忍者ブログ

落書き帳の10ページ目

◆無断転載 禁止(ご確認下さい)◆ https://xxaoixx.blog.shinobi.jp/Entry/73/

FF7関連:【FF7R】でルーファウスは救われるのか?

■□■□■□■□■□■□■□■□

 前回の記事を書いていた時は、全然思い当たらなかったのですが。後から読み返して思ったのが「あれ?これだと【FF7(1997年)】で、ツォンがクラウド&エアリスにザックスの話題を振らないのも、筋が通らない?」という事。そりゃまぁザックスを秘密裏に匿ってるなら、わざわざ聞かれてもない情報を積極的に流出させる訳ないわな。ツォンだし、タークスだし。
 という様に・・・そんな単純な事も見過ごす位に、その時のノリで書いている訳ですが。後から読み返して思った事がもう一つ。それが「ルーファウスも本来の役目とは、変えられてしまってるキャラなんじゃないか?」って感触。
 先にも書いたように、あくまでも自分が書いた記事に対する違和感なので。自分で勝手な事を書いて、自分で勝手にツッコミを入れているだけです(しかも【FF7R】未プレイ)。
 なので真面目な考察ではなく、同人小説の行く末を見守る心持ちで読んで頂ければと思います。




■□■□■□■□■□■□■□■□

 まず【FF7(1997年)】時点でのルーファウスと言えば「仲間にならんのかい?!」&「え、ホントに死亡なの?」だった訳ですが。う~ん、それでも【FF7(1997年)】単体で見れば、それもアリかな・・・と、思えなくはない。
 確かにルーファウスが味方になるシナリオがあったら、それはそれで面白そうだけど。シナリオとしてイケメンみんな仲間にすりゃ受けるってモンでもないですよね。今がどうかは知らないけど、むしろスクウェアって「FC・SFC時代のRPGと言えば、ドラクエかFFか?」なんて時代に、ドラクエが勧善懲悪の王道を行くなら、FFは敵にも設定・事情を持たせた魅力的な敵を据える・・・みたいな「キャラが立ってるのに仲間にならない」って敵キャラ多かったじゃないですか。
 なのでルーファウスが「仲間にならない魅力的な敵キャラ」という立ち位置で描かれるなら、それはそれでアリだと思います。
 結局【AC】の時点で生きている事が明らかになる訳ですが・・・【FF7(1997年)】時点で死亡という扱いなのも、それがシナリオ上、必要な展開なのであれば仕方ないと思います。
 でも何か引っ掛かるんですよね。「仲間にならない魅力的な敵キャラ」として描くには、ルーファウスは色々と中途半端じゃないかな・・・って。特に散り際が。

■□■□■□■□■□■□■□■□

 これは七瀬が思う【FF7リメイクプロジェクト】に基づく幻想なので、そもそも足元ガタガタな訳ですが。

 創り手は本当は【FF7(オリジナル)=CCFF7+FF7の前身】を創りたかったんだけど、諸事情から【CCFF7の前身】部分と【FF7の前身】部分に分断。分断した【FF7の前身】部分を核とした【FF7(1997年)】(←世の中が思っているオリジナル)を創った。
 でも何時か本来創りたかった【FF7(オリジナル)】を創り直すつもり(←これが【FF7R】)で、【FF7(1997年)】を創っていた。
 なのに、それから5年以上経ってから【COMPILATION of FINAL FANTASY VII】が持ち上がり、【AC】~【DC】という想定外の設定・シナリオを【FF7】の世界に追加せざるおえなくなった。
 本来【CCFF7の前身】+【FF7の前身】で【FF7(オリジナル)=FF7R】を創るつもりだった創り手にすれば、それらの想定外の設定・シナリオの追加は、【FF7(オリジナル)】に戻せなくなる設定・シナリオを含んでいて(←自作自演だけども)、その結果【FF7(オリジナル)】の核の片割れである【CCFF7の前身】部分は、「CRISIS CORE=危機の核心・重大な局面にある核心」になってしまった。
 つまり【CCFF7の前身】は【FF7(1997年)】の時点であって、それどころか【FF7(オリジナル)】の一部だったのに、後年想定外の【COMPILATION of FINAL FANTASY VII】による【AC】【BC】【DC】の設定・シナリオが加わった事によって、【CC】自体も本来の【CCFF7の前身】とは異なる設定・シナリオになってしまった(だからタイトルが【CRISIS CORE】)。

 従来の【FF7(1997年)】+【COMPILATION of FINAL FANTASY VII(【AC】~【DC】)】は、確かに【FF7(1997年)】から連なる「片刃のバスターソードの【FF7】の世界」です。これはこれでれっきとした【FF7】作品群です。
 でも本来創りたかった【FF7(オリジナル)=CCFF7+FF7の前身】・・・つまり分断されていない「両刃のバスターソードの【FF7】の世界」からすれば、【COMPILATION of FINAL FANTASY VII(【AC】【BC】【DC】)】は、予定に無かった話です。だって【FF7(1997年)】の時点で【COMPILATION ~】の構想はなかった筈だから(この頃のスクウェアはナンバリング作品の続編を解禁してない)。
 だけど今更みんなが正史と思っている「片刃のバスターソードの【FF7】の世界」を、無かった事にする事は出来ないので。
 本来の【FF7(オリジナル)】を創り直したかった創り手は、【FF7(1997年)】に【COMPILATION of FINAL FANTASY VII(【AC】~【DC】)】の要素を取り込みつつ、自分達が創りたかった本来の「両刃のバスターソードの【FF7】の世界」に戻す事にした。【FF7(オリジナル)】を今の時代に相応しい【FF7R】に創り直す事にした。
 それが【FF7リメイクプロジェクト】なんじゃないかな・・・という七瀬の幻想

■□■□■□■□■□■□■□■

 まぁ、夢オチよりもガッカリな話ですが。
 そう考える事が出来るなら、実は「世の中がオリジナルと思っている【FF7(1997年)】の時点で、既に創り手が創りたかった【FF7】とは違っていた」という糸筋が見えてきます。だって本来は【FF7(オリジナル)=CCFF7+FF7の前身】を創りたかったのに、分断した【FF7(1997年)】を創ってるんだから。

 じゃあ、もしも【FF7(オリジナル)=CCFF7+FF7の前身】があったら・・・それはどんな【FF7】だったのかな?
 七瀬が思うのは、もっと「分かりやすい【FF7】」だったんじゃないかな、と。「分かりやすい【FF7】」ってのは、王道ファンタジー的な意味で。ザックスも生きて合流するし、エアリスもザックスが助けてくれる・・・最後は皆、全員集合ハッピーエンドみたいな。
 でも【FF7(1997年)】のように分断してしまったから、ザックスは死んだようにするしかなくなって、だからエアリスも救えなくなって・・・言ってみればザックスとかエアリスが死亡扱いになったのは、【FF7(1997年)】の為に必要な犠牲だったんじゃないかな?

 そしてルーファウスも【FF7(1997年)】の為の犠牲者の一人だったんじゃないかな?
 前回の記事を読み返して思ったのが、もしも前回の記事をそのまま受け取るのであれば、【FF7】作品群でのルーファウスの影響力が思った以上に大きいと感じるんだけど、その割にキャラがチグハグと言うか・・・バランスが悪い気がしたんですね。キャラの重みと扱いのつり合いが取れていないって言うか。だから「ルーファウスも本来の役目とは、変えられてしまってるキャラなんじゃないか?」と思った次第(暴論)。
 まぁ、元々【FF7(1997年)】の時点でもルーファウスって、最後共闘するのかと思ったらそうでも無いし、「魅力的な仲間にならない敵役」としては最後がよく分からんし、カッコ良かったけど結局何を成し遂げたのかもよく分からんで、何か「結局、ルーファウスって何ポジション?」みたいな・・・それって今思えば、シナリオの都合で動いてたんじゃないかな、と。

 そのシナリオの都合ってのが【FF7(オリジナル)=CCFF7+FF7の前身】から【FF7(1997年)】に路線変更した都合だとしたら・・・今まで【FF7(1997年)】&【COMPILATION~】で見ていたルーファウスは、本来とは異なるルートを選ばれていたルーファウスで、【FF7(オリジナル)】本来のルーファウスはもっと違う役割を持ってたんじゃないかな?
 この辺りは【FF8】のエルオーネでも同じような事を書いていたので「この人、そういう解釈好きだな」って思われてそうですが・・・どう?有り得ないかな?もしそうだとすれば【FF7R】のルーファウスには、異なるルートを選ぶ機会がある(=本来のルーファウス・ルート?)と思うんだけど。

■□■□■□■□■□■□■□■

 因みに何の参考にもなりませんが・・・どこがバランスが取れていない感じかというと、もしもザックス生存ルートにルーファウスが関わっている(=タークスにザックス確保の指令を出したのはルーファウス)だとすると、その思惑が何であれ、ルーファウスはダブル主人公の片割れ・ザックスの命の恩人という事になります。
 その場合。ザックス自身に「ルーファウス=命の恩人」という認識があるかは関係無く、設定としてある以上は、その命の恩人を「爆発に巻き込まれて退場」・・・ってのは、創り手として愛が無いというか、あまりに扱いが悪い気がするんですよね。プレイアブルキャラとまでは行かなくても、「ザックスの命の恩人」としての扱い方をされて然るべきかと。

 「じゃあ【FF7R】のルーファウスは、従来のルーファウスとは違うのか?」って言うと、そうではないと思います。いくら創り手が本来のルーファウスに戻したい、近付けたいとしても、今あるルーファウス像を無視してしまっては、ルーファウスのキャラが崩壊してしまいます。だっていくら創り手にとっては「そのルーファウス」が本来の姿でも、本来の【FF7(オリジナル)】を知らない世間からすれば、「今までのルーファウスとは違う=キャラ崩壊」になってしまうから。
 だからどっちかっていうと、ルーファウスというキャラは今ある設定を活かしたままで、行動が変わる・・・【FF7(1997年)】の為に犠牲になる(=本来やりたかった事をさせてもらえなかった)ルートから、本来の【FF7(オリジナル)】の有るべき(=本来ルーファウスがやりたかった事が出来る)ルートに戻る。そういう感じかな?

 だから、それがどういうルートに戻るのかは分かりません。
 父親のやり方に反発していたルーファウスが、神羅の闇を知って反旗を翻す。
 その流れでクラウド達と共闘する。
 でもその共闘は「星の為」とか、「贖罪の為」なんて綺麗な理由でなくてもイイと思うんです。
 「父親を蹴落として神羅を自分のモノにする」でも、「その手駒としてクラウド達を利用する」でも。要は「ルーファウスらしい」って思える理由なら。
 勿論、作中で物語が再構成されて「実はそうだったんだ・・・」ってプレイヤーが納得する形でのルーファウスなら「綺麗なルーファウス」でもイイだろうし。

 何て色々と書きましたが・・・何せ七瀬は【FF7R】をプレイしていないので、【FF7R】でルーファウスがどうなっているのかも、これから先どんな運命を辿るのかも分かりません。
 でもまぁ、分からないけど「爆発に巻き込まれて退場」よりはマシな運命を選べるんじゃないかな?いや、適当な事を書いてるだけで知らんけど。
 願わくば【FF7R】のEDが、ザックスもエアリスもルーファウスもセフィロスも・・・皆が一堂に集まれる『REUNION(=同窓会)』であればイイなと思う七瀬でした。
 長々とお付き合いいただき、有難うございました。

拍手[0回]

PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 
  

カレンダー

03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
7 8 9 10 11 12
13 15 16 17 18 19
21 22 24 26
27 28 29 30

ブログ内検索

Copyright ©  -- 落書き帳の10ページ目 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by petit sozai emi / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]