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【Nintendo Direct 2021.9.24】『アクトレイザー・ルネサンス』だと!?
- 2021/11/03 (Wed) |
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ずっと『Nintendo Direct 2021.9.24』の感想を書きたかったのですが、ここ最近忙しく。一段落したらと思っていたら一か月経っていました・・・。
でも、どうしても書いておきたかったので、今更ですが書き残しておきます。
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そこまでして何を書きたかったのかと言うと、かなりの変化球だと思うのですが『アクトレイザー・ルネサンス』です。
今回発表された『アクトレイザー・ルネサンス』は、エニックス(当時スクウェアと合併前)から発売された『アクトレイザー(SFC・1990/12/16)』のリメイク作品な訳ですが・・・実は七瀬は『アクトレイザー』自体は何となく知ってる程度で、プレイした事はありません。
じゃあ、なんでそんなに盛り上がってるかっていうと、『アクトレイザー』が『ガイア幻想紀(SFC・1993/11/27)』と同じエニックス発売&クインテット開発のゲームだからです。
七瀬は『ガイア幻想』をリアルタイムでプレイした世代なのですが、このゲームはオリジナル以降、一度も移植・リメイクされていないゲームで、ず~っと「もう一度プレイしたい・世に出て欲しいゲームNo.1」だったんです。
つまり『アクトレイザー』のリメイクが可能という事は、クインテット三部作と呼ばれる『ソウルブレイダー』『ガイア幻想紀』『天地創造』のリメイクの可能性も出て来たんではないかと!?これは七瀬にとって28年越しの悲願な訳で、そりゃ盛り上がらない訳にはいかない!
気になる方は【・・・続きを読む】から、お願いします。
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『ガイア幻想紀』って、アンコールワットとかムー大陸といった世界の遺跡をモチーフにした、間違った進化を遂げた地球が舞台・・・という、七不思議とか考古学好きには堪らないゲームだったんで、今の技術でそういう舞台の作り込みが出来れば、凄く「美しい」ゲームになると思うんですよね。SFCの時点でグラフィック&音楽も「美しい」ゲームだったんで。
ただ、アクション部分はリメイクしたら凄くイイゲームになるとは思うんですが、イベント部分もリアルになってしまうと・・・かなりトラウマになりそうなんで、その辺りの調整は難しいかもしれませんね。ここは賛否分かれるかもしれませんが、奴隷商人とか人種の価値観の違い(ペギーちゃんのアレ)みたいな、社会の裏表を問いかけるみたいなメッセージ性もあったので。その辺までリアルに描いてしまうと、本当にトラウマになりそう。
後、グラフィックを完全3Dにしてしまうと、
「テムってば 少し カミの毛が 伸びたんじゃない?
そうね 2ドットくらい(笑)」
っていう、漂流中のカレンの台詞が没になってしまうのか・・・と、思うと残念ですね。そういう遊び心があるトコ、好きだったので。
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と・・・ここまで書いて何ですが、やっぱり七瀬の中では「リメイク」ではなく、「もう一度プレイしたい・世に出て欲しいゲームNo.1」なんだな、と。
これはよく言う単純なオリジナル好き・懐古厨・3D拒絶でなく、このゲーム特有の空気感だと思うんです。
最初に書きましたがこのゲームって、古代遺跡・間違った進化を遂げた地球・社会の表裏といった「なんとな~くダークな要素を孕んだ空気感」が、ゲームの世界観の一部を担っていると思うんです。ただワクワクすればいい、神秘的ならイイ、楽しければイイ・・・そうではなくて、世界に薄い闇を被せた感じ?
その最たるが、エンディングでの、
「これからの 地球の未来を すべて 知っているかのように
1993年の バベルの塔は 空高く そびえていた・・・」
つまりこの「1993年(現実の発売年)」という時代そのものが、『ガイア幻想紀』の世界のフィルターだったんじゃないかな?ノストラダムスの大予言・世紀末思想・終末論・・・というのが罷り通っていた「1993年」という時代だからこそ、『ガイア幻想紀』っていうゲームは最高に活きていた。
綺麗なグラフィックになったから。
既に「1993年」を超えてしまったから。
そんな理由であのEDを改変してしまっては、『ガイア幻想紀』の世界観を崩してしまうんじゃないかな?
「1993年の バベルの塔」でない『ガイア幻想紀』は、果たして『ガイア幻想紀』と言えるのかな?
「あぁ、あの頃(1993年)って、ノストラダムスの大予言とか・・・そういうの言ってた時代だったなぁ」ってトコまで『ガイア幻想紀』の思い出要素になっている七瀬としては、「1993年」という表記は残して欲しいなぁ(贅沢な悩み)。
尤も「1993年」のイメージを共感出来ない若いゲーマーさんにとっては、「何でそんなにこだわってるの?」って感じの、全く価値のない「1993年」だとは思いますけども。
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