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FF8:[59] 【FF8】の世界は、『リメイク』を繰り返す世界?
- 2021/10/01 (Fri) |
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*カテゴリー【ゲーム語り】は、ネタバレを含みます。ご注意ください*
*本ブログは『個人の幻想設定』を基に、勝手に『幻想物語』を夢見て踊らされているだけです。公式や既存の説を否定するつもりはありませんので、そっとしておいて下さい*
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前回は「【FF8】のテーマは『世代交代』なんじゃないかな?」って比較的、まともな幻想(本人比較)を書きましたが。
今回はそれを足掛かりに、まともじゃない幻想を書き連ねていきたいと思います。
つまりは通常運転です、よろしくお願いいたします。
気になる方は【・・・続きを読む】から、お願いします。
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*本ブログは『個人の幻想設定』を基に、勝手に『幻想物語』を夢見て踊らされているだけです。公式や既存の説を否定するつもりはありませんので、そっとしておいて下さい*
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前回は「【FF8】のテーマは『世代交代』なんじゃないかな?」って比較的、まともな幻想(本人比較)を書きましたが。
今回はそれを足掛かりに、まともじゃない幻想を書き連ねていきたいと思います。
つまりは通常運転です、よろしくお願いいたします。
気になる方は【・・・続きを読む】から、お願いします。
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前回の記事では、【FF8】の世界の中の『世代交代』を思わせる部分を書き出しましたが。実は七瀬はもう一つ二つ、大きな『世代交代』が隠されているんじゃないかと思っています。
その一つが「【FF8】の世界そのものが、何十回と『リメイク=世代交代』を繰り返しているループ世界(但しスコール誕生前後に明確な干渉方法の違いがあり、今はスコール誕生後からしかリメイク出来ない)」を想定しているんじゃないかな・・・って幻想。
あくまでも七瀬の勝手な印象ですが、スクウェアの歴史も、
①時の流れに埋もれてしまった、【スクウェア初期】のPCゲーム時代。
②【スクウェア】が【スクウェア】らしいゲームを作れていた、FC&SFC時代。
③プレステ参入した事で世界を見据えた結果【ファンタジー】だけでなく、【リアル】に対する配慮&考慮を余儀なくされた【FF7】。
④【FF7】とは違い、最初から「世界で売れる=【リアル】を意識したゲーム」として創られた【FF8】。
みたいな感じに、常に新しいモノへと『世代交代』してきた歴史だと思うんです。
そしてその『世代交代』の影には、良くも悪くも「世の中の意向・想い・思惑」が必ずあって、それらに耳を傾けて擦り合わせて、新しいモノへと『世代交代』を繰り返して来た。【スクウェア】【FFシリーズ】として生き延びる為には必要な事だった。
これと同じ事を【FF8】は、なぞってるんじゃないかな?
【FF8】の世界も、最初はハイン神話の部分だけだったのかもしれません。もしくはハイン神話は本編とは切り離された存在として、最初から主人公:ラグナでスタートだったかもしれません。
ただ何作かリメイクを繰り返すうちに、「ラグナというジャーナリストの青年が主人公」のゲームへとリメイクされます。リアルで例えるなら、世の中のブームが「神様視点のゲームばっかり飽きた」「一市民が世界を旅してまわるゲームの方が面白そう」ってなった感じ?
そして以降も「世の中の意向・想い・思惑」によってリメイクは繰り返されます。それらがエルオーネがスコール達を飛ばしていた過去のラグナ編。
つまり、今のスコール達の時間軸(=今のラグナの過去)ではなく、過去のリメイク世界のラグナ編に干渉していた。そう考えれば、ラグナの酒の体質が今の世界で言われているものと逆だったり、ドラゴン退治の時にウォードが居たり居なかったりなんて矛盾した過去があっても不思議ではないと思いませんか?【FF8(リメイク30)】の時にはウォードはセントラ脱出の際に死亡していた。でも【FF8(リメイク40)】の時に、ファンの声に応えウォード生存ルートが実装された。だからどの【ティンマニ】を読むかで分岐する余地(=複数の【リメイクFF8】)があった。
「ジャーナリストの青年・ラグナ君」でしたが、世の中の「バトル要素が欲しい!」という意向を組んで「ジャーナリスト志望のガルバディア兵の青年・ラグナ」となり、「今時は恋愛要素も必須!」と言われ「憧れの人:ジュリア」というキャラが生まれ、次のバージョンではそのジュリアと結ばれ、自分と髪色の似た娘を儲けてハッピーエンド・・・って【リメイクFF8】もあったかもしれません。
でも世の中はもっと新しく刺激的なゲームを求めた。その結果が大きな分岐点となる「超大型アップデート 新主人公・スコール誕生!」というリメイクだったんじゃないかな?
その後、スコール編もかつてのラグナ編同様、様々なリメイクを繰り返します。
本当にキスティスがスコールに恋心を持っていたバージョン。
セルフィが飛空艇操縦技術を得るイベントが実装されていたバージョン。
ギャップ萌え狙いで、ゼルが本当に物知りインテリキャラだったバージョン。
実は【ペット通信】は、別のバージョンのリノアが書いたものが、そのまま残ってしまっていた・・・って演出。ぶっちゃけ「こんな世界があったんじゃ?」って思えるなら、何でもイイんじゃないかって思います。個人の幻想なんで。
過去がリメイクの数だけ複数パターン存在するのなら。しかも上書きの世界ではなくリメイクの世界なら、そのリメイク作品に前作までのバージョンの痕跡が何らかの形に姿・意味を変えて残っていても、然程不思議ではないと思うんです。リメイク作品って容量の問題でもない限り、何の説明・フォローも無しに、突然前作まであったキャラとかイベントが消える事ってあまりなくないですか?無くなったなら無くなったで「何で無くなったか」っていう後付けフォローイベントが大なり小なり入る・・・そういう印象。
勿論、新しいリメイク作品が出ても、従来の作品は残り続ける訳じゃないですか?【FF7R】が出たからと言って【FF7】ってソフトが世の中から消える事も、オリジナルをプレイした人の頭からその記憶が消える事も無く、「変えられない過去」として残り続ける。
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ここまで読むと「そうは言っても、そんな滅茶苦茶なリメイクは無いだろ!」って思われるかもしれませんが、【FF8】の世界のリメイクはそれで良かったんだと思います。
何でかって言うと「【FF8】の世界は『リメイク』を繰り返しているループ世界」だとすると、「アルティミシア戦後のアルティミシアからイデアへの【魔女の力の継承シーン】は、今の世界の【FF8】から、【次のリメイクFF8】への継承」という事だからだと思うからです。
この時、スコールはイデアに「イデアがガーデンを創り、SeeDは魔女を倒す」という事と「SeeDの敬礼」を託し、アルティミシアはイデアに【魔女の力】を継承しています。
つまり、今の世界の【FF8】から【次のリメイクFF8】へ継承されるのは、
①イデアがガーデンを創る(何の学校・施設なのかは問わない)。
②SeeDは魔女を倒す(どういう方法かは問わない)。
③SeeDの敬礼(どういう意味を持つのかは問わない)。
ただし、どんなリメイクになっても【魔女の力】=今まで引き継いできた、過去作に対する「世の中の意向・想い・思惑」は引き継いでね・・・たったそれだけなんじゃないかな?「それだけ引き継いでくれたら、後はその時代に合ったリメイクにしてイイよ」って感じ。それだったら【FF】お馴染みの「青いウィンドウ」も継承しなくてもイイんだろうし。
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もう一歩強引に踏み込むとすれば、時間圧縮後の世界に【始まりの部屋】ってあったじゃないですか?意味ありげにセーブポイントが出現する部屋。あの【始まりの部屋】の始まりって、【次のリメイクFF8】の始まり=オープニング部分を兼ねているって可能性は無いかな?ゲームを始めるならまずはセーブファイルを作りましょう・・・みたいな。
【始まりの部屋】自体は、どこにどのタイミングで現れるかは【リメイクFF8】ごとに違うと思います。だって【リメイクFF8】ごとにストーリーが違う=毎回【FF8】のようなイベント進行になっているとは限らないと思うんで。
でも次の【リメイクFF8】のオープニングに限って言えば、あそこに【始まりの部屋】があるという事は、「アルティミシア城の前から始まり~アルティミシアを倒す~で、EDを経由して最後のビデオ撮影の部分~スタッフロール~オープニングタイトル~スコールの目覚め」って流れがベースになるんじゃないかな?「オープニングタイトルの前にボスを倒して一件落着と思ったら、実は本当の戦いはこれからだった~(スタッフロール)~オープニングタイトル~本編開始」っていう、初代【FF】みたいなパターン。スタッフロール曲に【プレリュード】のアレンジも混じってるし。
でも今回のエンディングを活かして次にどんな【リメイクFF8】になるのかと言えば・・・それはその時にお任せで、必ずしも今回と同じ意味を持っている必要は無いんだと思います。その時代の「世の中の意向・想い・思惑」によって再構築される世界だろうから。
リアルな話で例えるなら・・・極端な話、世の中が「規制が厳しすぎてファンタジーはもう無理だ!時代は知育ゲーだ!」みたいな世界になってしまっていると、今回のエンディングのビデオ撮影の部分=ガーデン入学パーティ、SeeD=プロハッカー集団、魔女アルティミシア=世界を掌握しようと目論む人工AIシステム、SeeDの敬礼=システムロック解除の方法に置き換わり、計算問題とか雑学クイズで経験値を獲得して能力を高めながら、ちょっとした学園生活も楽しめる『脳トレ学園シミュレーションゲーム』になるって感じ。・・・勿論、そんな【FFシリーズ】は嫌ですけどね。そういう未来にならない事を祈ってます。
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