年のサイファーが命令する「行け」・・・つまり今までの自分・世界を無かった事にして、新しい時代の【FF8】に進むのか?プレステ時代に相応しい主人公のライバルになる道を選ぶのか?
 大人のサイファーが命令する「退け」・・・例え全てが新しい時代仕様に代わってしまっても、新しい時代の【FF8】には進まない、SFC時代に留まり続ける。自分だけでも主人公であり『魔女の騎士』だった時代のサイファーを貫き通す道を選ぶのか?
 つまり「自分が主人公だった」という過去と今を置き去りにして。この先、どちらの道を選ぶのか・・・だったんじゃないかな?
 【FF8 -xxx-(夢のサイファー編)】が失われたという事は、プレステ時代にサイファーが主人公を務める【FF8】は無くなったという事。当然、ここから先のプログラムは存在しません。ここまでは【FF8 -xxx-(夢のサイファー編)】として創っていたモノを「スコール編(プレステ時代)」に改変してやり繰りしてきましたが、もうそれすら無くなってしまいました。
 だからイデアが言ったように「おまえは決めなくてはならない」・・・主人公ではなくなってしまったので「ここから組むプログラムは、主人公のライバル仕様でイイですか?」「それとも茨の道ですが、自分が主人公だった頃のプログラムを選びますか?」という究極の二択を。

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 ここまでだと「子供と大人、逆じゃない?」と思われるかもしれませんが。ここは七瀬の【FF8】観に由来するトコなので、やっぱり感覚的なモノでしかありませんが聞いて下さい。
 以前どっかに書きましたが。七瀬は「孤児院時代」は「ラグナ編という輪の世界」と「スコール編という輪の世界」を「架け橋(真ん中の-)」が繋ぐ事で「8(若しくは∞)」になっている。つまり「孤児院時代」に進むという事は、スコール編(プレステ時代)へと進む事。逆に「孤児院時代」に進まないという事はラグナ編、若しくは今で言うならサイファー編に留まるという事です。
 その考え方をベースに考えると。
 「行け」と命じている少年のサイファー。これは「孤児院時代のサイファーの命令=プログラム」の事です。つまり「孤児院時代のサイファー」が「行け」と命じている。彼はスコール編(プレステ時代)の為に創られた「孤児院時代のサイファー」なので、当然彼は「スコールが主人公の新しい【FF8】に行け!」という訳です。そういうプログラムで創られています。
 「退け」と命じている大人のサイファー。これは「SFC時代のサイファーの命令」=プログラム」の事です。つまり「SFC時代のサイファー」が「退け」と命じている。彼はサイファー編(SFC時代)に主人公を務めていた「主人公&『魔女の騎士』だった頃のサイファー」なので、当然彼は「そっち(=孤児院時代)に進むな、退け!そっちに進んだら、もう戻れなくなるぞ!」という訳です。そういうプログラムで創られています。
 要するに【FF8 -xxx-(夢のサイファー編)】が失われた為に、立ち往生せざる負えなくなったサイファーの右手を「少年=孤児院時代のサイファー」が、左手を「大人=SFC時代のサイファー」が引っ張り合っている。それを「今の少年=今のサイファー」は、どちらに進むべきか選べずにいる。
 そりゃまぁ・・・サイファーがゲームのキャラ「ただの少年」である以上、創り手かプレイヤーの介入・意志でも無い限り、自分で命令=プログラムを選択する事は出来ない訳で。

 選択する事は出来ない。出来ないんだけど「幻のサイファー編(SFC時代)」&【FF8 -xxx-(夢のサイファー編)】の事を無意識下に覚えているサイファーは、「スコール編(プレステ時代)」に改変された後でも、常に「子供」扱いされる事に違和感を覚えていた(←一番違和感を覚えていたのはプレイヤーかもしれん)。
 サイファーは「大人」だった自分を忘れられないからこそ、「少年」と呼ばれる事を拒否した。
もう少年ではいたくない?
俺は少年じゃない!
もう戻れない場所へ。
 さあ、少年時代に別れを
 そんな可哀想な少年に、【FF8】を司る『魔女』が手を差し伸べた。
 それならば少年時代に・・・つまり新しい【FF8】への架け橋となる筈だった「孤児院時代」に別れを告げなさい、と。
 サイファーは、新しい【FF8】へと進まない道を選んだ。
 どんなに世界が変わってしまっても、自分だけは「嘗ての自分」を貫く道を選んだ。
 何もかも変わってしまった世界で、『魔女の騎士』になる夢を追う道を選んだ。
 だからサイファーは最後に別れを告げた。
 新しい世界に、その主人公・スコールに、「さようなら」と手を振って。

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 何度でもしつこい位に書きますが・・・あくまでも「そういう設定・意図を持って見える」というだけの、七瀬の勝手な幻想です。
 でも、サイファーの事。こう思って見ると、
いつでもデカイこと
 やってたいんだよ!
止まってたくねえ。
 俺は走り続けてみせる!
ここまで来たんだからよ、
 俺はゴールってやつを見てやるぜ!
 という、最後のサイファー戦前のセリフ。応援してあげたくなりませんか?

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