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落書き帳の10ページ目

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KH:レオンが背中に「赤い羽根」を背負っている意味 ②

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 前回の記事では、「レオンが背中に「赤い羽根」を背負っている意味」は、「何らかの理由で亡くなってしまった、リノアの魂を背負って生きる」という意味と覚悟の表れとして、リノアの象徴である「ウィングハート」を自身のジャケットにあしらっている・・・のではないかという幻想を書きましたが、今回は少し違う方向から切り込んでいきたいと思います。
 ただ、今回の幻想は【FF8】をプレイした人にしか見えない幻想です。つまり「パラレルワールドである【KH】の世界に、【FF8】の設定がどこまで入り込んでいるのか」を否定しだすと、そもそも成立しない幻想
 感覚としては「【FF8】ファンの為に、【FF8】の設定・要素を可能な限り活かした裏設定を考えたら、こんな感じになるんじゃないかな?」って感じ?

 まぁ、パラレルワールド&しかも作中に登場しないリノアに関しての絶対的正解って、それこそ野村氏が公言でもしない限り無いと思うので。それ位のゆる~い感じでお届けしたいと思います。
 とりあえず前回のバッドエンド的発想よりは良い幻想だと思うので。良ければ【・・・続きを読む】から、読んでやって頂ければ幸いです。



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 前回はなんとな~く漂う不穏な空気から「【KH】リノア死亡説(仮)」(=バッドエンド的発想)に行き着いた訳ですが。そもそもの疑問として「何で赤いウィングハートにしたんだろう?」って思うんですよね。いや、リノアを連想させるのであれば白のままで良くない?
 つまり「わざわざ赤にした理由がある」のであれば、
①白のままでは直球過ぎる。
②デザイン的に赤の方が良かった。
③赤にしなければならない(=白のままでは駄目)、何か理由があった。
④赤にする事に、何か理由があった。
 ③④に関しては似てるけど違って、③は例えば宗教的な理由とかで「男性+白い羽という組み合わせに良くない意味がある」みたいな、今で言うコンプライアンス的な問題があったので白⇒赤に変更した・・・みたいな、リアルに即した理由。
 対する④は「【KH】リノア死亡説(仮)」を思わせたような、ファンタジーの一部としての要素を含んでいるって理由。
 そう考えた場合。①②③に関しては「そうですか」としか言いようがない理由なんで置いておきます。
 で、掘り下げ甲斐のある④を考えた場合。気になるのが「そもそも赤い羽根にどういう意味があるのか?」って事だったので、「赤い羽根」で検索した所・・・案の定「赤い羽根共同募金」がヒットしました。まぁ、そうだよね。
 でも関係無いと思っていた「赤い羽根共同募金」、その中に面白い事が書いてありました。

問)「赤い羽根共同募金」の羽根は、どうして赤色なの?
答)「赤い羽根」は、勇気と良い行いのシンボルだからです。

 どうしてそう言われるようになったかは、ロビンフッドやアメリカの先住民族(=インディアン)の勇気ある行動と、彼らが身に付けていた「赤い羽根」が結び付けられた結果・・・らしい。

 となってくると、直感的に「赤⇒血⇒不吉(死?)」と思っていた「赤いウィングハート」は、実は「勇気と良い行いのシンボル」という意味を持っていた・・・と捉える事が出来る訳で。え?むしろ凄く良い意味?
 で、【FF8】での設定(=魔女・リノア)&こちらを軸に考えたもう一つの幻想が「魔女・リノアは単身、今も悪しき存在との戦いに身を置いている」という幻想。具体的には、こんな感じです。

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 リノアは魔女としての強大な力を持ってして、その「悪しき存在(悪い魔女とか、その配下?)」の侵攻・脅威を食い止める為、人々の先頭に立ち戦っていた。これがスコールが旅立つ前の出来事(9年前?)で、この時点では一緒だった筈です。例え【KH】の世界に「魔女の騎士」という肩書が無くても、スコールがリノアを一人で戦わせる筈が無いので。
 でも魔女・リノアの力を持ってしても、形勢を覆す事は出来なかった。それどころかマレフィセントの介入により、絶望的な状況に追い込まれてしまう。
 そこでリノアは最後まで一緒に戦っていた仲間・兵士達にも逃げるよう促した。「魔女である自分が、ここで食い止める。だから今は生き延びて・・・。」と。
 そのリノアの「勇気ある行動」に、多くの街の人々や仲間・兵士達は「勇気ある少女」という想いを寄せた。
 つまりスコール=レオンが背負う「ウィングハート」には、リノアを想う人々の「勇気ある少女」という想いが込められているから、「白い羽根」ではなく「勇気のシンボルとされる赤い羽根」に染まっている・・・そういう幻想

 尚、スコールは仲間を逃がした後、自分だけはリノアと残るつもりだった。
 だから町の人たちを逃がした後、リノアの所に戻った(ここがレオンが別行動になった理由)。
 でもリノアに「スコールも逃げて」と、言われたんじゃないかな?
 勿論、スコールはゴネると思います。「何があっても、何を敵に回しても、俺はリノアを守る!」って。
 だけど「動けない自分の代わりに、世界を救う方法を探して」と言われたら・・・スコールは旅立たない訳にはいかなかったんじゃないかな?ここに残ってもリノアの心の支えにはなれるかもしれないけど、多分、脅威に対しては役には立てない状況だっただろうし。
 マレフィセントに対して成す術が無かった。リノアを一人残して旅立たなければならなかった。それが「スコールが悔いている過去」・・・って風に、それっぽくまとめてみた。

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 ツッコミ所は満載だと思いますが・・・七瀬的には「【KH】リノア死亡説(仮)」よりは、こっちの方が好きかな。
 リノアは魔女だけど、やってる事は「封印の巫女」みたいなモンで。世界が平和になるまで、一人で其処を守り続けている・・・って自己犠牲の精神。今はどうか知らないけど、昔のスクウェアなら好きそう(←偏見)。
 尚、この場合。王様がスコールの事を知っていた理由=リノアが【KH】の世界でも希少な魔女で、しかも世界の為に身を捧げて戦ってくれている存在だから、リノアという存在を介してスコールの事も知っていた&面識があった・・・ってオマケも付いてきます。お得?

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